JP4115928B2 - トランスポートチャネル選択装置及び選択方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に移動体通信の技術分野に属し、特にトランスポートチャネルを所定の組合せで無線基地局に送信するためのトランスポートチャネル選択装置及び選択方法に関連する。
この種の技術分野では、モバイルメディアサービスに対応可能な高速データ通信を実現することや、国際的なグローバルローミングを実現すること等の要請から、次世代(第3世代)移動通信システムとしてIMT2000システムが開発され、3GPP(3rd Generation Parnership Project)によりその標準化が進められている。
図1は、そのような移動通信システムの全体図を示す。図示されているように、移動通信システム100は、ユーザ装置又は移動端末(UE)102、移動端末102と無線通信を行う無線基地局又はノードB(NodeB)104、無線ネットワーク制御部(RNC)106、無線ネットワーク制御部106と有線通信を行うコアネットワーク(CN)108を有する。無線ネットワーク制御部(RNC)106は、無線基地局104の制御、無線リソースの管理、ハンドオーバの制御等を行なう。コアネットワーク108は、移動端末102の移動管理、呼制御、サービス制御等を行なう。図中、Iuはコアネットワーク108及び無線ネットワーク制御部106間のインターフェースを表現し、Iubは無線ネットワーク制御部106及び無線基地局104間のインターフェースを表現し、Uuは無線基地局104及び移動端末102間のインターフェースを表現する。
プロトコル階層又はレイヤ(layer)の観点から述べると、移動通信システム100は、下位から順に物理レイヤ(レイヤ1)、データリンクレイヤ(レイヤ2)、及びネットワークレイヤ(レイヤ3)により構成される。主に無線ネットワーク制御部106における動作に関連するレイヤ2は、無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)レイヤと、その下位の媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)レイヤとに更に分けられる。RLCレイヤは、再送制御(ARQ:Automatic Repeat reQuest)等の動作を制御するためのものである。レイヤ1とレイヤ2の間の通信は「論理チャネル(Logical Channel)」により行なわれ、レイヤ2とレイヤ3の間の通信は「トランスポートチャネル(TrCH:Transport Channel)」により行なわれる。このような移動通信システムについては、例えば特許文献1及び非特許文献1に開示されている。
ところで、移動端末102と無線基地局104との間は無線区間であり、使用されるリソース(帯域)は一定の範疇に制限される。更に、リソースを有効活用することや、優先度の高い情報を迅速に伝送する等の観点から、トランスポートチャネルの種類及び送信ブロック数(又はATMセル数)を所定の組合せに制限しながらそれらを無線基地局に送信することが行なわれている。優先度の高い情報としては、例えばページングチャネル(PCH)が挙げられる。他のトランスポートチャネルとしては、例えば、無線基地局で使用されている周波数等の無線基地局に関する情報を含む報知チャネル(BCH)、上りの共通チャネル(RACH)、下りの共通チャネル(FACH)、個別チャネル(DCH)等がある。このうち、ページングチャネル(PCH)と下りの共通チャネル(FACH)は、無線基地局から、所定のチャネル(S−CCPCH)にて多重化されて伝送される。
図2は、RNCからノードBに送信されるトランスポートチャネルの組合せ(TFC:Transport Format Combination)の例を示す表である。簡単のため、4種類のトランスポートチャネル(TrCH_A〜D)について7つの組合せ(TFC番号0〜6)を列挙しているが、用途に応じて様々な数値を採用し得る。図2左側の表中の各行は、ある組合せにおけるトランスポートチャネル各種の送信ブロック数を示す。例えば、TFC番号0で指定される組合せは、トランスポートチャネルTrCH_A〜Cを伝送せず、トランスポートチャネルTrCH_Dの送信ブロックを1つ送信することを示す。また、TFC番号5で指定される組合せは、トランスポートチャネルTrCH_A〜Dの送信ブロックを、それぞれ2つ,2つ,1つ,1つ送信することを示す。このように所定の組合せでトランスポートチャネルを送信することで、リソースの有効利用を図ることが可能になる。このような所定の組合せに関する情報は、図2右側に示されるように、TFCリストテーブルとしてメモリに記憶される。尚、仮にこれら所定の組合せに違反してトランスポートチャネルがノードBに送信されたとすると、それらが適切に伝送されることは保証されない(例えば、意図されないコーディング処理がなされたり、破棄されたりするかもしれない。)。
特開2003−46557号公報 URL:http://www.3gpp.org/
無線ネットワーク制御部RNCが、上位から受信したデータをノードBそして移動端末UEに送信する場合には、無線ネットワーク制御部RNCは、上記所定の組合せに従ってトランスポートチャネルをノードBに送信する。この場合において、無線ネットワーク制御部RNCは、ノードBに送信するための送信バッファ内のトランスポートチャネルを送信するにあたり、送信効率が最も良くなるような組合せを選択し、それに従って送信を行なう。このため、無線ネットワーク制御部RNCは、送信しようとしているトランスポートチャネルの種類及び送信ブロック数に対して、図2に示されるような所定の組合せ総てを検討し、最適な組合せを選択することが考えられる。
図3は、トランスポートチャネルの組合せを決定するための従来のフローチャートを示す。ステップ302では、ノードBに送信するためのトランスポートチャネルがRNC内の送信バッファに格納され、送信要求が起こる。
ステップ304では、TFCリストテーブルにアクセスする。TFCリストテーブルには、図2右側に示されるようなトランスポートチャネルの種類及び送信ブロック数を定める所定の組合せが列挙されている。
ステップ306では、TFCリストテーブルの中から1つの組合せ(TFC)を選択する。選択されたTFCは、以後のステップで新TFCとして取り扱われる。
ステップ308では、新TFCにより送信要求に応じることの可否が判定される。例えば、ステップ306でTFCリスト4(図2)が選択され、そして送信バッファにトランスポートチャネルTrCH_B〜Dが格納されているがTrCH_Aは格納されていなかったとする。TFCリスト4では、TrCH_Aの送信ブロック1つを送信しなければならない。この場合、TFCリスト4を採用することはできず、フローはステップ314にジャンプする。一方、トランスポートチャネルを送信することが可能である場合はステップ310に進む。
ステップ310では、以前に選択した旧TFCと今回選択した新TFCに関し、送信効率の良否が判定される。送信効率は、1回の送信で伝送される送信ブロック数又は情報量で判定することができる。新TFCの送信効率が旧TFCよりも劣る場合は、フローはステップ314にジャンプし、そうでない場合はステップ312に進む。
ステップ312では、旧TFCの内容を新TFCの内容に更新する。
ステップ314では、総てのTFCについて検討したか否かが判定される。未検討のTFCが存在するならば、フローはステップ304に戻って上記の手順を繰り返し、そうでなければステップ316に進む。
ステップ316では、旧TFCを、実際にトランスポートチャネルを送信する組合せとして決定し、送信を行なうことで、フローは終了する。
このような一連の作業は、一般に多くの時間を要し、待ち時間や遅延時間の長期化に起因してリアルタイム処理が困難になったり、送信効率が悪くなってしまうという問題点がある。また、適切なTFCの選択が遅れると、ある送信バッファ内の状態に基づいてTFCを選択している間に、送信バッファ内の状態が変化し、決定されたTFCはもはや最適な組合せではなくなってしまうことも懸念される。このような問題点に関し、上記特許文献1記載発明では、複数のリスト選択演算値データ等の特殊なデータを各種生成し、それらを相互に比較することで適切な組合せ(リスト)を選択することで、組合せの選択手法を改善しようとしている。しかしながら、このような手法も、所与のトランスポートチャネルを無線基地局に送信する際に、総ての組合せに対して総当たり方式で調査しながら適切な組合せを選択する点に変りはない。このため、相互に比較するためのデータ生成や比較処理が遅延するような場合には、上記手法は必ずしも有利な手法であるとは言えない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、無線区間で多重送信されることとなるトランスポートチャネルを無線基地局に転送する際に、トランスポートチャネルの多数の所定の組合せの中から送信効率の良い組合せを速やかに選択することの可能な選択装置を提供することである。
本発明によれば、
無線基地局に送信されるトランスポートチャネルの組合せに関する情報を格納する記憶手段と、
トランスポートチャネルの送信ブロックを格納する送信バッファと、
前記送信バッファに格納されているトランスポートチャネルの送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数に対応する情報からアドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記記憶手段から前記アドレスに関連付けられているトランスポートチャネルの組合せに関する情報を抽出する抽出手段と、
該抽出した情報に示されている組合せに従って前記送信バッファからトランスポートチャネルを選択する選択手段と
を備えることを特徴とするトランスポートチャネル選択装置
が、提供される。
本発明によれば、無線区間で多重送信されることとなるトランスポートチャネルを無線基地局に転送する際に、トランスポートチャネルの多数の所定の組合せの中から送信効率の良い組合せを速やかに選択することが可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。説明中に登場する「トランスポートチャネル」なる用語は、3G標準規格におけるトランスポートチャネルを含むのはもちろんのこと、転送一般に使用されるチャネルをも包含する広範な概念である。また、送信ブロック数等の表現における「ブロック」なる用語は、転送対象となる情報の構成単位、一群の情報、情報の塊等を包含する概念である。
図4は、トランスポートチャネルをノードBに送信するためのRNCに備えられた多重化部の部分ブロック図である。RNCは、上述したように様々な種類のトランスポートチャネルをノードBに伝送する要素を有するが、図示されている多重化部には本発明に特に関連する部分のみが描かれている点に留意を要する。即ち、図4では、ページングチャネル(PCH)や下り共通チャネル(FACH)のようにノードBにて多重化され、多重化された形式で無線伝送されるトランスポートチャネルの処理に関する部分が描かれている。
多重化部400は、受信部402と、送信バッファ部404と、選択制御部406と、送信部408と、TFCリストテーブル410とを有する。
受信部402は、ノードBに送信する所定のトランスポートチャネルを上位の要素から受信する。受信される論理チャネルは、例えばPCCH、BCCH、CCCH、DCCH、DTCH等を示すATMセルであり、これらはPCHやFACH等のトランスポートチャネルに対応付けられる。受信部402は、受信したチャネルの種類を判別しながら、チャネル種別毎に(TrCH_1〜TrCH_n)それらを送信バッファ部404に格納する。
選択制御部406は、送信バッファ部404に格納されたトランスポートチャネルの種類及び送信ブロック(TB:transport block)の数に応じて、TFCリストテーブル410から適切な組合せ(TFC)を選択し、その組合せの内容又はそれを指定する情報を送信部408に通知する。選択制御部406の詳細は、図5を参照しながら説明される。尚、送信ブロック数とATMセル数との対応関係は、製品用途に依存して適切に定められる。
送信部408は、通知された組合せに従って送信バッファ404からトランスポートチャネルを取り出し、ノードBに送信する。
TFCリストテーブル410は、後述するように、トランスポートチャネルの各種別毎に設定されている最大送信ブロック数の観点から導出される様々な組合せと、実際の送信に使用される所定の組合せとの対応関係を定める。
図5は、図4の選択制御部406の更なるブロック図を示す。選択制御部406は、アドレス生成部502と、「抽出手段」であるアクセス制御部504とを有する。アドレス生成部502は、更に、判定部506と、ビット結合部508と、出力部510とを有する。
判定部506は、個々のトランスポートチャネルの種別毎に、送信バッファに格納されている送信ブロック数と、最大送信ブロック数とを比較し、より小さい方の値を出力する。最大送信ブロック数に関する情報は、TFCリスト情報に含まれている。図6に示されるように、TFCリスト情報は、最大送信ブロック数や、各トランスポートチャネル種別の優先度等に関する情報を含む。
ビット結合部508は、判定部506から、送信バッファに格納されている送信ブロック数又は最大送信ブロック数の内より少ない方を示す2進数情報を受信する。更に、ビット結合部508は、トランスポートチャネル種別毎に受信した個々の2進数情報を結合して1つのアドレスを形成する。従って、このアドレスのビット幅は、トランスポートチャネル各種に設定されている最大送信ブロック数を表現するのに必要なビット数の総和に等しい。例えば、図6に示されるように4種類のトランスポートチャネルTrCH_A〜Dが存在し、各自の最大送信ブロック数が順に2,2,1,1であったとする。この場合、10進数の2を2進数で表現するには少なくとも2ビットを要し、10進数の1を表現するには少なくとも1ビットを要する。従って、ビット結合部508で生成されるアドレスのビット幅は、少なくとも2+2+1+1=6ビットである。また、最大送信ブロック数が5,2,8,1であったとすると、必要なアドレス幅は、少なくとも3+2+4+1=10ビットとなる。
出力部510は、ビット結合部508で作成されたアドレスをアクセス制御部504に出力する。
アクセス制御部504は、アドレス作成部502から得たアドレスを用いてTFCリストテーブル410にアクセスし、そのアドレスに対応する情報を抽出する。抽出された情報は、実際の送信に使用される組合せ(TFC)の何れかを示し、送信部408に通知される。
図7に示される表は、トランスポートチャネルの組合せに関する情報を示す。TFCリストテーブル410に含まれる情報は、図7右側に示されているようなものである。図7左側の表は、図7右側の表を作成する過程を説明するための便宜的な表である。先ず、図6に示されるようなトランスポートチャネル各種の最大送信ブロック数の観点から可能な総ての組合せが、図7左側に示されるように列挙される。例えば、TrCH_A,Bについては、最大送信ブロック数は2であるので、実際の送信時の送信ブロック数は0,1,2個の可能性がある。TrCH_C,Dについては、最大送信ブロック数は1であるので、実際の送信時の送信ブロック数は0,1の可能性がある。これら総ての可能性を網羅するように、表中のTrCH_A〜Dの各列に送信ブロック数が列挙されている。この表における1つの行は、トランスポートチャネルの組合せの1つを示す。最大送信ブロック数2,2,1,1を表現するのに必要なビット数の総和は、2+2+1+1=6であるので、6ビット幅のアドレスが設定される。この表では、任意の1つの組合せ(1行)について、TrCH_A〜Dの送信ブロック数の2進数表現を結合したものは、アドレスの値に厳密に一致する。例えば、行番号7で示される送信ブロック数の組合せは、TrCH_A〜Dの順に0,1,1,0個であり、それらを2進数で表現すると00,01,1,0となり、これらを結合すると、「000110」となり、これは行番号7におけるアドレスの値に等しい。尚、行番号は表中「#」で示される列に記載されている。
次に、図7左側の表及び所定の組合せ(TFC)に基づいて、図7右側に示されるような表が作成される。図7左側に示されるような組合せの各々(行番号1〜36)に対して、図2に示されるような実際の送信に使用され得る所定の組合せ(TFC番号0〜6)が対応付けられる。そのような対応付けは、送信されるトランスポートチャネルの優先度及び送信効率を考慮しながら行なわれる。この作業は例えば次のようにして行なわれ得るが、他の手法で行なうことも可能である。
図6に示されるように、TrCH_A,B,C,Dの順に優先度が低くなってゆくものとする。先ず、最初のアドレス「000000」(又は行番号1)が指定される。最高優先度のチャネルTrCH_Aの送信ブロック数は0個であり、そのような送信を許容する組合せが所定の組合せ(TFC番号0〜6)の中から選択され、TFC番号0,1,2,6が得られる。これら選択されたリストの中で、次に高い優先度のチャネルTrCH_Bの送信ブロック数(0個)を許容し得る組合せが選択され、TFC番号0,1,6が得られる。更に、TrCH_Cの送信ブロック数(0個)を許容する組合せに絞り込まれ、TFC番号0,6が得られる。そして、TrCH_Dの送信ブロック数(0個)を許容し得る組合せが選択され、TFC番号6が得られる。従って、アドレス「000000」には、TFC番号6が対応付けられる。送信ブロック数及びチャネル種別が、TFC番号0〜6の所定の組合せのものに等しい組合せについては、このようにして対応関係を設定することが可能である(行番号1,2,3,5,13,20,36)。
しかしながら、所定の組合せ以外の組合せについては、それら総てを一度にノードBに送信することはできない。たとえ送信したとしても適切に伝送されることは保証されない。従って、それらは複数回に分けて送信される。この場合においても、優先度の高いトランスポートチャネルが先に送信され、且つ送信効率ができるだけ良くなるようなTFC(組合せ)が先に選択されるべきである。例えば、行番号4に示される組合せの場合は、TrCH_A〜Cの送信ブロック数を許容する組合せは、TFC番号1のみである。行番号4の組合せでは、TrCH_Dの送信ブロック数は1個であるが、これはTFC番号1では許容されない。この場合は優先度の低いTrCH_Dの送信ブロックの送信は後回しにされる。このため、行番号4のアドレス「000011」にはTFC番号1が対応付けられる。また、行番号9に示される組合せの場合は、TrCH_Aの送信ブロック数(0個)を許容する組合せは、TFC番号0,1,2,6である。しかし、どの組合せも、TrCH_Bの送信ブロック数(2個)を許容しない。この場合には、TrCH_Bの送信ブロック数を1つ減らし、1個のTrCH_Bを送信することを許容する組合せを選択する。こうして、行番号9のアドレス「001000」にはTFC番号2が対応付けられる。このような作業を総ての組合せ(行番号1〜36)に行なうことで、図7右側に示されるような表が完成し、それがTFCリストテーブル410としてメモリに格納される。尚、TFCリストテーブルをどのようにして作成するかについては様々な手法があり得る。しかし、アドレス生成部の作成するアドレスが、送信優先度順に並んだトランスポートチャネル各種の送信ブロック数を示すようにしておくと、上記実施例のように容易にTFCリストテーブルを作成することが可能になる。
図7右側の表におけるTrCH_A〜Dの各列に示される送信ブロック数は、所定の組合せ(TFC番号0〜6)で送信される送信ブロック数である。従って、行番号1,2,3,5,13,20,36に対応するアドレスを除いて、アドレスの値と、各送信ブロック数を結合することで得られる2進数とは異なる。例えば、行番号7で示される送信ブロック数の組合せは、TrCH_A〜Dの順に0,1,0,0個であり、それらを2進数で表現して結合すると、「000100」となるが、これは行番号7におけるアドレスの値「000110」とは異なる。従って、図7右側の表では、実際の送信に使用され得る所定の組合せが、前記所定の組合せに対応するアドレス以外のアドレスにも対応付けられている。即ち、この表では、実際の送信に使用され得る所定の組合せの種類よりも多くのアドレスに、所定の組合せが対応付けられている。
図8は、図7左側に示されるような表を作成する際に使用することの可能なフローチャートである。より具体的には、このフローは、図7左側の表におけるアドレスを順次生成してゆくものである。フローはステップ802から始まり、ステップ804に進む。
ステップ804では、優先度順に並んだトランスポートチャネル各種の送信ブロック数の2進数表現Address[TrCH_x]を結合することで、アドレスAddressが作成される。即ち、
Adderss=Address[TrCH_n]&・・・&Adderss[TrCH_0]
である。初期値としては、例えば「0・・・0」が使用され得る。尚、nの値は、多重化されるトランスポートチャネルの種別数により決定される。
ステップ806では、最も優先度の高いトランスポートチャネルTrCH_nの送信ブロック数の2進数表現Address[TrCH_n]と、そのチャネルに関する所定の最大送信ブロック数とが比較される。2進数表現が最大送信ブロック数を超える場合は、フローはステップ818にジャンプし、そうでない場合はフローはステップ808に進む。
ステップ806〜812では、比較対象となるビット位置が異なる点を除いて同様な手順が反復される。
ステップ808では、次に優先度の高いトランスポートチャネルTrCH_n−1の送信ブロック数の2進数表現Address[TrCH_n−1]と、そのチャネルに関する所定の最大送信ブロック数とが比較される。2進数表現が最大送信ブロック数を超えない場合は、フローはステップ810に進む。
ステップ810では、優先度の低いトランスポートチャネルTrCH_n−1の送信ブロック数の2進数表現Address[TrCH_1]と、そのチャネルに関する所定の最大送信ブロック数とが比較される。2進数表現が最大送信ブロック数を超えない場合は、フローはステップ812に進む。
ステップ812では、最も優先度の低いトランスポートチャネルTrCH_0の送信ブロック数の2進数表現Address[TrCH_0]と、そのチャネルに関する所定の最大送信ブロック数とが比較される。2進数表現が最大送信ブロック数を超えない場合は、フローはステップ814に進む。
ステップ814では、目下検討しているアドレスの値Addressを表又はテーブル(図7左側)に登録する。
ステップ816では、アドレスの値をインクリメントして更新し、ステップ818に進む。
ステップ818では、総てのアドレスに対する検討がなされたか否かが判定され、検討されたならばステップ820に進んでフローを終了し、そうでなければステップ806に戻って同様な手順を反復する。
一方、ステップ808にて、送信ブロック数の2進数表現が最大送信ブロック数を超える場合は、ステップ819に進む。
ステップ819では、アドレスの値の繰り上げ又は桁上げが行なわれる。具体的には、Address[TrCH_n−1]乃至Address[TrCH_0]までの値を総て“0”に設定し、Address[TrCH_n]の値を1つインクリメントする。そして、フローはステップ806に戻り、説明済みの手順を反復する。このような桁上げの処理は、比較ステップの検討結果が否定的である他の場合にも行なわれる。例えば、ステップ810にて、送信ブロック数の2進数表現が最大送信ブロック数を超える場合は、ステップ821に進む。ステップ821では、Address[TrCH_1]及びAddress[TrCH_0]の値を総て“0”に設定し、Address[TrCH_2]の値を1つインクリメントする。そして、フローはステップ806に戻り、説明済みの手順を反復する。ステップ812にて、送信ブロック数の2進数表現が最大送信ブロック数を超える場合は、ステップ823に進み、Address[TrCH_0]の値を総て“0”に設定し、Address[TrCH_1]の値を1つインクリメントする。そして、フローはステップ806に戻り、説明済みの手順を反復する。
このような動作を行なうことで、不要なアドレスの発生を防止し、ひいてはTFCリストテーブルに、不要なアドレスが含まれることを回避することが可能になる。例えば、図7左側における行番号12と行番号13に示されるアドレスは、連続的ではない。アドレスが1つずつインクリメントされるならば、以下に示されるようなアドレスが発生する。
001011(行番号12)
001100
001101
001110
001111
010000(行番号13)
しかしながら、行番号12及び13の間にあるこれら4つのアドレスは、TrCH_Cの送信ブロックを3つ送信することを意味し(最上位から3ビット目及び4ビット目の“11”が、3ブロック数であることを示す。)、そのような送信ブロック数を含む組合せは送信に採用され得ない。同様な状況は、行番号24及び25の間にもある。ステップ819,821,823のようなステップを設けることで、このような不要なアドレスを飛び越えて、必要なアドレスのみを有効に生成することが可能になる。
図9は、本願実施例によるトランスポートチャネルの組合せを選択するためのフローチャートを示す。図示されるように、ステップ902では、ノードBに送信するためのトランスポートチャネルがRNC内の送信バッファに格納され、送信要求が起こる。
ステップ904では、アドレス生成部502(図5)により、アドレスが生成される。
ステップ906では、生成したアドレスに基づいて、TFCリストテーブル410(図4)へのアクセスが行なわれ、そのアドレスに対応するTFC(組合せ)に関する情報が抽出される。
ステップ908では、そのTFCを、実際の送信に使用する組合せとして決定する。
以後、その組合せに従って、送信バッファ404(図4)から送信ブロックが取り出され、送信部408からノードBに送信される。尚、送信バッファ404に未送信の送信ブロックが残っていたならば、ステップ904に戻って再度アドレスを生成し、総ての送信ブロックが送信されるまで同様の手順が反復される。
図10は、本願実施例によるトランスポートチャネルを送信する際の動作例を示す。この例では、4種類のトランスポートチャネルが存在し、図2に示されるような最大送信ブロック数及び優先度が設定されている。「1回目の送信」のバッファ量を示す行に示されるように、受信部402(図4)を通じて上位の要素から、TrCH_A,B,C,Dの送信ブロックをそれぞれ3つ、3つ、3つ、2つ受信し、それらが送信バッファ部404に格納されているとする。尚、「Dec」は10進数表現であることを示す。アドレス生成部502の判定部506では、各チャネルの送信バッファ量と最大送信ブロック数とが比較され、いずれか小さい方が出力される。目下の例では、最大送信ブロック数は、2,2,1,1であるので、出力される値は10進数表現では2,2,1,1となり、2進数表現では10,10,1,1となる。これらを結合すると、「101011」というアドレスが得られる。アクセス制御部504を通じてこのアドレスに対応する情報をTFCリストテーブル410から抽出することで、TFC番号5が得られる。この組合せによる送信ブロック数は、10進数表現で順に2,2,1,1である。
「2回目の送信」のバッファ量を示す行に示されるように、1回目の送信が完了すると、送信バッファには、1つ、1つ、2つ、1つの送信ブロックが残る。1回目の送信と同様に、これらの送信ブロック数と最大送信ブロック数とを比較し、小さい方を選択すると、10進数表現で1,1,1,1が選択され、2進数表現では01,01,1,1となる。これらを結合すると、「010111」というアドレスが得られる。このアドレスに対応する情報をTFCリストテーブル410から抽出することで、TFC番号4が得られる。この組合せによる送信ブロック数は、10進数表現で順に1,1,1,1である。
「3回目の送信」のバッファ量を示す行に示されるように、2回目の送信が完了すると、送信バッファには、TrCH_Cの送信ブロック1つのみが残る。1回目の送信と同様に、これらの送信ブロック数と最大送信ブロック数とを比較し、小さい方を選択すると、10進数表現で0,0,1,0が選択され、2進数表現では00,00,1,0となる。これらを結合すると、「000010」というアドレスが得られる。このアドレスに対応する情報をTFCリストテーブル410から抽出することで、TFC番号1が得られる。この組合せによる送信ブロック数は、10進数表現で順に0,0,1,0である。このようにして、送信バッファ内の送信ブロック総てを速やかに送信することが可能になる。
図11は、トランスポートチャネルの組合せを選択するための処理時間を模式的に示す。図中右側に伸びる矢線は時間軸を示す。時間軸上の最左側は、TFC選択の開始時点を示す。また、時間軸上で区切られた7つの区間又は期間の各々は、1つの組合せに関する処理時間を示す。本願実施例では、1つの区間にはアドレスの生成、TFCリストテーブル410へのアクセス時間が含まれる。従来の手法では、1つの区間には、TFCリストテーブルへのアクセス時間、仮に取得した組合せ(TFC)による送信可否の判定時間、新旧TFCに関する送信効率比較時間を含む。1つの区間における処理内容は、本願実施例と従来例とでは異なるので、正確にはそれらは相違するが、説明の便宜上それらが等しいとする。従来例では、7つの組合せ(TFC番号0〜6)の総てについての検討を経た後でなければTFCが決定されないので、図中波線で示されるように7つの区間を含む期間の後に送信ブロックをノードBに1回送信することになる。これに対して、本願実施例によれば、1つの区間の中でTFCが決定される。従って、従来例で1回送信する間に、本願実施例によれば7回送信することが可能になる。
このように本願実施例によれば、適切なTFCを速やかに決定することが可能になる。 TFCリストテーブル410は、トランスポートチャネルの種類及び送信ブロック数
を定める組合せの内実際の送信に使用され得る所定の組合せの数より多くのアドレスに、所定の組合せを対応付けている。しかも、そのアドレス数は、トランスポートチャネル各種の最大送信ブロック数を超えない総ての組合せを網羅している。このため、ノードBへの送信を待機しているトランスポートチャネルの様々な組合せに対して、最も適切なTFCを迅速且つ確実に選択することが可能になる。アドレス生成部の作成するアドレスは、送信優先度順に並んだトランスポートチャネル各種の送信ブロック数を示す。このため、TFCリストテーブルの作成が容易になる。
以下、本発明により教示される手段を例示的に列挙する。
(付記1)
無線基地局に送信されるトランスポートチャネルの組合せに関する情報を格納する記憶手段と、
トランスポートチャネルの送信ブロックを格納する送信バッファと、
前記送信バッファに格納されているトランスポートチャネルの送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数に対応する情報からアドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記記憶手段から前記アドレスに関連付けられているトランスポートチャネルの組合せに関する情報を抽出する抽出手段と、
該抽出した情報に示されている組合せに従って前記送信バッファからトランスポートチャネルを選択する選択手段と
を備えることを特徴とするトランスポートチャネル選択装置。
(付記2)
前記記憶手段に格納される情報は、トランスポートチャネルの種類及び送信ブロック数を定める組合せの内実際の送信に使用され得る所定の組合せの数より多くのアドレスと、前記所定の組合せとの対応関係を含むことを特徴とする付記1記載のトランスポートチャネル選択装置。
(付記3)
前記記憶手段に格納される情報は、トランスポートチャネル各種の最大送信ブロック数を超えない総ての組合せを網羅することを特徴とする付記1記載のトランスポートチャネル選択装置。
(付記4)
前記アドレス生成手段で生成されるアドレスが、前記送信バッファに格納されているトランスポートチャネルの送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数に対応する情報を一部に含むことを特徴とする付記1記載のトランスポートチャネル選択装置。
(付記5)
前記アドレス生成手段で生成されるアドレスが、送信優先度順に並んだトランスポートチャネル各種の送信ブロック数を示すことを特徴とする付記1記載のトランスポートチャネル選択装置。
(付記6)
前記アドレス生成手段で生成されるアドレスが、前記送信バッファに格納されているトランスポートチャネルの送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数の少ない方を一部に含むことを特徴とする付記1記載のトランスポートチャネル選択装置。
(付記7)
前記アドレス生成手段で生成されるアドレスのビット幅が、トランスポートチャネル各種の最大送信ブロック数を表現するのに必要なビット数の総和に相当することを特徴とする付記1記載のトランスポートチャネル選択装置。
(付記8)
前記アドレス生成手段が、トランスポートチャネルの種別毎に、送信しようとする送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数のより小さい方を判定する判定手段と、判定された送信ブロック数又は最大送信ブロック数を表現する、トランスポートチャネル各種からえら得る数値を結合することでアドレスを作成する結合手段とを備えることを特徴とする付記1記載のトランスポートチャネル選択装置。
(付記9)
前記トランスポートチャネルが、ページングチャネル又は下りの共通チャネルであることを特徴とする付記1記載のトランスポートチャネル選択装置。
(付記10)
無線基地局に送信されるトランスポートチャネルを送信バッファに格納するステップと、
送信バッファに格納されているトランスポートチャネルの送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数に対応する情報を一部に含むアドレスを生成するステップと、
前記記憶手段から前記アドレスに関連付けられている情報を抽出するステップと、
抽出した情報に示されている、トランスポートチャネルの種類及び送信ブロック数の組合せに従って、前記送信バッファからトランスポートチャネルを選択するステップ
より成ることを特徴とするトランスポートチャネル選択方法。
移動通信システムの全体図を示す。 RNCからノードBに送信されるトランスポートチャネルの所定の組合せを例示する図表である。 トランスポートチャネルの組合せを選択するための従来のフローチャートを示す。 本願実施例による多重化部のブロック図を示す。 図4の選択制御部406の更なるブロック図を示す。 TFCリスト情報の内容を例示する図表である。 トランスポートチャネルの組合せに関する情報を示す図表である。 必要なアドレスを発生するためのフローチャートを示す。 トランスポートチャネルの組合せを選択するための本願実施例によるフローチャートを示す。 本願実施例によるトランスポートチャネルを送信する際の動作例を示す図である。 TFCを選択するための処理時間を模式的に示す図である。
符号の説明
100 移動通信システム
102 移動端末
104 ノードB
106 無線ネットワーク制御部(RNC)
108 コアネットワーク(CN)
400 多重化部
402 受信部
404 送信バッファ部
406 選択制御部
408 送信部
410 TFCリストテーブル
502 アドレス生成部
504 アクセス制御部
506 判定部
508 ビット結合部
510 出力部

Claims (4)

  1. 無線基地局に送信されるトランスポートチャネルの組合せに関する情報を格納する記憶手段と、
    トランスポートチャネルの送信ブロックを格納する送信バッファと、
    前記送信バッファに格納されているトランスポートチャネルの送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数に対応する情報からアドレスを生成するアドレス生成手段と、
    前記記憶手段から前記アドレスに関連付けられているトランスポートチャネルの組合せに関する情報を抽出する抽出手段と、
    該抽出した情報に示されている組合せに従って前記送信バッファからトランスポートチャネルを選択する選択手段と
    を備え、前記アドレス生成部の作成するアドレスが、前記送信バッファに格納されているトランスポートチャネルの送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数の少ない方を一部に含むことを特徴とするトランスポートチャネル選択装置。
  2. 前記アドレス生成手段が、トランスポートチャネルの種別毎に、送信しようとする送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数のより小さい方を判定する判定手段と、判定された送信ブロック数又は最大送信ブロック数を表現する、トランスポートチャネル各種からえら得る数値を結合することでアドレスを作成する結合手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のトランスポートチャネル選択装置。
  3. 無線基地局に送信されるトランスポートチャネルを送信バッファに格納する手段と、
    送信バッファに格納されているトランスポートチャネルの送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数に対応する情報を一部に含むアドレスを生成する手段と、
    前記記憶手段から前記アドレスに関連付けられている情報を抽出する手段と、
    抽出した情報に示されている、トランスポートチャネルの種類及び送信ブロック数の組合せに従って、前記送信バッファからトランスポートチャネルを選択する手段と
    を有することを特徴とするトランスポートチャネル選択装置。
  4. 無線基地局に送信されるトランスポートチャネルを送信バッファに格納するステップと、
    送信バッファに格納されているトランスポートチャネルの送信ブロック数又は所定の最大送信ブロック数に対応する情報を一部に含むアドレスを生成するステップと、
    前記記憶手段から前記アドレスに関連付けられている情報を抽出するステップと、
    抽出した情報に示されている、トランスポートチャネルの種類及び送信ブロック数の組合せに従って、前記送信バッファからトランスポートチャネルを選択するステップ
    を有することを特徴とするトランスポートチャネル選択方法。
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