JP4104578B2 - プロジェクタ装置 - Google Patents

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本発明は、光源からの光を映像信号に応じて変調しスクリーンに投影する投射型のプロジェクタ装置に関する。
投射型のプロジェクタ装置として、たとえば以下の特許文献1に示す技術が公知である。かかるプロジェクタ装置は、光源として、赤色レーザ光、緑色レーザ光、青色レーザ光を出射する3つの半導体レーザを配し、映像信号に応じて各色のレーザ光を光変調した後、これらをダイクロイックミラーで合成し、投影レンズでスクリーン上に投影するものである。レーザ光に対する光変調は、空間光変調器を用いて行われている。
この他、単一光源からの光をフライホイールにて時分割的に3原色化した後、映像信号に応じて光変調しスクリーンに投影する技術もある。
特開平11−64789号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術によれば、3原色のレーザ光毎に光学部品や空間光変調器が必要となるため、部品点数の増加およびコストの上昇を招く。また、レーザ光毎に光路を確保する必要があるため、装置形状の大型化が引き起こされる。
また、フライホイールを用いる場合には、単一光源からの光を時分割的に3原色化するものであるため、光の利用効率が低下し、照度不足あるいは消費電力の増加等の問題が生じる。
そこで、本発明は、部品点数の増加および装置形状の大型化を抑制しながら、光の利用効率を増大させ得るプロジェクタ装置を提供することを課題とする。
第1の発明に係るプロジェクタ装置は、光源と、光源からの光をプリズムの色分散によって3原色に分離する光分離手段と、分離された各色の光を映像信号に基づいて変調する光変調手段と、変調された各色の光をプリズムの色分散によって再合成する光合成手段と、合成された光をスクリーン上に投影する投影手段とを有することを特徴とする。
第2の発明に係るプロジェクタ装置は、前記第1の発明において、前記光分離手段は、平面状に配列されたレンズ群を具備するとともに前記光源から入射された光のうち各レンズに入射された部分光束に光収束作用を付与する第1のレンズアレイと、該レンズアレイによって収束されたそれぞれの光束を色分散作用によって3原色の光に分離する第1のプリズムを有しており、また、前記光合成手段は、前記第1のプリズムによって分離された各色の光を色分散作用によって分離前の光束に合成する第2のプリズムと、合成されたそれぞれの光束に対し前記第1のレンズアレイによる光収束作用を補正する光学作用を付与する第2のレンズアレイを有していることを特徴とする。
第3の発明に係るプロジェクタ装置は、前記第2の発明において、前記光変調手段は、前記各色の光の収束位置に対応して配列された一群の光変調素子からなる光変調アレイを具備することを特徴とする。
第4の発明に係るプロジェクタ装置は、前記第3の発明において、前記光変調アレイは、前記各色の光を前記映像信号に基づいて遮光するシャッターアレイを備えることを特徴とする。
第5の発明に係るプロジェクタ装置は、前記第4の発明において、前記シャッターアレイは、液晶素子またはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子によって構成されていることを特徴とする。
第6の発明に係るプロジェクタ装置は、前記第2乃至第5の発明の何れかにおいて、前記第1のプリズムおよび第2のプリズムには、入射された光束に対して色分散作用を付与する断面鋸状の傾斜面が形成されており、前記第1のレンズアレイによって収束された一群の光束のうち隣り合う所定数の光束が一つの傾斜面に入射されるよう、前記傾斜面の幅寸法が設定されていることを特徴とする。
本発明の特徴は、以下に示す実施形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明の一実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。
なお、上記第2発明の構成要件である第1のプリズムと第2のプリズムは、以下の実施の形態では、第1のプリズムアレイ13と第2のプリズムアレイ15として記載されている。
本発明によれば、光源からの光をプリズムによる色分散によって3原色に分離し、分離した各色の光に光変調を付与した後、再び、プリズムによる色分散によって3原色の光を合成するものであるから、3原色毎に半導体レーザとその光路および光学系を準備する必要がなく、よって、部品点数の削減および装置形状の小型化を図ることができる。
また、上記フライホイールを用いた従来技術のように光源からの光を時分割的に3原色化するものではなく、プリズムによる色分散によって3原色に光路分割するものであるから、光の利用効率が低下することはなく、低消費電力にて十分な照度の光をスクリーンに投影することができる。
この他、本発明の作用効果は、以下に示す実施形態の説明にて明瞭に把握されよう。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
まず、図1に実施の形態に係るプロジェクタ装置の構成(光学系)を示す。図示の如く、当該プロジェクタ装置は、光源10と、コリメートレンズ11と、第1のレンズアレイ12と、第1のプリズムアレイ13と、シャッターアレイ14と、第2のプリズムアレイ15と、第2のレンズアレイ16と、投影レンズ17から構成されている。
光源10は、たとえば、自然光を発光するランプと、ランプからの光を前方(コリメータレンズ11方向)に効率よく導くための反射板から構成されている。光源10からの光は、コリメートレンズ11によって平行光とされ、第1のレンズアレイ12に入射される。
図2に示す如く、第1のレンズアレイ12には、マイクロレンズ121が互いに隣接するよう行および列状に配列されている。マイクロレンズ121の焦点距離はすべて同じに設定されている。コリメートレンズ11から入射された光のうち、それぞれのマイクロレンズ121に入射された部分光束は、マイクロレンズ121によって収束された後、第1のプリズムアレイ13に入射される。
図2に示す如く、第1のプリズムアレイ13は、プリズム131とプリズム132にて構成されている。プリズム131とプリズム132は、一定の間隔(空気)をおいて対向配置されている。第1のプリズム131には、光の出射側に断面鋸状のプリズム面131aが形成されている。また、第2のプリズム132には、光の入射側に断面鋸状のプリズム面132aが形成されている。これらプリズム面131a、131bは、同一形状で、且つ、傾斜方向が逆になっている。プリズム面131a、131bの傾斜角は、全て同一角度に設定されている。なお、プリズム131とプリズム132は同一の材料にて形成されており両者の屈折率は同一である。
図3に、プリズム面131a、132aによる色分散作用を示す。なお、同図には、便宜上、プリズム131、132に形成された一連のプリズム面のうち一つのプリズム面のみを図示してある。
マイクロレンズ121によって収束された部分光束がプリズム面131aに入射されると、プリズム131内の屈折率と外部(空気)の屈折率の相違により、プリズム面131aによって光束が屈折されて外部に出射される。ここで、プリズム面131aによる屈折角は波長毎に相違するため、自然光のうち、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の光束は、図示の如く、それぞれ異なる屈折角にて、外部(空気)に出射される。
これら3原色の光束が対向配置されたプリズム面132aに入射されると、プリズム面132aによって屈折される。ここで、プリズム面131aとプリズム面132aは平行で、且つ、プリズム131とプリズム132の屈折率は同じであるため、プリズム面132aによって屈折された3原色の光束は、互いに平行となり、何れも、プリズム131への入射光束と同一の方向に進行する。
かかる光学作用により、プリズム132を透過した後の各色の光束は、一定の光軸ギャップD1、D2を持つこととなる。ここで、光軸ギャップD1、D2は、プリズム131、132の屈折率とプリズム面131a、132aの傾斜角θによる角色の光束の屈折角と、プリズム131、132の配置間隔D0に依存する。配置間隔D0を大きくするほど、光軸ギャップD1、D2は大きくなる。
図1に戻り、このようにして光路分割された3原色の光束は、シャッターアレイ14に入射され変調される。このとき、各色の光束は、上記の如く、マイクロレンズ121によって収束作用を受けている。シャッターアレイ14は、それぞれのシャッター素子が各色の光束を個別に受光できるよう、これら光束の収束位置近傍に配置されている。
図4に、シャッターアレイ14による光変調作用を示す。なお、同図には、マイクロレンズ121、プリズム131、プリズム132、シャッターアレイ14の位置関係が模式的に示されている。また、図中、赤色光束は実線、緑色光束は点線、青色光束は一点鎖線で示されている。
マイクロレンズ121によって収束作用を受けた部分光束は、上記のようにプリズム131、132によって3原色に分離された後、それぞれ、シャッターアレイ14のシャッター素子141a、141b、141cに収束される。シャッター素子141a、141b、141cは、それぞれ、再生画像フレームの赤色画素、緑色画素、青色画素に対応している。それぞれのシャッター素子は、映像信号に応じてON/OFFされる。3原色の光束は、シャッター素子がONの間だけ、シャッター素子を透過する。1フレーム期間における各シャッター素子のON期間の長さによって、各画素色の強弱が制御される。シャッター素子141a、141b、141cは、たとえば、液晶素子を用いて構成することができる。
なお、同図では、3列分のマイクロレンズ121が一つのプリズム面131aに対応配置されるよう、プリズム面131aの幅寸法が設定されている。これに対応してプリズム面132aも、3列分の3原色光束が一つのプリズム面132aに入射されるよう幅寸法が設定されている。一つのマイクロレンズ121は、シャッター素子141a、141b、141cを一つずつ含む画素セットに対応して配置されている。マイクロレンズ121の焦点距離と、上述したプリズム131、132による3原色間の光軸ギャップD1、D2の大きさは、これら3原色の光束が一つの画素セット中のシャッター素子141a、141b、141cに適正に収束されるように調整・設定されている。
図1に戻り、シャッターアレイ14を透過した3原色の光束は、第2のプリズムアレイ15によって合成され、もとの光束に戻される。そして、第1のレンズアレイ12によって付与された光収束作用が、第2のプリズム15の出射面に配された第2のレンズアレイ16によって補正され平行光に変換される。
第2のプリズムアレイ15と第2のレンズアレイ16からなるアセンブリの構成は、上述した第1のプリズムアレイ13と第1のレンズアレイ12からなるアセンブリの構成と同じである。両アセンブリは、シャッターアレイ14上の光束収束面を挟んで対称となるよう配置されている。これにより、第1のプリズムアレイ13と第1のレンズアレイ12からなるアセンブリによって導入された光学作用が、第1のプリズムアレイ13と第1のレンズアレイ12からなるアセンブリによって、もとに戻される。
しかして、シャッターアレイ14によって各画素位置の光が変調された平行光が投影レンズ17に入射されスクリーン上に投射される。これにより、スクリーン上に、映像信号に応じた映像が投影される。
本実施の形態によれば、光源10からの光を第1のプリズムアレイ13による色分散によってR、G、Bの3原色に分離し、分離した各色の光にシャッターアレイ14によって光変調を付与した後、再び、第2のプリズムアレイ15による色分散によってもとの光に合成するものであるから、上記従来技術(特許文献1)のように3原色毎に半導体レーザとその光路および光学系を準備する必要がなく、よって、部品点数の削減および装置形状の小型化を図ることができる。
また、プリズムによる色分散によって3原色に光路分割するものであるから、上記フライホイールを用いた従来技術のように光の利用効率が低下することはなく、低消費電力にて十分な照度の光をスクリーンに投影することができる。
さらに、上記実施の形態では、第1のレンズアレイ12を配することによって、3原色の光束を、フレーム画素に対応して配置されたスイッチング素子141a、141b、141cに分離して収束させるよう構成したことから、3原色の光束をフレーム画素毎に変調させることができ、よって、高細度の映像をスクリーン上に投影することができる。
このように、本実施の形態によれば、部品点数およびコストの削減、装置形状の小型化、消費電力の低減を図りながら、高精細の映像再生を実現することができる。
なお、上記実施の形態では、シャッターアレイ14を透過型としたが、これを反射型として構成することもできる。この場合、シャッターアレイ14は、MEMS技術を用いた既存のDMS(Digital Micro-mirror System)を用いて構成することができる。
図5に、かかる場合の構成例を示す。
本構成例では、光源として面発光レーザアレイ30が用いられている。かかる面発光レーザアレイ30は、赤色レーザ光、緑色レーザ光、青色レーザ光を出射するレーザ素子群を、各色のレーザ光が均等に混じるようにマトリックス状に配置して構成したものである。各レーザ素子から出射されるレーザ光は互いに偏光面が平行となるよう調整されている。
面発光レーザアレイ30から出射される光は、偏光ビームスプリッタ(偏光BS)21に入射される。偏光BS21は、面発光レーザアレイ30から入射される光をほぼ全透過するよう調整されている。偏光BS21を透過した光は、λ/4板22によって円偏光に変換された後、第1のレンズアレイ12に入射される。
しかして、第1のレンズアレイ12に入射された光は、上記の如く、第1のレンズアレイ12によって収束作用を受けた後、第1のプリズムアレイ13によって3原色に分離され、シャッターアレイ23上に収束される。かかるシャッターアレイ23には、上記と同様、フレーム画像の画素位置に対応してシャッター素子群が配置されている。本構成例では、シャッター素子群は、光反射型の素子(DMS)によって構成されている。なお、DMSの構成は、たとえば、特開平5−150173号公報に記載されている。DMSは、投射型プロジェクタ装置において既に用いられている技術である。
図6に、DMSを用いてシャッターアレイ23を構成した場合の構成例を示す。同図は、シャッターアレイ23のうち、一つのシャッター素子の構成が分かるよう前側を切り欠いて図示したものである。
図において、梁部233と板状部234a、234bの上面は、ミラー面231となっている。また、一対の板状部234a、234bに対向して電極232a、232bが配置されている。
たとえば、一対の板状部234a、234bをマイナス電位に保ったまま電極232aにプラス電位を印加すると、板状部234aと電極232a間に引き合い方向のクーロン力が発生する。このとき、電極232bにマイナス電位を印加すると、板状部234bと電極232b間に反発方向のクーロン力が発生する。
かかるクーロン力によって、ミラー面231は、梁部233を軸として、同図の下向き矢印方向に回動する。一対の板状部234a、234bに上記とは逆極性の電位を印加した場合には、ミラー面231は、梁部233を軸として、同図の上向き矢印方向に回動する。
このようにして、ミラー面231を傾けることにより、ミラー面231上に収束される光の反射方向を側方にそらすことができる。
同図に示すシャッター素子は、上記の如く、フレーム画像の画素位置に対応して配されており、それぞれ、3原色の光束が収束される。よって、3原色の光束は、シャッター素子がONの間(ミラー面が傾いていない間)だけ、入射光路に逆行する方向に反射され、OFFに間(ミラー面が傾けられている間)は側方に蹴られる。1フレーム期間における各シャッター素子のON期間の長さによって、各画素色の強弱が制御される。
図5に戻り、シャッターアレイ23によって反射された3原色の光束は、入射光路を逆行することによって元の光束に戻される。すなわち、第1のプリズムアレイ13を逆行することにより3原色の光がもとの光束に合成され、また、第1のレンズアレイ12を逆行することにより平行光に戻される。さらに、λ/4板22によって、偏光面が入射時の偏光面に直行するよう回転され、偏光BS21によってほぼ全反射される。そして、投影レンズ17によって、スクリーン上に投射される。
本構成例によれば、上記実施の形態に比べ、第2のプリズムアレイ15と第2のレンズアレイ16からなるアセンブリを削減できる。なお、液晶素子に比べDMSは1素子の寸法を小さくできるので、シャッターアレイ23の小型・集積化を図りやすい。よって、プリズム間の距離D0(図3参照)を小さくし、光軸間ギャップD1、D2を小さくしても、3原色の光束を対応するシャッター素子にて受光することができる。よって、本構成例では、プリズム間の距離D0の減少による光学系寸法の削減を図ることができる。なお、この場合、第1のレンズアレイ12とシャッターアレイ23の間の距離が小さくなるため、第1のレンズアレイ12に配されたマイクロレンズ121の焦点距離を小さくすることができる。
ところで、上記実施の形態では、プリズム131、132に、複数のプリズム面131a、132aを形成するようにしたが、図7および図8に示す如く、プリズム401、402に一つのプリズム面401a、402aのみを形成し、このプリズム面にて、全ての光束(マイクロレンズ群によって収束される全ての部分光束)の色分離を行うようにすることもできる。この場合、第2のプリズムアレイ41を構成するプリズムも同様に構成する。
この場合には、上記実施の形態に比べ、プリズム面の形成を容易に行うことができるため、プリズムの製造コストを抑制することができる。ただし、この場合には、第1および第2のプリズムアレイを構成するプリズムの厚みが大きくなるため、光学系の形状寸法が大きくなる。また、これに応じて、マイクロレンズ121の焦点距離をかなり大きく設定しなければならないとの不都合も生じる。
プリズムの厚みは、傾斜面の個数を増加させて一つの傾斜面に入射される光束の数を少なくするほど小さくなる。究極的には、一列のマイクロレンズ121にて収束された部分光束が一つの傾斜面131aに入射されるよう、傾斜面131aの幅寸法を設定すると、プリズム131の厚みが最小となるが、反面、傾斜面131aの幅寸法を小さくすると、傾斜面を円滑に形成できず、特性の低下ないし製造コストの上昇が懸念される。傾斜面131aの幅寸法の設定は、これらを考慮して、適宜適正なものに設定する。上記実施の形態(図4参照)では、3列のマイクロレンズ121からの部分光束が一つの傾斜面131aに入射されるよう、傾斜面131aの幅寸法が設定されている。
以上の他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係るプロジェクタ装置の構成を示す図 第1のレンズアレイと第1のプリズムアレイの構成を示す図 第1のプリズムアレイによる色分散作用を示す図 シャッターアレイによる光変調作用を説明する図 実施の形態に係るプロジェクタ装置の他の構成例を示す図 当該構成例におけるシャッターアレイの構成を示す図 実施の形態に係るプロジェクタ装置のさらに他の構成例を示す図 当該構成における第1のレンズアレイと第1のプリズムアレイの構成を示す図
符号の説明
10 光源
12 第1のレンズアレイ
13 第1のプリズムアレイ
14 シャッターアレイ
15 第2のプリズムアレイ
16 第2のレンズアレイ
23 シャッターアレイ
40 第1のプリズムアレイ
41 第2のプリズムアレイ
131a プリズム面
132a プリズム面

Claims (6)

  1. 光源と、
    光源からの光をプリズムの色分散によって3原色に分離する光分離手段と、
    分離された各色の光を映像信号に基づいて変調する光変調手段と、
    変調された各色の光をプリズムの色分散によって再合成する光合成手段と、
    合成された光をスクリーン上に投影する投影手段と、
    を有することを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 請求項1において、
    前記光分離手段は、平面状に配列されたレンズ群を具備するとともに前記光源から入射された光のうち各レンズに入射された部分光束に光収束作用を付与する第1のレンズアレイと、該レンズアレイによって収束されたそれぞれの光束を色分散作用によって3原色の光に分離する第1のプリズムを有し、
    前記光合成手段は、前記第1のプリズムによって分離された各色の光を色分散作用によって分離前の光束に合成する第2のプリズムと、合成されたそれぞれの光束に対し前記第1のレンズアレイによる光収束作用を補正する光学作用を付与する第2のレンズアレイを有する、
    ことを特徴とするプロジェクタ装置。
  3. 請求項2において、
    前記光変調手段は、前記各色の光の収束位置に対応して配列された一群の光変調素子からなる光変調アレイを具備する、
    ことを特徴とするプロジェクタ装置。
  4. 請求項3において、
    前記光変調アレイは、前記各色の光を前記映像信号に基づいて遮光するシャッターアレイを備える、
    ことを特徴とするプロジェクタ装置。
  5. 請求項4において、
    前記シャッターアレイは、液晶素子またはMEMS素子によって構成されている、
    ことを特徴とするプロジェクタ装置。
  6. 請求項2乃至5の何れかにおいて、
    前記第1のプリズムおよび第2のプリズムには、入射された光束に対して色分散作用を付与する断面鋸状の傾斜面が形成されており、前記第1のレンズアレイによって収束された一群の光束のうち隣り合う所定数の光束が一つの傾斜面に入射されるよう、前記傾斜面の幅寸法が設定されている、
    ことを特徴とするプロジェクタ装置。
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