JP4094115B2 - 玉摺機の濾過装置及び研削屑除去装置 - Google Patents

玉摺機の濾過装置及び研削屑除去装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、眼鏡レンズを研削加工する際に生成される研削屑を除去する玉摺機の濾過装置及び研削屑除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の眼鏡レンズ研削装置(玉摺機)により排出される研削水の処理方法としては、遠心分離装置、圧搾機、多段階沈殿方式、濾過方式等があげられる。
【0003】
遠心分離装置を用いた処理装置では、液体中に含まれる懸濁粒子を遠心力を利用して効率よく分離する。
【0004】
圧搾機による処理装置では、レンズ研削装置から排出される研削水を濾過し、その後脱水し、脱水後の研削屑を収集するため、研削屑が粉状となり、容易に廃棄することができる。
【0005】
多段階沈殿方式の処理装置では、多段階区分された研削水タンクを介して、研削屑の沈殿分離を多段階繰り返し、その後上澄み液を排水する。
【0006】
しかしながら、遠心分離装置や圧搾機を用いた処理装置では、メンテナンスが面倒で時間や手間を要し、装置及びメンテナンスに要するコストが多大で、しかも処理装置自体が大型であるため、眼鏡店に配置することは困難であった。
【0007】
また、多段沈殿方式の処理装置は、研削屑の沈殿が緩やかであるため、効率よく処理することができなかった。
【0008】
そこで、メンテナンスに要する時間や手間を短縮させ、処理装置自体の大きさをコンパクトにでき、効率よく研削屑除去を行うことができる濾過方式の処理装置がレンズ研削装置に用いられてきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来からのレンズ研削装置の研削屑除去装置では、排水タンクのメインテナンスを頻繁に行っても、濾過用フィルタの寿命が短いという問題があった。
【0010】
排水タンク(研削水タンク)中の水を研削水として使用し濾過し再び研削水として再利用する循環方式の処理装置を用いた場合、レンズを研削加工するほど、排水の懸濁度、研削屑の量は多くなる。排水の汚れがある程度以上になれば、排水タンク中の研削水を交換しなければならず、その際には懸濁液をそのまま外部へ放流していた。
【0011】
しかしながら、研削屑を多量に含んだ懸濁液をそのまま外部に放流してしまうと、多量の固形物を含んだ排水により、下水管用パイプが詰まる虞があり、特にビル内の店舗等では被害が大きくなる可能性があった。
【0012】
また、濾過方式の処理装置の場合、排水中の研削屑が多量であるため、フィルタの目詰まりが生じやすい。その結果、研削水の量が目詰まりにより激減してしまう。更に、フィルタの交換時におけるハウジング(濾過装置の容器)内の清掃も面倒であるうえ、着衣等を汚してしまう虞があった。
【0013】
更に、多量の研削屑を含んだ排水を研削水として使用していたため、研削加工後のレンズ表面に研削屑等が付着してしまったり、排水中の固形物によりレンズ自体に傷を付けたりしてしまう虞があった。
【0014】
そこで、本発明では、排水中の研削屑が多量であっても、フィルタの目詰まりが生じにくい玉摺機の濾過装置及び研削屑除去装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明の玉摺機の濾過装置は、有底筒状で透明な筒状容器と、前記筒状容器の上部開口端を閉成する蓋体と、前記筒状容器内に配設され且つ上端部が前記筒状容器と蓋体との間に保持された透明な研削屑回収袋と、前記筒状容器内に同心に配設されていると共に前記蓋体に上端部が保持され且つ下端が閉成された筒状フィルタと、前記筒状フィルタ内に逆洗用の空気を供給するエアポンプを備え、前記研削屑回収袋と前記筒状フィルタとの間に研削屑が含まれる研削水を供給して、該研削水を前記筒状フィルタ内に透過させることにより、前記筒状フィルタで前記研削水を濾過すると共に、前記筒状フィルタの外周面で捕集される前記研削屑を前記研削屑回収袋に沈殿堆積させることを特徴とする。
【0018】
請求項の発明の玉摺機の研削屑除去装置は、眼鏡レンズを加工する際に用いられる研削水を貯蔵する研削水貯蔵容器が設けられ、前記研削水貯蔵容器の研削水を請求項1に記載の濾過装置で濾過して前記研削水貯蔵容器に戻すようにしたことを特徴とする。
【0019】
請求項の発明の玉摺機の研削屑除去装置は、請求項2に記載の玉摺機の研削屑除去装置において、研削水を貯蔵する研削水貯蔵容器の底面に傾斜が設けられ、研削屑が含まれる研削水を前記濾過装置に送る研削水管の吸込口が前記底面の傾斜の下端部に開口させたことを特徴とする。
【0020】
また、請求項4の発明は、有底筒状で透明な筒状容器と、前記筒状容器の上部開口端を閉成する蓋体と、前記筒状容器内に配設され且つ上端部が前記筒状容器と蓋体との間に保持された透明な研削屑回収袋と、前記筒状容器内に同心に配設されていると共に前記蓋体に上端部が保持され且つ下端が閉成された筒状フィルタと、前記筒状フィルタ内に逆洗用の空気を供給するエアポンプを備え、前記研削屑回収袋と前記筒状フィルタとの間に研削屑が含まれる研削水を供給して、該研削水を前記筒状フィルタ内に透過させることにより、前記筒状フィルタで前記研削水を濾過すると共に、前記筒状フィルタの外周面で捕集される前記研削屑を前記研削屑回収袋に沈殿堆積させる玉摺機の濾過装置であって、前記蓋体の中央部を上下に貫通する操作軸、及び、前記筒状フィルタの上端部を自由端部間で保持し且つ前記操作軸の押し下げ操作で自由端部間が開くように前記蓋体に回動可能に支持されたフィルタ保持用の一対のリンクを有するリンク式保持機構を備えると共に、前記操作軸を押し下げることにより前記支持リンクを開き、筒状フィルタを研削屑回収袋内に落下させる玉摺機の濾過装置としたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
<第1実施例>
図1において、1はレンズ研削装置(玉摺機)、2はレンズ研削装置1の加工室、3は加工室2内に配設されたレンズ回転軸、4はレンズ回転軸3に保持された被加工レンズ、5は被加工レンズ4の周縁を研削する研削砥石である。尚、このレンズ研削装置1としては周知の玉摺機が用いられるが、本実施例では説明の便宜上、本発明に必要な最小限の構成要素のみを概略的に図示している。
【0024】
このレンズ研削装置1では、研削砥石5で生地レンズである被加工レンズ(未加工の眼鏡レンズ)4の周縁を研削する際に、被加工レンズ4の研削砥石5による研削部6に冷却用の研削水をノズル7から吹き付けて冷却するようにしている。
【0025】
しかも、レンズ研削装置1には、この冷却に用いた研削水から研削屑を除去して、この研削屑が除去された研削水を再度冷却のために循環させるレンズ研削屑除去装置10が接続されている。
【0026】
レンズ研削屑除去装置10は、レンズ研削装置1の下方に配設した排水タンク(研削水貯蔵容器)11と、玉摺機本体2の底部に上端部が接続され且つ下端部が排水タンク11の一端部内に挿入された排水ホース12を有する。この排水ホース12の上端はノズル7から研削部6に吹き付けられる研削水を回収可能に配設されている。また、排水タンク11の底壁(底部)11aの上面(底面)は、一端部(図では左端部)から他端部(図では右端部)に向けて下方に傾斜して、傾斜の下端部分上に研削屑が流下蓄積される様になっている。13は排水タンク11内に貯留された廃液(研削水)である。尚、排水ホース11の下端部は廃液13の上下方向の略中央に配設されている。
【0027】
また、レンズ研削屑除去装置10は、廃液13を濾過して排水タンク11に戻す濾過装置14と、濾過装置14に排水タンク11の廃液13を供給する汲み上げポンプ15と、上部の比較的汚れていない部分の廃液13を研削水としてレンズ研削装置1のノズル7に送る汲み上げポンプ16を有する。この汲み上げポンプ15は、排水タンク11の右端部に位置させて底壁11a上に載置されている。また、汲み上げポンプ16は、排水タンク11の右端部側上部に配置されていると共に、吸込側が廃液13の上部に挿入されている。この汲み上げポンプ16の吐出側はホース16aを介してノズル7に接続されている。15aは汲み上げポンプ15の吸込口である。この吸込口15aは、排水タンク11の最も底の部分に配置されている。
【0028】
濾過装置14は、図2に示すとおり有底筒状で透明な筒状容器17と、筒状容器17の内壁面に沿って配設された有底筒状で透明な研削屑回収袋18と、筒状容器17の上部開口端を閉成する蓋体(蓋部)19と、筒状容器17の上部内に同心に配設されたカートリッジ型の筒状フィルタ(濾過部)20を有する。この研削屑回収袋18の中央より下部には、研削屑の沈殿部としての空間18aが形成されている。この空間18aを設けることで、筒状フィルタ20の寿命を延ばすことができる。尚、この筒状フィルタ20は図2,図3及び図5(a)に示したように両端が解放させられている。17aは筒状容器17の上端部に設けられた外方フランジである。
【0029】
蓋体19は、図2,図3に示したように、背面形状が円形の蓋本体19aと、蓋本体19aの下部に設けられた底壁19bと、底壁19bに内外二重に連設された筒状部19c,19dと、筒状部19dの下端に設けられた外方フランジ19eと、蓋本体19aに形成した接続筒部19f,19gと、蓋本体19aの中央部に一端部が固着されたフィルタ固定軸21を有する。しかも、接続筒部19fは、内部の通路19f′が筒状部19c,19d間に位置して底壁19bの下面に開口している。
【0030】
また、接続筒部19gは、蓋本体19a内の空間19a′を介して筒状部19c内に連通している。そして、研削屑回収袋18の上端部は、筒状容器17の上端から外側に折り返されていていると共に、蓋体19の外方フランジ19eは筒状容器17の外方フランジ17aに研削屑回収袋18の折返部分を介して合わせられている。しかも、この外方フランジ19e,17aは、断面がコ字状で締結バンド22で着脱可能に固定され、研削屑回収袋18の折返部を挟持している。尚、締結バンド22は円形のものを2分割して、分割端部同士を図示を省略したボルト・ナットで着脱可能に締結したものである。
【0031】
筒状フィルタ20は、フィルタ固定軸21,フランジ付きの底キャップ23,蝶ナット24を介して、蓋体19に着脱可能に取り付けられている。即ち、蓋体19の筒状部19cを図6(a)の状態から(b)のように筒状フィルタ20の上端部内に挿入することにより、筒状フィルタ20を蓋体19の筒状部19c外周に図2,図3の如く嵌合すると共に、筒状フィルタ20の下端部内にフランジ付きの底キャップ23を図2,図3の如くを嵌合して、筒状フィルタ20の下端を図5(b)の如く閉成し、図2,図3の如く底キャップ23を貫通するフィルタ固定軸21のネジ部21aに蝶ナット24を螺着することにより、筒状フィルタ20は蓋体19に着脱可能に取り付けられている。
【0032】
研削屑回収袋18と筒状フィルタ20との間には空間25が形成され、この空間25に接続筒部19fの通路19f′が開口している。また、汲み上げポンプ15の吐出口(図示せず)には廃液案内ホース26の一端が接続され、この廃液案内ホース26の他端部は蓋体19の接続筒部19fに接続されている。
【0033】
また、蓋体19の接続筒部19gにはホース27の一端部が接続され、ホース27の他端部が図4(a)に示したように三方切換弁(流路切換手段)28の弁本体28aに設けられた第1の接続ポート29に接続されている。更に、弁本体28aの第2,第3の接続ポート30,31には手動式エアポンプ(逆洗手段)32のエア吐出ホース33と清浄研削水戻しホース(清浄研削水管)34の一端部がそれぞれ接続されている。
【0034】
この清浄研削水戻しホース34の他端部には清浄研削水噴霧ノズル(噴霧部材)34aが噴霧手段として装着されている。この清浄研削水噴霧ノズル34aは排水タンク11の略中央で廃液13の液面の上方に配設されている。しかも、三方切換弁28の接続ポート30,31は回転弁35,36でそれぞれ開閉可能に設けられている。この回転弁35,36は操作摘37,38でそれぞれ開閉可能に設けられている。尚、回転弁35,36は、図4(b)の様に球体(弁体)aに通路bを設けることにより、筒状に形成したものであっても良い。この構造の弁体35,36の開閉は図4(c),図4(d)の状態となる。即ち、図4(c)の場合、通路bが接続ポート30(又は31)に連通して回転弁35(又は36)が開いた状態となる。また、図4(d)の場合、接続ポート30(又は31)が通路bに対して閉じて回転弁35(又は36)が閉じた状態となる。
【0035】
また、本実施例では、エアポンプ32の配置と図示の関係上、接続ポート30は下方を向いた状態に図示した。しかし、実際には、接続ポート30は上方を向かせることにより、回転弁35で接続ポート30を開いたときに三方切換弁28内の研削水の清浄研削水がエアポンプ32側に流入するのを防止すると良い。
【0036】
次に、この様な構成の玉摺機の研削水及び研削屑の処理について説明する。
【0037】
被加工レンズ4の周縁をレンズ研削装置(玉摺機)1で研削加工する技術については周知であるので、詳細な加工については説明を省略する。このレンズ研削装置1の研削砥石5で玉型形状に研削加工する際には、汲み上げポンプ16を作動させることにより、被加工レンズ4の研削砥石5による研削部6に冷却用の研削水をノズル7から吹き付けて冷却する。
【0038】
この研削水は、研削部6を冷却する際、研削砥石5により研削された被加工レンズ4の研削屑を洗い流して、被加工レンズ4の下方に流下させる。この流下した研削水は排水ホース12を介して排水タンク11内に排水される。この排水に際して、排水タンク11の表面に研削水の泡13aが生ずる。従って、排水タンク11内の廃液13中に消泡剤を予め適当な割合で混合しておく。
【0039】
この排水タンク11内に流入した研削水は廃液13となって汲み上げポンプ15の吸込口15aから吸い込まれる。この際、排水タンク11内に流入した研削水の研削屑は、一部が排水タンク11の底部即ち底壁11a上に沈殿しながら、汲み上げポンプ15の吸込作用により、底壁11aの傾斜に沿って左側から右側に移動する。
【0040】
この汲み上げポンプ15は、吸い込んだ廃液(研削水)13を廃液案内ホース26を介して濾過装置14内に流入される。この流入された廃液は筒状フィルタ20で濾過されてその内部に流入する。、この際、廃液中の研削屑は、筒状フィルタ20の外周面に捕集されて塊(汚泥)Aとなって下方に流下沈殿し、研削屑回収袋18の底部に堆積して、研削屑回収袋18の底部に研削屑層Bが形成される。
【0041】
この様に空間18aを沈殿部として設けて、研削屑回収袋18の底部に研削屑層Bができるようにすることにより、筒状フィルタ20に付着した研削屑(塊A)の量を減らすことができる。
【0042】
この様な作用に伴い、筒状フィルタ20によって清浄された、清浄研削水はホース27,三方切換弁28,清浄研削水戻しホース34を介して清浄研削水噴霧ノズル34aに案内され、清浄研削水噴霧ノズル34aから排水タンク11の廃液13表面に向けて噴霧される。この際、廃液13上に研削液の泡13aが生じている場合、この泡13aは清浄研削水噴霧ノズル34aから噴霧される霧状の清浄研削水及びこの清浄研削水に含まれる消泡剤により消泡される。
【0043】
この研削屑の除去のためには、先ず、汲み上げポンプ16の作動を停止させる一方、三方切換弁28の操作摘37,38を回動操作することにより、回転弁35,36を実線の位置から波線の位置に回動操作して、三方切換弁28の接続ポート30を回転弁35で開き、接続ポート31を回転弁36で閉成する。
【0044】
次に、この状態で、手動式のエアポンプ32の操作ハンドル32aを上下動操作することにより、外気をエアポンプ32内に取り入れ圧縮し、この圧縮したエアをホース33,三方切換弁28,ホース27を介して蓋体19の筒状部19c内に逆流させる。この筒状部19c内に逆流したエアは、筒状フィルタ20内を内側から外側に流出し、筒状フィルタ20の外表面に付着した研削屑aを外表面から剥離させ、下方に沈殿させる。この様なエアの逆流による研削屑の除去は、筒状フィルタ20の外表面からの研削屑の剥離が少なくなるまで行う。
【0045】
この後、三方切換弁28の操作摘37,38を回動操作することにより、回転弁35,36を波線の位置から実線の位置に回動操作して戻し、三方切換弁28の接続ポート30を回転弁35で閉成し、接続ポート31を回転弁36で開く。この状態で汲み上げポンプ15,16の作動させることにより、研削水が上述した如く再び循環させられて、廃液(研削水)中の研削屑が筒状フィルタ20により再び除去されて、清浄研削水が再び冷却用の研削水として使用される。
【0046】
そして、この廃液13の上部の清浄研削水は、汲み上げポンプ16により吸い込まれて汲み上げポンプ16から流入された後、ホース16aを介して再度研削部6にノズル7から吹き付けられ、循環する。この様に2つの汲み上げポンプ15,16を使用することで、排水タンク11のメンティナンスが容易となる。
【0047】
この様な研削水の循環において、濾過装置14の研削屑回収袋18内の底部に研削屑である程度堆積したときには、締結バンド22を取り外して、蓋体19を図7の如く筒状容器17の上端部から取り外した後、研削屑回収袋18を筒状容器17から抜き取って、研削屑を研削屑回収袋18と一体に回収し廃棄処理する。この研削屑の堆積量は、筒状容器17及び研削屑回収袋18が透明なので、外から視認することができる。尚、この様に研削屑回収袋18を設けることで、手を汚すことなく研削屑を回収廃棄することができる。
【0048】
上述のような研削水の循環サイクルにおいて、筒状フィルタ20の外表面に研削屑が付着して筒状フィルタ20が目詰まりした場合には、この筒状フィルタ20の外表面に付着した研削屑を取り除くことにより、筒状フィルタ20を再度使用することができる。
【0049】
また、締結バンド22を取り外して、蓋体19を図7の如く筒状容器17の上端部から取り外した後、研削屑回収袋18を筒状容器17から抜き取って、蝶ナット24をフィルタ固定軸21から取り外すことにより、筒状フィルタ20を蓋体19の筒状部19cから取り外すことができる。従って、 この様なエア逆流による筒状フィルタ20の研削屑の除去によっても目詰まり状態が解消できなくなった場合には、目詰まりした筒状フィルタ20を蓋体19から取り外して新たなものと交換する。
【0050】
尚、別の筒状フィルタを準備しておき、交互に利用することで、筒状フィルタの長寿命化を図ることもできる。
【0051】
<第2実施例>
尚、エアポンプ32は手動式のものを用いたが、モータやソレノイドを用いた電動式のエアポンプでも良い。また、汲み上げポンプ15,16等の動力をクラッチを利用してON・OFFするエアポンプを用い、研削水循環中にエアポンプの圧縮エアを圧縮エアタンクに所定圧力(設定圧力)で蓄積して、この圧縮エアタンクの圧力を筒状フィルタ20からの研削屑の除去に利用してもよい。この場合には、圧縮エアタンク内の圧力を圧力センサで検出して、その圧力が設定値になったときにクラッチを切って、エアポンプによる圧縮を停止させる。
【0052】
また、これらの様に電動式にエアポンプを利用することで、汲み上げポンプ15,16の停止時には、電動式のエアポンプを所定時間作動させて圧縮エアを上述のように筒状フィルタ20内に逆流させるか、或いは圧縮エアタンクのエアを上述のように筒状フィルタ20内に逆流させるかして、筒状フィルタ20の外周面に付着した研削屑を自動的に除去するように構成することもできる。この場合には、上述したようなエアの逆流に必要な三方切換弁38の接続ポート30,31の開閉を手動ではなくソレノイドで行う。即ち、汲み上げポンプ15,16の停止時には、ソレノイドを先に制御してこのソレノイドで回転弁35,36を回動制御することにより、上述したようなエアの逆流に必要な三方切換弁38の接続ポート30,31の開閉を行った後、電動式のエアポンプを所定時間作動させて圧縮エアを上述のように筒状フィルタ20内に逆流させるか、或いは圧縮エアタンクのエアを上述のように筒状フィルタ20内に逆流させるかするようにすると良い。この制御は、レンズ研削装置1の制御回路(図示せず)で行うようにする。この様に、汲み上げポンプ15,16のOFF時に常に筒状フィルタ20の外周面の研削屑が除去されることになるので、使用者は研削屑回収袋18内の研削屑の堆積量のみを見ていれば良く、筒状フィルタ20の目詰まりをあまり気にせず使用できる。
【0053】
<第3実施例>
また、以上説明した実施例では、排水タンク11の底壁11aを傾斜させて、傾斜の一番低い場所に汲み上げポンプ15の吸込口15aを配設することにより、底壁11a上に沈殿する研削屑を集めて吸引できるようにしたが、必ずしも底壁11aを傾斜させなくても研削屑を良好に集めることができる。即ち、例えば、図8に示したように吸込口15aを扁平で且つ面積を広くすることにより、排水タンク11の底壁11a上の研削屑を底壁11a全体から吸込口15aに吸い込むことが可能となる。また、吸込口15aは周縁部15cが末広がりに形成されていている。尚、吸込口15aは研削水管15bを介して図示を省略した汲み上げポンプに接続され、この汲み上げポンプは排水タンク11外に配置される。この場合には、研削屑を広口で末広がりの吸込口15aで吸引できるので、排水タンク11の底部に沈下した研削屑の一括吸込処理を容易に行うことができる。また、汲み上げポンプは排水タンク11外に配置されるので、排水タンク11や汲み上げポンプのメンテナンスが容易となる。
【0054】
<第4実施例>
また、上述した実施例では、排水タンク11内の廃液13を濾過装置14で清浄化したのち、この清浄研削水を排水タンク11の上部に戻して、この排水タンク11の上部の廃液を研削水としてノズル7に循環させる様にしたが、必ずしもこの様に構成する必要はない。例えば、図9に示したように、排水タンク11とは別に清浄研削水タンク40を設け、濾過装置14で清浄化された清浄研削水を清浄研削水タンク40内に貯留し、この清浄研削水タンク40内の清浄研削水41上に汲み上げポンプ16を配置して、純粋に清浄研削水のみをノズル7に循環させるようにしてもよい。また、排水タンク11内に仕切壁42を設けて、排水タンク11内に仕切壁42で区画された廃液室43と清浄研削水室44とに区画し、廃液室43にレンズ研削装置1からの研削水を排水して、汲み上げポンプ115により廃液室43内の廃液を濾過装置14に供給すると共に、濾過装置14で清浄化された清浄研削水を清浄研削水室43に貯留させ、この清浄研削水室43に貯留した清浄研削水を汲み上げポンプ16でノズル7に循環させるようにしてもよい。これらの場合には、清浄研削水が廃液と混じることが全くないので、研削屑が除去された好ましい研削水をノズル7に循環できる。
【0055】
<第5実施例>
更に、以上説明した実施例では、レンズ研削装置1からの研削水の廃液を排水タンク11内に一時貯留してから、この貯留した廃液を濾過装置で濾過して清浄研削水にするようにしたが、必ずしもこの構成に限定されるものではない。例えば、図11に示したように、排水ホース12の下端部にフィルタ(濾過部)45を設けて、レンズ研削装置1から排水ス12を介して排水される研削水の廃液をフィルタ45で直接濾過して、濾過され清浄化された清浄研削水11を清浄研削水タンク46に排出し、この清浄研削水タンク46内の清浄研削水47を汲み上げポンプ16で直接ノズル7に供給循環させるようにしてもよい。この場合には、汲み上げポンプ15及び濾過装置14は不要となるので、構成が簡単となる。更に、フィルタ45から直接汲み上げポンプで研削屑を吸引するようにしても良い。
【0056】
<第6実施例>
また、上述した実施例では、フィルタ固定軸21と蝶ナット24を用いて筒状フィルタ20を蓋体19の筒状部19cに保持させ、無理に押し込める様な形で装着しなければならなかったが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図12〜図14に示したように、リンク式保持機構50を蓋体19に設けて、このリンク式保持機構50で蓋体19を蓋体19に保持させるようにしても良い。
【0057】
このリンク式保持機構50は、上端部にフランジ51aが設けられ且つ蓋本体19aの中央部を貫通する操作軸51と、フランジ51aと蓋本体19aの上面との間に介装されたコイルスプリング(弾性部材)52と、蓋本体19aに保持され且つ操作軸51の外周と蓋本体19aとの間に介装されたシールリング(シール部材)53を有する。
【0058】
また、リンク保持機構50は、自由端に保持爪54a,54aがそれぞれ設けられ且つ蓋本体19a内に配設された一対のフィルタ保持用のリンク54,54と、リンク54,54の基端部を操作軸51の下端部に回動自在に保持している支持軸55と、リンク54,54に対応して蓋本体19a内に配設された一対の支持リンク55,55と、支持リンク55,55の上端部を蓋本体19aに回動自在に保持している支持軸56,56と、支持リンク55,55の下端部をリンク54,54の自由端部側の部分に回動自在に結合保持している結合軸57,57を有する。
【0059】
尚、この様な構成のリンク式保持機構50を用いて蓋体19に保持される筒状フィルタ20は、上端部に爪係合用の外方フランジ20aを有する。また、底キャップ22は、筒状フィルタ20の下端部に接着固定するか、或いは筒状フィルタ20の下端部内にネジ式に螺着して固定しても良い。
【0060】
この様な構成のリンク式保持機構50を用いて筒状フィルタ20を蓋体19に保持させるには、図14の様にコイルスプリング52のバネ力に抗し操作軸51を押し下げ、リンク54,54の保持爪54a,54aを開いた状態で、筒状フィルタ20の上端部を蓋本体19aの筒状部19cの外周に嵌合した後、操作軸51から押圧力を解除する。この押圧力解除により、操作軸51はコイルスプリング52のバネ力で上方に変位させられ、リンク54,54の自由端部間の間隔が支持リンク55,55の作用により狭められて、リンク54,54の保持爪54a,54aが筒状フィルタ20の外方フランジ20aの下面に図13の如く係合し、筒状フィルタ20が蓋体19に保持されることになる。
【0061】
また、十分使用された筒状フィルタ20を蓋体19から外して捨てる場合には、図13の状態から操作軸51をコイルスプリング52のバネ力に抗して図14の様に押し下げて、リンク54,54の保持爪54a,54aを支持リンク55,55の作用により開かせた後、蓋体19に多少振動或いは軽い衝撃力を作用させることで、筒状フィルタ20を振動或いは衝撃力により蓋本体19aの筒状部19cから抜け外して下方に図15(b)の如く落下させる。この後、蓋体19を上述したようにして筒状容器17から取り外して、筒状フィルタ20が入った研削屑回収袋18を図15(c)の如く筒状容器17から抜き取って廃棄する。
【0062】
この場合には、作業者は研削屑で汚れた筒状フィルタ20に直接触れることがないので、手が汚れたりすることがない。しかも、濾過装置等のメインティナンスが容易となる。
【0063】
<その他>
図1に示した実施例では、排水タンク11の底面11aを排水ホース12側から汲み上げポンプ15側に向けて下方に傾斜させるように構成したが、必ずしもこの構成に限定されるものではない。
【0064】
例えば、図1に示した排水タンク11の底壁11aを紙面と直交する方向に断面して見たときに、底壁11aを傾斜底壁部11b,11cからV字状に形成して、排水タンク11の下方に沈殿する研削屑が傾斜底壁部11b,11cの作用により底壁11aの中央部に集まるようにして、汲み上げポンプ15による研削屑の効率的な吸込を行うことができるようにしても良い。
【0065】
【発明の効果】
以上説明した請求項1の発明によれば、研削屑が沈殿部に堆積することにより、濾過部の寿命を延ばすことができる。
【0066】
また、逆洗手段により濾過部の上流側の表面に付着した研削屑を剥離して沈殿部に堆積させることにより、濾過部を再度研削屑の除去に使用でき、濾過部の寿命を更に延ばすことができる(濾過部の長寿化が図れる)。
【0067】
請求項の発明によれば、逆洗手段により濾過部の上流側の表面に付着した研削屑を剥離して沈殿部に堆積させることにより、濾過部を再度研削屑の除去に使用でき、濾過部の寿命を更に延ばすことができる(濾過部の長寿化が図れる)。
【0069】
請求項の発明によれば、研削水貯蔵容器の底部に沈下する研削屑を傾斜に沿って傾斜の最下部に集めて濾過装置に供給できる
【0070】
また、請求項4の発明によれば、請求項1の効果に加えて、作業者は研削屑で汚れた筒状フィルタ20に直接触れることがないので、手が汚れたりすることがない。しかも、濾過装置等のメインティナンスが容易となる。
【0071】
尚、研削水貯蔵容器内の研削水を濾過装置に送る研削水管の先端に末広がりの吸込口を設けた構成とした場合、研削屑を広口で末広がりの吸込口で吸引できるので、研削水貯蔵容器の底部に沈下した研削屑の一括吸込処理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る玉摺機の研削屑除去装置の概略説明図である。
【図2】図1に示し濾過装置の断面図である。
【図3】図2に示した濾過装置の研削屑除去作用の説明図である。
【図4】(a)は図1に示した三方切換弁の断面図、(b)は三方切換弁に用いる弁体の他の例を示す説明図、(c),(d)は(b)に示した構造の弁体を有する弁の作用説明図である。
【図5】(a)は図2に示した筒状フィルタの斜視図、(b)は(a)の筒状フィルタの下部に底キャップを取り付けた斜視図である。
【図6】(a)は筒状フィルタの上部と蓋体の筒状部との関係を示す分解斜視図、(b)は(a)の筒状フィルタと蓋体の筒状部の取付の説明図である。
【図7】濾過装置から研削屑回収袋を取り出した場合の概略説明図である。
【図8】図1に示した排水タンク及び汲み上げポンプの吸込口の他の例を示す説明図である。
【図9】この発明にかかる玉摺機の研削屑除去装置の他の例を示す概略説明図である。
【図10】図に1に示した排水タンクの他の例を示す概略説明図である。
【図11】この発明に係る玉摺機の研削屑除去装置他の例を示す説明図である。
【図12】図1〜図3に示した濾過装置の他の例を示す断面図である。
【図13】図12のC−C線に沿う断面図である。
【図14】図13の作用説明図である。
【図15】(a)は筒状フィルタが蓋体に付いた状態(図12の状態)の概略説明図、(b)は筒状フィルタを蓋体から取り外した状態の概略説明図、(c)は筒状フィルタを研削屑回収袋と共に筒状容器から取り外した状態の説明図である。
【図16】 図1に示した排水タンクの他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
4・・・被加工レンズ(眼鏡レンズ)
11・・・排水タンク
11a・・・底壁
14・・・濾過装置
15b・・・研削水管
15c・・・吸込口
17・・・筒状容器
18・・・研削屑回収袋
18a・・・空間(沈殿部)
19・・・蓋体(蓋部)
20・・・筒状フィルタ(濾過部)
28・・・三方切換弁(流路切換手段)
32・・・エアポンプ(逆洗手段)

Claims (4)

  1. 有底筒状で透明な筒状容器と、前記筒状容器の上部開口端を閉成する蓋体と、前記筒状容器内に配設され且つ上端部が前記筒状容器と蓋体との間に保持された透明な研削屑回収袋と、前記筒状容器内に同心に配設されていると共に前記蓋体に上端部が保持され且つ下端が閉成された筒状フィルタと、前記筒状フィルタ内に逆洗用の空気を供給するエアポンプを備え、前記研削屑回収袋と前記筒状フィルタとの間に研削屑が含まれる研削水を供給して、該研削水を前記筒状フィルタ内に透過させることにより、前記筒状フィルタで前記研削水を濾過すると共に、前記筒状フィルタの外周面で捕集される前記研削屑を前記研削屑回収袋に沈殿堆積させることを特徴とする玉摺機の濾過装置。
  2. 眼鏡レンズを加工する際に用いられる研削水を貯蔵する研削水貯蔵容器が設けられ、前記研削水貯蔵容器の研削水を請求項1に記載の濾過装置で濾過して前記研削水貯蔵容器に戻すようにしたことを特徴とする玉摺機の研削屑除去装置。
  3. 請求項2に記載の玉摺機の研削屑除去装置において、研削水を貯蔵する研削水貯蔵容器の底面に傾斜が設けられ、研削屑が含まれる研削水を前記濾過装置に送る研削水管の吸込口が前記底面の傾斜の下端部に開口させたことを特徴とする玉摺機の研削屑除去装置。
  4. 有底筒状で透明な筒状容器と、前記筒状容器の上部開口端を閉成する蓋体と、前記筒状容器内に配設され且つ上端部が前記筒状容器と蓋体との間に保持された透明な研削屑回収袋と、前記筒状容器内に同心に配設されていると共に前記蓋体に上端部が保持され且つ下端が閉成された筒状フィルタと、前記筒状フィルタ内に逆洗用の空気を供給するエアポンプを備え、前記研削屑回収袋と前記筒状フィルタとの間に研削屑が含まれる研削水を供給して、該研削水を前記筒状フィルタ内に透過させることにより、前記筒状フィルタで前記研削水を濾過すると共に、前記筒状フィルタの外周面で捕集される前記研削屑を前記研削屑回収袋に沈殿堆積させる玉摺機の濾過装置であって、
    前記蓋体の中央部を上下に貫通する操作軸、及び、前記筒状フィルタの上端部を自由端部間で保持し且つ前記操作軸の押し下げ操作で自由端部間が開くように前記蓋体に回動可能に支持されたフィルタ保持用の一対のリンクを有するリンク式保持機構を備えると共に、
    前記操作軸を押し下げることにより前記支持リンクを開き、筒状フィルタを研削屑回収袋内に落下させることを特徴とする玉摺機の濾過装置。
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