JP4121692B2 - 即席いなり寿司用油揚げ及び即席いなり寿司の製法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は即席いなり寿司用油揚げ及び即席いなり寿司の製法に関する。より詳細には、簡便にいなり寿司を調理することができる即席いなり寿司用油揚げ及びそれを用いた即席いなり寿司の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】
いなり寿司は、味付け油揚げの中に寿司飯が充填された食品であり、よく知られた食品である。従来、いなり寿司を調理するには、暖かいご飯に、寿司酢(通常、酢180mlに対して砂糖100g及び塩25gを加えたもの)を振りかけ、必要に応じて具(例えば、椎茸、人参、胡麻等)を加えた後、混合・冷却して寿司飯を調製する。一方、油揚げを2つ切りにし、切り口より指を入れ、中を剥がして袋状にし、これを調味液で煮ることにより味付けをして味付け油揚げを調製し、この味付け油揚げに前記の寿司飯を詰めることにより調理されてきた。
上記のように、いなり寿司を調理するには、寿司飯と味付け油揚げを調製する必要があり、時間と手間を要し、昨今の食の簡便化の趨勢から家庭内でいなり寿司を調理することは少なくなり、市販品を購入するの一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の問題点に鑑み、本発明者らは、簡便にいなり寿司を調理する方法を鋭意研究した結果、味付け油揚げを改善することにより所期の目的を達成できることを見出した。即ち、味付け油揚げを調製する際、調味液に酢を加えておき、この酢を含有する調味液で油揚げを味付けし、得られた味付け油揚げに含まれている調味液(酢を含有)を用いてご飯を寿司飯とすることにより、簡便にいなり寿司を調製できることを見出した。本発明は係る知見に基づくもので、即席いなり寿司の調製に好適ないなり寿司用油揚げ及びそれを用いた即席いなり寿司の製法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明の要旨は、
▲1▼酢を含有する調味液で味付けされた油揚げからなる即席いなり寿司用油揚げ;
▲2▼酢を含有する調味液が具を含有する上記▲1▼記載の即席いなり寿司用油揚げ;
▲3▼包装容器に収容されていることからなる上記▲1▼又は▲2▼記載の即席いなり寿司用油揚げ;
▲4▼上記▲3▼記載の包装容器を開封し、容器内の酢を含有する調味液をご飯に加え、混合して寿司飯とし、当該寿司飯を油揚げに充填することからなる即席いなり寿司の製法;
である。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の即席いなり寿司用油揚げは、酢を含有する調味液で味付けされた油揚げからなる。
本発明で使用される油揚げは、常法に準じて調製された油揚げを使用することができる。油揚げの種類は特に限定されず、例えば、通常の油揚げの他、寿司揚げ、手揚げ、大判揚げ、機械揚げ、うす揚げなどと称されている揚げであってもよい。
また、上記の油揚げは、酢を含有する調味液で味付けされている。調味液としては、いなり寿司用油揚げを調製する際に使用される調味液であれば特に限定されず、例えば、醤油、出し汁、味噌、砂糖、食塩、味醂、酵母エキス、グルタミン酸ソーダ、イノシン酸調味料、蛋白加水分解物などを配合した調味液が例示される。
上記の調味液は、酢を含有している。酢としては、通常の食用酢を単独で使用することもできるが、好ましくは寿司酢を使用するのが好ましい。寿司酢としては、例えば、酢180mlに、砂糖100g程度及び塩25g程度を添加したものが使用されるが、この割合に限定されるものではなく、好みに応じて調整できる。
前述の酢を含有する調味液は、上記の調味液と酢を混合することにより調製できるが、好ましくは調味液と寿司酢を混合して調製する。調味液と寿司酢との混合割合は、嗜好に応じて適宜調整できるが、調味液:寿司酢=1〜5:1(容量比。以下同様)、好ましくは2〜4:1、より好ましくは3:1の割合に調整される。
【0006】
油揚げの味付けは、上述の酢(好ましくは寿司酢)を含有する調味液に、油揚げを漬け、加熱(65〜75℃程度で15〜45分間程度)して味付けすることにより行うことができる。かくして本発明の即席いなり寿司用油揚げが調製される。この際、油揚げは、前述のように、2つ切りし、その中を剥がし、袋状にしておくのが好ましく、また味のしみ込みをよくするため、予め湯通しなどにより油抜きをしておいてもよい。
なお、上記の味付けに際して、所望に応じて、例えば、椎茸、人参、竹の子等の細片、胡麻などを具として調味液に添加してもよい。
【0007】
上記で調製された即席いなり寿司用油揚げは、そのまま保存し、用時に、当該油揚げに含まれている調味液(酢を含有する)を暖かいご飯に加え、混合して寿司飯とし、その寿司飯を元の油揚げに充填していなり寿司とすることができる。
即席いなり寿司用油揚げとして市販する場合には、上記で得られた味付け油揚げを包装容器に収容して密封した形態とされ、好ましくは殺菌することにより商品化される。
上記の包装容器としては、食品用包装容器として使用されている慣用の包装容器が利用できるが、好ましくは殺菌できる容器が使用され、例えば、レトルト食品用包装容器、プラスチック包装容器などが使用され、より好ましくはレトルト食品用包装容器が使用される。より具体的には、レトルト食品用包装容器を用いた場合、前記で得られた味付け油揚げを、調味液を含浸した状態で、レトルト食品用包装容器に入れ、密封した後、常法に準じ、加圧下(例えば、1〜2気圧下)、100℃以上の温度で殺菌することにより、包装容器に収容され且つ殺菌されたいなり寿司用油揚げを調製することができる。
また、他の態様として、レトルト食品用包装容器に、前述の酢を含有する調味液と油揚げを入れ、密封後、湯浴で加熱(例えば、70〜90℃程度、15〜45分間程度)して油揚げの味付けを行い、その後上記と同様にして加熱殺菌することにより、包装容器に収容され且つ殺菌されたいなり寿司用油揚げを調製することもできる。
【0008】
本発明の即席いなり寿司の製法は、上記の包装容器に収容された即席いなり寿司用油揚げを使用するものである。より具体的には、まずご飯を用意する。ご飯は暖かいものが好ましく、暖かいご飯がない場合は電子レンジなどで暖めておく方が好ましい。
次いで、上記の包装容器に収容された即席いなり寿司用油揚げを開封し、容器内の酢を含有する調味液を上記のご飯に加えて混合し、放置などにより冷却して寿司飯とする。なお、この際、包装容器を押圧して、容器内に残った油揚げから含浸された調味液を搾り出してもよい。
その後、包装容器内に残った油揚げを取り出し、その中に上記の寿司飯を充填することにより、いなり寿司を得ることができる。
【0009】
【発明の効果】
本発明の即席いなり寿司用油揚げ及びそれを用いた即席いなり寿司の製法によれば、当該揚げに含浸された、酢を含有する調味液を利用して寿司飯を得ることができ、この寿司飯を油揚げに充填することにより、簡便且つ迅速にいなり寿司を得ることができる。従って、本発明によれば、家庭内で容易にいなり寿司を調理することができ、通常の食事の他、おやつ、夜食、不意の来客の食事などとしても利用することができる。更に、外食産業において、客のオーダーがあってからでも迅速にいなり寿司を提供することができるので、外食産業の食品素材として利用することができる。
【0010】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
実施例1
味付け油揚げの調製(1)
常法に準じて調製した油揚げ(寿司揚げ、20g/枚)50枚を、2つに切り、その中を剥がし、袋状にした。
一方、砂糖47kg、醤油25リッター、味醂0.6リッター、市販だしの素0.2kg、食塩0.3kg及び水26.6kgからなる調味液と、酢180ml、砂糖100g及び塩25gからなる寿司酢を調製し、この調味液と寿司酢を3:1で混合した混合液を調製した。
この混合液900mlに、上記の油揚げを漬し、約70℃で、約30分間加熱して、味付け油揚げ(本発明の即席いなり寿司用油揚げ)を調製した。
【0011】
実施例2
味付け油揚げの調製(2)
酢を含有する調味液として、醤油10リッター、出し汁10リッター、味醂2kg、砂糖5kg、グルタミン酸ソーダ200g、酵母エキス500g及び酢20リッターからなる混合液を使用する以外は、実施例1と同様にして味付け油揚げを調製した。
【0012】
実施例3
包装容器に収容された味付け油揚げの調製(1)
実施例1で得られた味付け油揚げを、レトルト食品用包装容器に充填し、密封した後、常法に準じ、1.5気圧、115℃で殺菌して、レトルト包装容器に収容されたいなり寿司用油揚げを得た。
かくして得られたレトルト包装容器を開封し、容器内の調味液(酢を含有)を暖かいご飯にふりかけ、混合した後、団扇であおいで冷却し寿司飯とした。次いで、容器内に残った油揚げを取り出し、その油揚げに上記の寿司飯を充填することにより、いなり寿司を得た。この間は約5分間であり、極めて迅速且つ簡便にいなり寿司を調理ことができた。
【0013】
実施例4
包装容器に収容された味付け油揚げの調製(2)
レトルト食品用包装容器に、実施例1で得られた混合液90mlと油揚げ5枚を入れ、密封したものを複数調製した。この包装物を、約90℃の湯浴に入れ、30分間加熱して油揚げの味付けを行った。次いで、実施例3と同様な条件で殺菌を行い、レトルト包装容器に収容されたいなり寿司用油揚げを得た。

Claims (3)

  1. 酢を含有する調味液で味付けされ且つ袋状に形成された油揚げおよび前記酢を含有する調味液を包装容器に収容されてなる即席いなり寿司用油揚げ。
  2. 酢を含有する調味液が具を含有する請求項1記載の即席いなり寿司用油揚げ。
  3. 請求項1又は2記載の即席いなり寿司用油揚げの包装容器を開封し、容器内の酢を含有する調味液をご飯に加え、混合して寿司飯とし、当該寿司飯を油揚げに充填することからなる即席いなり寿司の製法。
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