JP4107132B2 - 面状採暖具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気カーペット等の面状採暖具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の面状採暖具は、図5に示すような構成となっているのが一般的で、操作つまみが設けられているが、その取り付位置は商品の性質から制御ケースの上面及び側面に配置したものが多く見受けられる(特許文献1参照)。図5は前記文献1に記載された従来の面状採暖具の制御ケースを示すものである。図5において、1は上部制御ケースであり、2は下部制御ケース、3は操作つまみである。なお、操作つまみ3は上部制御ケース1と下部制御ケース2との間に挟まれた構成となっており、制御回路4上の切替スイッチ5のつまみ部6を作動させるための連結板7を一体として成形したものである。また、操作つまみ3は矢印の方向にスライドする構成となっており、これに伴い連結板7を介して切替スイッチ5のつまみ部6を作動させる構成となっていた。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−31040号公報(第6図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、操作つまみ3は上部制御ケース1と下部制御ケース2との間に挟まれた構成となっているため、制御ケース8の組立時に操作つまみ3を上部制御ケース1に仮固定できず、図6の矢印の方向に脱落するという問題があった。
【0005】
また、操作つまみ3は上部制御ケース1と下部制御ケース2との間に挟まれただけの構成なので制御ケース8の組立後においても操作つまみ3がガタツクため操作がスムーズに行えないという問題があった。
【0006】
さらに、図5に示すような特に湾曲した操作つまみ3の場合、使用者が誤って操作つまみ3を踏みつけた場合、操作つまみ3が容易に折れて脱落するという問題があった。
【0007】
一方、図7に示すように、上部制御ケース1に操作つまみ3を仮固定する構成として、上部制御ケース1から操作つまみ3が脱落しないように、押え板9を用いて操作つまみ3を上部制御ケース1と押え板9の間に挟みビス10で止める方法があった。しかしこの方法では押え板9やビス10などの別部品が必要でありコストアップや、組立時に時間を要するという問題があった。
【0008】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、制御ケース組立時における組立作業を容易にする面状採暖具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の面状採暖具は、発熱体を内蔵した本体と、前記発熱体の温度を制御する制御回路を内装し、上、下部制御ケースからなる制御ケースと、前記上部制御ケースの上面から側面に沿って形成された曲面状の凹形状部に左右スライド自在に配置され、かつ上、下部制御ケースの接合部位から前記制御ケースの内部に延び、前記制御回路の操作部に連係する連結板を一体的に有する曲面状の操作つまみとを備え、前記上部制御ケースの凹形状部における反側面側の上方には左右方向に溝部を凹設して、前記操作つまみより下方へ突設させた左右方向直線状で、しかも先端をR形状に設定した凸形状部を嵌合させ、さらに、前記溝部の深さを部分的に変化させたものである。
【0010】
これによって、制御ケース組立時において上部制御ケースに操作つまみを装着する際は、別部品を使用しないで組立作業を容易にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、発熱体を内蔵した本体と、前記発熱体の温度を制御する制御回路を内装し、上、下部制御ケースからなる制御ケースと、前記上部制御ケースの上面から側面に沿って形成された曲面状の凹形状部に左右スライド自在に配置され、かつ上、下部制御ケースの接合部位から前記制御ケースの内部に延び、前記制御回路の操作部に連係する連結板を一体的に有する曲面状の操作つまみとを備え、前記上部制御ケースの凹形状部における反側面側の上方には左右方向に溝部を凹設して、前記操作つまみより下方へ突設させた左右方向直線状で、しかも先端をR形状に設定した凸形状部を嵌合させ、さらに、前記溝部の深さを部分的に変化させたもので、制御ケース組立時において、別部品を使用しないで上部制御ケースに操作つまみを仮固定でき、組立作業を容易にすることができる。
【0012】
また、操作つまみに設けた凸形状部を線状に設けることにより、使用者が操作つまみを操作する際、スライドのガイドの働きをするため操作つまみのガタツキを抑制し操作をスムーズに行うことができる。
【0013】
さらに、凸形状部の先端をR形状にすることにより、操作つまみに設けた凸形状部と上部制御ケースに設けた溝部が線接触となるため操作つまみの抵抗が少なくなりスムーズに操作することができる。
【0014】
加えて、溝部の深さを部分的に変化させることにより、例えば電源の入・切の間で深さを変化させることにより、入・切の間で操作つまみにクリック感を持たすことができ、使用者が切から入など操作の状態が変ったことを容易に理解することができる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0016】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1における面状採暖具の平面図であり、図2は制御ケースの断面図、図3は操作つまみの裏面斜視図で、図4は上部制御ケースの部分断面図を示したものである。図1に示されているように、表材11と発熱体12と軟質発泡体13と裏材14とを積層し、本体15を構成している。また、発熱体12の温度を制御する制御回路4は上部制御ケース1、下部制御ケース2により構成された制御ケース8に内装されており、本体15の端面部に取り付けられている。
【0017】
さらに、電源の入・切や前記発熱体12の温度を調整する操作つまみ3は上部制御ケース1の端面の一部を切欠いて凹形状部16形成し、その部分に操作つまみ3を嵌め込み、図2に示すように上部制御ケース1に設けた溝部17に操作つまみ3に設けた凸形状部18が嵌合する構成となっており、制御回路4上の切替スイッチ5のつまみ部6を作動させるための連結板7を一体として成形したものである。
【0018】
次に、以上のように構成された面状採暖具について、その動作、作用を説明する。まず、制御ケース8の組立時に操作つまみ3を上部制御ケース1の端面の一部を切欠いた凹部16に嵌め込むと、上部制御ケース1に設けた溝部17に操作つまみ3に設けた凸形状部18が嵌合するため、別部品を使用しないで脱落することなく上部制御ケース1に操作つまみ3を仮固定することができる。
【0019】
なお、本実施例において、図3に示すように本実施例の操作つまみ3の凸形状部18を線状に設けることにより、使用者が操作つまみ3を操作するときのスライドのガイドの働きをするため操作つまみ3のガタツキを抑制し操作をスムーズに行うことができる。
【0020】
また、操作つまみ3に設けた凸形状部18の先端をR形状にすることにより、操作つまみ3に設けた凸形状部18と上部制御ケース1に設けた溝部17が線接触となるため操作つまみ3の抵抗が少なくスムーズに操作することができる。
【0021】
また、図4に示すように上部制御ケース1に設けた溝部17の入口部19をR形状とすることにより、掃除の時などに手を切る心配が少なくなり、さらに溝部17にたまるホコリなどの掃除がしやすくなる。
【0022】
さらに、本実施例の上部制御ケース1に設けた溝部17の深さを部分的変化させることにより(図示せず)、例えば電源の切、入の間で溝部17を浅くすることにより、操作つまみ3の凸形状部18がその部分をスライドする時に抵抗となり、入・切の間で操作つまみ3にクリック感を持たすことができ、使用者が切から入など操作の状態が変ったことを容易に理解することができ、さらには使用者が操作しない時に勝手に電源が入ったり、切れたりするのを防止することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、制御ケース組立時に上部制御ケースに操作つまみを組込む際には別部品を使用しないで仮固定でき、組立作業を容易にすることができる。また、操作つまみが容易に折れて脱落し、踏みつけなどでそれが破損するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における面状採暖具の部分断面平面図
【図2】 同面状採暖具の制御ケースの部分断面図
【図3】 同面状採暖具の操作つまみの裏面側から視た斜視図
【図4】 同面状採暖具の上部制御ケースの部分断面斜視図
【図5】 従来の面状採暖具の部分断面斜視図
【図6】 同面状採暖具の使用状態を示す部分断面斜視図
【図7】 同面状採暖具の上部制御ケースを裏面側から視た部分斜視図
【符号の説明】
1 上部制御ケース
2 下部制御ケース
3 操作つまみ
4 制御回路
8 制御ケース
12 発熱体
15 本体
16 凹形状部
17 溝部
18 凸形状部
19 入口部
Claims (1)
- 発熱体を内蔵した本体と、前記発熱体の温度を制御する制御回路を内装し、上、下部制御ケースからなる制御ケースと、前記上部制御ケースの上面から側面に沿って形成された曲面状の凹形状部に左右スライド自在に配置され、かつ上、下部制御ケースの接合部位から前記制御ケースの内部に延び、前記制御回路の操作部に連係する連結板を一体的に有する曲面状の操作つまみとを備え、前記上部制御ケースの凹形状部における反側面側の上方には左右方向に溝部を凹設して、前記操作つまみより下方へ突設させた左右方向直線状で、しかも先端をR形状に設定した凸形状部を嵌合させ、さらに、前記溝部の深さを部分的に変化させた面状採暖具。
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