JP4093508B2 - コンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造 - Google Patents

コンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばステアリングホイールのシャフトを貫通させると共に、車両の各所に配設された電装品を作動するためのスイッチ類を組み合わせて構成したコンビネーションスイッチと、近年装着が義務づけられたエアバックシステムを構成するエアバックコイルとを、より簡潔な構造でしかも部品交換を容易に行えるような組み立て構造とした、コンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の車両におけるステアリングホイールを保持するステアリングシャフトには、車両各所に組み込まれた電装品を作動するためのスイッチ類を、集中的に手元で行えるように構成したコンビネーションスイッチと、装着が義務づけられるに至ったエアバッグシステムを構成するエアバッグコイルとを挿通して、共に保持されている。
例えば図3に示すように、ステアリングロック機構ユニット1に、コンビネーションスイッチ構造体2を載置すると共にねじ止め固定し、前記コンビネーションスイッチ構造体2上に、エアバッグ接続ケーブルを収容したエアバッグコイルケース3を重ねてねじ止めし、ステアリングシャフト4をステアリングロック機構ユニット1からエアバッグコイルケース3を介して挿通して組み付けるようにして構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、コンビネーションスイッチ構造体2における機械的可動部分や接点等は、長期に渡る使用により、どうしても摩耗したり、接触不良を引き起こしたり、故障しやすいものであり、保守点検の際に、修理、場合によっては交換する必要性が出てくる。
そのために、コンビネーションスイッチ構造体2を取り出すために、先ず、エアバッグコイルケース3を取り外さなくてはならない。
その一方で、これら構造体は、それぞれステアリングロック機構ユニット1に、コンビネーションスイッチ構造体2に、エアバッグコイルケース3というように、互いに独立してケースに組み込み、これらケース同士をねじ止めによって連結する構成としているものである。
そのために設置スペースを大きく取ることとなり、部品点数も多く、設計上の制約が生じ、組み付け工程の煩雑さの一方、保守点検作業の手間取り、さらには製造コストの抑制は困難なものとなっていた。
本発明はこのような背景から提案されたものであって、例えばステアリングホイールのシャフトを貫通させると共に、車両の各所に配設された電装品を作動するためのスイッチ類を組み合わせて構成したコンビネーションスイッチと、近年装着が義務づけられたエアバックシステムを構成するエアバックコイルとを、より簡潔な構造でしかも部品交換を容易に行えるような組み立て構造とした、コンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明は、車両に配備された電装部品を操作するためのスイッチ類を組み込んだコンビネーションスイッチ構造体をステアリングホイール近傍のステアリングシャフト周囲近傍に組み付けるに当たり、エアバッグシステムを構成する、ステアリングホイールに組み込んだエアバッグに対する流体発生手段と電気的に接続する接続ケーブルをスパイラル状に収容したエアバッグコイルケースを、ステアリングロック機構ユニットに設けた突部にねじ止め固定すると共に、このエアバッグコイルケースに上方から重ねるように、前記コンビネーションスイッチ構造体を配置して前記ステアリングロック機構ユニットに設けた上記突部と比較して長尺な柱状部材にねじ止め固定し、前記ステアリングロック機構ユニット、前記エアバッグコイルケース、そして前記コンビネーションスイッチ構造体に、前記ステアリングシャフトを挿通して、前記ステアリングホイール近傍の前記ステアリングシャフト周囲近傍に保持するようにした。
【0005】
【発明の実施の態様】
次に、本発明にかかるコンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造の一つの実施の態様を示し、添付の図面を参照しながら以下説明する。
図1に、車両に配備された電装部品を操作するためのスイッチ類を組み込んだコンビネーションスイッチ構造体10と、エアバッグシステムを構成する、ステアリングホイールに組み込んだエアバッグに対する流体発生手段と電気的に接続する接続ケーブルをスパイラル状に収容したエアバッグコイルケース11とを示す。
これらコンビネーションスイッチ構造体10とエアバッグコイルケース11とは、ステアリングロック機構ユニット12に設けたエアバッグコイルケース11を固定するための突部13に、エアバッグコイルケース11をねじ止め固定すると共に、エアバッグコイルケース11に重ねるようにコンビネーションスイッチ構造体10を配置して、突部13に比較して長尺な柱状部材14にねじ止め固定する構造としている。
そして前記コンビネーションスイッチ構造体10に、ステアリングシャフト15を挿通して、ステアリングホイール近傍のステアリングシャフト15上端部に保持するようにしている。
【0006】
前記ステアリングロック機構ユニット12は、ステアリングシャフト15を挿通する挿通パイプ16と、挿通パイプ16に挿通されるステアリングシャフト15を拘束するためのロック機構(図示省略)を内蔵したロック機構ケース17とを一体的に構成したもので、これら挿通パイプ16とロック機構ケース17とに、前記エアバッグコイルケース11を固定するための突部13と、コンビネーションスイッチ構造体10を取り付け保持するための柱状部材14とを突設している。
【0007】
次にエアバッグコイルケース11について説明する。
すなわちエアバッグコイルケース11は、図2に示すように前記柱状部材14に固定するステータ(図示省略)に被せるように装着した蓋部材18と、ステータの中心に、ステータと同心的に回動自在に装着したロータ19とを有している。
またかかるエアバッグコイルケース11のロータ19は、中央にステアリングシャフト15を挿通すべき空間部Sを有し、挿通されるステアリングシャフト15と追従回動するかご型従動部材20が嵌入されている。このかご型従動部材20は、ロータ19上面から所定寸法分、突出させており、この突出した分を後述するコンビネーションスイッチ構造体10における挿通穴(後述)に嵌入させることで位置合わせ状態に重なるようにしている。
また、エアバッグコイルケース11において、ステータとステータ上に装着される蓋部材18の外周側面下部側に、前記突部13の頂部に当接すると共に、ねじ(図示省略)により突部13に固定するようにするための、突片21が設けられている。
さらに、前記かご型従動部材20には、ステアリングシャフト15、ロータ19と共に回動復帰することで、コンビネーションスイッチ構造体10における挿通穴15に形成した復帰レバー(後述)と係合して、自動的にコンビネーションスイッチ構造体10における操作レバー(後述)を復帰せしめるキャンセルリブ22が形成されている。
また、かご型従動部材20の上縁20aからは、エアバッグコイルケース11内に収容された帯状ケーブルと、ステアリングホイールに設けたエアバッグシステムを構成するエアバッグ(図示省略)のガス発生手段と電気的に接続する接続ケーブル(図示省略)とを接続するコネクタ部23を突設させている。
【0008】
そして、エアバッグコイルケース11上に配置されるコンビネーションスイッチ構造体10は、一つの筐体24に、中央に形成される挿通穴25を挟んで、多数の接点を内蔵するケーシング26、27を組み付けて、これらケーシング26、27における接点を操作するための操作レバー28、29を突設させている。
一方の操作レバー28は、例えばEXH&リターダ、ワイパー、ウオッシャ、ハザード、イントタイム等の機構を作動させるためのもので、それぞれ特定の方向、ストロークで操作可能に設けられている。
またもう一方の操作レバー29は、例えばターン、レーンチェンジ、コーナリング、ディマ&パッシング、ライティング、オートクルーズ、フォグ等の機構、機能を作動させるための機能を備えたものである。
【0009】
以上のような、コンビネーションスイッチ構造体10の組み付け構造によれば、コンビネーションスイッチ構造体10は、エアバッグコイルケース11とは直接的に連結する構造ではなく、また、機構的可動要素の多いコンビネーションスイッチ構造体10がエアバッグコイルケース11の上部に重ねるように取り付ける構造としたので、長期使用経過時にもしコンビネーションスイッチ構造体10の交換の必要が出たら、コンビネーションスイッチ構造体10を柱状部材14に固定するねじ(図示省略)をドライバ等により緩めて、エアバッグコイルケース11に何ら影響を及ぼすことなくステアリングロック機構ユニット12から取り外すことができる。
従って、従来のようにエアバッグコイルケース11も、取り外すようなことは不要であり、交換作業の手間を短縮、容易化することができる。
また、コンビネーションスイッチ構造体10とエアバッグコイルケース11とを、それぞれステアリングロック機構ユニット12に別個に取り付ける構造としたので、これら取付けスペースを縮小化することができ、部品点数も減ずることができ、組立装着工程を簡潔化することができる。
なお、コンビネーションスイッチ構造体10を最上部に持ってきたことにより、これまでのように、操作レバー28、29を特殊な形状(例えばケーシング26、27から操作レバー28、29の先端側を極端に跳ね上げる形状とする)としなくとも運転者の足にあたるようなこともなく、さらにはステアリングホイールに操作レバー28、29が必然的に近接するので、操作性がよいという効果ももたらされる。
【0010】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、従来の構造に比較して、コンビネーションスイッチと、近年装着が義務づけられたエアバックシステムを構成するエアバックコイルとを、より簡潔でしかもコンビネーションスイッチにおける部品交換に何ら支障はないように、組み付けることができ、またステアリングシャフト周りの装着ためのスペースを抑えることができ、部品点数も減らすことができるので、組立工程、コストを十分に抑制することが可能となる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造の一つの実施形態を示す外観斜視説明図である。
【図2】図1に示すコンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造の分解斜視説明図である。
【図3】従来におけるコンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造の一例を示す、分解斜視説明図である。
【符号の説明】
10 コンビネーションスイッチ構造体
11 エアバッグコイルケース
12 ステアリングロック機構ユニット
13 突部
14 柱状部材
15 ステアリングシャフト
16 挿通パイプ
17 ロック機構ケース
18 蓋部材
19 ロータ
20 かご型従動部材
20a 上縁
21 突片
22 キャンセルリブ
23 コネクタ部
24 筐体
25 挿通穴
26、27 ケーシング
28、29 操作レバー

Claims (1)

  1. 車両に配備された電装部品を操作するためのスイッチ類を組み込んだコンビネーションスイッチ構造体をステアリングホイール近傍のステアリングシャフト周囲近傍に組み付けるに当たり、エアバッグシステムを構成する、ステアリングホイールに組み込んだエアバッグに対する流体発生手段と電気的に接続する接続ケーブルをスパイラル状に収容したエアバッグコイルケースを、ステアリングロック機構ユニットに設けた突部にねじ止め固定すると共に、このエアバッグコイルケースに上方から重ねるように、前記コンビネーションスイッチ構造体を配置して前記ステアリングロック機構ユニットに設けた上記突部と比較して長尺な柱状部材にねじ止め固定し、前記ステアリングロック機構ユニット、前記エアバッグコイルケース、そして前記コンビネーションスイッチ構造体に、前記ステアリングシャフトを挿通して、前記ステアリングホイール近傍の前記ステアリングシャフト周囲近傍に保持するようにしたことを特徴とするコンビネーションスイッチ構造体の組み付け構造。
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