JP4095624B2 - 情報処理装置、印刷処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、印刷処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、印刷システムにおけるプリンタの再印刷制御において印刷データを生成する情報処理装置及びその情報処理方法等に関するものである。
従来の印刷システムでは、プリンタの障害などによって印刷が中断し場合、プリンタは印刷済みの頁数を検出し、その次の頁を再印刷開始頁と判断して印刷データの処理が進められていた。そして、再印刷開始頁を印刷データとして設定し、他のプリンタもしくは障害が復旧するのを待って元のプリンタに、その印刷データを転送することにより中断した印刷処理の続行が図られていた。
上述の従来技術として、例えば、以下の特許文献1に示されるものがある。
特開平10−49314号公報
しかし、従来の印刷システムにおいては、印刷の再開においては、その印刷ジョブの中断の前後で印刷ジョブに設定されている印刷様式を決定するための印刷属性が考慮されていないため、ユーザの意図した結果と異なる形式のものが出力されてしまうことがある。例えば印刷ジョブの属性として両面印刷の指定がされている場合、再印刷開始頁が偶数ページ目であると、本来通常に両面印刷の処理された場合ならば、印刷ページの裏面側に印刷される内容が表面側に印刷されてしまう等、表裏に印刷される頁の組合せが再印刷開始頁以降ずれてしまい、ユーザの期待する結果と異なってしまうという場合が生じ得る。
また、印刷ジョブにステイプル止めの処理の指定がされている場合では、ユーザは1部ごとにステイプルされることを期待するはずであるが、文書の再印刷開始頁より前の頁が欠落したものがステイプルされてしまい、ユーザの意図した結果と異なってしまうという事態も生じ得る。
本発明は上記問題点を鑑みて為されたものであり、プリンタの障害などによって印刷ジョブが中断した場合であっても、印刷属性に基づく再印刷出力を行うことにより、ユーザの期待する結果に忠実な出力を行うことを可能にする技術の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成から成る。
すなわち、アプリケーションデータに基づき作成され、印刷データへの変換対象となる中間コードと、複数の印刷属性を含む印刷指示部と、を含む中間ファイルに基づく印刷処理を行う情報処理装置は、
前記中間コードに基づき作成される印刷データを出力する出力手段と、
印刷障害の発生を検知する検知手段と、
前記検知手段により障害の発生が検知された場合に、前記印刷指示部が示す印刷属性に基づく再印刷範囲の印刷データを前記中間コードに基づき作成する作成手段とを有し、
前記印刷属性として冊子を複数作成する製本分冊印刷が設定されている場合に、前記作成手段は、前記複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを作成し、
前記出力手段は前記作成手段により作成された印刷データを再出力することを特徴とする。
また、アプリケーションデータに基づき作成され、印刷データへの変換対象となる中間コードと、複数の印刷属性を含む印刷指示部と、を含む中間ファイルに基づく印刷処理を行う情報処理装置は、
前記中間コードに基づき作成される印刷データを出力する出力手段と、
印刷障害の発生を検知する検知手段と、を有し、
前記検知手段により障害の発生が検知された場合において前記印刷属性として冊子を複数作成する製本分冊印刷が設定されている場合に、前記出力手段は、前記複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを再出力することを特徴とする。
また、アプリケーションデータに基づき作成され、印刷データへの変換対象となる中間コードと、複数の印刷属性を含む印刷指示部と、を含む中間ファイルに基づく印刷処理を行う為の印刷処理方法は、
前記中間コードに基づき作成される印刷データを出力する第1出力工程と、
印刷障害の発生を検知する検知工程と、
前記検知工程において障害の発生が検知された場合に、前記印刷指示部が示す印刷属性に基づく再印刷範囲の印刷データを前記中間コードに基づき作成する作成工程と、
前記作成工程において作成された印刷データを再出力する第2出力工程とを有し、
前記印刷属性として冊子を複数作成する製本分冊印刷が設定されている場合に、前記作成工程は、前記複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを作成し、
前記第2出力工程は前記作成工程により作成された印刷データを再出力することを特徴とする。
また、アプリケーションデータに基づき作成され、印刷データへの変換対象となる中間コードと、複数の印刷属性を含む印刷指示部と、を含む中間ファイルに基づく印刷処理を行う為の印刷処理方法は、
前記中間コードに基づき作成される印刷データを出力する第1出力工程と、
印刷障害の発生を検知する検知工程と、
前記検知工程において障害の発生が検知された場合に、前記印刷指示部が示す印刷属性に基づく再印刷範囲の印刷データを再出力する第2出力工程とを有し、
前記印刷属性として冊子を複数作成する製本分冊印刷が設定されている場合に、前記第2出力工程は、前記複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを再出力することを特徴とする。
また、プログラムは、上記の印刷処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、記憶媒体は、上記の印刷処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータ可読の形態で記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、プリンタの障害などによって印刷ジョブが中断した場合であっても、印刷属性に基づく再印刷出力を行うことにより、ユーザの期待する結果に忠実な出力を行うことが可能になる。
<システム概要>
本発明の情報処理システムの好適な実施形態である文書処理システムの概要を、図9〜図19を参照して説明する。この文書処理システムでは、一般アプリケーションにより作成されたデータファイルが、電子原稿ライタによって電子原稿ファイルに変換される。製本アプリケーションはその電子原稿ファイルを編集する機能を提供している。以下、その詳細は説明する。
<システム構成及び動作>
図9は、本実施形態の文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。文書処理システムは、本発明の情報処理装置の好適な実施形態であるデジタルコンピュータ1000によって実現されている。一般アプリケーション1010は、ワードプロセシングやスプレッドシート、フォトレタッチ、ドローあるいはペイント、プレゼンテーション、テキスト編集などの機能を提供するアプリケーションプログラムであり、OSに対する印刷機能を有している。これらアプリケーションは、作成された文書データや画像データなどのアプリケーションデータを印刷するにあたって、オペレーティングシステム(OS)により提供される所定のインタフェース(一般にGDIと呼ばれる)を利用する。
すなわち、アプリケーション1010は、作成したアプリケーションデータを印刷するために、前記インタフェースを提供するOSの出力モジュールに対して、あらかじめ定められる、OSに依存する形式の出力コマンド(GDI関数と呼ばれる)を送信する。出力コマンドを受けた出力モジュールは、プリンタ等の出力デバイスが処理可能な形式にそのコマンドを変換し、変換された描画コマンド(DDI関数と呼ばれる)を出力する。出力デバイスが処理可能な形式はデバイスの種類やメーカ、機種などによって異なるために、デバイスごとにデバイスドライバが提供されており、OSではそのデバイスドライバを利用してコマンドの変換を行い、印刷データを生成し、JLでくくることにより印刷ジョブが生成される。OSとしてマイクロソフト社のウインドウズを利用する場合には、前述した出力モジュールとしてはGDIと呼ばれるモジュールが相当する。
電子原稿ライタ1020は、前述のデバイスドライバのひとつとして、本文書処理システム実現のために提供されるソフトウエアモジュールである。ただし、電子原稿ライタ1020は特定の出力デバイスを目的としておらず、後述の製本アプリケーション1040やプリンタドライバ1060により処理可能な形式に出力コマンドを変換する。この電子原稿ライタ1020による変換後の形式(以後電子原稿形式と呼ぶ)は、ページ単位の原稿を詳細な書式をもって表現可能であれば特に問わない。実質的な標準形式のうちでは、例えばアドビシステムズによるPDF形式や、SVG形式などが電子原稿形式として採用できる。
アプリケーション1010により電子原稿ライタ1020を利用させる場合には、出力に使用するデバイスドライバとして電子原稿ライタ1020を指定してから印刷を実行させる。ただし、電子原稿ライタ1020によって作成されたままの電子原稿ファイルは、電子原稿ファイルとして完全な形式を備えていない。そのため、デバイスドライバとして電子原稿ライタ1020を指定するのは製本アプリケーション1040であり、その管理下でアプリケーションデータの電子原稿ファイルへの変換が実行される。製本アプリケーション1040は、電子原稿ライタ1−2が生成した新規の不完全な電子原稿ファイルを後述する形式を備えた電子原稿ファイルとして完成させる。
以下では、この点を明瞭に識別する必要がある際には、電子原稿ライタ1020によって作成されたファイルを電子原稿ファイルと呼び、製本アプリケーションによって構造を与えられた電子原稿ファイルをブックファイルと呼ぶ。また、特に区別する必要がない場合は、アプリケーションにより生成されるドキュメントファイル、電子原稿ファイル、及びブックファイルをいずれも文書ファイル(または文書データ)と呼ぶ。
このようにデバイスドライバとして電子原稿ライタ1020を指定し、一般アプリケーション1010によりそのデータを印刷させることで、アプリケーションデータはアプリケーション1010によって定義されたページ(以後論理ページあるいは原稿ページと呼ぶ)を単位とする電子原稿形式に変換され、電子原稿ファイル1030としてハードディスクなどの記憶媒体に格納される。なお、ハードディスクは、本実施形態の文書処理システムを実現するコンピュータが備えているローカルドライブであってもよいし、ネットワークに接続されている場合にはネットワーク上に提供されるドライブであっても良い。
製本アプリケーション1040は電子原稿ファイルあるいはブックファイル1030を読み込み、それを編集するための機能を利用者に提供する。ただし製本アプリケーション1040は、各ページの内容を編集する機能は提供しておらず、ページを最小単位として構成される、後述する章やブックの構造を編集するための機能を提供している。
製本アプリケーション1040によって編集されたブックファイル1030を印刷する際には、製本アプリケーション1040によって電子原稿デスプーラ1050が起動される。電子原稿デスプーラ1050は、指定されたブックファイルをハードディスクから読み出し、ブックファイルに記述された形式で各ページを印刷するために、前述したOSの出力モジュールに適合する出力コマンドを生成し、不図示の出力モジュールに出力する。その際に、出力デバイスとして使用されるプリンタ1070のドライバ1060がデバイスドライバとして指定される。出力モジュールは、指定されたプリンタ1070のデバイスドライバ1060を用いて受信した出力コマンドを、プリンタ1070で解釈実行可能なデバイスコマンドに変換する。そしてデバイスコマンドはプリンタ1070に送信され、プリンタ1070によってコマンドに応じた画像が印刷される。
<電子原稿データの形式>
編集アプリケーション1040の詳細に言及する前に、ブックファイルのデータ形式を説明する。ブックファイルは紙媒体の書物を模した3層の層構造を有する。上位層は「ブック」と呼ばれ、1冊の本を模しており、その本全般に係る属性が定義されている。その下の中間層は、本でいう章に相当し、やはり「章」と呼ばれる。各章についても、章ごとの属性が定義できる。下位層は「ページ」であり、アプリケーションプログラムで定義された各ページに相当する。各ページついてもページごとの属性が定義できる。ひとつのブックは複数の章を含んでいてよく、また、ひとつの章は複数のページを含むことができる。
図10(A)は、ブックファイルの形式の一例を模式的に示す図である。この例のブックファイルは、ブック,章,ページは、それぞれに相当するノードにより示されている。ひとつのブックファイルはひとつのブックを含む。ブック,章は、ブックとしての構造を定義するための概念であるから、定義された属性値と下位層へのリンクとをその実体として含む。ページは、アプリケーションプログラムによって出力されたページごとのデータを実体として有する。そのため、ページは、その属性値のほか、原稿ページの実体(原稿ページデータ)と各原稿ページデータへのリンクを含む。なお、紙媒体等に出力する際の印刷ページは複数の原稿ページを含む場合がある。この構造に関してはリンクによって表示されず、ブック、章、ページ各階層における属性として表示される。
図10(A)において、ブック3010には、ブック属性が定義されているとともに、2つの章3020A,3020Bがリンクされている。このリンクにより、章3020A,3020Bがブック3010に包含されていることが表示される。章3020Aには、ページ3030A,3030Bがリンクされ、これらページが含まれることが示されている。各ページ3030A,3030Bにはそれぞれ属性値が定義され、その実体である原稿ページデータ(1)、(2)へのリンクが含まれる。これらリンクは、図10(B)に示す原稿ページデータ3040のデータ(1),(2)を指し示し、ページ3030A、3030Bの実体が、原稿ページデータ(1)、(2)であることを表示する。
図11は、ブック属性のリストである。下位層と重複して定義可能な項目に関しては、下位層の属性値が優先採用される。そのため、ブック属性にのみ含まれる項目に関しては、ブック属性に定義された値はブック全体を通して有効な値となる。しかし、下位層と重複する項目については、下位層において定義されていない場合における既定値としての意味を有する。なお、図示された各項目は具体的に1項目に対応するのではなく、関連する複数の項目を含むものもある。
図12は章属性のリストであり、図13はページ属性のリストである。章属性とページ属性との関係もブック属性と下位層の属性との関係と同様である。
ブック属性に固有の項目は、印刷方法、製本詳細、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りの6項目である。これらは、ブックを通して定義される項目である。印刷方法の属性としては、片面印刷、両面印刷、製本印刷の3つの値を指定できる。「製本印刷」とは、別途指定する枚数の用紙を束にして2つ折りにし、その束をつづり合わせることで製本が可能となる形式で印刷する方法である。製本詳細属性としては、製本印刷が指定されている場合に、見開き方向や、束になる枚数等が指定できる。
表紙/裏表紙属性は、ブックとしてまとめられる電子原稿ファイルを印刷する際に、表紙および裏表紙となる用紙を付加することの指定、及び付加した用紙への印刷内容の指定を含む。インデックス紙属性は、章の区切りとして、印刷装置に別途用意される耳付きのインデックス紙の挿入の指定およびインデックス(耳)部分への印刷内容の指定を含む。この属性は、印刷用紙とは別に用意された用紙を所望の位置に挿入するインサート機能を持ったインサータが使用する印刷装置に備えられている場合か、あるいは、複数の給紙カセットを使用可能である場合に有効となる。これは合紙属性についても同様である。
合紙属性は、章の区切りとして、インサータからあるいは給紙カセットから供給される用紙の挿入の指定、および、合紙を挿入する場合には、給紙元の指定などを含む。
章区切り属性は、章の区切り目において、新たな用紙を使用するか、新たな印刷ページを使用するか、特に何もしないか等の指定を含む。片面印刷時には新たな用紙の使用と新たな印刷ページの使用とは同じ意味を持つ。両面印刷時には、「新たな用紙の使用」を指定すれば連続する章が1枚の用紙に印刷されることは無いが、「新たな印刷ページの使用」を指定すれば、連続する章が1枚の用紙の表裏に印刷されることがあり得る。
章属性に関しては、章に固有の項目はなく、すべてブック属性と重複する。したがって、章属性における定義とブック属性における定義とが異なれば、章属性で定義された値が優先する。ブック属性と章属性とにのみ共通する項目は、用紙サイズ、用紙方向、N−up印刷指定、拡大縮小、排紙方法の5項目である。このうち、N−up印刷指定属性は、1印刷ページに含まれる原稿ページ数を指定するための項目である。指定可能な配置としては、1×1や1×2、2×2、3×3、4×4などがある。排紙方法属性は、排出した用紙にステイプル処理を施すか否かを指定するための項目であり、この属性の有効性は使用する印刷装置がステイプル機能を有するか否かに依存する。
ページ属性に固有の項目には、ページ回転属性、ズーム、配置指定、アノテーション、ページ分割などがある。ページ回転属性は、原稿ページを印刷ページに配置する際の回転角度を指定するための項目である。ズーム属性は、原稿ページの変倍率を指定するための項目である。変倍率は、仮想論理ページ領域のサイズを100%として指定される。仮想論理ページ領域とは、原稿ページを、Nup等の指定に応じて配置した場合に、1原稿ページが占める領域である。例えば1×1であれば、仮想論理ページ領域は1印刷ページに相当する領域となり、1×2であれば、1印刷ページの各辺を約70パーセントに縮小した領域となる。
ブック、章、ページについて共通な属性として、ウォータマーク属性およびヘッダ・フッタ属性がある。ウォータマークとは、アプリケーションで作成されたデータに重ねて印刷される、別途指定される画像や文字列などである。ヘッダ・フッタは、それぞれ各ページの上余白および下余白に印刷されるウォータマークである。ただし、ヘッダ・フッタには、ページ番号や日時など、変数により指定可能な項目が用意されている。なお、ウォータマーク属性およびヘッダ・フッタ属性において指定可能な内容は、章とページとは共通であるが、ブックはそれらと異なっている。ブックにおいてはウォータマークやヘッダフッタの内容を設定できるし、また、ブック全体を通してどのようにウォータマークやヘッダフッタを印刷するかを指定することができる。一方、章やページでは、その章やページにおいて、ブックで設定されたウォータマークやヘッダ・フッタを印刷するか否かを指定できる。
<ブックファイルの生成手順>
ブックファイルは上述したような構造および内容を有している。次に、製本アプリケーション1040および電子原稿ライタ1020によってブックファイルを作成する手順を説明する。ブックファイルの作成は、製本アプリケーション1040によるブックファイルの編集操作の一環として実現される。
図14は、製本アプリケーション1040によりブックファイルを開く際の手順である。
まず、開こうとするブックファイルが、新規作成すべきものであるか、それとも既存のものであるか判定する(ステップS7010)。新規作成の場合には、章を含まないブックファイルを新規に作成する(ステップS7020)。新規に作成されるブックファイルは、図10の例で示せば、ブックノード3010のみ有し、章のノードに対するリンクが存在しないブックのノードとなる。ブック属性は、新規作成用としてあらかじめ用意された属性のセットが適用される。そして、新規ブックファイルを編集するためのユーザインタフェース(UI)画面を表示する(ステップS7040)。図18は、新規にブックファイルが作成された際のUI画面の一例である。この場合には、ブックファイルは実質的な内容を持たないために、UI画面11000には何も表示されない。
一方、既存のブックファイルがあれば、指定されたブックファイルを開き(ステップS7030)、そのブックファイルの構造、属性、内容に従ってユーザインタフェース(UI)画面を表示する。図17は、このUI画面の一例である。UI画面11000は、ブックの構造を示すツリー部11010と、印刷された状態を表示するプレビュー部11020とを含む。ツリー部11010には、ブックに含まれる章、各章に含まれるページが、図10(A)のような木構造で表示される。ツリー部11010に表示されるページは原稿ページである。プレビュー部11020には、印刷ページの内容が縮小されて表示される。その表示順序は、ブックの構造を反映したものとなっている。
さて、開かれたブックファイルには、電子原稿ライタによって電子原稿ファイルに変換されたアプリケーションデータを、新たな章として追加することができる。この機能を電子原稿インポート機能と呼ぶ。図14の手順によって新規に作成されたブックファイルに電子原稿インポートすることで、そのブックファイルには実体が与えられる。この機能は、図17の画面にアプリケーションデータをドラッグアンドドロップ操作することで起動される。図15に電子原稿インポートの手順を示す。
まず、指定されたアプリケーションデータを生成したアプリケーションプログラムを起動し、デバイスドライバとして電子原稿ライタ1020を指定してアプリケーションデータを印刷出力させることで、電子原稿データに変換する(ステップS8010)。変換を終えたなら、変換されたデータが画像データであるか否かを判定する(ステップS8020)。この判定は、ウインドウズOSの下であれば、アプリケーションデータのファイル拡張子に基づいて行える。例えば、拡張子が「bmp」であればウインドウズビットマップデータであり、「jpg」であればjpeg圧縮された画像データ、「tiff」であればtiff形式の画像データであると判定できる。また、このような画像データの場合はS8010のようにアプリケーションを起動せずに、画像データから直接電子原稿ファイルを生成することが可能であるため、S8010の処理を省略することも可能である。
画像データでなかった場合には、ステップS8010で生成された電子原稿ファイルを、現在開かれているブックファイルのブックに、新たな章として追加する(ステップS8030)。章属性としては、ブック属性と共通するものについてはブック属性の値がコピーされ、そうでないものについては、あらかじめ用意された規定値に設定される。
画像データである場合には、原則として新たな章は追加されず、指定されている章に、ステップS8010で生成された電子原稿ファイルに含まれる各原稿ページが追加される(ステップS8040)。ただし、ブックファイルが新規作成されたファイルであれば、新たな章が作成されて、その章に属するページとして電子原稿ファイルの各ページが追加される。ページ属性は、上位層の属性と共通のものについてはその属性値が与えられ、アプリケーションデータにおいて定義された属性を電子原稿ファイルに引き継いでいるもにについてはその値が与えられる。例えば、Nup指定などがアプリケーションデータにおいてされていた場合には、その属性値が引き継がれる。このようにして、新規なブックファイルが作成され、あるいは、新規な章が追加される。
図16は、図15のステップS8010において、電子原稿ライタ1020により電子原稿ファイルを生成させる手順のフローチャートである。まず、新たな電子原稿ファイルを作成してそれを開く(ステップS9010)。指定したアプリケーションデータに対応するアプリケーションを起動し、電子原稿ライタをデバイスドライバとして、OSの出力モジュールに対して出力コマンドを送信させる。出力モジュールは、受信した出力コマンドを電子原稿ライタによって電子原稿形式のデータに変換し、出力する(ステップS9020)。出力先はステップS9010で開いた電子原稿ファイルである。指定されたデータすべてについて変換が終了したか判定し(ステップS9030)、終了していれば電子原稿ファイルを閉じる(ステップS9040)。電子原稿ライタ1020によって生成される電子原稿ファイルは、図10(B)に示した、原稿ページデータの実体を含むファイルである。
<ブックファイルの編集>
以上のようにして、アプリケーションデータからブックファイルを作成することができる。生成されたブックファイルについては、章及びページに対して次のような編集操作が可能である。
(1)新規追加
(2)削除
(3)コピー
(4)切り取り
(5)貼り付け
(6)移動
(7)章名称変更
(8)ページ番号名称振り直し
(9)表紙挿入
(10)合紙挿入
(11)インデックス紙挿入
(12)各原稿ページに対するページレイアウト。
このほか、いったん行った編集操作を取り消す操作や、さらに取り消した操作をやり直す操作が可能である。これら編集機能により、例えば複数のブックファイルの統合、ブックファイル内で章やページの再配置、ブックファイル内で章やページの削除、原稿ページのレイアウト変更、合紙やインデックス紙の挿入などといった編集操作が可能となる。これらの操作を行うと、図11乃至18に示す属性に捜査結果が反映されたり、あるいはブックファイルの構造に反映される。たとえば、ブランクページの新規追加操作を行えば、指定された箇所にブランクページが挿入される。このブランクページは原稿ページとして扱われる。また、原稿ページに対するレイアウトを変更すれば、その変更内容は、印刷方法やN−up印刷、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りといった属性に反映される。
<ブックファイルの出力>
以上のように作成・編集されるブックファイルは印刷出力を最終目的としている。利用者が図17に示す製本アプリケーションのUI画面11000からファイルメニューを選択し、そこから印刷を選択すると、指定した出力デバイスにより印刷出力される。この際、まず製本アプリケーション1040は、現在開かれているブックファイルからジョブチケットを作成して電子原稿デスプーラ1050に渡す。電子原稿デスプーラ1050は、ジョブチケットをOSの出力コマンド、例えばウインドウズのGDIコマンドに変換し、それを出力モジュール、例えばGDIに送信する。出力モジュールは、指定されたプリンタドライバ1060によってデバイスに適したコマンドを生成し、そのデバイスに送信する。
ジョブチケットは原稿ページを最小単位とする構造を有するデータである。ジョブチケットにおける構造は、用紙上における原稿ページのレイアウトを定義している。ジョブチケットは1ジョブにつき1つ発行される。そのため、まず最上位にドキュメントというノードがあり、文書全体の属性、例えば両面印刷/片面印刷などが定義されている。その下には、用紙ノードが属し、用いるべき用紙の識別子や、プリンタにおける給紙口の指定などの属性が含まれる。各用紙ノードには、その用紙で印刷されるシートのノードが属する。1シートは1枚の用紙に相当する。各シートには、印刷ページ(物理ページ)が属する。片面印刷ならば1シートには1物理ページが属し、両面印刷ならば1シートに2物理ページが属する。各物理ページには、その上に配置される原稿ページが属する。また物理ページの属性として、原稿ページのレイアウトが含まれる。
電子原稿デスプーラ1050は、上述のジョブチケットを、出力モジュールへの出力コマンドに変換する。
<そのほかのシステム構成>
本実施形態の文書処理システムの概要は以上のようなものである。これはスタンドアロン型のシステムであるが、これを拡張したサーバクライアントシステムでもほぼ同様の構成・手順でブックファイルが作成・編集される。ただし、ブックファイルや印刷処理はサーバによって管理される。
図19はサーバクライアント型文書処理システムの構成を示すブロック図である。クライアント文書処理システムは、スタンドアロン型システムに、クライアントモジュールである仮想プリンタドライバ1090および仮想プリントサービスモジュール1100、DS(文書サービス)クライアントモジュール1080を加えた構成を有する。このクライアント文書処理システム12000に、文書管理サーバ12010および印刷集中管理サーバ12020およびプリントサーバ12030が接続されている。
これらサーバは、通常ネットワークによってクライアント文書処理システムと接続されるが、サーバが同時にクライアントとしても機能する場合には、ネットワーク間の通信をシミュレートするプロセス間通信によって接続される。なお図19では文書管理サーバ12010と印刷集中管理サーバ12020の両サーバがクライアントに接続されているが、いずれか一方のみがネットワーク上に存在する場合もあり得る。接続されているサーバが文書管理サーバであれば、そのクライアントモジュールを含む文書管理サーバクライアントシステム12010SCが、印刷集中管理サーバ12020であれば、そのクライアントモジュールを含む印刷管理サーバクライアントシステム12020SCが、スタンドアロン型文書管理システムに追加される。
文書管理サーバ12010は、製本アプリケーション1040により作成・編集されたブックファイルを格納するサーバである。文書管理サーバ12010によってブックファイルを管理する場合、ブックファイルは、クライアントPCのローカルHDに代わって、あるいはそれに加えて、文書管理サーバ12010のデータベース12110に保存される。製本アプリケーション1040と文書管理サーバ12010との間のブックファイルの保存および読み出しは、DSクライアント1080及びDSコア12120を介して行われる。
印刷集中管理サーバ12020は、クライアント文書管理システム12000に格納された、あるいは文書管理サーバ12010に格納されたブックファイルの印刷を管理するサーバである。クライアントにおける印刷要求は、仮想プリンタドライバ1090および仮想プリントサービスモジュール1100を介して印刷集中管理サーバ12020のサーバモジュール12210に送信される。
集中印刷管理サーバ12020は、クライアントのプリンタで印刷する場合にはクライアントの仮想プリントサービスモジュール1100を介して電子原稿デスプーラ1050に電子原稿データを渡し、プリントサーバ12030により印刷する場合には、プリントサーバ12030の仮想プリントサービスモジュール12030に送信する。集中印刷管理サーバは、例えば保存されているブックファイルに対して印刷要求を発行した利用者の資格などについてセキュリティチェックを行ったり、印刷処理のログを保存したりする。このように、文書処理システムは、スタンドアロンとしても、クライアントサーバシステムとしても実現できる。
<プレビュー表示の内容>
すでに説明したとおり、ブックファイルが製本アプリケーションによって開かれると、図17に示すユーザインタフェース画面11000が表示される。ツリー部11010には、開いているブック(以下、注目ブックと呼ぶ)の構造を示すツリーが表示される。プレビュー部には、利用者の指定に応じて、3通りの表示方法が用意されている。第1は原稿ページをそのまま表示する原稿ビューと呼ばれるモードである。原稿ビューモードでは、注目ブックに属する原稿ページの内容が縮小されて表示される。プレビュー部の表示にレイアウトは反映されない。第2は印刷ビューモードである。印刷ビューモードでは、プレビュー部11020には、原稿ページのレイアウトが反映された形で原稿ページが表示される。第3は簡易印刷ビューモードである。簡易印刷ビューモードでは、各原稿ページの内容はプレビュー部の表示には反映されず、レイアウトのみが反映される。
<第1実施形態>
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図8は、コンピュータ101のハードウエアブロック図である。図8において、CPU2010は、ROM2030のプログラム用ROMに記憶された、あるいはハードディスク2110からRAM2020にロードされたOSや一般アプリケーション、製本アプリケーションなどのプログラムを実行し、後述するフローチャートの手順を実現する。RAM2020は、CPU2010の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)2050は、キーボード2090や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。
CRTコントローラ(CRTC)2060は、CRTディスプレイ2100の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)2070は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)2110やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等とのアクセスを制御する。PRTC2080は、接続されたプリンタ1070との間の信号の交換を制御する。NC2120はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
図1は、本実施形態における情報処理システムのモジュール構成を示すブロック図である。図1において、101はホストコンピュータであり、LAN104を経由してプリンタA、B(102、103)と接続しており、相互にデータの通信が可能である。本構成では出力先のプリンタとして2台のプリンタが設定されているが、プリンタの台数はこれに限るものではない。
105はワードプロセッシングやスプレッドシート、テキスト編集などの機能を提供するアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」と呼ぶ。)である。アプリケーション105が中間コード生成モジュール106に印刷要求を出すことにより、本実施形態で説明する印刷処理が実行される。
中間コード生成モジュール106(図19の仮想プリンタドライバ1090に相当)は、アプリケーション105からの印刷要求を受け、ページ単位の原稿を詳細な書式をもって表現するEMF(中間ファイル形式データ)、PDF等の画像データとDEVMODE、JDF等の印刷属性指示データを含む中間コードを生成し、中間コード記憶モジュール107はこれらのデータをファイルに格納する。ここで、アプリケーションとしては上に説明した図19の製本アプリケーション等も対応することとなる。
印刷データ生成モジュール108(図19の仮想プリントサービス1100に相当)は中間コード記憶モジュール107から格納されている中間コードを受け取り、出力先プリンタで印刷可能なPDL等の形式の印刷データに変換し、印刷データ転送モジュール109よりLAN104を経由して出力先プリンタに印刷データを転送する。また、図1中には不図示であるが、印刷データ生成モジュール108は複数のプリンタの夫々に対応したプリンタドライバから代行先の対象となるプリンタに対応したプリンタドライバを所定の記憶部から選択する機能、及び、選択したプリンタドライバを利用して生成した印刷データ(PDL)を印刷データ転送モジュール109に代行先プリンタに転送させる機能を備えている
プリンタ障害検出モジュール110は出力先プリンタの状態を監視しており、印刷ジョブが正常に印刷されたか、もしくは途中で障害が起きたかを判断し、印刷が完了した頁数の情報とともに障害発生頁検出モジュール111に通知する。ここで出力先プリンタの状態の監視は出力先プリンタから発生された各種障害イベント(用紙なし/トナー切れ/紙ジャム/メモリフル等)の監視や、障害検出モジュール110自らが出力先プリンタの状態を問い合わせるような形態がとられる。また、ここでの障害の検出とは障害情報を認識する処理を指すものとする
障害発生頁検出モジュール111は、プリンタ障害検出モジュール110から通知された情報に基づき、出力先プリンタで印刷が完了した頁数の情報から障害発生頁番号を演算し、障害発生頁を特定する。
印刷属性検出モジュール112は、障害発生頁検出モジュール111で特定された障害発生頁の情報に基づき、中間コード記憶モジュール107より、障害により印刷が中断した頁に相当する印刷ジョブの中間コードを取得(生成)し、印刷ジョブに設定されている印刷属性情報を取得し認識する。
再印刷開始頁判断モジュール113は、障害発生頁検出モジュール112から受信した障害発生頁番号及びその頁に対応する印刷属性情報より最適な再印刷開始頁を決定し、印刷データ生成モジュール108にその中間コード及び該再印刷開始頁を指定し、自動再印刷設定に基づき優先順位が高く、かつ、正常状態のプリンタを再印刷先プリンタに指定して印刷指示を出力する。この最適な再印刷開始頁の決定方式については図3〜図7を参照して説明する。
印刷データ生成モジュール108は、再印刷開始頁判断モジュール113で決定された再印刷開始頁に基づき、その再印刷開始頁以降から該当印刷ジョブの最後までを再印刷範囲として特定し、該当する範囲の中間コードを出力先のプリンタで印刷可能なPDL等の形式の印刷データに変換する。この際、印刷データ生成モジュール108は、印刷データ転送モジュール109から、代行するプリンタに関する情報を参照することができる。
その印刷データは、印刷データ転送モジュール109により、中断した印刷ジ
ョブの再印刷を代行するプリンタとして特定された再印刷先のプリンタへ転送さ
れる。
代行プリンタ設定モジュール114は、障害が発生して中断した印刷ジョブを再開するために、再印刷の出力先として代行するプリンタ群を設定する。代行プリンタ設定モジュール114は、複数の再印刷を代行するプリンタの優先順位をプリンタ毎に設定し、印刷データ転送モジュール109は、この優先順位に従って再印刷を代行するプリンタを特定する。
また、アプリケーション105とその他情報処理システムを構成するモジュール(106〜114)群は、情報処理システム実現のために提供されるソフトウエアモジュールであり、必ずしも同一のホストコンピュータ等に実装されている必要はなく、情報処理システムを構成するモジュール(106〜114)はシステムのサーバ側、アプリケーション105はシステムのクライアント側に存在していても良い。
図2は、CRT2100上に表示される自動再印刷アルゴリズムにおける設定画面の一例を示す図である。同図において、「出力先プリンタの候補」の設定とその出力先の「優先順位」を設定する。図2に示す例では出力先のプリンタ名として「プリンタA」及び「プリンタB」が設定されており、それぞれ優先順位が1番,2番と設定されている。この場合、まず1番目のプリンタAで印刷を試み、そのプリンタAで障害が発生した場合に、優先順位として2番目の設定がされているプリンタBで再印刷を実行するように設定される。この設定は上述の代行プリンタ設定モジュール114で自動的に設定してもよいし、管理者又はユーザ等によって、アプリケーションから印刷要求を出すときにユーザ等がキーボード(2090)等の入力部から随時設定してもよい。
次に、印刷データの処理の流れを図3〜図7のフローチャートを参照して、詳細に説明する。
図3は、アプリケーション105から印刷を行なう際の処理の流れを説明するフローチャートである。
まず、ステップS31でアプリケーション105から中間コード生成モジュール106に印刷要求が出され、印刷処理が開始される。
ステップS32において、中間コード生成モジュール106はアプリケーション105の印刷要求に基づいて中間コードを生成する。この中間コードには、上述のようにPDF等の画像データとJDF等の印刷属性指示データが含まれ、ステップS33で中間コードを中間コード記憶モジュール107がファイルに格納する。
ステップS34では、印刷データ生成モジュール108が、中間コード記憶モジュール107より中間コードを取得し、優先順位の一番高い出力先プリンタで印刷可能な印刷データに変換する。アプリケーション105により作成された文書データや画像データなどのアプリケーションデータを印刷するにあたって、オペレーティングシステム(OS)により提供される所定のインタフェースモジュールが利用され、プリンタ等の出力デバイスが処理可能な形式の印刷データに中間コードが変換される。
ステップS35では、ステップS34で生成された印刷データを印刷データ転送モジュール109が受信し、その受信したデータを出力先プリンタに対してLAN104を経由して転送する。
ステップS36において、指定されたプリンタで印刷が開始される。このプリンタの処理状況は、図1のプリンタ障害検出モジュール110でモニタされており(S37)、印刷データの処理において、障害が発生せず印刷処理が正常に完了した場合は印刷処理は正常終了する(S37−No、S38)。
一方、印刷処理中、障害が発生した場合(S37−Yes)、図4〜図7で説明する再印刷処理動作に移行する(S39)。
図4は、出力先として指定されたプリンタにおいて、障害が検出された場合の再印刷処理動作を説明するためのフローチャートである。
プリンタ障害検出モジュール110が出力先のプリンタで障害が発生したことを検出すると(S41)、プリンタ障害検出モジュール110は、そのプリンタで障害が発生する前までに印刷完了した頁数(以下、「印刷完了頁数」という。)を取得し、この印刷完了頁数を基に、障害発生頁検出モジュール111は障害発生頁番号(L)を決定する。
次に、ステップS43に処理を進め、印刷属性検出モジュール112が中間コード記憶モジュール107より格納されている中間コードDEVMODE、JDFなどから印刷属性を検出する。この印刷属性には、例えば、複数部印刷を行うために1部のデータを繰り返し並べたデータとなっているか、ステイプル止めの指示が指定されているか、両面印刷が設定されているか、また製本印刷(指定する枚数の用紙を束にして2つ折りにし、その束をつづり合わせることで製本が可能となる形式)が指定されているか、製本分冊(指定枚数を重ねて中綴じし、2つ折りにした小冊子を複数作成する)が指定されているかを示す属性が挙げられるが、これらに限るものではない。
図5は印刷属性に基づき、再印刷開始頁の設定処理を説明するフローチャートである。図4のステップS43で印刷属性を検出後、処理を図5のステップS52に進め、再印刷開始頁(N)の初期値を図4のステップS42で決定された障害発生頁番号(L)とする。
ステップS53では、ステップS43で取得した印刷属性を解析する。その中間コードが複数部印刷を行うために、データを繰り返し並べた構成となっている場合(S53−YES)にはステップS54に進み、繰り返し並べた構成となっていない場合(S53−NO)には処理をステップS56に進める。
ステップS54では、印刷ジョブが複数の部数分のデータを含んでいるため、1部単位で再印刷をするために、その1部数分の頁数(M)を取得して、処理をステップS55に進める。
ステップS55では、再印刷開始頁Nを決定するために、数列{1、M、2×M、3×M...、NN×M、...:(NNは自然数)}を生成し、この数列の要素のうち障害発生頁番号L以下で最大の値を演算し、その値を再印刷開始頁Nに設定して、処理をステップS71(図7)に進める。
ステップS56では、印刷ジョブの属性(印刷属性)として、ステイプル止めの指示が指定されているかを判定し、指定されている場合(S56−YES)には処理をステップS57へ進めて再印刷開始頁Nを1に設定して(S57)、処理をステップS71(図7)に進める。ここで、ステップS57における処理では、印刷ジョブの属性としてステイプル止めが指定されていることから、1部のデータの途中から再印刷してしまうと1部ごとにステイプル止めを行うことはできないため、再印刷開始頁Nを1頁目に設定するものである。
ステイプル止めの指定されていない場合(S56−NO)には処理をステップS61(図6)に進める。
図6は、製本印刷、製本分冊、両面印刷に関する印刷属性に基づき、再印刷開始頁の設定処理を説明するフローチャートである。図5のステップS56で、ステイプル止めが指定されていない場合は、図6のステップS62において、製本印刷の属性が設定されているか否かを判断する。印刷ジョブの属性として製本印刷の属性が設定されている場合(S62−YES)には処理をステップS63に進め、製本印刷の属性が設定されていない場合(S62−NO)には処理をステップS64に進める。
ステップS63では、中間コードより障害発生頁Lが含まれる用紙を検索し、その用紙に含まれる(レイアウトされる)先頭の頁番号を再印刷開始頁Nに設定し、処理をステップS71(図7)に進める。
ステップS64では、印刷ジョブの属性として製本分冊印刷が設定されているかを判定し、製本分冊の属性が設定されている場合(S64−YES)には処理をステップS65に進め、設定されていない場合(S64−NO)には処理をステップS66に進める。
ステップS65では、中間コードより障害発生頁Lが含まれる分冊を検索し、その分冊に含まれる先頭の頁番号を再印刷開始頁Nに設定し、処理をステップS71(図7)に進める。
ステップS66では、印刷ジョブの属性として両面印刷が設定されているかを判定し、両面印刷の属性が設定されている場合(S66−YES)には処理をステップS67に進め、設定されていない場合には処理をステップS71(図7)に進める。
ステップS67では、障害発生頁Lが印刷されるのが出力用紙の表であるか裏であるかを判定し、表である場合には再印刷開始頁Nに障害発生頁Lを設定し、裏である場合には障害発生頁L−1の値をNに設定する。このことにより、障害発生頁が裏面である場合にも、その裏面から印刷することが可能となる。
図7は再印刷開始頁の確定から再印刷開始の処理を説明するフローチャートである。図7のステップS72で、印刷属性に基づいた再印刷開始頁Nを最終的に確定する。
ステップS73で、印刷ジョブに設定された自動再印刷設定に基づき、正常状態であるプリンタの中で優先順位が最も高い出力先プリンタを再印刷先プリンタとして選択する。この設定は図2における自動再印刷の設定画面で設定されたプリンタと優先順位に基づくものである。
次に、ステップS74で印刷データ生成モジュール108において、ステップS72で決定された再印刷開始頁に基づく範囲の中間ファイルを抽出し、該抽出された中間コードを再印刷先プリンタで印刷可能な形式変換し、再印刷開始頁から最終頁までの印刷データを生成する。
そして、ステップS75で、印刷データ転送モジュール109によって、LAN104を経由して再印刷先プリンタに印刷データを転送し、再印刷先プリンタで再印刷が開始される(S76)。ここで、再印刷先プリンタの決定処理については上に説明した図2のユーザインターフェースを介して設定された代行先プリンタに自動的に転送される。また更なる別の好適な形態として、障害が発生したことに応じて代行先のプリンタを選択指示可能なユーザインターフェースを表示させ、該表示されたユーザインターフェースを介して選択指示された代行先プリンタを代行先として選択し、更に、選択先のプリンタが印刷可能なPDLデータに変換し転送するような形態も想定される。この再に転送先のプリンタが印刷可能なPDLデータに変換する処理は、転送先に対応したプリンタドライバソフトウエアが所定の記憶手段から抽出され稼動されることにより実現される。上にも説明したように印刷データ生成モジュール108は複数のプリンタの夫々に対応したプリンタドライバから対象となるプリンタに対応したプリンタドライバを選択する機能を有する。
また、別の形態として上の説明においてはホストコンピュータに印刷データ生成モジュール108、印刷データ転送モジュール109の機能を備えるように説明してきたが、この印刷データ生成モジュール108、印刷データ転送モジュール109の機能をホストコンピュータとはネットワーク等の所定の通信媒体を介して通信可能なサーバ(例えば図19の12020に相当)に備えさせるようにすることも想定される。
以上説明したように、本実施形態によれば、プリンタの障害などによって印刷ジョブが中断し場合であっても、印刷属性に基づいて再印刷開始頁を判断することにより、再印刷時も中断前の印刷属性を維持し、一貫した印刷属性の下に印刷ジョブを遂行することが可能となる。
<他の実施形態>
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本実施形態における情報処理システムの構成を示すブロック図である。 自動再印刷アルゴリズムにおける設定画面の一例を示す図である。 アプリケーション105から印刷を行なう際の処理の流れを説明するフローチャートである。 出力先として指定されたプリンタにおいて、障害が検出された場合の再印刷処理動作を説明するためのフローチャートである。 印刷属性に基づき、再印刷開始頁の設定処理を説明するフローチャートである。 印刷属性に基づき、再印刷開始頁の設定処理を説明するフローチャートである。 再印刷開始頁の確定から再印刷開始の処理を説明するフローチャートである。 コンピュータ101のハードウエアブロック図である。 スタンドアロン型の文書処理システムのブロック図である。 ブックファイルの構造の一例を示す図である。 ブック属性の一覧を示す図である。 章属性の一覧を示す図である。 ページ属性の一覧を示す図である。 ブックファイルを開く手順のフローチャートである。 電子原稿ファイルをブックファイルにインポートする手順のフローチャートである。 アプリケーションデータを電子原稿ファイルに変換する手順のフローチャートである。 既存のブックファイルを開いた際のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 新規のブックファイルを開いた際のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 クライアントサーバ型の文書処理システムのブロック図である。

Claims (14)

  1. アプリケーションデータに基づき作成され、印刷データへの変換対象となる中間コードと、複数の印刷属性を含む印刷指示部と、を含む中間ファイルに基づく印刷処理を行う情報処理装置であって、
    前記中間コードに基づき作成される印刷データを出力する出力手段と、
    印刷障害の発生を検知する検知手段と、
    前記検知手段により障害の発生が検知された場合に、前記印刷指示部が示す印刷属性に基づく再印刷範囲の印刷データを前記中間コードに基づき作成する作成手段とを有し、
    前記印刷属性として冊子を複数作成する製本分冊印刷が設定されている場合に、前記作成手段は、前記複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを作成し、
    前記出力手段は前記作成手段により作成された印刷データを再出力することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記印刷指示部より取得される印刷属性が、指定された枚数を重ね中綴じした冊子を複数作成する分冊印刷設定である場合に、前記作成手段は、複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力手段は、前記検知手段により障害の発生が検知された場合に、代行プリンタに対して前記作成手段で作成された印刷データを再出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置はプリンタと通信可能なホストコンピュータであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. アプリケーションデータに基づき作成され、印刷データへの変換対象となる中間コードと、複数の印刷属性を含む印刷指示部と、を含む中間ファイルに基づく印刷処理を行う情報処理装置であって、
    前記中間コードに基づき作成される印刷データを出力する出力手段と、
    印刷障害の発生を検知する検知手段と、を有し、
    前記検知手段により障害の発生が検知された場合において前記印刷属性として冊子を複数作成する製本分冊印刷が設定されている場合に、前記出力手段は、前記複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを再出力することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記印刷指示部より取得される印刷属性が、指定された枚数を重ね中綴じした冊子を複数作成する分冊印刷設定である場合に、前記出力手段は、複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを出力することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. アプリケーションデータに基づき作成され、印刷データへの変換対象となる中間コードと、複数の印刷属性を含む印刷指示部と、を含む中間ファイルに基づく印刷処理を行う為の印刷処理方法であって、
    前記中間コードに基づき作成される印刷データを出力する第1出力工程と、
    印刷障害の発生を検知する検知工程と、
    前記検知工程において障害の発生が検知された場合に、前記印刷指示部が示す印刷属性に基づく再印刷範囲の印刷データを前記中間コードに基づき作成する作成工程と、
    前記作成工程において作成された印刷データを再出力する第2出力工程とを有し、
    前記印刷属性として冊子を複数作成する製本分冊印刷が設定されている場合に、前記作成工程は、前記複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを作成し、
    前記第2出力工程は前記作成工程により作成された印刷データを再出力することを特徴とする印刷処理方法。
  8. 前記印刷指示部より取得される印刷属性が、指定された枚数を重ね中綴じした冊子を複数作成する分冊印刷設定である場合に、前記作成工程は、複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを作成することを特徴とする請求項7に記載の印刷処理方法。
  9. 前記第2出力工程は、前記検知工程において障害の発生が検知された場合に、代行プリンタに対して前記作成工程で作成された印刷データを再出力することを特徴とする請求項7又は8に記載の印刷処理方法。
  10. 前記情報処理装置はプリンタと通信可能なホストコンピュータであることを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載の印刷処理方法。
  11. アプリケーションデータに基づき作成され、印刷データへの変換対象となる中間コードと、複数の印刷属性を含む印刷指示部と、を含む中間ファイルに基づく印刷処理を行う為の印刷処理方法であって、
    前記中間コードに基づき作成される印刷データを出力する第1出力工程と、
    印刷障害の発生を検知する検知工程と、
    前記検知工程において障害の発生が検知された場合に、前記印刷指示部が示す印刷属性に基づく再印刷範囲の印刷データを再出力する第2出力工程とを有し、
    前記印刷属性として冊子を複数作成する製本分冊印刷が設定されている場合に、前記第2出力工程は、前記複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを再出力することを特徴とする印刷処理方法。
  12. 前記印刷指示部より取得される印刷属性が、指定された枚数を重ね中綴じした冊子を複数作成する分冊印刷設定である場合に、前記第2出力工程は、複数の冊子の中で障害発生頁が含まれる冊子の先頭の頁以降を再印刷範囲とした印刷データを出力することを特徴とする請求項11に記載の印刷処理方法。
  13. 請求項7乃至12の何れか1項に記載の印刷処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項7乃至12の何れか1項に記載の印刷処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータ可読の形態で記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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