JP4105395B2 - 自己保持式の外科のアクセス器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、腹腔鏡及び内視鏡の外科手術手順を実行するための外科の器具に関し、特に、新規な保持機構を組込んでカニューレを患者の体の切開中に固定しつつ、その適用中にカニューレの過度の挿入を防止するような自己保持式のカニューレ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】
腹腔鏡及び内視鏡の外科手術手順では、患者の体に小さな切開ないし穿刺を行なって、管ないしカニューレ装置を患者の体内に挿入するためのアクセスを提供し、外科的な現場を見えるようにしたり、外科手術手順を実行するのに使用される器具を挿入できるようにしたりする。代表的には、体の壁を貫通するためにトロカール装置が使用されて、トロカール組立体の鋭利な尖頭ないし先端が外科的な現場への経路を創り出す。カニューレはトロカール組立体の一部分として提供されて、先鋭な穿刺機構が取除かれたときに、カニューレが所定の位置に残って、外科的な現場へのアクセスを維持する。いくつかの切開を行なって外科的な目標への多数のアクセスポートを提供して、いったんカニューレを配置したならば、外科医は様々な外科器具例えば鋏、解剖器具、開創器などを挿入して外科手術を実行する。代表的に、検査鏡装置を使用して領域を直接見たり、または、小型カメラを使用して外科的な現場を手術室のビデオモニターに表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
カニューレを切開中に維持するために、外部スリーブや拡張可能部材などのような様々な機構を提供することが知られており、これらは切開を取囲む組織に係合して、カニューレが望まないのに外れてしまうことを防止する。しかしながら、そのような公知の機構は一般に本質的に複雑である。さらに、これらの機構はしばしば周囲の組織に対して潜在的に侵襲性であって、それにより望まないのに組織を引裂いてしまう見込みを増加させて、患者の傷害を増やして回復時間を長くする。このタイプの公知のカニューレの他の欠点は、外科的な現場へ適用する最中にカニューレが過度に挿入されることを防止する構造を有していないことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明は、患者の体の切開にカニューレを支持する新規な組織把持装置を含んでなるカニューレであって、例えば腹腔鏡又は内視鏡的な外科手術手順中に腹腔へのアクセスを提供するようなカニューレに関する。好ましい実施形態では、カニューレは組織把持要素を含んでいて、これは例えばカニューレを手術現場に対して進めるのに必要である挿入力を最小にすることで、カニューレをキャビティ内に挿入することを容易にするように配置されていると共に、カニューレを取外すのに必要な引抜力を増やすことで、カニューレが外れることを制止する。さらに、いくつかの組織把持要素は、カニューレを所定距離だけ挿入したときに組織に係合するように特に適合していて、それによりカニューレが手術現場に対して過度に挿入される可能性を最小にして、それにより下にある組織や器官などへの潜在的な結果を避ける。組織把持要素を備えてなるカニューレのいくつかの実施形態が開示される。
【0005】
添付図面を参照して様々な実施形態について説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、カニューレやカテーテル、内視鏡管、シースなどの外科のアクセス装置と共に使用するのに特に適している。そのようなアクセス装置は代表的には、流体を導入/回収するための外科手術手順と関連して、また、外科手術手順を満足に実行するのに必要な追加的な器械を挿入できるようにするために利用される。本発明の以下の説明においては、外科のトロカール又はカニューレ組立体と関連された使用について焦点をおくこととするが、しかしながら、本発明は上記列挙したタイプの外科のアクセス装置のいずれについても用途を有することを認識されたい。
【0007】
以下の説明においては、伝統に従って、“基端”の語はオペレータに最も近い側の器具の部分を称し、一方“遠位端”の語はオペレータから離れている側の器具の部分を称する。
【0008】
図面を参照すると、同一の符号は類似する又は同一の要素を示しており、まず、図1には、本発明の原理を組入れた外科のトロカール組立体10を示している。ひとつの適当なトロカール組立体が共に譲渡されたMollへの米国特許第4,601,710号に開示されており、その内容をここで参照して組入れる。ここで開示するカニューレの実施形態は、外側にシース又はカニューレを有していて、その中に閉塞具が挿入されて、特に、例えば内視鏡的に又は腹腔鏡的に実行される最小の侵襲性の外科手術手順にて外科的な現場へのアクセスを提供するようなタイプのトロカール組立体の事実上あらゆるもので使用することができる。簡単に言えば、ここで開示されるカニューレの実施形態は、数多くの代替的なデザインを提供して、一体的な組織把持構造を提供する。そのような構造は、体の壁の中でのカニューレの保持特性を向上させると共に、またカニューレの過度の挿入の可能性を最小にする点で、特に有利である。また、構造は追加的な別個の固定機構の必要性をなくす。
【0009】
図1及び図1Aを参照すると、トロカール組立体10は、カニューレ100と、カニューレ100内に配置可能な閉塞具1000とを含む。閉塞具1000は、閉塞具ハウジング1002と閉塞具部分1004とを含み、閉塞具部分は組織を貫通するための鋭利な閉塞具チップないしブレード1006を有している。使用に際しては、トロカール組立体を組織の現場に挿入した後で、閉塞具1000はカニューレ100から取外されて、カニューレ100を組織中に残して器械を導入するための入口として働らかせる。
【0010】
カニューレ100は、カニューレハウジング102と、ハウジング102に結合されていてそこから遠位端方向へと延びるようなカニューレスリーブ104とを含む。カニューレスリーブ104は長手軸線“a”を形成して、内部に長手方向の開口を形成してなる外側壁106を有する。カニューレ100は、第1の基端の連列110の外部取付部材例えばリング112を含み、これらのリングはカニューレ100の表面から概略遠位端方向へと外向きにテーパーが付けられて広がっている。このように、略基端方向に向いている表面112aはカニューレ100の長手軸線に対して斜めの角度に形成されて、遠位端方向に向いている平坦な表面112bはカニューレ100の長手軸線を横切るように形成される。第2の遠位端の連列114の外部固定部材例えばリング116は、リングの連列110よりも遠位端に配置される。リング116は、図1Aに最も良く示されるように、略遠位端方向においてカニューレ100の表面に向かって内側にテーパーを付けられて、好ましくは長手軸線“a”を横切るような基端方向に向いている平坦な表面116aと、遠位端方向に向けられた角度の付いた表面116bを形成する。
【0011】
上述した構造的な配置は、逆に面しているリング112と116とのために、カニューレ100を体組織中に保持する。さらに、挿入の際には、遠位端のリングの連列114の角度の付けられた表面116bは、カニューレ100の挿入を比較的に容易に維持するように助ける。望ましくは、角度の付けられた表面116bが形成する角度“x”は、カニューレのスリーブの長手軸線“a”に対して約10゜から約60゜の範囲であり、より好ましくは長手軸線“a”に対して約45゜である。そのような角度の付けられた表面116bの配置は、組織“t”の中に矢印Iにて示した挿入方向へカニューレ100を進めるのに必要な挿入力を最小にする。
【0012】
カニューレ100は継続的に進められて、基端リングの連列110が組織に達する位置になる。この時点で、連列112の平坦な表面112bが組織に係合する。平坦な横切る表面112bは、カニューレ100をさらに挿入するのに必要とされる挿入力を有効にかつ実質的に増加させて、それによりカニューレ100を“過度に挿入する”可能性を最小にする。さらに、リング112は触覚的な指示をユーザに提供して、カニューレ100が腹腔にアクセスするのに十分に挿入されたことと、さらに挿入して動かすことはカニューレが下層の組織や器官等に接触する可能性を増加させるということを示す。カニューレ100が組織に対して配置されたとき、対向しているリング連列110の平坦な表面112bとリング連列114の116aとは、カニューレ100を組織の現場内の固定した位置に維持するための堤部として働いて、すなわち、平坦な表面112bはカニューレ100が挿入方向“I”に動くことに抵抗して、平坦な表面116aはカニューレが引抜方向“W”に動くことに抵抗する。
【0013】
図2を参照すると、カニューレ200の基端部分には、連列210をなす山形紋ないしV字形に盛上がった表面212が形成されていて、その頂点214は基端方向を指し示している。カニューレ200の遠位端部分には、連列216をなす山形紋の形状の盛上がった表面218が形成されていて、その頂点220はカニューレ200の遠位端端部を向くように指し示している。この配置では、遠位端の連列216によって提示される流線型の輪郭のために、挿入力がさらに減少する。他のすべての観点については、カニューレ200は図1のカニューレ100と同じである。
【0014】
図3を参照すると、カニューレ300の基端の半分には、連列310をなす分離された山形紋の形状の盛上がった表面が形成されており、これは分離された部分312aと312bとから形成されている。カニューレ300の遠位端部分には、連列314をなす分離された山形紋の形状の盛上がった表面が、部分316aと316bとから形成されている。この配置はカニューレを挿入するのに必要とされる挿入力をさらに減少させるが、それは、長手方向の溝部320を連列310及び314の開いた頂点によって形成していて、カニューレの挿入中に押退けられる組織がここに受入れられて通り過ぎるからである。
【0015】
図4を参照すると、カニューレ400はカニューレ300と類似しているものの、基端と遠位端との盛上がった表面402及び404が、基端と遠位端との外側の壁の部分406及び408にてそれぞれ示されるようなカニューレ400の外径を越えて延びることがなくて、すなわち表面がカニューレのスリーブの外側の境界の中に制限されている点が異なっている。
【0016】
図5を参照すると、カニューレ500は2つの主要な例外を除けば、図1のカニューレ100と非常に類似している。第1には、基端と遠位端との連列510及び514がそれぞれ所定の距離だけ位置をずらされている。これは、2つの連列510と514との間に中央の組織保持領域512を提供して、これが組織の基端と遠位端との表面を受入れて、例えば腹腔組織すなわち表皮と腹膜裏層との間の組織を包括して受入れる。
【0017】
図6を参照すると、カニューレ600はカニューレ200と類似しているものの、盛上がった山形紋の形状の部分616がカニューレ600の外径の境界内に形成されて、すなわち山形紋の部分116を横切る距離“e”がカニューレのスリーブ602の外径と実質的に等しいかあるいは外径よりも小さい点が異なっている。さらに、カニューレ600には傾斜を付けられた遠位端端部615が設けられていて、これは面取り部617を備えている。面取り部617は、組織の現場中へのカニューレの初期の挿入を容易にする。
【0018】
図7乃至図11を参照すると、様々な他の実施形態のカニューレであって異なった外部固定構造を有しているものが示されている。図7を参照すると、カニューレ700には連列をなすサイン曲線の形状の盛上がった部分717が設けられている。図8に示すように、カニューレ800には螺旋状の筋溝816が備えられている。カニューレ900は、図2のカニューレ200と類似しているものの、図示のカニューレ900には異なった数の盛上がった部分の要素912及び916がそれぞれ基端と遠位端との連列910及び914に設けられている点が異なっている。図10は、図9の遠位端に向けられた山形紋の形状の盛上がった部分916の横断面の形状を示している。盛上がった部分916は角度の付けられた表面916aと916bとを有する。表面916aは、その基端の組織に対してより大きい仰角をように角度を付けられていて、表面916bは遠位端の組織に対して表面916aに比べてより小さい仰角を提供する。この実施形態では、基端の表面916は軸線を横切るのではなくて、約60゜〜90゜の範囲にある。基端の盛上がった表面912については、盛上がった表面916に関して説明したのと反対の関係が当てはまる。
【0019】
図11を参照すると、カニューレ1000にはより多くの数の連列1002、1004、1006、1008、及び1010の盛上がった部分が設けられていて、隣接する連列は逆方向に向けられてなる盛上がった部分を有している。さらに、それぞれの盛上がった部分の基端及び遠位端の表面は曲面ないし弓形である。
【0020】
図12及び図13を参照すると、カニューレ1100には、カニューレのスリーブ1105のまわりに同軸的に取付けられてなる組織保持スリーブ部材1110が備えられている。保持スリーブ部材1110はエラストマー材料から製造されていて、好ましくは例えば射出成形技術で形成されて、保持部材が図13に示す休息状態にあるときには、変化する***部1112、1114を形成する。望ましくは、保持部材1110は遠位端端部にてカニューレ1100に在来式の手段によって固定され、基端端部には指レバー1116、1118が備えられている。指レバー1116、1118は堅固な重合体材料又は適当な金属から形成されていて、在来式の手段によってスリーブ部材の基端端部に固定されるか、あるいは、スリーブ部材に一体的に形成される。使用に際しては、カニューレ1100を患者の体の壁に通して挿入するときには、図12に示す如く、指レバー1116、1118を引込める。これにより保持部材1110は引き伸されて、それにより***部1112、1114を平滑に伸ばす。いったん、カニューレを体の壁を通して所望の位置に配置したならば、レバー1116及び1118を解放し、***部1112及び1114がその当初の不作動の位置を呈するようにして、それによりカニューレ1100が体の壁に対して基端方向あるいは遠位端方向へ動くことに抵抗するように動作させる。エラストマー材料からモールド成形するのに代えて、保持部材1110は1又は複数の形状記憶材料から形成しても上述の結果が得られる。
【0021】
本発明について、ある種の好ましい実施形態を参照して特に図示して説明したけれども、発明の範囲及び精神から逸脱することなしに、様々な形態や詳細の改変ができることを当業者は理解するだろう。従って、好ましい実施形態を改変することは当業者にとって自明であって、本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに、他の実施形態にも本明細書に定義されている一般的な原理が適用される。従って、本発明は図示の実施形態に制限する意図ではなく、発明の範囲は、ここに開示した原理と特徴とに一致するような最も広い範囲に一致するべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本開示に従って構成された外部固定構造を設けられているカニューレの組込まれたトロカール組立体を示す側面図である。図1Aは、図1のカニューレの固定部材を示す部分図である。
【図2】 図2は、カニューレに組込まれた第2の実施形態による外部固定構造を示す部分的な側面図である。
【図3】 図3は、第3の実施形態による外部固定構造を示す部分的な側面図である。
【図4】 図4は、さらに他の実施形態による外部固定構造を示す部分的な側面図である。
【図5】 図5は、図1の実施形態と同じように、外部固定構造を設けられているカニューレのさらに他の実施形態を示す部分的な側面図である。
【図6】 図6は、カニューレの遠位端端部を部分的に示す側面図であって、他の実施形態の固定構造のパターンを示している。
【図7】 図7は、さらに他の外部固定構造パターンが形成されているカニューレの遠位端端部を部分的に示す側面図である。
【図8】 図8は、他の実施形態による螺旋状の筋溝の形状の外部固定構造を示す側面図である。
【図9】 図9は、図2の実施形態に類似しているさらに他の実施形態によるカニューレを示す側面図である。
【図10】 図10は、図9の実施形態の固定部材を示す部分的な横断面図である。
【図11】 図11は、さらに他の外部固定構造のデザインを有するカニューレスリーブの一部分を示す長手方向の横断面図である。
【図12】 図12は、患者の体の壁を通したカニューレの挿入中における、さらに他のカニューレの実施形態を示す長手方向の横断面図である。
【図13】 図13は、図12と類似した図であるが、外部固定構造が展開して保持位置になっているようすを示した図である。

Claims (9)

  1. 組織内へ器械を導入することを可能にする外科のアクセス装置であって、この装置が、
    長手軸線と基端端部と遠位端端部とを形成する細長い部材であって、この細長い部材が外科の器械を受入れるような寸法である長手方向の開口を形成する外壁を有しているような上記細長い部材と、
    細長い部材の外壁に配置されてなる第1の周辺突起部であって、この第1の突起部が基端の堤部を形成していて、堤部の寸法は細長い部材が組織に対して引込む方向に対応する第1の長手方向へ細長い部材が動くことに抵抗するようになっているような上記第1の周辺突起部と、
    細長い部材の第1の周辺突起部よりも基端側の外壁に配置されてなる第2の周辺突起部であって、この第2の突起部が遠位端の堤部を形成していて、堤部の寸法は細長い部材が組織に対して挿入される方向に対応する第2の長手方向へ細長い部材が動くことに抵抗するようになっているような上記第2の周辺突起部と、を備え、
    第1及び第2の周辺突起部のそれぞれは実質的にV字形の形態に形成されていて頂点の領域へと延びる一対の部分を有し、第1の突起部の頂点の領域は第1の突起部の最も遠位端の部分に配置されていると共に、第2の突起部の頂点の領域は第2の突起部の最も基端の部分に配置されており、
    第1及び第2の周辺突起部が協働して細長い部材を組織内に保持することを特徴とする外科のアクセス装置。
  2. 第1及び第2の突起部の基端及び遠位端の堤部の少なくともひとつが実質的に平坦になっていることを特徴とする請求項1記載の外科のアクセス装置。
  3. 基端及び遠位端の堤部のそれぞれが実質的に平坦であることを特徴とする請求項2記載の外科のアクセス装置。
  4. 基端及び遠位端の堤部は細長い部材の長手軸線を実質的に横切っていることを特徴とする請求項3記載の外科のアクセス装置。
  5. 第1の周辺突起部と第2の周辺突起部とのそれぞれは実質的に環状の形態であることを特徴とする請求項1記載の外科のアクセス装置。
  6. 複数の第1及び第2の周辺突起部を含むことを特徴とする請求項記載の外科のアクセス装置。
  7. 第1及び第2の突起部の一対の部分が分離されていることを特徴とする請求項記載の外科のアクセス装置。
  8. 少なくとも2つの第1の突起部の第1の連列と、第1の突起部の基端に配置されてなる少なくとも2つの第2の突起部の第2の連列とを含むことを特徴とする請求項記載の外科のアクセス装置。
  9. 長手軸線を構成する細長い部材の外側壁に沿って互い違いの関係に配置されてなる複数の第1の連列( 1002, 1006, 1010)及び第2の連列(1004, 1008)を含むことを特徴とする請求項記載の外科のアクセス装置。
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