JP4106550B2

JP4106550B2 - Pedal support structure

Info

Publication number: JP4106550B2
Application number: JP2003134260A
Authority: JP
Inventors: 整後藤; 隆史笹川
Original assignee: Mitsubishi Motors Corp; Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Motors Corp; Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date: 2003-05-13
Filing date: 2003-05-13
Publication date: 2008-06-25
Anticipated expiration: 2023-05-13
Also published as: JP2004338435A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ペダル支持構造に係り、詳しくは、車両に設けられたブレーキペダル等の車体への取付構造に関する。
【０００２】
【関連する背景技術】
車両の運転席には、サービスブレーキを操作するブレーキペダルが設けられているが、当該ブレーキペダルは、一般にはダッシュパネルにペダルブラケットを介して取り付けられている。詳しくは、通常、ブレーキペダルは、ダッシュパネルに沿い延びて下端にペダルパッドを有し、上端がペダルブラケットに回動自在に支持されて構成されている。
【０００３】
また、最近では、車両の正面衝突時における乗員の下肢部の安全性の向上を図るため、衝突によってダッシュパネルが後退した場合であっても、ブレーキペダルのペダルパッドについては車両前方側に逃がすことの可能なペダル支持構造が開発されている（例えば、特許文献１参照）。
特許文献１には、例えば、ペダルブラケットの車両後方側部分を離脱可能に車体に連結しておき、ペダルブラケットが車両後方側へ相対移動する際にペダルブラケットに支持されるペダルの踏込部（ペダルパッド）が車両前方側へ相対移動するようペダルブラケットの姿勢を導くガイド機構を備えた後退変位抑制機構が開示されている。
【０００４】
ところが、上記特許文献１に記載された構造では、ペダルブラケットの上面部のみが傾斜面にボルト締めされる構成とされているため、後退変位抑制機構の組立工程において、作業者が上記ボルトを取り付けるとき、取付工具とペダル構成部材とが干渉する可能性が高く取付作業が繁雑となるおそれがある。
そこで、図６に示すように、例えば、ペダルブラケットユニット１０１の後面にボルト１０２により締結可能なサポートブラケット１０４を設け、デッキクロスメンバ１０６に固定されたガイドブラケット１０８に該サポートブラケット１０４を予め固定してデッキクロスモジュールとしておくとともに、ダッシュパネル１１０に固定されたペダルブラケットユニット１０１に対して車両後方側から当該デッキクロスモジュールを近づけ、ペダルブラケット１０１の後面に形成された孔部とサポートブラケット１０４に形成された孔部とを合わせて車両後方側からボルト１１２で締結する構成とし、作業性を向上させたペダル１００の支持構造が開発されている。
【０００５】
【特許文献１】
特許第３２６７１４５号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図６に示す構造では、ペダルブラケット１０１に対してデッキクロスモジュールを接近させた後に、ペダルブラケット１０１の後面に形成された孔部とサポートブラケット１０４に形成された孔部が合わないおそれがあり、ボルト１１２で締結することができず、再度孔部の位置を調整する必要があり作業性が低下するといった問題がある。
【０００７】
この場合、ペダルブラケット１０１の孔部或いはサポートブラケット１０４の孔部の孔径を拡大することも考えられるが、位置精度が悪化する等、締結の信頼性が低下し好ましいことではない。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ペダルブラケットをデッキクロス側にボルト等の締結手段で締結する際の締結作業性の向上を図ったペダル支持構造を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項１のペダル支持構造では、前端部が車体側に固定されるとともに、ペダル上端を回動自在に支持する一対の側面部を有して車両後方側に延在するペダルブラケットと、前記ペダルブラケットの車両後方側に後下がりの傾斜面を備えて設けられ、車体側に固定されるガイド機構と、一端側が前記ペダルブラケットの後端面に車両後方側から締結手段により固定されるとともに、他端側が前記ガイド機構に連結され、前記ペダルブラケットの前記ガイド機構に対する車両後方側への相対移動により前記ガイド機構との連結が解除される連結ブラケットとを備えたペダル支持構造において、前記連結ブラケットは、前記ペダルブラケットの後端面を覆う後面部及び該後面部から車両前方側に延在して前記ペダルブラケットの前記一対の側面部を車両外方から覆う一対のフランジ部を備え、前記一対のフランジ部は車両前方側に向かって拡開するよう形成されるとともに、前記連結ブラケットの前記一対のフランジ部が前記ペダルブラケットの前記一対の側面部を覆った状態で、前記ペダルブラケットの後端面に設けられた締結位置と前記連結ブラケットの後面部に設けられた締結位置とが一致することを特徴としている。
【０００９】
即ち、連結ブラケットは、一端側がペダルブラケットの後端面に車両後方側から締結手段（ボルト等）により固定されるとともに、ペダルブラケットのガイド機構に対する車両後方側への相対移動によりガイド機構との連結が解除されるように他端側がガイド機構に連結されているが、当該連結ブラケットは、後面部から車両前方側に延びる一対のフランジ部がペダルブラケットの一対の側面部によってガイドされるようにしてペダルブラケットに接近し嵌合するので、ペダルブラケットの後端面に設けられた締結位置（ボルト孔等）と連結ブラケットの後面部に設けられた締結位置（ボルト孔等）とが良好に一致する。
【００１０】
従って、ペダルブラケットと連結ブラケットの位置精度が向上し、締結位置を再調整することなく連結ブラケットをペダルブラケットの後面部に常に確実に締結可能であり、締結手段（ボルト等）の締結作業性が向上する。
また、前記連結ブラケットは、他端側が前記ガイド機構に連結された後に一端側が前記ペダルブラケットの後端面に車両後方側から締結手段により固定されることが可能となる。
【００１１】
従って、例えば連結ブラケットの他端側を予めガイド機構に連結しておくことにより、組立工程では良好に締結位置（ボルト孔等）の一致した連結ブラケットの一端側とペダルブラケットの後端面とを車両後方側からボルト等で締結するだけでよくなり、取付工具とペダル構成部材との干渉もなく締結手段（ボルト等）の締結作業性がさらに向上する。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るペダル支持構造の実施形態を添付図面に基づき説明する。図１を参照すると、車両の運転席に設けられた本発明に係るペダル支持構造の側面図が示されており、以下同図に基づき本発明に係るペダル支持構造の構成を説明する。
【００１３】
同図に示すように、本発明に係るペダル支持構造は、大きくは、ブレーキペダル２、ペダルブラケット４及びエクステンション６からなるブレーキペダルユニット１と、車幅方向に延びて両端が一対の車体側壁に固定され、主としてインストルメントパネル（図示せず）を支持するデッキクロスメンバ２０に溶接等により接合されるガイドブラケットユニット１０と、ブレーキペダルユニット１とガイドブラケットユニット１０との間に介装されるサポートブラケット（連結ブラケット）３０とから構成されている。
【００１４】
ブレーキペダルユニット１において、ブレーキペダル２の下端には乗員が足で踏みこむペダルパッド３が設けられており、ブレーキペダル２の上端がペダルブラケット４の後部に車両前後方向で回動自在に連結されている。詳しくは、ペダルブラケット４は、断面「コ」字状にして上面部４ａから一対の側面部４ｂ、４ｂが延びて下方に向け開口しており、ブレーキペダル２の上端は一対の側面部４ｂ、４ｂに回動自在に支持されている。
【００１５】
ペダルブラケット４は車両前後方向に後端を上げて斜めに延びており、ペダルブラケット４の前端はエンジンルームとキャビン（車室）とを仕切るダッシュパネル４０に取り付けられている。詳しくは、ダッシュパネル４０を挟んでエンジンルーム側にはブレーキブースタ（倍力装置）５０がペダルブラケット４の前端に対向して取り付けられており、当該ブレーキブースタ５０からはダッシュパネル４０を貫通し且つペダルブラケット４の前端のフランジ４ｃをも貫通するよう複数のスタッドボルト５２がキャビン側に突出しており、ペダルブラケット４は当該スタッドボルト５２がダッシュパネル４０とフランジ４ｃとを挟んでナット５によって締結されることでダッシュパネル４０に固定されている。
【００１６】
一方、ペダルブラケット４の後端には、ペダルブラケット４の開口を塞ぐようにしてエクステンション６が溶接等により一体に接合されている（ペダルブラケット）。詳しくは、エクステンション６はやはり断面「コ」字状にして垂直面部（ペダルブラケットの後端面）６ａから一対の側面部６ｂ、６ｂが延びてペダルブラケット４側に開口しており、エクステンション６の一対の側面部６ｂ、６ｂとペダルブラケット４の一対の側面部４ｂ、４ｂとがそれぞれ重ね合わされて接合されている。
【００１７】
また、ペダルブラケット４の一対の側面部４ｂ、４ｂには、外方に向け突出するとともに下方に行くに従い幅の拡大するビード４ｅが形成されている。
エクステンション６は、下方に延び、先端にはブレーキペダル２の操作状態を検出するブレーキスイッチ７が取り付けられている。
一方、ガイドブラケットユニット１０は、デッキクロスメンバ２０から断面「コ」字状にして下方に向け開口し、車両前方に前端を下げて斜めに延びるガイドサポートブラケット１２と、当該ガイドサポートブラケット１２に当該前端から車両後方に向けて延びて溶接等により接合されたガイドブラケット（ガイド機構）１４とから構成されている。詳しくは、ガイドブラケット１４は、やはり断面「コ」字状にして上面部１４ａから一対の側面部１４ｂ、１４ｂが延びて下方に向け開口するとともに、車両後方に向けて下方に、即ち後下がりに緩やかに湾曲して延びている。つまり、ガイドブラケット１４は、側面から見て全体に「へ」字状に湾曲して後下がりで傾斜している。
【００１８】
サポートブラケット３０は、側面から見て「逆Ｌ」字状に屈曲しており、折れ曲がった一端側の垂直面部（後面部）３０ａが下方に延びてブレーキペダルユニット１側のエクステンション６にボルト（締結手段）３８により接合され、他側側の上面部３０ｂが車両前方に延びてガイドブラケット１４にボルト３９により接合されている。また、サポートブラケット３０は、やはり断面「コ」字状をして垂直面部３０ａ及び上面部３０ｂから連続して一対の側面部（一対のフランジ部）３０ｃ、３０ｃが延びて車両前方及び下方に向けて開口している。
【００１９】
詳しくは、一対の側面部３０ｃ、３０ｃは、先端が互いに離間するよう「ハ」字状に拡開している。
図２を参照すると、サポートブラケット３０とエクステンション６とガイドブラケット１４の組付状態の詳細図が示されており、同図に示すように、サポートブラケット３０の垂直面部３０ａには丸孔（ボルト孔、締結位置）３１と切り欠き３２が穿設され、サポートブラケット３０の上面部３０ｂには車両前方に延びて狭小部３３ａと拡幅部３３ｂからなる切り欠き３３が穿設されており、一方、エクステンション６の内面には丸孔（ボルト孔、締結位置）６ｅを介してボルト３８の螺合されるウェルドナット６ｃが設けられ、ガイドブラケット１４の背面には丸孔を介してボルト３９の螺合されるウェルドナット１４ｃが設けられている。
【００２０】
これより、詳しくは、サポートブラケット３０は、ボルト３８が丸孔３１を通ってウェルドナット６ｃに締結されることでエクステンション６に固定されるとともに、ボルト３９が切り欠き３３の狭小部３３ａを通ってウェルドナット１４ｃに締結されることでガイドブラケット１４に固定されている。つまり、サポートブラケット３０は、垂直面部３０ａ側の部分については、垂直面部３０ａ及び一対の側面部３０ｃ、３０ｃがエクステンション６の垂直面部６ａ及び一対の側面部６ｂ、６ｂに殆ど隙間なく或いは微小隙間を有して外側から覆い被さるようにエクステンション６に接合されており、一方、上面部３０ｂ側の部分については、ガイドブラケット１４の一対の側面部１４ｂ、１４ｂ間に位置するように上面部１４ａに接合されてガイドブラケット１４に取り付けられている。
【００２１】
なお、エクステンション６にはサポートブラケット３０側に延びて突起６ｄが立設されており、当該突起６ｄは上記切り欠き３２と係合する。
図３を参照すると、車両組立工程におけるブレーキペダルユニット１とガイドブラケットユニット１０とサポートブラケット３０の組み付け手順が図示されている。
【００２２】
同図に示すように、サポートブラケット３０は別工程で先にガイドブラケットユニット１０側、即ちデッキクロスメンバ２０側に取り付けられている。つまり、サポートブラケット３０については、上面部３０ｂに穿設された切り欠き３３を介し、下方側からボルト３９によって予めガイドブラケット１４に締結されてデッキクロスメンバ２０と一体にモジュール化されている。
【００２３】
従って、車両組立工程では、ブレーキペダルユニット１がダッシュパネル４０に取り付けられた後、サポートブラケット３０の取り付けられモジュール化されたデッキクロスメンバ２０を、図中白抜き矢印で示すように、サポートブラケット３０がブレーキペダルユニット１のエクステンション６に接近し嵌合するようにしながら車体側壁に接合する。詳しくは、エクステンション６に立設された突起６ｄがサポートブラケット３０の切り欠き３２と係合するようにブレーキペダルユニット１とサポートブラケット３０との位置合わせを行いながらデッキクロスメンバ２０を車体側壁に固定する。そして、サポートブラケット３０をボルト３８によってエクステンション６に運転席側から締結する。
【００２４】
以下、このように構成され組み付けられたペダル支持構造の作用について説明する。
先ず、ペダル支持構造の基本的な作用について簡単に説明する。
上述したようにサポートブラケット３０の上面部３０ｂは、当該上面部３０ｂに穿設された切り欠き３３を介してボルト３９で締結されており、また切り欠き３３の車両前方側には拡幅部３３ｂが形成されており、一方、ガイドブラケット１４はデッキクロスメンバ２０を介して一対の車体側壁に固定されているため、ペダルブラケット４を介してサポートブラケット３０に車両後方に向かう大きな外力が作用すると、サポートブラケット３０が車両後方にずれてボルト３９から離脱する。
【００２５】
従って、例えば車両が正面衝突する等し、エンジンルーム内の駆動系部品に押されてダッシュパネル４０が後退した場合には、これに伴ってブレーキペダルユニット１も後退することになり、この際、サポートブラケット３０が車両後方にずれてボルト３９から容易に離脱する。
このようにサポートブラケット３０がボルト３９から離脱すると、サポートブラケット３０は、側面から見て「へ」字状に屈曲するガイドブラケット１４の上面部１４ａに沿い摺動することになり、ペダルブラケット４の後端を押し下げる。そして、ペダルブラケット４の後端が押し下げられると、ビード４ｅが潰れてペダルブラケット４が折れ曲がり、ブレーキペダル２のペダルパッド３が車両前方側に向けて回動することになる。
【００２６】
これにより、正面衝突時等において、ダッシュパネル４０が後退した場合であっても、ブレーキペダル２のペダルパッド３を車両前方に逃がすことができ、乗員の下肢部の安全性の向上を図ることができる。
次に、ペダル支持構造の本発明に係る作用について説明する。
上述したように、サポートブラケット３０は、車両前方に延びる上面部３０ｂが下方側からボルト３９により締結されることで予めガイドブラケット１４に取り付けられており、その後の組立工程で、エクステンション６の垂直面部６ａ及び一対の側面部６ｂ、６ｂに外側から覆い被さるように嵌合され、運転席側からボルト３８により締結されてエクステンション６に接合されている。
【００２７】
即ち、図４を参照すると、図１のＡ−Ａ線に沿う断面図が示され、併せて嵌合する直前のサポートブラケット３０が二点鎖線で示されているが、同図に示すように、組立工程では、サポートブラケット３０は、図中白抜き矢印で示すように、一対の側面部３０ｃ、３０ｃがエクステンション６の一対の側面部６ｂ、６ｂにガイドされながらエクステンション６に殆ど隙間なく或いは微小隙間を有して良好に嵌合される。これにより、車幅方向でエクステンション６ひいてはペダルブラケット４とサポートブラケット３０との高い位置精度が確保される。
【００２８】
なお、エクステンション６に立設された突起６ｄがサポートブラケット３０の切り欠き３２と係合するので、エクステンション６とサポートブラケット３０との上下方向の位置精度についても良好に確保される。
このように、エクステンション６ひいてはペダルブラケット４とサポートブラケット３０との高い位置精度が確保されると、サポートブラケット３０の丸孔３１がエクステンション６の丸孔６ｅ、即ちウェルドナット６ｃの位置に常に確実に一致する。つまり、サポートブラケット３０の丸孔３１とエクステンション６の丸孔６ｅ、即ちウェルドナット６ｃとは、一対の側面部３０ｃ、３０ｃと一対の側面部６ｂ、６ｂとの嵌合によって良好に自動調芯されることになる。
【００２９】
また、上述したように、サポートブラケット３０の一対の側面部３０ｃ、３０ｃは、先端が互いに離間するよう「ハ」字状に拡開しているので、サポートブラケット３０はエクステンション６にスムーズにガイドされて嵌合される。
これにより、サポートブラケット３０の丸孔３１とエクステンション６の丸孔６ｅの位置を再調整することなく、サポートブラケット３０をエクステンション６に常に確実にボルト３８で締結することができ、組立工程でのボルト３８の締結作業性を向上させることができる。
【００３０】
また、サポートブラケット３０は予めガイドブラケット１４に取り付けられており、組立工程ではサポートブラケット３０とエクステンション６とを車両後方側からボルト３８で締結するだけでよいので、取付工具とブレーキペダル２等のペダル構成部材との干渉もなくボルト３８の締結作業を行うことができることになり、高い締結作業性を得ることができる。
【００３１】
以上で本発明に係るペダル支持構造の実施形態についての説明を終えるが、本発明の実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、サポートブラケット３０の一対の側面部３０ｃ、３０ｃについて先端が互いに離間するよう「ハ」字状に拡開しているが、これに限られず、サポートブラケット３０の種々のバリエーションを図５（ａ）〜（ｄ）に断面で示すように、一対の側面部３０ｃ、３０ｃは、全く拡開していなくてもよく（ａ）、先端がさらに外方に折れ曲がっていてもよく（ｂ）、全体が「ハ」字状に拡開していてもよく（ｃ）、全体が弧状に拡開していてもよい（ｄ）。
【００３２】
また、上記実施形態では、ペダルブラケット４とエクステンション６とを別体としたが、これらは一体であってもよいし、ガイドサポートブラケット１２とガイドブラケット１４についても一体であってもよい。
また、上記実施形態では、エクステンション６に突起６ｄを設けるようにしているが、突起６ｄはサポートブラケット３０とエクステンション６との位置精度や作業性等に問題がなければなくてもよい。
【００３３】
また、上記実施形態では、ブレーキペダル２のペダル支持構造としたが、これに限られず、本発明は当然にクラッチペダル等のペダル支持構造であってもよい。
【００３４】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の請求項１のペダル支持構造によれば、連結ブラケットは、一端側がペダルブラケットの後端面に車両後方側から締結手段（ボルト等）により固定されるとともに、ペダルブラケットのガイド機構に対する車両後方側への相対移動によりガイド機構との連結が解除されるように他端側がガイド機構に連結されているが、当該連結ブラケットは、後面部から車両前方側に延びる一対のフランジ部がペダルブラケットの一対の側面部によってガイドされるようにしてペダルブラケットに接近し嵌合するので、ペダルブラケットの後端面に設けられた締結位置（ボルト孔等）と連結ブラケットの後面部に設けられた締結位置（ボルト孔等）とを良好に一致させることができ、ペダルブラケットと連結ブラケットの位置精度を向上させ、締結位置を再調整することなく連結ブラケットをペダルブラケットの後面部に常に確実に締結することができる。これにより締結手段（ボルト等）の締結作業性を向上させることができる。
【００３５】
また、連結ブラケットは、他端側がガイド機構に連結された後に一端側がペダルブラケットの後端面に車両後方側から締結手段（ボルト等）で固定されることが可能となるので、例えば連結ブラケットの他端側を予めガイド機構に連結しておくことにより、組立工程では良好に締結位置（ボルト孔等）の一致した連結ブラケットの一端側とペダルブラケットの後端面とを車両後方側から締結するだけでよくなり、取付工具とペダル構成部材との干渉もなく締結手段（ボルト等）の締結作業性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】車両の運転席に設けられた本発明に係るペダル支持構造の側面図である。
【図２】サポートブラケットとエクステンションとガイドブラケットの組付状態の詳細図である。
【図３】車両組立工程におけるブレーキペダルユニットとガイドブラケットユニットとサポートブラケットの組み付け手順を示す図である。
【図４】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図であって、本発明の作用を説明する図である。
【図５】サポートブラケットの種々のバリエーションを示す図である。
【図６】従来のペダル支持構造を示す図である。
【符号の説明】
１ブレーキペダルユニット
２ブレーキペダル
４ペダルブラケット
４ａ上面部
４ｂ側面部
６エクステンション
６ａ垂直面部（後端面）
６ｂ一対の側面部
６ｅ丸孔（ボルト孔、締結位置）
１０ガイドブラケットユニット
１４ガイドブラケット（ガイド機構）
１４ｃウェルドナット
２０デッキクロスメンバ
３０サポートブラケット（連結ブラケット）
３０ａ垂直面部（後面部）
３０ｂ上面部
３０ｃ一対の側面部（一対のフランジ部）
３１丸孔（ボルト孔、締結位置）
３３切り欠き
３８ボルト（締結手段）
３９ボルト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pedal support structure, and more particularly to a structure for mounting a brake pedal or the like provided on a vehicle to a vehicle body.
[0002]
[Related background]
A brake pedal for operating a service brake is provided in a driver's seat of the vehicle, and the brake pedal is generally attached to a dash panel via a pedal bracket. Specifically, the brake pedal is usually configured to extend along the dash panel and have a pedal pad at the lower end, and the upper end is rotatably supported by the pedal bracket.
[0003]
Recently, in order to improve the safety of the lower limbs of the occupant during a frontal collision of the vehicle, even when the dash panel is retracted due to the collision, the brake pad pedal pad is released to the front side of the vehicle. (See, for example, Patent Document 1).
In Patent Document 1, for example, a vehicle rear side portion of a pedal bracket is removably connected to a vehicle body, and a pedal depression portion (pedal) supported by the pedal bracket when the pedal bracket relatively moves to the vehicle rear side (pedal). There is disclosed a backward displacement suppressing mechanism including a guide mechanism that guides the posture of the pedal bracket so that the pad) moves relative to the front side of the vehicle.
[0004]
However, in the structure described in Patent Document 1, since only the upper surface portion of the pedal bracket is bolted to the inclined surface, an operator attaches the bolt in the assembly process of the reverse displacement suppression mechanism. At this time, there is a high possibility that the attachment tool and the pedal component member interfere with each other, and the attachment work may be complicated.
Therefore, as shown in FIG. 6, for example, a support bracket 104 that can be fastened by a bolt 102 is provided on the rear surface of the pedal bracket unit 101, and the support bracket 104 is fixed in advance to a guide bracket 108 fixed to the deck cross member 106. The deck cross module is made close to the pedal bracket unit 101 fixed to the dash panel 110 from the rear side of the vehicle, and is formed in the hole formed in the rear surface of the pedal bracket 101 and the support bracket 104. A support structure for the pedal 100 has been developed which is configured to be fastened with bolts 112 from the rear side of the vehicle together with the holes thus formed, thereby improving workability.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3267145 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the structure shown in FIG. 6, the hole formed in the rear surface of the pedal bracket 101 may not match the hole formed in the support bracket 104 after the deck cross module is brought close to the pedal bracket 101. There is a problem that the bolt 112 cannot be fastened, and the position of the hole portion needs to be adjusted again, so that the workability is lowered.
[0007]
In this case, it is conceivable to increase the hole diameter of the hole of the pedal bracket 101 or the hole of the support bracket 104, but it is not preferable because the position accuracy is deteriorated and the fastening reliability is lowered.
The present invention has been made to solve such problems, and its object is to improve the fastening workability when the pedal bracket is fastened to the deck cloth side by fastening means such as bolts. The object is to provide a pedal support structure.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the pedal support structure according to claim 1, the front end portion is fixed to the vehicle body side, and has a pair of side portions that rotatably support the pedal upper end, and is provided on the vehicle rear side. An extended pedal bracket, a guide mechanism that is provided with a rearwardly inclined surface on the vehicle rear side of the pedal bracket, and one end side is fastened to the rear end surface of the pedal bracket from the vehicle rear side A pedal having a connection bracket that is fixed by a means and is connected to the guide mechanism at the other end, and is released from the guide mechanism by a relative movement of the pedal bracket toward the vehicle rear side with respect to the guide mechanism. In the support structure, the connecting bracket includes a rear surface portion that covers a rear end surface of the pedal bracket, and extends from the rear surface portion to the vehicle front side so as to extend the pedal. A pair of flange portions covering the outside of the vehicle to the pair of side surface portions of the bracket, the pair of flange portions together are formed so as to be widened toward the vehicle front side, the pair of flange portions of the connecting bracket The fastening position provided on the rear end surface of the pedal bracket coincides with the fastening position provided on the rear surface portion of the connecting bracket in a state where the pair of side surface portions of the pedal bracket are covered. .
[0009]
That is, one end side of the connecting bracket is fixed to the rear end surface of the pedal bracket by a fastening means (bolt or the like) from the rear side of the vehicle, and is connected to the guide mechanism by relative movement of the pedal bracket to the rear side of the vehicle with respect to the guide mechanism. The other end side is connected to the guide mechanism so as to be released, but the connection bracket is configured such that a pair of flange portions extending from the rear surface portion to the vehicle front side are guided by a pair of side surface portions of the pedal bracket. Since the bracket approaches and fits, the fastening position (bolt hole or the like) provided on the rear end surface of the pedal bracket and the fastening position (bolt hole or the like) provided on the rear surface portion of the connection bracket are in good agreement.
[0010]
Therefore, the positional accuracy of the pedal bracket and the connecting bracket is improved, and the connecting bracket can always be securely fastened to the rear surface portion of the pedal bracket without readjusting the fastening position, and the fastening workability of the fastening means (bolts, etc.) is improved. improves.
The front Symbol connecting bracket, it is possible that the other end one end after being coupled to the guide mechanism is fixed by fastening means from the rear side of the vehicle to the rear end face of the pedal bracket.
[0011]
Therefore, for example, by connecting the other end side of the connecting bracket to the guide mechanism in advance, the one end side of the connecting bracket and the rear end surface of the pedal bracket that are well matched in the fastening position (bolt hole, etc.) in the assembly process are connected to the vehicle. It is only necessary to fasten with a bolt or the like from the rear side, and the fastening workability of the fastening means (bolt or the like) is further improved without interference between the mounting tool and the pedal component member.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a pedal support structure according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. Referring to FIG. 1, a side view of a pedal support structure according to the present invention provided in a driver's seat of a vehicle is shown, and the configuration of the pedal support structure according to the present invention will be described based on the same figure.
[0013]
As shown in the figure, the pedal support structure according to the present invention mainly includes a brake pedal unit 1 including a brake pedal 2, a pedal bracket 4, and an extension 6, and a pair of vehicle body side walls that extend in the vehicle width direction and have both ends. A guide bracket unit 10 that is fixed and is joined to a deck cross member 20 that mainly supports an instrument panel (not shown) by welding or the like, and a support that is interposed between the brake pedal unit 1 and the guide bracket unit 10. A bracket (connection bracket) 30 is included.
[0014]
In the brake pedal unit 1, a pedal pad 3 is provided at the lower end of the brake pedal 2, and the upper end of the brake pedal 2 is connected to the rear portion of the pedal bracket 4 so as to be rotatable in the vehicle front-rear direction. ing. Specifically, the pedal bracket 4 has a U-shaped cross section, and a pair of side surface portions 4b, 4b extends from the upper surface portion 4a and opens downward. The upper end of the brake pedal 2 has a pair of side surface portions 4b, 4b is rotatably supported.
[0015]
The pedal bracket 4 extends obliquely with its rear end raised in the vehicle front-rear direction, and the front end of the pedal bracket 4 is attached to a dash panel 40 that partitions the engine room and the cabin (vehicle compartment). Specifically, a brake booster (boost device) 50 is attached to the engine room side across the dash panel 40 so as to face the front end of the pedal bracket 4, and the brake booster 50 penetrates the dash panel 40 and A plurality of stud bolts 52 protrude toward the cabin so as to penetrate the flange 4c at the front end of the pedal bracket 4, and the stud bracket 52 is fastened by a nut 5 with the dash panel 40 and the flange 4c interposed therebetween. This is fixed to the dash panel 40.
[0016]
On the other hand, an extension 6 is integrally joined to the rear end of the pedal bracket 4 by welding or the like so as to close the opening of the pedal bracket 4 (pedal bracket). Specifically, the extension 6 is also formed in a U-shaped cross section, and a pair of side surface portions 6b and 6b extend from the vertical surface portion (rear end surface of the pedal bracket) 6a to open to the pedal bracket 4 side. The side surface portions 6b and 6b and the pair of side surface portions 4b and 4b of the pedal bracket 4 are overlapped and joined.
[0017]
The pair of side surface portions 4b and 4b of the pedal bracket 4 is formed with a bead 4e that protrudes outward and increases in width as it goes downward.
The extension 6 extends downward, and a brake switch 7 for detecting the operation state of the brake pedal 2 is attached to the tip.
On the other hand, the guide bracket unit 10 has a cross-sectional “U” shape from the deck cross member 20, opens downward, and extends obliquely with the front end lowered toward the front of the vehicle. It comprises a guide bracket (guide mechanism) 14 extending from the front end toward the rear of the vehicle and joined by welding or the like. Specifically, the guide bracket 14 has a cross-sectional “U” shape, and a pair of side surface portions 14b and 14b extend from the upper surface portion 14a to open downward, and downward toward the rear of the vehicle, that is, rearwardly downward. It gently curves and extends. That is, the guide bracket 14 is bent in a “h” shape as a whole when viewed from the side surface and is inclined downward.
[0018]
The support bracket 30 is bent in an “inverted L” shape when viewed from the side. The bent vertical surface portion (rear surface portion) 30a extends downward and is bolted (fastened) to the extension 6 on the brake pedal unit 1 side. The upper surface portion 30b on the other side extends forward of the vehicle and is joined to the guide bracket 14 with a bolt 39. The support bracket 30 also has a U-shaped cross section, and a pair of side surface portions (a pair of flange portions) 30c, 30c extend continuously from the vertical surface portion 30a and the upper surface portion 30b to face the vehicle forward and downward. Open.
[0019]
Specifically, the pair of side surface portions 30c, 30c are expanded in a “C” shape so that the tips are separated from each other.
Referring to FIG. 2, a detailed view of the assembled state of the support bracket 30, the extension 6 and the guide bracket 14 is shown. As shown in FIG. 2, a round hole (bolt hole) is formed in the vertical surface portion 30 a of the support bracket 30. , Fastening position) 31 and a notch 32 are formed, and an upper surface 30b of the support bracket 30 is provided with a notch 33 that extends forward of the vehicle and includes a narrowed portion 33a and a widened portion 33b. 6 is provided with a weld nut 6c to which a bolt 38 is screwed via a round hole (bolt hole, fastening position) 6e, and a bolt 39 is screwed to the back surface of the guide bracket 14 via a round hole. A weld nut 14c is provided.
[0020]
More specifically, the support bracket 30 is fixed to the extension 6 by fastening the bolt 38 to the weld nut 6 c through the round hole 31, and the bolt 39 passes through the narrow portion 33 a of the notch 33. It is fixed to the guide bracket 14 by being fastened to the weld nut 14c. That is, in the support bracket 30, the vertical surface portion 30 a and the pair of side surface portions 30 c and 30 c have almost no gap or a minute gap between the vertical surface portion 6 a and the pair of side surface portions 6 b and 6 b of the extension 6. It is joined to the extension 6 so as to cover from the outside, and on the other hand, the portion on the upper surface portion 30b side is joined to the upper surface portion 14a so as to be positioned between the pair of side surface portions 14b, 14b of the guide bracket 14. And is attached to the guide bracket 14.
[0021]
The extension 6 is provided with a protrusion 6d extending to the support bracket 30 side, and the protrusion 6d is engaged with the notch 32.
Referring to FIG. 3, a procedure for assembling the brake pedal unit 1, the guide bracket unit 10, and the support bracket 30 in the vehicle assembly process is illustrated.
[0022]
As shown in the figure, the support bracket 30 is first attached to the guide bracket unit 10 side, that is, the deck cross member 20 side in a separate process. That is, the support bracket 30 is fastened to the guide bracket 14 in advance by the bolt 39 from the lower side through the notch 33 formed in the upper surface portion 30b, and is modularized with the deck cross member 20.
[0023]
Therefore, in the vehicle assembly process, after the brake pedal unit 1 is attached to the dash panel 40, the support bracket 30 is attached to the modularized deck cross member 20 as shown by the white arrow in the figure. Is joined to the side wall of the vehicle body so as to approach and fit the extension 6 of the brake pedal unit 1. Specifically, the deck cross member 20 is fixed to the side wall of the vehicle body while aligning the brake pedal unit 1 and the support bracket 30 so that the protrusion 6d erected on the extension 6 engages with the notch 32 of the support bracket 30. To do. Then, the support bracket 30 is fastened to the extension 6 from the driver's seat side with bolts 38.
[0024]
The operation of the pedal support structure constructed and assembled in this way will be described below.
First, the basic operation of the pedal support structure will be briefly described.
As described above, the upper surface portion 30b of the support bracket 30 is fastened by the bolt 39 via the notch 33 formed in the upper surface portion 30b, and the widened portion 33b is provided on the vehicle front side of the notch 33. On the other hand, since the guide bracket 14 is fixed to the pair of vehicle body side walls via the deck cross member 20, if a large external force is applied to the support bracket 30 via the pedal bracket 4, The bracket 30 is displaced rearward from the vehicle and detached from the bolt 39.
[0025]
Therefore, for example, when the vehicle collides head-on and the dash panel 40 is moved backward by being pushed by the drive system components in the engine room, the brake pedal unit 1 is also moved along with this, The support bracket 30 is displaced rearward from the vehicle and easily detached from the bolt 39.
When the support bracket 30 is detached from the bolt 39 in this way, the support bracket 30 slides along the upper surface portion 14a of the guide bracket 14 bent in a “h” shape when viewed from the side surface. Push down on the rear edge. When the rear end of the pedal bracket 4 is pushed down, the bead 4e is crushed, the pedal bracket 4 is bent, and the pedal pad 3 of the brake pedal 2 rotates toward the front side of the vehicle.
[0026]
As a result, even when the dash panel 40 is retracted in a frontal collision or the like, the pedal pad 3 of the brake pedal 2 can be released to the front of the vehicle, and the safety of the lower limbs of the occupant can be improved. it can.
Next, the operation of the pedal support structure according to the present invention will be described.
As described above, the support bracket 30 is attached to the guide bracket 14 in advance by fastening the upper surface portion 30b extending from the lower side with the bolt 39 from the lower side, and the vertical surface portion of the extension 6 in the subsequent assembly process. 6a and a pair of side surface portions 6b and 6b are fitted so as to cover from the outside, and are fastened by bolts 38 from the driver's seat side and joined to the extension 6.
[0027]
That is, referring to FIG. 4, a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1 is shown, and the support bracket 30 just before fitting is shown by a two-dot chain line, but as shown in FIG. In the assembling process, as shown by the white arrow in the drawing, the support bracket 30 is guided by the pair of side surface portions 6b, 6b of the extension 6 with little or no gap between the pair of side surface portions 30c, 30c. Good fit with a gap. As a result, high positional accuracy between the extension 6 and thus the pedal bracket 4 and the support bracket 30 is ensured in the vehicle width direction.
[0028]
In addition, since the projection 6d erected on the extension 6 engages with the notch 32 of the support bracket 30, the positional accuracy in the vertical direction between the extension 6 and the support bracket 30 is also ensured satisfactorily.
As described above, when high positional accuracy between the extension 6 and the pedal bracket 4 and the support bracket 30 is ensured, the round hole 31 of the support bracket 30 is always surely positioned at the position of the round hole 6e of the extension 6, that is, the weld nut 6c. Match. That is, the round hole 31 of the support bracket 30 and the round hole 6e of the extension 6, that is, the weld nut 6c, are automatically aligned well by fitting the pair of side surface portions 30c, 30c and the pair of side surface portions 6b, 6b. Will be.
[0029]
Further, as described above, the pair of side surface portions 30c, 30c of the support bracket 30 is expanded in a “C” shape so that the tips are separated from each other, so that the support bracket 30 is smoothly guided by the extension 6. Are mated.
Accordingly, the support bracket 30 can always be securely fastened to the extension 6 with the bolt 38 without re-adjusting the positions of the round hole 31 of the support bracket 30 and the round hole 6e of the extension 6. The fastening workability of 38 can be improved.
[0030]
Further, the support bracket 30 is attached to the guide bracket 14 in advance, and it is only necessary to fasten the support bracket 30 and the extension 6 with bolts 38 from the vehicle rear side in the assembly process. The bolt 38 can be fastened without interference with the constituent members, and high fastening workability can be obtained.
[0031]
Although the description of the embodiment of the pedal support structure according to the present invention is finished above, the embodiment of the present invention is not limited to the above embodiment.
For example, in the above embodiment, the tip of the pair of side surface portions 30c, 30c of the support bracket 30 is expanded in a “C” shape so as to be separated from each other. However, the present invention is not limited to this, and various variations of the support bracket 30 are possible. 5 (a) to 5 (d), the pair of side surface portions 30c and 30c may not be expanded at all (a), and the tip may be further bent outward. (B) The whole may be expanded in a “C” shape (c), or the whole may be expanded in an arc shape (d).
[0032]
Moreover, in the said embodiment, although the pedal bracket 4 and the extension 6 were made into a different body, these may be integrated and the guide support bracket 12 and the guide bracket 14 may also be integrated.
In the above-described embodiment, the protrusion 6d is provided on the extension 6. However, the protrusion 6d does not have to have a problem in the positional accuracy and workability between the support bracket 30 and the extension 6.
[0033]
In the above embodiment, the pedal support structure for the brake pedal 2 is used. However, the present invention is not limited to this, and the present invention may naturally be a pedal support structure such as a clutch pedal.
[0034]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the pedal support structure of claim 1 of the present invention, the connection bracket is fixed to the rear end surface of the pedal bracket by fastening means (bolts or the like) from the vehicle rear side, The other end side is connected to the guide mechanism so that the connection with the guide mechanism is released by the relative movement of the pedal bracket to the vehicle rear side with respect to the guide mechanism, but the connection bracket extends from the rear surface portion to the vehicle front side. Since the pair of flange portions are guided by the pair of side surface portions of the pedal bracket so as to approach and fit the pedal bracket, the fastening position (bolt hole etc.) provided on the rear end surface of the pedal bracket and the rear of the connecting bracket The fastening position (bolt hole, etc.) provided on the surface can be matched well, and the pedal bracket and the connecting bracket Improve 置精 degree, it is possible to always reliably fastening the connecting bracket without readjusting the engaged position to the rear surface portion of the pedal bracket. Thereby, the fastening workability | operativity of a fastening means (bolt etc.) can be improved.
[0035]
Moreover, consolidated bracket, the other end it becomes possible to one end after being coupled to the guide mechanism is fixed by fastening means from the rear side of the vehicle to the rear end face of the pedal bracket (bolt or the like), for example, the connection bracket By connecting the other end side to the guide mechanism in advance, it is only possible to fasten the one end side of the connecting bracket and the rear end surface of the pedal bracket that are well matched in the fastening position (bolt holes, etc.) from the vehicle rear side in the assembly process. The fastening workability of the fastening means (bolts or the like) can be further improved without interference between the mounting tool and the pedal component.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a pedal support structure according to the present invention provided in a driver's seat of a vehicle.
FIG. 2 is a detailed view of an assembled state of a support bracket, an extension, and a guide bracket.
FIG. 3 is a diagram showing an assembling procedure of a brake pedal unit, a guide bracket unit, and a support bracket in a vehicle assembly process.
4 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1, and is a view for explaining the operation of the present invention. FIG.
FIG. 5 is a view showing various variations of the support bracket.
FIG. 6 is a view showing a conventional pedal support structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Brake pedal unit 2 Brake pedal 4 Pedal bracket 4a Upper surface part 4b Side surface part 6 Extension 6a Vertical surface part (rear end surface)
6b A pair of side surface parts 6e Round hole (bolt hole, fastening position)
10 Guide bracket unit 14 Guide bracket (guide mechanism)
14c Weld nut 20 Deck cross member 30 Support bracket (connection bracket)
30a Vertical surface (rear surface)
30b Upper surface portion 30c A pair of side surface portions (a pair of flange portions)
31 Round hole (bolt hole, fastening position)
33 Notch 38 Bolt (fastening means)
39 volts

Claims

前端部が車体側に固定されるとともに、ペダル上端を回動自在に支持する一対の側面部を有して車両後方側に延在するペダルブラケットと、
前記ペダルブラケットの車両後方側に後下がりの傾斜面を備えて設けられ、車体側に固定されるガイド機構と、
一端側が前記ペダルブラケットの後端面に車両後方側から締結手段により固定されるとともに、他端側が前記ガイド機構に連結され、前記ペダルブラケットの前記ガイド機構に対する車両後方側への相対移動により前記ガイド機構との連結が解除される連結ブラケットとを備えたペダル支持構造において、
前記連結ブラケットは、前記ペダルブラケットの後端面を覆う後面部及び該後面部から車両前方側に延在して前記ペダルブラケットの前記一対の側面部を車両外方から覆う一対のフランジ部を備え、
前記一対のフランジ部は車両前方側に向かって拡開するよう形成されるとともに、
前記連結ブラケットの前記一対のフランジ部が前記ペダルブラケットの前記一対の側面部を覆った状態で、前記ペダルブラケットの後端面に設けられた締結位置と前記連結ブラケットの後面部に設けられた締結位置とが一致することを特徴とするペダル支持構造。A pedal bracket that is fixed to the vehicle body side and has a pair of side portions that rotatably support the upper end of the pedal and extends to the vehicle rear side;
A guide mechanism provided on the vehicle rear side of the pedal bracket with a rearwardly inclined surface and fixed to the vehicle body side;
One end side is fixed to the rear end surface of the pedal bracket by a fastening means from the vehicle rear side, and the other end side is coupled to the guide mechanism, and the guide mechanism is moved relative to the guide mechanism by the pedal bracket relative to the guide mechanism. In the pedal support structure provided with a connection bracket that is released from the connection with
The connection bracket includes a rear surface portion that covers a rear end surface of the pedal bracket, and a pair of flange portions that extend from the rear surface portion toward the vehicle front side and cover the pair of side surface portions of the pedal bracket from the outside of the vehicle,
The pair of flange portions are formed so as to expand toward the vehicle front side,
A fastening position provided on a rear end surface of the pedal bracket and a fastening position provided on a rear surface portion of the connection bracket in a state where the pair of flange portions of the connection bracket covers the pair of side surface portions of the pedal bracket. And a pedal support structure characterized by matching.