JP4090392B2 - 軸封構造及びそれを用いた撹拌装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回転軸を軸封する軸封構造及びそれを用いた撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉体や液体を攪拌する撹拌装置は回転軸に取付けられた攪拌翼が攪拌槽内に配される。回転軸は攪拌槽の内部と外部とを貫通し、攪拌槽と回転軸との間にはオイルシール、グランドシール、メカニカルシール等による軸封構造が配される。これにより、攪拌槽内の気密性が保持され、塵埃の侵入や試料の洩出を防止することができるようになっている。
【0003】
しかしながら、オイルシール、グランドシール、メカニカルシール等は摺動回転部を有するため摩耗による削りカス、潤滑油の油分、潤滑液の成分等が攪拌槽内に侵入する可能性が大きい。特に、注射製剤等の医薬品の攪拌混合を行う場合には異物の混入が許されないためオイルシールやグランドシールのみを有する軸封構造を用いることができない。また、メカニカルシールを用いた軸封構造も採用することが難しい問題がある。
【0004】
上記問題を解決するために特許文献1にはラビリンスシールを有する軸封構造が開示されている。このラビリンスシールは回転軸に一体化される内筒と、攪拌槽に一体化される外筒とを備えている。内筒と外筒との間には所定隙間が設けられ、該隙間には窒素等のガスが供給される。
【0005】
これにより、内筒と外筒の間から外部に向けてガスが排気されるため、ガス圧により外部からの塵埃等の侵入を防止することができる。また、回転軸の回転時に内筒と外筒とが摺動しないため削りカスが発生せず、潤滑油も不要となる。従って、異物の混入を防止して医薬品や食品の混合等の攪拌を行うことができるようになっている。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−35499号公報(第2頁−第4頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
攪拌装置により試料を攪拌混合すると前回の試料の混入を防止するために軸封構造の洗浄や滅菌が行われる。しかしながら、上記従来のラビリンスシールを用いた軸封構造によると、内筒と外筒との隙間が小さいため洗浄液が行き渡らず充分な洗浄を行うことができない。
【0008】
また、滅菌のためのスチームを該隙間に供給しても圧力損失が大きくスチームの流量が減少する。このため、内筒や外筒を充分に温度上昇させることができず、充分な滅菌効果を得ることができない。従って、CIP(Cleaning In Place)やSIP(Sterilization In Place)ができずラビリンスシールを分解して洗浄を行うため、軸封構造のメンテナンスが煩雑になる問題があった。
【0009】
本発明は、異物の混入を防止できるとともにメンテナンスの容易な軸封構造及び撹拌装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の軸封構造は、回転軸に外嵌して前記回転軸と一体に回転するとともに軸方向に所定周期で形成される第1溝を外面に有する内筒と、前記内筒に対して所定の隙間を有して外嵌されるとともに第1溝に対向する第2溝を内面に形成した外筒とを有して、該隙間にガスを注入してシールするラビリンスシールを備え、前記内筒と前記外筒との軸方向の相対位置を可変にしたことを特徴としている。
【0011】
この構成によると、第1、第2溝が対向配置され、内筒と外筒の隙間にガスを注入して回転軸が回転される。これにより、該隙間からの異物の混入を防止して回転軸を回転させることができる。内筒に対して外筒の相対位置を軸方向に移動すると第1、第2溝の相対位置がずれる。これにより、内筒と外筒との間には径方向に交互に折れ曲がった広い断面積の通路が形成される。該通路に洗浄液やスチーム等を流通させることによって軸封構造のCIPやSIPを行うことができる。
【0012】
さらに本発明は、上記構成の軸封構造において、前記回転軸立設されるとともに前記外筒上下方向に移動可能となっている
【0013】
さらに本発明は、上記構成の軸封構造において、前記外筒に外嵌して前記外筒を案内する案内部材と、前記案内部材及び前記外筒の下面を覆う可撓性のパッキンとが設けられている。この構成によると、外筒は案内部材の案内により案内部材と摺動して上下に移動し、回転軸に接続される回転体を覆う容器が案内部材に固定される。外筒と案内部材との摺動により発生する削りカス等は外筒及び案内部材の下方に固着されるパッキンにより容器内への侵入が防止される。
【0014】
また本発明は、上記構成の軸封構造において、第1、第2溝の壁面を傾斜面にしたことを特徴としている。この構成によると、CIPやSIP時の第1、第2溝の底面のコーナー部の試料等の残留を防止することができる。また、回転軸を立設した場合は、第1、第2溝に残留した洗浄液やスチームによる水滴等を流下させて容易に乾燥させることができる。
【0015】
また本発明は、上記構成の軸封構造において、前記外筒の移動量を前記周期の1/2にしたことを特徴としている。この構成によると、CIPやSIP時の内筒と外筒との間の通路の断面積が広く形成される。
【0016】
また本発明は、上記構成の軸封構造において、前記外筒の移動により前記隙間よりも断面積の広い通路を形成し、該通路に洗浄液、スチーム或いは清浄ガスを導入して洗浄または滅菌を可能にしたことを特徴としている。
【0017】
また本発明の撹拌装置は、上記各構成の軸封構造と、前記内筒に連結される攪拌翼と、前記攪拌翼を覆う攪拌槽とを備え、前記攪拌槽内に投入された試料を前記攪拌翼の回転により攪拌することを特徴としている。この構成によると、攪拌槽内に試料が投入され、回転軸、内筒及び攪拌翼が一体に回転して試料が攪拌される。
【0018】
また本発明は、上記構成の攪拌装置において前記試料が医薬品または食品から成ることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の撹拌装置を示す側面図である。試料の攪拌や、攪拌による混合を行う撹拌装置1は後部に架台2が配される。架台2により装置全体を支持するとともに高さ調節が行われる。架台2上にはモータ3が設置されている。モータ3には減速装置4が連結され、減速装置4によって所定の回転数で回転可能な回転軸11(図2参照)が減速装置4から垂下されている。
【0020】
減速装置4の下方には回転軸11を支持する軸支持部6が設けられている。軸支持部6の下方には、回転軸11と連結して一体回転する攪拌翼8により試料を攪拌する攪拌槽7が設けられる。攪拌槽7の前部上方には攪拌槽7内に試料を投入する投入部5が設けられている。攪拌槽7の下方には排出機9が配され、その下部には攪拌後の試料を排出する開閉可能な排出口10が設けられている。
【0021】
図2は軸支持部6の詳細を示す側面断面図である。軸支持部6は上部カバー12及び下部カバー13により覆われている。上部カバー12はボルト31により減速装置4に固定され、下部カバー13はボルト32により上部カバー12に固定されている。また、下部カバー13に攪拌槽7(図1参照)が密閉状態で取付けられている。
【0022】
下部カバー13の上部には軸受14が保持され、軸受14により回転軸11が回転可能に支持されている。下部カバー13の下部にはオイルシール17及びラビリンスシール18を有する軸封部20が保持されている。軸封部20を貫通する回転軸11の下端にはボス19を介して攪拌翼8が取付けられている。
【0023】
軸封部20の上部に配されるオイルシール17は、リング状の樹脂等がグリースを介して回転軸11と摺接して上方からの異物の侵入を防止する。軸封部20の下部に配されるラビリンスシール18の詳細を図3に示す。ラビリンスシール18は回転軸11に外嵌してキー28により回転軸11と一体回転する内筒21を有する。
【0024】
内筒21には所定の隙間d1(図4参照)を介して外筒22が外嵌されている。外筒22には、ボルト25により締結される上部ガイド23及び下部ガイド24(案内部材)が外嵌されている。これにより、外筒22が上部ガイド23及び下部ガイド24に摺接して上下方向に移動可能になっている。尚、上部ガイド23及び下部ガイド24は下部カバー13を介して攪拌槽7に固定されている。
【0025】
上部ガイド23と下部ガイド24との間には空間Dが形成され、外筒22の周面に突設されるストッパ部22cが空間D内に配される。外筒22はストッパ部22cが上部ガイド23及び下部ガイド24と当接して上限位置及び下限位置が決められる。中心線Cに対して図中、右側は外筒22が下降した状態を示しており、左側は外筒22が上昇した状態を示している。これにより、外筒22が所定のストロークSで移動できるようになっている。
【0026】
下部ガイド24には空間Dの下面に開口した孔部24aが形成されている。孔部24aは下部カバー13(図2参照)に設けられた孔部13bを介して空気流入口16(図2参照)と連通する。これにより、空気流入口16から圧縮空気を供給して外筒22を上昇させることができる。
【0027】
ストッパ22cと上部ガイド23との間にはバネ26が挟持され、外筒22が下方に付勢される。従って、空気流入口16からの空気の供給を停止するとバネ26の付勢力により外筒22を下降させることができる。また、上部ガイド23には空間Dの上面に開口した孔部23bが形成されている。孔部23bは下部カバー13(図2参照)に設けられた孔部(不図示)を介して空気を供給できるようになっている。これにより、孔部23bから空気を一時的に供給してストッパ22cと上部ガイド23との吸着を破壊し、スムーズに外筒22を下降できるようになっている。
【0028】
尚、回転軸11と内筒21との間、外筒22と上部ガイド23及び下部ガイド24との間、上部ガイド23及び下部ガイド24と下部カバー13との間にはそれぞれOリング30が配されている。これにより、ラビリンスシール18の上方から攪拌槽7内への塵埃等の侵入を防止するようになっている。
【0029】
下部ガイド24の下面には環状のパッキン27が取付けられている。パッキン27の内周側は外筒22の下面に固定されている。パッキン27は樹脂や合成ゴム等の可撓性材料から成り、外筒22の移動に追随する。従って、下部ガイド23と外筒22との摺動によるOリング30の削りカス等が下部ガイド23と外筒22との隙間を介して攪拌槽7内に侵入することを防止することができる。
【0030】
図4の拡大図に示すように、内筒21の外面には軸方向に所定周期Tで並設される複数の第1溝21aが形成されている。外筒22の内面には下降時に第1溝21aと対向する第2溝22aが形成されている。第2溝22aの溝幅は第1溝21aの溝幅よりも狭くなっている。これにより、内筒21の陸部21gが確実に外筒22の陸部22gと対向できるようになっている。
【0031】
また、第1、第2溝の壁面21e、22eは回転軸11に垂直な面に対して傾斜角θを有する傾斜面になっている。そして、第1、第2溝21a、22aが対向した状態で回転軸11が回転して攪拌槽7内の試料の攪拌が行われる。
【0032】
図3において、外筒22の軸方向の略中央部には貫通孔22bが形成され、貫通孔22bに連通する孔部23aが上部ガイド23に形成されている。尚、外筒22が上下動しても貫通孔22bと孔部23aとが連通するように貫通孔22bには座部22dが形成されている。孔部23bは下部カバー13(図2参照)に設けられた孔部13aを介して流入口15(図2参照)と連通する。また、下部カバー13には流入口15から供給されたガスを排気する流出口13c(図2参照)が設けられている。
【0033】
内筒21と外筒22との隙間に流入口15から窒素等のガスを供給すると、ガスは該隙間内で適度な圧力をもって流通する。ガスの一部は貫通孔22bを介して攪拌槽7へ流入し、残りは流出口13cより排気される。即ち、貫通孔22bから清浄なガスのみが攪拌槽7に流入し、ラビリンスシール18の上方のオイルシール17で発生した削りカスや塵埃等は流出口13cから排気とともに排出される。これにより、上方から内筒21と外筒22との隙間を介して攪拌槽7内へ塵埃等が流入することを防止して攪拌槽7内の試料を攪拌することができる。
【0034】
また、第1、第2溝21a、22aが対向配置されるためガスの流路は断面積が大きい部分と小さい部分とが形成される。このため、内筒21と外筒22との隙間を流通するガスの圧力損失の極端な増加を抑制することができる。従って、少ない流量で充分なシール効果を維持することができるようになっている。
【0035】
空気流入口16から空気を供給すると外筒22が上昇する。この時、図5に示すように、外筒22の移動するストロークSは第1、第2溝21a、22aの周期Tの1/2になっている。これにより、内筒21と外筒22との間には径方向に交互に折れ曲がった通路Rが形成され、通路Rの断面積を最も広くすることができる。
【0036】
この通路R内に流入口15から純水等の洗浄液を供給すると内筒21の外面及び外筒22の内面に洗浄液が行き渡り、充分な洗浄効果を得ることができる。また、流入口15からスチームを供給すると通路R内に充分な流量のスチームが流通して内筒21及び外筒22を昇温することができる。これにより、内筒21の外面及び外筒22の内面の滅菌効果を得ることができる。
【0037】
従って、CIP及びSIPが可能になり、撹拌装置1のメンテナンスを容易にすることができる。特に、攪拌される試料が注射製剤等の医薬品や食品の場合には異物の混入や前回攪拌した試料の混入を完全に防止する必要がある。このため、洗浄や滅菌の頻度が高く、CIP及びSIPによる工数の削減効果が大きい。
【0038】
尚、第1、第2溝21a、22aの壁面21e、22eが傾斜面から成るので、通路Rの圧力損失を低減して洗浄液やスチームをスムーズに流通させることができる。また、第1、第2溝21a、22aの壁面21e、22eと底面21f、22fとのコーナーに容易に洗浄液やスチームが到達できる。
【0039】
このため、該コーナーに試料が残留することを防止することができる。該コーナーを曲面に形成してもよい。加えて、軸方向が上下方向になっているためスチームにより発生する水滴や洗浄液が壁面21e、22eを流下して容易に内筒21及び外筒22の表面を乾燥させることができる。
【0040】
本実施形態において、純水及びスチームを用いて洗浄及び滅菌を行っているため内筒21及び外筒22は錆の発生しない材料(例えば、アルミナ等のセラミックやステンレス等)により形成されている。また、セラミックやステンレスは耐溶剤性及び耐薬品性を有するため、洗浄液として有機溶剤や薬品を用いることができる。尚、洗浄または滅菌のために清浄なガスを用いてもよい。
【0041】
尚、本発明の軸封構造は本実施形態に限定されるものではなく、洗浄と滅菌の必要な装置及び異物の混入を嫌う材料の処理装置に広く利用することができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によると、ラビリンスシールの第1溝を有する内筒と第2溝を有する外筒との軸方向の相対位置を可変にしているので洗浄及び滅菌時に対向する第1、第2溝の位置が可変され、内筒と外筒との間に断面積の広い通路を形成することができる。従って、異物の混入を防止するとともにCIPやSIPを可能にしてメンテナンスの容易な軸封構造及び撹拌装置を得ることができる。
【0043】
また本発明によると、外筒の移動を案内する案内部材と、案内部材及び外筒の下面を覆う可撓性のパッキンとを設けたので、外筒と案内部材との摺動により発生する削りカス等の流出をパッキンにより防止することができる。
【0044】
また本発明によると、第1、第2溝の壁面を傾斜面にしたので、洗浄や滅菌時に内筒と外面との間に形成される通路の圧力損失を低減して洗浄液やスチームをスムーズに流通させることができる。また、第1、第2溝の壁面と底面とのコーナーに容易に洗浄液やスチームが到達できるため、該コーナーに試料が残留することを防止することができる。加えて、軸方向が上下方向になっている場合は、スチームにより発生する水滴や洗浄液が壁面を流下して容易に内筒及び外筒の表面を乾燥させることができる。
【0045】
また本発明によると、外筒の移動量を第1、第2溝の周期の1/2にしたので、洗浄や滅菌時に内筒と外面との間に形成される通路の断面積を最も広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の実施形態の撹拌装置を示す側面図である。
【図2】は、本発明の実施形態の撹拌装置の軸支持部を示す側面断面図である。
【図3】は、本発明の実施形態の撹拌装置のラビリンスシールを示す側面断面図である。
【図4】は、本発明の実施形態の撹拌装置のラビリンスシールの詳細を示す側面断面図である。
【図5】は、本発明の実施形態の撹拌装置のラビリンスシールの詳細を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 撹拌装置
2 架台
3 モータ
4 減速装置
5 投入部
6 軸支持部
7 攪拌槽
8 攪拌翼
9 排出機
10 排出口
11 回転軸
12 上部カバー
13 下部カバー
14 軸受
17 オイルシール
18 ラビリンスシール
20 軸封部
21 内筒
21a 第1溝
22 外筒
22a 第2溝
23 上部ガイド
24 下部ガイド
27 パッキン
30 Oリング

Claims (6)

  1. 回転軸に外嵌して前記回転軸と一体に回転するとともに軸方向に所定周期で形成される第1溝を外面に有する内筒と、前記内筒に対して所定の隙間を有して外嵌されるとともに第1溝に対向する第2溝を内面に形成した外筒とを有して、該隙間にガスを注入してシールするラビリンスシールを備え、前記内筒と前記外筒との軸方向の相対位置を可変にした軸封構造であって、
    前記回転軸が立設されるとともに、前記外筒が上下方向に移動可能になっており、
    前記外筒に外嵌して前記外筒を案内する案内部材と、前記案内部材及び前記外筒の下面を覆う可撓性のパッキンとが設けられていることを特徴とする軸封構造。
  2. 第1、第2溝の壁面を傾斜面にしたことを特徴とする請求項1に記載の軸封構造。
  3. 前記外筒の移動量を前記周期の1/2にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の軸封構造。
  4. 前記外筒の移動により前記隙間よりも断面積の広い通路を形成し、該通路に洗浄液、スチーム或いは清浄ガスを導入して洗浄または滅菌を可能にしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の軸封構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の軸封構造と、前記内筒に連結される攪拌翼と、前記攪拌翼を覆う攪拌槽とを備え、前記攪拌槽内に投入された試料を前記攪拌翼の回転により攪拌することを特徴とする撹拌装置
  6. 前記試料が医薬品または食品から成ることを特徴とする請求項5に記載の撹拌装置
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