JP4118380B2 - 押釦スイッチ - Google Patents

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進吉郎 若松
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株式会社サガミ電子工業
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は例えば携帯電話器或はノート型パーソナルコンピュータのような小型機器の蓋の開閉状態を検出すること等に利用することができる押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、蓋の開閉状況を検出するスイッチとしてリミットスイッチ等と呼ばれているスイッチが広く実用されている。このリミットスイッチと呼ばれているスイッチは可動接点の駆動方法としてバネ接片にスナップ動作させる構造のものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のリミットスイッチは接点の駆動構造が複雑であるため、形状を小型化できない不都合がある。また操作子(押釦)の可動ストロークも大きいため、携帯電話器或はノート型パーソナルコンピュータ等の小型機器の蓋の開閉を検出するスイッチに用いるには不向きである。
【0004】
この発明の目的は形状が小さく、然も押釦のストロークも小さくでき、従って携帯電話器或はノート型パーソナルコンピュータの蓋の開閉を検出するスイッチとして利用して好適な押釦スイッチを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
絶縁材によって一面が開口面とされた箱形に成形され、箱形の内底面に電気的に接離すべき一対の接点が露出して配置された絶縁ボディと、
この絶縁ボディの内部に一端が軸支され、他端が底面に対して起伏自在に支持されたレバーと、
導電性バネ材によって形成され、底面に沿って配置され露出された一方の接点に接触する接触部を具備した基板部と、
この基板部から切起されて絶縁ボディに起伏自在に支持されたレバーの回動遊端を底面から離れる方向に回動偏倚させる偏倚バネ部と、
この偏倚バネ部の回動遊端から絶縁ボディの底面に向って突出され、一対の接点の他方に接触する可動接片と、
絶縁ボディの底面に絶縁ボディと一体に成形されて可動接片の傾動通路に突出して形成され、可動接片が偏倚バネ部と共に傾動するとき、可動接片と係合して可動接片の遊端を接点との接触から解除させる絶縁突起と、
レバーの回動遊端に形成された押釦と、
この押釦を貫通させる開口を具備し、絶縁ボディの開口面を蓋する金属カバーと、
によって押釦スイッチを構成したものである。
【0006】
この発明の押釦スイッチによれば可動接片が絶縁突起に係合し、可動接片の接触部分が強制的に接点から引き離される。この動作により押釦は小さいストロークで接点間を開極させることができる。
更に、可動接辺と、レバーを一方向に回動偏倚させる偏倚バネ部と、可動接片と、この可動接片を一方の端子に常時接触させておく接触部とを導電性バネ材によって一体成形したから、内部の構造は簡素化され、これによって形状を小型に作ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至図13にこの発明による押釦スイッチの一実施例を示す。図1は押釦1が金属カバー2の開口3から突出し可動接片4がオンの状態を示す。図2は押釦1を絶縁ボディ5の内部に押込み、可動接片4をオフの状態に操作した状態を示す。ここでこの発明の特徴とするところは図2に示すように可動接片4が絶縁突起6に乗り上げて強制的にオフの状態に操作される点である。以下に各部の構造を詳細に説明する。
【0008】
絶縁ボディ5は図4及び図5に示すように一面が開口面5A(図5参照)とされた箱形に形成され、底面には図4に示すように接点7と8が露出して配置される。点7と8は絶縁ボディ5を成形する際に接点7と8を予め樹脂成形用金型に挿入しておき、その状態で樹脂を金型に注入して絶縁ボディ5を成形するいわゆるインサート成形により絶縁ボディ5の底面に装着される。
【0009】
接点7からは2本の端子7Aと7Bを導出し、接点8からは1本の端子8Aを導出させて例えばプリント基板等に接続できる構造とされる。5Bは底面5Cに形成した凹部を示し、この凹部5Bには図2に示すように偏倚バネ部9の回動遊端部に形成した補強用突起部9Aが挿入される。
図6乃至図8に可動接片4と偏倚バネ部9と基板部11の構造を示す。これら基板部11と、偏倚バネ部9と可動接片4は導電性バネ材によって一体成形される。基板部11は絶縁ボディ5の底面5Cに沿って配置され折曲部11Aを接点7に接触させ、可動接触4を接点7に電気的に接続した状態に維持させる。基板部11の端部に折曲部11Bを形成し、この折曲部11Bを絶縁ボディ5の一方の短辺壁5D−3に接触させ、折曲部11Bを後に説明するレバー12の軸によって抑え付け、装着位置を固定する。
【0010】
基板部11から偏倚バネ部9が切起され、その遊端が基板部11から離れた位置(図7参照)に偏倚されて保持され、この偏倚位置にレバー12を回動偏倚させる。
レバー12は図9及び図10に示すように一端側に回動軸12Aが形成され他端側に押釦1が突出して形成される。基板部11を絶縁ボディ5の底面5Cに沿わせて配置した状態でレバー12の回動軸12Aを突条5D−1及び5D−2と短辺壁5D−3で囲まれた空間に挿入することによりレバー12は偏倚バネ部9の偏倚位置に回動偏倚され、更に基板部11は折曲部11Bがレバー12の回動軸12Aによって 短辺壁5D−3に抑え付けられ、基板部11は位置が固定される。この状態で絶縁ボディ5の開口面5Aに金属カバー2を被せ、レバー12の抜止めをする。
【0011】
金属カバー2は11乃至図13に示すように絶縁ボディ5の開口面5Aを蓋する蓋部2Aと、この蓋部2Aの両側から曲折られて絶縁ボディ5の側面に係合する側面部2Bと、側面部2Bから更に延長されて絶縁ボティ5の底面に係合する底面部2Cとを具備して構成される。
蓋部2Aには押釦1を突出させる開口3と、絶縁ボディ5の内部に向って突出して形成した打出2Dとを形成し、打出2Dによってレバー12の回動軸12Aを抑え付け、レバー12をガタツキなく回動操作させるように構成している。
【0012】
以上説明した構造から明らかなように、図1に示した状態では可動接片4が接点8に接触しているから、接点7と8の間は電気的に導通状態とされる。
この状態から押釦1を押下すると、可動接片4が傾動し、その傾動通路上に絶縁突起6が配置されているから、可動接片4はこの絶縁突起6に係合し、接触部が接点8から引き離され、強制的にオフの状態に切替られる。
【0013】
図14はこの発明の変形実施例を示す。この実施例ではレバー12の回動軸12Aを段部に係合させて絶縁ボティ5の上面側に支持させ、この回動軸12Aの支持位置を移動させることにより押釦1のストロークを長く得るように構成した実施例を示す。
この実施例では基板部11の折曲部11Bの一部を折返して係合部11Cを形成し、この係合部11Cをレバー12の回動軸12Aに係合させることにより、図15に示すオフ操作時に絶縁突起6から受ける反力によって基板部11が時計廻り方向に回動してしまうことを阻止する構造としている。その他の構造は図1乃至図13で説明した構造と同じである。
【0014】
【発明の効果】
このように、この発明では可動接片4を摺動動作によって接点8に対して接離させる構造でなく、接触部分をシーソー運動させて接離させる構造としたから、レバー12の回動量は小さくても可動接片4を接点8に対して接離させることができる。従ってオンの状態からオフの状態に切替る押釦1のストロークを小さくできる利点がある。
【0015】
また、絶縁ボディ5の内部に装着する基板部11と、偏倚バネ部9と、可動接片4は一枚の導電性バネ材から打抜によって形成されるから構造が簡単で、組立も容易であり、スイッチの形状も小さくできる利点が得られる。
因みに現実に本出願人が製造を予定している押釦スイッチは厚みが約2mm、長さ4mm、幅が3mm、押釦1のストロークが1mmとされ、携帯電話器等の小型機器の蓋の開閉状態を検出するスイッチ或はキャッシュカードの挿入を検出するスイッチ等として利用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による押釦スイッチのオンの状態を説明するための断面図。
【図2】この発明による押釦スイッチのオフの状態を説明するための断面図。
【図3】この発明による押釦スイッチの金属カバーを取外して絶縁ボディの内部を説明するための平面図。
【図4】この発明の押釦スイッチに用いる絶縁ボディの構造を説明するための平面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】この発明による押釦スイッチに用いる基板部と偏倚バネ部、可動接片4の構造を説明するための平面図。
【図7】図6の側面図。
【図8】図6の正面図。
【図9】この発明に用いるレバーの構造を説明するための平面図。
【図10】図9の側面図。
【図11】この発明に用いる金属カバーの構造を説明するための平面図。
【図12】図11の側面図。
【図13】図11の正面図。
【図14】この発明の変形実施例を示す断面図。
【図15】図14に示した実施例の動作を説明するための断面図。
【符号の説明】
1 押釦
2 金属カバー
3 開口
4 可動接片
5 絶縁ボディ
6 絶縁突起
7,8 接点
9 偏倚バネ部
11 基板部
12 レバー

Claims (1)

  1. A.絶縁材によって一面が開口面とされた箱形に成形され、箱形の内底面に電気的に接離すべき一対の接点が露出して配置された絶縁ボディと、
    B.この絶縁ボディの内部に一端が軸支され、他端が上記底面に対して起伏自在に支持されたレバーと、
    C.導電性バネ材によって形成され、上記底面に沿って配置され上記露出された一方の接点に接触する接触部を具備した基板部と、
    D.この基板部から切起されて上記絶縁ボディに起伏自在に支持されたレバーの回動遊端を上記底面から離れる方向に回動偏倚させる偏倚バネ部と、
    E.この偏倚バネ部の回動遊端から上記絶縁ボディの底面に向って突出され、上記底面へ近づく方向に働く、上記レバーへの押圧がない状態において上記一対の接点の他方に接触する可動接片と、
    F.上記絶縁ボディの底面に絶縁ボディと一体に成形されて上記可動接片の傾動通路に突出して形成され、上記底面へ近づく方向に働く、上記レバーへの押圧により上記可動接片が上記偏倚バネ部と共に傾動するとき、上記可動接片と係合して上記可動接片の遊端を上記接点との接触から解除させる絶縁突起と、
    .上記レバーの回動遊端に形成された押釦と、
    .この釦を貫通させる開口を具備し、上記絶縁ボディの開口面を蓋する金属カバーと、
    によって構成したことを特徴とする押釦スイッチ。
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