JP4102000B2 - ホイールカバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のディスクホイールへの取付手段をカバー本体に一体に設けた構成のホイールカバーに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、自動車のディスクホイールへホイールカバーを取り付ける構造としては、図5に示す構造が一般的である。すなわち、ホイールカバー1は合成樹脂製とし、このカバー本体2の裏面側の外周部に、周方向の複数箇所に位置させて係合爪3(図では1個のみ示す)を一体に設けると共に、係合爪3の径方向内側に各係合爪3が径方向内側へ変形することを防止するように金属製のワイヤリング4を設け、各係合爪3の係合凸部3aをディスクホイール5におけるリム6の凹部6aに係合させる構成となっている。
【0003】
しかしながら、上記した従来構成においては、合成樹脂製のホイールカバー1と金属製のワイヤリング4との混合製品となるため、リサイクル時にそれらを分別する必要があり、リサイクル性が劣るものであり、また、金属製のワイヤリング4を必要としているため、軽量化が難しいという欠点がある。
【0004】
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、リサイクル性を向上できると共に、軽量化も図ることができるホイールカバーを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のホイールカバーは、自動車のディスクホイールにこれの側面を覆うように配置される合成樹脂製のカバー本体と、このカバー本体の裏面側に当該カバー本体に一体で、かつ前記ディスクホイール側に向けて設けられた筒部と、この筒部の外周部に当該筒部に一体で、かつ前記ディスクホイールの軸方向に複数段となるように設けられた弾性変形可能な複数の円板状リブとを具備し、前記ディスクホイールのリムには、内面側が凹状となる第1の湾曲凹部及び第2の湾曲凹部と、これら第1及び第2の湾曲凹部間に位置させて内面側が凸となる湾曲凸部が形成されていて、前記複数の円板状リブは、前記リムの内面の形状に沿うように前記筒部からの突出寸法が異なるように形成され、前記複数の円板状リブが前記ディスクホイールに押し込まれることに伴い、各円板状リブの外周部が、前記第1及び第2の湾曲凹部にそれぞれ入り込んでその内面に圧接するとともに、前記湾曲凸部に圧接して保持される構成としたことを特徴とするものである。
【0006】
上記した構成のホイールカバーは、カバー本体の裏面側に設けられた複数の円板状リブをディスクホイールに押し込むと、各円板状リブが弾性変形しながら、これら各円板状リブの外周部がディスクホイールにおけるリムの第1及び第2の湾曲凹部の内面、これら第1及び第2の湾曲凹部間の湾曲凸部に圧接するようになり、これによりディスクホイールに保持されるようになる。この場合、取付手段となる円板状リブは円板状をなしているので、外周部が全周にわたってリムの内面に圧接し、しかも、円板状リブはディスクホイールの軸方向に複数あるから、大きな保持力が得られるようになる。このため、ホイールカバーは、別部材のワイヤリングなどを用いることなく、ディスクホイールへの取付状態が維持されるようになる。
【0007】
そして、ホイールカバーの取付手段となる円板状リブは、合成樹脂製のカバー本体に一体に設けられているから、ホイールカバーとしては合成樹脂のみであり、リサイクル性を向上できる。また、別部材のワイヤリングなどを必要としないため、軽量化も図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例につき図1ないし図4を参照して説明する。
まず、図2において、ディスクホイール11は、車両に取り付ける金属製のディスク12と、タイヤ13を装着保持する金属製のリム14とを一体化した構成となっている。リム14には、図1にも示すように、タイヤ13が装着される外面14a側とは反対の内面14b側が凹状となる第1及び第2の湾曲凹部15及び16と、これら第1及び第2の湾曲凹部15及び16間に位置させて内面14b側が凸となる湾曲凸部17とが全周にわたって形成されている。
【0009】
これに対して、ホイールカバー20は、軟質の合成樹脂製であり、円板状をなすカバー本体21と、このカバー本体21の裏面21a側にディスクホイール11側に向けて突設された筒部22と、この筒部22の外周部にディスクホイール11の軸方向に複数段となるように側方へ向けて突設された複数この場合5枚の弾性変形可能な円板状リブ23a〜23e(図3参照)とが一体成形により設けられている。このうちカバー本体21は、リム14の先端部の外形形状よりも若干大きな円板状に形成されており、ディスクホイール11の側面(図2では上面)を覆い得る大きさを有している。また、5枚の円板状リブ23a〜23eは、上記リム14の内面14bの形状に沿うように、筒部22からの突出寸法が異なるように形成されている。
【0010】
さて、上記構成において、ディスクホイール11に対してホイールカバー20を取り付ける場合には、次のようにして行う。
まず、ホイールカバー20におけるカバー本体21の裏面21aをディスクホイール11の側面に対向させ、各円板状リブ23a〜23eを、ディスクホイール11におけるリム14の内面14bにあてがった状態で、ディスクホイール11側に押し込むようにする。すると、図4に示すように、各円板状リブ23a〜23eが弾性変形しながらディスクホイール11側に押し込まれ、図1に示すように、各円板状リブ23a〜23eの外周部がリム14の内面14bに圧接することにより、ホイールカバー20がディスクホイール11に保持されるようになる。
【0011】
このとき、各円板状リブ23a〜23eのうち、筒部22の先端部側に位置する円板状リブ23a,23bの外周部は、リム14の内面14bにおける第1の湾曲凹部15に入り込んでその内面に圧接し、中間部に位置する円板状リブ23c,23dの外周部は、湾曲凸部17に圧接し、さらにカバー本体21側に位置する円板状リブ23eの外周部は、第2の湾曲凹部16に入り込んでその内面に圧接するようになる。
【0012】
このような実施例においては、ホイールカバー20の取付手段となる各円板状リブ23a〜23eは、円板状をなしているので、外周部が全周にわたってリム14の内面14bに圧接し、しかも、円板状リブ23a〜23eはディスクホイール11の軸方向に複数(この場合5個)あるから、大きな保持力が得られるようになる。このため、ホイールカバー20は、別部材のワイヤリングなどを用いることなく、ディスクホイール11への取付状態を維持することができるようになる。
【0013】
また、一般にディスクホイール11におけるリム14の特に内面14b側の寸法精度は比較的低いものであるが、本実施例においては、ホイールカバー20を軟質の合成樹脂により形成しているので、円板状リブ23a〜23eの弾性変形量を大きくすることが可能となり、その弾性変形によりリム14の寸法誤差を吸収することが可能となる。従って、これによってもディスクホイール11への取付性を向上できる。
【0014】
そして、ホイールカバー20の取付手段となる円板状リブ23a〜23eは、合成樹脂製のカバー本体21に一体に設けられているから、ホイールカバー20としては合成樹脂のみであり、リサイクル性を向上できる。また、別部材のワイヤリングなどを必要としないため、軽量化も図ることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ホイールカバーの取付手段となる円板状リブは外周部が全周にわたってリムの内面に圧接し、しかも、円板状リブはディスクホイールの軸方向に複数設けられているから、ディスクホイールに対して大きな保持力が得られるようになる。このため、ホイールカバーは、別部材のワイヤリングなどを用いることなく、ディスクホイールへの取付状態を維持できるようになる。そして、ホイールカバーの取付手段となる円板状リブは、合成樹脂製のカバー本体に一体に設けられているから、ホイールカバーとしては合成樹脂のみであり、リサイクル性を向上できる。また、別部材のワイヤリングなどを必要としないため、軽量化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ホイールカバーをディスクホイールへ取り付けた状態の要部の断面図
【図2】ディスクホイールとホイールカバーとを分離して示す断面図
【図3】ホイールカバーの斜視図
【図4】ホイールカバーをディスクホイールへ取り付ける途中状態の要部の断面図
【図5】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、11はディスクホイール、12はディスク、14はリム、14bは内面、20はホイールカバー、21はカバー本体、21aは裏面、22は筒部、23a〜23eは円板状リブを示す。

Claims (1)

  1. 自動車のディスクホイールにこれの側面を覆うように配置される合成樹脂製のカバー本体と、
    このカバー本体の裏面側に当該カバー本体に一体で、かつ前記ディスクホイール側に向けて設けられた筒部と、
    この筒部の外周部に当該筒部に一体で、かつ前記ディスクホイールの軸方向に複数段となるように設けられた弾性変形可能な複数の円板状リブとを具備し
    前記ディスクホイールのリムには、内面側が凹状となる第1の湾曲凹部及び第2の湾曲凹部と、これら第1及び第2の湾曲凹部間に位置させて内面側が凸となる湾曲凸部が形成されていて、
    前記複数の円板状リブは、前記リムの内面の形状に沿うように前記筒部からの突出寸法が異なるように形成され、前記複数の円板状リブが前記ディスクホイールに押し込まれることに伴い、各円板状リブの外周部が、前記第1及び第2の湾曲凹部にそれぞれ入り込んでその内面に圧接するとともに、前記湾曲凸部に圧接して保持される構成としたことを特徴とするホイールカバー。
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