JP4096143B2 - 照明制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、照度センサに従い調光制御する照明制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の照明制御装置としては、たとえば図3に示す構成が知られている。
【0003】
図3は設置状態を示す説明図で、この図3に示すように、1は床面で、この床面1から所定距離を介した上方には床面1とほぼ平行な天井2が設けられている。また、天井2には蛍光ランプなどを有する照明器具3およびこの照明器具3の照射領域の明るさを検知する照度センサ4とが配設されている。そして、照度センサ4に照明制御装置5が接続され、この照明制御装置5は照明器具3に接続されている。
【0004】
そして、一般に、照度センサ4で検知される天井2の近傍の照度値は、照明器具3以外からの光束がない場合には、照明器具3から発する光束Φが床面に到達し、床面1から反射係数κで反射した光束が天井2に到達した単位面積当たりの光束で求められる。
【0005】
したがって、天井2に照度センサ4を配置した場合、測定しようとする床面照度値は反射係数κによって変化する。このため、照度センサ4とは別個の照度計を用いて床面照度値を検出し、床面照度値を検出する照度計と照度センサ4との照度値の違いから床面の反射係数κを算出し、この反射係数κを用いて照明器具3の明るさを設定している。
【0006】
また、このように反射係数κを計算により算出しない場合には、照度計を用いて照度センサをスケーリングして反射係数κを求めて、同様に照明器具3の明るさを設定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のように照明制御装置を設定する際には、照度計を用いて照度センサで得られた照度値を実際の照度値に校正しなければならず、設定が煩雑になる問題を有している。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、簡単に照度値を設定できる照明制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の照明制御装置は、光源を有する照明器具と;照明器具が照射する被照射領域の照度値を検知する照度センサと;設計時に予め決定した被照射領域の設計照度値を照明器具の寿命末期時に対応する光束と消灯状態との照度値の差分で除することで求めた校正用の係数により被照射領域の目標照度値を除して、この目標照度値に対応する目標値を得る設定手段と;この設定手段で得た目標値が照度センサで検出した実際の検出値より低くない場合には照明器具の光源の明るさを増加させ、設定手段で得た目標値が照度センサで検出した実際の検出値より低い場合には照明器具の光源の明るさを減少させる制御手段と;を具備するもので、照明器具を取り付ける際には予め設定状況をシミュレーションを設定して目的照度値を計算して設計していることが多いため、照度センサで検知されている照射領域の照度値を予め設定されている照射領域の目標照度値であるとしても大きく数値が異なることがないので、設計時に予め決定した被照射領域の設計照度値を照明器具の寿命末期時に対応する光束と消灯状態との照度値の差分で除することで求めた校正用の係数により被照射領域の目標照度値を除して、この目標照度値に対応する目標値を得て、この目標値が照度センサで検出した実際の検出値より低くない場合には照明器具の光源の明るさを増加させ、設定手段で得た目標値が照度センサで検出した実際の検出値より低い場合には照明器具の光源の明るさを減少させることにより、設置の際に別個照度計などが不要になり、簡単に設定可能であるとともに、たとえば蛍光ランプを用いる場合には寿命末期には初期光束に比べて光束が大きく低下するが、寿命末期時にでも必要照度値が得られるようにする。
【0010】
請求項2記載の照明制御装置は、請求項1記載の照明制御装置において、校正用の係数を変更することにより目標照度値を任意に変更できる設定可変手段を具備しているもので、任意の目標照度値を設定可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の照明制御装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
また、図3で示す従来例と同様に、床面1から所定距離を介した上方には床面1とほぼ平行な天井2が設けられている。また、天井2には光源として蛍光ランプなどを有する照明器具3およびこの照明器具3の照射領域の明るさを検知する照度センサ4とが配設されている。そして、照度センサ4に照明制御装置5が接続され、この照明制御装置5は照明器具3に接続されている。なお、照明制御装置5は、目標照度値を設定する設定可変手段を有している。
【0013】
そして、たとえば出力電圧で表される照度値を制御する場合には、図2に示すように、まず、照明制御装置5に設定しようとする照射領域の目標照度値L1を読み込ませ(ステップ1)、目標照度値L1を床面1の目標照度値L1と照度センサ4で検出される照度値との関係を示す校正用の係数mで除して照度センサ4の出力電圧となる目標値Epを算出し(ステップ2)、照度センサ4の出力電圧である床面1の実際の照度値Enを読み取る(ステップ3)。そして、目標値Epが実際の照度値Enより高いか否かを判断し(ステップ4)、高い場合には照明制御装置5により照明器具3の出力を増加して光束を増加する調光をし(ステップ5)、ステップ1に戻り、一方、ステップ4で高くないと判断されると、目標値Epが実際の照度値Enより低いか否かを判断し(ステップ6)、低い場合には照明制御装置5により照明器具3の出力を減少して光束を減少する調光をし(ステップ7)、ステップ1に戻る。
【0014】
ここで、床面1の目標照度値L1と照度センサ4との関係を示す係数mの算出について図1に示すフローチャートを参照して説明する。
【0015】
まず、設計により求められた目標照度値L1を読み込む(ステップ11)。また、外光あるいは図示しない他の照明器具からの照明によりオフセットが生じていることがあるので、照明器具3の蛍光ランプを消灯し(ステップ12)、この蛍光ランプが消灯している場合の照度センサ4の出力電圧の照度値E0を初期値として読み込む(ステップ13)。
【0016】
次に、一般に蛍光ランプの寿命末期の光束、すなわち光束維持率は初期光束の0.7ないし0.75程度であるので、設定可変手段では蛍光ランプの寿命末期時にも目標照度値L1を確保できるように蛍光ランプを70%程度の出力で点灯させ(ステップ14)、蛍光ランプの点灯時の照度値E1を読み込む(ステップ15)。
【0017】
そして、蛍光ランプが点灯したことによる照度値の増加を照度値E1から照度値E0を減じて求め(ステップ16)、蛍光ランプが点灯したことによる照度値E1の設計時に予め決定した設計照度値L0に対する係数mを求める(ステップ17)。
【0018】
このように求めた係数mをステップ2に代入して用いることにより、たとえば床面1の設計照度値である目標照度値L1が1000lxであったとすると実際の照度値が1000lxでなかったとしても1000lxとみなして制御することにより、実際に測定することなく、実際の照度値Enを目標照度値L1に対応する目標値Epとして蛍光ランプを調光でき、従来のように別個の照度計が不要になり、設置作業が容易になる。なお、このように実際の照度値Enを目標照度値L1に対する目標値Epとして設定も、目標照度値L1は実際には照明器具3の形式、配置および数量などは予めわかっており、シミュレーションで正確に算出でき、設計照度値L0として求めることができるため、実際の使用にも大きな差が生ずることなく取り扱え、目標値Epとしても問題がない。
【0019】
また、照明制御装置5は設定可変手段を有し、この設定可変手段により係数mを変更することにより、任意の目標照度値で制御できる。
【0020】
【発明の効果】
請求項1記載の照明制御装置によれば、照明器具を取り付ける際には予め設定状況をシミュレーションを設定して目的照度値を計算して設計していることが多いため、照度センサで検知されている照射領域の照度値を予め設定されている照射領域の目標照度値であるとしても大きく数値が異なることがないので、照度センサで検知された照度値を照明器具の寿命末期時に対応する光束と消灯状態との照度値の差分で除することで求めた校正用の係数により被照射領域の目標照度値を除して、この目標照度値に対応する目標値を得て、この目標値が照度センサで検出した実際の検出値より低くない場合には照明器具の光源の明るさを増加させ、設定手段で得た目標値が照度センサで検出した実際の検出値より低い場合には照明器具の光源の明るさを減少させることにより、設置の際に別個照度計などが不要になり、簡単に設定可能にできるとともに、設定可変手段は照明器具の初期光束に対する寿命末期時の明るさの割合で目標照度を設定できるので、たとえば蛍光ランプを用いる場合には寿命末期には初期光束に比べて光束が大きく低下するが、寿命末期時にでも必要照度値を得ることができる。
【0021】
請求項2記載の照明制御装置によれば、請求項1記載の照明制御装置に加え、予め設定されている照射領域の目標照度値を、校正用の係数を変更することにより設定可変手段で任意に設定可能であるので、任意の目標照度値を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の照明制御装置の一実施の形態の設定動作を示すフローチャートである。
【図2】 同上動作を示すフローチャートである。
【図3】 一般的な設置状態を示す説明図である。
【符号の説明】
3 照明器具
4 照度センサ
5 照明制御装置
En,E0,E1 照度値
L0 設計照度値
L1 目標照度値
Claims (2)
- 光源を有する照明器具と;
照明器具が照射する被照射領域の照度値を検知する照度センサと;
設計時に予め決定した被照射領域の設計照度値を照明器具の寿命末期時に対応する光束と消灯状態との照度値の差分で除することで求めた校正用の係数により被照射領域の目標照度値を除して、この目標照度値に対応する目標値を得る設定手段と;
この設定手段で得た目標値が照度センサで検出した実際の検出値より低くない場合には照明器具の光源の明るさを増加させ、設定手段で得た目標値が照度センサで検出した実際の検出値より低い場合には照明器具の光源の明るさを減少させる制御手段と;
を具備することを特徴とする照明制御装置。 - 校正用の係数を変更することにより目標照度値を任意に変更できる設定可変手段を具備していることを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
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JP36551699A JP4096143B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 照明制御装置 |
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JP36551699A JP4096143B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 照明制御装置 |
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JP2001185367A JP2001185367A (ja) | 2001-07-06 |
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ID=18484460
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JP36551699A Expired - Lifetime JP4096143B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 照明制御装置 |
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JP (1) | JP4096143B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11333308B2 (en) * | 2008-10-24 | 2022-05-17 | Ilumisys, Inc. | Light and light sensor |
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---|---|---|---|---|
JP5240560B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2013-07-17 | 東芝ライテック株式会社 | 照明制御装置 |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36551699A patent/JP4096143B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11333308B2 (en) * | 2008-10-24 | 2022-05-17 | Ilumisys, Inc. | Light and light sensor |
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