JP4126957B2 - スクータ型車両の吸気系構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクータ型車両等の自動二輪車においてエンジンユニットに空気を供給するための吸気系構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のスクータ型車両等では、その基本構成においてたとえば、前輪操舵装置と運転者用シートの間に設けた低床の左右足載せ部相互間にフロアトンネル部を形成するとともに、このフロアトンネル部内にエンジンユニットを配置してフロアトンネルカバーによって覆う。また、足載せ部およびフロアトンネルカバーの前縁には、レッグシールドが連接する。
【0003】
このように足載せ部まわりのフロアトンネル部にエンジンユニットを搭載するスクータ型車両では、エンジンユニットはそのシリンダ軸線が略水平で僅かに前方に上方傾斜するように搭載される。車両前部にはメータ類やヘッドランプ等が配設され、これらを含めた車両前部がカウリングによって覆われる。また、エンジンユニットには、シリンダに空気を供給するためのエアクリーナ装置が接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のスクータ型車両において特にエアクリーナ容量を十分大きく確保しようとすると、車両前部にはメータ類やヘッドランプ等が配設されていることからカウリングや車体自体が大型化してしまう。また、特にエンジンユニットの上方かつシートの下方に配置してエアクリーナを搭載した場合、エンジンユニット直上のフロアトンネル部の跨ぎ幅が広がり、乗車姿勢に影響するばかりか車体が大型化する。さらにシート高さが高くなり、所謂足着き性に影響する上、シート後方のトランク容量が減少せざるを得なくなる。エアクリーナ装置はいずれの位置に配置された場合でもフィルタ等のメンテナンスが必要であり、そのためにはカウリングあるいはシート等を取り外すことになり、整備性は極めて悪くなってしまう。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑み、エアクリーナ容量を有効かつ適正に確保しながら使用性、取扱性等に極めて優れたスクータ型車両の吸気系構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のスクータ型車両の吸気系構造は、 車体フレームにエンジンユニットを支持し、車体前部がカウリングで覆われるスクータ型車両前記エンジンユニットに空気を供給するための吸気系構造であって、前記カウリングを前記車体フレームよりも幅広に設け、前記車体フレームと前記カウリングとの間に形成した車幅方向の空間エアクリーナ装置を収納するスクータ型車両の吸気系構造において、前記エアクリーナ装置は板状フィルタとそのフィルタ支持部とフィルタ着脱口を有し、前記板状フィルタの組付方向をその板面方向とするとともに、前記フィルタ着脱口を組付時の前記板状フィルタの端面に対応する位置に設け、前記板状フィルタと前記フィルタ支持部と蓋部材とにより、エアクリーナ本体をクリーン室とダーティ室に区画形成し、前記カウリングは、前記エアクリーナ装置の後部を覆うカバー部材を設け、このカバー部材における前記蓋部材の前記板状フィルタ組付方向に沿った投影面に、該蓋部材の投影面積より大きな開口を有するメンテナンス口と、このメンテナンス口を覆うリッドとを設けたことを特徴とする。
また、本発明のスクータ型車両の吸気系構造は、車体フレームにエンジンユニットを支持し、車体前部がカウリングで覆われるスクータ型車両前記エンジンユニットに空気を供給するための吸気系構造であって、前記カウリングを前記車体フレームよりも幅広に設け、前記車体フレームと前記カウリングとの間に形成した車幅方向の空間エアクリーナ装置を収納するスクータ型車両の吸気系構造において、前記車体フレームの幅内に収容搭載された前記エンジンユニットに吸気管を含む吸気系が接続されるとともに、前記吸気管の上流側にエアチャンバが接続され、該エアチャンバを前記車体フレームに囲まれたその内部に収容し、前記車体フレームの両外側空間の少なくとも一方に前記エアクリーナ装置を配設し、このエアクリーナ装置を前記車体フレームの適所部位で前記エアチャンバと接続することを特徴とする。
また、本発明のスクータ型車両の吸気系構造において、前記蓋部材の外側に電装品を搭載するための搭載支持部を設けることを特徴とする。
また、本発明のスクータ型車両の吸気系構造において、前後上下に長く幅狭に形成された前記エアクリーナ装置を収容する前記カウリングにおける該エアクリーナ装置よりも前方において、その一部を下方に延出することによりレッグシールドを形成するとともに、前記エアクリーナ装置の下方に乗員用スペースを設けたことを特徴とする。
また、本発明のスクータ型車両の吸気系構造において、前記エアクリーナ装置を車体の幅方向一方側に配設し、他方側の空間に物入れを設けたことを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、カウリングを車体フレームよりも幅広に設け、車体フレームとカウリングとの間に車幅方向の空間を形成し、該空間にエアクリーナ装置を収納する。これによりカウリングの投影面積を大きくとっても、スペースを無駄にすることなくエアクリーナ装置を効果的に装着し、すなわちその容量を有効かつ適正に確保することができる。
【0014】
また、エアクリーナ装置は板状フィルタとそのフィルタ支持部とフィルタ着脱口を有する。そして、板状フィルタの組付方向をその板面方向とするとともに、フィルタ着脱口を組付時の前記板状フィルタの端面に対応する位置に設ける。フィルタエレメントの交換作業等において、エアクリーナ装置の後部に設けたメンテナンス口を介して、円滑かつ容易にかかる交換作業等を行なうことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明によるスクータ型車両の吸気系構造の好適な実施の形態を説明する。
本発明は自動二輪車等に搭載される各種のガソリンエンジンに対して有効に適用可能であり、この実施形態ではたとえば図1および図2に示すように所謂、スクータ型車両におけるエンジンの例とする。
【0016】
ここで先ず、本実施形態に係るスクータ型車両10の全体構成を説明する。図1において、鋼製あるいはアルミニウム合金材でなる車体フレームの前部には、ステアリングヘッドパイプによって左右に回動可能に支持された2本のフロントフォーク11が設けられる。フロントフォーク11の上端にはハンドル12が固定され、ハンドル12の両端にグリップ13を有する。フロントフォーク11の下部には前輪14が回転可能に支持されるとともに、前輪14の上部を覆うようにフロントフェンダ15が固定される。前輪14は、前輪14と一体回転するブレーキディスク16を有している。
【0017】
車体フレームの後部には、左右スイングアーム17が揺動可能に設けられるとともに、車体フレームとスイングアーム17の間にリヤショックアブソーバ18が装架される。なお、一方(左側)のスイングアーム17は、複数のギヤ列で構成される動力伝達機構を兼用している。スイングアーム17の後端には後輪19が回転可能に支持され、後輪19は上述した動力伝達機構を介して、回転駆動されるようになっている。後輪19の上部を覆うようにリヤフェンダ20が固定される。
【0018】
車体フレームに搭載されたエンジンユニット21には、後述するエアクリーナ装置等を含む吸気系から混合気が供給されるとともに、燃焼後の排気ガスが排気管22を通って排気される。エンジンユニット21はそのシリンダ軸線が略水平にかつ僅かに前方に上方傾斜するように搭載され、後述するようにフロアトンネル部内に配置されるとともに、フロアトンネルカバーによって覆われる。エンジンユニット21の前側にはラジエタ装置23が配置され、またエンジンユニット21の後方で運転者用シート24の下方には燃料タンク25が配設される。燃料タンク25の前側にはバッテリ26が搭載される。なお、運転者用シート24の後側にタンデムシート27が連設される。
【0019】
エンジンユニット21等を含む車両の主用構成部材は、車体カバーによって覆われ、図2のように車両の外観構成は一体感のあるすっきりしたものとなっている。すなわち車体前部においてアッパフロントカウル28およびロアフロントカウル29が連接され、アッパフロントカウル28に埋設されるかたちでヘッドランプ30が配置される。ロアフロントカウル29の下側にはアンダカバー31が連接される。
【0020】
フロントフォーク11あるいはハンドル12等を含む前輪操舵装置と運転者用シート24の間には、低床の左右足載せ部32が設けられ、運転者はこの足載せ部32に足を載せて運転者用シート24に着座することができる。左右足載せ部32の相互間には、上方に突出するフロアトンネル部が形成され、エンジンユニット21はこのフロアトンネル部内に配置され、フロアトンネルカバー33によって覆われる。足載せ部32およびフロアトンネルカバー33の前縁には、レッグシールド34が連接する。
【0021】
アッパフロントカウル28の上部にはウィンドスクリーン35が立設される。このウィンドスクリーン35や前述したアッパフロントカウル28およびロアフロントカウル29は、運転者の少なくとも上半身およびハンドル12まわりを含めた車体前部を前方から覆うように配置構成される。
【0022】
また、車体後部もしくは後部寄りにおいてフロアトンネルカバー33の後縁に連接し、運転者用シート24の下縁に向って立ち上がる立上り部36aを有するフロントフレームカバー36を備える。立上り部36aの略中央には、前方に開口する排気孔38が開設される。フロントフレームカバー36の後側には左右のサイドフレームカバー37等が連接する。
【0023】
上述した各種車体カバーは基本的には、合成樹脂により成形され、車体フレームに直接にまたはブラケット等の支持部材を介して間接に取付固定される。エンジンユニット21等は車体カバーの内側に収容されるが、走行時、車体カバーの内側には車両前部から後部へと流れる空気流路が形成される。
【0024】
ここで、図3および図4は、エンジンユニット21まわりの構成例を示している。エンジンユニット21は図3に示されるように、複数のエンジンマウント部39を介して車体フレーム40の所定部位に搭載支持される。なお、前述したように車体フレーム40の前部には、ステアリングヘッドパイプ41(図4参照)を介してフロントフォーク11が回動可能に支持される。エンジンユニット21の後部には変速ユニット42等が一体的に構成され、これらにより車両を走行駆動するためのパワーユニットを構成する。
【0025】
エンジンユニット21は、エンジン部43とラジエタ装置23を含む。エンジン部43においてクランクケース44、シリンダブロック45、シリンダヘッド46およびシリンダヘッドカバー47が一体的に結合し、またこの例では水冷エンジンであるため、シリンダヘッドカバー47の前側にラジエタ装置23を備える。このように車体フレーム40にエンジンユニット21を支持し、車体前部がカウリングで覆われるようになっている。
【0026】
さて、本発明の吸気系構造ではカウリング(アッパフロントカウル28およびロアフロントカウル29)を車体フレーム40よりも幅広に設け、車体フレーム40とカウリングとの間に車幅方向の空間を形成する。そして図2に示されるように、該空間に吸気系100を構成するエアクリーナ装置101を収納する。
なお、カウリングにおけるエアクリーナ装置101よりも前方において、その一部を下方に延出することによりレッグシールド34を形成するとともに、エアクリーナ装置101の下方に乗員用スペース(足載せ部32およびその上部空間)が設けられる。
【0027】
吸気系100の主要構成において、図3および図4に示されるように車体フレーム40の幅内に収容搭載されたエンジンユニット21に吸気管102が接続されるとともに、吸気管102にはスロットルボディ103が取り付けられる。さらにスロットルボディ103の上流側にエアチャンバ104が接続され、該エアチャンバ104を車体フレーム40の幅内に収容する。この場合、車体フレーム40の両外側空間の少なくとも一方(この例では左(L)側)にエアクリーナ装置101を配設し、このエアクリーナ装置101を車体フレーム40の外側適所部位でジョイントチューブ105を介してエアチャンバ104と接続する。
なお、図4において各矢印Fr、Rr、RおよびLはそれぞれ、前方、後方、右側および左側を示している。
【0028】
スロットルボディ103にはインジェクタ48が付設され(図4)、インジェクタ48は燃料チューブ49を介して燃料ポンプ50から燃料が供給され、スロットルバルブの下流側に燃料を噴射するようになっている。なお、この例では燃料ポンプ50は、燃料タンク25内部に装備される、所謂インタンクタイプである。これらの部材により燃料供給系が構成される。
【0029】
図5および図6に示すようにエアクリーナ装置101は、外側ケース106および内側ケース107が相互に閉合してなり、板状フィルタ108とそのフィルタ支持部(隔壁)109とフィルタ着脱口110を有する。このフィルタ着脱口110は取外し可能な蓋部材111により塞がれる。この場合、図6に示されるように板状フィルタ108の組付方向もしくは挿脱方向(矢印C)を該板状フィルタ108の板面方向とするととに、フィルタ着脱口110を組付時における板状フィルタ108の端面に対応する位置に設ける。
【0030】
板状フィルタ108は概略矩形を呈し、矢印C方向に挿脱可能に装着される。図示のように車両前後方向で適度に後斜め上方に挿脱されるが、その矩形の長辺側が挿脱方向となり、短辺側が車幅方向となるように設定される。挿入時には板状フィルタ108の後端側の短辺が蓋部材111により固定されるようになっている。また、板状フィルタ108とフィルタ支持部109と蓋部材111とにより、エアクリーナ本体をクリーン室112とダーティ室113に区画形成し、この場合上側がダーティ室113となる。
【0031】
エアクリーナ装置101のエアクリーナ本体の底面は図6(b)等に示すように、後上りの傾斜面となっており、その底面付近でジョイントチューブ105を介してエアチャンバ104と接続している。ダーティ室113を形成するエアクリーナ本体の上部後端付近において、車幅方向内側に吸気上流側開口が開設されており、この開口にはダーティ室113内部に向ってインレットチューブ114が延出される。
【0032】
吸気上流側開口のまわりには、内側ケース107の外面形状に沿うように形成された遮蔽板115が付設される。インレットチューブ114、ジョイントチューブ105および吸気管102に沿って形成される吸気系の吸気経路は、側面視では略一直線状にレイアウトされる。また、正面視では概略S字状を呈し、さらにエアクリーナ内からの吸気の流れを3次元的に見た場合でも、そのS字を部分的に折り曲げた形態でエンジンの燃焼室に至り、極めてシンプルな経路となっている。
【0033】
また、図4に示すように外側ケース106の外面は、カウリング(アッパフロントカウル28あるいはロアフロントカウル29)の内面形状に沿うように湾曲形成されている。内側ケース107の外面は、ステアリングヘッドパイプ41のまわりに回動するステアリング装置(フロントフォーク11)の回動軌跡と干渉しないように、典型的には円筒面状に湾曲形成されている。このようにエアクリーナ装置101を形成することにより、前後上下に長く幅狭に形成されたエアクリーナ装置101をカウリング内側の空間内に、他部材との衝突等を避けながらスペース効率よく収容配置することができる。この場合、前述したようにエアクリーナ装置101の内側、すなわち内側ケース107に吸気上流側開口やエアチャンバ104との接続開口が配設される。
【0034】
蓋部材111は図6等に示されるように車幅方向に長く、上下方向に短い板状部材であり、外側ケース106および内側ケース107に複数のビスにより固定される。各ビスのまわりには円形状のリブが立設される。蓋部材111の外側には、電装品を搭載するための搭載支持部116が設けられる。搭載支持部116には蓋部材111の中程に電装品取付用の舌片が立設され、該舌片に電装品としてのヒューズボックス117を直接係止し、あるいはクランプ等を用いて固定するようになっている。
【0035】
上述のようにジョイントチューブ105を介してエアクリーナ装置101とエアチャンバ104とが接続する。このエアチャンバ104は概略箱型を呈し、吸気系における吸気の脈動を防止するものである。車幅方向に延びるエアチャンバ104はその上部一端側でジョイントチューブ105を介してエアクリーナ装置101と接続し、下部側では複数に分岐する。この例では図6(c)のように2つのアウトレットチューブ118に分岐し、各アウトレットチューブ118がスロットルボディ103と接続するようになっている。
【0036】
ここで、エアクリーナ装置101等を収容するカウリングにはレッグシールド34が連設され、これらの部材は図2に概略示すような位置関係で配置される。さて図7は、レッグシールド34の具体的構成例を示している。レッグシールド34は基本的には左右対称の形態を有するが、一方の左側に偏倚した上部付近にて、少なくともエアクリーナ装置101の後部を覆うカバー部材としてのボックスカバー119(斜線部)が配設される。このボックスカバー119には板状フィルタ108と蓋部材111の並び方向に対応してメンテナンス口120が開設されるとともに、そのメンテナンス口120に取外し可能の構成されたリッド121が設けられる。これにより蓋部材111とリッド121の間位置にヒューズボックス117が配置される。
【0037】
また、ボックスカバー119の主に他方の右側部分にて、その内側空間に物入れ122が形成される。この物入れ122には、パッキン124を介して蓋体123が取り付けられる。蓋体123はヒンジアーム125を介して回動可能に支持され、常態では物入れ122を閉塞している。なお、この例ではカバー部材は実質的に、リッド121および蓋体123によって構成される。
【0038】
上記構成において本発明によれば、カウリングを車体フレーム40よりも幅広に設け、車体フレーム40とカウリングとの間に車幅方向の空間を形成して、該空間にエアクリーナ装置101を収納する。このようにカウリングの内側空間にエアクリーナ装置101を適正かつ効率的に収容配置することにより、カウリングの投影面積を大きくとっても、スペースを無駄にすることなくエアクリーナ装置101を効果的に装着し、すなわちその容量を有効かつ適正に確保することができる。
【0039】
またエアクリーナ装置101は板状フィルタ108とフィルタ支持部109とフィルタ着脱口110を有する。そして、板状フィルタ108の組付方向をその板面方向とするとともに、フィルタ着脱口110を組付時における板状フィルタ108の端面に対応する位置に設ける。このフィルタ着脱口110には蓋部材111が取り付けられるとともに、その後部にはメンテナンス口120およびそのリッド121が設けられている。
【0040】
たとえば板状フィルタ108のフィルタエレメントの交換作業等において、エアクリーナ装置101の後部に設けたメンテナンス口120を介して、円滑かつ容易にかかる交換作業等を行なうことができる。また、ヒューズボックス117等の電装品の交換修理等の作業も該メンテナンス口120を開くだけで簡単かつ的確に行なうことができる。
【0041】
なお、蓋部材111にヒューズボックス117等の電装品の支持用ブラケットを設けることで、部品点数を実質的に減少するとともに、軽量化を図ることができる。
【0042】
また、エアクリーナ装置101の後部を覆うボックスカバー119に、板状フィルタ108と蓋部材111の並び方向に対応してメンテナンス口120およびそのリッド121を設ける配置構成により、板状フィルタ108あるいは蓋部材111の着脱時の必要面積が小さくなる。これによりメンテナンス口120およびリッド121の形状を自由に設定することができ、良好な外観を得ることが可能になる。
【0043】
エアチャンバ104を車体フレーム40の幅内に収容するとともに、エアクリーナ装置101を車体フレーム40の外側空間に配設し、すなわち吸気系を車体フレーム40の内側と外側に分けて構成する。これにより車体フレーム40の内側の吸気系の長さおよび高さを抑えることができ、また車体フレーム40の外側にてエアクリーナ装置101を側方に並置することで、吸気系の長さを短くすることができる。これにより省スペース化および軽量化等を図ることができる。
【0044】
また、エアクリーナ装置101を前後上下に長く幅狭に形成し、カウリングの一部を下方に延出することによりレッグシールド34を形成するとともに、エアクリーナ装置101の下方に乗員用スペースが設けられる。このように乗員の占有スペースを確保しつつ、それに必要ないスペースを有効利用して容量の大きなエアクリーナを配置構成することができる。また、エアクリーナ装置101は前後に長いためフィルタエレメントが幅狭であっても、必要かつ十分な表面積を確保することができる。したがって、エアクリーナ装置101本来の空気清浄化機能が保証される。
【0045】
さらに、カウリングは外観上、実質的に左右対称であるが、その内部において一方の左側にエアクリーナ装置101を設け、他方の右側には物入れ122等を有する。このように一方側にエアクリーナ装置101を設けた場合でも、他方側を物入れ等として使用し、スペースを有効かつ効率的に利用することができる。
【0046】
以上、本発明を種々の実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
たとえば左側にエアクリーナ装置101を設ける例を説明したが、右側に設けてもよい。また、いずれか一方の設ける他に両側に設けてもよく、その場合エアクリーナ容量を十分大きく確保することができる上、吸気騒音や吸気抵抗を有効に低減することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のスクータ型車両の吸気系構造においてカウリングを車体フレームよりも幅広に設け、車体フレームとカウリングとの間に車幅方向の空間を形成し、該空間にエアクリーナ装置を収納する。これによりスペースを有効利用しながらエアクリーナ装置を効果的に装着し、その容量を有効かつ適正に確保することができる。また、板状フィルタ、蓋部材あるいはメンテナンスおよびそのリッド等の配置構成を工夫することで、メンテナンス性を大幅に向上することができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスクータ型車両の吸気系構造の実施形態に係るスクータ型車両の全体構成を示す側面図である。
【図2】本発明によるスクータ型車両の吸気系構造の実施形態に係るスクータ型車両の全体構成を示す外観側面図である。
【図3】本発明によるスクータ型車両の吸気系構造の実施形態におけるエンジンユニットまわりを示す斜視図である。
【図4】図3のA矢視図である。
【図5】図3のB矢視図である。
【図6】本発明によるスクータ型車両の吸気系構造の実施形態に係るエアクリーナ装置の構成例を示す図である。
【図7】本発明によるスクータ型車両の吸気系構造の実施形態に係るレッグシールドの構成例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 スクータ型車両
11 フロントフォーク
12 ハンドル
14 前輪
17 スイングアーム
18 リヤショックアブソーバ
19 後輪
21 エンジンユニット
23 ラジエタ装置
24 運転者用シート
25 燃料タンク
26 バッテリ
28 アッパフロントカウル
29 ロアフロントカウル
32 載せ部
33 フロアトンネルカバー
34 レッグシールド
35 ウィンドスクリーン
36 フロントフレームカバー
36a 立上り部
38 排気孔
39 スリット片
40 車体フレーム
100 吸気系
101 エアクリーナ装置
102 吸気管
103 スロットルボディ
104 エアチャンバ
105 ジョイントチューブ
106 外側ケース
107 内側ケース
108 板状フィルタ
109 フィルタ支持部
110 フィルタ着脱口
111 蓋部材
112 クリーン室
113 ダーティ室
115 遮蔽板
116 搭載支持部
117 ヒューズボックス
118 アウトレットチューブ

Claims (5)

  1. 車体フレームにエンジンユニットを支持し、車体前部がカウリングで覆われるスクータ型車両前記エンジンユニットに空気を供給するための吸気系構造であって、前記カウリングを前記車体フレームよりも幅広に設け、前記車体フレームと前記カウリングとの間に形成した車幅方向の空間エアクリーナ装置を収納するスクータ型車両の吸気系構造において、
    前記エアクリーナ装置は板状フィルタとそのフィルタ支持部とフィルタ着脱口を有し、前記板状フィルタの組付方向をその板面方向とするとともに、前記フィルタ着脱口を組付時の前記板状フィルタの端面に対応する位置に設け、前記板状フィルタと前記フィルタ支持部と蓋部材とにより、エアクリーナ本体をクリーン室とダーティ室に区画形成し、
    前記カウリングは、前記エアクリーナ装置の後部を覆うカバー部材を設け、このカバー部材における前記蓋部材の前記板状フィルタ組付方向に沿った投影面に、該蓋部材の投影面積より大きな開口を有するメンテナンス口と、このメンテナンス口を覆うリッドとを設けたことを特徴とするスクータ型車両の吸気系構造。
  2. 車体フレームにエンジンユニットを支持し、車体前部がカウリングで覆われるスクータ型車両前記エンジンユニットに空気を供給するための吸気系構造であって、前記カウリングを前記車体フレームよりも幅広に設け、前記車体フレームと前記カウリングとの間に形成した車幅方向の空間エアクリーナ装置を収納するスクータ型車両の吸気系構造において、
    前記車体フレームの幅内に収容搭載された前記エンジンユニットに吸気管を含む吸気系が接続されるとともに、前記吸気管の上流側にエアチャンバが接続され、該エアチャンバを前記車体フレームに囲まれたその内部に収容し、前記車体フレームの両外側空間の少なくとも一方に前記エアクリーナ装置を配設し、このエアクリーナ装置を前記車体フレームの適所部位で前記エアチャンバと接続することを特徴とするスクータ型車両の吸気系構造。
  3. 前記蓋部材の外側に電装品を搭載するための搭載支持部を設けることを特徴とする請求項1に記載のスクータ型車両の吸気系構造。
  4. 前後上下に長く幅狭に形成された前記エアクリーナ装置を収容する前記カウリングにおける該エアクリーナ装置よりも前方において、その一部を下方に延出することによりレッグシールドを形成するとともに、前記エアクリーナ装置の下方に乗員用スペースを設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のスクータ型車両の吸気系構造。
  5. 前記エアクリーナ装置を車体の幅方向一方側に配設し、他方側の空間に物入れを設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のスクータ型車両の吸気系構造。
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