JP4100311B2 - 表面強化木質材の製法 - Google Patents

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本発明は、住宅用建材、家具、扉等に用いられる表面強化木質材の製法に関するものである。
従来より、住宅用建材、家具、扉等に用いられる木質材として、木質材に樹脂を含浸させて強化した表面強化木質材が用いられている。
表面強化木質材の製造時に木質材に樹脂を含浸させる方法として、従来より減圧・加圧法、あるいは塗布法が良く採用されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
減圧・加圧法によって製造する場合は、得られる表面強化木質材は内部の深い部分(表面から数百μm程度の部分)まで樹脂を含浸させることができるものの、処理時間が長いと共に装置が大型・高額であり、生産性が悪く製造コストが高いものであった。また塗布法によって製造する場合は、処理時間が短く装置も簡易なもので済むものの、得られる表面強化木質材は表面域に樹脂が塗布してあるだけで、木質材の内部にまで樹脂を含浸させることができず、十分な強度が得られないものであった。
特開昭62−99109号公報 特公昭52−8365号公報
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、減圧・加圧法のような大型・高額の装置を用いる必要がなくて処理時間も短く、木質材の内部にまで樹脂を含浸させて十分な強度を得ることができる表面強化木質材の製法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、搬送手段により木質材1を搬送しながら該木質材1の表面に樹脂6を含浸させる表面強化木質材の製法において、木質材1の送り方向と同方向に回転する供給ロール2にて木質材1の表面に樹脂6を塗布し、前記供給ロール2の下流側に配設されて木質材1の送り方向と反対方向に回転し且つ樹脂6を塗布する押圧反転ロール3にて木質材1の表面を押圧して圧縮することで前記表面に塗布した樹脂6を木質材1の表面から内部に含浸させることを特徴とするものである。このような構成とすることで、単に樹脂6を木質材1の表面に塗布するものと比べて木質材1の内部にまで樹脂6を速く含浸させることができて、十分強度が高い表面強化木質材が得られ、また、減圧・加圧法のような大型かつ高額の大掛かりな装置を用いる必要がないため、製造コストを低く抑えることができ、また、処理時間においても減圧・加圧法よりも短くて済むものである。
また、ゴム硬度70以上のゴムか又は金属で形成された押圧反転ロール3を用いることを特徴とするものである。このような構成とすることで、木質材1を押圧する押圧反転ロール3の面圧を容易に大きくすることができる。
また、木質材1を押圧する押圧反転ロール3の面圧を0.5乃至10MPaとすることを特徴とするものである。このように、0.5MPa以上とすることで木質材1を押圧・圧縮させて木質材1の表面に付着した樹脂6が速く内部に浸され、10MPa以下とすることで木質材1が破壊されるのを防止することができる。
また、樹脂6の分子量を200乃至1000とすることを特徴とするものである。このように、樹脂6の分子量を200以上とすることで表面強化木質材に含浸されている樹脂6が硬くなり過ぎるのを防止すると共に、樹脂6の分子量を1000以下とすることで木質材1へ含浸し難くなるのを抑えることができる。
また、樹脂6の木質材1への塗工量を30乃至200g/mとすることを特徴とするものである。このように、樹脂6の塗工量を30g/m以上とすることで製品となった表面強化木質材の強度が低くなるのを防止すると共に、樹脂6の塗工量を200g/m以下とすることで樹脂6の過供給によって加工不可とならないようにするものである。
また、樹脂6としてアクリル系樹脂又はエポキシ系樹脂を用いることを特徴とするものである。このような構成とすることで、生産性を向上したり製品の表面強化木質材の強度を向上させることができる。
本発明にあっては、大型かつ高額の大掛かりな装置を用いることなく木質材の内部にまで樹脂を速く含浸させることができて、十分強度が高い表面強化木質材が得られるものでありながら、製造コストを低く抑えると共に処理時間が短くなって生産性が向上する。
以下、本発明を図1及び図2に示す実施形態に基づいて説明する。本発明における表面強化木質材は、長尺シート状の木質材1を長手方向に搬送ロール等の搬送手段(図示せず)にて連続的に搬送し、搬送しながら木質材1に樹脂6を含浸させて製造するもので、搬送手段や木質材1の前処理、樹脂含浸後の後処理等については説明を省略し、本願の主旨である木質材1への樹脂含浸処理工程について説明する。
木質材1は、単板や合板や繊維質のものや、これらを組み合わせたもの等どのようなものであってもよく、図1及び図2に示す本実施形態では裏面側となる合板11に表面側となる単板12を接着剤13によって貼着したものを用いる。この木質材1は、所定の幅と厚みを有する長尺シート状に形成され、その長手方向に連続的に送り出すように搬送ロール等からなる搬送手段にて搬送される。そして、搬送しながら木質材1の上面(本実施形態では表面)に樹脂6を供給して含浸させる。
木質材1へ樹脂6を含浸する樹脂含浸手段は、搬送中の木質材1の上流側より順に配設される供給ロール2と、押圧反転ロール3とからなる。供給ロール2は、その円筒状側面が搬送される木質材1の上面(即ち表面)に接触するよう上側に配置してある。なお、木質材1の下面側には、木質材1を支持するためのレールやロール等を配設するもので、本実施形態では木質材1の前記供給ロール2と接触する部分及び、後述する押圧反転ロール3と接触する部分の下面側に木質材1を支持する支持ロール4(41,42)を配設してある。
この供給ロール2には、補助ロール5(51)が側方より接触して回転するように配設してあり、供給ロール2と補助ロール51の接触部分を中心として供給ロール2と補助ロール51の水平よりも上方向きの側面に樹脂6を載置手段(図示せず)により載置してある。このようにすることで、前述のように供給ロール2及び補助ロール51に載置された樹脂6が供給ロール2の側面に付着した状態で供給ロール2が回転し、供給ロール2が木質材1と接触した時に側面に付着した樹脂6が木質材1の上面に供給(付着)されることとなる。
供給ロール2の下流側には、硬質ゴム又は金属からなる押圧反転ロール3が配設される。押圧反転ロール3は、その円筒状側面が搬送される木質材1の上面に接触するよう上側に配置してある。そして、この押圧反転ロール3にも、上述したのと同様に補助ロール52及び載置手段(図示せず)を配設して樹脂6を載置し、押圧反転ロール3を介して木質材1に樹脂6を供給することができる。
この押圧反転ロール3は、回転方向が木質材1の送り方向と反対方向(図中の矢印ロ方向)となっている。上記供給ロール2及び支持ロール4をはじめその他の搬送用のロールは、回転方向が木質材1の送り方向と同方向(図中の矢印イ方向)であって、木質材1との接触部分は該木質材1と同速度で移動するため互いに摺動することはないのであるが、押圧反転ロール3においては、木質材1との接触部分が該木質材1と反対方向に移動するため互いに摺動することとなる。
そして更に、押圧反転ロール3は木質材1に対して押圧力を負荷するものである。木質材1の押圧は、例えば油圧シリンダ等からなる押圧手段(図示せず)によって押圧反転ロール3を木質材1に直交するように下方に押圧力を負荷すると共に、木質材1の下方の支持ロール42で押圧力を受け、押圧反転ロール3と支持ロール42とで木質材1を挟み込んで弾性変形にて圧縮する(厚みを薄くする)ものである。圧縮された木質材1は、弾性力による復元力にて膨張して元の厚みに戻るが、このとき木質材1の上面に付着した樹脂6が速く内部に吸い込まれて含浸される。
このように、上流側に配設した供給ロール2を介して樹脂6を木質材1の上面に供給して下流側に配設した押圧反転ロール3にて木質材1を押圧することで、単に樹脂6を木質材1の表面に塗布するものと比べて木質材1の内部にまで樹脂6を速く含浸させることができて、十分強度が高い表面強化木質材が得られる。この時、押圧反転ロール3の回転方向を木質材1の送り方向と逆方向としたことで、木質材1との接触部分が互いに摺動して樹脂6を木質材1にすり込むこととなって、樹脂6を木質材1の内部に含浸させるのに寄与している。そして、この方法においては従来からの減圧・加圧法のような大型かつ高額の大掛かりな装置を用いる必要がないため、製造コストを低く抑えることができ、また、処理時間においても減圧・加圧法よりも短くて済むものである。
また、この表面強化木質材の製法において、ゴム硬度70以上のゴムか又は金属で形成された押圧反転ロール3を用い、0.5乃至10MPaの面圧で木質材1を押圧することが好ましい。木質材1の押圧・圧縮は、押圧反転ロール3の面圧(接触面圧)が大きい程圧縮量が大きくなり、樹脂6の含浸深さも深くなるため、その下限を0.5MPaとし、また、面圧が大き過ぎると木質材1が破壊されてしまうため、その上限を10MPaとすることが好ましいものである。
そして、0.5乃至10MPaの面圧を得るには、押圧反転ロール3をゴム硬度70以上のゴムか又は金属で形成するのが好ましい。押圧反転ロール3を金属よりも表面硬度が低い部材や、ゴム硬度70未満のゴム等の硬度が低い部材で形成すると、押圧反転ロール3を木質材1に押圧しても接触部分が変形して接触面積が広くなるため、高い面圧(即ち0.5MPa以上の面圧)が得られないが、上記の部材で形成すると接触部分の変形が小さく抑えられて高い(0.5MPa以上の)面圧が得られる。
また、この表面強化木質材の製法において、樹脂6の分子量を200乃至1000とすることが好ましい。樹脂6の分子量を200未満とすると、製品の表面強化木質材に含浸されている樹脂6が硬くなり過ぎて、例えば建材等として使用した時にクラックが生じ易く、樹脂6の分子量を1000超とすると、木質材1へ含浸し難くなるため、上記範囲内とするのが良い。
また、この表面強化木質材の製法においては、樹脂6の塗工量(即ち木質材1への単位面積あたりの供給量)を30乃至200g/mとすることが好ましい。樹脂6の塗工量が小さい方が製品となった表面強化木質材の強度が低く、また、樹脂6の塗工量が大き過ぎると加工できないため、上記範囲内とするのが良い。
また、樹脂6としては、アクリル系樹脂やエポキシ系樹脂やメラミン系樹脂が好ましい。また、木質材1の両面に樹脂6を含浸させてもよい。
実施例(実施例1〜実施例5)と比較例(比較例1〜比較例5)の物性評価について説明する。試験条件,評価試験について以下に説明し、そのうち個別条件については表1にまとめて記載した。
<木質材(共通)>
・合板(幅300mm×長さ1800mm×厚さ12mm)に単板(厚さ0.2mm、幅と長さは合板に同じ、材質はオーク)をSBR系接着剤(塗布量100g/m)にて接着して形成した
<樹脂含浸処理工程>
・木質材を10m/分の送り速度で搬送した(共通条件)
・木質材に含浸させた樹脂の硬化はUV照射で行い、UV照射の条件は照度160mW/cm、熱量260mJ/cm、照射距離200mmとした(共通条件)
・樹脂の種類,樹脂の分子量,押圧反転ロールによる木質材の押圧面圧(MPa),樹脂の木質材への塗工量(g/m)は表1に示す通りとした(個別条件)
<物性評価(共通)>
・樹脂の含浸深さ(mm):表面強化木質材を切断して断面より計測した
・強度試験(耐キャスター試験):キャスター(径φ50mm金属製)に25kgの荷重を負荷し、表面強化木質材の表面の同一箇所を1000回走行させ、走行部分の凹み深さ(mm)を計測した
以上の条件で物性評価を行い、その結果を表1に示す。実施例1を標準状態とする。なお、比較例4及び比較例5については、下記の理由で物性評価ができなかった。
Figure 0004100311
比較例1に示すように、樹脂の分子量が1000を超えると、含浸深さが浅いため凹み深さが深くなって強度が低下しているのが分かる。
また、比較例2に示すように、押圧反転ロールの面圧が0.5MPaより低いと、含浸深さが浅いため標準凹み深さが深くなって強度が低下しているのが分かる。
また、比較例3に示すように、樹脂の塗工量が30g/mより低いと、含浸深さが浅いため標準凹み深さが深くなって強度が低下しているのが分かる。
また、比較例4に示すように、押圧反転ロールによる木質材の押圧面圧を15(MPa)としたところ、木質材が破壊されて物性評価ができなかった。
また、比較例5に示すように、樹脂の塗工量を300g/mとしたところ、含浸されずに木質材の表面に残った樹脂が多過ぎて以降の加工が不可能であった。このため、物性評価ができなかった。
次に、木質材1の表面に突板7を貼り付けた合板の実施例6と比較例6及び比較例7の比較結果について説明する。
まず、突板7を貼り付ける木質材1について説明する。実施例6においては、幅300mm×長さ1800mm×厚さ12mmの合板に以下の樹脂含浸処理工程を施した表面強化木質材を用いる。
<樹脂含浸処理工程>
・木質材を10m/分の送り速度で搬送した
・木質材に含浸させた樹脂の硬化はUV照射で行い、UV照射の条件は照度160mW/cm、熱量260mJ/cm、照射距離200mmとした
・樹脂はアクリル系樹脂とエポキシ系樹脂の混合樹脂,樹脂の粘度100mPaS,樹脂の分子量600,樹脂の木質材への塗工量50g/m
また、比較例6の木質材としては幅300mm×長さ1800mm×厚さ12mmの合板に樹脂含浸処理工程を施さないものを用い、比較例7の木質材としては幅300mm×長さ1800mm×厚さ9mmの合板の表面にSBR系接着剤にてMDF層を貼り合わせたものを用いた。
上記実施例6,比較例6,比較例7の木質材の表面にSBR系接着剤45gにて厚さ0.2mmの突板を貼り合わせてそれぞれ試験片を得た(図3乃至図5参照)。そして、それぞれの試験片について以下の物性評価を行った。なお、図中の6’は木質材1中に含浸された樹脂(即ち樹脂層)を、7は突板を、8はMDF層を示す。
<物性評価>
・強度試験(耐キャスター試験):キャスター(径φ50mm金属製)に25kgの荷重を負荷し、表面強化木質材の表面の同一箇所を1000回走行させ、走行部分の凹み深さ(mm)を計測した
・寸法変化率:気乾状態から気温40℃及び湿度90%で平衡に達した状態に移行した際の寸法変化率を計測した
結果を表2に示す。
Figure 0004100311
表2より、実施例6のものは耐キャスター性能及び寸法変化率において比較例6,比較例7よりも優れているのが分かる。
次に、本発明の表面強化木質材からなる防音床材の実施例7と比較例8,比較例9の比較結果について説明する。
実施例7,比較例8,比較例9は、基本的にはそれぞれ上記実施例6,比較例6,比較例7で得た突板を貼り付けた木質材に実を設けると共に裏面に下記のクッション材を貼着して防音床材としたものであるが、実施例7においては、実施例6で木質材の片面に樹脂を含浸させるところを表裏両面に樹脂を含浸させた木質材に突板及びクッション材を貼り付けたものである(図6乃至図8参照)。なお、図中の9はクッション材を示す。
<クッション材>
・ポリエステル系不織布(バインダー:アクリル系樹脂)とポリエステル系不織布シート(ポリエチレンラミネート品)の2層よりなる
・厚さ5mm
・面密度320g/m
上記実施例6,比較例6,比較例7の試験片について以下の物性評価を行った。
<物性評価>
・強度試験(耐キャスター試験):キャスター(径φ50mm金属製)に25kgの荷重を負荷し、防音床材の表面の同一箇所を1000回走行させ、走行部分の凹み深さ(mm)を計測した
・強度試験(実折れ試験):キャスター(径φ50mm金属製)に25kgの荷重を負荷し、隣接する防音床材の跨る同一箇所を30000回走行させ、結合している実の破損(実折れ)の有無を評価した
・防音試験:JIS A 1418に準拠して計測した
結果を表3に示す。
Figure 0004100311
表3より、実施例7のものは強度(耐キャスター性,実折れ)及び防音性能において比較例8,比較例9よりも優れているのが分かる。
本発明の一実施形態の要部説明図である。 木質材の断面図である。 実施例6の断面図である。 比較例6の断面図である。 比較例7の断面図である。 実施例7の断面図である。 比較例8の断面図である。 比較例9の断面図である。
符号の説明
1 木質材
2 供給ロール
3 押圧反転ロール
6 樹脂

Claims (6)

  1. 搬送手段により木質材を搬送しながら該木質材の表面に樹脂を含浸させる表面強化木質材の製法において、木質材の送り方向と同方向に回転する供給ロールにて木質材の表面に樹脂を塗布し、前記供給ロールの下流側に配設されて木質材の送り方向と反対方向に回転し且つ樹脂を塗布する押圧反転ロールにて木質材の表面を押圧して圧縮することで前記表面に塗布した樹脂を木質材の表面から内部に含浸させることを特徴とする表面強化木質材の製法。
  2. ゴム硬度70以上のゴムか又は金属で形成された押圧反転ロールを用いることを特徴とする請求項1記載の表面強化木質材の製法。
  3. 木質材を押圧する押圧反転ロールの面圧を0.5乃至10MPaとすることを特徴とする請求項1又は2記載の表面強化木質材の製法。
  4. 樹脂の分子量を200乃至1000とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表面強化木質材の製法。
  5. 樹脂の木質材への塗工量を30乃至200g/mとすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の表面強化木質材の製法。
  6. 樹脂としてアクリル系樹脂又はエポキシ系樹脂を用いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の表面強化木質材の製法。
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