JP4093221B2 - 鋳物用アルミニウム合金、アルミニウム合金鋳物およびその製造方法 - Google Patents
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すなわち、本発明の鋳物用アルミニウム合金は、全体を100質量%としたときに、ケイ素(Si):4〜12質量%と、銅(Cu):0.2質量%以下と、マグネシウム(Mg):0.2質量%を超え0.5質量%以下と、ニッケル(Ni):0.2〜3質量%と、鉄(Fe):0.1〜0.7質量%と、チタン(Ti):0.15〜0.3質量%と、残部がアルミニウム(Al)および不可避的不純物とからなり、実用疲労特性に優れたアルミニウム合金鋳物が得られることを特徴とする。
本発明は、上記鋳物用アルミニウム合金のみならず、実用疲労特性に優れたアルミニウム合金鋳物としても把握できる。
すなわち、本発明は、全体を100質量%としたときに、Si:4〜12質量%と、Cu:0.2質量%以下と、Mg:0.2質量%を超え0.5質量%以下と、Ni:0.2〜3質量%と、Fe:0.1〜0.7質量%と、Ti:0.15〜0.3質量%と、残部がAlおよび不可避的不純物とからなり、α−Alを主とする基地相と該基地相をネットワーク状に囲繞すべく晶出した骨格相とからなる金属組織を有し、該基地相がMgによって析出強化された実用疲労特性に優れることを特徴とするアルミニウム合金鋳物としても良い。
本発明は、さらに、上記鋳物用アルミニウム合金の製造に好適な製造方法としても把握できる。
すなわち、本発明は、Alを主成分とするアルミニウム合金溶湯を鋳型に注入、凝固させてアルミニウム合金鋳物を得る鋳造工程と、該アルミニウム合金鋳物に溶体化熱処理および時効熱処理を施す熱処理工程とを備えてなり、
該熱処理工程後のアルミニウム合金鋳物は、全体を100質量%としたときに、Si:4〜12質量%と、Cu:0.2質量%以下と、Mg:0.2質量%を超え0.5質量%以下と、Ni:0.2〜3質量%と、Fe:0.1〜0.7質量%と、Ti:0.15〜0.3質量%と、残部がAlおよび不可避的不純物とからなり、α−Alを主とする基地相と該基地相をネットワーク状に囲繞すべく晶出した骨格相とからなる金属組織を有し、該基地相がMgを含有する析出物によって析出強化された実用疲労特性に優れることを特徴とするアルミニウム合金鋳物の製造方法としても良い。
本発明のアルミニウム合金は、従来困難であった、アルミニウム合金鋳物の高強度または高疲労強度と、その高耐熱疲労性とを両立させた。これが可能となったメカニズムは必ずしも定かではないが、現状、次のように考えられる。なお、以降では、鋳物原料としての鋳物用アルミニウム合金、鋳造製品であるアルミニウム合金鋳物の両方を含めて、適宜、単にアルミニウム合金と呼ぶ。
従来、アルミニウム合金(鋳物)の疲労強度を高める際、先ず、その静的な引張強度の向上が考えられる。その手法として、CuやMg等の析出強化元素を含有させるのが一般的である。
先ず、本発明のアルミニウム合金は、Cuを実質的に含有していないので、基地相の組織が安定し、熱疲労環境下での基地相の脆化が抑止されて、耐熱疲労性の向上に寄与する。ちなみに、Cuによる基地相の脆化は、熱疲労環境下で基地相中に析出したCu化合物が粗大化することで生じると考えられる。
本発明のアルミニウム合金中のSiは、4〜12質量%が好適である。Siが4質量%未満では、鋳造性が悪く、鋳物中に鋳造欠陥を生じやすい。また、鋳物の熱膨張係数が大きくなる。一方、Siが12質量%を超えると、合金溶湯が凝固する際に指向性が高まり、金属組織が不均質になる。また、鋳物の最終凝固部に多量の鋳造欠陥を生じるおそれもある。さらに、脆いSi粒子が増加して、鋳物の延性や靭性が低下するおそれもある。
ちなみに、本発明のアルミニウム合金の結晶粒径dと二次デンドライトアーム間隔DASとの比d/DASは、例えば、5〜20程度となる。この結晶粒径dは、例えば、JlS−H−0501「伸銅品結晶粒度試験方法」に準じて測定して求められる。
本発明のアルミニウム合金鋳物または本発明の鋳物用アルミニウム合金を用いて鋳造した鋳物(便宜上、両者を併せて「アルミニウム合金鋳物」または単に「鋳物」という。)は、基地相と骨格相とからなる。基地相は主にα−Alからなり、骨格相はこの基地相をネットワーク状に囲繞する晶出物からなる(図1参照)。このような金属組織は、例えば、基地相が初晶として凝固した後に、骨格相がその基地相の周囲に共晶反応によって晶出して得られる。この場合の金属組織は、主に、アルミニウム合金の溶湯が鋳型内で粥状凝固して得られた亜共晶組織となる。
また、本発明のアルミニウム合金鋳物の気孔率は、0.3vol%未満であることが好ましい。気孔率が0.3vol%以上であると、鋳物の耐熱疲労性を充分に発揮させることができない。気孔率が低いほど、合金本来の優れた耐熱疲労性が発揮される。このため、気孔率は、0.1vol%未満であることが好ましく、0.05vol%未満が最適である。このような気孔率の値は、例えば、シリンダヘッドの燃焼室の弁間部等、鋳物の耐熱疲労性が特に要求される部位で達成されていればよい。
本発明の鋳物用アルミニウム合金は、当然ながらアルミニウム合金鋳物の原料として使用される。その鋳物用アルミニウム合金の形態は問わないが、通常、インゴット状態である。
(第1実施例)
(1)試験片の製造
表1に示すように、組成の異なる鋳物用アルミニウム合金を溶解して溶湯を調製した後、JIS4号試験片作製用の金型にそれらを注湯し、放冷して凝固させた(鋳造工程)。得られた鋳物に、530℃x5.5hr加熱した後、50℃の温水中に入れて焼入れる溶体化熱処理を施した。その後、さらに、160℃x5hr加熱する時効熱処理を施した。この熱処理後の鋳物からφ4mmx長さ6mmの平行部を有する熱疲労試験片を採取し、表1に示す試験片No.1−1〜1−8を得た。
各試験片の耐熱疲労性は次のように評価した。
表2に示すように、組成の異なる鋳物用アルミニウム合金を用いて、第1実施例と同様に、試験片No.2−1〜2−6を製作した。これらの試験片は、Mg量がそれぞれ異なる。
このため、Mg量が0.2質量%を超える鋳物は、高温に加熱される部位以外で、高硬度、高強度が維持されるので、例えば、シリンダヘッドや排気系部品等のエンジン用高強度部品の母材としても好ましいと考えられる。
本発明のアルミニウム合金がこのような優れた特性を発揮するのは、表1および表2からも解るように、適量のMgおよびNiを含有させたことの相乗効果と考えられる。
表3に示すように、組成の異なる鋳物用アルミニウム合金を用いて、第1実施例と同様に、試験片No.3−1〜3−3を製作した。これらの試験片は、Cu量がそれぞれ異なるものである。
これらの試験片に対して塩水噴霧試験を行い、各試験片の耐蝕性を評価した。塩水噴霧試験は、JIS Z2371−1994に準拠しつつ、塩水濃度5%、噴霧塩水の温度35℃、試験時間100hrとして行った。なお、各試験片の表面は、#600の耐水研磨紙で試験前に均一に研磨しておいた。
従って、例えば、本発明のアルミニウム合金からなるシリンダヘッド等は、前述した高強度、高耐熱疲労性等と共に高耐蝕性を備えるものとなり、信頼性が非常に高いものといえる。
表4に示すように、組成の異なる鋳物用アルミニウム合金を用いて、第1実施例と同様に、試験片No.4−1〜4−3を製作した。これらの試験片はB量がそれぞれ異なるものである。これらの試験片を150℃x100hr加熱した後に、それぞれのビッカース硬さを測定した。その結果を表4に併せて示す。なお、この硬さ測定は室温雰囲気で行った。
表5に示すように、組成の異なる鋳物用アルミニウム合金を用いて、第1実施例と同様に、試験片No.5−1〜5−4を製作した。これらの試験片はCa量がそれぞれ異なるものである。
Claims (12)
- 全体を100質量%としたときに、ケイ素(Si):4〜12質量%と、銅(Cu):0.2質量%以下と、マグネシウム(Mg):0.2質量%を超え0.5質量%以下と、ニッケル(Ni):0.2〜3質量%と、鉄(Fe):0.1〜0.7質量%と、チタン(Ti):0.15〜0.3質量%と、残部がアルミニウム(Al)および不可避的不純物とからなり、
実用疲労特性に優れたアルミニウム合金鋳物が得られることを特徴とする鋳物用アルミニウム合金。 - さらに、マンガン(Mn):0.1〜0.7質量%を含有する請求項1に記載の鋳物用アルミニウム合金。
- さらに、ジルコニウム(Zr):0.03〜0.5質量%およびバナジウム(V):0.02〜0.5質量%の1種以上を含有する請求項1に記載の鋳物用アルミニウム合金。
- さらに、ホウ素(B):0.01質量%以下である請求項1に記載の鋳物用アルミニウム合金。
- さらに、カルシウム(Ca):0.0005〜0.003質量%を含有する請求項1または3に記載の鋳物用アルミニウム合金。
- 全体を100質量%としたときに、Si:4〜12質量%と、Cu:0.2質量%以下と、Mg:0.2質量%を超え0.5質量%以下と、Ni:0.2〜3質量%と、Fe:0.1〜0.7質量%と、Ti:0.15〜0.3質量%と、残部がAlおよび不可避的不純物とからなり、
α−Alを主とする基地相と該基地相をネットワーク状に囲繞すべく晶出した骨格相とからなる金属組織を有し、
該基地相がMgを含有する析出物によって析出強化された実用疲労特性に優れることを特徴とするアルミニウム合金鋳物。 - 前記骨格相は、少なくともNi化合物およびFe化合物からなる強化粒子によって強化されている請求項6に記載のアルミニウム合金鋳物。
- 前記基地相の使用時の初期硬さは、ビッカース硬さ(HV)で64HV以上である請求項6に記載のアルミニウム合金鋳物。
- 前記金属組織は、初晶Siを含まない請求項6に記載のアルミニウム合金鋳物。
- 前記アルミニウム合金鋳物は、エンジン用部材である請求項6に記載のアルミニウム合金鋳物。
- 前記エンジン用部材は、レシプロエンジンのシリンダヘッドである請求項10に記載のアルミニウム合金鋳物。
- Alを主成分とするアルミニウム合金溶湯を鋳型に注入、凝固させてアルミニウム合金鋳物を得る鋳造工程と、
該アルミニウム合金鋳物に溶体化熱処理および時効熱処理を施す熱処理工程とを備えてなり、
該熱処理工程後のアルミニウム合金鋳物は、全体を100質量%としたときに、Si:4〜12質量%と、Cu:0.2質量%以下と、Mg:0.2質量%を超え0.5質量%以下と、Ni:0.2〜3質量%と、Fe:0.1〜0.7質量%と、Ti:0.15〜0.3質量%と、残部がAlおよび不可避的不純物とからなり、
α−Alを主とする基地相と該基地相をネットワーク状に囲繞すべく晶出した骨格相とからなる金属組織を有し、
該基地相がMgを含有する析出物によって析出強化された実用疲労特性に優れることを特徴とするアルミニウム合金鋳物の製造方法。
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