JP4108171B2 - 画像合成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタル画像処理における画像合成装置に関し、特に、実写による静止画像・動画像を背景画像として、その上に別の静止画像・コンピュータグラフィック(以下、CGと記す)画像を合成する際に、背景画像との位置関係を考慮して違和感なく合成を行う画像合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図27は例えば特開平5−11727号公報に示された画像合成表示装置と同様な従来の画像合成表示装置であり、ビデオカメラで撮像した画像に対してコンピュータグラフィックを意図した位置に合成して表示するものである。
図27において、73はビデオカメラ、74はビデオカメラ73に取り付けられた例えば地磁気センサやジャイロ等からなる方向位置認識センサ、75はコンピュータ画像の矢視方向及び大きさによるコンピュータ画像信号であるコンピュータRGB画像信号を出力するCG装置、76はCG装置75から出力されるコンピュータRGB画像信号を入力するコンピュータ画像フレームメモリ、78はビデオカメラ73からのビデオRGB画像信号であるNTSC信号を2値化して2値化ビデオ画像信号であるビデオRGB画像信号を出力するビデオ信号変換装置、79はビデオ信号変換装置78からのビデオRGB画像信号を1コマ毎に入力するビデオ画像フレームメモリ、80はビデオ画像フレームメモリ79及びコンピュータ画像フレームメモリ76からの両RGB画像信号を合成し、合成2値化画像信号である合成RGB画像信号を出力する画像合成部、81は合成RGB画像信号を2値化し、2値化した状態の合成RGB画像信号を合成NTSC画像信号に変換するRGB信号変換装置、82は表示装置としてのディスプレイである。
【0003】
次に動作について説明する。
ビデオカメラ73は、所定の領域の撮像方向及びビデオカメラ73の現在位置を検出する方向位置認識センサ74を備えている。CG装置75は、ビデオカメラ73が所定の領域を撮影する際に、上記方向位置認識センサ74から検出されるカメラ視点・方向の情報を用いて、ビデオカメラ73で撮影された画像と同じ視点から見えるCG画像を生成する。これにより、ビデオカメラ73で撮影する位置や向きをランダムに変えても、CGによるオブジェクトが画像中の意図された位置に存在しているように見せるためにCG画像の大きさや向きを修正して生成し、ディスプレイ82に合成された画像を違和感なく表示することを可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像合成表示装置は、ビデオカメラ73で撮影された画像に対して、CG装置75により作成されたCGモデルを元にして生成される画像を合成して表示するための装置であり、ビデオカメラ73で撮影された画像に別の画像を合成するために、CGモデルを事前に作成しておかなければならないという問題点があった。
【0005】
また、ビデオカメラ73で撮影された動画像に対して、別の画像を合成するために、撮影している間常にカメラの方向・位置を検出するための方向位置認識センサ74をセットして方向・位置の情報を検出し続けなければならないという問題点があった。
【0006】
また、ビデオカメラ73で撮影された画像に対して、CG画像を合成する際に、ビデオカメラ73で撮影された画像中の被写体とCG画像との前後の位置関係を考慮していないため、例えばビデオカメラ73で撮影された画像の中の1本の木の向こうにCG画像による建物を合成して表示したい場合でも、CG画像が木の上に表示されるため、CG画像の手前にある木の画像が隠れてしまうという問題点があった。
【0007】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、CGモデルを事前に作成しなくても、静止画像を用意することにより背景画像中に別の画像を違和感なく合成することができるとともに、簡単な操作によって背景動画像中に違和感なく別の画像を合成することができ、また背景画像中の被写体と背景画像に追加する追加画像との前後関係を考慮して両画像を合成する機能を持った画像合成装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る画像合成装置は、背景画像を入力する背景画像入力手段と、追加画像を入力する追加画像入力手段と、背景画像の3次元情報を入力するための背景画像3次元情報入力手段と、背景画像上での追加画像の相対位置を規定するための追加画像相対位置規定手段と、この追加画像相対位置規定手段により規定された追加画像の相対位置に基づいて背景画像上に追加画像を合成する前に追加画像の形状を補正する追加画像形状補正手段とを有する追加画像配置手段と、上記背景画像3次元情報入力手段により入力された3次元情報に従って背景画像を画像領域毎に分割するための背景画像領域分割手段と、上記背景画像領域分割手段により分割されたそれぞれの画像領域と追加画像との前後関係を判定するための前後関係判定手段と、上記追加画像形状補正手段により形状補正された追加画像を背景画像に合成すると共に上記前後関係判定手段により追加画像よりも手前にあると判定された画像領域を追加画像の上から合成するための画像合成手段とを備えることにより、背景画像中の被写体との前後関係を考慮しながら別な画像を合成すると共に、地図情報を保存した地図情報保存手段と、上記背景画像領域分割手段により分割された画像領域の間の位置関係を上記地図情報保存手段からの背景画像周辺の地図情報を参照して取り出すための背景画像領域位置関係抽出手段とをさらに備えることにより、背景画像中の被写体の前後関係を合成画像に反映することとし、前記背景画像領域位置関係抽出手段は、前記背景画像中で分割された画像領域それぞれの重心点を求め、地図情報上にカメラの視点位置と背景画像と画像領域の重心点を対応させて、カメラの視点位置からカメラの視野にある各重心点に向かって地図情報上で直線を引くことにより、重心点の先にある被写体とカメラの視点位置との距離を求め、求めた距離を各画像領域に対応付けることを特徴とする。
また、他の発明に係る画像合成装置は、背景画像を入力する背景画像入力手段と、追加画像を入力する追加画像入力手段と、背景画像の3次元情報を入力するための背景画像3次元情報入力手段と、背景画像上での追加画像の相対位置を規定するための追加画像相対位置規定手段と、この追加画像相対位置規定手段により規定された追加画像の相対位置に基づいて背景画像上に追加画像を合成する前に追加画像の形状を補正する追加画像形状補正手段とを有する追加画像配置手段と、上記背景画像3次元情報入力手段により入力された3次元情報に従って背景画像を画像領域毎に分割するための背景画像領域分割手段と、上記背景画像領域分割手段により分割されたそれぞれの画像領域と追加画像との前後関係を判定するための前後関係判定手段と、上記追加画像形状補正手段により形状補正された追加画像を背景画像に合成すると共に上記前後関係判定手段により追加画像よりも手前にあると判定された画像領域を追加画像の上から合成するための画像合成手段とを備えることにより、背景画像中の被写体との前後関係を考慮しながら別な画像を合成すると共に、地図情報を保存した地図情報保存手段と、上記背景画像領域分割手段により背景画像をいくつかの画像領域に分割する際に、背景画像内の被写体の境界線を上記地図情報保存手段からの背景画像周辺の地図情報を参照して取り出す領域境界対応付け手段とをさらに備えることにより、背景画像中の被写体毎の画像領域を分割することとし、前記領域境界対応付け手段は、前記地図情報上に背景画像とカメラ視点を対応付け、カメラ視点から背景画像に写っている被写体の境界部分に対して直線を引き、当該直線と背景画像との交点を背景画像中の被写体の境界線とすることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示すシステム構成図である。
図1において、1は画像を計算機上で合成する際に、背景となる画像(以下、背景画像)を入力するための背景画像入力手段、2は背景画像入力手段によって入力された背景画像に合成するための別の画像(以下、追加画像)を入力するための追加画像入力手段、3は背景画像上に追加画像を配置するための追加画像配置手段であり、この追加画像配置手段3は、背景画像の撮影位置などの3次元情報を入力するための背景画像3次元情報入力手段4と、背景画像上での追加画像の相対位置を規定するための追加画像相対位置規定手段5と、追加画像相対位置規定手段5によって規定された追加画像の相対位置に基づいて背景画像上に追加画像を合成する前に追加画像の形状を補正するための追加画像形状補正手段6とを有する。7は追加画像形状補正手段6によって形状補正された追加画像を背景画像に合成するための画像合成手段である。
【0019】
次に動作について説明する。
まず、背景画像入力手段1によって、画像合成を行う背景となる画像を入力する。背景画像を入力するには、デジタルカメラで撮影したイメージ・データを計算機に取り込んだり、ビデオカメラで撮影した映像をキャプチャして計算機にデジタル・データとして取り込むことなどによって行う。次に、追加画像入力手段2によって、背景画像に合成するための追加画像を入力する。追加画像を入力するには、デジタルカメラで撮影したイメージ・データを計算機に取り込んだり、市販のイメージ描画ソフトウェアで作成することなどによって行う。本実施の形態では、看板広告などの長方形の板状物体を撮影した画像を追加画像として、カメラで撮影した町の風景などの背景画像に合成する例で説明する。この時、追加画像を撮影したときの距離や被写体の大きさの情報も入力する。
【0020】
図2は追加画像とそれに関する情報を説明するための図である。
撮影用のカメラ8で被写体11を撮影したときの撮影視野9の中に、被写体11の画像10が写っている。画像10を追加画像として入力する。追加画像に関する情報として、被写体11の大きさ(Lx、Ly)、カメラ8と被写体11との距離L1も同時に入力する。なお、図2では、カメラ視線に対して被写体11が垂直になっているときの画像10を追加画像の例としているが、被写体11がカメラ視線に対して角度を持っている場合の画像を追加画像としても、以下に述べる方法と同様の方法で合成することができる。
【0021】
次に、背景画像3次元情報入力手段4によって、背景画像を撮影したときのカメラの撮影位置・撮影方向の情報を入力する。
図3は背景画像として用いる画像を撮影するときの状況を説明するための図である。
図3において、12は背景画像を撮影するためのカメラであり、13はカメラ12によって撮影された背景画像である。また、(X2,Y2,Z2)は、カメラ12で背景画像を撮影したときの撮影位置の絶対座標であり、(θx2,θy2,θz2)は、背景画像を撮影したときのカメラの絶対座標における方向である。ここで、θx、θy、θzは、それぞれX軸方向、Y軸方向、Z軸方向に対するカメラ12の回転角度を表す。
【0022】
次に、追加画像相対位置規定手段5によって、背景画像を撮影したときのカメラ12の撮影位置・撮影方向に対して被写体11が位置する場所を入力する。
図4は背景画像を撮影したカメラ12の撮影位置・撮影方向に対する被写体11の位置・向きを説明するための図である。
図4において、(X1,Y1,Z1)は被写体11の位置の絶対座標、(θx1,θy1,θz1)は、被写体11の絶対座標における方向である。14は被写体11の位置・向きを追加画像相対位置規定手段5によって規定したときに最終的に背景画像13に合成される被写体11の画像である。L2はカメラ12と仮想的に置かれた被写体11との距離を表し、L2={(X2-X1)2+(Y2−Y1)2+(Z2−Z1)2}1/2である。
【0023】
次に、追加画像形状補正手段6によって、追加画像10の形状を補正して、背景画像13に合成される画像14を生成する。
図5は追加画像10の形状を補正する方法を説明するための図であり、カメラ12の位置・方向を基準とした被写体11の相対的な位置・向きを元にして説明する。
図5は被写体11がカメラ12に対してY軸方向にθyだけ回転している場合である。被写体11を元にした追加画像10の縦・横の長さをそれぞれLx'、Ly'とする。既に述べたように、追加画像10を撮影したときには、被写体11はカメラ12に対して垂直になっている。図5で被写体11がカメラ12に対してθyだけ回転していることによって、追加画像10の幅Lx'は、Lx'cos(θy)になる。これは、追加画像10を図5の15のような幅1の帯状領域に分割して、縮尺の比率にしたがって帯状領域15を間引くことによって行う。
【0024】
また、被写体11が回転することによって、カメラ12に近づいたり遠ざかったりする部分が出てくる。これに対しては、帯状領域15のうち、間引かれなかったものに対してY軸方向の長さを計算して伸縮させることによって対応する。
図5の例では、追加画像10の一番左端の帯状領域15は、被写体11が最もカメラ12に近づく部分であるため、形状補正後の帯状領域16のようにY軸方向に伸張される。他の部分の帯状領域に対しても、帯状領域16と同様の計算によってY軸方向に伸張されて、それら伸張後の帯状領域を合わせることによって、形状補正後の追加画像14を生成する。なお、図5の例では、説明の簡単のためL2をL1(追加画像を撮影したときの距離)と同一の距離として説明したが、L2がL1と異なる場合には、上記のようにして追加画像10を形状補正した後、縦横の大きさをL1/L2倍することによって、形状補正後の追加画像14を得ることができる。
【0025】
図5において、被写体11がY軸方向に回転している場合の追加画像の形状補正について説明したが、被写体11がX軸方向に回転している場合の追加画像の形状補正についても同様の方法で形状補正を行うことができる。また、Z軸方向に回転している場合には、背景画像13の平面上で追加画像10を回転させることによって、形状補正を行う。
最後に、画像合成手段7によって、背景画像13と形状補正後の追加画像14とを合成する。
【0026】
以上のように、この実施の形態1では、背景となる画像とそれに合成する別の画像を入力する際に、撮影情報や被写体の情報を同時に入力することによって、追加画像を背景画像中に合成する時に追加画像の形状を補正するようにしているので、背景画像に別の画像を合成するために予め3次元CGモデルを作成する必要もなく、背景画像と別の画像を簡単にかつリアルに合成することができる。
【0027】
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、背景画像に対して、全く別の追加画像を入力して合成するようにしたものであるが、次に背景画像の中に映っている被写体の画像部分を修正するような場合の実施の形態を示す。
図6は実施の形態2におけるシステム構成図である。
図6において、背景画像入力手段1、追加画像配置手段3、背景画像3次元情報入力手段4、追加画像相対位置規定手段5、追加画像形状補正手段6及び画像合成手段7は、実施の形態1と同様である。この実施の形態2において、異なる点は、追加画像入力手段2を、追加画像を背景画像の中から探して背景画像の中から画像範囲を指定するための背景画像範囲指定手段17と、背景画像範囲指定手段17によって指定された範囲の画像を追加画像として切り出して追加画像配置手段3に渡すための背景画像切出し手段18とによって構成した点である。
【0028】
次に動作について説明する。
まず、実施の形態1と同様にして、背景画像入力手段1によって、背景となる画像を入力する。次に、背景画像範囲指定手段17によって、背景画像入力手段1で入力された背景画像の中から形状補正の対象となる画像領域を指定する。
図7は利用者が背景画像の中から形状補正の対象となる画像領域を指定する方法を説明するための図である。
カメラ12で背景画像13を撮影したときに、被写体20が映っている画像領域19を修正したいとする。利用者は、ディスプレイに表示された背景画像13の上でマウス22を用いて画像領域19の範囲を含むように指定範囲21を入力する。図7の例では矩形範囲指定を行っているが、多角形の頂点をマウスで指定して、多角形領域を指定することも可能である。上記の操作によって、背景画像13の中から修正したい画像領域19の範囲を指定する。
【0029】
次に、背景画像切出し手段18により、背景画像範囲指定手段17によって指定された画像領域19を切出して入力する。また、画像領域19の実態である被写体20の情報も入力する。(X1,Y1,Z1)、(θx1、θy1、θz1)は、それぞれカメラ12を原点としたときの被写体20の位置座標と向きの情報である。
【0030】
追加画像配置手段3では、背景画像13から切り出された画像領域19を追加画像として、実施の形態1と同様の手順により、被写体20の位置・向きを変更した場合の画像を、追加画像の形状を補正することによって得る。なお、実施の形態1と異なり、被写体20の新しい位置・向きによっては、切り出された画像領域19の一部または全部が、新しく形状補正された追加画像の領域に含まれずに、背景画像中に空白領域が生じる場合がある。このような場合には、画像合成手段7において、空白領域の境界線上の画素の色を平均した色で、追加画像の領域に含まれない領域を塗りつぶす。
【0031】
図8は上記のような空白領域の塗りつぶしを説明するための図である。
図8において、23は形状補正された追加画像、24は形状補正された追加画像23に含まれない画像領域19による空白領域を表す。画像合成手段7において、空白領域24はその境界線上の画素の色の平均色(図8の例では白)によって塗りつぶし領域25になる。
【0032】
以上のように、実施の形態2では、背景となる画像の中に、位置や向きを変更したい被写体が写っている場合、その被写体の画像領域を背景画像の中から切出して被写体の位置・向きの変更に伴う画像の補正を行うようにしているので、一度入力した背景画像の一部分を簡単に修正することができる。
【0033】
実施の形態3.
以上の実施の形態では、追加画像を入力するためにカメラによって撮影された画像を入力していたが、この実施の形態3では、追加画像を入力するために3次元CGモデルを利用する。
図9は実施の形態3におけるシステム構成図である。
図9において、背景画像入力手段1、追加画像配置手段3、背景画像3次元情報入力手段4、追加画像相対位置規定手段5、追加画像形状補正手段6及び画像合成手段7は、実施の形態1と同様である。実施の形態3において異なる点は、追加画像入力手段2を、追加画像を生成するための元となる3次元CGモデルを入力するための3次元モデル入力手段26と、3次元モデル入力手段26によって入力された3次元CGモデルを元にイメージ・データを生成して、追加画像として追加画像配置手段3に渡すためのイメージ・データ変換手段27とによって構成した点である。
【0034】
次に、動作について説明する。
まず、実施の形態1と同様にして、背景画像入力手段1によって、背景となる画像を入力する。次に、3次元モデル入力手段26によって追加画像を生成する元になる3次元CGモデルを入力する。3次元モデル入力手段としては、市販の3DCADソフトウェアを利用する。次に、イメージ・データ変換手段27によって、入力された3次元CGモデルを元に、追加画像を生成する。
【0035】
図10は背景画像中に3次元モデルを元にしたイメージ・データを追加画像として合成する方法を説明するための図である。
イメージ・データ変換手段27では、3次元モデル入力手段26によって入力されたCG28をカメラ位置30に対して距離L1の位置に置いて、その結果カメラ視野内に得られる画像29を追加画像として取出す。
【0036】
追加画像配置手段3では、イメージ・データ変換手段27によって得られる画像29を追加画像として、実施の形態1と同様の手順により、追加画像の形状を補正することができる。
【0037】
以上のように、実施の形態3では、3次元モデル入力手段26によって入力された3次元CGモデルを元にして追加画像を生成し、追加画像の形状を補正しながら背景画像への合成を行うようにしているので、3次元モデルを元にした追加画像を一つ生成しておけば、それ以降は3次元CGを扱うためのソフトウェアを用意することなく、背景画像に対して3次元CGモデルから生成したイメージのさまざまなバリエーションを簡単に合成することができる。
【0038】
実施の形態4.
以上の実施の形態では、背景画像として静止画像を用いるものであるが、この実施の形態4では、動画像を背景画像として、背景の動画像の各フレーム毎に追加画像を合成する。
図11は実施の形態4におけるシステム構成図である。
図11において、背景画像入力手段1、追加画像入力手段2及び追加画像配置手段3は、実施の形態1と同様である。さらに、この実施の形態4においては、背景とする動画像を入力するための動画像入力手段31、動画像入力手段31によって入力された動画像の各フレームの中から、追加画像を合成する領域を抽出するための合成領域抽出手段32、追加画像配置手段3によって動画像中の1フレームに配置された追加画像を、合成領域抽出手段32によって抽出された領域を用いて、前後のフレームに追加画像の形状を補正しながら合成していくための追加画像伝播手段33が追加されている。
【0039】
次に、動作について説明する。
まず、動画像入力手段31によって、背景として用いる動画像を入力する。次に、動画像入力手段31によって入力された動画像のフレームの中から利用者が1フレームを選択して、選択されたフレームの画像を背景画像入力手段1によって背景画像として入力する。次に、実施の形態1と同様にして追加画像入力手段2によって追加画像を入力する。次に、追加画像配置手段3によって、背景画像の中に追加画像を配置する。
【0040】
実施の形態4では、動画像に追加画像を合成する方法を、道路上から撮影した動画像に写っているビルの壁面に追加画像として壁画を合成する例で説明する。
図12は動画像入力手段31によって入力された動画像中の1フレームに配置された追加画像の領域から、合成領域抽出手段32によって上記1フレームの前後のフレーム中から合成領域を抽出する方法を説明するための図である。
図12において、34は動画像入力手段31によって入力された動画像である。35は動画像34に含まれるフレームの中から背景画像入力手段1において背景画像として選択されたフレーム、36は追加画像配置手段3によってフレーム35に配置された壁画の追加画像、37は追加画像35の境界線、38はフレーム35の前後のフレームに、フレーム35で定義された境界線37に相当する領域を伝播させて得られた境界線である。本実施の形態の例では、前後のフレームに写っているビルの壁面が伝播される。
【0041】
また、図13は動画像のフレーム中に写っている物体の境界線を追跡する方法を説明するための図である。
フレーム35における境界線37を次のフレーム39の同じ位置に置くと境界線40となる。フレーム39の境界線40の内部に、フレーム35の境界線37の内部の色と同じ色の領域41を抽出する。次に、領域41の外部に向けて、同じ色を持つ画素を追跡していき、領域42を得る。最後に、領域42に内接する境界線40の相似図形43を求めて、これをフレーム39における合成領域とする。ここで求められた相似図形43を新しい境界線として、フレーム39の次のフレームに対して同様の処理を行うことによって、動画像のフレーム中に写っている物体の境界線を追跡することができる。
【0042】
ここでは、境界線37の内部の色情報を用いた簡単な方法について説明したが、動画像中の物体の境界線を追跡する方法として、動的輪郭モデル(Snakes)を用いることも可能である。この方法は、「動的輪郭モデルを用いた移動物体の追跡に関する検討」(1995年電子情報通信学会情報・システムソサイエティ大会D−237)などに記述されている。
【0043】
さらに、図14は合成領域抽出手段32によって抽出された各フレーム毎の合成領域の形状にあわせて、追加画像伝播手段33によって追加画像を各フレームに合成する方法を説明するための図である。
追加画像36を幅1の帯状領域15に分割して、別のフレームの境界線43の幅にあわせて間引き・拡幅を行って、幅を合わせる。次に、幅を境界線43に合わせた追加画像を再び幅1の帯状領域に分割して、それぞれの帯状領域毎に上下の高さを境界線43に合わせることによって、追加画像36を各フレームの境界線の形状に合わせることができる。
【0044】
以上のように、この実施の形態4では、背景として動画像を用いて、動画像中の1フレームを背景画像として追加画像を配置することによって、前後のフレームの対応する合成領域を抽出して追加画像を配置するようにしているので、動画像中に簡単に別の画像を合成することができる。
【0045】
実施の形態5.
上述した実施の形態4では、動画像に別の画像を合成する際に、追加画像の配置位置を規定するフレームを一つだけで行い、その前後のフレームに対しては合成領域を追跡するものであるが、この実施の形態5では、追加画像の配置位置を規定するフレームを合成の開始フレームと終了フレームの2つのフレームに対して行い、2つのフレームの間にある各フレームに対して自動的に追加画像を合成する。
【0046】
図15は実施の形態5におけるシステム構成図である。
図15において、背景画像入力手段1、追加画像入力手段2、動画像入力手段31及び追加画像伝播手段33は、実施の形態4と同様である。実施の形態5では、追加画像配置手段3として、動画像入力手段31によって入力された動画像のフレームの中から選択された合成の開始フレームに対して追加画像の相対位置を決定するための追加画像第1相対位置規定手段44と、開始フレームの3次元情報を入力するための背景画像3次元情報第1入力手段45、合成終了フレームに対して追加画像の相対位置を決定するための追加画像第2相対位置規定手段46と、終了フレームの3次元情報を入力するための背景画像3次元情報第2入力手段47と、開始フレームと終了フレームに対する追加画像の形状補正を行う追加画像形状補正手段6とを備えている。
【0047】
次に、動作について説明する。
まず、動画像入力手段31によって、入力された動画像のフレームの中から、背景画像入力手段1によって、追加画像を合成する開始フレームと終了フレームを選択する。次に、追加画像入力手段2によって入力された追加画像に対して、追加画像第1相対位置規定手段44と、背景画像3次元情報第1入力手段45、追加画像第2相対位置規定手段46と、背景画像3次元情報第2入力手段47及び追加画像形状補正手段6によって、開始フレーム・終了フレームに対する追加画像の形状補正を行う。開始フレーム、終了フレームに対する追加画像の形状補正は、実施の形態1と同様の方法によって行う。次に、開始フレームと終了フレームにおける追加画像を元にして、追加画像補完手段48において開始フレームと終了フレームの間にあるフレームに合成する追加画像の領域を生成する。
【0048】
図16は追加画像補完手段48が開始フレームと終了フレームの間にあるフレームに合成する追加画像を生成する方法を説明するための図である。
図16の例では、実施の形態1と同様に追加画像を例としている。
図16において、49、50はそれぞれ動画像中の合成の開始フレームと終了フレームであり、51、52はそれぞれ追加画像配置手段3によって開始フレーム49と終了フレーム50に配置された追加画像である。開始フレーム49と終了フレーム50の間に、(N−1)フレームがあるとすると、(N−1)フレームのk番目のフレームに対する追加画像の領域の頂点の座標は、図16に示す式によって計算することができる。
【0049】
そして、追加画像補完手段48によって生成された各フレームの追加画像の領域にしたがって、実施の形態4で記述した方法と同様の方法で、追加画像伝播手段33が各フレームに追加画像を合成する。
【0050】
以上のように、この実施の形態5では、動画像中の開始フレームと終了フレームに対する追加画像の配置位置を指定するようにしているので、開始フレームと終了フレームの間のフレームに対する追加画像の合成をするのに動画像中の物体の追跡などの複雑な計算処理を行うことなく、動画中に簡単に別の画像を合成することができる。また、実施の形態5の説明では、動画像中の開始フレームと終了フレームに追加画像を指定したが、画像データの代わりに開始・終了フレームに3次元CGモデルを配置することによって、開始・終了フレームの間のフレームにおける3次元CGモデルの配置位置を同様の原理を用いて計算して動画像と合成することも可能である。
【0051】
実施の形態6.
上述した実施の形態4では、動画像に別の画像を合成する際に、追加画像の位置を背景画像に対して静止したものとして追加画像の配置位置を計算していたが、この実施の形態6では、背景画像に対して追加画像の元となる被写体の移動径路を定義することによって、背景画像中で移動する追加画像を合成する。
【0052】
図17は実施の形態6におけるシステム構成図である。
図17において、背景画像入力手段1、追加画像入力手段2、追加画像配置手段3、合成領域抽出手段32及び追加画像伝播手段33は、実施の形態4と同様である。また、背景となる動画像に対する追加画像元となる被写体の移動径路を定義するための追加画像動作定義手段54によって構成されている。
【0053】
次に、動作について説明する。
動画像入力手段31、背景画像入力手段1、追加画像入力手段2、追加画像配置手段3によって追加画像を1フレーム上に配置するまでは、実施の形態4と同様である。次に、追加画像動作定義手段54では、1フレーム上に配置された追加画像の移動の径路について利用者が定義を行う。
【0054】
図18は追加画像動作定義手段54によって定義される被写体の移動径路について説明するための図である。
図18において、55は動画像入力手段31によって入力された動画像の中で、カメラ30に対する被写体28の位置・向きを時間に対して定義したものである。55を用いて、合成領域抽出手段32において、追加画像29が配置されたフレームの前後における合成領域を抽出する。
次に、実施の形態4と同様にして、追加画像伝播手段33によって他のフレームに追加画像を合成する。
【0055】
以上のように、この実施の形態6では、動画像中における被写体の動きを定義するようにしているので、動画像に対して動きのある被写体の画像を簡単に合成することが可能である。また、実施の形態6の説明では、動画像中の背景画像に追加画像を指定したが、画像データの代わりに背景画像に3次元CGモデルを配置することによって、背景画像の前後のフレームにおける3次元CGモデルの動きを同様の原理を用いて定義して動画像と合成することができるので、動きのある3次元CGモデルと動画像とを簡単に合成することができる。
【0056】
実施の形態7.
以上の実施の形態では、背景画像に別の画像を合成する際に、背景画像に写っている被写体と追加画像に写っている被写体との前後関係を考慮していないため、常に追加画像の全体が背景画像の上に表示されていたが、この実施の形態7では、背景画像を被写体毎に領域分割してそれらの位置情報を利用して追加画像を合成する。
【0057】
図19は実施の形態7におけるシステム構成図である。
図19において、背景画像入力手段1、追加画像入力手段2、追加画像配置手段3及び画像合成手段7については、実施の形態1と同様である。また、背景画像入力手段1によって入力された背景画像を、被写体毎に領域分割するための背景画像領域分割手段56と、背景画像領域分割手段56によって分割された画像領域と、追加画像との前後関係を判定するための前後関係判定手段57とを備えている。
【0058】
次に、動作について説明する。
背景画像入力手段1、追加画像入力手段2、追加画像配置手段3によって追加画像を背景画像上に配置するまでは、実施の形態1と同様である。背景画像領域分割手段56では、背景画像を被写体毎に領域分割を行い、それぞれの領域毎にカメラ視点からの距離の情報を付加する。
図20は背景画像の領域分割を行う方法を説明するための図である。
利用者は、ディスプレイに表示された背景画像13を見ながら、被写体の領域毎にマウスを操作しながら領域の頂点を指示して、多角形の領域を定義していく。指定された領域には、それぞれ領域No.とカメラ視点からの距離の情報58を対応付けて入力する。
【0059】
次に、背景画像領域分割手段56によって得られた背景画像の各画像領域のカメラ視点からの距離情報と、追加画像配置手段3による追加画像の位置情報を元にして、前後関係判定手段57が追加画像を合成する順番を判定する。画像合成手段7は、前後関係判定手段57によって、先ず追加画像よりもカメラ視点から遠くにある画像領域を表示し、次に追加画像、そして最後に追加画像よりもカメラ視点から近くにある画像領域を合成する。
【0060】
図21は前後関係判定手段57によって判定された順序を元にして合成された背景画像と追加画像を説明するための図である。
領域分割された背景画像に対して、カメラからの距離が15の追加画像59を合成した場合、カメラからの距離が15よりも小さい背景画像が追加画像59の上に合成されて、最終的に合成画像60を得る。
【0061】
以上のように、この実施の形態7では、背景画像を被写体毎の画像領域を分割し、それぞれの画像領域にカメラからの距離情報を対応付けているので、背景画像に追加画像を合成するときに被写体の前後関係を正しく反映させた合成画像を簡単に得ることができる。
背景画像として動画像を入力した場合には、背景画像領域分割手段56による領域分割を動画像中の各フレームに対して被写体の領域を定義していき、それぞれの領域に領域No. とカメラ視点からの距離の情報を対応付けて入力する。また、追加画像の配置を実施の形態4〜6と同様な方法で行うことによって、背景画像として動画像を入力した場合にも同様の効果を得ることができる。
【0062】
実施の形態8.
上述した実施の形態7では、背景画像を被写体毎に領域分割してそれらの位置情報を利用して追加画像を合成するために、背景画像領域分割手段において利用者が画像領域毎にカメラからの距離を入力したが、この実施の形態8では、背景画像に関する地図情報を参照することによって、画像領域毎のカメラからの距離を入力する。
【0063】
図22は実施の形態8におけるシステム構成図である。
図22において、背景画像入力手段1、追加画像入力手段2、追加画像配置手段3、画像合成手段7、背景画像領域分割手段56及び前後関係判定手段57については、実施の形態7と同様である。また、背景画像入力手段1によって入力する背景画像に写っているシーンの地理的な情報を保存するための地図情報保存手段62と、地図情報保存手段62に保存されている地図情報を参照して背景画像中の領域にカメラからの距離情報を関連付けるための背景画像領域位置関係抽出手段61を備えている。
【0064】
次に、動作について説明する。
背景画像入力手段1、追加画像入力手段2、追加画像配置手段3によって追加画像を背景画像上に配置し、また背景画像領域分割手段56によって、背景画像を被写体毎の画像領域に分割するまでは、実施の形態7と同様である。次に、背景画像領域位置関係抽出手段61によって、背景画像から分割された画像領域毎にカメラからの距離を対応付ける。
【0065】
図23は背景画像領域位置関係抽出手段61の機能を説明するための図である。本実施の形態8では、町の建物の風景を撮影したものを背景画像とし、撮影された背景画像周辺の地図情報が地図情報保存手段62に保存されている例で説明する。背景画像64の中で分割された画像領域それぞれの重心点66を求める。次に、地図情報63の上に、カメラの視野すなわち背景画像64とカメラの視点位置65と画像領域の重心点66を対応させる。地図情報63は、背景画像に写っている建物の形状・位置の情報が存在する。従って、カメラの視点位置65からカメラの視野にある各重心点に向かって地図情報63の上で直線をひくことによって、重心点の先にある実際の建物とカメラの視点位置65との距離を求めることができる。こうして求められた距離を、各重心点66すなわち各画像領域に対応付ける。
【0066】
背景画像領域位置関係抽出手段61によって対応付けられた背景画像内の画像領域とカメラ視点との距離を用いて、実施の形態7と同様の方法で背景画像と追加画像とを合成する。
【0067】
以上のように、この実施の形態8では、背景画像を被写体毎の画像領域に分割した後、それぞれの画像領域とカメラからの距離情報を地図情報を利用して対応付けているので、背景画像に追加画像を合成するときに被写体の前後関係を容易に判断することができる。
背景画像として動画像を入力した場合には、動画像中の各フレーム毎に分割された画像領域に対して、背景画像領域位置関係抽出手段61を用いてカメラからの距離情報を対応付ける。また、追加画像の配置を実施の形態4〜6と同様な方法で行うことによって、背景画像として動画像を入力した場合にも同様の効果を得ることができる。
【0068】
実施の形態9.
上述した実施の形態7では、背景画像を被写体毎に領域分割するために、利用者がディスプレイを見ながらマウスを操作して画像領域を指定したが、この実施の形態9では、背景画像に関する地図情報を参照することによって、背景画像から被写体毎の画像領域を分割する。
【0069】
図24は実施の形態9におけるシステム構成図である。
図24において、背景画像入力手段1、追加画像入力手段2、追加画像配置手段3、画像合成手段7、背景画像領域分割手段56、前後関係判定手段57及び地図情報保存手段62については、実施の形態7と同様である。また、地図情報保存手段62に保存されている地図情報を参照して背景画像から被写体毎の画像領域を分割するための領域境界対応付け手段67を備えている。
【0070】
次に、動作について説明する。
背景画像入力手段1、追加画像入力手段2、追加画像配置手段3によって追加画像を背景画像上に配置するまでは、実施の形態7と同様である。次に、領域境界対応付け手段67によって、背景画像を被写体毎に分割する。
図25は領域境界対応付け手段の機能を説明するための図である。
先ず、地図情報63の上に背景画像64、カメラ視点65を対応付ける。次に、カメラ視点65から背景画像64に写っている被写体の建物の境界部分に対して直線を引く。引かれた直線と背景画像64との交点68が、背景画像中の被写体の水平方向における境界線となる。さらに地図情報63にそれぞれの建物の高さ情報が保存されていれば、その情報を用いて背景画像上で被写体の建物毎の画像領域69を抽出することができる。背景画像領域分割手段56は、領域境界対応付け手段67によって抽出された画像領域69をディスプレイ上に表示し、必要なら利用者は画像領域の形状をマウス操作などで修正することができる。次に、実施の形態7と同様の方法で各画像領域毎にカメラ視点からの距離を入力し、背景画像と追加画像とを合成する。
【0071】
以上のように、この実施の形態9では、背景画像を被写体毎の画像領域に分割する際に、地図情報を用いて大体の画像領域を自動的に抽出するようにしているので、背景画像に追加画像を合成するときに被写体毎のカメラ視点からの位置情報を容易に対応付けることができる。また、実施の形態9の説明では、領域境界対応付け手段67によって抽出された画像領域を背景画像領域分割手段56によって修正しているが、修正せずにそのままの画像領域を用いて大体の画像領域に分割したまま背景画像と追加画像を合成しても良い。
【0072】
実施の形態10.
上述した実施の形態7では、背景画像に合成するものとして静止画を追加画像としていたが、この実施の形態10では、静止画像に代えて3次元CGモデルを背景画像に合成した画像を得る。
背景画像として動画像を入力した場合には、動画像中の各フレームに対して領域境界対応付け手段67、背景画像領域分割手段56を用いて被写体の画像領域を分割する。また、追加画像の配置を実施の形態4〜6と同様の方法で行うことによって、背景画像として動画像を入力した場合にも同様の効果を得ることができる。
【0073】
図26は実施の形態9におけるシステム構成図である。
図26において、背景画像入力手段1、背景画像3次元入力手段4、画像合成手段7、背景画像領域分割手段56及び前後関係判定手段59は、実施の形態7と同様である。また、背景画像に合成する3次元CGモデルを入力するための3次元CGモデル入力手段70、背景画像に対する3次元CGモデルの相対位置を規定するための3次元CGモデル相対位置規定手段71、3次元CGモデルの相対位置によって背景画像に合成する追加画像の形状を補正するための3次元CGモデル形状補正手段72を備えている。
【0074】
次に、動作について説明する。
まず、実施の形態1と同様にして、背景画像入力手段1によって、背景となる画像を入力する。次に、3次元CGモデル入力手段70によって追加画像を生成する元になる3次元CGモデルを入力する。3次元モデル入力手段としては、市販の3DCADソフトウェアを利用する。次に、3次元CG相対位置規定手段71によって、入力された3次元CGモデルの背景画像カメラ位置に対する相対位置を規定する。背景画像カメラ位置は、実施の形態1と同様にして、背景画像3次元情報入力手段4によって得る。次に、3次元CGモデル相対位置規定手段71によって規定された位置に基づいて、3次元CGが背景画像に写る画像を3次元CG形状補正手段によって決定する。その後、実施の形態7と同様の方法によって、背景画像領域分割手段56、前後関係判定手段57、画像合成手段7によって、背景画像と3次元CGモデルによる画像を合成する。
【0075】
以上のように、この実施の形態10では、背景画像に合成する追加画像を3次元CGモデルを用いて生成しているので、自由に作成した立体感のある画像を、被写体の前後関係を正しく反映させて背景画像に合成することができる。
また、実施の形態7〜9において述べたように、背景画像として動画像を入力した場合にも同様の効果を得ることができる。
【0076】
上述した各実施の形態によれば、背景画像に別の画像をいろいろな視点から簡単に合成することができるという効果がある。また、背景画像として動画像を用いた場合でも、動画像中の1ないし2フレームにおいて追加する画像を配置するだけで残りのフレームに対して自動的に画像を補正して合成するので、動画像の各フレームに簡単に画像を合成することができる。また、背景画像中の被写体の位置情報を考慮しているので、背景画像と別の画像を合成するときにそれぞれの被写体の前後関係を反映できるという効果がある。なお、背景画像中の被写体の位置関係を考慮した合成に関しては、背景画像として動画を用いた場合にも同様の方法を用いることによって、実現することができる。
【0077】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、背景となる画像とそれに合成する別の画像を入力する際に、撮影情報や被写体の情報を同時に入力することによって、追加画像を背景画像中に合成する時に追加画像の形状を補正するようにしているので、背景画像に別の画像を合成するために予め3次元CGモデルを作成する必要もなく、背景画像と別の画像を簡単にかつリアルに合成することができる。
【0078】
また、背景となる画像の中に、位置や向きを変更したい被写体が写っている場合、その被写体の画像領域を背景画像の中から切出して被写体の位置・向きの変更に伴う画像の補正を行うようにしているので、一度入力した背景画像の一部分を簡単に修正することができる。
【0079】
また、3次元モデル入力手段によって入力された3次元CGモデルを元にして追加画像を生成し、追加画像の形状を補正しながら背景画像への合成を行うようにしているので、3次元モデルを元にした追加画像を一つ生成しておけば、それ以降は3次元CGを扱うためのソフトウェアを用意することなく、背景画像に対して3次元CGモデルから生成したイメージのさまざまなバリエーションを簡単に合成することができる。
【0080】
また、背景として動画像を用いて、動画像中の1フレームを背景画像として追加画像を配置することによって、前後のフレームの対応する合成領域を抽出して追加画像を配置するようにしているので、動画像中に簡単に別の画像を合成することができる。
【0081】
また、動画像中の開始フレームと終了フレームに対する追加画像の配置位置を指定するようにしているので、開始フレームと終了フレームの間のフレームに対する追加画像の合成をするのに動画像中の物体の追跡などの複雑な計算処理を行うことなく、動画中に簡単に別の画像を合成することができる。
【0082】
また、動画像中における被写体の動きを定義するようにしているので、動画像に対して動きのある被写体の画像を簡単に合成することが可能である。
【0083】
また、背景画像を被写体毎の画像領域に分割し、それぞれの画像領域にカメラからの距離情報を対応付けているので、背景画像に追加画像を合成するときに被写体の前後関係を正しく反映させた合成画像を簡単に得ることができる。
【0084】
また、背景画像を被写体毎の画像領域に分割した後、それぞれの画像領域とカメラからの距離情報を地図情報を利用して対応付けているので、背景画像に追加画像を合成するときに被写体の前後関係を容易に判断することができる。
【0085】
また、背景画像を被写体毎の画像領域に分割する際に、地図情報を用いて大体の画像領域を自動的に抽出するようにしているので、背景画像に追加画像を合成するときに被写体毎のカメラ視点からの位置情報を容易に対応付けることができる。
【0086】
さらに、背景画像に合成する追加画像を3次元CGモデルを用いて生成しているので、自由に作成した立体感のある画像を、被写体の前後関係を正しく反映させて背景画像に合成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の追加画像入力手段2によって入力される追加画像と、それに関する情報を説明するための図である。
【図3】 図1の背景画像3次元情報入力手段4によって入力される背景画像に関する情報を説明するための図である。
【図4】 図1の追加画像相対位置規定手段5によって規定される背景画像を撮影したカメラの撮影位置・撮影方向に対する被写体の位置・向きを説明するための図である。
【図5】 図1の追加画像形状補正手段6によって追加画像の形状を補正する方法を説明するための図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 図6の背景画像範囲指定手段17によって利用者が背景画像の中から形状補正の対象となる画像領域を指定する方法を説明するための図である。
【図8】 図6の追加画像形状補正手段6において、背景画像に生じる空白領域を塗りつぶす方法を説明するための図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 図9のイメージ・データ変換手段27によって背景画像中に3次元モデルを元にしたイメージ・データを合成する方法を説明するための図である。
【図11】 この発明の実施の形態4に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図12】 図11の動画像入力手段31によって入力された動画像中の1フレームに配置された追加画像の領域から合成領域抽出手段32によって前後のフレーム中の合成領域を抽出する方法を説明するための図である。
【図13】 図11の合成領域抽出手段32によって動画像のフレーム中に写っている物体の境界線を追跡する方法を説明するための図である。
【図14】 図11の追加画像伝播手段33によって追加画像を各フレームに合成する方法を説明するための図である。
【図15】 この発明の実施の形態5に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図16】 図15の追加画像補完手段48が開始フレームと終了フレームの間にあるフレームに合成する追加画像を生成する方法を説明するための図である。
【図17】 この発明の実施の形態6に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図18】 図17の追加画像動作定義手段54によって定義される被写体の移動径路について説明するための図である。
【図19】 この発明の実施の形態7に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図20】 図19の背景画像領域分割手段56によって背景画像の領域分割を行う方法を説明するための図である。
【図21】 図19の前後関係判定手段57によって判定された順序を元にして合成された背景画像と追加画像を説明するための図である。
【図22】 この発明の実施の形態8に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図23】 図22の背景画像領域位置関係抽出手段61の機能を説明するための図である。
【図24】 この発明の実施の形態9に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図25】 図24の領域境界対応付け手段67の機能を説明するための図である。
【図26】 この発明の実施の形態10に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。
【図27】 特開平5−11727号公報に示された画像合成表示装置を説明するための構成図である。
【符号の説明】
1 背景画像入力手段、2 追加画像入力手段、3 追加画像配置手段、
4 背景画像3次元情報入力手段、5 追加画像相対位置規定手段、6 追加画像形状補正手段、7 画像合成手段、17 背景画像範囲指定手段、18 背景画像切出し手段、26 3次元モデル入力手段、27 イメージ・データ変換手段、31 動画像入力手段、32 合成領域抽出手段、33 追加画像伝播手段、44 追加画像第1相対位置規定手段、45 背景画像3次元情報第1入力手段、46 追加画像第2相対位置規定手段、47 背景画像3次元情報第2入力手段、48 追加画像補完手段、54 追加画像動作定義手段、56 背景画像領域分割手段、57 前後関係判定手段、61 背景画像領域位置関係抽出手段、62 地図情報保存手段、67 領域境界対応付け手段、70 3次元CGモデル入力手段、71 3次元CGモデル相対位置規定手段、72 3次元CGモデル形状補正手段。

Claims (2)

  1. 背景画像を入力する背景画像入力手段と、
    追加画像を入力する追加画像入力手段と、
    背景画像の3次元情報を入力するための背景画像3次元情報入力手段と、背景画像上での追加画像の相対位置を規定するための追加画像相対位置規定手段と、この追加画像相対位置規定手段により規定された追加画像の相対位置に基づいて背景画像上に追加画像を合成する前に追加画像の形状を補正する追加画像形状補正手段とを有する追加画像配置手段と、
    上記背景画像3次元情報入力手段により入力された3次元情報に従って背景画像を画像領域毎に分割するための背景画像領域分割手段と、
    上記背景画像領域分割手段により分割されたそれぞれの画像領域と追加画像との前後関係を判定するための前後関係判定手段と、
    上記追加画像形状補正手段により形状補正された追加画像を背景画像に合成すると共に上記前後関係判定手段により追加画像よりも手前にあると判定された画像領域を追加画像の上から合成するための画像合成手段と
    を備えることにより、背景画像中の被写体との前後関係を考慮しながら別な画像を合成すると共に、
    地図情報を保存した地図情報保存手段と、上記背景画像領域分割手段により分割された画像領域の間の位置関係を上記地図情報保存手段からの背景画像周辺の地図情報を参照して取り出すための背景画像領域位置関係抽出手段とをさらに備えることにより、背景画像中の被写体の前後関係を合成画像に反映することとし、
    前記背景画像領域位置関係抽出手段は、前記背景画像中で分割された画像領域それぞれの重心点を求め、地図情報上にカメラの視点位置と背景画像と画像領域の重心点を対応させて、カメラの視点位置からカメラの視野にある各重心点に向かって地図情報上で直線を引くことにより、重心点の先にある被写体とカメラの視点位置との距離を求め、求めた距離を各画像領域に対応付ける
    ことを特徴とする画像合成装置。
  2. 背景画像を入力する背景画像入力手段と、
    追加画像を入力する追加画像入力手段と、
    背景画像の3次元情報を入力するための背景画像3次元情報入力手段と、背景画像上での追加画像の相対位置を規定するための追加画像相対位置規定手段と、この追加画像相対位置規定手段により規定された追加画像の相対位置に基づいて背景画像上に追加画像を合成する前に追加画像の形状を補正する追加画像形状補正手段とを有する追加画像配置手段と、
    上記背景画像3次元情報入力手段により入力された3次元情報に従って背景画像を画像領域毎に分割するための背景画像領域分割手段と、
    上記背景画像領域分割手段により分割されたそれぞれの画像領域と追加画像との前後関係を判定するための前後関係判定手段と、
    上記追加画像形状補正手段により形状補正された追加画像を背景画像に合成すると共に上記前後関係判定手段により追加画像よりも手前にあると判定された画像領域を追加画像の上から合成するための画像合成手段と
    を備えることにより、背景画像中の被写体との前後関係を考慮しながら別な画像を合成すると共に、
    地図情報を保存した地図情報保存手段と、上記背景画像領域分割手段により背景画像をいくつかの画像領域に分割する際に、背景画像内の被写体の境界線を上記地図情報保存手段からの背景画像周辺の地図情報を参照して取り出す領域境界対応付け手段とをさらに備えることにより、背景画像中の被写体毎の画像領域を分割することとし、
    前記領域境界対応付け手段は、前記地図情報上に背景画像とカメラ視点を対応付け、カメラ視点から背景画像に写っている被写体の境界部分に対して直線を引き、当該直線と背景画像との交点を背景画像中の被写体の境界線とする
    ことを特徴とする画像合成装置。
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