JP4105178B2 - 液晶表示素子 - Google Patents

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本発明は、液晶表示素子、特にCOG(Chip On Glass)型の液晶表示素子(LCD)に関する。
図5に示すように、COG型の液晶表示素子50は、外部電極に接続された駆動IC51が液晶セル内部の配線に出力する。よって、COG型の液晶表示素子50は、外部から電源関連の配線や表示データ関連の配線を設ければよいので、使いやすい液晶表示素子である。駆動IC51には突起状の電極であるバンプ51a(図6)が形成されており、このバンプ51aと透明導電膜(配線)52とが電気的に接続されることにより、駆動IC51への信号伝達や電源供給が行われる。
透明導電膜(配線)52として用いられるITO(Indium Tin Oxide)は化学的に脆弱であるため、液晶表示素子50を水分やイオン性不純物の存在下で駆動すると、電気化学的腐食(電界腐食)により断線する。
COG型の液晶表示素子50は、液晶セルの外部に配置された透明導電膜(配線)52を保護樹脂53により覆っているが、電気化学的腐食(電界腐食)による断線を十分に防ぐことができなかった。
そこで、透明導電膜(配線)52を配向膜54や透明絶縁膜55から成る保護膜56で被覆することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この保護膜56による被覆は、工程中に生じる傷や異物付着等による配線の短絡発生を防ぐのみならず、透明導電膜(配線)52が薄膜であることに基づく化学的耐久性の欠如に起因する電気化学的腐食(電界腐食)をも防止する。
また、液晶表示素子50における異物付着等による配線の短絡発生を防ぐために、透明絶縁膜55を液晶セルの外部に配置された透明導電膜(配線)52まで拡張することも提案されている(例えば、特許文献2参照)。このように、透明絶縁膜55を液晶セルの外部に配置された透明導電膜(配線)52まで拡張することによっても、電気化学的腐食(電界腐食)を防止することができる。
透明導電膜(配線)52の保護において、透明導電膜(配線)52の露出をできるだけ少なくすることが重要である。
特開平06−118429号公報 特開平09−33941号公報
しかしながら、製造時における位置ずれによって、透明導電膜(配線)52と駆動ICにおけるバンプ51aとの導通部の位置(バンプ位置)まで保護膜56が被覆されると(図6(b))、駆動IC51がセグメントガラス57に圧着された後に導通不良を引き起こす。
ここで、駆動IC51をセグメントガラス57に圧着した後に、バンプ位置まで保護膜56が被覆されたか否かを基準として液晶表示素子50の良否判断を行うと、駆動IC51はコスト高であるために損失が大きくなる。従って、駆動IC51をセグメントガラス57に圧着する前に、液晶表示素子50の良否判断を行うことが望まれるが、駆動IC51をセグメントガラス57に圧着する前では、駆動IC51(バンプ51a)がどの位置に設置されるか分からないため(図7(a)及び(b))、駆動IC51をセグメントガラス57に圧着する前に液晶表示素子50の良否判断を行うことが困難であった。
本発明の目的は、駆動ICを圧着する前に良否判断を行うことができる液晶表示素子を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の液晶表示素子は、2枚のガラス基板と、前記2枚のガラス基板間に介装された液晶層と、前記2枚のガラス基板のうちの一方のガラス基板の上に形成された透明導電膜と、前記透明導電膜の上に順次形成された塗布型透明絶縁膜及び配向膜と、前記一方のガラス基板に圧着され、前記透明導電膜と接続された駆動ICとを備える液晶表示素子において、前記透明導電膜は前記塗布型透明絶縁膜及び配向膜の塗布許容領域を特定する標識を有し、前記塗布型透明絶縁膜及び配向膜が前記塗布許容領域に形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の液晶表示素子は、請求項1記載の液晶表示素子において、前記標識は前記透明導電膜と前記駆動ICとの導通部から離間した位置に設けられた段差を有することを特徴とする。
請求項3記載の液晶表示素子は、請求項2記載の液晶表示素子において、前記標識は矩形状の凹凸部から成ることを特徴とする。
請求項4記載の液晶表示素子は、請求項2記載の液晶表示素子において、前記透明導電膜は前記段差を境界として配線幅が異なることを特徴とする。
請求項5記載の液晶表示素子は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液晶表示素子において、COG型であることを特徴とする。
請求項1記載の液晶表示素子によれば、透明導電膜における標識が塗布型透明絶縁膜及び配向膜の塗布許容領域を特定し、塗布型透明絶縁膜及び配向膜が塗布許容領域に形成されているので、駆動ICを圧着する前に良否判断を行うことができる。
請求項3記載の液晶表示素子によれば、標識は矩形状の凹凸部から成るので、標識を容易にパターン形成することができる。
請求項4記載の液晶表示素子によれば、透明導電膜は段差を境界として配線幅が異なるので、配線抵抗値を調整することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る液晶表示素子の構成を概略的に示す断面図である。
図1において、液晶表示素子10は、偏光板11,12と、偏光板11,12間に介装されたコモンガラス13及びセグメントガラス14と、コモンガラス13及びセグメントガラス14間に介装された液晶層15とを備える。
コモンガラス13における液晶層15との接面(下面)側には、透明導電膜16と、透明導電膜16上に配置された透明絶縁膜17と、透明絶縁膜17上に配置された配向膜18とが形成されている。透明絶縁膜17及び配向膜18は保護膜30を構成する。
セグメントガラス14における液晶層15との接面(上面)側には、透明導電膜(配線)19と、透明導電膜(配線)19上に配置された透明絶縁膜20と、透明絶縁膜20上に配置された配向膜21とが形成され、配向膜21及びコモンガラス13間にはシール22が配設されている。透明絶縁膜20及び配向膜21は保護膜40を構成する。
さらに、液晶表示素子10は、透明導電膜(配線)19と図3で後述する導通部Bを介して接続された駆動IC23と、液晶セルの外部に配置された透明導電膜(配線)19を覆う保護樹脂24と、駆動IC23に接続されたフレキシブルプリント基板(FPC)25とを備える。
図2は、図1における透明導電膜(配線)19と保護膜40との位置関係を説明する図であり、図3は、図1における透明導電膜(配線)19の配線パターンを説明する部分拡大図である。
図2及び図3において、透明導電膜(配線)19には2つの矩形状凹部から成る標識19aがフォトリソグラフィ等の微細パターン作製技術により形成されており、この標識19aにおける段差19bによって保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aが特定される。これにより、駆動IC23をセグメントガラス14に圧着する前に保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aを認識することができ、もって駆動IC23をセグメントガラス14に圧着する前に液晶表示素子10の良否判断を行うことができる。保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aとバンプ23aにおける導通部Bとの距離Cは10μmである。
ここで、保護膜40は塗布許容領域の限界位置Aを超えた領域(限界位置Aよりも右側領域)まで被覆されていないので、駆動IC23がセグメントガラス14に圧着されても導通不良を引き起こさない。
本実施の形態によれば、透明導電膜(配線)19には標識19aが形成されており、この標識19aにおける段差19bによって保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aが特定されるので、駆動IC23をセグメントガラス14に圧着する前に保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aを認識することができ、もって駆動IC23をセグメントガラス14に圧着する前に液晶表示素子10の良否判断を行うことができる。
本実施の形態では、標識19aは2つの矩形状凹部から成るが、これに限定されるものではなく、保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aを特定できれば、形状は何であってもよい。例えば、図4(a)に示すように標識19aが1つの矩形状凹部から成っていてもよく、図4(b)に示すように標識19aが2つの三角形状凹部から成っていてもよく、図4(c)に示すように透明導電膜(配線)19が段差19bを境界として配線幅を変更したものであってもよく、図4(d)に示すように標識19aが矩形状凸部及び矩形状凹部から成っていてもよく、図4(e)に示すように標識19aが台形状凸部及び台形状凹部から成っていてもよい。
ここで、標識19aが傾斜部を含まない矩形状凹凸部から成る場合は(例えば、図3、図4(a)、及び図4(d))、標識19aを容易にパターン形成することができる。
また、透明導電膜(配線)19が段差19bを境界として配線幅を変更する場合は(例えば、図4(c))、透明導電膜(配線)19の配線抵抗値を所望の値に調整することができる。
本実施の形態では、駆動IC23の圧着位置精度を考慮して、保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aを導通部Bから10μm離間した位置としたが、これに限定されるものではなく、保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aを駆動IC23の圧着位置精度に応じて変更してもよい。例えば、駆動IC23の圧着位置精度が8μmである場合、保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aを導通部Bから8μm離間した位置としてもよい。また、駆動IC23の圧着位置精度が8μmである場合で、安全幅10μmをさらに設けて、保護膜40の塗布許容領域の限界位置Aを導通部Bから18μm離間した位置としてもよい。
本実施の形態では、全ての透明導電膜(配線)19に標識19aを形成しているが(図2)、これに限定するものではなく、保護膜40の外周がほぼ直線である場合は、標識19aが形成されていない配線があってもよい。
本発明の実施の形態に係る液晶表示素子の構成を概略的に示す断面図である。 図1における透明導電膜(配線)と保護膜との位置関係を説明する図である。 図1における透明導電膜(配線)の配線パターンを説明する部分拡大図である。 図3の透明導電膜(配線)の配線パターンの変形例を示す図であり、(a)は第1の変形例を示す図であり、(b)は第2の変形例を示す図であり、(c)は第3の変形例を示す図であり、(d)は第4の変形例を示す図であり、(e)は第5の変形例を示す図である。 従来の液晶表示素子の構成を概略的に示す断面図である。 図5における透明導電膜(配線)と保護膜との位置関係を説明する図であり、(a)は保護膜がバンプ位置まで被覆されていない状態を示す図であり、(b)は保護膜がバンプ位置まで被覆された状態を示す図である。 図5における透明導電膜(配線)と保護膜との位置関係を説明する図であり、(a)は駆動ICが圧着される前の状態であって、保護膜がバンプ位置まで被覆されていない状態を示す図であり、(b)は駆動ICが圧着される前の状態であって、保護膜がバンプ位置まで被覆された状態を示す図である。
符号の説明
10 液晶表示素子
11 偏光板
12 偏光板
13 コモンガラス
14 セグメントガラス
15 液晶層
19 透明導電膜(配線)
19a 標識
19b 段差
20 透明絶縁膜
21 配向膜
40 保護膜

Claims (5)

  1. 2枚のガラス基板と、前記2枚のガラス基板間に介装された液晶層と、前記2枚のガラス基板のうちの一方のガラス基板の上に形成された透明導電膜と、前記透明導電膜の上に順次形成された塗布型透明絶縁膜及び配向膜と、前記一方のガラス基板に圧着され、前記透明導電膜と接続された駆動ICとを備える液晶表示素子において、前記透明導電膜は前記塗布型透明絶縁膜及び配向膜の塗布許容領域を特定する標識を有し、前記塗布型透明絶縁膜及び配向膜が前記塗布許容領域に形成されていることを特徴とする液晶表示素子。
  2. 前記標識は前記透明導電膜と前記駆動ICとの導通部から離間した位置に設けられた段差を有することを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子。
  3. 前記標識は矩形状の凹凸部から成ることを特徴とする請求項2記載の液晶表示素子。
  4. 前記透明導電膜は前記段差を境界として配線幅が異なることを特徴とする請求項2記載の液晶表示素子。
  5. COG型であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液晶表示素子。
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