JP4111702B2

JP4111702B2 - Vehicle lighting

Info

Publication number: JP4111702B2
Application number: JP2001308278A
Authority: JP
Inventors: 伸明後藤; 学小長谷; 雅紀杉浦
Original assignee: 日星工業株式会社; 株式会社エフ．イー．シーチェーン
Priority date: 2001-10-04
Filing date: 2001-10-04
Publication date: 2008-07-02
Anticipated expiration: 2021-10-04
Also published as: JP2003112571A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両のドアが開放された状態にあることや車両が停止していることを後方側から視認し易くすることを目的として、ドア開放時に露出するドアロック機構部に設けられた車両用灯具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
夜間、車道脇等に自動車を何らかの理由で駐停車し、サイドドアを開放するような場合がある。例えば、夜間の高速道路走行中に車両故障が発生した際に、緊急に車道脇に自動車を寄せて駐停車し、非常灯や工具を取り出しに行ったり又は緊急連絡を行ったりする際に、サイドドアを開放する場合があり得る。
【０００３】
また、一般の車道においても、車道脇に設置された自動販売機で買い物をする場合等のような短時間の停車の際に、サイドドアを開放状態にしたまま、ドライバーが車両から離れるような場合が想定される。更には、車道脇に停車した自動車に乗り降りする場合にも、サイドドアは開閉される。
【０００４】
車両のサイドドアには、車両への降車及び乗車を安全にする目的で、一般にドア開放時に点灯する足元照射灯（「ドアライト」と称される場合がある。）がサイドドアの室内側壁面の下部領域に設けられている。また、サイドドアを開放すると室内灯が点灯するように設定されている場合もある。これらの場合、後方側から接近する車両等は、前記した足元照射灯や室内灯の灯りを手がかりとして、前方車両のサイドドアの開放を視認することが可能である。
【０００５】
次に、夜間、車両を車道脇等に駐停車し、トランクルームや車内後方のラッゲージルームから荷物等の出し入れを行う場合がある。
【０００６】
このような場合にトランクルーム開閉用のバックドアを開放したとき、特にセダンタイプの自動車においては、持ち上げられた前記バックドアによって室内が隠されてしまって、室内灯の灯りを後方側から視認し難くなってしまう場合がある。
【０００７】
また、ハッチバックドア等のバックドアを開放したときには、該ハッチバックドアに装備されたテールランプ等が上方に持ち上がってしまい、後方側から車両の存在を視認し難くなってしまう場合もある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
まず、サイドドアに関しては、夜間、上記した足元照射灯（ドアランプ）によってその開放を視認することは困難である。なぜなら、該足元照射灯は、その目的上、サイドドアの下方領域に装備されているため、基本的に後方側から視認し難くい位置にあるからである。また、該足元照射灯は、ドライバーの降乗車の際には、ドライバーに隠蔽され、後方からは視認できなくなってしまう時もある。更には、該足元照射灯は、その装備位置の問題から、サイドドアの最外端位置を視認させる役割を果たし得ないという問題もある。
【０００９】
また、サイドドア開放時の室内灯の点灯では、せいぜい駐停車した車両の存在を確認することができる程度であって、この室内灯により、サイドドアが開放状態にあることまで視認することは困難である。
【００１０】
特に高速道路においては、後方から高速で接近してくる車両のドライバーが、短時間の内に、駐停車した車両のサイドドアの開放を視認することは困難であり、これが原因となって、重大な衝突事故が発生してしまうこともあり得る。
【００１１】
次に、バックドアに関しては、多くの車両の場合では、上方側に持ち上がって開けられる形式であるため、開けられたバックドアに直接後方側から車両が接触又は衝突することは考え難い。しかし、上記したように、バックドアを開けると、室内灯やテールランプ等が視認し難くなってしまうことがあるので、バックドアの開放は、後方側から走行してきた車両等による衝突事故を誘引してしまうおそれがある。
【００１２】
そこで、本発明は、車両のドアの開放や車両が停止していることを後方側からより視認し易くする注意灯として機能する車両用灯具を提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
上記した技術的課題を解決するために、まず、本発明では、車両のドアに装備されたドアロック機構部に設けられた車両用灯具を提供する。より具体的には、車両のサイドドアやバックドアに装備されたドアロック機構部に設けられた車両用灯具を提供する。
【００１４】
なお、本発明における「サイドドア」には、運転席側のサイドドア、助手席側のサイドドア、後方座席のサイドドア等のいずれも包含される。また、本発明における「バックドア」とは、車種や開閉方式を問わず、車両後方側に設けられているトランクルームやラッゲージルームを開閉するために、車両後方側に装備されたドアを広く意味し、狭く解釈されるべきでない。
【００１５】
また、本発明において、「ドアロック機構部」とは、車体のドア開口部縁部の所定位置に設けられた鍵部材を固定し、ドアを施錠する機能を備えた機構部分を意味し、施錠機構の具体的な方式は問わない。
【００１６】
本発明では、このドアロック機構部に存在するスペースを有効利用して、光源装置を設けるようにする。例えば、車体側の前記鍵部材が入り込んでくる、ドアロック機構部の凹部の底面部分には僅かながらスペースが存在している。このスペースを有効に利用して光源装置を埋設等して設けることができる。この底面部分に光源装置を設ける構成を採用すれば、施錠機構になんら支障をきたすことはない。このようなドアロック機構部に光源装置を配置するという着想は、従来全く無かったことである。
【００１７】
本発明に係る車両用灯具をサイドドアのドアロック機構部に設ける手段では、該ドアロック機構部は、一般にサイドドアの後方側側辺部に装備されているので、開けられた前記サイドドアの最外側位置を、後方側から視認できるという機能を発揮することになる。このため、前記車両用灯具は、サイドドアが開けられたときの当該車両の幅位置（最外側位置）を示すことになるので、後方側からの接触又は衝突事故を未然に防止できる。
【００１８】
次に、車両用灯具をバックドアのドアロック機構部に設ける手段では、該バックドアが開けられた時に、前記ドアロック機構部（の設けられたドア下辺部）が上方側に持ち上がるので、前記車両用灯具からは高い位置で、光が後方側に出射される。この結果、後方のより遠い距離からでも、当該車両の存在を視認することができる。
【００１９】
また、左右開閉式のバックドアでは、サイドドアの場合と同様に、前記車両用灯具はドアの最外側位置を示すことになる。この結果、前記車両用灯具は、バックドアが開けられたときの当該車両の幅位置を示すことになるので、後方からのバックドア部分への接触又は衝突事故を未然に防止できる。
【００２０】
以上のように、本発明は、ドアの開放位置や駐停車した車両の存在を後方側から確実に視認できる注意灯として機能する車両用灯具を提供するとともに、車両に対して、従来にはなかった新規な安全機能を付加するという技術的意義を有している。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る車両用灯具の好適な実施形態について説明する。
【００２２】
図１は、本発明に係る車両用灯具を装備した車両を簡略化して表す図、図２は、車両のサイドドアの後方側側辺部に装備されたドアロック機構部（図１のＸ_１部）周辺の拡大図、図３は、同ドアロック機構部の部分拡大図、図４は、本発明に係る車両用灯具を構成する光源装置の一実施例を表す断面図、である。
【００２３】
図１における符号１は、乗用車タイプ（セダンタイプ）の車両（自動車）を簡略に示している。この車両１には、一般的に手前側に開放する方式のサイドドア２が、車両１の左右側に設けられている。
【００２４】
符号５ａで示す、本発明の第１実施例である車両用灯具は、このサイドドア２を開けたときに外部に露出する後方側側辺部３に装備されたドアロック機構部４（図１のＸ_１部参照）に設けられる。なお、この本発明に係る車両用灯具５ａは、前記ドアロック機構部４が装備されたサイドドア２を備える種々の車両に適用でき、図示された乗用車タイプの車両１に限定されない。
【００２５】
ここで、前記車両用灯具５ａの取り付け場所として、サイドドア２の後方側側辺部３のドアロック機構部４を選択した理由は、該後方側側辺部３がサイドドア２を開けた時に後方側Ｂを向き、かつ開けられたサイドドア２の最外側位置となるため、後方側Ｂからサイドドア２が開放状態にあること、並びに開放されたサイドドア２の存在場所を、確実に視認させることができるからである。
【００２６】
また、車両用灯具５ａをドアロック機構部４に設けるように工夫したことによって、サイドドア２部分に対して、車両用灯具５ａを取り付けるための加工を行う必要が一切ない。即ち、車両用灯具５ａを取り付けるための専用のサイドドアをわざわざ形成する必要がないため、車両１に対して前記車両用灯具５ａを低コストで設けることができる。
【００２７】
また、車両用灯具５ａの取り付け作業工程の点でも、予め車両用灯具５ａが設けられたドアロック機構部４を用意し、サイドドア２の所定箇所に組み込むだけでよいので、作業が容易で便利である。
【００２８】
なお、本発明に係る車両用灯具５ａは、サイドドア２の開閉機能自体に支障をきたすことがなく、また、給電部材の配設が可能であり、更に視認性を確保できるという条件を満たせば、ドアロック機構部４のいずれの位置であっても取り付けることが可能である。
【００２９】
以下、サイドドア２の場合を例として、車両用灯具５ａが取り付けられるドアロック機構部４の具体的な構成について説明する。
【００３０】
図２，図３に拡大して示されているドアロック機構部４は、サイドドア２の施錠機能を備える部分である。このドアロック機構部４には、サイドドア２を閉じた際に、車両１におけるサイドドアの開口部（乗り込み口）Ｄの後方側側辺部３と対向する車体パネル部分に形成された突起状の鍵部材（図示せず）が入り込んできた時に、該鍵部材を固定するように、所定の回動動作を行うように構成された鍵部４ａが設けられている。
【００３１】
この鍵部４ａは、ドアロック機構部４に設けられた凹部４ｂの上方領域に回動可能（図３の矢印Ｙ参照）に収容されているので、この凹部４ｂの底面４ｃ上方領域には、僅かながらスペースＳ（図４参照）が存在している。
【００３２】
そこで、本発明では、このスペースＳ部分を有効に利用して、車両用灯具５ａを構成する光源装置５１を設ける。具体的には、凹部４ｂの底面４ｃから上方側にあまり突起させないように光源収容部５１ａを埋め込むように配置し、前記光源収容部５１ａを兼ねる前面レンズ部５１ｂは、前記底面４ｃと略面一状態で露出するようにする。このような配置構成を採用するのは、前面レンズ部５１ｂを底面４ｃから突起させすぎると、前記鍵部４ａの施錠動作と干渉してしまうからである。
【００３３】
次に、前面レンズ５１ｂの真下領域には、光源収容部５１ａを構成するハウジング５１ｃに固定して光源５１ｄを配置する。光源５１ｄは、好適には発光ダイオード（ＬＥＤ）を採用することができ、必要に応じて複数（例えば、２個）設けてもよい。
【００３４】
前記光源５１ｄに接続された給電用のリード線５１ｅは、サイドドア２の内部空間Ｉに向けて延びるように配設され、この内部空間Ｉの中を他部材と干渉しないように這い回りされ、図示しない車両バッテリー又は該車両バッテリーから給電されるドアランプその他の灯具のスイッチ系統に接続される。
【００３５】
なお、符号５１ｆは、抵抗器、５１ｇは、プリントベース部を表している。抵抗器５１ｆ並びに図示しない逆配線防止用ダイオードは、プリントベース部５１ｇに一体化して設けてもよい。
【００３６】
上記構成の本発明に係る車両用灯具５ａは、サイドドア２を開いたときには、後方側Ｂに向けて光Ｐ（図１、図４参照）を出射し、サイドドア２が開放されたことを後方側Ｂの車両等に視認させるという機能を発揮する。
【００３７】
次に、本発明の第２実施例である車両用灯具５ｂの構成を説明する。
【００３８】
この車両用灯具５ｂの好適な取り付け位置として、図１に示されたようなバックドア６の下辺部７に設けられたドアロック機構部８を選択することができる。
【００３９】
図１で示されたバックドア６は、車両１の後方に設けられたトランクルームＴを開閉するためのドアであるが、本発明に係る車両用灯具５ｂは、ハッチバック形式のバックドアや左右開閉方式のバックドアその他のバックドアに対して一般に設けられているドアロック機構部８（図１のＸ_２参照）に設けることも可能である。
【００４０】
バックドア６に設けられた車両用灯具５ｂは、基本的に上記サイドドア２に設けられたドアロック機構部４に設けられた光源装置５１と同様の構成で取り付けられている。なお、ドアロック機構８並びに該ドアロック機構部８に設けられる光源装置５１の詳細な説明は、サイドドア２の場合と同様であるため、重複を避け、ここではその説明を割愛する。
【００４１】
バックドア６に設けられた車両用灯具５ｂは、図１に示すように、車両１の後方側Ｂに向けて、高い位置（バックドア７が開放されて上がった位置）から光Ｐを照射するので、後方側から視認し易くなる。即ち、車両用灯具５ｂによって、車両１の存在を後方側Ｂのより遠方地点から確認することが可能となる。
【００４２】
【発明の効果】
本発明に係る該車両用灯具が、サイドドアの後方側側辺部に設けられているドアロック機構部に設けられた場合では、開けられたサイドドアの最外側位置を後方側から視認させる機能を発揮するので、サイドドアが開けられたときのドア位置を示すことができる。これにより、後方から接近してくる車両等の衝突又は接触事故を未然に防止することができる。
【００４３】
本発明に係る該車両用灯具が、バックドアの側辺部又は下辺部に設けられているドアロック機構部に設けられた場合では、視認し易い位置から光を後方に放つ注意灯の役割を果たすので、車両後方側のより遠方位置からでも前方の車両の存在や開放されたバックドアの位置を確実に視認させるという機能を発揮する。これにより、後方から接近してくる車両等の衝突又は接触事故を未然に防止することができる。
【００４４】
以上のように、本発明では、車両のドアロック機構部を利用した車両視認灯（注意灯）を提供することができるので、従来にはなかった接触又は衝突事故防止のための新規な安全機能を車両に付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る車両用灯具（５ａ，５ｂ）を装備した車両（１）を簡略化して表す図
【図２】車両（１）のサイドドア（２）の後方側側辺部（３）に装備されたドアロック機構部（４）周辺の拡大図
【図３】同ドアロック機構部（４）の部分拡大図
【図４】本発明に係る車両用灯具（５ａ）を構成する光源装置（５１）の一実施例を表す断面図
【符号の説明】
１車両（自動車）
２サイドドア
３（サイドドアの）後方側側辺部
４（サイドドアの）ドアロック機構部
５ａ，５ｂ車両用灯具
６バックドア
８（バックドアの）ドアロック機構部
５１光源装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is provided in a door lock mechanism that is exposed when the door is opened for the purpose of making it easier to visually recognize from the rear side that the door of a vehicle such as an automobile is in an open state or that the vehicle is stopped. The present invention relates to a vehicle lamp.
[0002]
[Prior art]
At night, there are cases where a car is parked on the side of the roadway for some reason and the side door is opened. For example, when a vehicle failure occurs while driving on a highway at night, when a car is urgently parked and parked at the side of the roadway, an emergency light or tool is taken out or emergency contact is made. The door may be opened.
[0003]
Also, on a general roadway, the driver may leave the vehicle with the side doors open when the vehicle stops for a short time such as when shopping with a vending machine installed on the side of the roadway. A case is assumed. Furthermore, the side door is also opened and closed when getting on and off a car parked on the side of the roadway.
[0004]
The side door of the vehicle has a foot illuminating lamp (sometimes referred to as a “door light”) that is lit when the door is opened for the purpose of making it safe to get off and board the vehicle. Is provided in the lower region. In some cases, the interior lamp is set to light up when the side door is opened. In these cases, a vehicle or the like approaching from the rear side can visually recognize the opening of the side door of the front vehicle by using the above-described foot irradiation light or interior light.
[0005]
Next, there are cases where the vehicle is parked and parked on the side of the roadway at night, and luggage is taken in and out of the trunk room or the luggage room at the rear of the vehicle.
[0006]
In such a case, when the back door for opening and closing the trunk room is opened, particularly in a sedan type automobile, the interior is hidden by the lifted back door, and it is difficult to visually recognize the light of the room light from the rear side. It may become.
[0007]
Further, when a back door such as a hatch back door is opened, a tail lamp or the like mounted on the hatch back door is lifted upward, and it may be difficult to visually recognize the presence of the vehicle from the rear side.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
First, regarding the side door, it is difficult to visually recognize the opening of the side door at night by the above-described foot irradiation lamp (door lamp). This is because the foot illuminating lamp is installed in the lower region of the side door for the purpose, and is basically in a position where it is difficult to visually recognize from the rear side. Further, the foot illuminating lamp may be hidden by the driver when the driver gets off and may not be visible from the rear. Furthermore, there is also a problem that the foot illuminating lamp cannot play the role of visually recognizing the outermost end position of the side door due to the problem of the equipment position.
[0009]
In addition, the lighting of the interior light when the side door is open is only possible to confirm the presence of a parked vehicle, and it is difficult to visually recognize that the side door is in an open state with this interior light. It is.
[0010]
Especially on highways, it is difficult for a driver of a vehicle approaching at high speed from behind to see the side door opening of a parked vehicle within a short time. A serious collision accident may occur.
[0011]
Next, with regard to the back door, in the case of many vehicles, since it is a form that can be lifted upward and opened, it is unlikely that the vehicle directly contacts or collides with the opened back door from the rear side. However, as described above, opening the back door may make it difficult to see room lights, tail lamps, etc., so opening the back door invites a collision accident caused by a vehicle traveling from the rear side. There is a risk that.
[0012]
Therefore, an object of the present invention is to provide a vehicular lamp that functions as a caution light that makes it easier to visually recognize from the rear side that a vehicle door is open or that the vehicle is stopped.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above technical problem, first, the present invention provides a vehicular lamp provided in a door lock mechanism provided in a vehicle door. More specifically, a vehicular lamp provided in a door lock mechanism provided in a side door or a back door of a vehicle is provided.
[0014]
The “side door” in the present invention includes any of a driver side door, a passenger side door, a rear side door, and the like. In addition, the “back door” in the present invention broadly means a door provided on the rear side of the vehicle in order to open and close a trunk room or a luggage room provided on the rear side of the vehicle regardless of the vehicle type or the opening / closing method. Should not be interpreted narrowly.
[0015]
Further, in the present invention, the “door lock mechanism” means a mechanism portion having a function of fixing a key member provided at a predetermined position of the door opening edge of the vehicle body and locking the door. There is no limitation on the specific mechanism.
[0016]
In the present invention, the light source device is provided by effectively using the space existing in the door lock mechanism. For example, there is a slight space on the bottom surface of the concave portion of the door lock mechanism where the key member on the vehicle body side enters. By effectively utilizing this space, the light source device can be embedded and provided. If a configuration in which the light source device is provided on the bottom portion is employed, the locking mechanism is not hindered at all. The idea of arranging a light source device in such a door lock mechanism has never existed in the past.
[0017]
In the means for providing the vehicular lamp according to the present invention in the door lock mechanism portion of the side door, the door lock mechanism portion is generally mounted on the rear side portion of the side door. The function that the outermost position can be viewed from the rear side will be exhibited. For this reason, since the said vehicle lamp shows the width position (outermost position) of the said vehicle when a side door is opened, the contact from the rear side or a collision accident can be prevented beforehand.
[0018]
Next, in the means for providing the vehicular lamp in the door lock mechanism portion of the back door, when the back door is opened, the door lock mechanism portion (the lower side portion where the door is provided) is lifted upward. Light is emitted backward from the vehicular lamp at a high position. As a result, it is possible to visually recognize the presence of the vehicle even from a far rear distance.
[0019]
Further, in the case of a left and right open / close back door, the vehicular lamp indicates the outermost position of the door as in the case of the side door. As a result, since the vehicle lamp indicates the width position of the vehicle when the back door is opened, it is possible to prevent contact with the back door portion from the rear or a collision accident.
[0020]
As described above, the present invention provides a vehicular lamp that functions as a caution light that can surely visually recognize the open position of a door and the presence of a parked vehicle from the rear side, and is not conventionally provided for a vehicle. It has the technical significance of adding a new safety function.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of a vehicular lamp according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0022]
FIG. 1 is a simplified representation of a vehicle equipped with a vehicular lamp according to the present invention, and FIG. 2 is a door lock mechanism portion (X _{1 in} FIG. 1) equipped on a rear side portion of the side door of the vehicle. 3) is an enlarged view of the periphery, FIG. 3 is a partially enlarged view of the door lock mechanism, and FIG. 4 is a cross-sectional view showing an embodiment of the light source device constituting the vehicular lamp according to the present invention.
[0023]
The code | symbol 1 in FIG. 1 has shown the vehicle (automobile) of the passenger car type (sedan type) simply. The vehicle 1 is provided with side doors 2 that are generally opened to the front side on the left and right sides of the vehicle 1.
[0024]
A vehicular lamp indicated by reference numeral 5a in the first embodiment of the present invention has a door lock mechanism 4 (see FIG. 1) mounted on the rear side 3 exposed to the outside when the side door 2 is opened. provided _X reference ₁ parts). The vehicle lamp 5a according to the present invention can be applied to various vehicles including the side door 2 equipped with the door lock mechanism 4, and is not limited to the illustrated passenger car type vehicle 1.
[0025]
Here, the reason for selecting the door lock mechanism portion 4 of the rear side portion 3 of the side door 2 as the mounting location of the vehicle lamp 5a is that when the rear side portion 3 opens the side door 2. Since it faces the rear side B and becomes the outermost position of the opened side door 2, the side door 2 is in an open state from the rear side B, and the presence location of the opened side door 2 is surely visible. It is because it can be made.
[0026]
Further, since the vehicular lamp 5a is devised to be provided in the door lock mechanism 4, there is no need to perform any processing for attaching the vehicular lamp 5a to the side door 2 portion. That is, it is not necessary to form a dedicated side door for attaching the vehicular lamp 5a, so that the vehicular lamp 5a can be provided to the vehicle 1 at low cost.
[0027]
Also, in terms of the mounting operation process of the vehicular lamp 5a, the door lock mechanism 4 provided with the vehicular lamp 5a is prepared in advance and only needs to be assembled at a predetermined position of the side door 2, so that the work is easy and convenient. It is.
[0028]
Note that the vehicular lamp 5a according to the present invention does not hinder the opening / closing function of the side door 2 itself, can be provided with a power supply member, and further satisfies the conditions of ensuring visibility. The door lock mechanism 4 can be attached at any position.
[0029]
Hereinafter, a specific configuration of the door lock mechanism 4 to which the vehicular lamp 5a is attached will be described by taking the case of the side door 2 as an example.
[0030]
The door lock mechanism 4 shown in an enlarged manner in FIGS. 2 and 3 is a part having a locking function of the side door 2. When the side door 2 is closed, the door lock mechanism 4 has a protruding shape formed on the body panel portion facing the rear side portion 3 of the side door opening (entrance) D of the vehicle 1. When a key member (not shown) is inserted, a key portion 4a configured to perform a predetermined rotation operation is provided so as to fix the key member.
[0031]
Since this key portion 4a is rotatably accommodated in an upper region of the recess 4b provided in the door lock mechanism portion 4 (see arrow Y in FIG. 3), an upper region of the bottom surface 4c of the recess 4b includes There is a slight space S (see FIG. 4).
[0032]
Therefore, in the present invention, the light source device 51 constituting the vehicular lamp 5a is provided by effectively using the space S portion. Specifically, the light source accommodating portion 51a is arranged so as to be embedded so as not to protrude so much upward from the bottom surface 4c of the recess 4b, and the front lens portion 51b serving also as the light source accommodating portion 51a is substantially flush with the bottom surface 4c. To be exposed in the state. The reason why such an arrangement is adopted is that if the front lens portion 51b is protruded too much from the bottom surface 4c, it interferes with the locking operation of the key portion 4a.
[0033]
Next, a light source 51d is arranged in a region directly below the front lens 51b while being fixed to a housing 51c constituting the light source housing 51a. As the light source 51d, a light emitting diode (LED) can be preferably used, and a plurality (for example, two) may be provided as necessary.
[0034]
The power supply lead wire 51e connected to the light source 51d is disposed so as to extend toward the internal space I of the side door 2, and is wound around the internal space I so as not to interfere with other members. It is connected to a switch system of a vehicle battery (not shown) or a door lamp and other lamps fed from the vehicle battery.
[0035]
Reference numeral 51f denotes a resistor, and 51g denotes a print base portion. The resistor 51f and the reverse wiring preventing diode (not shown) may be provided integrally with the print base 51g.
[0036]
When the side door 2 is opened, the vehicular lamp 5a according to the present invention having the above configuration emits light P (see FIGS. 1 and 4) toward the rear side B, and the side door 2 is opened. The function of allowing the vehicle on the rear side B to be visually recognized is exhibited.
[0037]
Next, the structure of the vehicle lamp 5b which is 2nd Example of this invention is demonstrated.
[0038]
As a suitable mounting position of the vehicular lamp 5b, a door lock mechanism 8 provided on the lower side 7 of the back door 6 as shown in FIG. 1 can be selected.
[0039]
The back door 6 shown in FIG. 1 is a door for opening and closing a trunk room T provided at the rear of the vehicle 1, but the vehicular lamp 5b according to the present invention is a hatchback type back door or a left / right opening / closing method. backdoor other back door locks are provided in general with respect to the door mechanism 8 it is also possible to provide the (X see ₂ in FIG. 1).
[0040]
The vehicular lamp 5b provided on the back door 6 is basically attached in the same configuration as the light source device 51 provided on the door lock mechanism 4 provided on the side door 2. Note that the detailed description of the door lock mechanism 8 and the light source device 51 provided in the door lock mechanism unit 8 is the same as that of the side door 2, and therefore will not be duplicated and will not be described here.
[0041]
As shown in FIG. 1, the vehicular lamp 5 b provided on the back door 6 emits light P from a high position (a position where the back door 7 is opened and opened) toward the rear side B of the vehicle 1. Therefore, it becomes easy to visually recognize from the back side. In other words, the presence of the vehicle 1 can be confirmed from a farther point on the rear side B by the vehicular lamp 5b.
[0042]
【The invention's effect】
When the vehicular lamp according to the present invention is provided in a door lock mechanism provided in the side part on the rear side of the side door, the function of visually recognizing the outermost position of the opened side door from the rear side As a result, the door position when the side door is opened can be shown. Thereby, the collision of vehicles etc. approaching from back, or a contact accident can be prevented beforehand.
[0043]
When the vehicular lamp according to the present invention is provided in a door lock mechanism provided in the side or lower side of the back door, it functions as a caution light that emits light backward from a position that is easily visible. Therefore, the function of reliably visualizing the presence of the vehicle ahead and the position of the opened back door even from a farther position on the rear side of the vehicle is exhibited. Thereby, the collision of vehicles etc. approaching from back, or a contact accident can be prevented beforehand.
[0044]
As described above, the present invention can provide a vehicle visual light (caution light) using the door lock mechanism of the vehicle, and therefore, a novel safety function for preventing contact or collision accidents that has not existed before. Can be added to the vehicle.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a simplified representation of a vehicle (1) equipped with a vehicular lamp (5a, 5b) according to the present invention. FIG. 2 is a rear side part (2) of a side door (2) of the vehicle (1). 3) Enlarged view of the periphery of the door lock mechanism (4) installed in FIG. 3 [FIG. 3] Partial enlarged view of the door lock mechanism (4) [FIG. 4] constitutes the vehicular lamp (5a) according to the present invention. Sectional drawing showing one Example of a light source device (51)
1 Vehicle (Automobile)
2 side door 3 (side door) rear side 4 (side door) door lock mechanism 5a, 5b vehicle lamp 6 back door 8 (back door) door lock mechanism 51 light source device

Claims

車両のドアを開放したときに、車両後方側から視認可能となるドア辺部に設けられた灯具であって、
前記ドアを閉じたときに、前記ドア辺部と対向する車体パネル部分に設けられた突起状の鍵部材が入り込んでくる凹部と、
前記凹部の上方領域において前記鍵部材を固定して施錠するための所定の回動動作を行う鍵部と、を少なくとも備えるドアロック機構部を構成する前記凹部の底面部分に、
前記鍵部の回動動作と干渉することなく、かつ、前記施錠の機構に何ら支障をきたすことがないように光源が略面一状態で配置されたことを特徴とする車両用灯具。 When opening the doors of the vehicle, lamp der provided in the door side portion becomes visible from the rear side of the vehicle,
When the door is closed, a recess into which a protruding key member provided in a body panel portion facing the door side portion enters,
A key portion that performs a predetermined rotation operation for fixing and locking the key member in an upper region of the recess, and a bottom portion of the recess that constitutes a door lock mechanism portion including at least
A vehicular lamp characterized in that a light source is arranged in a substantially flush state so as not to interfere with the pivoting operation of the key part and to cause no trouble in the locking mechanism .

前記ドアは、サイドドアであることを特徴とする請求項１記載の車両用灯具。The vehicular lamp according to claim 1, wherein the door is a side door.

前記ドアは、バックドアであることを特徴とする請求項１記載の車両用灯具。The vehicular lamp according to claim 1, wherein the door is a back door.