JP4106702B2 - 情報処理装置、データ記録再生方法、データ記録再生方法のプログラム及びデータ記録再生方法のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、データ記録再生方法、データ記録再生方法のプログラム及びデータ記録再生方法のプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、データ記録再生方法、データ記録再生方法のプログラム及びデータ記録再生方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えばビデオデータを記録するハードディスク装置等に適用することができる。本発明は、ディスク状記録媒体による主の記録領域と、不揮発性メモリによる副の記録領域とに、記録に供するデータを振り分けて記録することにより、フラグメンテーションによるアクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減することができるようにする。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータのペリフェラルとして使用されるハードディスクドライブにおいては、ランダムアクセス可能であり、近年、小型化、高記録密度化されている。これによりハードディスクドライブをオーディオデータ、ビデオデータ(以下、AVデータと呼ぶ)の記録に適用してホームサーバー、車載用機器等に利用することが種々に提案されるようになされている。
【0003】
このようなハードディスクドライブにおいては、ハードディスクに記録された管理用のデータであるファイルアロケーションテーブル(FAT)により、複数セクタによるクラスタを単位にしてハードディスクに記録されたデータを管理できるようになされており、この管理をホスト装置であるパーソナルコンピュータ等により実行するようになされている。以下、このようなファイルアロケーションテーブルによるファイル管理システムをFATファイルシステムと呼ぶ。
【0004】
すなわち図7は、ハードディスクドライブを示すブロック図である。このハードディスクドライブ1は、ホスト装置2に接続されて、このホスト装置2より出力される各種のデータをハードディスク3に記録する。ここでホスト装置2は、例えばコンピュータである。
【0005】
ここでハードディスク3は、図8に示すように、MS−DOS互換ファイルシステムのフォーマットが適用される。すなわちハードディスク3は、情報記録面を内周側領域と外周側領域とに分割し、外周側領域がシステムエントリエリアに割り当てられる。また内周側領域がデータエリアに割り当てられる。このうちデータエリアは、クラスタに細分化され、所定フレーム数のデータ量を単位にして、各クラスタにユーザーデータが記録される。
【0006】
さらにハードディスク3は、情報記録面が同心円状に複数のゾーンに区切られ、さらに各ゾーンのトラックがそれぞれ円周方向に所定長さで区切られて複数のセクタに分割される。このようにしてセクタ化されてなるハードディスク3は、情報記録面の面番号、情報記録面の外周側より連続して割り当てられるトラック番号、各トラックにおけるセクタを特定するセクタ番号により、物理アドレスが設定され、さらにこの物理アドレスに対応して情報記録面の外周側より順次設定されてなる論理アドレスによりユーザーデータがファイル管理されるようになされている。
【0007】
ここで論理アドレスは、複数の論理セクタの集合によるクラスタを単位にしたクラスタ番号により表される。すなわち論理セクタは、情報記録面における先頭の領域(この場合は最外周である)を0セクタとして設定されるデータの記録単位に対応する領域であり、例えば1の物理セクタが1の論理セクタに対応して、論理セクタ番号=1トラック当たりのセクタ数×(面番号+面の数×トラック番号)+セクタ番号−1の関係式により論理セクタ番号を表すことができるようになされている。なおここで面番号、トラック番号、セクタ番号は、物理アドレスによるものである。
【0008】
ここで論理セクタは、ユーザーデータに換算して1つの論理セクタに512バイトのデータを記録できるように構成され、複数個の論理セクタにより1つのクラスタが構成されるようになされている。なお、1つのクラスタは、一般に2のべき乗個のセクタにより構成され、ユーザーデータを記録するデータエリアにおいて、ファイルエリアの先頭を2とする連番であるクラスタ番号により特定されるようになされている。
【0009】
データエリアは、このようにして設定される各クラスタにクラスタ番号が割り当てられ、このクラスタ番号を基準にしてクラスタ単位でアクセスできるようになされている。なおここでは、クラスタ番号を4桁のヘキサ形式により示す。これにより1つのファイルの最少単位は、1クラスタとなる。
【0010】
これに対してシステムエントリエリアは、さらにブートエリア、FAT(Fail Allocation Table )エリア、ディレクトリエリアに分割され、ブートエリアには、ディスクの構造を定義するデータが記録される。これに対してFATエリア及びディレクトリエリアには、データエリアに記録したユーザーデータのアクセスに必要なアドレス情報等による管理用データが記録される。
【0011】
すなわちディレクトリエリアには、データ領域に記録されたファイルを特定するファイル管理用データが記録される。これに対してFATエリアには、ファイル管理用データと関連付けられて、データ領域の管理単位であるクラスタ毎に、続くデータを記録した管理単位のアドレスを記録した管理用テーブルが記録される。具体的に、FATエリアには、各ファイルの先頭クラスタに連続する各クラスタのクラスタ番号等が記録される。これによりハードディスク3は、所望するファイル名の先頭クラスタ番号をディレクトリエリアから検出した後、この先頭クラスタ番号に続くクラスタ番号を順次FATエリアから検出することにより、1つのファイルを構成する連続するクラスタのアドレスを検出できるようになされている。
【0012】
かくするにつきこの図8においては、データエリアのクラスタ番号1234h〜1240hまでのクラスタにファイル1が記録されている場合に、ファイル1の第1クラスタのクラスタ番号1234hを示すコードがディレクトリエリアに記録され、さらにこのクラスタ番号1234hから続くクラスタ番号がFATエリアの対応する領域に順次記録されるようになされている。なおこの図8においてEOF(End Of File )は、1つのファイルの最終クラスタを示す識別情報である。
【0013】
より詳細には、ディレクトリエリアは、データエリアに記録した各ファイル毎に、図9に示す構成により、データ領域に記録された各ファイルをそれぞれ特定するファイル管理用データが記録される。すなわちファイル管理用データは、先頭8バイトにファイル名が割り当てられ、続く3バイトに各ファイルの拡張子が割り当てられる。さらに続く1バイトにファイルの属性を示すデータが割り当てられ、続く10バイトがリザーブ用のデータに割り当てられる。また続く2バイトが記録開始時刻のデータに、続く2バイトが記録日付のデータに割り当てられ、続く2バイトに先頭クラスタ番号であるクラスタ番号が割り当てられるようになされている。なお最後の4バイトには、ファイル長のデータが割り当てられる。
【0014】
これに対してFATエリアは(図8)、データ領域の管理単位である各クラスタの関連を示す識別データが記録される。すなわちFATエリアは、データエリアのクラスタ番号に対応してクラスタアドレスが割り振られ、各クラスタアドレスに続くクラスタのクラスタ番号が記録されるようになされている。また図10に示すように、これらクラスタ番号に割り当てられていないコードのうち、所定のコードがそれぞれ空き領域、欠陥クラスタ、EOFを示す識別情報に割り当てられるようになされている。
【0015】
これによりハードディスク3は、FATエリアをアクセスしてデータエリアの空き領域を検出できるようになされている。また欠陥セクタを基準にして代替処理を実行できるようになされ、さらには記録時、ライトアンドベリファイによるリトライの処理により欠陥セクタを登録できるようになされている。これらによりハードディスク3は、所定ブロック単位で情報記録面を管理できるようになされている。
【0016】
サーボ回路4は、ハードディスク制御回路5の制御によりモータ(M)6を駆動し、これによりハードディスク3を所定の回転速度により回転駆動する。またサーボ回路4は、同様にしてモータ(M)8を駆動することにより磁気ヘッドをシークさせ、さらにトラッキング制御する。なおこのようなハードディスク3の駆動においては、アクセス速度を優先してCAV(Constant Angular Verocity)方式が一般的ではあるが、最近は、いわゆるゾーンビットレコーディングにより、外周側程、1周当たりのセクタ数が多くなるように設定すると共に、記録周波数を可変し、これにより効率良くデータを記録して記録容量を増大させる方法も採用されるようになされている。なおこのゾーンビットレコーディングにおいては、これにより内周側と外周側とでデータ転送速度が大きく異なることになる。
【0017】
リードライトデータチャンネル部9は、ハードディスク制御回路5の制御により、記録時、ハードディスク制御回路5の出力データを記録再生系の特性に適した方式により符号化処理してビット系列のデータを生成し、このデータにより磁気ヘッドを駆動する。また読み出し時、リードライトデータチャンネル部9は、磁気ヘッドより得られる再生信号を信号処理して再生データを生成し、この再生データをハードディスク制御回路5に出力する。
【0018】
ハードディスク制御回路5は、インターフェース制御回路7の指示によりハードディスク3上のデータを管理する制御回路であり、バッファメモリ10を介して入力されるユーザーデータに応じてサーボ回路4の動作を制御すると共に、このユーザーデータをリードライトデータチャンネル部9に出力することにより、インターフェース制御回路7を介して指示されるクラスタに順次入力されるデータを記録する。また読み出し時、同様にしてサーボ回路4の動作を制御してリードライトデータチャンネル部9の出力データをバッファメモリ10に出力し、これによりインターフェース制御回路7より指示されたクラスタを再生する。
【0019】
インターフェース制御回路(IF制御)7は、例えばSCSI(Small Computer System Interface )コントローラ、IDE(Intelligent Drive Electronics )コントローラ等により形成され、ホスト装置2との間で送受するデータ、制御コマンド等の入出力回路を構成する。すなわちインターフェース制御回路7は、ホスト装置2より入力されるコマンドcommand、このコマンドcommandに設定されたパラメータを解析し、ハードディスク制御回路5等の動作を制御する。また書き込み時にあっては、バッファメモリ10を介して、ホスト装置2から入力されるデータをハードディスク制御回路5に出力し、また読み出し時にあっては、バッファメモリ10を介して、ハードディスク制御回路5より出力されるデータをホスト装置2に出力する。
【0020】
これに対応してホスト装置2においては、システムメモリ11にワークエリアを確保した中央処理ユニット(CPU)12の処理により、ユーザーによる指示に応じてハードディスクドライブ1に種々のコマンド等を送出する。
【0021】
この処理において中央処理ユニット12は、電源起動時、所定の処理手順の実行により、ハードディスク3のシステムエントリエリアに記録されてなる管理用データを再生するようにハードディスクドライブ1にコマンドを発行し、その結果ハードディスクドライブ1から出力されるシステムエントリエリアのデータ(FATエリア、ディレクトリエリアのデータ)をシステムメモリ11に記録する。これにより中央処理ユニット12は、ハードディスク3に記録された管理用データを取得し、この管理用データによりパラメータを設定してハードディスクドライブ1に各種コマンドを出力する。
【0022】
すなわちユーザーによりデータの記録が指示されると、中央処理ユニット12は、システムメモリ11に記録されたFATエリアのデータを順次辿って空き領域を検出し、この空き領域によるクラスタに記録するようにパラメータを設定して書き込みコマンドを発行する。ハードディスクドライブ1は、この書き込みのコマンドに応動して、順次入力されるデータをハードディスク3に記録する。中央処理ユニット12及びハードディスクドライブ1は、所定のデータ長を単位にして、管理用データの記録を順次辿って、このようなコマンドの発行、データの記録を繰り返し、これにより所望するファイルを記録するようになされている。なお、これにより時系列データは、ハードディスク3の外周側トラックから内周側トラックへ順次クラスタ単位で記録されることになる。
【0023】
またこのようにしてファイルの記録を完了すると、このファイルの記録に対応するようにシステムメモリ11の記録を更新し、また所定のタイミングで、システムメモリ11の記録に対応するように、ハードディスクドライブ1にシステムエントリエリアの更新を指示し、これによりこのようにして記録したファイルを改めて再生できるようになされている。
【0024】
これに対してユーザーによりハードディスク3に記録されたファイルの再生が指示されると、中央処理ユニット12は、再生を指示されたファイル名によりシステムメモリ11に記録されたディレクトリエリアのデータを検索し、対応するファイル管理用データを検出し、これによりこのファイルの先頭クラスタアドレスを検出する。さらにこの先頭クラスタアドレスにより、システムメモリ11に記録されたFATエリアのデータを順次辿り、これによりこのようにして検出した先頭クラスタアドレスからこのファイルが記録されてなるクラスタアドレスを順次検出する。中央処理ユニット12は、このようにしてシステムメモリ11に記録された連続するクラスタアドレスをEOFまで検出する。
【0025】
中央処理ユニット12は、このようなクラスタアドレスの検出と平行して、又はこのようにして連続するクラスタアドレスを検出すると、各クラスタアドレス、データ長をパラメータに設定してハードディスクドライブ1に読み出しコマンドを発行し、ハードディスクドライブ1においては、この読み出しのコマンドに応動して、ハードディスク3に記録されてたデータを再生してホスト装置2に出力する。中央処理ユニット12及びハードディスクドライブ1は、この読み出しコマンドの発行、再生データの出力を繰り返し、これにより所望するファイルを再生するようになされている。
【0026】
このFATファイルシステムにおいては、コンピュータの各種データ、各種アプリケーションプログラムだけでなく、ビデオデータ及びオーディオデータ(以下AVデータと呼ぶ)についても適用することができ、これによりこのようなAVデータによるファイルについても、ハードディスク3で記録再生することができるようになされている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこのようなハードディスクドライブにおいては、ファイルの記録、削除を繰り返した場合、1つのファイルが断片化されてハードディスク3に記録されることによるいわゆるフラグメンテーションにより、高速なアクセスが困難になり、また消費電力が増大する問題がある。
【0028】
すなわちこのように1つのファイルが断片化して記録されると、断片化された分、1つのファイルの再生に、多くのシークを要することになる。
【0029】
ここでシークにおいては、磁気ヘッドがハードディスクの半径方向に目的トラックまで移動する時間(トラック方向の移動時間である)と、ハードディスク3の円周方向に磁気ヘッドが目的位置に到達するまでの時間(回転待ち時間である)との合計の時間を要し、通常ミリ秒単位で表わされる。
【0030】
これにより1つのファイルが断片化して記録されると、断片化された分、シークに多大の時間を要することになり、その分、所望するファイルの再生に時間を要することになる。またこのようにシークの回数が増大すると、磁気ヘッドをハードディスク3の半径方向に頻繁に可動することが必要になり、その分、消費電力も増大する。
【0031】
なおコンピュータの記憶装置として使用する場合、ハードディスク3においては、種々のコンポーネントファイル、ショートカット、フォルダ、テキストから動画ファイルまで記録することになり、これにより数百バイト〜数百Mバイトの容量によるファイルを多数記録することになる。しかしながら1クラスタ単位以下の小容量のファイルを多数記録することにより、フラグメンテーションが著しい。
【0032】
これに対してAVデータの記録においては、比較的大容量のファイルを記録することにより、このようなフラグメンテーションの程度は少ないと考えられるものの、AVデータによるファイルにおいては、ファイルの管理情報、サムネイル等の小容量のファイルの記録も考えられることにより、コンピュータのデータを記録する場合と同様に、フラグメンテーションは避け得ない。
【0033】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、フラグメンテーションによるアクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減することができる情報処理装置、データ記録再生方法、データ記録再生方法のプログラム及びデータ記録再生方法のプログラムを記録した記録媒体を提案しようとするものである。
【0034】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録された管理情報により、前記ディスク状記録媒体に設けられた主のデータエリアと不揮発性メモリによる副のデータエリアとを管理して、前記主及び副のデータエリアに対して書込み及び読出しを行う情報処理装置であって、前記主及び副のデータエリアで連続するアドレスを前記主及び副のデータエリアに割り当て、前記アドレスによる前記管理情報を前記ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録し、書込み及び読出しのコマンドに設定されたアドレスを基準にして、前記主及び副のデータエリアを選択し、前記主又は副のデータエリアを選択的にアクセスし、1つの前記アドレスに対応する記録単位が、前記主のデータエリアに比して前記副のデータエリアでは小さくなるように設定され、記録に供するファイルのサイズを判定基準値で判定して、小容量のファイルのデータを前記副のデータエリアに記録し、大容量のファイルのデータを前記主のデータエリアに記録するように前記アドレスを設定する
【0035】
また請求項の発明においては、ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録された管理情報により、前記ディスク状記録媒体に設けられた主のデータエリアと不揮発性メモリによる副のデータエリアとを管理して、前記主及び副のデータエリアに対して書込み及び読出しを行うデータ記録再生方法であって、前記ディスク状記録媒体及び前記不揮発性メモリは、前記主及び副のデータエリアで連続するアドレスを前記主及び副のデータエリアに割り当て、前記アドレスによる前記管理情報を前記ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録し、1つの前記アドレスに対応する記録単位が、前記主のデータエリアに比して前記副のデータエリアでは小さくなるように設定され、前記データ記録再生方法は、書込み及び読出しのコマンドに設定されたアドレスを基準にして、前記主及び副のデータエリアを選択する選択ステップと、前記選択ステップの選択結果に応じて前記主又は副のデータエリアを選択的にアクセスするアクセスステップを有し、記録に供するファイルのサイズを判定基準値で判定して、小容量のファイルのデータを前記副のデータエリアに記録し、大容量のファイルのデータを前記主のデータエリアに記録するように前記アドレスを設定する
【0036】
また請求項の発明においては、ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録された管理情報により、前記ディスク状記録媒体に設けられた主のデータエリアと不揮発性メモリによる副のデータエリアとを管理して、前記主及び副のデータエリアに対して書込み及び読出しを行うデータ記録再生方法のプログラムであって、前記ディスク状記録媒体及び前記不揮発性メモリは、前記主及び副のデータエリアで連続するアドレスを前記主及び副のデータエリアに割り当て、前記アドレスによる前記管理情報を前記ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録し、1つの前記アドレスに対応する記録単位が、前記主のデータエリアに比して前記副のデータエリアでは小さくなるように設定され、前記データ記録再生方法のプログラムは、書込み及び読出しのコマンドに設定されたアドレスを基準にして、前記主及び副のデータエリアを選択する選択ステップと、前記選択ステップの選択結果に応じて前記主又は副のデータエリアを選択的にアクセスするアクセスステップとを有し、記録に供するファイルのサイズを判定基準値で判定して、小容量のファイルのデータを前記副のデータエリアに記録し、大容量のファイルのデータを前記主のデータエリアに記録するように前記アドレスを設定する
【0037】
また請求項の発明においては、ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録された管理情報により、前記ディスク状記録媒体に設けられた主のデータエリアと不揮発性メモリによる副のデータエリアとを管理して、前記主及び副のデータエリアに対して書込み及び読出しを行うデータ記録再生方法のプログラムを記録した記録媒体であって、前記ディスク状記録媒体及び前記不揮発性メモリは、前記主及び副のデータエリアで連続するアドレスを前記主及び副のデータエリアに割り当て、前記アドレスによる前記管理情報を前記ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録し、1つの前記アドレスに対応する記録単位が、前記主のデータエリアに比して前記副のデータエリアでは小さくなるように設定され、前記データ記録再生方法のプログラムは、書込み及び読出しのコマンドに設定されたアドレスを基準にして、前記主及び副のデータエリアを選択する選択ステップと、前記選択ステップの選択結果に応じて前記主又は副のデータエリアを選択的にアクセスするアクセスステップとを有し、記録に供するファイルのサイズを判定基準値で判定して、小容量のファイルのデータを前記副のデータエリアに記録し、大容量のファイルのデータを前記主のデータエリアに記録するように前記アドレスを設定する
【0041】
請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4の構成によれば、例えば各種の情報機器に接続可能なハードディスクドライブ、光ディスク装置等の情報処理装置に適用して、ディスク状記録媒体への記録、削除の繰り返しによりフラグメンテーションが発生し易い小容量のファイルについては、記録、削除を繰り返してフラグメンテーションが発生しても、アクセス速度の低下、電力消費の増大を招来しない不揮発性メモリによる副の記録領域に記録することができ、これにより全体として見たとき、フラグメンテーションによるアクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
【0045】
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態の構成
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置であるハードディスクドライブを示すブロック図である。このハードディスクドライブ21は、同様の情報処理装置であるコンピュータ、PDA(Personal Digital Assisiants )、撮像装置、電子スチルカメラ等によるホスト装置22に着脱可能に保持され、このホスト装置22の制御により各種のデータを記録し、また記録したデータを再生して出力する。なおこのハードディスクドライブ21において、図7について上述したハードディスクドライブ1と同一の構成は、対応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。なおこの第1の実施の形態は、本願の前提の構成を示すものである。
【0046】
このハードディスクドライブ21は、ハードディスク3により主の記録領域が形成され、不揮発性メモリ23により副の記録領域が形成され、これら主及び副の記録領域にホスト装置22からの出力データを選択的に記録する。またこのハードディスクドライブ21は、これら主及び副の記録領域に連続するクラスタアドレスが設定され、これにより1つのファイル管理システムによりまとめて管理できるようになされている。なおこのファイル管理システムブロックは、MS−DOS互換FATファイルシステムが適用される。また不揮発性メモリ23は、FLASHメモリ、FeRAM、MRAM等のメモリにより形成される。
【0047】
図3は、これら主及び副の記録領域を示す図表である。すなわちこのハードディスクドライブ21においては、ハードディスク3の外周側が、システムエントリエリアに割り当てられ、このシステムエントリエリアに、ブートデータエリア、FATエリア、ディレクトリエリアが設けられる。さらに内周側がデータエリアに割り当てられ、順次、クラスタに細分化され、物理アドレスによるクラスタアドレスが順次割り当てられる。
【0048】
不揮発性メモリ23は、ハードディスク3と同様に、記録領域が順次区分されてクラスタが設定され、またこのクラスタサイズがハードディスク3のクラスタサイズと同一に設定されるようになされている。また不揮発性メモリ23は、ハードディスク3の末尾のクラスタアドレスから連続するように、各クラスタにクラスタアドレスが設定されるようになされている。
【0049】
ハードディスクドライブ21において、インターフェース制御回路27は、例えばSCSIコントローラ、IDEコントローラ等により形成され、ホスト装置22との間で送受するデータ、制御コマンド等の入出力回路を構成する。すなわちインターフェース制御回路27は、ホスト装置22より入力されるコマンドcommand、このコマンドcommandに設定されたパラメータを解析し、ハードディスク制御回路5等の動作を制御する。これらの処理において、インターフェース制御回路27は、書き込み時にあっては、コマンドに設定されたアドレスにより、ホスト装置22から入力される書き込みに供するデータを不揮発性メモリ23、ハードディスク3に振り分ける。また再生時においては、不揮発性メモリ23より得られる読み出しに係るデータ、ハードディスク3から得られる読み出しに係るデータをホスト装置22に出力する。
【0050】
すなわち図1に周辺構成と共にインターフェース制御回路27の構成を詳細に示すように、インターフェース制御回路27は、ホストインターフェース27Aによりホスト装置22との間でコマンド、データを入出力し、また入力されたコマンドを解析して各部を制御する。インターフェース制御回路27においては、この入力されたコマンドが書き込みコマンド、読み出しコマンドの場合、このコマンドに設定されたアドレスをアドレス変換回路27Bに入力し、図3について上述したハードディスク3の物理アドレス、不揮発性メモリ23のメモリアドレスに変換する。
【0051】
ここでアドレス変換回路27Bは、これら書き込み、読み出しのコマンドに設定されたアドレスによるアドレス変換テーブルの参照により、このアドレスをハードディスク3の物理アドレス、不揮発性メモリ23のメモリアドレスに変換する。
【0052】
インターフェース制御回路27においては、このようにアドレス変換回路27Bによるアドレス変換に係るアドレスがハードディスク3の物理アドレスに対応する論理アドレスによるクラスタアドレスの場合、書き込みの場合においては、続いて入力されるデータをバッファメモリ10を介してハードディスク3の記録再生系4〜9に出力するように、内蔵のセレクタ27Cの出力を切り換え、また記録再生系4〜9にアドレス変換回路27Bで変換した物理アドレスによる書き込みを指示する。これに対して読み出しに係るコマンドの場合、同様にして、ハードディスク3の再生を指示し、その結果得られる再生データをバッファメモリ10を介して入力し、ホストインターフェース27Aからホスト装置22に出力する。
【0053】
これに対してコマンドに係るアドレスが不揮発性メモリ23に係るクラスタアドレスの場合、書き込みの場合においては、続いて入力されるデータをバッファメモリ10を介して不揮発性メモリ23に出力するように、内蔵のセレクタ27Cの出力を切り換え、またこのデータをアドレス変換回路27Bで変換したメモリアドレスにより不揮発性メモリ23に記録する。これに対して読み出しに係るコマンドの場合、同様にして、不揮発性メモリ23より対応するデータを読み出し、読み出したデータをホスト装置22に出力する。
【0054】
またこの一連の処理によりハードディスク3、不揮発性メモリ23にファイルを記録すると、この記録に対応するように、所定のタイミングでシステムエントリエリアの内容を更新する。
【0055】
かくするにつき図4は、この一連の書き込みの処理に係るハードディスクドライブ21の処理手順を示すフローチャートである。すなわちハードディスクドライブ21においては、ステップSP1からステップSP2に移り、ホスト装置22からの書き込みのコマンドを入力し、続くステップSP3において、この書き込みのコマンドに設定されたアドレスによりアドレス変換回路27Bのアドレス変換テーブルを参照する。
【0056】
続いてハードディスクドライブ21は、ステップSP4において、アドレス変換テーブルの参照結果より、コマンドに設定されたアドレスがハードディスク3のアドレスか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップSP5に移り、アドレス変換テーブルの参照によりコマンドに設定されたアドレスをハードディスク3の物理アドレスに変換する。さらに続くステップSP6において、この物理アドレスにより続いて入力される書き込みに係るデータをハードディスク3に記録し、ステップSP7に移ってこの処理手順を終了する。
【0057】
これに対してコマンドに設定されたアドレスが不揮発性メモリ23を指示するものの場合、ハードディスクドライブ21は、ステップSP4からステップSP8に移り、アドレス変換テーブルの参照によりコマンドに設定されたアドレスを不揮発性メモリのメモリアドレスに変換する。さらに続くステップSP9において、このメモリアドレスにより続いて入力される書き込みに係るデータを不揮発性メモリ23に記録し、ステップSP7に移ってこの処理手順を終了する。
【0058】
これに対して図5は、読み出しの処理に係るフローチャートである。ハードディスクドライブ21においては、ステップSP11からステップSP12に移り、ホスト装置22からの読み出しのコマンドを入力し、続くステップSP13において、この読み出しのコマンドに設定されたアドレスによりアドレス変換回路27Bのアドレス変換テーブルを参照する。
【0059】
続いてハードディスクドライブ21は、ステップSP14において、アドレス変換テーブルの参照結果より、コマンドに設定されたアドレスがハードディスク3のアドレスか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップSP15に移り、アドレス変換テーブルの参照によりコマンドに設定されたアドレスをハードディスク3の物理アドレスに変換する。さらに続くステップSP16において、この物理アドレスによりハードディスク3に記録されたデータを再生し、さらに続くステップSP17において、この再生したデータをバッファメモリ10に一時記録し、ホスト装置22に割り込みをかける。ハードディスクドライブ21においては、この割り込みによりホスト装置22からデータの転送が指示されると、続くステップSP18において、このバッファメモリ10に一時記録したデータをホスト装置22に転送し、ステップSP19に移ってこの処理手順を終了する。
【0060】
これに対してコマンドに設定されたアドレスが不揮発性メモリ23を指示するものの場合、ハードディスクドライブ21は、ステップSP14からステップSP20に移り、アドレス変換テーブルの参照によりコマンドに設定されたアドレスを不揮発性メモリ23のメモリアドレスに変換し、続くステップSP21において、このメモリアドレスにより不揮発性メモリ23に記録されたデータを読み出し、ステップSP17に移る。
【0061】
このハードディスクドライブ21の構成に対応してホスト装置22においては、システムメモリ31にワークエリアを確保した中央処理ユニット(CPU)32の処理により、記録に供するデータに応じて、不揮発性メモリ23による副の記録領域、ハードディスク3による主の記録領域を指示するように、書き込みコマンド、読み出しコマンドにアドレスを設定する。
【0062】
ここで中央処理ユニット32は、図示しないランダムアクセスメモリに事前に記録されたプログラムの実行により、ハードディスクドライブ21に書き込み、読み出しのコマンドを発行し、さらには書き込み、読み出しに係るデータをハードディスクドライブ21との間で入出力する。なおこのようなプログラムにおいては、インターネット等のネットワークを介したダウンロードにより、さらには各種の記録媒体により提供される。なおこのような記録媒体としては、磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ等の記録媒体を適用することができる。
【0063】
中央処理ユニット32は、このプログラムの実行により、書き込みに係るファイルが所定容量に満たない小容量のファイルの場合、このファイルのデータを副の記録領域に振り分けるように、またこのファイルが所定容量以上の大容量のファイルの場合、このファイルのデータを主の記録領域に振り分けるように、書き込みのコマンドを発行する。なおここでこのような小容量のファイルにおいては、アプリケーションソフトを構成する様々なコンポーネントファイル、ショートカット、フォルダ、テキストである。
【0064】
すなわち中央処理ユニット32は、電源起動時、所定の処理手順の実行により、ハードディスク3のシステムエントリエリアに記録されてなる管理用データを再生するようにハードディスクドライブ21にコマンドを発行し、その結果ハードディスクドライブ21から出力されるシステムエントリエリアのデータ(FATエリア、ディレクトリエリアのデータ)をシステムメモリ31に記録する。
【0065】
さらにユーザーによりデータの記録が指示されると、中央処理ユニット32は、この記録に係るファイルサイズを所定の判定基準値で判定し、判定基準値に満たない場合、システムメモリ31に記録した管理用データを検索して不揮発性メモリ23に割り当てたクラスタより空きクラスタを順次検出し、この検出した空きクラスタのアドレスによりパラメータを設定して書き込みのコマンドを発行する。これに対して書き込みに係るファイルがこの判定基準値以上のファイルサイズの場合、システムメモリ31に記録した管理用データを検索してハードディスク3に割り当てたクラスタより空きクラスタを順次検出し、この検出した空きクラスタのアドレスによりパラメータを設定して書き込みのコマンドを発行する。
【0066】
またこれらのファイルの書き込みを完了すると、このファイルの書き込みに対応するようにシステムメモリ31に記録した管理用データを更新し、またこの更新に対応するようにハードディスク3の記録の更新を所定のタイミングで指示する。
【0067】
これに対して再生時、従来と同様の、システムメモリ31に記録した管理用データの検索により、クラスタアドレスを設定して読み出しコマンドを発行する。
【0068】
これらの構成により、この実施の形態においては、ハードディスク制御回路5、サーボ回路4、モータ6、8、リードライトデータチャンネル部がハードディスクに入力データを記録する主の記録系を構成するようになされている。またこれに対応して不揮発性メモリ23の周辺回路が不揮発性メモリ23に入力データを記録する副の記録系を構成するようになされ、アドレス変換回路27B、セレクタ27Cがホスト装置22からのデータを主及び副の記録系に振り分ける制御手段を構成するようになされている。
【0069】
(1−2)第1の実施の形態の動作
以上の構成において、このハードディスクドライブ21では、電源が立ち上げられると、ホスト装置22の指示により、システムエントリエリアのデータが再生され、このシステムエントリエリアのデータのうち、ディレクトリエリア、FATエリアのデータについては、ハードディスクドライブ21からホスト装置22に転送され、このホスト装置22のシステムメモリ31に記録される。
【0070】
ホスト装置22においては、このようにしてシステムメモリ31に管理用データを保持して、ユーザーによりファイルの記録が指示されると、このファイルの容量が判定され、この判定結果より書き込みに係るファイルが小容量のファイルの場合、ハードディスクドライブ21の不揮発性メモリ23のクラスタより空きクラスタが順次検出され、この検出した空きクラスタのクラスタアドレスにより順次書き込みコマンドが発行され、さらに書き込みに係るファイルのデータがハードディスクドライブ21に出力される。これに対してこの書き込みに係るファイルが大容量のファイルの場合、システムメモリ31に記録された管理用データを検索して、ハードディスク3のクラスタより空きクラスタが順次検出され、この検出した空きクラスタのクラスタアドレスにより順次書き込みコマンドが発行され、さらに書き込みに係るファイルのデータがハードディスクドライブ21に出力される。
【0071】
ハードディスクドライブ21においては、このようにして書き込みのコマンドに設定されたクラスタアドレスにより、アドレス変換回路27Bのアドレス変換テーブルが検索され、これによりこのアドレスがハードディスク3に係るアドレスか、不揮発性メモリ23に係るアドレスかが検出される。ここでハードディスク3に係るアドレスの場合、この書き込みコマンドに係るアドレスがハードディスク3の物理アドレスに変換され、このクラスタアドレスによりホスト装置22から入力されるデータがハードディスク3に記録される。また不揮発性メモリ23に係るアドレスの場合、ハードディスクドライブ21では、アドレス変換回路27Bにおいて、このアドレスが不揮発性メモリ23のメモリアドレスに変換され、このメモリアドレスによりホスト装置22の出力データが不揮発性メモリ23に記録される。
【0072】
これによりこの実施の形態においては、記録、削除を繰り返して、フラグメンテーションが発生し易い小容量のファイルについては、記録、削除を繰り返してフラグメンテーションが発生しても、アクセス速度の低下、電力消費の増大を招来しない不揮発性メモリ23による副の記録領域に記録するようになされ、これにより全体として見たとき、フラグメンテーションによるアクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減するようになされている。
【0073】
かくするにつきホスト装置22においては、このようにしてファイルの記録を完了すると、これに対応するようにシステムメモリ31の記録が更新され、またハードディスクドライブ21においては、このシステムメモリ31の更新に対応するようにハードディスク3のシステムエントリエリアが更新される。
【0074】
これに対してユーザーよりファイルの再生が指示されると、ホスト装置22において、システムメモリ31の記録の検索により、対応するファイルの先頭クラスタアドレスを検出し、さらにEOFが検出されるまでこの先頭クラスタアドレスより順次連続するクラスタアドレスが検出される。さらにこのようにして順次検出されるクラスタアドレスによりパラメータを設定して、読み出しのコマンドがホスト装置22からハードディスクドライブ21に出力される。
【0075】
ハードディスクドライブ21においては、このようにして送出される読み出しコマンドに係るアドレスにより、アドレス変換回路27Bのアドレス変換テーブルが検索され、これによりハードディスク3に係るアドレスか、不揮発性メモリ23に係るアドレスかが検出される。ここでハードディスク3に係るアドレスの場合、この書き込みコマンドに係るアドレスがハードディスク3の物理アドレスによるクラスタアドレスに変換され、このクラスタアドレスによりハードディスク3に記録されたデータが再生されてホスト装置22に出力される。これに対して不揮発性メモリ23に係るアドレスの場合、ハードディスクドライブ21では、アドレス変換回路27Bにおいて、このアドレスが不揮発性メモリ23のメモリアドレスに変換され、このメモリアドレスにより不揮発性メモリ23に記録されたデータが読み出されてホスト装置22に出力される。
【0076】
これにより読み出しの場合、このホスト装置22においては、従来と同様のファイル管理によりコマンドを発行して所望するファイルを再生することができるようになされている。
【0077】
またユーザーによりファイルの削除が指示されると、ホスト装置22においては、システムメモリ31の記録の検索により、対応するファイルの先頭クラスタアドレスを検出し、さらにEOFが検出されるまでこの先頭クラスタアドレスより順次連続するクラスタアドレスが検出される。さらにこのようにして順次検出されるクラスタアドレスによりシステムメモリ31に記録された対応するディレクトリーエリアの記録が空きクラスタを示すコードに書き換えられ、またこの書き換えに対応するように、ハードディスク3のシステムエントリエリアが更新される。
【0078】
これによりこのハードディスクドライブ21においては、再びユーザーにより書き込みが指示されると、このようにしてファイルを削除してなるクラスタに順次、書き込みに係るファイルのデータが記録され、このファイルのサイズが削除したファイルより大きい場合、ファイルを削除した領域に加えて、続いて空き領域に設定されてなくクラスタに記録されることにより、この書き込みに係るファイルが断片化する。またこのような繰り返しにより、順次、書き込みに係るファイルの断片化が進む。
【0079】
しかしながらこの実施の形態においては、ハードディスク3には大容量のファイルが選択的に書き込まれていることにより、このようにハードディスク3で発生する断片化においては、比較的、大きなデータ量を単位にして断片化される。これによりハードディスクドライブ21においては、小容量のファイルと大容量のファイルとを混在させてハードディスク3に記録する場合に比して、ハードディスク3におけるフラグメンテーションも少なくすることができ、これによっても、アクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減することができるようになされている。
【0080】
(1−3)第1の実施の形態の効果
以上の構成によれば、ディスク状記録媒体であるハードディスクによる主の記録領域と、不揮発性メモリによる副の記録領域とに、記録に供するデータを振り分けて記録することにより、フラグメンテーションによるアクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減することができる。
【0081】
すなわちハードディスクドライブ側において、これら主及び副の記録領域に対応する記録手段と、ホスト装置から入力されるデータをこれら主及び副の記録系に振り分ける手段とを設けることにより、フラグメンテーションによるアクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減することができる。
【0082】
またホスト装置においては、これら主及び副の記録領域を指示するようにアドレスを設定してコマンドを発行することにより、フラグメンテーションによるアクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減することができる。
【0083】
またこれら主及び副の記録領域を連続したアドレスにより管理することにより、ホスト装置においては、再生時、従来と同様のファイル管理により読み出しのコマンドを発行して所望するファイルを再生することができる。
【0084】
またこのような主及び副の記録領域に振り分けるファイルを、ファイルの容量を基準にして判定することにより、例えばホスト装置がコンピュータである場合等において、簡易な判定処理により、これらファイルを主及び副の領域に振り分けて記録することができる。
【0085】
(2)第2の実施の形態
図6は、図3との対比により第2の実施の形態に係るハードディスクドライブ、不揮発性メモリにおける記録領域の設定を示す図表である。この実施の形態においては、システムエントリエリアのデータを不揮発性メモリに記録し、また残る不揮発性メモリの領域を副の記録領域に設定し、順次クラスタアドレスを割り当てる。さらにこの不揮発性メモリのクラスタアドレスに続いて、ハードディスクのクラスタアドレスを設定する。この実施の形態においては、このような記録領域の設定に対応するように、各部が構成されている点を除いて、第1の実施の形態のハードディスクドライブ、ホスト装置と同様に構成される。なおこの第2の実施の形態は、本願の参考例を示すものである。
【0086】
図6に示すように、不揮発性メモリにシステムエントリエリアを割り当て、さらには不揮発性メモリよりハードディスクに順次クラスタアドレスを割り当てるようにしても、第1の実施の形態と同様に、フラグメンテーションによるアクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減することができる。
【0087】
(3)第3の実施の形態
この実施の形態においては、副の記録領域における最少の記録単位が、主の記録領域における最小の記録単位に比して小さく設定される。なおこの実施の構成においては、この記録単位の設定、この記録単位の設定に関連する構成が異なる点を除いて、第1又は第2の実施の形態と同一に構成される。但し、第2の実施の形態の構成を前提とした第3の実施の形態は、本願の参考例を示すものである。
【0088】
すなわちこの実施の形態においては、主の記録領域の1クラスタが16〔Kバイト〕により形成されるのに対し、副の記録領域の1クラスタが1〔Kバイト〕により形成されるようになされている。これに対応してホスト装置においては、システムメモリに記録して空きクラスタを検出する際に、これらの容量の相違を考慮して順次空きクラスタを検出する。また書き込みのコマンドを発行する際に、この記録単位の相違に対応するように、データ長のパラメータを設定する。また読み出しの際、同様に、容量の相違を考慮して順次クラスタアドレスを検出し、またデータ長のパラメータを設定して読み出しコマンドを発行する。
【0089】
これに対応してハードディスクドライブにおいても、これらクラスタを単位にしてハードディスク、不揮発性メモリにデータを記録し、またデータを再生する。
【0090】
これによりこの実施の形態においては、不揮発性メモリの記録単位を小さくして、その分、クラスタを単にした不揮発性メモリの記録において、メモリ空間の無駄を防止するようになされている。
【0091】
(4)第4の実施の形態
この実施の形態においては、ホスト装置にカメラ一体型ビデオレコーダ、電子スチルカメラを適用し、このホスト装置による動画ファイル及び静止画ファイルのデータをそれぞれ主及び副の記録領域に振り分けて記録する。なおこの実施の形態においては、この振り分けの基準が異なる点を除いて、第1又は第2の実施の形態と同一に構成される。なおこの第4の実施の形態は、本願の参考例を示すものである。
【0092】
この実施の形態のようにファイルの種類に応じて主及び副の記録領域にデータを振り分けて記録するようにしても、すなわち具体的に動画ファイル及び静止画ファイルのデータをそれぞれ主及び副の記録領域に振り分けて記録するようにしても、静止画ファイルにおいては、動画ファイルに比してファイルサイズが小さいことにより、第1又は第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0093】
(5)第5の実施の形態
この実施の形態においては、読み出し頻度の高いファイルのデータ、読み出し頻度の低いファイルのデータをそれぞれ主及び副の記録領域に振り分けて記録する。なおこの実施の形態においては、この振り分けの基準が異なる点を除いて、第1又は第2の実施の形態と同一に構成される。なおこの第5の実施の形態は、本願の参考例を示すものである。
【0094】
すなわち読み出し頻度の高いファイルにおいては、その分、更新、削除の頻度も高いことにより、断片化の頻度が高く、またファイルサイズも一般に小さい。これによりこの実施の形態においては、このように読み出し頻度の高いファイルを副の記録領域に割り当てるようにしても、第1又は第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。またこのように読み出し頻度の高いファイルを副の記録領域に割り当てることにより、ハードディスクに記録する場合に比して、高速度で読み出すことができ、その分、使い勝手を向上することができる。
【0095】
(6)第6の実施の形態
この実施の形態においては、ユーザーの指示に従って記録に供するデータを振り分ける。なおこの実施の形態においては、この振り分けの基準が異なる点を除いて、第1又は第2の実施の形態と同一に構成される。なおこの第6の実施の形態は、本願の参考例を示すものである。
【0096】
すなわちこの実施の形態において、ホスト装置は、ファイルを記録する際に、主及び副の記録領域を特定した記録領域の選択をユーザーに促し、この選択に従って主及び副の記録領域にこのファイルを書き込む。
【0097】
またはこのような主及び副の記録領域を特定した記録領域の選択に代えて、「保存する」、「記憶する」とのメッセージを表示し、このメッセージの選択に従って主及び副の記録領域にこのファイルを書き込む。
【0098】
すなわちこのように「保存する」、「記憶する」のメニューを表示し、ユーザーが「保存する」とのメニューを選択した場合、ユーザーにおいては、このファイルを長期間、保存する意図があると考えられる。これにより更新、削除の頻度も「記憶する」のメニューを選択した場合に比して低いと考えられ、これによこの場合、ハードディスクにこのファイルを記録する。
【0099】
またこれとは逆に、「保存する」、「記憶する」のメニューを表示し、ユーザーが「記憶する」とのメニューを選択した場合、このファイルは、比較的、保存する期間も短いと考えられ、これにより相対的に削除、更新する頻度も高いと考えられる。これによりこの場合、このファイルを不揮発性メモリに記録する。
【0100】
またこのようにして「記憶する」のメニューの選択により不揮発性メモリに記録したファイルについて、一定期間以上、再生、更新しない場合、ユーザーに保存するか否か問い合わせし、ここでユーザーが保存するを選択した場合、ハードディスクに移し換える。
【0101】
これにより例えば音楽ファイルを記録する場合に、新譜である再生頻度の高いファイルについては、不揮発性メモリに記録し、古くなってあまり聞かなくなった音楽ファイルはディスク領域に転送する。
【0102】
このようにしても第5の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0103】
(7)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、ハードディスクドライブとホスト装置とを別体に構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、一体に構成する場合にも広く適用することができる。
【0104】
また上述の実施の形態においては、ハードディスクドライブの記録領域に続いて不揮発性メモリの記録領域が連続するように、またこれとは逆に記録領域が連続するように、クラスタアドレスを設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アドレスの設定方法については種々に設定することができる。
【0105】
また上述の実施の形態においては、FATファイルシステムによるファイル管理システムに本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々のファイル管理システムに広く適用することができる。
【0106】
また上述の実施の形態においては、ハードディスクドライブに本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等、ディスク状記録媒体により所望のデータを記録する情報処理装置に広く適用することができる。
【0107】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、ディスク状記録媒体による主の記録領域と、不揮発性メモリによる副の記録領域とに、記録に供するデータを振り分けて記録することにより、フラグメンテーションによるアクセス速度の低下、電力消費の増大を従来に比して格段的に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るハードディスクドライブの詳細構成を示すブロック図である。
【図2】図1のハードディスクドライブの全体構成をホスト装置と共に示すブロック図である。
【図3】図1のハードディスクドライブにおける記録領域の説明に供する図表である。
【図4】図1のハードディスクドライブにおける書き込み時の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1のハードディスクドライブにおける読み出し時の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るハードディスクドライブにおける記録領域の説明に供する図表である。
【図7】従来のハードディスクドライブを示すブロック図である。
【図8】図7のハードディスクにおける記録フォーマットを示す図表である。
【図9】図7のディレクトリエリアに記録されるデータを示す図表である。
【図10】図7のFATエリアに記録されるコードを示す図表である。
【符号の説明】
1、21……ハードディスクドライブ、2、22……ホスト装置、3……ハードディスク、7、27……インターフェース制御回路、12、32……中央処理ユニット、11、31……システムメモリ

Claims (4)

  1. ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録された管理情報により、前記ディスク状記録媒体に設けられた主のデータエリアと不揮発性メモリによる副のデータエリアとを管理して、前記主及び副のデータエリアに対して書込み及び読出しを行う情報処理装置であって、
    前記主及び副のデータエリアで連続するアドレスを前記主及び副のデータエリアに割り当て、前記アドレスによる前記管理情報を前記ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録し、
    書込み及び読出しのコマンドに設定されたアドレスを基準にして、前記主及び副のデータエリアを選択し、前記主又は副のデータエリアを選択的にアクセスし、
    1つの前記アドレスに対応する記録単位が、前記主のデータエリアに比して前記副のデータエリアでは小さくなるように設定され
    記録に供するファイルのサイズを判定基準値で判定して、小容量のファイルのデータを前記副のデータエリアに記録し、大容量のファイルのデータを前記主のデータエリアに記録するように前記アドレスを設定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録された管理情報により、前記ディスク状記録媒体に設けられた主のデータエリアと不揮発性メモリによる副のデータエリアとを管理して、前記主及び副のデータエリアに対して書込み及び読出しを行うデータ記録再生方法であって、
    前記ディスク状記録媒体及び前記不揮発性メモリは、
    前記主及び副のデータエリアで連続するアドレスを前記主及び副のデータエリアに割り当て、前記アドレスによる前記管理情報を前記ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録し、
    1つの前記アドレスに対応する記録単位が、前記主のデータエリアに比して前記副のデータエリアでは小さくなるように設定され、
    前記データ記録再生方法は、
    書込み及び読出しのコマンドに設定されたアドレスを基準にして、前記主及び副のデータエリアを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの選択結果に応じて前記主又は副のデータエリアを選択的にアクセスするアクセスステップを有し、
    記録に供するファイルのサイズを判定基準値で判定して、小容量のファイルのデータを前記副のデータエリアに記録し、大容量のファイルのデータを前記主のデータエリアに記録するように前記アドレスを設定する
    ことを特徴とするデータ記録再生方法。
  3. ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録された管理情報により、前記ディスク状記録媒体に設けられた主のデータエリアと不揮発性メモリによる副のデータエリアとを管理して、前記主及び副のデータエリアに対して書込み及び読出しを行うデータ記録再生方法のプログラムであって、
    前記ディスク状記録媒体及び前記不揮発性メモリは、
    前記主及び副のデータエリアで連続するアドレスを前記主及び副のデータエリアに割り当て、前記アドレスによる前記管理情報を前記ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録し、
    1つの前記アドレスに対応する記録単位が、前記主のデータエリアに比して前記副のデータエリアでは小さくなるように設定され、
    前記データ記録再生方法のプログラムは、
    書込み及び読出しのコマンドに設定されたアドレスを基準にして、前記主及び副のデー タエリアを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの選択結果に応じて前記主又は副のデータエリアを選択的にアクセスするアクセスステップとを有し、
    記録に供するファイルのサイズを判定基準値で判定して、小容量のファイルのデータを前記副のデータエリアに記録し、大容量のファイルのデータを前記主のデータエリアに記録するように前記アドレスを設定する
    ことを特徴とするデータ記録再生方法のプログラム
  4. ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録された管理情報により、前記ディスク状記録媒体に設けられた主のデータエリアと不揮発性メモリによる副のデータエリアとを管理して、前記主及び副のデータエリアに対して書込み及び読出しを行うデータ記録再生方法のプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記ディスク状記録媒体及び前記不揮発性メモリは、
    前記主及び副のデータエリアで連続するアドレスを前記主及び副のデータエリアに割り当て、前記アドレスによる前記管理情報を前記ディスク状記録媒体のシステムエントリエリアに記録し、
    1つの前記アドレスに対応する記録単位が、前記主のデータエリアに比して前記副のデータエリアでは小さくなるように設定され、
    前記データ記録再生方法のプログラムは、
    書込み及び読出しのコマンドに設定されたアドレスを基準にして、前記主及び副のデータエリアを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの選択結果に応じて前記主又は副のデータエリアを選択的にアクセスするアクセスステップとを有し、
    記録に供するファイルのサイズを判定基準値で判定して、小容量のファイルのデータを前記副のデータエリアに記録し、大容量のファイルのデータを前記主のデータエリアに記録するように前記アドレスを設定する
    ことを特徴とするデータ記録再生方法のプログラムを記録した記録媒体。
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