JP4091023B2 - 印刷装置および印刷方法、ならびに、制御プログラム、記録媒体 - Google Patents

印刷装置および印刷方法、ならびに、制御プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、追い越し処理機能を有する印刷装置および印刷方法に関するものである。
従来、複数の印刷ジョブ(以下、単にジョブと称する)を印刷する場合、あるジョブが用紙切れ等の印刷資源が不足したことにより印刷不能な場合には、待機中のジョブの印刷を、印刷不能なジョブを追い越して実行することにより、印刷処理を効率的に行う印刷装置が提案されている。
このように、印刷不能のジョブを追い越して、待機中のジョブの印刷を行う構成としては、例えば、特許文献1、2がある。
上記特許文献1に開示の構成では、ジョブの印刷を行う前に、印刷するための必要な用紙があるか否かを判断し、用紙がない場合には印刷を禁止するとともに、ジョブの印刷中に用紙がなくなったと判断した場合には印刷を中止し、待機中のジョブの印刷を行っている。また、上記特許文献1では、印刷を中止した際に、残り(待機中)のジョブの優先度を判断し、この優先度に応じて追い越し処理を行っている。
また、上記特許文献2に開示の構成では、印刷中にエラーが発生して印刷の継続が不可能となった場合に、次のジョブの印刷を行い、また、当該次のジョブの印刷中にエラーが発生した場合には、さらに次のジョブの印刷を行っている。つまり、上記特許文献2に開示の構成では、エラー状態のジョブの印刷を一旦停止し、待機中のジョブについて、印刷可能であれば、印刷を行っている。
特開2003-131831公報(公開日2003年5月9日) 特開2004-1320公報(公開日2004年1月8日)
しかしながら、上記従来の構成では、或るジョブの印刷中に、例えば用紙切れ等のエラーが発生して印刷不能となった場合、この印刷不能ジョブの内容に関係なく、上記印刷不能ジョブを追い越して待機中のジョブの印刷が行われる。つまり、例えば、印刷不能ジョブの前のジョブと当該印刷不能ジョブとが関連しており、これら2つのジョブを連続して印刷処理する必要がある場合であっても、追い越し処理が行われることとなる。また、例えば、上記印刷不能ジョブと待機中のジョブとが一連のジョブであり、印刷不能ジョブの後に待機中のジョブを印刷したい場合であっても、同様に追い越し処理が行われることになる。
より具体的には、特許文献1の構成では、追い越し処理を行う際に、優先度の高いものから追い越し印刷が行われることとなる。この場合、例えば、エラーが生じているジョブと関連のある一連のジョブがある場合であっても、優先度の順に並び変えられて印刷される。つまり、エラーが生じているジョブの続きに関連性のあるジョブを印刷することはできない。
また、上記特許文献2に開示の構成の場合でも、印刷不能ジョブとの関連性に関係なく、待機中のジョブについて印刷可能なジョブの印刷を行っている。
つまり、上記従来の構成では、一連の関連がある複数のジョブがある場合であっても、追い越し処理が行われることとなり、上記複数のジョブの間に、異なるジョブが混在した状態で印刷が行われるという問題がある。
また、例えば、上記特許文献1に開示の構成では、追い越し処理を効率よく行うためには、全てのジョブに対して優先度を設定する必要があり、また、上記優先度を設定する操作は、ユーザ自ら操作が煩雑になるという問題点もある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、印刷不能のジョブを追い越して、待機中のジョブの印刷処理を行う際に、印刷処理を行うか否かを判断することにより、より一層使い勝手が向上した印刷装置を提供することにある。
本発明に係る印刷装置は、上記課題を解決するために、受信したジョブを印刷処理するジョブ処理手段と、上記ジョブを印刷処理するために必要な資源の有無を検知する検知手段と、上記ジョブの印刷処理順を管理するとともに、印刷処理する直前の印刷処理順である、または、印刷処理中のジョブであり、かつ、上記検知手段により印刷処理するための資源がないと判断された不足ジョブをとばして、当該不足ジョブより後の印刷処理順である後ジョブの印刷処理を行うようにジョブ処理手段を制御するジョブ制御手段とを備えた印刷装置であって、上記不足ジョブに含まれている、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報を少なくとも含むジョブ情報と、当該不足ジョブの直前のジョブである直前ジョブのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する判定手段とを備え、上記ジョブ制御手段は、上記判定手段が上記両者を連続して印刷処理する必要があると判断した場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、連続して印刷処理する必要と判断した当該不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を、当該不足ジョブをとばして行わないようにジョブ処理手段を制御するものであることを特徴としている。
上記印刷処理の直前の印刷処理順であるジョブとは、印刷処理を行うために待機しているジョブのうち、次に印刷処理されるべきものを示す。つまり、上記印刷処理の直前のジョブとは、まだ印刷処理が行われていないジョブのうち印刷処理が行われる直前の印刷処理順であるジョブを示している。
また、ジョブ制御手段は、印刷処理順序を管理するために、受信したジョブの印刷順を決定している。具体的には、例えば、ジョブ制御手段は、通常はジョブを受信した順に印刷処理順を決定しているが、ジョブの印刷処理中に用紙が無くなりエラーになった場合には、上記エラーのジョブ(不足ジョブ)をとばしてその後のジョブの印刷処理を行うように印刷処理順を決定している。
そして、ジョブには、ジョブ情報が含まれている。このジョブ情報には、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報が少なくとも含まれている。上記ジョブの印刷条件としては、例えば、ジョブの印刷処理に用いる用紙のサイズや部数等が挙げられる。また、上記識別情報としては、例えば、ジョブの送信元を示す送信元情報、ジョブを作成したユーザ名等が挙げられる。
通常、ジョブの追い越し処理を行う場合、資源がないと判断されたジョブよりも後のジョブが画像形成可能である場合には、後のジョブが画像形成される。
上記の構成によれば、判定手段は、不足ジョブのジョブ情報と直前ジョブとのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判断している。具体的には、例えば、直前ジョブと不足ジョブとのジョブ情報を比較して、ジョブの識別情報が同じである場合には、両者を連続して印刷処理する必要があると判断する。また、例えば、直前ジョブと不足ジョブとのジョブ情報を比較して、印刷処理条件のうち通常使用される可能性の低い用紙トレイに格納している用紙を用いて印刷処理を行う等の、特殊な印刷処理条件が同じである場合には両者を連続して印刷処理する必要があると判断する。
そして、不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があると判断した場合には、上記不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を行わない、つまり、連続して印刷処理する必要と判断した当該不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を、当該不足ジョブをとばして行わないように制御している。従って、上記の構成とすることにより、不足ジョブの印刷処理が完了するまで後ジョブの印刷処理を行わないので、関連のある直前ジョブと不足ジョブとの間に、異なるジョブが出力されることを防止することができる。そして、直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理することができる。
さらに、直前ジョブと不足ジョブとのジョブ情報を用いて、両者を連続して出力すべきか否かを判断し、この判断結果に基づいて印刷処理を行っているので、従来のようにユーザによる各ジョブに優先度を付す作業を必要としない。これにより、各ジョブに対して優先度を付すといった煩雑な操作を行うことなく、より効率よく追い越し処理を行うことができる。従って、上記の構成とすることにより、従来と比べて、追い越し処理を行う際に一層使い勝手が向上した印刷装置を提供することができる。
本発明に係る印刷装置は、上記直前ジョブのジョブ情報の少なくとも一部を記憶する履歴記憶手段を備えている構成がより好ましい。
通常、印刷処理の完了したジョブは、順次削除される。上記の構成によれば、既に印刷処理が終了した直前ジョブに関するジョブ情報の少なくとも一部を記憶する履歴記憶手段を備えている。これにより、印刷処理が完了した直前ジョブに関するジョブ情報を記憶することができるので、上記不足ジョブと直前ジョブとが関連しているか(連続して印刷処理する必要があるか)否かを判断することができる。なお、上記履歴記憶手段は、上記直前ジョブのジョブ情報の少なくとも一部を記憶していればよいが、例えば、直前ジョブそのものを記憶していてもよく、また、ジョブ情報のうちの、ジョブ情報のうち、不足ジョブと関連があるか否かを判断できる情報のみを記憶していてもよい。
本発明に係る印刷装置は、印刷処理を行う順序が上記不足ジョブから近いジョブの順に、後ジョブと上記不足ジョブとのジョブ情報とを比較して、当該後ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを順次判断する関連判定手段を備え、上記ジョブ制御手段は、不足ジョブと連続して印刷処理する必要がないと判断されたジョブ以降の後ジョブについて、不足ジョブをとばして印刷処理するように上記ジョブ処理手段を制御する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、不足ジョブと後ジョブとのジョブ情報を比較して、当該後ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断している。そして、連続して印刷処理する必要ないと判断されたジョブ以降の後ジョブについて順次追い越し処理を行っている。換言すると、不足ジョブから近い順に関連性が判断された後ジョブのうち、連続して印刷処理する必要があると判断された後ジョブについては印刷処理を行わない。これにより、連続して印刷処理する必要があると判断した後ジョブについて印刷処理を行わないので、連続して印刷処理する必要がある複数のジョブ間に異なるジョブが印刷処理されて出力されることを防止することができる。
本発明に係る印刷装置は、上記判定手段が不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要がないと判断した場合、上記ジョブ制御手段は、不足ジョブをとばして当該不足ジョブより後の後ジョブを処理するように上記ジョブ処理手段を制御する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要がないと判断すると、追い越し処理(不足ジョブをとばして、当該不足ジョブよりも後のジョブを印刷処理する処理)を行うので、例えば、不足ジョブを印刷処理するための資源が供給されない場合でも、上記後ジョブを印刷処理することができる。
本発明に係る印刷装置は、上記検知手段が上記不足ジョブを印刷処理するための資源が供給されたことを検知したときに、ジョブ処理手段が上記不足ジョブをとばして上記後ジョブの印刷処理を行っている場合、上記ジョブ制御手段が、後ジョブの印刷処理を中断するとともに、不足ジョブの印刷処理を行うようにジョブ処理手段を制御する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、後ジョブの印刷処理を中断して、不足ジョブの印刷処理を行っているので、上記不足ジョブを早急に出力できる。
本発明に係る印刷装置は、上記検知手段が上記不足ジョブを印刷処理するための資源が供給されたことを検知したときに、ジョブ処理手段が上記不足ジョブをとばして上記後ジョブの印刷処理を行っている場合、上記ジョブ制御手段は、上記後ジョブの印刷処理が終了した後で、当該不足ジョブの印刷処理を行うようにジョブ処理手段を制御する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、資源不足のために印刷処理を行うことができない不足ジョブに対して資源が供給されたことを検出した時点で、上記後ジョブの印刷処理が行われていると、印刷処理中の後ジョブの印刷処理完了を待って、不足ジョブの印刷処理を実行している。つまり、印刷処理が実行されている後ジョブの途中で不足ジョブの印刷処理を行わない。従って、後ジョブが不足ジョブによって分断されることを防止することができる。
本発明に係る印刷装置は、上記判定手段が、ジョブ情報に含まれるジョブの送信元に関する送信元情報に基づいて上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断する構成がより好ましい。
上記不足ジョブと直前ジョブとの送信元情報が同じ場合には、両者は関連性がある可能性が高い。従って、送信元情報に基づいて、上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断することにより、より正確に、連続して印刷処理すべきジョブを連続して印刷処理することができる。
本発明に係る印刷装置は、上記判定手段が、ジョブ情報に含まれるジョブの種別を比較することにより上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する構成がより好ましい。
上記ジョブの種別とは、例えば、ジョブを作成したアプリケーションを識別するための拡張子等である。上記ジョブ情報は直前ジョブと不足ジョブとが関連しているか否かを示している可能性が高いため、上記ジョブの種別を用いて上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判定することができる。
本発明に係る印刷装置は、上記判定手段が、直前ジョブを受信した時刻と不足ジョブを受信した時刻との受信間隔に基づいて上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断する構成がより好ましい
不足ジョブと直前ジョブとにおいて、例えば、同じジョブの種別や送信元情報である場合でも、不足ジョブと直前ジョブとの受信間隔がかなり長い場合には、両者は関連していない場合がある。そこで、さらに受信間隔に基づいて不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断することにより、不足ジョブと直前ジョブとが関連しているのか否かをより正確に判断することができる。
本発明に係る印刷装置は、ジョブ制御手段が、上記判定手段が上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があると判断した場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、上記後ジョブの印刷処理を停止するように、ジョブ処理手段を制御する追い越し制限モードと、上記判定手段の判定結果に関係なく、上記不足ジョブの印刷処理をとばして後ジョブの印刷処理を行うようにジョブ処理手段を制御する追い越しモードとを切り替え可能である構成がより好ましい。
上記の構成によれば、追い越し制限モードでは、直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理したい場合に特に有効である一方、追い越しモードでは、上記後ジョブを少しでも早く印刷処理したい場合に有効である。
上記の構成では、追い越し制限モードと追い越しモードとが切り替え可能であるので、ユーザの希望に応じて追い越し処理を変更することができる。
本発明に係る印刷装置は、上記ジョブ処理手段が、上記判定手段の結果に応じて、直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かをフラグの状態によって示すフラグ設定手段を備え、上記フラグの状態に応じてジョブ処理手段を制御するものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、フラグ設定手段が備えるフラグが立っている、または、立っていないの状態に応じて直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断している。これにより、不足ジョブの印刷処理が完了するまで後ジョブの印刷処理を行わないので、関連のある直前ジョブと不足ジョブとの間に、異なるジョブが出力されることをより確実に防止することができる。
本発明に係る印刷装置の印刷方法は、受信したジョブを印刷処理するジョブ処理工程と、上記ジョブを印刷処理するために必要な資源の有無を検知する検知工程と、上記ジョブの印刷処理順を管理するとともに、印刷処理する直前の印刷処理順である、または、印刷処理中のジョブであり、かつ、上記検知工程により印刷処理するための資源がないと判断された不足ジョブをとばして、当該不足ジョブより後の印刷処理順である後ジョブの印刷処理を行うように上記ジョブ処理手段を制御するジョブ制御工程とを含む、印刷装置の印刷方法であって、上記不足ジョブに含まれている、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報を少なくとも含むジョブ情報と、当該不足ジョブの直前のジョブである直前ジョブのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する判定工程とを含み、上記ジョブ制御工程は、上記判定工程により上記両者を連続して印刷処理する必要があると判断された場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、連続して印刷処理する必要と判断した当該不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を、当該不足ジョブをとばして行わないように上記ジョブ処理手段を制御することを特徴としている。
上記の構成によれば、不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があると判断した場合には、上記不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を行わないように制御している。従って、不足ジョブの印刷処理が完了するまで後ジョブの印刷処理を行わないので、関連のある直前ジョブと不足ジョブとの間に、異なるジョブが出力されることを防止することができる。
なお、上記印刷装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記印刷装置をコンピュータにて実現させる印刷装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明に係る印刷装置は、受信したジョブを印刷処理するジョブ処理手段と、上記ジョブを印刷処理するために必要な資源の有無を検知する検知手段と、上記ジョブの印刷処理順を管理するとともに、印刷処理する直前の印刷処理順である、または、印刷処理中のジョブであり、かつ、上記検知手段により印刷処理するための資源がないと判断された不足ジョブをとばして、当該不足ジョブより後の印刷処理順である後ジョブの印刷処理を行うようにジョブ処理手段を制御するジョブ制御手段とを備えた印刷装置であって、上記不足ジョブに含まれている、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報を少なくとも含むジョブ情報と、当該不足ジョブの直前のジョブである直前ジョブのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する判定手段とを備え、上記ジョブ制御手段は、上記判定手段が上記両者を連続して印刷処理する必要があると判断した場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、連続して印刷処理する必要と判断した当該不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を、当該不足ジョブをとばして行わないようにジョブ処理手段を制御するものである構成である。
また、本発明に係る印刷装置の印刷方法は、受信したジョブを印刷処理するジョブ処理工程と、上記ジョブを印刷処理するために必要な資源の有無を検知する検知工程と、上記ジョブの印刷処理順を管理するとともに、印刷処理する直前の印刷処理順である、または、印刷処理中のジョブであり、かつ、上記検知工程により印刷処理するための資源がないと判断された不足ジョブをとばして、当該不足ジョブより後の印刷処理順である後ジョブの印刷処理を行うように上記ジョブ処理手段を制御するジョブ制御工程とを含む、印刷装置の印刷方法であって、上記不足ジョブに含まれている、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報を少なくとも含むジョブ情報と、当該不足ジョブの直前のジョブである直前ジョブのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する判定工程とを含み、上記ジョブ制御工程は、上記判定工程により上記両者を連続して印刷処理する必要があると判断された場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、連続して印刷処理する必要と判断した当該不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を、当該不足ジョブをとばして行わないように上記ジョブ処理手段を制御する構成である。
それゆえ、上記の構成とすることにより、不足ジョブの印刷処理が完了するまで後ジョブの印刷処理を行わないので、関連のある直前ジョブと不足ジョブとの間に、異なるジョブが出力されることを防止することができる。
本発明の一実施形態について説明すると以下の通りである。すなわち、本発明にかかる印刷装置は、受信した順にジョブを画像形成(以下、印刷と称する)する印刷装置において、エラーにより追い越し処理を行う際に、エラーが発生している現在ジョブと、当該現在ジョブの直前のジョブとを比較して両者を連続して印刷処理する必要があるか否かの判断を行い、連続して印刷処理する必要がある場合には、追い越し処理を行わない構成である。なお、以下の説明では、不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断することを、関連性があるか否かを判断することとして説明する。
なお、以下の説明では、上記印刷装置として、画像形成機能を備えたデジタル複合機を例にして説明するが、これに限定されるものではない。上記印刷装置としては、例えば、複写機、FAX、プリンタ(インクジェットプリンタ、レーザープリンタ)等の複数のジョブを連続して印刷処理することができるものが挙げられる。
図1は、本実施の形態にかかる印刷装置1の概略構成を示す機能ブロック図である。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、図1に示すように、制御部2、機器状態管理部(検知手段)3、給紙部4、画像形成部(ジョブ処理手段)5、排紙部6、情報格納部7、および、外部I/F部8を備えている。また、上記印刷装置1には、必要に応じて、電子メール処理部50、フロントパネル制御部52、表示部51、および、Webページ制御部53を備えていてもよい。
機器状態管理部3は、印刷装置1が備える、例えば、給紙部4や画像形成部5、排紙部6等のジョブの印刷処理に必要な構成の状態を監視するものである。そして、上記機器状態管理部3は、上記各構成が異常状態になった場合には、関連ジョブ判定部10に、異常状態になったことを通知するものである。また、上記機器状態管理部3は、上記異常状態の内容をフロントパネル制御部52に通知してもよい。機器状態管理部3が、上記異常状態の内容をフロントパネル制御部52に通知する場合には、上記フロントパネル制御部52は、表示部51に、通知された異常状態の内容を表示する。
給紙部4、画像形成部5、排紙部6は、ジョブの印刷処理を行うために必要な構成である。上記給紙部4は、ジョブの印刷処理を行うために必要なシートを格納するものである。なお、給紙部4は、上記異なるサイズ(規格)のシートを格納するための複数の給紙トレイを備えていることがより好ましい。
画像形成部5は、給紙部4から供給されたシートに対して画像を形成するものである。具体的には、画像形成部5は、外部や装置内部から送信されてくるジョブに基づいてシートに画像を形成する。
排紙部6は、上記画像形成部5によって画像が形成されたシートを印刷装置1の外部に排出するものである。そして、具体的には、排紙部6は排紙トレイを備えており、印刷処理されたシートをこの排紙トレイに排出する。
情報格納部7は、印刷装置1に必要な各種情報を記憶するものである。そして、情報格納部7は、ジョブ記憶部15と履歴記憶部(履歴記憶手段)16とを備えている。ジョブ記憶部15は、印刷処理するためのジョブを記憶するものである。そして、上記ジョブ記憶部15には、送信されてきたジョブを、送信順、つまり、受信した順に記憶している。換言すると、ジョブ記憶部15には、複数のジョブが記憶されており、これら記憶されているジョブには、それぞれ日時情報が付加されている。この日時情報については、例えば、情報格納部7にジョブが格納される際に情報格納部7が付与してもよく、また、ジョブを作成する装置において当該ジョブを作成し、印刷処理を行う時点で上記装置が付与してもよい。そして、上記印刷装置1では、付加されている日時情報の早いものから順にジョブの印刷処理が行われる。
また、履歴記憶部16は、画像形成(印刷処理)が完了したジョブのうち、直近のジョブに関するジョブ情報を記憶するものである。換言すると、印刷処理が終了したジョブに関するジョブ情報は、履歴記憶部16に記憶される。そして、履歴記憶部16に新しいジョブ情報が記憶された場合には、既に記憶されているジョブ情報は消去される。すなわち、上記履歴記憶部16には、少なくとも、既に印刷処理が完了したジョブに関するジョブ情報のうち、最も新しいジョブ情報、すなわち、印刷処理をしているジョブの直前のジョブに関するジョブ情報が記憶されている。なお、上記履歴記憶部16が、印刷処理を完了した複数のジョブに関するジョブ情報を記憶してよいことはいうまでもない。
なお、上記履歴記憶部16はジョブ情報を記憶しているが、上記ジョブ情報とは、ジョブそのものでも良く、また、ジョブに関する情報のみを記憶してもよい。
上記外部I/F部8は、外部から送信されてくるジョブを受信するものである。なお、外部から送信されてきたジョブは、外部I/F部8を介して制御部2に送信され、その後、記憶部のジョブ記憶部15に格納される。このとき、上記ジョブは、ジョブ記憶部15に入力された順に記憶されている。そして、この記憶された順が通常の印刷処理における印刷処理順である。なお、追い越し処理を行う際には、上記印刷処理順は追い越し処理部14によって変更されることになるが、これについては後述する。
また、外部I/F部8は、印刷装置1外部のネットワークを介して、情報を送受信するものである。また、電子メール処理部50は、印刷装置1の外部に対して送信する電子メールを作成するものである。具体的には、電子メール処理部50は、制御部2から送信されてくる情報および特定のアドレスに基づいて、当該特定のアドレスに上記情報を送信するための電子メールを作成するものである。そして、作成された電子メールは、上記外部I/F部8を介して送信される。
フロントパネル制御部52は、表示部51に表示する情報を制御するものである。そして、表示部51は、情報を表示するものである。Webページ制御部53は、例えば、当該印刷装置1の状態に関する情報を外部のWebページに表示するための情報を作成するものである。
ここで、本実施の形態にかかる制御部2について詳細に説明する。
制御部2は、印刷装置1の全般にかかる制御を行っている。特に上記制御部2は、印刷処理における追い越し処理を制御している。そして、上記制御部2は、関連ジョブ判定部10、追い越しフラグ設定部(フラグ設定手段)13および追い越し処理部14を備えている。
関連ジョブ判定部10は、ジョブ記憶部15に記憶されているジョブまたは履歴記憶部16に記憶されているジョブ情報と、印刷処理を行うための資源がないジョブ(以下、不足ジョブと称する)との関連性の有無を判断するものである。具体的には、上記関連ジョブ判定部10は、前ジョブ判定部(判定手段)11と後ジョブ判定部(関連判定手段)12とを備えている。
上記前ジョブ判定部11は、上記不足ジョブと履歴記憶部16に記憶された不足ジョブの直前に印刷処理が完了したジョブ(以下、直前ジョブ)に関するジョブ情報との関連性を判断するものである。より具体的には、上記前ジョブ判定部11は、不足ジョブに関するジョブ情報と直前ジョブに関するジョブ情報とを比較することにより、両者の関連性の有無を判断するものである。
一方、後ジョブ判定部12は、不足ジョブとジョブ記憶部15に上記不足ジョブよりも後に記憶されたジョブ(以下、後ジョブと称する)との関連性を判断するものである。より具体的には、後ジョブ判定部12は、不足ジョブに関するジョブ情報と後ジョブに関するジョブ情報とを比較することにより、両者の関連性の有無を判断するものである。
なお、ジョブは当該ジョブに関するジョブ情報を含んで構成されている。具体的には、ジョブは、印刷処理を行う画像データそのものと、印刷処理を行う際の処理条件、画像データを識別するための情報等のジョブ情報とを含んでいる。そして、ジョブ情報には、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報が少なくとも含まれている。
図2は、情報格納部7に記憶されるジョブ情報の一例を示すテーブルである。以下に、上記ジョブ情報について詳細に説明する。
図2に示すように、ジョブ情報としては、例えば、ジョブ追い越し指定、ジョブ種別、IP(Internet Protocol)アドレス、部数、印刷方向、用紙サイズ、用紙タイプ、給紙トレイ、排紙トレイ、両面、ステープル、パンチおよびユーザ名等が挙げられる。そして、上記のようなジョブ情報を含むジョブがジョブ記憶部15に記憶されている。
上記ジョブ追い越し指定は、例えば、画像形成装置やジョブを作成する装置において、当該ジョブは追い越し処理をしてもよいか否かを予め決めておける場合に付される情報である。
上記ジョブ種別は、ジョブの種類を示すものである。具体的には、例えば、上記種別には、ジョブを作成したアプリケーション名等が含まれている。また、ジョブ種別には、例えば、ジョブを作成する装置でジョブに付加されるグループ名等も含まれる。
上記IPアドレスは、上部ジョブを送信した装置(ジョブを作成する装置)固有のアドレスである。このIPアドレスによって、ジョブの送信元が分かる。
上記印刷方向とは、ジョブの書式に関する情報である。具体的には、上記印刷方向には、例えば、縦方向出力/横方向出力等を示す情報が含まれる。
上記部数は、ジョブを印刷する部数を示している。また、用紙サイズは、ジョブを印刷処理する際に使用する用紙の大きさを示している。上記用紙タイプは、例えば、ジョブを印刷処理する際に、色紙やOHP等の特殊な用紙を用いる場合に関する情報である。
上記給紙トレイは、ジョブを印刷処理する際に必要な資源である用紙が格納されている給紙トレイに関する情報である。具体的にはジョブを印刷処理する場合に、給紙を行う給紙トレイを示している。上記排紙トレイは、ジョブを印刷処理した後、排紙する排紙トレイを示している。なお、これら給紙トレイ、排紙トレイについて、それぞれ1つしか備えていない場合等には、これらの情報はない場合がある。
両面は、印刷処理を行うジョブについて両面印刷を行うか否かを示す情報である。ステープルは、ジョブの印刷処理を行った後、出力された用紙に対してステープル処理を行うか否かを示す情報であり、パンチは、上記出力された用紙に対してパンチング処理を行うか否かを示す情報である。
ユーザは、上記ジョブを作成したユーザ名を示すものである。
そして、上記ジョブ情報のうち、関連性を判別するジョブ情報としては、IPアドレス、ジョブ種別、ジョブ追い越し指定、ユーザ名、用紙サイズ、用紙タイプ、給紙トレイ、排紙トレイ等が挙げられる。そして、上記例示のうち、関連性を判別するジョブ情報としては、IPアドレス、ユーザ名、ジョブ種別を用いて判別する方法がより好ましい。また、上記関連性を判別する場合、上記ジョブ情報のうち、単独の情報のみを用いて関連性の有無を判断してもよく、複数の情報を用いて関連性があるか否かを判断してもよい。
また、上記の説明では、関連性を判断するために関係のない情報もジョブ情報に含まれているが、本実施の形態では、上記ジョブ情報としては、不足ジョブとの関連性を判断することができる情報のみであってもよい。つまり、上記ジョブ情報には、不足ジョブとの関連性を判断することができる情報が少なくとも含まれている。
なお、関連性を判断するための項目(条件)については、上記に限られるものではなく、例えば、直前ジョブと不足ジョブとの受信間隔で関連性の有無を判断してもよい。なお、上記履歴記憶部16には、例えば、上記ジョブ情報を含むジョブが記憶されていてもよく、また、上記ジョブ情報のみが記憶されていてもよい。
ここで、不足ジョブとの関連性を判断し、この結果に基づいて追い越し処理を行う方法について説明する。なお、以下の説明では、追い越し処理を行うか否かをIPアドレスを用いて判断している例について説明する。しかしながら、追い越し処理を行うか否かを判断する条件としてはIPアドレスに限定されるものではない。
図3は、印刷処理済みジョブと印刷処理実行前/印刷処理中のジョブとの関係により、追い越し処理を行う方法を示す図面である。なお、以下の説明では、説明の便宜上、情報格納部7に格納されたジョブの順に番号を付している。すなわち、ジョブ0は、情報格納部7に格納されたジョブの中で最も古くに格納されたものを示している。
ここで、ジョブの印刷処理中に用紙が無くなった場合の処理について説明する。図3(a)に示すように、ジョブ0はIPアドレスAから送信されたジョブであり、既に印刷処理が完了している。そして、ジョブ1〜ジョブ4については、待機中のジョブまたは印刷処理実行中のジョブを示している。そして、ジョブ0については既に印刷処理が終了しており、このジョブ0は、履歴記憶部16に記憶されている。このとき履歴記憶部16には、ジョブ情報のみが記憶されていてもよく、当該ジョブ情報を含むジョブそのものが記憶されていてもよい。
図3(a)に示すように、機器状態管理部3が、印刷処理が実行されているジョブ1において途中のページの印刷処理中に用紙がなくなったことを検出すると、前ジョブ判定部11は、用紙切れになったジョブ1を不足ジョブとして当該不足ジョブのジョブ情報と履歴記憶部16に記憶されている直前ジョブ(ここではジョブ0)のジョブ情報とを比較する。換言すると、機器状態管理部3が、印刷処理中のジョブにエラーが発生したことを検出すると、前ジョブ判定部11は、ジョブ記憶部15に記憶されているジョブ情報のうち、最も古いジョブ(不足ジョブ)のジョブ情報と履歴記憶部16に記憶されているジョブ情報とを比較する。そして、前ジョブ判定部11は、直前ジョブと不足ジョブとのIPアドレス(ジョブ情報)を比較して、互いのIPアドレスが同じである、すなわち、関連性があると判断すると、追い越しフラグ設定部13に設定されているフラグをオフにする(フラグを立てない)。一方、前ジョブ判定部11は、直前ジョブと不足ジョブとのIPアドレス(ジョブ情報)を比較して、関連性がないと判断すると、追い越しフラグ設定部13に設定されているフラグをオンにする(フラグを立てる)。
そして、追い越し処理部14は、追い越しフラグ設定部13にて設定されているフラグに基づいて追い越し処理を行う。つまり、追い越し処理部14は、追い越しフラグ設定部13のフラグがオフであることを検知すると、追い越し処理を行わない。一方、追い越し処理部14は、追い越しフラグ設定部13のフラグがオンである(フラグが立っている)ことを検知すると、追い越し処理を行う。具体的には、追い越し処理部14は、画像形成部5を動作させてジョブの印刷処理を行う。
具体的には、図3(a)では、追い越し処理部14は、追い越しフラグ設定部13のフラグがオフであることを検知し、追い越し処理を行わない。その結果、印刷処理が行われたジョブ(図中、印刷実行)は、ジョブ0の後にジョブ1の1、2ページが出力された状態で停止している。つまり、直前ジョブと不足ジョブとの関連性がある場合には、不足ジョブより後のジョブの印刷処理は行われない。そして、不足ジョブを印刷処理するための用紙が補給されるまでジョブの印刷処理は停止した状態になり、上記用紙が補給されると、不足ジョブの残りのページについて印刷処理が行われた後、待機中のジョブの印刷処理が行われる。なお、印刷処理が完了したジョブは、制御部2によって、ジョブ記憶部15から履歴記憶部16に移動される。また、履歴記憶部16では、新たなジョブ(ジョブ情報)が記憶された時点で、以前に履歴記憶部16に記憶されているジョブ情報は消去されるようにしてもよい。
図3(b)は、ジョブ0の印刷処理の後で、ジョブ1の印刷処理を行えるか否かを判断していることを説明する図面である。この場合、例えば、ジョブ1が特殊な用紙を用いて印刷処理を行う必要がある場合等に特に有効である。
図3(b)に示すように、ジョブ0の印刷処理が完了した時点で、機器状態管理部3は、次のジョブであるジョブ1を印刷処理するために必要な用紙があるか否かを判断している。そして、ジョブ1を印刷処理するために必要な用紙がないと判断した場合には、その旨を関連ジョブ判定部10に通知する。ジョブ1を印刷処理する用紙がない旨を受信した関連ジョブ判定部10の前ジョブ判定部11は、上記ジョブ1を不足ジョブとして、上記不足ジョブと当該不足ジョブの直前のジョブであるジョブ0との関連性を互いのIPアドレスから判断する。そして、図3(b)の場合には、同じIPアドレスであるために、前ジョブ判定部11は、これら2つのジョブは関連性があると判断し、追い越しフラグ設定部13のフラグをオフにする。そして、追い越し処理部14は、追い越しフラグ設定部13のフラグがオフであることを検知して、追い越し処理を行わない。つまり、図3(b)の場合には、ジョブ0が印刷処理された後、ジョブ1の用紙が補給されるまでジョブの印刷処理を停止する。
次に、図3(c)に示すように、直前ジョブと不足ジョブとのIPアドレスが異なっている場合について説明する。
図3(c)に示すように、既に印刷処理が完了し履歴記憶部16に記憶されているジョブ0のIPアドレスはIPアドレスAであり、印刷処理実行前であり、ジョブ記憶部15に記憶されている最も古いジョブであるジョブ1のIPアドレスはIPアドレスBであり、互いのIPアドレスは異なっている。
そして、機器状態管理部3が、ジョブ0の印刷処理が完了し、かつ、ジョブ1の印刷処理前に、ジョブ1を印刷処理するために必要な用紙がないと判断すると、前ジョブ判定部11では、ジョブ1を不足ジョブとして、上記不足ジョブと当該不足ジョブの直前のジョブであるジョブ0との関連性を互いのIPアドレスから判断する。そして、前ジョブ判定部11は、2つのジョブ(ジョブ)が異なるIPアドレスである、すなわち、これら2つのジョブは関連性がないと判断すると、追い越しフラグ設定部13のフラグをオンにする。そして、追い越し処理部14は、追い越しフラグ設定部13のフラグがオンであることを検知すると、ジョブ1の印刷処理をとばして(追い越して)、ジョブ1の次のジョブであるジョブ2およびそれ以降のジョブの印刷処理を行う。その結果。ジョブ0の後にジョブ2が、ジョブ1を追い越して印刷処理されることとなる。
次に、直前ジョブと不足ジョブとの関連性がなく、追い越し処理(前のジョブをとばして印刷処理)を行う際に、不足ジョブと後ジョブとの間の関連性に応じて追い越し処理を行う構成について、図3(d)を参照して説明する。
図3(d)に示すように、機器状態管理部3によってジョブ1を印刷処理する用紙がないと判断されると、上記前ジョブ判定部11は、直前ジョブであるジョブ0と不足ジョブであるジョブ1とのIPアドレスを比較する。そして、上記前ジョブ判定部11は、2つのIPアドレスが異なると判断すると、追い越しフラグ設定部13のフラグをオンにするとともに、後ジョブ判定部12に対して、2つのIPアドレスが異なる旨を通知する。前ジョブ判定部11から2つのIPアドレスが異なる旨を受信すると、後ジョブ判定部12では、不足ジョブであるジョブ1と当該ジョブ1よりも後のジョブである後ジョブ(ジョブ2〜ジョブ6)とのIPアドレスを比較する。
より詳細には、後ジョブ判定部12は、ジョブ1と当該ジョブ1に最も近いジョブ2とのIPアドレスとを比較し、同じであると判断した場合には、ジョブ1とジョブ2の直後のジョブ3とのIPアドレスを比較する。このように、後ジョブ判定部12は、印刷処理を行う順序が上記不足ジョブから近いジョブの順に、後ジョブが上記不足ジョブと関連性があるか否かを順次判断する。そして、後ジョブ判定部12は、不足ジョブと後ジョブとの関連性がない、つまり、IPアドレスが一致していない後ジョブが見つかるまで、上記IPアドレスの比較を続ける。そして、後ジョブ判定部12は、不足ジョブと後ジョブとの関連性がないと判断したジョブ(ここではジョブ4)を追い越し処理すべきジョブであるとして、追い越し処理部14に、追い越し処理すべきジョブを通知する。
そして、追い越し処理部14は、追い越しフラグ設定部13に設定されているフラグがオンであり、後ジョブ判定部12から追い越し処理すべきジョブを受信すると、上記追い越し処理すべきジョブ以降のジョブについて不足ジョブをとばして印刷処理を行う。具体的には、図3(d)に示すように、後ジョブ判定部12は、不足ジョブであるジョブ1とジョブ2およびジョブ3とは同じIPアドレスであると判断して、追い越し処理すべきジョブをジョブ4とする。その結果、ジョブ0が印刷完了した後、ジョブ1〜ジョブ3をとばして、ジョブ4およびそれ以降のジョブが順次印刷処理される。
このように、不足ジョブと直前ジョブとの関連性(があるここではIPアドレスが一致している)と前ジョブ判定部11が判断した場合、追い越し処理部14は、追い越し処理を行わずに、不足ジョブの印刷処理を行うために必要な資源(ここでは用紙)が補給されるまで待機する。
次に、追い越し処理が実行されており、不足ジョブ以降の後ジョブが印刷処理されている場合に、不足ジョブを印刷処理するために必要な資源が補給されて、当該不足ジョブが印刷処理可能になった場合について図4を参照して説明する。
図4(a)は、追い越し処理により印刷処理中であるジョブの印刷処理完了を待って、不足ジョブの印刷処理を行う場合を説明する図面である。
図4(a)に示すように、機器状態管理部3によってジョブ1を印刷処理する用紙がないと判断されると、前ジョブ判定部11は、直前ジョブ(ジョブ0)と不足ジョブ(ジョブ1)とのIPアドレスが一致しているか否かによってこれら2つのジョブの関連性を判断する。そして、上記関連性がないと判断すると、追い越し処理部14は、不足ジョブをとばして当該不足ジョブより後のジョブである後ジョブの印刷処理を行う。
そして、上記不足ジョブを追い越して後ジョブ(ここではジョブ4)の印刷処理を行っているときに、上記不足ジョブの印刷処理を行うために必要な資源(ここでは用紙)が補給されたことを機器状態管理部3が検出すると、当該機器状態管理部3は、関連ジョブ判定部10に不足ジョブの印刷処理が可能になった旨を通知する。上記旨を受信した関連ジョブ判定部10は、追い越しフラグ設定部13に設定されているフラグをオフにする。追い越し処理部14は、上記後ジョブ(ジョブ4)の印刷処理が完了した時点で、追い越しフラグ設定部13のフラグがオフになっていることを検出し、上記不足ジョブであるジョブ1の印刷処理を行う。そして、ジョブ記憶部15に記憶されているジョブの順に印刷処理を行う。この場合、図4(a)に示すように、ジョブ0の後に、ジョブ4が印刷処理され、更にその後でジョブ1以降のジョブが印刷処理される。このとき、ジョブ4は既に印刷処理が完了しているので、ジョブ3の後はジョブ5が印刷されることとなる。
図4(b)は、追い越し処理により印刷処理中であるジョブの印刷処理を停止させて、不足ジョブの印刷処理を行う場合を説明する図面である。上記図4(a)の説明において、関連ジョブ判定部10から不足ジョブの印刷処理が可能になった旨を受信した関連ジョブ判定部10は、追い越しフラグ設定部13のフラグをオフにするとともに、追い越し処理部14に対して、不足ジョブの印刷処理が可能になった旨を通知する。関連ジョブ判定部10からの通知を受信した追い越し処理部14は、不足ジョブを追い越して印刷処理している後ジョブ(ジョブ4)の印刷処理を直ちに停止し、不足ジョブであるジョブ1の印刷処理を開始する。そして、追い越し処理部14は、ジョブ1と当該ジョブ1と関連しているジョブ2、3までの印刷処理を終了した時点で、印刷処理を停止しているジョブ4の印刷処理を再開する。従って、最終的に、印刷処理が終了すると、図4(b)に示すように、ジョブ0の印刷処理が完了した後、ジョブ4の一部が印刷処理され、その後で、ジョブ1〜ジョブ3の印刷処理が行われる。さらにその後で、ジョブ4の残りが印刷処理される。このように、追い越し処理を実行しているジョブ(ジョブ4)の印刷処理を中断して、不足ジョブ(ジョブ1)の印刷処理を優先的に行うことにより、例えば、上記不足ジョブの緊急性が非常に高く、至急印刷処理を行う必要がある場合等に有効である。
ここで、本実施の形態にかかる印刷方法について、図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、印刷装置1の電源が入れられると、ジョブ追い越し設定部のフラグがオフにされる(S10)。そして、外部から印刷処理すべきジョブが送信されてくると、ジョブはジョブ記憶部15に記憶され、順次印刷処理が行われることになる。
このとき、機器状態管理部3は、ジョブが印刷処理可能であるか否か、すなわち、ジョブの印刷処理を行うために必要な用紙やトナー等の資源があるか否かを判断する(S11)。
上記ステップS11にて、印刷処理を行うための資源があると判断すると、制御部2は画像形成部5を動作させて、ジョブの印刷処理を行う(S12)。そして、制御部2は、ジョブに含まれる印刷処理すべき残りのページがあるか否かを判断(S13)し、ある場合には、処理はS11に戻る。
一方、上記ステップS13にて、残りのページがないと判断すると、制御部2は、ジョブ記憶部15を参照して、印刷処理すべき次のジョブがあるか否かを判断する(S14)。そして、印刷処理すべき次のジョブがあると判断した場合には、制御部2は、画像形成部5を動作させて次のジョブの印刷処理を行うために、追い越しフラグ設定部13のフラグをオフにし(S20)、処理はS11に進む。
上記ステップS11にて、印刷処理するための資源がないと判断した場合には、関連ジョブ判定部10の前ジョブ判定部11による関連性判定処理を行う(S15)。この関連性判定処理については後述するが、直前ジョブと不足ジョブとの関連性を判断し、追い越しフラグ設定部13のフラグを立てるか否かを判断する。
そして、上記ステップS15の関連性判定処理の後、追い越し処理部14は、上記追い越しフラグ設定部13に設定されているフラグの状態を検出することにより、追い越し処理を行うか否かを判断する(S16)。
そして、上記ステップS16にて、追い越し処理を行うと判断した場合、すなわち、上記ステップS15で、追い越しフラグ設定部13のフラグがオンになっている場合には、後ジョブ判定部12による後ジョブ判定処理が行われ(S17)、追い越し処理を行うジョブを決定する。そして、後ジョブ判定処理にて追い越し処理を行うジョブ(次のジョブ)が決定されると、追い越し制御処理(S19)を行う。そして、処理はステップS14に進む。なお、上記追い越し制御処理については後述する。
一方、上記ステップS16にて、追い越し処理を行わないと判断した場合、すなわち、上記ステップS15で、追い越しフラグ設定部13のフラグがオフになっている場合には、追い越し処理を行わないとしてジョブの印刷処理を行うことなく待機する。そして、制御部2は、機器状態管理部3から、印刷処理するために必要な資源がないジョブを印刷処理するために資源が供給された旨の通知を受信したか否かを判断する(S18)。そして、資源が補給されると、処理はステップS12に進む。
図6は、関連判定処理の一連の流れを示すフローチャートである。以下に、関連性判定処理について説明する。なお、以下の説明では、図2に示す、ジョブ追い越し指定、ジョブ種別、IPアドレスおよび直前ジョブと不足ジョブとの受信間隔の4つの条件によって、不足ジョブと直前ジョブとの関連性を判断する例について説明する。
まず、前ジョブ判定部11は、直前ジョブがあるか否かを判断する(S25)。具体的には、前ジョブ判定部11は、履歴記憶部16にジョブ情報が記憶されているか否かを判断する。そして、履歴記憶部16にジョブ情報が複数記憶されている場合には、前ジョブ判定部11は、その中で最も新しく記憶されたジョブを直前ジョブとして以下の判断を行う。また、履歴記憶部16に1つしかジョブ情報が記憶されていない場合には、前ジョブ判定部11は、そのジョブを直前ジョブとして以下の判断を行う。
上記ステップS25にて、直前ジョブがあると判断した場合、前ジョブ判定部11は、不足ジョブのジョブ情報を参照し、当該不足ジョブが追い越し指定であるか否かを判断する(S26)。次に、上記ステップS26にて、不足ジョブが追い越し指定でないと判断すると、前ジョブ判定部11は、不足ジョブのジョブ情報と直前ジョブのジョブ情報とを比較して、2つのジョブのIPアドレスが同一であるか否かを判断する(S27)。
さらに、上記ステップS27にて、両者のジョブが同一アドレスであると判断した場合、前ジョブ判定部11は、直前ジョブおよび不足ジョブの互いのジョブ情報から、これらジョブを印刷装置1の情報格納部7が受信した時刻を参照して、2つのジョブの受信間隔が所定の時間内であるか否かを判断する(S28)。上記所定の時間は、任意に設定すればよい。
そして、上記ステップS28にて、2つのジョブの受信間隔が所定の時間内であると判断した場合、前ジョブ判定部11は、直前ジョブと不足ジョブとの互いのジョブ情報を参照して、これら2つのジョブ種別が同じであるか否かを判断する(S29)。
そして、上記ステップS29にて、2つのジョブ種別が同じであると判断すると、前ジョブ判定部11は、直前ジョブと不足ジョブとは、関連性があると判断し、追い越しフラグ設定部13のフラグをオフの状態(変化させない)にする(S30)。そして、関連性判定処理を終了する。
一方、(1)上記ステップS25にて直前ジョブがないと判断した場合、(2)ステップS26にて不足ジョブが追い越し指定されていない場合、(3)上記ステップS27にて、両者のジョブが同一アドレスでないと判断した場合、(4)上記ステップS28にて、2つのジョブの受信間隔が所定の時間内でないと判断した場合、(5)上記ステップS29にて、2つのジョブ種別が同じでないと判断した場合の上記5つの場合には、前ジョブ判定部11は、直前ジョブと不足ジョブとは関連性がないと判断し、追い越し処理を行うために、追い越しフラグ設定部13のフラグをオンにする(S31)。そして、関連性判定処理を終了する。
そして、上記ステップS16では、追い越しフラグ設定部13のフラグの状態によって追い越し処理を行うか否かを判断する。
このように、直前ジョブと不足ジョブとのジョブ情報に基づいて追い越し処理を行うか否かが決定される。
図7は、後ジョブ判定処理を説明するフローチャートである。以下に、後ジョブ判定処理について説明する。
まず、後ジョブ判定部12は、後ジョブがあるか否かを判断する(S35)。具体的には、後ジョブ判定部12は、ジョブ記憶部15を参照して、不足ジョブより後に記憶されているジョブ(後ジョブ)があるか否かを判断する。また、後ジョブがないと判断すると後ジョブ判定処理を終了する。
そして、上記ステップS35にて、後ジョブがあると判断すると、後ジョブ判定部12は、不足ジョブと、ジョブ記憶部15に記憶されているジョブのうち当該不足ジョブの次のジョブを後ジョブとし、当該不足ジョブと後ジョブとの関連性があるか否かを判断する(S36)。なお、関連性の判断については、上記関連性判定処理において説明したように、例えば、2つのジョブのIPアドレスを比較することにより、関連性があるか否かを判断することができ、ここでは詳細な説明は省略する。
そして、上記ステップS36にて、不足ジョブと後ジョブとの関連性があると判断した場合、後ジョブ判定部12は、後ジョブの次のジョブを新たに後ジョブに設定する(S37)。そして、処理は上記ステップS36に進む。つまり、上記ステップS36およびステップS37の処理により、後ジョブ判定部12は、不足ジョブよりも後のジョブである後ジョブについて、当該不足ジョブと関連性のあるジョブがどのジョブまでであるかを判断している。そして、上記ステップS36にて、不足ジョブと後ジョブとの関連性がないと判断すると、後ジョブ判定部12は、関連性がないと判断したジョブを、追い越し処理を行うべきジョブ、すなわち、次のジョブとする(S38)。そして、追い越し処理部14は、不足ジョブの印刷処理をとばして、上記ステップS38にて設定されたジョブの印刷処理を行うように画像形成部5を制御する。
図8は、追い越し処理中に、不足ジョブを印刷処理するために必要な資源が補給された場合における印刷処理の流れおよび追い越し処理を説明するフローチャートである。
上記後ジョブ判定処理にて、追い越し処理を行う後ジョブが決定されると、後ジョブ判定部12は、追い越し処理部14に対して、上記結果を通知する。そして、上記結果を受信した追い越し処理部14は、決定された後ジョブの印刷処理を行う(S39)。
そして、上記後ジョブの印刷処理を行っている間およびそれ以降の期間、機器状態管理部3は、不足ジョブを印刷処理するために必要な資源が補給されたか否かを判断する(S40)。
そして、上記ステップS40にて、上記不足ジョブの資源が補給されたことを検出すると、機器状態管理部3は、補給された旨を制御部2に通知する。上記補給された旨の通知を受信した制御部2は、後ジョブの印刷処理中であるか否かを判断する(S41)。
上記ステップS41にて、印刷処理中であると判断すると、予め設定されている印刷条件設定に基づいて、現在印刷処理を行っている後ジョブの印刷処理を中断させて不足ジョブの印刷処理を優先させるか、または、現在印刷処理を行っている後ジョブの印刷処理が完了した後で不足ジョブの印刷処理を行うかを判断する(S42)。
上記ステップS42にて、不足ジョブの印刷処理を優先すると判断した場合、追い越し処理部14は、後ジョブの印刷処理中である画像形成部5の動作を中断させる(S43)。そして、追い越し処理部14は、不足ジョブの印刷処理を行う(S44)。次に、追い越し処理部14は、不足ジョブと関連性のあるジョブがあるか否かを判断する(S45)。具体的には、先の後ジョブ判定処理にて、後ジョブのうち、不足ジョブと関連性のあるジョブがあると判断されたジョブがあるか否かを判断している。
そして、上記ステップS45にて、不足ジョブと関連しているジョブがあると判断すると、ステップS44に戻り、不足ジョブをとばして印刷処理している後ジョブよりも前のジョブの印刷処理を行う。
そして、上記S45にて、追い越し処理した後ジョブよりも前のジョブである、不足ジョブおよび当該不足ジョブと関連性のあるジョブの印刷処理が終了した場合、追い越し処理部14は、上記後ジョブの印刷処理を再開する(S46)。
次に、追い越し処理部14は、他に印刷処理すべき後ジョブがあるか否かを判断する(S47)。そして、他に印刷処理すべき後ジョブがあると判断すると、処理はS40に戻り、ない場合は処理を終了する。
一方、上記ステップS41にて、後ジョブの印刷処理中でないと判断すると、処理はS44に進む。また、上記ステップS42にて、現在印刷処理を行っている後ジョブの印刷処理を優先すると判断した場合には、追い越し処理部14は、不足ジョブの印刷処理を、上記後ジョブの印刷処理が終了するまで待機する(S48)。また、上記ステップS40にて、上記不足ジョブの資源が補給されたことを検出しない、すなわち、資源が補給されていない場合には、処理はステップS47に進む。
以上のように、本発明に係る印刷装置1は、受信したジョブを印刷処理する画像形成部5と、上記ジョブを印刷処理するために必要な資源の有無を検知する機器状態管理部3と、上記ジョブの印刷処理順を管理するとともに、印刷処理する直前の印刷処理順である、または、印刷処理中のジョブであり、かつ、上記機器状態管理部3により印刷処理するための資源がないと判断された不足ジョブをとばして、当該不足ジョブより後の印刷処理順である後ジョブの印刷処理を行うように画像形成部5を制御する追い越し処理部14とを備えた印刷装置1であって、上記不足ジョブに含まれている、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報を少なくとも含むジョブ情報と、当該不足ジョブの直前のジョブである直前ジョブのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する前ジョブ判定部11とを備え、上記追い越し処理部14は、上記前ジョブ判定部11が上記両者を連続して印刷処理する必要があると判断した場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、連続して印刷処理する必要と判断した当該不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を、当該不足ジョブをとばして行わないように画像形成部5を制御するものであることを特徴としている。
上記印刷処理の直前の印刷処理順であるジョブとは、印刷処理を行うために待機しているジョブのうち、次に印刷処理されるべきものを示す。つまり、上記印刷処理の直前のジョブとは、まだ印刷処理が行われていないジョブのうち印刷処理が行われる直前の印刷処理順であるジョブを示している。
また、追い越し処理部14は、印刷処理順序を管理するために、受信したジョブの印刷順を決定している。具体的には、例えば、追い越し処理部14は、通常はジョブを受信した順に印刷処理順を決定しているが、ジョブの印刷処理中に用紙が無くなりエラーになった場合には、上記エラーのジョブをとばしてその後のジョブの印刷処理を行うように印刷処理順を決定している。
そして、ジョブには、ジョブ情報が含まれている。このジョブ情報には、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報が含まれている。上記ジョブの印刷条件としては、例えば、ジョブの印刷処理に用いる用紙のサイズや部数等が挙げられる。また、上記識別情報としては、例えば、ジョブの送信元を示す送信元情報、ジョブを作成したユーザ名等が挙げられる。
通常、ジョブの追い越し処理を行う場合、資源がないと判断されたジョブよりも後のジョブが画像形成可能である場合には、後のジョブが画像形成される。
上記の構成によれば、前ジョブ判定部11は、不足ジョブのジョブ情報と直前ジョブのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判断している。
具体的には、例えば、直前ジョブと不足ジョブとのジョブ情報を比較して、ジョブの識別情報が同じである場合には、両者を連続して印刷処理する必要があると判断する。また、例えば、直前ジョブと不足ジョブとのジョブ情報を比較して、印刷処理条件のうち通常使用される可能性の低い用紙トレイに格納している用紙を用いて印刷処理を行う等の、特殊な印刷処理条件が同じである場合には両者を連続して印刷処理する必要があると判断する。
そして、不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があると判断した場合には、上記不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を行わないように制御している。従って、上記の構成とすることにより、不足ジョブの印刷処理が完了するまで後ジョブの印刷処理を行わないので、関連のある直前ジョブと不足ジョブとの間に、異なるジョブが出力されることを防止することができる。
さらに、直前ジョブと不足ジョブとのジョブ情報を用いて、両者を連続して出力すべきか否かを判断しているので、ユーザは、追い越し処理をするために各ジョブに優先度を付す必要がない。これにより、各ジョブに対して優先度を付すといった煩雑な操作を行うことなく、より効率よく追い越し処理を行うことができる。
本発明に係る印刷装置1は、上記直前ジョブのジョブ情報の少なくとも一部を記憶する履歴記憶部16を備えている構成がより好ましい。
通常、印刷処理の完了したジョブは、順次削除される。上記の構成によれば、既に印刷処理が終了した直前ジョブに関するジョブ情報の少なくとも一部を記憶する履歴記憶部16を備えている。これにより、印刷処理が完了した直前ジョブに関するジョブ情報を記憶することができるので、上記不足ジョブと直前ジョブとが関連しているか(連続して印刷処理する必要があるか)否かを判断することができる。なお、上記履歴記憶部16は、上記直前ジョブのジョブ情報の少なくとも一部を記憶していればよいが、例えば、直前ジョブそのものを記憶していてもよく、また、ジョブ情報のうちの、ジョブ情報のうち、不足ジョブと関連があるか否かを判断できる情報のみを記憶していてもよい。
本発明に係る印刷装置1は、印刷処理を行う順序が上記不足ジョブから近いジョブの順に、後ジョブと上記不足ジョブとのジョブ情報とを比較して、当該後ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを順次判断する後ジョブ判定部12を備え、上記追い越し処理部14は、不足ジョブと連続して印刷処理する必要がないと判断されたジョブ以降の後ジョブについて、不足ジョブをとばして印刷処理するように上記画像形成部5を制御する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、不足ジョブと後ジョブとのジョブ情報を比較して、当該後ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断している。そして、連続して印刷処理する必要ないと判断されたジョブ以降の後ジョブについて順次追い越し処理を行っている。換言すると、不足ジョブから近い順に関連性が判断された後ジョブのうち、連続して印刷処理する必要があると判断された後ジョブについては印刷処理を行わない。これにより、連続して印刷処理する必要があると判断した後ジョブについて印刷処理を行わないので、連続して印刷処理する必要がある複数のジョブ間に異なるジョブが印刷処理されて出力されることを防止することができる。
本発明に係る印刷装置1は、上記前ジョブ判定部11が不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要がないと判断した場合、上記追い越し処理部14は、不足ジョブをとばして当該不足ジョブより後の後ジョブを処理するように上記画像形成部5を制御する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要がないと判断すると、追い越し処理(不足ジョブをとばして、当該不足ジョブよりも後のジョブを印刷処理する処理)を行うので、例えば、不足ジョブを印刷処理するための資源が供給されない場合でも、上記後ジョブを印刷処理することができる。
本発明に係る印刷装置1は、上記機器状態管理部3が上記不足ジョブを印刷処理するための資源が供給されたことを検知したときに、画像形成部5が上記不足ジョブをとばして上記後ジョブの印刷処理を行っている場合、上記追い越し処理部14が、後ジョブの印刷処理を中断するとともに、不足ジョブの印刷処理を行うように画像形成部5を制御する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、後ジョブの印刷処理を中断して、不足ジョブの印刷処理を行っているので、上記不足ジョブを早急に出力できる。
本発明に係る印刷装置1は、上記機器状態管理部3が上記不足ジョブを印刷処理するための資源が供給されたことを検知したときに、画像形成部5が上記不足ジョブをとばして上記後ジョブの印刷処理を行っている場合、上記追い越し処理部14は、上記後ジョブの印刷処理が終了した後で、当該不足ジョブの印刷処理を行うように画像形成部5を制御する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、資源不足のために印刷処理を行うことができない不足ジョブに対して資源が供給されたことを検出した時点で、上記後ジョブの印刷処理が行われていると、印刷処理中の後ジョブの印刷処理完了を待って、不足ジョブの印刷処理を実行している。つまり、印刷処理が実行されている後ジョブの途中で不足ジョブの印刷処理を行わない。従って、後ジョブが不足ジョブによって分断されることを防止することができる。
本発明に係る印刷装置1は、上記前ジョブ判定部11が、ジョブ情報に含まれるジョブの送信元に関する送信元情報に基づいて上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断する構成がより好ましい。
上記不足ジョブと直前ジョブとの送信元情報が同じ場合には、両者は関連性がある可能性が高い。従って、送信元情報に基づいて、上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断することにより、より正確に、連続して印刷処理すべきジョブを連続して印刷処理することができる。
本発明に係る印刷装置1は、上記前ジョブ判定部11が、ジョブ情報に含まれるジョブの種別を比較することにより上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する構成がより好ましい。
上記ジョブの種別とは、例えば、ジョブを作成したアプリケーションを識別するための拡張子等である。上記ジョブ情報は直前ジョブと不足ジョブとが関連しているか否かを示している可能性が高いため、上記ジョブの種別を用いて上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判定することができる。
本発明に係る印刷装置1は、上記前ジョブ判定部11が、直前ジョブを受信した時刻と不足ジョブを受信した時刻との受信間隔に基づいて上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断する構成がより好ましい
不足ジョブと直前ジョブとにおいて、例えば、同じジョブの種別や送信元情報である場合でも、不足ジョブと直前ジョブとの受信間隔がかなり長い場合には、両者は関連していない場合がある。そこで、さらに受信間隔に基づいて不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断することにより、不足ジョブと直前ジョブとが関連しているのか否かをより正確に判断することができる。
本発明に係る印刷装置1は、追い越し処理部14が、上記前ジョブ判定部11が上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があると判断した場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、上記後ジョブの印刷処理を停止するように、画像形成部5を制御する追い越し制限モードと、上記前ジョブ判定部11の判定結果に関係なく、上記不足ジョブの印刷処理をとばして後ジョブの印刷処理を行うように画像形成部5を制御する追い越しモードとを切り替え可能である構成がより好ましい。
上記の構成によれば、追い越し制限モードでは、直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理したい場合に特に有効である一方、追い越しモードでは、上記後ジョブを少しでも早く印刷処理したい場合に有効である。
上記の構成では、追い越し制限モードと追い越しモードとが切り替え可能であるので、ユーザの希望に応じて追い越し処理を変更することができる。
本発明に係る印刷装置1は、上記画像形成部5が、上記前ジョブ判定部11の結果に応じて、直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かをフラグの状態によって示す追い越しフラグ設定部13を備え、上記フラグの状態に応じて画像形成部5を制御するものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、追い越しフラグ設定部13が備えるフラグが立っている、または、立っていないの状態に応じて直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断している。これにより、不足ジョブの印刷処理が完了するまで後ジョブの印刷処理を行わないので、関連のある直前ジョブと不足ジョブとの間に、異なるジョブが出力されることをより確実に防止することができる。
本発明に係る印刷装置1の印刷方法は、受信したジョブを印刷処理するジョブ処理工程と、上記ジョブを印刷処理するために必要な資源の有無を検知する検知工程と、上記ジョブの印刷処理順を管理するとともに、印刷処理する直前の印刷処理順である、または、印刷処理中のジョブであり、かつ、上記検知工程により印刷処理するための資源がないと判断された不足ジョブをとばして、当該不足ジョブより後の印刷処理順である後ジョブの印刷処理を行うように上記画像形成部5を制御するジョブ制御工程とを含む、印刷装置1の印刷方法であって、上記不足ジョブに含まれている、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報を少なくとも含むジョブ情報と、当該不足ジョブの直前のジョブである直前ジョブのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する判定工程とを含み、上記ジョブ制御工程は、上記判定工程により上記両者を連続して印刷処理する必要があると判断された場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、当該不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を停止するように上記画像形成部5を制御することを特徴としている。
上記の構成によれば、不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があると判断した場合には、上記不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を行わないように制御している。従って、不足ジョブの印刷処理が完了するまで後ジョブの印刷処理を行わないので、関連のある直前ジョブと不足ジョブとの間に、異なるジョブが出力されることを防止することができる。
なお、上記の説明において、履歴記憶部16では、新たにジョブ(ジョブ情報)が記憶された時点で、以前に記憶されていたジョブ情報は消去される構成について説明したが、これに限られるものではなく、例えば、以前のジョブ情報を消去することなく、新たなジョブを蓄積するようにし、一定期間経過後に蓄積されたジョブのうち、一番新しく記憶されたジョブを残して残りのジョブを消去してもよい。この場合には、履歴記憶部16に記憶されたジョブのうち、一番新しく記憶されたジョブ(ジョブ情報)が直前ジョブとなる。
また、上記の説明では、ジョブの印刷処理を行うために必要な資源として、用紙を例に説明しているが、上記資源としては用紙に限定されるものではない。上記資源としては例えば、ステープル等が挙げられる。また、例えば、ジョブを印刷処理し排出するための排紙トレイが一杯のための排紙できない場合等の、ジョブの印刷処理を行うことができない場合を、ジョブを印刷処理するための資源がないとする。
なお、上記実施の形態における印刷装置1の各部や各処理ステップは、CPUなどの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの情報格納部7に記憶されたプログラムを実行し、インターフェース回路などの通信手段を制御することにより実現することができる。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態の印刷装置1の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含むネットワークを接続可能なシステム構成であれば、ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このようにネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、ジョブ追い越し機能を有する印刷装置1において、印刷順に基づいて印刷ジョブ情報と印刷データを格納する情報格納部7と、印刷ジョブ追い越しを制御するための制御部2と、情報格納部7から印刷ジョブ情報と印刷データを受け取って印刷処理を実行する現印刷ジョブと、印刷順が現印刷ジョブよりも前である前印刷ジョブとの関連を判別する関連ジョブ判定部10とを備え、現印刷ジョブに印刷資源が無いと判断された場合、前記関連ジョブ判定部10において、現印刷ジョブが前印刷ジョブと関連ジョブであるかどうかを判別し、関連ジョブであると判定した場合は、前記制御部2は、現印刷ジョブよりも印刷順が後の印刷ジョブにより追い越し処理を実行しない構成であってもよい。
現印刷ジョブに印刷資源が無い場合、次の印刷ジョブにより現印刷ジョブを追い越して印刷を行う追い越し機能があるが、現印刷ジョブと前印刷ジョブに関連性があると、次の印刷ジョブの追い越しにより関連ジョブ間の印刷順とは異なる順序で出力される不都合を防止する。また、例えば、同一ユーザから受信したジョブについて追い越し処理を行った場合、追い越された印刷ジョブを待つ必要があるため、他のユーザからのジョブにより追い越し処理を行う方がより効率的である。従って、上記の構成とすることにより、関連したジョブをある条件により判定することにより、関連する印刷ジョブに対しては、ジョブの追い越し処理を実行せず、必ず印刷実行順となるように印刷処理を行うことができる。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、前印刷ジョブは、印刷出力が終了したジョブである構成であってもよい。現印刷ジョブと印刷出力後の前印刷ジョブに関連があれば、次の印刷ジョブの追い越しによって関連ジョブ間の印刷順とは異なる順序で出力される不都合を防止する。また、前印刷ジョブと現印刷ジョブが同一ユーザであれば、前印刷ジョブの印刷出力結果を取りにくる際に、現印刷ジョブの印刷資源が無いことを気づくことができるため、次の印刷ジョブの追い越しを行うことを防止できる。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、前印刷ジョブは、印刷出力が終了していないジョブであって、現印刷ジョブに印刷資源が有り、関連ジョブであると判定した場合は、現印刷ジョブを印刷しない構成であってもよい。前印刷ジョブに印刷資源が無いために印刷出力が終了していないが、現印刷ジョブと前印刷ジョブに関連がある場合、現印刷ジョブを印刷すると関連ジョブ間の印刷順とは異なる順序で出力されるために、このような不都合を防止する。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、現印刷ジョブよりも印刷順が後の印刷ジョブを現印刷ジョブとし、現印刷ジョブを前印刷ジョブとして、上記追い越し処理を行う構成であってもよい。上記の構成とすることで、現印刷ジョブは前印刷ジョブと関連がある場合には印刷しないが、その後の印刷ジョブの追い越し処理についても上記追い越し処理と同様に、関連ジョブ間の印刷順とは異なる順序で出力される不都合を防止する。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、現印刷ジョブよりも印刷順が前であって印刷出力が終了していないジョブに対して、印刷資源の補給が検知された場合は、現印刷ジョブの処理を中止して、当該ジョブの処理を行う構成であってもよい。上記の構成とすることにより、現印刷ジョブよりも印刷順が前であったが、印刷資源が無いために印刷出力が終了していないジョブに対して、印刷資源の補給がされた場合は、当該ジョブの印刷処理を優先して行うことができる。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、現印刷ジョブに印刷資源が無いと判断された場合とは、現印刷ジョブの印刷出力中である構成であってもよい。上記の構成とすることにより、複数ページからなる印刷ジョブの印刷出力では、印刷開始後数ページを残して、印刷資源が無くなることがあるため、同様に追い越し処理を制御することができる。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、関連ジョブの判定をネットワークアドレスにより判定する構成であってもよい。通常、関連ジョブは、同一PCから連続印刷される場合が殆どであるため、特に何の設定することもなく、関連ジョブが、印刷順とは異なる出力順で出力されないようにすることができる。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、ジョブ間隔がある一定時間内である場合に関連ジョブと判定する構成であってもよい。関連ジョブは、同一PCからであっても、関連しないジョブを印刷する場合があるため、ジョブの間隔がある一定時間以上空いた場合は、関連ジョブでないと判定し、同一PCからの印刷であっても、ジョブ追い越し処理にて印刷可能なジョブから先に出力することができる。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、関連ジョブの判定をジョブ種別により判定する構成であってもよい。関連ジョブは、同一PCからであっても、関連しないジョブを連続印刷する場合があるため、ユーザがジョブ種別を指定して印刷実行することにより、同一PCからの連続印刷であっても、ユーザが指定した関連ジョブのみ、印刷順とは異なる出力順で出力されないようにすることができる。
本実施の形態にかかる印刷装置1は、ジョブ追い越し指定を設け、ジョブ追い越し無し指定の場合は、関連ジョブの判別をせず、通常のジョブ追い越し処理する構成であってもよい。上記の構成とすることにより、ユーザが、ジョブ追い越し指定にてジョブ追い越し処理を印刷時に制御することができる。
本発明にかかる印刷装置は、ネットワークを介して複数の装置からジョブが送信されてくる、例えば、ネットワークプリンタや、デジタル複合機、FAX等の印刷装置に好適である。
本実施の形態にかかる印刷装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 情報格納部に記憶されるジョブ情報の一例を示すテーブルである。 (a)〜(d)は、印刷処理済みジョブと印刷処理実行前/印刷処理中のジョブとの関係により、追い越し処理を行う方法を示す図面である。 (a)は、追い越し処理により印刷処理中であるジョブの印刷処理完了を待って、不足ジョブの印刷処理を行う場合を説明する図面であり、(b)は、追い越し処理により印刷処理中であるジョブの印刷処理を停止させて、不足ジョブの印刷処理を行う場合を説明する図面である。 本実施の形態にかかる印刷方法を説明するフローチャートである。 関連判定処理の一連の流れを示すフローチャートである。 後ジョブ判定処理を説明するフローチャートである。 追い越し処理中に、不足ジョブを印刷処理するために必要な資源が補給された場合における印刷処理の流れおよび追い越し処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 印刷装置
2 制御部
3 機器状態管理部(検知手段)
4 給紙部
5 画像形成部(ジョブ処理手段)
6 排紙部
7 情報格納部
8 外部I/F部
10 関連ジョブ判定部
11 前ジョブ判定部(判定手段)
12 後ジョブ判定部(関連判定手段)
13 追い越しフラグ設定部(フラグ設定手段)
14 追い越し処理部(ジョブ制御手段)
15 ジョブ記憶部
16 履歴記憶部(履歴記憶手段)

Claims (14)

  1. 受信したジョブを印刷処理するジョブ処理手段と、
    上記ジョブを印刷処理するために必要な資源の有無を検知する検知手段と、
    上記ジョブの印刷処理順を管理するとともに、印刷処理する直前の印刷処理順であるまたは印刷処理中のジョブであり、かつ、上記検知手段により上記資源がないと判断された不足ジョブをとばして、当該不足ジョブより後の印刷処理順である後ジョブの印刷処理を行うようにジョブ処理手段を制御するジョブ制御手段とを備えた印刷装置であって、
    上記不足ジョブに含まれている、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報を少なくとも含むジョブ情報と、当該不足ジョブの直前のジョブである直前ジョブのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する判定手段とを備え、
    上記ジョブ制御手段は、上記判定手段が上記両者を連続して印刷処理する必要があると判断した場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、連続して印刷処理する必要と判断した当該不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を、当該不足ジョブをとばして行わないようにジョブ処理手段を制御するものであることを特徴とする印刷装置。
  2. 上記直前ジョブのジョブ情報の少なくとも一部を記憶する履歴記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 印刷処理順が上記不足ジョブから近いジョブの順に、上記後ジョブと上記不足ジョブとのジョブ情報とを比較して、当該後ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを順次判断する関連判定手段を備え、
    上記ジョブ制御手段は、不足ジョブと連続して印刷処理する必要がないと判断されたジョブ以降の後ジョブについて、不足ジョブをとばして印刷処理するように上記ジョブ処理手段を制御するものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 上記判定手段が不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要がないと判断した場合、上記ジョブ制御手段は、不足ジョブをとばして当該不足ジョブより後の後ジョブを処理するように上記ジョブ処理手段を制御するものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 上記検知手段が上記不足ジョブを印刷処理するための資源が供給されたことを検知したときに、ジョブ処理手段が上記不足ジョブをとばして上記後ジョブの印刷処理を行っている場合、
    上記ジョブ制御手段は、後ジョブの印刷処理を中断するとともに、不足ジョブの印刷処理を行うようにジョブ処理手段を制御することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 上記検知手段が上記不足ジョブを印刷処理するための資源が供給されたことを検知したときに、ジョブ処理手段が上記不足ジョブをとばして上記後ジョブの印刷処理を行っている場合、
    上記ジョブ制御手段は、上記後ジョブの印刷処理が終了した後で、当該不足ジョブの印刷処理を行うようにジョブ処理手段を制御することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  7. 上記判定手段は、ジョブ情報に含まれるジョブの送信元に関する送信元情報に基づいて上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断するものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  8. 上記判定手段は、ジョブ情報に含まれるジョブの種別を比較することにより上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判定するものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  9. 上記判定手段は、直前ジョブを受信した時刻と不足ジョブを受信した時刻との受信間隔に基づいて上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かを判断するものであることを特徴とする請求項7または8記載の印刷装置。
  10. ジョブ制御手段は、上記判定手段が上記不足ジョブと直前ジョブとを連続して印刷処理する必要があると判断した場合に上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで上記後ジョブの印刷処理を停止するようにジョブ処理手段を制御する追い越し制限モードと、上記判定手段の判定結果に関係なく上記不足ジョブの印刷処理をとばして後ジョブの印刷処理を行うようにジョブ処理手段を制御する追い越しモードとを切り替え可能であるものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  11. 上記ジョブ制御手段は、上記判定手段の結果に応じて、直前ジョブと不足ジョブとを連続して印刷処理する必要があるか否かをフラグの状態によって示すフラグ設定手段を備えるとともに、上記フラグの状態に応じてジョブ処理手段を制御するものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  12. 受信したジョブを印刷処理するジョブ処理工程と、
    上記ジョブを印刷処理するために必要な資源の有無を検知する検知工程と、
    上記ジョブの印刷処理順を管理するとともに、印刷処理する直前の印刷処理順である、または、印刷処理中のジョブであり、かつ、上記検知工程により印刷処理するための資源がないと判断された不足ジョブをとばして、当該不足ジョブより後の印刷処理順である後ジョブの印刷処理を行うように制御するジョブ制御工程とを含む、印刷装置の印刷方法であって、
    上記不足ジョブに含まれている、ジョブの印刷処理条件および/またはジョブを識別するための識別情報を少なくとも含むジョブ情報と、当該不足ジョブの直前のジョブである直前ジョブのジョブ情報とを比較して、両者を連続して印刷処理する必要があるか否かを判定する判定工程とを含み、
    上記ジョブ制御工程は、上記判定工程により上記両者を連続して印刷処理する必要があると判断された場合、上記不足ジョブの印刷処理が完了するまで、当該不足ジョブより後の後ジョブの印刷処理を停止するように制御することを特徴とする印刷装置の印刷方法。
  13. 印刷装置を制御するコンピュータの制御プログラムであって、当該コンピュータを請求項1〜11のいずれか1項に記載の印刷装置が備える各手段として機能させるための制御プログラム。
  14. 請求項13に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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