JP4105953B2 - 電極アレイ用挿入ツールシステム - Google Patents
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Description
【発明の分野】
本発明は、電極アレイを患者の蝸牛内に挿入するための装置および方法に関し、更に該装置によって挿入するのに適した電極アレイに関する。
【0002】
【背景技術】
多くの深刻な知覚障害を有する人々において、知覚障害の理由は、聴覚信号を神経インパルスに変換する、蝸牛内の有毛細胞の欠如または破壊によるものである。そのため、これらの人々は、従来の補聴器システムではどんなに大きな聴覚刺激を作れたとしても、適切な恩恵を得ることができない。それは、通常の方法において、音から生成される神経インパルスのための構造が欠如しているか、あるいは損傷を受けているからである。
【0003】
そのため、蝸牛インプラントシステムが開発された。このようなシステムは、蝸牛内の有毛細胞をバイパスし、直接電気的な刺激を聴覚神経繊維に送達し、それによって、脳は、通常は聴覚神経に送達される自然聴覚に類似した聴覚を感知することができる。参照によって本明細書に包含される米国特許第4532930は、1つの形態の従来の蝸牛インプラントシステムを説明している。
【0004】
通常、蝸牛インプラントシステムは、一般にプロセッサユニットと呼ばれる外部の部品と、一般に刺激器/受信器ユニットと呼ばれる内部埋め込み部品との、主に2つの構成部品からなる。従来はこれらの二つの構成部品は、共に協働し、ユーザに音聴覚を与えていた。
【0005】
従来より外部の構成部品は、話し声、周囲の音などの音を検出するマイクロホンと、検知された音(特に話し声)をコード信号に変換するスピーチプロセッサと、電池などの電源と、外部の送信器コイルとからなっていた。
【0006】
スピーチプロセッサによって出力されたコード信号は、ユーザの側頭骨の窪み内に配置された埋め込み刺激器/受信器ユニットへ皮膚を通じて送信される。この皮膚を通じての送信は、刺激器/受信器ユニットを備えた埋め込み受信器コイルと通信するために配置された外部の送信器コイルを介して発生する。
【0007】
この通信は、2つの極めて重要な目的を果たす。第1に、皮膚を通じてコード音信号を送信し、第2に、埋め込み刺激器/受信器ユニットに電力を与える。従来、このリンクは、RFリンクの形態をとっていたが、そのような別のリンクが提案され、種々の成功をおさめつつ実施されてきた。
【0008】
埋め込み刺激器/受信器ユニットは、従来より、外部のプロセッサ構成部品からコード信号と電力とを受信する受信器コイルと、コード信号を処理し、刺激信号を蝸牛内電極アセンブリに出力する刺激器とを含む。この蝸牛内電極アセンブリは、もとの検知された音に対応する聴覚を作成する聴覚神経に、直接電気的な刺激を与える。
【0009】
従来から、外部の構成部品は、マイクロホンが、ユーザの耳の後ろ、または下襟上に取り付けられたクリップ上に搭載された状態で、ユーザの服のポケット、ペルトのポーチ、ハーネスなどにあって、ユーザの体で携行される。
【0010】
最近になって、主に技術の改善によって、スピーチプロセッサの物理的な寸法が縮小可能となり、外部の構成部品を、ユーザの耳の後ろに付けることができる小さなユニット内に収納することが可能となった。このユニットにより、外部の送信器コイルは、スピーチプロセッサからのコード信号および埋め込み刺激器ユニットへの電力の送信を可能にするために、まだユーザの頭の横に配置された状態で、マイクロホン、電力ユニット、スピーチプロセッサを、耳の後ろに分離して取り付け可能な単一のユニット内に収納することができる。
【0011】
利用可能な技術の改善と共に、音が人間の聴覚システムによって自然に処理される方法を理解する領域で、多くの研究がなされてきた。そのような、蝸牛が周波数や大きさが可変する音を自然に処理する方法が理解されていくと、蝸牛の自然特性を考慮した上で、電気的な刺激を聴覚神経に送達するように改良された蝸牛インプラントシステムを提供することが必要となる。
【0012】
蝸牛は音に対応した場所にマッピングされることが、当該技術において既に知られている。すなわち、蝸牛をいくつかの領域に区切ることができる。そのそれぞれの領域は、特定の周波数範囲の信号に応答する。例えば、蝸牛の基底端は、高い周波数に最も良く応答し、尖端は低い周波数の音に最も良く応答する。この蝸牛の特性は、電極アセンブリに種々の電極アレイを提供することでうまく活用される。それぞれの電極は、事前に選択された周波数範囲内の蝸牛刺激信号を適切な蝸牛領域に送達するように配置され、構成される。それぞれの電極からの電流および電界は、蝸牛の軸上に配置された神経を刺激する。
【0013】
これらの電極を効果的にするために、電極から流れる電流の大きさと、対応する電界の大きさは、電極と蝸牛軸との間の距離の関数であることがわかっている。この距離が比較的長い場合の閾値電流は、比較的短い場合よりも大きくなる。更に、それぞれの電極から流れる電流はあらゆる方向に流れ、お互いに隣接する電極に対応する電界が重なり合って、電極間干渉を生じ得る。閾値刺激振幅を減少させ、電極間干渉を除去するために、電極アレイと蝸牛軸との間の距離をできる限り短く保つことが望ましい。これは、蝸牛軸の形状にほぼ従った形状の電極アレイを提供することによって、最も良好に達成される。また、このように電気的な刺激を聴覚神経に送達する方法は、電極が、選択されたピッチの音響波に対して特に敏感な聴覚神経に近接する程、効率が良くなる。
【0014】
この電極アレイの位置を蝸牛の内壁に近接させるために、蝸牛内に挿入すると、またはその直後に、電極位置になるように電極を設計する必要がある。これは、アレイが蝸牛軸の形状に一致するような形状となることが必要で、かつ挿入工程による敏感な構造の蝸牛への外傷が最小限となるような形状でなければならないという難しい課題である。こう考えると、電極アレイが挿入手順中は略直線形状となることが望ましい。
【0015】
比較的直線で挿入される電極アセンブリを提供し、蝸牛軸内への挿入後は曲線形状を採るような手順が幾つか採用されてきた。これに関しては、蝸牛の形に略一致する自然螺旋形状を有する螺旋形状の支持体を含んだ電極アレイを作成することは既知である。そのようなアレイは、直線構成要素、すなわちスタイレットも含む。これにより、直線形状で支持体を蝸牛内に挿入することが可能となる。次いで、支持体が蝸牛内を移動するにつれて、スタイレットが自然螺旋形状をとり始めるようにして取り除かれる。
【0016】
通常、ピンセットを有するスタイレットの露出端をクランプし、徐々にスタイレットを取り外すことによって、蝸牛内への電極の挿入した後にスタイレットは取り除かれる。電極アレイを蝸牛内に導入しながら、それと同時にスタイレットを取り除くことも可能である。しかし、両方の技術共に、うまく行うのが難しく、また実行するために外科医は両手を使用する必要がある。
【0017】
電極アレイの挿入、および/または次の直線構成要素の取り除きを補助するために、多くのツールが開発された。通常、そのような装置を使用することは難しく、所望の結果を得るために複雑な機構が必要となる。これにより、ツールの製造、再使用のために洗浄が困難になり、複雑さに起因する故障の可能性が増加してしまう。
【0018】
本発明は、従来の装置における上述の問題を克服するように構成された電極アセンブリ用挿入ツールを目指す。
【0019】
従来技術における上述の説明において、本出願人は、上述の説明の何れか、またはすべてが、オーストラリアにおける本発明に該当する分野の熟練者の有する現時点での共通的な一般知識ではないと認識している。
【0020】
本明細書における、用語「備える」または「含む」は、説明した構成要素、完全体または段階の包含物、あるいは構成要素、完全体または段階のグループを含み、他の任意の構成要素、完全体または段階、あるいは構成要素、完全体または段階のグループを除外しないことを理解されたい。
【0021】
【発明の概要】
第1の態様によると、本発明は、電極アレイを患者の蝸牛内に挿入するための装置である。電極アレイは延長搬送部材と、少なくとも電極の一部のために、搬送部材を通して伸張した取り外し可能手段を有する。装置は、取手と、取手に取り付けられた延長位置決め部材と、延長位置決め部材に対して移動可能な作動部材と、作動部材に接続され、取り外し可能手段と係合可能な少なくとも1つのアンカー部材とを含む。ここで、電極アレイを患者の蝸牛内に挿入すると、作動部材は延長位置決め部材に対して移動し、搬送部材から取り外し可能手段を取り外すことができる。
【0022】
この態様において、装置を、内部に配置した取り外し可能手段を有する電極アレイを挿入するようにさせることが可能である。ここで、取り外し可能手段は、その近位端に、または近位端に隣接して配置された捕獲部材を有する。
【0023】
第2の態様によると、本発明は、患者の蝸牛内に挿入するための電極アレイである。この電極アレイは、上部に搭載した複数の電極を有する延長搬送部材と、少なくとも電極の一部のために、搬送部材を通じて伸張する取り外し可能手段とを含む。取り外し可能手段は、その近位端に、または近位端に隣接して配置された捕獲部材を更に有する。
【0024】
第3の態様において、本発明は、電極アレイを患者の蝸牛内に挿入し、更に、第1の態様の装置を用いて挿入した後に、電極アレイの取り外し可能手段を取り外す方法である。この方法は、以下のステップを含む:
(1)位置決め部材上に取り外し可能手段を有する電極アレイを載せる。
(2)紐部材の1つの終端をアンカー部材に接続し、紐部材のもう1つの終端を電極アレイの取り外し可能手段に接続する。
(3)徐々に電極アレイを蝸牛内に導入する。
(4)取り外し可能手段を電極アレイから相対的に引き抜かせしめる。
【0025】
通常、位置決め部材は、取手と隣接して配置された近位部と、近位部から遠位端まで伸張する遠位部とを含む。装置を使用中に、遠位部が蝸牛への外科医の視界を妨げないように、遠位部を近位部および取手に対して傾けてよい。
【0026】
好適な実施形態において、位置決め部材の少なくとも遠位部は、取手および位置決め部材の近位部に対して回転可能に移動することができる。この実施形態において、電極を支持台部材上に載せた場合に、位置決め部材が回転することで、電極アレイの配向が個々の外科医に最適な特別な配向に変わることが利点となる。もしくは、位置決め部材全体が、取手に対して回転可能に移動してよい。
【0027】
別の実施形態において、位置決め部材は取手から取り外し可能でよい。
【0028】
延長位置決め部材は、伸張する穴を有する。1つの実施形態において、延長位置決め部材を、外科医によって準備された蝸牛開口に少なくとも部分的に入るようにさせることができる。別の実施形態において、延長位置決め部材の少なくとも遠位端を、蝸牛開口の回りの骨と接するようにさせることができる。
【0029】
アンカー部材は、位置決め手段の近位部内に配置されることが好ましい。別の実施形態において、アンカー部材は、この部材の遠位部との接続部に隣接した近位部内に位置することができる。別の実施形態において、アンカー部材は延長部材の遠位部内に位置してよい。
【0030】
アンカー部材は、電極アレイの取り外し可能手段から伸張する紐部材に係合するようになされたフックまたはループ状の構造を含んでよい。アンカー部材は、プラスチック材、金属、金属合金などの如何なる好適な材料から作られてよい。もしくは、アンカー部材は、紐部材を収納し、紐部材と係合するプーリ部材を含んで良い。
【0031】
紐部材は、フレキシブルな部材であることが好ましく、縫合型材料を含むが、これに限定されない如何なる好適な材料から作られてよい。そのような材料には、生体適合性を有する利点がある。
【0032】
紐部材は、アンカー部材に係合することが可能で、かつ電極アレイの取り外し可能手段の近位端に、または近位端に隣接して配置された捕獲部材に係合される第2の終端まで、遠位側に伸張する1つの終端を有することが好ましい。
【0033】
別の実施形態において、紐部材は、取り外し可能手段から近位側に伸張し、アンカー部材を回って、2次固定アンカーまで遠位側に戻ることができる。本実施形態において、作動部材が取手に対して移動すると、紐部材はアンカー部材の周りを摺動移動することができる。
【0034】
別の実施形態において、アンカー部材は、紐部材を収納するプーリ部材を含むことができる。1つの実施形態において、2次固定アンカーを紐部材の近位端に係合させることができる。2次固定アンカーを位置決め部材の遠位部に取り付けることができる。
【0035】
別の実施形態において、アンカー部材を作動部材上に取り付けてよい。この実施形態において、紐部材は、取り外し可能手段から近位側に伸張し、アンカー部材または他の紐部材摺動部材を回って、アンカー部材まで遠位側に戻ることが好ましい。プーリ部材または他の紐部材摺動部材を延長位置決め部材に取り付けることができる。延長位置決め部材が取手に対して移動可能な場合、プーリ部材または他の部材は取手にも取り付けられれば、尚良い。この実施形態において、作動部材が位置決め部材に対して遠位方向に移動すると、紐部材はアレイから取り外し可能手段を取り外す結果となる。
【0036】
紐部材の両端は、それぞれアンカー部材および捕獲部材と強固に接続されることが好ましい。接続の片方または両方は、本発明の装置の製造中に任意の段階で行われてよい、または、代替的に外科医による外科処置の直前に行われてよい。
【0037】
紐部材を種々の方法で接続してよい。例えば、好適な実施形態において、アンカー部材および捕獲部材は、フックと、伸張して、かつアンカー部材および捕獲部材と係合されるループを形成する紐部材の両端とを含む。または、紐部材は、全体として、両端が伸張し、かつアンカーおよび捕獲部材に係合される単一のループを形成してよい。もしくは、紐部材は、アンカー部材および捕獲部材の相補構造と係合されるように、それぞれの終端にビーズ部材を含んでよい。
【0038】
別の実施形態において、アンカー部材は溝を備えてもよい。この溝は、少なくとも位置決め部材の長手部分に沿って伸張する。この実施形態において、紐部材は溝内に収納され、摩擦力によってその中で保持され得る。
【0039】
好適な実施形態において、位置決め部材は、その遠位端にスロットを含む。このスロットは、電極アレイの近位端を収納し、更に別の実施形態においては、位置決め部材の遠位端に位置するようになっている。これにより、電極アレイは蝸牛内に挿入可能となる。電極アレイは所定の位置になると、このスロットから患者の蝸牛内の位置内へ摺動される。
【0040】
別の実施形態において、位置決め部材の遠位部は、予めその上に電極アレイを備えてよい。外科医は患者の蝸牛内に挿入するために、ハンドルと共に電極を含んだ位置決め部材の遠位部を組み立てる。本実施形態において、様々な構成部品を一緒に組み立てる行為によって、紐部材の近位端がアンカー手段と係合される結果となる。
【0041】
別の実施形態において、作動部材は、電極アレイに係合されるようになされた遠位端を有してよい。例えば、遠位端は、フォーク形状を有し、アレイの搬送部材を掴むようになっていてよい。本実施形態において、作動部材は、その遠位部の遠位端にストッパ部材を有することが好ましい。このストッパは、作動部材が位置決め部材に対して所定の距離を越える移動を防止するようになっていることが好ましい。
【0042】
本発明の作動部材は、ハンドルの長手方向に沿って摺動移動可能な摺動部材を備えてよい。
【0043】
この摺動部材は、接続手段によってアンカー部材に接続されていてよい。接続手段は、フレキシブルコード、ソリッドロッド、または代替的に、上述の紐部材を延長したものを含むが、それらに限定されない複数の構造を有することが可能である。後者の実施形態は、特にアンカー部材がプーリとして作用する場合に想定される。紐部材は、プーリに係合され、プーリを渡って作動部材との接続ポイントまで伸長する。
【0044】
作動部材は、外科医によって操作可能とするために、少なくとも一本の指でグリップする部材を含んでよい。
【0045】
通常、作動部材は、外科医によって、位置決め部材に隣接した取手の第1の位置から、位置決め部材から遠い取手の第2の位置に移動されてよい。このような移動によって、接続手段は、アンカー部材、またはある実施形態においては紐部材を、取手の方に引き寄せられる。
【0046】
好適な実施形態において、アンカー部材を取手の方に引くことによって、取り外し可能な手段が電極アレイから取り出されるように、紐部材はアンカー部材と取り外し可能手段の捕獲部材の両方に接続される。アンカー部材は、大きな力を加えなくとも、取手の長手方向に沿ってスムーズに相対移動することが好ましい。このように、本発明の装置を使用する外科医は、装置を握っている手を使って、作動部材を移動させることが可能となる。作動部材を、装置を用いた外科医の人差し指、または他の指すなわち親指によって、移動可能な事が想定される。
【0047】
電極アレイの延長支持体は、直線または曲線であってよい。更に、延長支持体部材は、螺旋構造を採用するようになっていてよい。
【0048】
延長支持体部材は、患者の蝸牛内に電極が挿入されるように選択された第1の構成と、電極アレイが事前に選択された組織に刺激を与える少なくとも第2の構成とを有することが好ましい。電極アレイを蝸牛内に最初の直線形状で挿入することが望ましいため、電極アレイの第1の構成が略直線であることが好ましい。更に、延長搬送部材は、第2の構成時に螺旋形状を採用していることが好ましい。
【0049】
電極アレイの取り外し可能手段には、補強手段を用いてよい。本実施形態において、電極アレイの延長搬送部材は、取り外し可能な補強手段を収納する穴を有し、この補強手段は、延長搬送部材を第1の構成とするために選択された構成を有する。
【0050】
延長搬送部材は、弾力性のある可撓性で、生体適合性のある材料から形成されてよい。更に、延長搬送部材が、復元力を有するプラスチック材から作られ、更に、第2の構成に使用されることが好ましい。もしくは、材料には、生体親和性のあるシリコン、またはポリウレタンなどのような適切な弾性材料が使用されることが好ましい。
【0051】
1つの実施形態において、補強手段は、非生体吸収性の材料から形成された補強構成要素を含んでよい。本実施形態において、補強構成要素は、延長搬送部材の本体部分の収納部分を通じて伸長する金属スタイレットを含んでよい。スタイレットは、生体親和性金属または金属合金から形成されることが好ましい。適切な金属の例は、プラチナである。
【0052】
補強構成要素は、バイメタル要素または形状記憶合金(ニッケル/チタン等)などの形状記憶材料または熱感応性材料から形成され、室温で直線または略直線構成の形状を有するが、体温に当たると曲がって他の形状になってよい。
【0053】
延長搬送部材の穴は、少なくとも延長搬送部材自身の中に、より好ましくは、本体を貫通して伸長してよい。
【0054】
本発明のそれぞれの態様によるアセンブリまたは装置は、電極アレイの延長搬送部材を包む補強***を更に含むことができる。***は、延長搬送部材の本体の材料よりも比較的堅い材料から作られてよい。使用する場合、補強***は、補強要素と共に、延長搬送部材を第1の構成とするように作用する。本実施形態において、補強要素または補強***を除去すると、延長搬送部材は、蝸牛内の挿入のための埋め込みに要する、完全に曲線の第2の構成となることが好ましい。
【0055】
【発明の実施の形態】
図2に、本発明による挿入装置の1つの実施形態を10として全体的に示す。
【0056】
装置10は、取手11と、延長位置決め部材12とを備える。延長位置決め部材12は、近位部18と、遠位端13まで伸張する遠位部19とを有する。遠位部19は、電極アレイ15を受け、かつ支持して、患者の蝸牛内でのアレイの位置合わせを可能とする。
【0057】
装置10はアンカー16を更に含み、そのアンカー16は、位置決め部材12の長手方向に沿って配置され、その部材12内のスロット(図2において図示せず)を通り延びている。アンカー16は、指作動可能制御部17に接続され、その指作動可能制御部17は、取手11と、位置決め部材12の近位部18を通じて伸張する摺動部材(図示せず)とからアンカー16まで、取手11のスロットを通じて外側に延びる。
【0058】
電極アレイ15は、その上に複数の電極(図を明瞭にするために図示せず)を搭載した延長搬送体21を含む。電極アレイ15は、本実施形態において、患者の蝸牛内に挿入された状態で、電極アレイ15を直線形状に保つように設計されたスタイレット22も含む。スタイレット22は、その近位端に配置された捕獲部材23を有する。
【0059】
本発明の装置は、第1の終端32および第2の終端33を有する紐部材31を含む。図2に示すように、第1の終端32はアンカー16に係合可能であり、第2の終端33はスタイレット22の捕獲部材23に係合可能である。紐部材31は、縫合型材料から作られたフレキシブルなコードであることが好ましい。プラチナワイヤなどの他のワイヤの使用も考えられる。
【0060】
紐材料31はさまざまな方法で接続されてもよい。例えば、図示するように、紐部材31の両終端はループ34を形成し、そのループは、それぞれアンカー16および捕獲部材23まで延び、係合されることが可能である。
【0061】
使用中に、指作動可能制御部17は、位置決め部材12と隣接する取手11上の第1の位置から、位置決め部材12から遠い取手11上の第2の位置まで移動する。このような移動によって、ロッド部材は、取手11の方向へ、相対的にアンカー16を引き寄せる。
【0062】
図2に示すように、位置決め部材12は、取手11に隣接した位置にある近位部18と、この近位部18から伸張した遠位部19とを含む。装置10を使用して電極アレイ15が挿入された場合、遠位部19が外科医の蝸牛への視界を妨げないように、遠位部19は近位部18および取手11を基準として傾く。更に、電極アレイ15が位置決め部材12の遠位端13上に載せられた場合に、遠位部19が回転して、電極アレイ15の指向を個々の手術に最適な特定の方向へ変えるように、遠位部19は、取手11および近位部18に対して回転可能に移動することができる。
【0063】
図2に更に示すように、アンカー16は、位置決め部材12における近位部18の領域内に位置する。
【0064】
図2には、明瞭にするために、紐部材31が位置決め部材12の遠位部19から拘束されないように描かれているが、紐部材31は、遠位部19の溝(図示せず)によって収納されてよいことは理解されるであろう。紐部材31は、摩擦力によって溝内に保持されるか、あるいは溝の領域内に緩やかに収納されることが可能である。
【0065】
遠位部19は、電極アレイ15の近位端24を受け、これに結合するようになされたスロット(図示せず)を更に含む。これにより、電極アレイ15を患者の蝸牛内に導入する手段が提供される。
【0066】
使用中に、電極アレイ15は蝸牛内に直線形状で挿入され、蝸牛内で螺旋形状となることが好ましい。このためには、しばしば電極アレイにストレート化スタイレット22が用いられる。アレイ15が蝸牛内の所定の位置で、自由に螺旋形状、即ち、好適な形状を取るように、電極アレイ15を蝸牛内を進行させつつ、同時に外科医は通常スタイレット22を取り出すであろう。
【0067】
スタイレットは、外科医が指作動可能制御部17を使用して、図のAで示される方向へスライドを取手に対して移動し、次いでアンカー16を取手11の方へ引くことにより、取り除かれる。紐部材31がアンカー16およびスタイレット22の両方に接続されているので、スタイレット22は電極アレイ15から拘束されずに徐々に引かれる。次いで、装置全体が手術位置からゆっくり取り出される。遠位部19のスロット内における電極アレイ15との微弱な摩擦力よりも大きな、前もってつけたカーブ形状の微弱な弾力のために、電極アレイ15は蝸牛内に保持される。それゆえ、装置10が引き出されるにつれて、電極アレイ15が遠位部19から外へ摺動する。
【0068】
図3に示された代替構成において、装置50は、紐部材31が直近のスタイレット22との接続部からアンカー部材16を回って、次いで、遠位側に伸張した後に、2次固定アンカー35へ固定される点を除けば、装置10と本質的に同一である。装置50を使用時に、作動制御部17を引くと、紐部材31がアンカー16を回って摺動する結果となる。本質的に、アンカー16はプーリ部材として作用する。アンカー16によって得られる利点によって、制御部17がXmm移動すると、スタイレット22は2Xmm移動する結果となる。これにより、この装置を使用中に外科医の指の必要移動量が低減される利点となる。例えば、スタイレットを距離32mm移動させるためには、制御部17を取手11に対して距離16mmだけ移動させるだけでよい。
【0069】
図4は、装置の別の実施形態を60として示す。装置60の場合、作動制御部材71は、取手11の外側に、かつ相対的に移動可能に配置された円筒型部材72を備える。円筒型部材72は、使用時に、外科医の人指し指および中指で取手に対して引き戻されることが可能な薬指支台部材73を有する。この場合、親指78を用いて取手11の終端を固定させた状態で、装置60を、注射器を把持し、操作するために用いられる方法と類似の方法で把持されることができる。図示されたように、紐部材31は、スタイレット22との接続部から、位置決め部材74の内側を通って、円筒型部材72と接続されたアンカー部材76まで、近接側にまで伸張する。図示した実施形態において、位置決め部材74は、取手11に取り付けられているが、取手11に対して回転可能である。
【0070】
使用時には、まず、紐部材31は、電極アレイ15を載せるために、中空位置決め部材74を通じて、遠位端77に隣接して形成されたスロット内へ送り込まれる。次に、位置決め部材74は、取手11に取り付けられ、手術に所望の配位となるように取手11に対して回転される。そして、アンカー部材76が取手11の遠位端に対して近接するように、制御部71は前方へ先止めまで摺動される。それから、紐部材31の近位端のループ32は、アンカー部材76に係合される。装置60は、取手11の近位端上の親指78と、制御部71上の人差し指および中指を用いての注射器方式で保持されることが可能である。蝸牛の開口を通じてアレイ11の挿入を開始するために、装置は前方に相対移動することができる。スタイレット22をアレイ15内の穴から取り出すために、制御部71は、人差し指と中指79を用いて、取手11に対して近位側に移動することができる。挿入が完了すると、装置60を引き出すことができ、アレイ15は蝸牛内の場所に留まる。
【0071】
装置60の使用に際しては、2つの挿入技術が利用可能である。標準の挿入技術において、電極アレイ15は完全に挿入され、次いでスタイレット22が引き出される。別の技術においては、アレイ15は、その遠位先端が蝸牛の基部回転部の後部に近接するまで挿入される。近接すると、装置を用いて蝸牛内にアレイを進行させながら、制御部71を相対的に近位側に移動させることにより、スタイレット22を引き出し始めることができる。この技術を用いる場合は、電極アレイ15は、蝸牛の鼓室階の穴中央に沿った、または近接した経路を追って行くことが好ましい。これにより、蝸牛の外壁(側壁)への圧迫が回避されるか、または緩和される。
【0072】
図5および6に、別の装置構成を80として全体的に示す。この構成において、作動部材は、取手82の遠位端から遠位側に伸張したプッシュロッド81を備える。プッシュロッド81は、ガイドチューブ83の形態をとった位置決め部材を通って伸張し、フォーク84で終端する。図6に示されるように、フォーク84で、電極アレイ15の近位端を把持することができる。アレイ15の電極リード15aは、チューブ83の遠位端に隣接して形成されたスロット88を通じてガイドチューブから伸張する。
【0073】
装置80は、プッシュロッド81がガイドチューブ83に対して近位方向に移動した場合、ガイドチューブ83の近位端と接する、プッシュロッド81のストッパ85を含む。
【0074】
ガイドチューブ83内およびフォーク84の先にアレイ15を取り付けると、紐部材31は、図6に示されるように、装置80に接続される。紐部材31は、スタイレットの捕獲部材23に接続された第2の終端33から近位側に伸張する。紐部材は、ガイドチューブ83に取り付けられたプーリ部材86を回り、遠位側に戻ってプッシュロッド81のアンカー87まで伸張する。アンカー87は、ガイドチューブ83に形成されたスロットを通じて外側に延びる。
【0075】
装置80の使用中には、アレイを蝸牛の開口内に進行させるために使用される。ガイドチューブ83の遠位端が蝸牛の開口周辺の骨で停止すると、プッシュロッド81を前進させ、ガイドチューブ81からアレイ15を更に押し込むことができる。これにより、アンカー87がプーリ86に対して前方に移動し、スタイレットがアレイ15から引き出される結果となる。プッシュロッド81が前方に1mm移動する毎に、スタイレットがアレイ15から2mm引き出される。
【0076】
装置80の利点は、アレイ15が蝸牛内に進行すると、スタイレットが自動的に引き出されることである。
【0077】
本発明による別の利点の1つは、使用する前に、電極アレイ15を挿入装置から容易に取り出し可能なことである。これは、ある状況のもとで、外科医が装置を使用しないことを選択した、または使用を不適と考えた場合を想定すると利点である。電極アレイを取り出すために、外科医は単に紐部材31をカットし、アレイ15を位置決め部材12から注意深く取り出す必要がある。取り出すと、アレイを宝飾用鉗子などの標準装置を用いて、手で挿入することができる。
【0078】
広義に説明された本発明の趣旨または範囲を逸脱せずに、特定の実施形態で示されたように、本発明において多数の変更および/または変形が可能なことは、当業者には理解されるであろう。それゆえ、本実施形態は、すべての点で例示的であり、限定的ではないと考えられるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の側面図である。
【図2】 本発明による装置の側面および部分切り取り図である。
【図3】 本発明による装置の別の実施形態の側面図である。
【図4】 本発明による装置の更に別の実施形態の側面図である。
【図5】 本発明による装置の更に別の実施形態の底面図である。
【図6】 使用中における図5の装置の側面図である。
【符号の説明】
10・・・挿入装置
11・・・取手
12・・・延長位置決め部材
13・・・遠位端
15・・・電極アレイ
16・・・アンカー
17・・・指作動可能制御部
18・・・近位部
19・・・遠位部
31・・・紐部材
33・・・第2の終端
Claims (13)
- 電極をその上に有する延長搬送部材と、少なくとも一部に関して該延長搬送部材を通って伸長する取り外し可能手段とを有する電極アレイを患者の蝸牛内に挿入する装置であって、
取手と、
該取手に取り付けられた延長位置決め部材と、
該延長位置決め部材に対して移動可能な作動部材と、
該作動部材に接続されると共に、前記取り外し可能手段から伸長する紐部材と係合する、少なくとも一つのアンカー部材と、を備え、
前記電極アレイが患者の蝸牛内に挿入される際に、前記作動部材が前記延長位置決め部材に対して移動し、前記アンカー部材と前記紐部材との協働によって前記取り外し可能手段が前記延長搬送部材から取り出される、装置。 - 前記取り外し可能手段が内部に配置された前記電極アレイを挿入するように構成され、前記取り外し可能手段は、該取り外し可能手段の基端部、或いは該基端部に隣接して配置された捕獲部材を有する、請求項1に記載の装置。
- 前記延長位置決め部材は、前記取手に隣接して配置された近位部と、該近位部から伸長する遠位部とを備える、請求項1または2に記載の装置。
- 前記アンカー部材は、前記延長位置決め部材の前記近位部または前記遠位部に配置される、請求項3記載の装置。
- 前記アンカー部材は、前記作動部材上に配置される、請求項1〜3の何れか1項に記載の装置。
- 前記紐部材は、生体適合性材料から作られたフレキシブル部材である、請求項1〜5の何れか1項に記載の装置。
- 前記紐部材は、前記アンカー部材に係合可能な一端を有すると共に、前記捕獲部材に係合可能な他端に至るまで伸長する、請求項2に記載の装置。
- 前記紐部材は、前記取り外し可能手段から前記近位部側に伸長し、前記アンカー部材を回り、次いで、前記延長位置決め部材に取り付けられた2次固定アンカーに至るまで前記遠位部側に戻る、請求項3に記載の装置。
- 前記作動部材は、前記電極アレイに係合する端部を有する、請求項1〜8の何れか1項に記載の装置。
- 前記作動部材は、前記端部側の位置にストッパ部材を有し、該ストッパ部材は、前記作動部材が前記延長位置決め部材に対して所定の距離を超えて移動することを防止する、請求項9に記載の装置。
- 前記作動部材は、前記取手の長手方向に沿って摺動可能な摺動部材を備える、請求項1〜10の何れか1項に記載の装置。
- 前記摺動部材は、接続手段によって前記アンカー部材に接続される、請求項11に記載の装置。
- 前記接続手段は、フレキシブルコード、ソリッドロッド、又は前記紐部材を延長したものから選択される、請求項12に記載の装置。
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