JP4097542B2 - Fluid container - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
【０００２】
本発明は流体容器に関し、特に押出しにより液体を注出する流体容器に関する。
【０００３】
【従来の技術】
従来より表裏２枚の合成樹脂フィルムの周辺をシールしてなり、その周辺に突起状注出部を設け、突起状注出部を横切る方向に切断して開封し、液体を注出する流体容器が知られている。かかる流体容器は、袋体を押し出すことで内容物が排出されるが、そのとき液体は様々な方向に飛び出るので所望の場所に供給することが困難である。また、流体容器を一度開封すると、不使用時に内部に残留した液体が漏れ出る可能性も高い。
【０００４】
かかる欠点を克服するために、図９に示されるように、表裏２枚の合成樹脂フィルム１０２、１０３の周辺をヒートシール１０４してなり、その周辺に突起状注出部１０６を設け、注出部１０６には表裏２枚の合成樹脂フィルム１０２、１０３の間にパイプＰが埋設された流体容器であって、パイプＰはその先端が小孔又は切り込みを設けた閉鎖部材で閉鎖されている流体容器１０１が知られている。袋本体を手で押圧し中味の液体を排出させるとき、この押圧によって閉鎖部材の孔や切り込み部が変形して開き、液体を排出しやすくし、押圧を開放すると、孔や切り込みが元に戻り閉鎖状態になり液の漏出を防止する。（例えば特許文献１参照）
【０００５】
【特許文献１】
特開平１１−４９１９４号公報
【０００６】
また他の公知例として、図１０に示されるように、表裏２枚の合成樹脂フィルム２０２、２０３の周縁をシール２０４し、未シール部が注出口通路２０６を形成してなる包装袋であって、注出口通路２０６にくぼみ成形部Ｄを１個以上形成させた包装袋が知られている。このくぼみ部Ｄは、包装袋の内方に向けて合成樹脂フィルムを凸状と成している。またくぼみ成形部を包装袋の表裏両側に形成する場合には、図１０（Ｂ）に示されるようにくぼみ部Ｄを互いに重ならないように配置する。開封線２０８を手掛かりにして注出口を露出させ、包装袋を押し絞るようにして内容物を注出するとき、内容物が排出される注出通路２０６には、くぼみ成形部が形成されているので、注出通路の内面同士が密着することが防止でき、注出通路の開口断面積が確保できて安定して液体を注出することができる。（例えば特許文献２参照）
【特許文献２】
特開平１１−１２４９号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献１による従来の流体容器１０１では、袋体とは別体でパイプＰを必要とするため部品点数が増加するし、袋体の所定の箇所にパイプＰを差し込み、袋体にパイプＰを固定させるという工程上の手間を要する。また、特許文献２による従来の流体容器２０１では、くぼみ成形部Ｄの変形が容易に生じ、すると注出部２０６をなす表面と裏面とが互いに密着する可能性が避けられず、所望の開口断面積を得ることができなくなるという欠点がある。
【０００８】
そこで本発明は、注出部への簡単な加工によって所望の量だけ所望の場所に飛散することなく筋状に液体を供給でき、また袋体自体を加圧しない限りは内部の液体の漏出がない流体容器を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、合成樹脂フィルム製の表面部と、該表面部と同形の合成樹脂フィルム製の裏面部と、底部と、該表面部と該裏面部と該底部との互いに対向する縁部間に熱融着により接合されて側部を構成し折曲げ部を有して液体封入前は断面Ｖ字形をなす一対のガセット部とにより構成され、該ガセット部の変形により該表面部と該裏面部とが互いに離間する方向に移動して液体が充填可能な容器本体を備え、該容器本体には突出部が設けられて注出部をなし、該突出部を横切る方向に切断することで液体注出口が提供される流体容器において、該容器本体内側の液体注出口付近には、該表面部と該表面部に面するガセット部、及び該裏面部と該裏面部に面するガセット部とをそれぞれ部分的に互いにシールするためのポイントシール部が、略切断方向に沿って少なくとも２個並んで形成されている流体容器を提供している。
【００１０】
ここで該少なくとも２個のポイントシール部の開口部横断方向の長さの合計は、該液体注出口の開口部横断長さの５乃至７０％であるのが好ましい。また、該開口部横断方向に並ぶ該ポイントシール部は、偶数個設けられるのが好ましい。また該ポイントシール部は、液体の注出方向にも並んで形成されているのが好ましい。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の第１の実施の形態による流体容器について図１に基づき説明する。流体容器１は、合成樹脂製フィルムよりなる表面部２と、裏面部３と、表面部２と裏面部３とを繋ぎ容器の側部を構成する１対のガセット部５、５が設けられる。ガセット部５、５は、折曲げ部５ａ、５ａにより断面Ｖ字形に内方に折り畳んで形成されており、ヒートシール（熱融着）等によって表面部２及び裏面部３に融着される。即ち、表面部２の左右の縁部とガセット部５、５のそれぞれの一方の縁部、及び裏面部３の左右の縁部とガセット部５、５のそれぞれの他方の縁部とがヒートシールにより融着され、ヒートシール部４が形成される。ガセット部５、５は、液体封入前は断面Ｖ字形をなし、液体封入後は変形して表面部と裏面部とが互いに離間する方向に移動して容器本体の容積アップを図っている。流体容器本体の上部は細幅の首部をなして注出部６が形成され、頂部も頂部ヒートシール部７が設けられている。頂部ヒートシール部７の直下には、開封線８がプリントされており、開封線８に沿って開封すると、開口部が注出口をなす。
【００１３】
容器本体内側の液体注出口付近には、表面部２と表面部２に対向する面のガセット部５、及び裏面部３と裏面部３に対向する面のガセット部５を部分的に互いにヒートシールするためのポイントシール部９a、９ｂ、及び９ｃ、９ｄが切断方向に沿って２個並んで形成されている。また、ポイントシール部９ａ、９ｃ及び９ｂ、９ｄは、液体の注出方向に沿っても並んで配置される。
【００１４】
合成樹脂製フィルムは厚さ２０ミクロンの１軸延伸ポリプロピレンフィルムと、４０ミクロンのポリエチレンフィルムとをラミネートすることで得られる。ここで、ポリプロピレンフィルムの少なくとも開封線８に対応する部位には、開封用粗面が形成されている。この開封用粗面は、ポリプロピレンフィルムとポリエチレンフィルムを押し出しラミネート処理するに先立って、砥粒面をポリプロピレンの面に圧接することで形成される。即ち砥粒面を圧接することでポリプロピレンの面に、貫通孔と凹部等による粗面が形成される。この粗面には押し出しラミネート処理の際に、ポリエチレン材料が入り込み、外観的には平滑面を呈する。また、砥粒面によって得られる粗面に代えてミシン目を形成させてもよい。
【００１５】
以上の構成において、開封線８に沿って開封した後、容器本体側を加圧すると、液体注出口から液体が排出される。このとき、液体注出部６にはポイントシール部９ａ〜９ｄが形成されているので、あたかも水道の蛇口吐出端に設けられる整流キャップや整流網のような役割を果たし、液体注出口から排出される液体は液ダレや分流がなく、１本の筋状に整流状態で集中させることができ、所望のねらった場所に液体を排出することができる。また液体注出口の開口面積がポイントシール部の領域だけ狭くなり、液体注出口が閉じる傾向にあるので、液体の表面張力と相まって不使用時の液漏れが防止でき、不使用時に流体容器を傾けても液漏れ、液垂れが生じない。
【００１６】
図２は、本発明の第２の実施の形態による流体容器１１を示す。この流体容器１１は、表面部１２と裏面部１３とが折り曲げ縁１２ａで画成され、背面シール部１５で筒状に形成される。また上端シール部１７Ａと下端シール部１７Ｂとにより密封される。開封線１８が幅方向全体に延び、開封線の下側には上面部１２と裏面部１３とを部分的に繋ぐ複数のポイントシール部１９がヒートシールにより形成されている。このポイントシール部１９も、切断方向に沿って２個並んでかつ背面シール部１５と重ならない位置に形成されている。また、ポイントシール部は、液体の注出方向に沿っても並んで配置される。
【００１７】
図３は本発明の第３の実施の形態による流体容器２１を示す。流体容器２１は、表面部２２と裏面部２３とが同形の長方形をなし、４辺がヒートシールされてシール部２４をなす。そして上部角部のシール部２４は細幅の注出部２６となるように対応する角部のヒートシール部の領域が拡大されている。そして注出部２６先端部を横切る方向に開封線２８が印刷されており、液体注出部２６内であって開封線２８よりも液体保持部側には、表面部２２と裏面部２３とを部分的に互いにヒートシールするためのポイントシール部２９が切断方向に沿って２個並んでかつ液体の注出方向に沿っても並んで配置される。
【００１８】
図４は本発明の第４の実施の形態による流体容器３１を示す。流体容器３１は、第３の実施の形態と同様に表面部３２と裏面部３３とが同形の長方形をなし、４辺がヒートシールされてシール部３４をなす。これらヒートシール部３４は全て、細幅のライン状をなす。そして上端の角部付近に略４５度に傾斜する開封線３８が印刷されており、開封線３８よりも液体保持部側には、表面部３２と裏面部３３とを部分的に互いにヒートシールするためのポイントシール部３９aが切断方向に沿って２個並んで形成されている。またポイントシール部３９ａの液体の注出方向上流側において、第２列目のポイントシール部３９ｂが形成され、そのうちの中央の２個はポイントシール部３９ａと液体の注出方向において整合する位置にある。
【００１９】
図５、図６は本発明の第５の実施の形態による流体容器４１を示しており、表面部４２と裏面部４３とは細幅の注出部４６が角部において突出する形状をなし、外縁輪郭が全てヒートシール部４４をなす。開封線４８、ポイントシール部４９については、第１の実施の形態と同様であるが、本実施の形態では、液体注出方向において、ポイントシール部は３列となっている。
【００２０】
図６（Ａ）はポイントシール部４９形成前の注出部４６の断面を示しており、図６（Ｂ）はポイントシール部４９形成後の注出部４６の断面を示す。ここで、注出部の実質的な横断長さをＬとしたとき、ポイントシール部４９の横断長さＬ１とＬ２の合計は、Ｌの５％乃至７０％の範囲にあるのが好ましい。この範囲を超えると容器本体を加圧したとき液体が四方に飛散したり、ボタ落ちが生じる。下限値である５％は粘性の高い流体を保持した場合であり、上限値７０％は粘性の低い流体を保持した場合に適用される。なおポイントシール部をＬの略中央部に１個のみ形成した場合には、ポイントシール部により液体が二股状に排出されるおそれがあるため適切でない。また、技術的な理由は不明であるが、開口部横断方向に並ぶポイントシール部の個数が偶数個であるとき、より良好な筋状の液体の排出がなされる。更に表面部及び裏面部を構成する合成樹脂製フィルムの柔軟性が低い場合には、液体注出方向に沿ってポイントシール部の個数を増加させることにより、流出の調整がより確実に行われることが判った。以上の事実は第１乃至 第４の実施の形態及び後述する実施の形態についても同様である。また図１、図３、図５のように、細幅の注出部を備えるものは、注出部の幅と包材の柔軟性に応じて、開封線に対するポイントシール部の位置を適宜選定することで、排出される流体を一本の筋に集中させることができる。
【００２１】
図７は第６の実施の形態による流体容器５１の注出部５６付近を示す断面図である。本実施の形態による流体容器５１は平面視で図１の第１の実施の形態と同様であるが、ポイントシール部の位置が第１の実施の形態とは異なっている。ガセット部Ｇの一縁部は表面部５２の縁部とヒートシールされガセット部Ｇの他縁部は裏面部５３の縁部とヒートシールされて、シール部５４が提供される。ガセット部Ｇは、液体封入前は断面Ｖ字形をなし、液体封入後は変形して表面部と裏面部とが互いに離間する方向に移動して容器本体の容積アップを図っている。そして２個のポイントシール部５９が、表面部５２と裏面部５３とを部分的に結合している。
【００２２】
ここで表面部５２及び裏面部５３は、柔軟なプラスチック材料（樹脂フィルム）のラミネートシートにて構成されている。具体例としては、厚さ１２ミクロンの２軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム（ＰＥＴ）と、厚さ１５ミクロンの２軸延伸ナイロンフィルムと、厚さ２０乃至８０ミクロンの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムによる３層のラミネートフィルムが使用される。
【００２３】
ここで、ＰＥＴフィルムは耐熱性に優れ、型くずれが生じない素材であり、製袋工程における寸法安定性の確保のために使用される。又、この素材にはヒートシールによる成形時の加工が容易であるという利点もある。２軸延伸ナイロンフィルムは強靱性に優れ、流体容器１を嵩張らせずかつ輸送や取扱いに耐えうる所望の強度を得るために使用される。直鎖状低密度ポリエチレンフィルムは熱接着性を備え、ヒートシールにより流体容器１を成形するために使用される。又、この素材は、２軸延伸ナイロンフィルムほどではないが強靱性をも備える。なお、ＰＥＴフィルムと２軸延伸ナイロンフィルムとは配向性があるので、強延伸方向と後述する引裂き軌跡とを合致させておくことで、引裂きが容易に行える。よって配向性のない直鎖状低密度ポリエチレンフィルムの厚さを、引裂きが実行できる程度の厚さとすればよい。直鎖状低密度ポリエチレンフィルムは、ある程度の強靭性を備えるので、伸び易く引裂きにくい素材であるが、延伸フィルムとラミネートすることで、開封線に沿った引裂きが容易になるという側面もある。又、ガセット部Ｇは表面部５２や裏面部５３よりも軟質の材料にて構成されるのが好ましい。具体的な材料として、厚さ１５ミクロンの１軸又は２軸延伸ナイロンフィルムと厚さ１２０ミクロンの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムによる２層のラミネートフィルムが使用される。
【００２４】
図８は第７の実施の形態による流体容器６１の注出部６６付近を示す断面図である。第７の実施の形態は第６の実施の形態と同様にガセットＧを備えているが、ポイントシール部６９は、表面部６２と裏面部６３とを結合するのではなく、表面部６２と表面部に対向するガセット部Ｇの一部、及び裏面部６３と裏面部に対向するガセット部Ｇの一部とを結合している。かかるポイントシール部の配置は、ガセットＧの幅が大きい場合に有効であり、ポイントシール部の位置に関する限りは第１の実施の形態と同様である。
【００２５】
本発明による流体容器は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、合成樹脂製フィルム材料は、上述の材料に限定されず、従来使用されている材料、例えば二軸延伸ポリプロピレンフィルム（ＯＰＰ）、二軸延伸ポリエステルフィルム（ＰＥＴ）、二軸延伸ポリアミドフィルム等の各種フィルムを基材フィルムとし、これらの基材フィルムに、線状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニール共重合体等のポリオレフィン系の熱接着性樹脂をシーラント層として積層した複合フィルムないし複合シートが使用できる。この場合、充填される内容物のガスバリア性を高めるために、基材フィルムには珪素、アルミニウム、チタンやこれらの酸化物等の無機蒸着層を設けた所謂蒸着フィルムを用いたり、上記フィルムを複数積層しても良く、さらにアルミニウム箔（Ａｌ）を使用しても良い。また、必要に応じて基材フィルムのシーラント層と接する方の面には印刷層が設けられる。より具体的には、ＰＥＴ／印刷層／Ａｌ／２軸延伸ナイロンフィルム（ＯＮｙ）／線状低密度ポリエチレンフィルム（ＬＬＤＰＥ）の５層構造や、ＯＮｙ／印刷層／ＯＰＰ／Ａｌ／ＬＬＤＰＥの ５層構造、無機化合物蒸着ＰＥＴ／印刷層／ＯＮｙ／ＬＬＤＰＥの４層構造、ＯＮｙ／印刷層／ＬＬＤＰＥの３層構造などである。なお請求項の合成樹脂フィルムとは、複層構造内においてアルミニウム箔などの金属箔層が存在する場合も含む。
【００２６】
また注出部にポイントシール部が複数形成されている限り、容器全体の形状は上述した実施の形態に限定されない。また、図８の構成において、同一のガセット部に形成された表面部側のポイントシール部と裏面部側のポイントシール部を互いに繋ぐように一体にポイントシールを行っても良い。
【００２７】
【発明の効果】
請求項１記載の流体容器によれば、ガセット部を有する流体容器を前提として、容器本体内側の液体注出口付近には、表面部と表面部に面するガセット部、及び裏面部と裏面部に面するガセット部とをそれぞれ部分的に互いにシールするためのポイントシール部が、略切断方向に沿って少なくとも２個並んで形成されているので、容器本体を指先で加圧したとき、ポイントシール部の整流効果により液体注出口から排出される液体を１本の筋に集中させることができ、液ダレや液流の分離が生じることなく所望のねらった場所に液体を排出することができる。また液体注出口の開口面積がポイントシール分だけ狭くなり、液体注出口が閉じる傾向にあるので、液体の表面張力と相まって液漏れが防止でき、不使用時に流体容器を傾けても液漏れ、液垂れが生じない。よって本発明による流体容器は、醤油、ソース、練りわさび、ケチャプ、マヨネーズなど中味の内容物を少量ずつ所望量注出する容器として極めて好適であるばかりか、ボディーソープ、シャンプー、軟仕上げ剤、台所洗剤、漂白剤、写真フィルム用現像液などの詰替えの場合に、空のボトルに容易に液体を供給できる。更に上述した流体容器は、液体容器として用いているが、注出量をコントロールする機能を備える限りにおいて、粉体にも適用できる。
【００２８】
請求項２記載の流体容器によれば、少なくとも２個のポイントシール部の開口部横断方向の長さの合計は、液体注出口の開口部横断長さの５乃至７０％であるので、液体の粘性の程度に応じて、この範囲内でポイントシール部を形成すると、上記の効果を確実に得ることができる。
【００２９】
請求項３記載の流体容器によれば、開口部横断方向に並ぶポイントシール部は、偶数個設けられるので、液の枝分かれが生じることなく、１本の筋状に確実に液体を注出することができる。
【００３０】
請求項４記載の流体容器によれば、ポイントシール部は、液体の注出方向にも並んで形成されているので、粘性の低い液体を対象としたときに、上述した効果が有効に発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の第１の実施の形態による流体容器を示す部分概略図。
【図２】本発明の第２の実施の形態による流体容器を示す概略斜視図。
【図３】本発明の第３の実施の形態による流体容器を示す概略図。
【図４】本発明の第４の実施の形態による流体容器を示す概略図。
【図５】本発明の第５の実施の形態による流体容器を示す概略図。
【図６】図５のＶＩ−ＶＩ線に沿った断面図であり（Ａ）はポイントシール形成前、（Ｂ）はポイントシール形成後の状態を示す。
【図７】本発明の第６の実施の形態による流体容器を示す概略図。
【図８】本発明の第７の実施の形態による流体容器を示す概略図。
【図９】従来の流体容器を示す概略図。
【図１０】従来の流体容器の他の例を示す図であり、（Ａ）は全体図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ線に沿った断面図。
【符号の説明】
１、１１、２１、３１、４１、５１ ６１ 流体容器
２、１２、２２、３２、４２、５２ ６２ 表面部
３、１３、２３、３３、４３、５３、６３ 裏面部
４、１４、２４、３４、４４、５４、６４ ヒートシール部
５ ガセット部
６、２６、４６、５６、６６ 注出部
８、１８、２８、３８、４８ 開封線
９、１９、２９、３９、４９、５９、５９ ポイントシール部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
[0002]
The present invention relates to a fluid container, and more particularly to a fluid container for pouring liquid by extrusion.
[0003]
[Prior art]
Conventionally, a fluid container that seals the periphery of two synthetic resin films on the front and back, and has a protrusion-shaped extraction part around it, cuts and opens in a direction crossing the protrusion-shaped extraction part, and discharges the liquid. It has been known. In such a fluid container, the contents are discharged by pushing out the bag body, but at that time, the liquid jumps out in various directions, so that it is difficult to supply it to a desired place. In addition, once the fluid container is opened, there is a high possibility that the liquid remaining inside will leak out when not in use.
[0004]
In order to overcome such drawbacks, as shown in FIG. 9, the periphery of the two synthetic resin films 102 and 103 on the front and back sides is heat-sealed 104, and a protrusion-like pouring portion 106 is provided on the periphery, thereby pouring out. The part 106 is a fluid container in which a pipe P is embedded between two synthetic resin films 102 and 103 on the front and back sides, and the pipe P is a fluid whose tip is closed by a closing member provided with a small hole or notch. Container 101 is known. When the bag body is pressed by hand to discharge the liquid contents, the hole or notch of the closing member is deformed and opened by this pressing, making it easier to discharge the liquid. When the pressure is released, the hole or notch is restored. Closed to prevent liquid leakage. (For example, see Patent Document 1)
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-11-49194 [0006]
As another known example, as shown in FIG. 10, there is a packaging bag in which the periphery of two synthetic resin films 202 and 203 on the front and back sides is sealed 204 and the unsealed portion forms a spout passage 206. A packaging bag is known in which one or more indentation forming portions D are formed in the spout passage 206. The indented portion D has a synthetic resin film convex toward the inside of the packaging bag. Moreover, when forming a hollow formation part in the front and back both sides of a packaging bag, as shown in FIG.10 (B), it arrange | positions so that the hollow part D may not mutually overlap. When the contents are poured out by exposing the spout by using the opening line 208 as a clue and pushing out the packaging bag to squeeze the contents, a depression forming portion is formed in the dispensing passage 206 from which the contents are discharged. Therefore, it is possible to prevent the inner surfaces of the pouring passages from coming into close contact with each other, and the opening cross-sectional area of the pouring passage can be secured, so that liquid can be poured out stably. (For example, see Patent Document 2)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-1249
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional fluid container 101 according to Patent Document 1, the number of parts is increased because the pipe P is required separately from the bag body, and the pipe P is inserted into a predetermined portion of the bag body, and the pipe is inserted into the bag body. The process of fixing P is required. Further, in the conventional fluid container 201 according to Patent Document 2, the deformation of the indentation forming portion D easily occurs, and thus the possibility that the front surface and the back surface forming the extraction portion 206 are in close contact with each other is unavoidable. There is a disadvantage that the area cannot be obtained.
[0008]
Therefore, according to the present invention, the liquid can be supplied in a streak shape without being scattered to a desired location by a simple process to the dispensing portion, and the internal liquid leaks as long as the bag body itself is not pressurized. An object is to provide no fluid container.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a surface portion made of a synthetic resin film, a back surface portion made of a synthetic resin film having the same shape as the surface portion, a bottom portion, and edges of the surface portion, the back surface portion, and the bottom portion facing each other. It is composed of a pair of gusset portions which are joined by heat fusion to form a side portion and have a bent portion and have a V-shaped cross section before liquid filling. The front surface portion and the back surface portion are formed by deformation of the gusset portion. DOO comprises a container body fillable liquid to move away from each other, without the spout portion is provided with a protrusion on the container body, the liquid by cutting in a direction transverse to the said protrusion Note In the fluid container provided with an outlet, in the vicinity of the liquid outlet inside the container main body, the front surface portion, the gusset portion facing the front surface portion, and the back surface portion and the gusset portion facing the back surface portion, respectively. The point seal part for partially sealing each other It provides a fluid container which is formed alongside at least two along a direction.
[0010]
Here, the total length of the at least two point seal portions in the transverse direction of the opening is preferably 5 to 70% of the transverse length of the opening of the liquid spout. Moreover, it is preferable that an even number of the point seal portions arranged in the transverse direction of the opening is provided. Moreover, it is preferable that the point seal portion is formed side by side in the liquid dispensing direction.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A fluid container according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The fluid container 1 is provided with a pair of gusset portions 5 and 5 constituting a side portion of the container by connecting the front surface portion 2 made of a synthetic resin film, the back surface portion 3, and the front surface portion 2 and the back surface portion 3. The gusset portions 5 and 5 are formed by folding inward in a V-shaped cross section by the bent portions 5a and 5a, and are fused to the front surface portion 2 and the back surface portion 3 by heat sealing (thermal fusion) or the like. That is, the left and right edges of the front surface portion 2 and one edge of each of the gusset portions 5 and 5, and the left and right edges of the back surface portion 3 and the other edge of each of the gusset portions 5 and 5 are heat sealed. To form the heat seal portion 4. The gusset portions 5 and 5 have a V-shaped cross section before liquid filling, and are deformed after liquid filling to move in a direction in which the front surface portion and the back surface portion are separated from each other, thereby increasing the volume of the container body. The upper part of the fluid container main body forms a narrow neck part to form a pouring part 6, and the top part is also provided with a top heat seal part 7. An opening line 8 is printed immediately below the top heat seal part 7. When the opening line 8 is opened, the opening forms a spout.
[0013]
In the vicinity of the liquid outlet on the inner side of the container body, the surface portion 2 and the gusset portion 5 on the surface facing the surface portion 2, and the back surface portion 3 and the gusset portion 5 on the surface facing the back surface portion 3 are partially heat-sealed. Two point seal portions 9a, 9b and 9c, 9d are formed side by side along the cutting direction. The point seal portions 9a, 9c and 9b, 9d are also arranged side by side along the liquid dispensing direction.
[0014]
The synthetic resin film can be obtained by laminating a uniaxially stretched polypropylene film having a thickness of 20 microns and a polyethylene film having a thickness of 40 microns. Here, the rough surface for opening is formed in the site | part corresponding to the opening line 8 at least of a polypropylene film. The rough surface for opening is formed by pressing the abrasive grain surface against the polypropylene surface prior to extruding and laminating a polypropylene film and a polyethylene film. That is, by pressing the abrasive grain surface, a rough surface is formed on the polypropylene surface by a through hole and a recess. This rough surface is filled with polyethylene material during the extrusion laminating process, and has a smooth surface in appearance. Moreover, it may replace with the rough surface obtained by an abrasive grain surface, and may form a perforation.
[0015]
In the above configuration, when the container main body side is pressurized after opening along the opening line 8, the liquid is discharged from the liquid spout. At this time, since the liquid pouring part 6 is formed with point seal parts 9a to 9d, it functions as a rectifying cap or a rectifying net provided at the tap discharge end of the water supply, and is discharged from the liquid pouring outlet. There is no liquid sag or split flow, the liquid can be concentrated in a straight line in a rectified state, and the liquid can be discharged to a desired target location. In addition, since the opening area of the liquid spout is narrowed only in the area of the point seal part and the liquid spout tends to close, liquid leakage when not in use can be prevented in combination with the surface tension of the liquid. However, no leakage or dripping occurs.
[0016]
FIG. 2 shows a fluid container 11 according to a second embodiment of the present invention. In the fluid container 11, a front surface portion 12 and a back surface portion 13 are defined by a bent edge 12 a, and a back surface seal portion 15 is formed in a cylindrical shape. Further, the upper end seal portion 17A and the lower end seal portion 17B are sealed. The opening line 18 extends in the entire width direction, and a plurality of point seal portions 19 that partially connect the upper surface portion 12 and the back surface portion 13 are formed by heat sealing below the opening line. The two point seal portions 19 are also formed at positions where two are aligned along the cutting direction and do not overlap the back seal portion 15. The point seal portions are also arranged side by side along the liquid dispensing direction.
[0017]
FIG. 3 shows a fluid container 21 according to a third embodiment of the present invention. In the fluid container 21, the front surface portion 22 and the back surface portion 23 have the same rectangular shape, and four sides are heat-sealed to form a seal portion 24. And the area | region of the heat seal part of a corresponding corner | angular part is expanded so that the seal | sticker part 24 of an upper corner | angular part may become the narrow extraction part 26. An opening line 28 is printed in a direction crossing the tip of the extraction part 26, and a front surface part 22 and a back surface part 23 are provided in the liquid extraction part 26 and closer to the liquid holding part than the opening line 28. Two point seal portions 29 for partially heat-sealing each other are arranged side by side along the cutting direction and also along the liquid dispensing direction.
[0018]
FIG. 4 shows a fluid container 31 according to a fourth embodiment of the present invention. In the fluid container 31, the front surface portion 32 and the back surface portion 33 form the same rectangular shape as in the third embodiment, and four sides are heat-sealed to form a seal portion 34. All of these heat seal portions 34 form a narrow line shape. An opening line 38 that is inclined at approximately 45 degrees is printed in the vicinity of the corner of the upper end, and the front surface part 32 and the back surface part 33 are partially heat-sealed to each other closer to the liquid holding part side than the opening line 38. For this purpose, two point seal portions 39a are formed side by side along the cutting direction. In addition, the point seal portion 39b in the second row is formed on the upstream side of the liquid discharge direction of the point seal portion 39a, and the center two of the point seal portions 39a are aligned with the point seal portion 39a in the liquid discharge direction. is there.
[0019]
5 and 6 show a fluid container 41 according to a fifth embodiment of the present invention, wherein the front surface portion 42 and the back surface portion 43 have a shape in which a narrow extraction portion 46 protrudes at a corner portion, All the outer edge contours form the heat seal portion 44. About the opening line 48 and the point seal | sticker part 49, although it is the same as that of 1st Embodiment, in this Embodiment, the point seal | sticker part is 3 rows in the liquid extraction direction.
[0020]
6A shows a cross section of the extraction portion 46 before the point seal portion 49 is formed, and FIG. 6B shows a cross section of the extraction portion 46 after the point seal portion 49 is formed. Here, when the substantial transverse length of the extraction portion is L, the total of the transverse lengths L1 and L2 of the point seal portion 49 is preferably in the range of 5% to 70% of L. If this range is exceeded, when the container body is pressurized, the liquid scatters in all directions or drops off. The lower limit of 5% is when a fluid with high viscosity is held, and the upper limit of 70% is applied when a fluid with low viscosity is held. If only one point seal portion is formed at the substantially central portion of L, it is not appropriate because the point seal portion may cause the liquid to be bifurcated. Further, although the technical reason is unknown, when the number of point seal portions arranged in the direction transverse to the opening is an even number, better line-like liquid can be discharged. Furthermore, when the flexibility of the synthetic resin film constituting the front surface portion and the back surface portion is low, the outflow can be more reliably adjusted by increasing the number of point seal portions along the liquid dispensing direction. I understood. The above facts are the same for the first to fourth embodiments and the later-described embodiments. In addition, as shown in FIGS. 1, 3, and 5, for those having a narrow pouring part, the position of the point seal part with respect to the opening line is appropriately selected according to the width of the pouring part and the flexibility of the packaging material. By doing so, the discharged fluid can be concentrated on one line.
[0021]
FIG. 7 is a cross-sectional view showing the vicinity of the extraction portion 56 of the fluid container 51 according to the sixth embodiment. The fluid container 51 according to the present embodiment is the same as that of the first embodiment of FIG. 1 in plan view, but the position of the point seal portion is different from that of the first embodiment. One edge part of the gusset part G is heat-sealed with the edge part of the surface part 52, and the other edge part of the gusset part G is heat-sealed with the edge part of the back surface part 53, and the seal part 54 is provided. The gusset portion G has a V-shaped cross section before liquid filling, is deformed after liquid filling, and moves in a direction in which the front surface portion and the back surface portion are separated from each other to increase the volume of the container body. Two point seal portions 59 partially join the front surface portion 52 and the back surface portion 53.
[0022]
Here, the front surface portion 52 and the back surface portion 53 are configured by a laminate sheet of a flexible plastic material (resin film). As a specific example, three layers of a biaxially stretched polyethylene terephthalate film (PET) having a thickness of 12 microns, a biaxially stretched nylon film having a thickness of 15 microns, and a linear low density polyethylene film having a thickness of 20 to 80 microns. Laminate film is used.
[0023]
Here, the PET film is a material that has excellent heat resistance and does not lose its shape, and is used to ensure dimensional stability in the bag making process. This material also has the advantage that it can be easily processed by heat sealing. The biaxially stretched nylon film has excellent toughness, and is used for obtaining a desired strength that does not bulk the fluid container 1 and can withstand transportation and handling. The linear low density polyethylene film has thermal adhesiveness and is used for forming the fluid container 1 by heat sealing. This material also has toughness, although not as much as a biaxially stretched nylon film. Since the PET film and the biaxially stretched nylon film have orientation, tearing can be easily performed by matching the strong stretching direction with the tear trajectory described later. Therefore, the thickness of the linear low-density polyethylene film having no orientation may be set to a thickness that allows tearing. The linear low-density polyethylene film is a material that is easy to stretch and difficult to tear because it has a certain level of toughness. However, by laminating with a stretched film, there is also an aspect that tearing along the opening line becomes easy. The gusset part G is preferably made of a softer material than the front surface part 52 and the back surface part 53. As a specific material, a two-layer laminate film of a monoaxial or biaxially stretched nylon film having a thickness of 15 microns and a linear low density polyethylene film having a thickness of 120 microns is used.
[0024]
FIG. 8 is a cross-sectional view showing the vicinity of the extraction portion 66 of the fluid container 61 according to the seventh embodiment. Although the seventh embodiment includes a gusset G as in the sixth embodiment, the point seal portion 69 does not connect the front surface portion 62 and the back surface portion 63 but the front surface portion 62 and the front surface portion. A part of the gusset part G facing the part, and a back surface part 63 and a part of the gusset part G facing the back surface part are combined. The arrangement of the point seal portion is effective when the width of the gusset G is large, and is the same as that of the first embodiment as far as the position of the point seal portion is concerned.
[0025]
The fluid container according to the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications and improvements can be made within the scope described in the claims. For example, the synthetic resin film material is not limited to the above-mentioned materials, but is a conventionally used material such as a biaxially stretched polypropylene film (OPP), a biaxially stretched polyester film (PET), or a biaxially stretched polyamide film. Composites in which various films are used as base films, and polyolefin base heat adhesive resins such as linear low-density polyethylene, low-density polyethylene, polypropylene, and ethylene-vinyl acetate copolymer are laminated on these base films as sealant layers Films or composite sheets can be used. In this case, in order to improve the gas barrier property of the contents to be filled, a so-called vapor deposition film provided with an inorganic vapor deposition layer such as silicon, aluminum, titanium or an oxide thereof is used as the base film, or a plurality of the above films are used. You may laminate | stack and may use aluminum foil (Al) further. Moreover, a printing layer is provided in the surface which contacts the sealant layer of a base film as needed. More specifically, a five-layer structure of PET / print layer / Al / 2-axis stretched nylon film (ONy) / linear low density polyethylene film (LLDPE) and five layers of ONy / print layer / OPP / Al / LLDPE The structure includes a four-layer structure of inorganic compound deposited PET / printing layer / ONy / LLDPE, a three-layer structure of ONy / printing layer / LLDPE, and the like. In addition, the synthetic resin film of a claim includes the case where metal foil layers, such as aluminum foil, exist in a multilayer structure.
[0026]
Further, as long as a plurality of point seal portions are formed in the extraction portion, the shape of the entire container is not limited to the above-described embodiment. In the configuration of FIG. 8, the point seal may be integrally performed so that the point seal portion on the front surface side and the point seal portion on the back surface side formed in the same gusset portion are connected to each other.
[0027]
【The invention's effect】
According to the fluid container of claim 1, on the premise of a fluid container having a gusset portion, in the vicinity of the liquid outlet on the inner side of the container body, a front surface portion and a gusset portion facing the front surface portion, and a back surface portion and a back surface portion Since at least two point seal portions for partially sealing the gusset portions facing each other are formed side by side in a substantially cutting direction, when the container body is pressurized with a fingertip, the point seal portion The liquid discharged from the liquid spout can be concentrated on a single streak by the rectifying effect, and the liquid can be discharged to a desired target location without causing liquid dripping or separation of the liquid flow. In addition, the liquid spout opening area is narrowed by the amount of the point seal and the liquid spout tends to close, so liquid leakage can be prevented in combination with the surface tension of the liquid. No dripping occurs. Therefore, the fluid container according to the present invention is not only very suitable as a container for dispensing a desired amount of contents such as soy sauce, sauce, knead wasabi, ketchup, mayonnaise, but also body soap, shampoo, soft finish, kitchen In the case of refilling detergents, bleaches, photographic film developers, etc., liquid can be easily supplied to empty bottles. Furthermore, although the fluid container described above is used as a liquid container, it can also be applied to powder as long as it has a function of controlling the amount dispensed.
[0028]
According to the fluid container of the second aspect, the total length of the at least two point seal portions in the transverse direction of the opening is 5 to 70% of the transverse length of the opening of the liquid spout. If the point seal portion is formed within this range according to the degree of viscosity, the above effect can be obtained with certainty.
[0029]
According to the fluid container of the third aspect, since the even number of point seal portions arranged in the direction transverse to the opening is provided, the liquid can be surely poured into one streak without causing the liquid branching. Can do.
[0030]
According to the fluid container of the fourth aspect, since the point seal portion is formed side by side in the liquid dispensing direction, the above-described effect is effectively exhibited when targeting a liquid with low viscosity. The
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial schematic view showing a fluid container according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic perspective view showing a fluid container according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a schematic view showing a fluid container according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic view showing a fluid container according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a schematic view showing a fluid container according to a fifth embodiment of the present invention.
6A and 6B are cross-sectional views taken along line VI-VI in FIG. 5, (A) shows a state before point seal formation, and (B) shows a state after point seal formation.
FIG. 7 is a schematic view showing a fluid container according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a schematic view showing a fluid container according to a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a schematic view showing a conventional fluid container.
10A and 10B are diagrams showing another example of a conventional fluid container, where FIG. 10A is an overall view, and FIG. 10B is a cross-sectional view taken along line XX of FIG.
[Explanation of symbols]
1, 11, 21, 31, 41, 51 61 Fluid container 2, 12, 22, 32, 42, 52 62 Front surface 3, 13, 23, 33, 43, 53, 63 Back surface 4, 14, 24, 34 , 44, 54, 64 Heat seal part 5 Gusset part 6, 26, 46, 56, 66 Outlet part 8, 18, 28, 38, 48 Opening line 9, 19, 29, 39, 49, 59, 59 Point seal Part

Claims (4)

合成樹脂フィルム製の表面部と、該表面部と同形の合成樹脂フィルム製の裏面部と、底部と、該表面部と該裏面部と該底部との互いに対向する縁部間に熱融着により接合されて側部を構成し折曲げ部を有して液体封入前は断面Ｖ字形をなす一対のガセット部とにより構成され、該ガセット部の変形により該表面部と該裏面部とが互いに離間する方向に移動して液体が充填可能な容器本体を備え、該容器本体には突出部が設けられて注出部をなし、該突出部を横切る方向に切断することで液体注出口が提供される流体容器において、
該容器本体内側の液体注出口付近には、該表面部と該表面部に面するガセット部、及び該裏面部と該裏面部に面するガセット部とをそれぞれ部分的に互いにシールするためのポイントシール部が、略切断方向に沿って少なくとも２個並んで形成されていることを特徴とする流体容器。 By thermal fusion between a surface portion made of a synthetic resin film, a back surface portion made of a synthetic resin film having the same shape as the surface portion, a bottom portion, and edges of the surface portion, the back surface portion, and the bottom portion facing each other. It is composed of a pair of gusset portions that are joined to form a side portion, have a bent portion, and have a V-shaped cross section before liquid filling, and the front surface portion and the back surface portion are separated from each other by deformation of the gusset portion. comprising a container body fillable with liquid moves in the direction of, the container in the body without a spout portion is provided with a protrusion, the liquid spout is provided by cutting in a direction crossing the projecting portion In a fluid container
Points for sealing the surface portion, the gusset portion facing the surface portion, and the back surface portion and the gusset portion facing the back surface portion in the vicinity of the liquid outlet inside the container body , respectively. A fluid container, wherein at least two seal portions are formed side by side along a substantially cutting direction . 該少なくとも２個のポイントシール部の開口部横断方向の長さの合計は、該液体注出口の開口部横断長さの５乃至７０％であることを特徴とする請求項１記載の流体容器。  The fluid container according to claim 1, wherein the total length of the at least two point seal portions in the transverse direction of the opening is 5 to 70% of the transverse length of the opening of the liquid spout. 該開口部横断方向に並ぶ該ポイントシール部は、偶数個設けられることを特徴とする請求項１乃至２記載の流体容器。  The fluid container according to claim 1, wherein an even number of the point seal portions arranged in the transverse direction of the opening are provided. 該ポイントシール部は、液体の注出方向にも並んで形成されていることを特徴とする請求項１乃至３の何れか一記載の流体容器。  The fluid container according to any one of claims 1 to 3, wherein the point seal portions are formed side by side in a liquid dispensing direction.

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