JP4100113B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯槽内に設けた循環水路により洗濯水を循環させる洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、代表的な洗濯機は、パルセータと呼ばれる撹拌翼を回転させて洗濯するものであり、この種の洗濯機の構成を図7を参照しながら説明する。
【0003】
図7に示すように、洗濯槽1は、底部にパルセータ2を回転自在に配設し、この洗濯槽1の底部裏面に取り付け用のフランジ3を取り付けている。外槽4は、洗濯槽1の外側に設けており、外槽4の裏面には洗濯槽1およびパルセータ2を駆動するモータ5を取り付けている。また、外槽4は、外枠6にサスペンション7によって防振支持されている。洗濯槽1の上部に液体を内封した流体バランサー8を固着している。
【0004】
洗濯槽1の側面部には循環水路9を形成しており、パルセータ2の回転により、パルセータ2裏面の水がパルセータ2の裏羽根10の外周に形成したポンプ室11から循環水路9を通り、流体バランサー8まで到達して循環水路9の開口部12より洗濯槽1内に吐出するようにしている(例えば、特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−296794号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の洗濯機では、循環水路9を通して循環吐出される水量は、開口部12と水面との位置関係の影響が大きく、洗濯する衣類の所定水量よりも少ない水量を給水し、洗剤濃度が高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯する水位が低い低水位や少量水位のときには、水面と開口部12との距離が長くなるため、循環吐出される水量は少なく、洗剤の溶解の促進や洗剤を衣類にかけることによる洗浄のアップが望み難いという問題を有していた。
【0007】
本発明は上記課題を解決するもので、洗濯槽内の水位に関わらず、充分な吐出流量の洗濯水を異なる高さから吐出し、洗濯水を衣類全体にかかるようにし、洗濯水の循環効率を向上して洗剤の溶解を促進し、さらに、循環水路からの吐出パターンを広角にすることにより衣類にむらなく散水し、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、洗濯槽の内底部にパルセータを回転自在に配設し、パルセータの周縁部分に循環水路の下端側を連通させ、循環水路の上端側を洗濯槽の内壁に沿って立ち上げ、パルセータの回転によるパルセータの裏羽根のポンプ作用で洗濯水を循環水路の上方部の第1の吐出口およびこの第1の吐出口より下方に位置する第2の吐出口のそれぞれから洗濯槽内へ吐出するように構成し、循環水路は、第1の吐出口および第2の吐出口を形成した覆い部材を有し、この覆い部材の内側に第2の吐出口を囲むように第1のリブを立設し、この第1のリブの下辺部分は略中央部分を開放した略逆ハ字形状とし、第1のリブの内方に、略逆ハ字形状部分と略平行に隙間を介して、第2のリブを立設したものである。
【0009】
これにより、洗濯槽内の水位に関わらず、充分な吐出流量の洗濯水を異なる高さから吐出できて、洗濯水を衣類全体にかかるようすることができ、洗濯水の循環効率を向上することができて洗剤の溶解を促進することができ、さらに、循環水路からの吐出パターンを広角にすることにより衣類にむらなく散水することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、内底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯槽と、前記パルセータの周縁部分に下端側を連通させ上端側を洗濯槽の内壁に沿って立ち上げた循環水路とを備え、前記パルセータの回転によるパルセータの裏羽根のポンプ作用で洗濯水を前記循環水路の上方部の第1の吐出口およびこの第1の吐出口より下方に位置する第2の吐出口のそれぞれから洗濯槽内へ吐出するように構成し、前記循環水路は、前記第1の吐出口および第2の吐出口を形成した覆い部材を有し、この覆い部材の内側に前記第2の吐出口を囲むように第1のリブを立設し、この第1のリブの下辺部分は略中央部分を開放した略逆ハ字形状とし、前記第1のリブの内方に、前記略逆ハ字形状部分と略平行に隙間を介して、第2のリブを立設したものであり、洗濯槽内の水位に関わらず、循環水路の下位置に設置した第2の吐出口からだけでなく、上位置に設置した第1の吐出口からも充分な吐出流量の洗濯水を吐出し、異なる高さから洗濯水を衣類全体にかかるようすることができ、洗濯水の循環効率を向上することができて洗剤の溶解を促進することができ、さらに、循環水路からの吐出パターンを広角にすることにより衣類にむらなく散水することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、第1のリブの高さを循環水路の深さ寸法よりも低く設定したものであり、循環水路を上昇する洗濯水を下位置に設置した第2の吐出口から吐出するだけでなく、上位置に設置した第1の吐出口からも充分な吐出流量の洗濯水を吐出することができ、異なる高さから洗濯水を衣類全体にかかるようすることができ、洗濯水の循環効率を向上することができて洗剤の溶解を促進することができ、さらに、循環水路からの吐出パターンを広角にすることにより衣類にむらなく散水することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる
【0012】
請求項に記載の発明は、上記請求項に記載の発明において、第1のリブの高さを、循環水路の深さ寸法の略1/2に設定したものであり、循環水路を上昇する洗濯水を下位置に設置した第2の吐出口から吐出するだけでなく、上位置に設置した第1の吐出口からも充分な吐出流量の洗濯水を吐出し、異なる高さからほぼ同じ量の洗濯水を吐出することができ、洗濯水の循環効率を向上することができて洗剤の溶解を促進することができ、さらに、循環水路からの吐出パターンを広角にすることにより衣類にむらなく散水することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【0013】
請求項に記載の発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、第1のリブの下辺部分に設けた開放部の横幅寸法を、第2のリブにおける開放部の横幅寸法よりも大きく設定したものであり、循環水路からの吐出パターンをより広角にすることができ、洗濯水を衣類にむらなく散水することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0015】
(実施例1)
図1に示すように、循環水路13は、下端側をパルセータ2の周縁部分に連通させ、上端側を洗濯槽1の内壁に沿って立ち上げて設置している。この循環水路13は、覆い部材14に第1の吐出口15と、第1の吐出口15より下方に位置する第2の吐出口16を形成し、パルセータ2の回転によるパルセータ2の裏羽根10のポンプ作用で、洗濯水を第1の吐出口15および第2の吐出口16のそれぞれから洗濯槽1内へ吐出するように構成している。
【0016】
この覆い部材14の内側には、図2に示すように、第2の吐出口16を囲むように第1のリブ17を立設している。この第1のリブ17の下辺部分は略中央部を開放した略逆ハ字形状としている。
【0017】
上記構成について動作を説明すると、洗濯槽1内の水位が高い水位P1のとき、パルセータ2の回転によりパルセータ2の裏面の洗濯水は、パルセータ2の裏羽根10のポンプ作用で、循環水路13を通り第1の吐出口15より洗濯槽1内に吐出する。このとき、第2の吐出口16は水面下にあり、水中に洗濯水を吐出している。
【0018】
つぎに、洗濯槽1内の水位が低い水位P2のときは、第1の吐出口15および第2の吐出口16より洗濯水を吐出することができる。
【0019】
このとき、循環水路13内の洗濯水の動きは、パルセータ2の回転によるポンプ作用によりほぼ垂直に上昇し、第1のリブ17の下辺部分にある開放した略中央部で分岐し、開放した略中央部を通過した洗濯水は、第2の吐出口16から洗濯槽1内に中心部に向かって吐出し、それ以外の洗濯水は、さらに上昇して循環水路13の上方に設置した第1の吐出口15から同様に洗濯槽1内に吐出する。
【0020】
第1の吐出口15および第2の吐出口16からの吐出量は、第1のリブ17の下辺部分に設けた開放部の横幅寸法を変更することにより調整することができる。
【0021】
また、第1のリブ17の下辺部分は略中央部を開放した略逆ハ字形状にすることにより、第2の吐出口16の横幅を開放部の横幅よりも広くすることができ、第2の吐出口16から出る洗濯水の吐出パターンを広角にすることができる。
【0022】
このことにより、洗濯槽1内の水位に関わらず、下位置に設置した第2の吐出口16からだけでなく、上位置に設置した第1の吐出口15からも充分な吐出流量の洗濯水を吐出することができ、異なる高さから洗濯水を衣類全体にかかるようすることができ、洗濯水の循環効率を向上することができて、洗剤の溶解を促進することができ、さらに、循環水路13からの吐出パターンを広角にすることにより衣類にむらなく散水することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【0023】
(実施例2)
図3に示すように、循環水路18は、下端側をパルセータの周縁部分に連通させ、上端側を洗濯槽1(図1参照)の内壁に沿って立ち上げて設置するもので、覆い部材19に第1の吐出口20と、第1の吐出口20より下方に位置する第2の吐出口21を形成し、覆い部材19の内側に第2の吐出口21を囲むように第1のリブ22を立設している。ここで、第1のリブ22の高さaを循環水路18の深さ寸法bよりも低く設定している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0024】
上記構成について動作を説明すると、循環水路18内の洗濯水の動きは、パルセータの回転によるポンプ作用によりほぼ垂直に上昇し、第1のリブ22の下辺部分にある開放した略中央部で分岐し、開放した略中央部を通過した洗濯水は、第2の吐出口21から洗濯槽内に中心部に向かって吐出し、それ以外の洗濯水は、さらに上昇し循環水路18の上方に設置した第1の吐出口20から同様に洗濯槽内に吐出する。
【0025】
洗濯槽内の水位が低くなる程、第1の吐出口20からの吐出量は減少する傾向になるため、第1のリブ22の高さaを循環水路18の深さ寸法bよりも低く設定することにより、第2の吐出口21からの吐出流量を抑えめにし、上方に設置した第1の吐出口20からの流量を充分確保することができる。つまり、第1のリブ22の高さaを調整することにより、第1の吐出口20からの吐出流量が調整可能となる。
【0026】
このことにより、下位置に設置した第2の吐出口21から吐出するだけでなく、上位置に設置した第1の吐出口20からも充分な吐出流量の洗濯水を異なる高さから吐出することができ、衣類にむらなく散水することができ、さらに、洗濯水の循環効率を向上することができて、洗剤の溶解を促進することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【0027】
(実施例3)
図4に示すように、循環水路23は、下端側をパルセータの周縁部分に連通させ、上端側を洗濯槽1(図1参照)の内壁に沿って立ち上げて設置するもので、覆い部材24に第1の吐出口25と、第1の吐出口25より下方に位置する第2の吐出口26を形成し、覆い部材24の内側に第2の吐出口26を囲むように第1のリブ27を立設している。この第1のリブ27の内方に、略逆ハ字形状部分と略平行に隙間を介して、第2のリブ28を立設している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0028】
上記構成について動作を説明すると、循環水路23内の洗濯水の動きは、パルセータの回転によるポンプ作用によりほぼ垂直に上昇し、第1のリブ27の下辺部分にある開放した略中央部で分岐し、開放した略中央部を通過した洗濯水は、第2の吐出口26から洗濯槽内に中心部に向かって吐出し、それ以外の洗濯水は、さらに上昇し、循環水路23の上方に設置した第1の吐出口25から同様に洗濯槽内に吐出する。
【0029】
このとき、この第1のリブ27の開放した略中央部を通過した洗濯水は、第1のリブ27と第2のリブ28の隙間を通る洗濯水と、第2のリブ28の開放部を通る洗濯水とに分岐される。第2のリブ28の開放部を通る洗濯水は、第2の吐出口26のほぼ中央部辺りから洗濯槽内に向かって吐出するのに対し、第1のリブ27と第2のリブ28の隙間を通る洗濯水は、第2の吐出口26の両端側に向かって加速し吐出するため、吐出パターンを広角にすることができる。
【0030】
このことにより、洗濯槽内の水位に関わらず、下位置に設置した第2の吐出口26からだけでなく、上位置に設置した第1の吐出口25からも充分な吐出流量の洗濯水を異なる高さから吐出し、洗濯水を衣類全体にかかるようすることができ、また、循環水路23からの吐出パターンを広角にすることにより衣類にむらなく散水することができ、さらに、洗濯水の循環効率を向上することができて、洗剤の溶解を促進することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【0031】
(実施例4)
図5に示すように、循環水路29は、下端側をパルセータの周縁部分に連通させ、上端側を洗濯槽1(図1参照)の内壁に沿って立ち上げて設置するもので、覆い部材30に第1の吐出口31と、第1の吐出口31より下方に位置する第2の吐出口32を形成し、覆い部材30の内側に第2の吐出口32を囲むように第1のリブ33を立設している。ここで、第1のリブ33の高さcを循環水路29の深さ寸法dの略1/2に設定している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0032】
上記構成について動作を説明すると、循環水路29内の洗濯水の動きは、パルセータの回転によるポンプ作用によりほぼ垂直に上昇し、第1のリブ33の下辺部分にある開放した略中央部で分岐し、開放した略中央部を通過した洗濯水は、第2の吐出口32から洗濯槽内に中心部に向かって吐出し、それ以外の洗濯水は、さらに上昇し、循環水路29の上方に設置した第1の吐出口31から同様に洗濯槽内に吐出する。
【0033】
このとき、第1のリブ33の高さcを、循環水路29の深さ寸法dの略1/2に設定することにより、循環水路29内を通過する洗濯水の約1/2は下に設置した第2の吐出口32から吐出され、残りの洗濯水は上に設置した第1の吐出口31から吐出することができ、異なる高さから吐出量を均等に出すことができる。
【0034】
このことにより、下位置に設置した第2の吐出口32から吐出するだけでなく、上位置に設置した第1の吐出口31からも充分な吐出流量の洗濯水を異なる高さから吐出することができ、衣類にむらなく散水することができ、さらに、洗濯水の循環効率を向上することができて、洗剤の溶解を促進することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【0035】
(実施例5)
図6に示すように、循環水路34は、下端側をパルセータの周縁部分に連通させ、上端側を洗濯槽1(図1参照)の内壁に沿って立ち上げて設置するもので、覆い部材35に第1の吐出口36と、第1の吐出口36より下方に位置する第2の吐出口37を形成し、覆い部材35の内側に第2の吐出口37を囲むように第1のリブ38を立設している。この第1のリブ38の内方に、略逆ハ字形状部分と略平行に隙間を介して、第2のリブ39を立設している。
【0036】
ここで、第1のリブ38の下辺部分に設けた開放部の横幅寸法eを、第2のリブ39における開放部の横幅寸法fよりも大きく設定している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0037】
上記構成について動作を説明すると、循環水路34内の洗濯水の動きは、パルセータの回転によるポンプ作用によりほぼ垂直に上昇し、第1のリブ38の下辺部分にある開放した略中央部で分岐し、開放した略中央部を通過した洗濯水は、第2の吐出口37から洗濯槽内に中心部に向かって吐出し、それ以外の洗濯水は、さらに上昇し、循環水路34の上方に設置した第1の吐出口36から同様に洗濯槽内に吐出する。
【0038】
このとき、開放した略中央部を通過した洗濯水は、第1のリブ38と第2のリブ39の隙間を通る洗濯水と、第2のリブ39の開放部を通る洗濯水とに分岐される。第2のリブ39の開放部を通る洗濯水は、第2の吐出口37のほぼ中央部辺りから洗濯槽内に向かって吐出するのに対し、第1のリブ38と第2のリブ39の隙間を通る洗濯水は、第2の吐出口37の両端側に向かって加速し吐出するため、洗濯槽内に吐出するときは、広角に広がった吐出パターンにすることができる。
【0039】
そのため、第2の吐出口37からの洗濯水の吐出パターンをより広角にしたい場合、第1のリブ38の下辺部分に設けた開放部の横幅寸法eを、第2のリブ39における開放部の横幅寸法fよりも大きくすることにより、第1のリブ38と第2のリブ39の隙間を通る水量を増やし、広角に広がった洗濯水を洗濯槽内の衣類にかけることができる。
【0040】
このことにより、循環水路34からの吐出パターンを広角にすることにより衣類にむらなく散水することができ、さらに、洗濯水の循環効率を向上することができて、洗剤の溶解を促進することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に記載の発明によれば、パルセータの回転によるパルセータの裏羽根のポンプ作用で洗濯水を循環水路の上方部の第1の吐出口およびこの第1の吐出口より下方に位置する第2の吐出口のそれぞれから洗濯槽内へ吐出するように構成し、循環水路は、第1の吐出口および第2の吐出口を形成した覆い部材を有し、この覆い部材の内側に第2の吐出口を囲むように第1のリブを立設し、この第1のリブの下辺部分は略中央部分を開放した略逆ハ字形状とし、第1のリブの内方に、略逆ハ字形状部分と略平行に隙間を介して、第2のリブを立設したことにより、洗濯槽内の水位に関わらず、充分な吐出流量の洗濯水を異なる高さから吐出できて、洗濯水を衣類全体にかかるようすることができ、洗濯水の循環効率を向上することができて洗剤の溶解を促進することができ、さらに、循環水路からの吐出パターンを広角にすることにより衣類にむらなく散水することができ、洗いむらをなくし、洗浄性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】 同洗濯機の循環水路の一部切欠した拡大斜視図
【図3】 本発明の第2の実施例の洗濯機の循環水路の一部切欠した縦断面図
【図4】 本発明の第3の実施例の洗濯機の循環水路の一部切欠した背面図
【図5】 本発明の第4の実施例の洗濯機の循環水路の一部切欠した縦断面図
【図6】 本発明の第5の実施例の洗濯機の循環水路の一部切欠した背面図
【図7】 従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
1 洗濯槽
2 パルセータ
10 裏羽根
13 循環水路
14 覆い部材
15 第1の吐出口
16 第2の吐出口
17 第1のリブ

Claims (4)

  1. 内底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯槽と、前記パルセータの周縁部分に下端側を連通させ上端側を洗濯槽の内壁に沿って立ち上げた循環水路とを備え、前記パルセータの回転によるパルセータの裏羽根のポンプ作用で洗濯水を前記循環水路の上方部の第1の吐出口およびこの第1の吐出口より下方に位置する第2の吐出口のそれぞれから洗濯槽内へ吐出するように構成し、前記循環水路は、前記第1の吐出口および第2の吐出口を形成した覆い部材を有し、この覆い部材の内側に前記第2の吐出口を囲むように第1のリブを立設し、この第1のリブの下辺部分は略中央部分を開放した略逆ハ字形状とし、前記第1のリブの内方に、前記略逆ハ字形状部分と略平行に隙間を介して、第2のリブを立設した洗濯機。
  2. 第1のリブの高さを循環水路の深さ寸法よりも低く設定した請求項1記載の洗濯機。
  3. 第1のリブの高さを、循環水路の深さ寸法の略1/2に設定した請求項記載の洗濯機。
  4. 第1のリブの下辺部分に設けた開放部の横幅寸法を、第2のリブにおける開放部の横幅寸法よりも大きく設定した請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
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