JP4082564B2 - データ通信システム、端末装置及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介してデータの授受を行うためのデータ通信システムに関し、特に大きなサイズのデータの授受に適したシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットなどの大規模なネットワークにおいても、特定のサーバを置かないピア・ツー・ピア(peer to peer:P2P)型の通信を用いたアプリケーションが注目を集めている。この種のアプリケーションとしては、典型的にはNapster、gnutellaなどの音楽コンテンツ交換ツールや、各種のInstant Messengerのようなコミュニケーションツールなどが挙げられる。
また今日、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話などの携帯情報端末がネットワークへの接続を持つようになってきている。この通信には、近距離無線や赤外線を使ったローカル通信、電話会社の回線を経由した間接的なインターネット接続など、種々の形態を取ることが可能である。
携帯情報端末を使った通信では、ユーザがどこにいても通信を行うことができ、データをやり取りできるという利点がある。そこで、この携帯情報端末上でピア・ツー・ピア型の通信機能をもったアプリケーションを動作させ、携帯情報端末どうしで直接(サーバを介さずに)ピア・ツー・ピアで通信し、デジタルコンテンツ(以下、単にコンテンツと称す)の交換や配信を行う利用方法が普及すると、これをプラットフォームとして本格的な商業活動が行われることが期待される。
【0003】
ところで、一般に、携帯情報端末によるネットワークへの接続手段は、無線を使用すること及び携帯性を重視したハードウェア構成のため、次のような特徴を持っている。
・無線を使用するため通信回線が比較的安定していない。
・通信速度が有線による通信と比較して遅い。
・データの保存容量がパーソナルコンピュータなどの情報機器と比較して小さい。
・処理性能がパーソナルコンピュータなどの情報機器と比較して低い。
・出力装置(画面等)がパーソナルコンピュータなどの情報機器と比較して劣っている。
・バッテリ駆動による使用が中心となるため、電力の消費をできるだけ軽減する必要がある(これはネットワークへの接続のための電力消費の軽減も意味する)。
通信速度やデータの保存容量、処理性能などについては、技術の進歩に伴って改善されてゆくことが期待できる。しかし、パーソナルコンピュータなどを用い、有線による通信回線を介してネットワークに接続する場合と比較すると性能には確実な差がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した携帯情報端末によるネットワーク接続を用いた商業活動においては、次のような点を考慮することが必要と考えられる。
・携帯情報端末上でコンテンツの送信や送信要求といった操作を行うことが求められる。
・現時点で携帯情報端末間においてやり取りされているコンテンツよりも高品質なコンテンツや高価なコンテンツが流通することが考えられる。この場合、送受信されるデータ本体は、一般にかなり大きなデータサイズとなる。
・コンテンツの売買を行う場合、その「所有」状態を明確にする必要がある。通常は、相手から自分へのコンテンツの転送が完了した時点でそのコンテンツを所有したとみなすことができる。
【0005】
しかしながら、携帯情報端末により無線通信でネットワークに接続する場合、かかる接続手段は上述した特徴を有するため、次のような問題点がある。
・大きなサイズのデータを転送するためにネットワーク接続を長時間保持し続けることが必要である。例えば、ローカル通信を通じてデータをやり取りするには、通信が完了するまで接続を保持しなければならない。このため、時間とバッテリを浪費することとなる。
・上記のように相手から自分へのコンテンツの転送が完了した時点でそのコンテンツを所有したとみなすとすれば、データの転送途中で通信が途切れてしまった場合、当該データを所有したことにはならない。不安定な無線通信では、このような状況の発生頻度が高い。また、データの再送をするなどの処理も通信回線が安定していないと複雑になる。そのため、データの「所有」の完了を扱うのに多大な手間を要する。
・携帯情報端末上の出力装置は機能が高くないので、使用が要求されるデータは必ずしも高品質のものであるとは限らない。すなわち、携帯情報端末を使用した商業活動が実現することにより、高品質・高価なコンテンツがやり取りされることが予想されるにも関わらず、携帯情報端末自体は、そのようなコンテンツを直接利用するには適さない場合が多い。
【0006】
すなわち、現状の携帯情報端末によるネットワーク接続では、
・大きなサイズのデータを効率的にやり取りしたい。
・携帯情報端末どうしのピア・ツー・ピア型の通信によってやり取りするデータの内容や取得方法などを決めたい。
・携帯情報端末がネットワーク接続を長時間保持する必要がない。
・データを受け取る側は大容量のデータを所有するが、携帯情報端末上には適切に加工されたデータだけが送られるようにしたい。
といった要求を実現することが困難である。
【0007】
そこで本発明は、携帯情報端末を用いたネットワーク接続にて行われるコンテンツ(データ)のやり取りにおいて、大きなサイズのデータを効率的にやり取りできるシステムを提供することを目的とする。
また本発明は、上記の目的に加えて、携帯情報端末がネットワーク接続を長時間保持することなく大きなサイズのデータ交換を行うことのできるシステムを提供することを他の目的とする。
さらに本発明は、大きなサイズのデータをやり取りすると共に、当該データを出力する場合に、出力機器の機能に併せて適切に加工されたデータを出力することのできるシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、次のように構成されたデータ通信システムとして実現される。すなわち、このデータ通信システムは、所定のデータを保管するデータ保管用端末装置と、このデータ保管用端末装置に保管されているデータへのアクセス権限を制御するための制御用端末装置とを備え、この制御用端末装置は、ネットワークを介して他の端末装置と接続し、この端末装置に対して所望のデータへのアクセス権限を付与し、データ保管用端末装置は、制御用端末装置によって付与されたアクセス権限に基づいてなされたアクセス要求に応じて、データを返送することを特徴とする。
【0009】
また、本発明は次のように構成されたデータ通信システムとしても実現される。すなわち、このデータ通信システムは、所定の端末装置が保有するデータの授受に関する取り決めを行って、この取り決めに基づきこのデータに対するアクセス権限を取得する操作用端末装置と、この操作用端末装置にて取得されたアクセス権限に基づき、ネットワークを介して所望のデータを保有する端末装置に対してこのデータへのアクセス要求を行い、このデータを取得するデータ取得用端末装置とを備えることを特徴とする。
ここで、より詳細には、このデータ取得用端末装置は、取得したデータを、操作用端末装置の性能に応じて加工した上で、この操作用端末装置に送信し、操作用端末装置は、データ取得用端末装置から送られたデータを受信して使用する。
【0010】
これらのデータ通信システムにおいて、より好ましくは、データ保管用端末装置及びデータ取得用端末装置は、高速かつ安定な有線回線によるネットワークを介してデータの送受信を行う。
また、アクセス権限を設定する手段としては、所望のデータにアクセスするためのトークンを発行することができる。
【0011】
また、本発明による他のデータ通信システムは、次のように構成される。すなわち、コンテンツデータを使用する操作用端末装置と、操作用端末装置に対してコンテンツデータを供給するデータ供給用端末装置とを備え、操作用端末装置は、ネットワーク上の所定の端末装置が保有するコンテンツデータを取得するようにデータ供給用端末装置に要求し、データ供給用端末装置は、操作用端末装置の取得要求に応じて、ネットワークを介してコンテンツデータを保有する端末装置から所望のコンテンツデータを取得し、操作用端末装置に供給することを特徴とする。
【0012】
さらに、上記の目的を達成する他の本発明は、ネットワークを介してデータ通信を行う次のような端末装置として実現される。すなわち、この端末装置は、ネットワークを介して他の端末装置との間の接続を確立する通信手段と、この通信手段を介して所定のデータ保管用端末装置に保有されているデータの授受に関する取り決めを行い、この取り決めに基づくデータへのアクセス権限を他の端末装置に付与するアクセス権限付与手段とを備えることを特徴とする。
ここで、このアクセス権限付与手段は、より詳細には、データ保管用端末装置に保有されているデータにアクセスするためのトークンを生成するトークン生成手段と、このトークン生成手段にて生成されたトークンを他の端末装置に送信するトークン送信手段とを備える。
【0013】
また、本発明は、次のように構成された端末装置としても実現される。すなわち、この端末装置は、ネットワークを介して他の端末装置との間で、所定のデータ保管用端末装置に保有されているデータの授受に関する取り決めを行い、この取り決めに基づくこのデータへのアクセス権限を取得するアクセス権限取得手段と、取得したアクセス権限に基づいてこのデータを取得することを、ネットワークを介してデータ保管用端末装置にアクセス可能なデータ取得用端末装置に依頼するデータ取得依頼手段とを備えることを特徴とする。
ここで、このアクセス権限取得手段は、より詳細には、データ保管用端末装置に保有されているデータにアクセスするためのトークンを、他の端末装置から取得し、データ取得依頼手段は、アクセス権限取得手段にて取得したトークンをデータ取得用端末装置に渡す。
【0014】
さらにまた、本発明は、コンピュータを制御して上述した各種の端末装置として動作させるプログラムとして実現することができる。このプログラムは、磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより、提供することができる。
【0015】
また、本発明は、次のように構成されたデータ通信方法としても実現することができる。すなわち、無線回線を用いたネットワークを介して所定のデータの授受に関する取り決めを行い、この取り決めに基づきこのデータへのアクセス権限を設定するステップと、設定されたアクセス権限に基づき、有線回線を用いたネットワークを介してネットワーク上の所定の端末装置間でこのデータの授受を行うステップとを含むことを特徴とするデータ通信方法。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて、この発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態によるデータ通信システムを実現するのに好適なシステム構成を示す図である。
本実施の形態において、コンテンツ(データ)のやり取りを行う各ユーザは、ユーザシステムとして、コンテンツのやり取りにおける手続きを行うための操作端末100と、コンテンツを格納し保持するデータ端末200とを有する。
【0017】
操作端末100は、PDAや携帯電話などの携帯情報端末にて実現される。この操作端末100は、プログラム制御により種々の処理を実行する処理装置(CPU)及びメモリと、通信機能及びネットワーク機能を有しており、無線による通信回線を介してネットワークに接続することができる。
データ端末200は、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、その他のコンピュータ装置にて実現される。このデータ端末200は、プログラム制御により種々の処理を実行する処理装置(CPU)及びメモリと、通信機能及びネットワーク機能を有しており、操作端末100との間でデータ通信を行うための無線による通信回線の他、有線による高速な通信回線を介してネットワークに接続されている。また、磁気ディスク装置などの、記憶容量が大きくデータの読み書きが容易な記憶装置と、必要に応じて記憶装置に格納されているデータを加工する処理装置(CPU)とを備える。さらに、記憶装置に格納されているデータを出力するための出力装置(ディスプレイ装置等)、データや各種の命令を入力するための入力装置(キーボード、マウス等)を備える構成とすることもできる。
【0018】
上述したように、所定のユーザが有する操作端末100とデータ端末200との間でも通信が可能であるが、この通信において、操作端末100とデータ端末200とは、相互に認証する機能と、暗号化等の手段により安全にデータ通信を行う機能を有し、セキュア(安全)な通信が保証されている。認証及び暗号化の方法は任意である。
なお、操作端末100どうしの通信に用いられるネットワークと、データ端末200どうしの通信に用いられるネットワークと、操作端末100とデータ端末200との間の通信に用いられるネットワークとは、同一のネットワークでも良いし、それぞれ別個のネットワークであっても良い。例えば、データ端末200間の通信では、不特定のユーザ間でコンテンツのやり取りが行われるため、インターネットなどの広域なネットワークを用いることが望ましいが、操作端末100間の通信では、操作端末100を携帯したユーザどうしが近い距離にいる場合に通信を行うといった実施態様を取るならば、ブルートゥースなどで実現されるローカルネットワークを用いることも可能である。
【0019】
本実施の形態は、図1に示したデータ通信システムにおいて、操作端末100間でデータ端末200に格納されているコンテンツデータに関するアクセス権限を設定し、このアクセス権限に基づいてデータ端末200間でコンテンツデータの授受を行う。
また本実施の形態では、このアクセス権限を設定する手段としてトークンを用いる。すなわち、所定のデータ端末200に格納されているコンテンツを授受しようとする場合に、当該データ端末200に対応する操作端末100において当該コンテンツデータにアクセスするためのトークンを発行する。そして、データ端末200に、このトークンを使用したアクセス要求があった場合に、このトークンが有効であることを条件として、該当するコンテンツデータをアクセス要求元へ返送する。
【0020】
図2は、図1に示した操作端末100及びデータ端末200を用いたデータ通信におけるデータの流れ及び処理の一般的なシナリオを説明する図である。
なお、図2において、ユーザAはコンテンツを提供するユーザであり、ユーザBはユーザAからコンテンツを取得するユーザである。そこで、以下の説明では、図2に示すように、ユーザAの有する操作端末100及びデータ端末200には添え字Aを付し、ユーザBの有する操作端末100及びデータ端末200には添え字Bを付して記述する。
また前提として、ユーザAの持つコンテンツはデータ端末200Aに格納されており、このコンテンツがデータ端末200Bに転送されることによって、ユーザBがこのコンテンツを取得したこととなる。ユーザBは、データ端末200Bに格納されたコンテンツを、操作端末100Bを用いて使用(閲覧等)する。
【0021】
図2に示すように、ユーザA、Bにおいてコンテンツの受け渡しを行う意志が確認されると、ユーザA、Bは、まず操作端末100A、B間で通信を行い、データ授受の方法、授受されるデータの内容及び形式など、コンテンツデータの授受に関する取り決めを行う(図中の通信1)。この通信はピア・ツー・ピアで行われる。また、通信内容はデータ授受に関する取り決めについての情報のみであるため、この通信量は少なく、操作端末100A、Bどうしの通信能力で十分に可能である。
【0022】
通信1にてコンテンツデータの授受に関する取り決めが行われると、次に、操作端末100Aにおいて、ユーザBがこのコンテンツを取得するためのトークンが生成される(処理1)。このトークンには、データ端末200Aに格納されているデータにアクセスするための情報が含まれている。またトークンの形式は任意に定めることができる。
操作端末100Aにて生成されたトークンは、ユーザBの操作端末100B及びユーザAのデータ端末200Aに転送される(通信2、3)。ここで、操作端末100A、B間の通信2は、通信1と同様のピア・ツー・ピアで行われる。操作端末100Aとデータ端末200Aとの間の通信3は、ピア・ツー・ピアで行われても良いし、データ端末200Aをサーバとするサーバ・クライアント型の通信であっても良い。この通信2、3においても、トークンの送受が行われるのみであるため、通信量は少なく、操作端末100A、Bの通信能力で十分に可能である。
また、トークンが転送された後は、操作端末100Aのネットワーク接続を保持する必要はない。
【0023】
ユーザBの操作端末100Bは、操作端末100Aからトークンを受け取ると、受け取ったトークンをデータ端末200Bに転送する(通信4)。この通信4においても、トークンの送受が行われるのみであるため、通信量は少なく、操作端末100Bの通信能力で十分に可能である。
また、トークンが転送された後は、操作端末100Bのネットワーク接続を保持する必要はない。
【0024】
ユーザBのデータ端末200Bは、操作端末100Bから転送されたトークンを用いてデータ端末200Aにアクセスする。データ端末200Aは、受信したトークンが有効であることを確認したならば、このトークンに示された取り決めに従って該当するコンテンツデータを送信する(通信5)。トークンの有効性は、通信5でデータ端末200Bからのアクセスに使用されたトークンと、通信3で操作端末100Aから転送されたトークンとを比較することにより確認することができる。
この通信5では、コンテンツデータそのものが転送されるので、通信量が多い。従って、データ端末200A、B間では、高速かつ安定な有線による通信回線を用いてデータを転送する。この通信5が完了し、コンテンツデータがデータ端末200Bに格納された時点で、ユーザBはこのコンテンツデータを所有したことになる。
【0025】
この後、データ端末200Bは、取得したコンテンツデータを操作端末100Bの性能(出力装置の画面サイズやメモリの記憶容量)に応じて適切に加工し(処理2)、操作端末100Bに転送する(通信6)。この場合、加工されたコンテンツデータが送受されるため、元のコンテンツデータに比べてデータサイズが縮小されており、通信量は元のコンテンツデータを送信するよりも少ない。
【0026】
以上の実施態様に鑑みれば、ユーザAの操作端末100Aは、コンテンツデータへのアクセス権限を制御するための制御用端末装置であり、データ端末200Aは、提供されるコンテンツデータを保管するデータ保管用端末装置である。また、ユーザBの操作端末100Bは、データに対するアクセス権限を取得する操作用端末装置であり、データ端末200Bは、操作端末100Bにて取得されたアクセス権限に基づいてコンテンツデータを取得するデータ取得用端末装置である。
【0027】
ここで、本実施の形態で用いられるトークンについてさらに説明する。
上述したように、トークンには、データ端末200Aに格納されているコンテンツデータにアクセスするための情報が含まれる。また、操作端末100A、B間でなされたコンテンツデータの授受に関する取り決め(データ授受の方法、授受されるデータの内容及び形式など)の情報を、実際にコンテンツデータのやり取りを行うデータ端末200A、Bに通知するため、かかる情報をも含む。
トークンの有効性は、上述したようにデータ端末200Aにおいて、操作端末100Aから送られたトークンと、データ端末200Bから送られたトークンとを比較することにより確認できる。しかしながら、この2つのトークンのデータは同一である必要はない。例えば、次のようなものが考えられる。
【0028】
・操作端末100Aからデータ端末200Aに渡すトークンには、データ授受の方法、データの内容、形式といった取り決めについての情報に加えてユーザBのための一時的なアカウント情報を記述する。一方、操作端末100Aから操作端末100Bに渡すトークンには、アカウント情報のみを記述する。データ端末200Aは、データ端末200Bからトークンに含まれているアカウントでアクセスされたならば、このアカウントを操作端末100Aから受け取ったトークンに含まれているアカウントと照合して認証した上で、当該トークンに記述されている取り決めに従ってコンテンツデータを転送する。
・操作端末100Aから操作端末100Bに渡すトークンに、データ授受の方法、データの内容、形式といった取り決めについての情報を記述すると共に、これらの情報の有効性を証明するための電子署名を施す。データ端末200Aは、データ端末200Bからこのトークンでアクセスされたならば、このトークンに施されている電子署名を認証した上で、当該トークンに記述されている取り決めに従ってコンテンツデータを転送する。この場合、電子署名の認証によって、トークン自身の有効性を確認することができるため通信3による操作端末100Aからデータ端末200Aへのトークンの転送は不要となる。
【0029】
図3は、上述した本実施の形態によるデータ通信システムを実現する各端末装置の構成を示す図である。
図3を参照すると、コンテンツデータを提供するユーザAの操作端末100Aは、ユーザBの操作端末100Bとの間でコンテンツデータの授受に関する取り決めを行うための交渉部101と、トークンを生成するトークン生成部102と、生成されたトークンを操作端末100B及びデータ端末200Aへ送信するトークン送信部103とを備える。交渉部101及びトークン送信部103は、操作端末100Aの通信機能を制御して操作端末100Bまたはデータ端末200Aとの通信を行う。
なお、上記の各構成要素は、プログラム制御された処理装置(CPU)にて実現される仮想的なソフトウェアブロックである。処理装置を制御するプログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどの記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより提供することができ、かかるプログラムを操作端末100Aに搭載されたメモリに読み込んで処理装置を制御することにより、上記の各構成要素による機能を実現する。
【0030】
ユーザAのデータ端末200Aは、コンテンツデータを格納したデータストア部201と、操作端末100A及びデータ端末200Bからトークンを受信するトークン受信部202と、受信したトークンの有効性を確認すると共に、トークンに記述されている取り決めに従ってコンテンツデータの送信制御を行うコントロール部203と、コントロール部203による制御の下でデータストア部201から所望のコンテンツデータを読み出し、データ端末200Bへ送信するためのデータ変換部204及びデータ送信部205とを備える。トークン受信部202及びデータ送信部205は、データ端末200Aの通信機能を制御して操作端末100Aまたはデータ端末200Bとの通信を行う。
なお、上記の各構成要素は、プログラム制御された処理装置(CPU)にて実現される仮想的なソフトウェアブロックである。処理装置を制御するプログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどの記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより提供することができ、かかるプログラムをデータ端末200Aに搭載されたメモリに読み込んで処理装置を制御することにより、上記の各構成要素による機能を実現する。
【0031】
上記データ端末200Aの構成において、コントロール部203は、トークン受信部202にて受信されたトークンの有効性が確認されると、当該トークンに記述されている取り決め、すなわち、データ授受の方法、授受されるデータの内容及び形式などに基づいて、データ変換部204及びデータ送信部205を制御する。
データ変換部204は、コントロール部203の制御の下、データ端末200Bから要求されたコンテンツデータをデータストア部201から読み出す。そして、トークンに記述されているデータ形式や必要な限定を反映させるようにコンテンツデータを加工し、データ送信部205に渡す。
データ送信部205は、コントロール部203の制御の下、データ変換部204から受け取ったコンテンツデータをデータ端末200Bへ送信する。
【0032】
一方、ユーザBの操作端末100Bは、操作端末100Aとの間でコンテンツデータの授受に関する取り決めを行うための交渉部111と、操作端末100Aから送信されたトークンを受信するトークン受信部112と、受信したトークンをデータ端末200Bへ送信するトークン送信部113と、データ端末200Bからコンテンツデータを受信するためのデータ受信部114とを備える。各構成要素は、操作端末100Bの通信機能を制御して操作端末100Aまたはデータ端末200Bとの通信を行う。また、操作端末100Bは、図示しない出力部(液晶表示装置など)を備え、操作端末100Bの出力装置を制御して、データ端末200Aから取得してデータ端末200Bから送られたコンテンツの出力を行う。
なお、上記の各構成要素は、プログラム制御された処理装置(CPU)にて実現される仮想的なソフトウェアブロックである。処理装置を制御するプログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどの記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより提供することができ、かかるプログラムを操作端末100Bに搭載されたメモリに読み込んで処理装置を制御することにより、上記の各構成要素による機能を実現する。
【0033】
ユーザBのデータ端末200Bは、コンテンツデータを格納するデータストア部211と、操作端末100Bから送られたトークンを使用してデータ端末200Aにアクセスするためのトークン受信部212及びトークン送信部213と、データ端末200Aからコンテンツデータを受信してデータストア部211に格納するデータ受信部214と、データストア部211から所望のコンテンツデータを読み出し、操作端末100Bで使用するために加工するデータ変換部215と、データ変換部215で加工されたコンテンツデータを操作端末100Bに送信するデータ送信部216と、これらの各機能を制御するコントロール部217とを備える。
なお、上記の各構成要素は、プログラム制御された処理装置(CPU)にて実現される仮想的なソフトウェアブロックである。処理装置を制御するプログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどの記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより提供することができ、かかるプログラムをデータ端末200Bに搭載されたメモリに読み込んで処理装置を制御することにより、上記の各構成要素による機能を実現する。
【0034】
上記データ端末200Bの構成において、操作端末100Bから送られたトークンをトークン受信部212が受信すると、コントロール部217の制御の下、トークン送信部213がこのトークンを使用して、データ端末200Aに対し、トークンに記述されているコンテンツデータの送信を要求する。この要求に応じてデータ端末200Aから所望のコンテンツデータが送られると、データ受信部214が受信しデータストア部211に格納する。そして、コントロール部217の制御の下、データ変換部215がデータストア部211から所望のコンテンツデータを読み出し、操作端末100Bの性能に応じて適切に加工し、データ送信部216を介して操作端末100Bへ送信する。
【0035】
なお、以上説明した例では、便宜上、ユーザAをコンテンツの提供者とし、ユーザBをコンテンツの取得者として説明したが、ユーザA、Bの間でまたは他のユーザとの間でユーザBがコンテンツの提供者となり、ユーザAがコンテンツの取得者となる場合もある。したがって、本実施の形態によるデータ通信システムを構成する操作端末100及びデータ端末200は、それぞれ上述した操作端末100A、100Bの構成及びデータ端末200A、200Bの構成を有する。
【0036】
さて、上述した各ユーザが操作端末100とデータ端末200とを有するシステム構成は、本実施の形態において典型的な構成であるが、他にも複数の操作端末100で1つのデータ端末200を共用したり、反対にあるユーザが1つの操作端末100で複数のデータ端末200を使い分けたりする構成を取るといった変形も可能である。以下、そのような変形例について説明する。
【0037】
図4は、複数の操作端末100が1つのデータ端末200を共用する場合のシステム構成を示す図である。
図4において、ユーザAが使用する操作端末100A及びデータ端末200Aは、図3に示した操作端末100A及びデータ端末200Aと同様である。また、ユーザBが使用する操作端末100Bは、図3に示した操作端末100Bと同様である。
図4に示す構成では、さらにユーザBに対してコンテンツを提供するユーザCの使用する操作端末100Cが存在し、このユーザは、データ端末200をユーザBと共用している。以下、ユーザBとユーザCが共用するため、データ端末200を、添字BCを付してデータ端末200BCと記述する。
【0038】
図4に示すように、操作端末100Cは、コンテンツを提供するための機能として、操作端末100Aと同様に、ユーザBの操作端末100Bとの間でコンテンツデータの授受に関する取り決めを行うための交渉部121と、トークンを生成するトークン生成部122と、生成されたトークンを操作端末100B及びデータ端末200BCへ送信するトークン送信部123とを備える。交渉部121及びトークン送信部123は、操作端末100Aの通信機能を制御して操作端末100Bまたはデータ端末200BCとの通信を行う。
なお、上記の各構成要素は、操作端末100A、100Bと同様に、プログラム制御された処理装置(CPU)にて実現される仮想的なソフトウェアブロックである。処理装置を制御するプログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどの記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより提供することができ、かかるプログラムを操作端末100Aに搭載されたメモリに読み込んで処理装置を制御することにより、上記の各構成要素による機能を実現する。
【0039】
また、データ端末200BCは、図3に示したデータ端末Bと同様に、データストア部211、トークン受信部212、トークン送信部213、データ受信部214、データ変換部215、データ送信部216を備え、かつ、データ端末Bのコントロール部217と同様の機能を有すると共にユーザCからユーザBへのコンテンツの授受を制御するコントロール部227を備える。なお、データストア部211にはユーザBの所有するコンテンツデータとユーザCの所有するコンテンツデータとが格納される。
【0040】
コントロール部227による制御の下、トークン受信部212は、操作端末100Cにて生成されたトークンを、コンテンツの提供を受けるユーザBの操作端末100Bから受信すると共に、操作端末100Cからも受信する。これは、操作端末100Aからデータ端末200Aにトークンが送られる場合に相当する。
コントロール部227は、操作端末100Aから受け取ったトークンを用いて操作端末100Bから受信したトークンの有効性を確認する。そして、トークンが有効であると確認されると、当該トークンに記述されている取り決め、すなわち、データ授受の方法、授受されるデータの内容及び形式などに基づいて、データストア部211に格納されているユーザCの所有する該当するコンテンツデータを、ユーザBの所有するコンテンツデータとして改めて保存する。この際、トークンの記述に基づいて、必要であればデータ変換部215によりコンテンツデータを加工する。
また、この場合、コンテンツデータはユーザCのコンテンツデータが複製されてユーザBのコンテンツデータとしてデータストア部211に格納するだけで良く、データ端末200Aからデータ端末200BCへコンテンツデータを送信する場合のようなデータ通信は必要ない。
さらに、データストア部211がデータの実体とアクセス権とを別々に管理する方法でコンテンツデータを保存している場合には、トークンが示す取り決めにしたがって、ユーザBに対してユーザCの所有するコンテンツデータへのアクセス権を設定するだけで、コンテンツデータの実体を複製することなく当該コンテンツデータの授受が完了する。
【0041】
図5は、ユーザが1つの操作端末100を用いて複数のデータ端末200を使用する場合のシステム構成を示す図である。
図5において、ユーザBが使用する操作端末100B及びデータ端末200Bは、図3に示した操作端末100B及びデータ端末200Bと同様である。また、ユーザAが使用する操作端末100Aは図3、図4に示した操作端末100Aと同様である。
図5に示す構成では、ユーザAは、操作端末100Aを用いて2つのデータ端末200A、200Dを使用する。
【0042】
図5に示すように、データ端末200Dは、コンテンツデータを保管する機能として、データ端末200Aと同様に、コンテンツデータを格納したデータストア部231と、操作端末100A及びデータ端末200Bからトークンを受信するトークン受信部232と、受信したトークンの有効性を確認すると共に、トークンに記述されている取り決めに従ってコンテンツデータの送信制御を行うコントロール部233と、コントロール部233による制御の下でデータストア部231から所望のコンテンツデータを読み出し、データ端末200Bへ送信するためのデータ変換部234及びデータ送信部235とを備える。また、データ端末200Aとの間でデータのやり取りを行うためのトークン送信部236及びデータ受信部237をさらに備える。トークン受信部232、データ送信部235、トークン送信部236及びデータ受信部237は、データ端末200Dの通信機能を制御して操作端末100A、データ端末200Aまたはデータ端末200Bとの通信を行う。
なお、上記の各構成要素は、プログラム制御された処理装置(CPU)にて実現される仮想的なソフトウェアブロックである。処理装置を制御するプログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどの記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより提供することができ、かかるプログラムをデータ端末200Dに搭載されたメモリに読み込んで処理装置を制御することにより、上記の各構成要素による機能を実現する。
【0043】
上記データ端末200Dの構成において、コントロール部233は、トークン受信部232にて受信されたトークンの有効性が確認されると、当該トークンに記述されている取り決め、すなわち、データ授受の方法、授受されるデータの内容及び形式などに基づいて、データ変換部234及びデータ送信部235を制御する。
データ変換部234は、コントロール部233の制御の下、データ端末200Bから要求されたコンテンツデータをデータストア部231から読み出す。そして、トークンに記述されているデータ形式や必要な限定を反映させるようにコンテンツデータを加工し、データ送信部235に渡す。
データ送信部235は、コントロール部233の制御の下、データ変換部234から受け取ったコンテンツデータをデータ端末200Bへ送信する。
【0044】
したがって、データ端末200Bに送信すべきコンテンツデータの全てが、データ端末200Dのデータストア部231またはデータ端末200Aのデータストア部201に格納されている場合、コンテンツデータを転送する際の動作は同一であり、データ端末200Aから送信するかデータ端末200Dから送信するかの違いがあるに過ぎない。しかしながら、図5のような構成の場合、ユーザAがコンテンツデータをデータ端末200Dのデータストア部231とデータ端末200Aのデータストア部201とに分けて格納する場合がある。
送信すべきコンテンツデータがデータ端末200Dのデータストア部231とデータ端末200Aのデータストア部201とに分けて格納されている場合、ユーザAは、図2に示した通信3において、操作端末100Aからデータ端末200A及びデータ端末200Dの双方へトークンを送信する。
【0045】
またこの場合、データ端末200Bからコンテンツデータへのアクセスのために送られるトークンはデータ端末200Dのトークン受信部232が受信するものとする。そして、コントロール部233は、トーク受信部232が受信したトークンの有効性を確認すると共に、トークン送信部236を制御して、トークン受信部232が受信したトークンをデータ端末200Aに渡す。
データ端末200Aのトークン受信部202においてデータ端末200Dからのトークンを受け取ると、コントロール部203は、当該トークンの有効性を確認し、データ変換部204及びデータ送信部205を制御する。そして、データ変換部204が、当該トークンに記述されているコンテンツデータをデータストア部201から読み出し、データ送信部205が、データ変換部204にて読み出されたコンテンツデータをデータ端末200Dに渡す。
このコンテンツデータは、データ端末200Dのデータ受信部237により受信され、データストア部231に格納される。
この後、コントロール部233がデータ変換部234を制御し、トークンに記述されているコンテンツデータのうち、データストア部231に格納されていたデータとデータ受信部237を介してデータ端末200Aから受け取ったデータとを合わせて完全なコンテンツデータとし、トークンに記述された取り決めに従って必要な加工を施す。そして、コントロール部233の制御の下、データ送信部235が当該コンテンツデータをデータ端末200Bへ送信する。
【0046】
なお、上記の例では、送信すべきコンテンツデータがデータ端末200Dのデータストア部231とデータ端末200Aのデータストア部201とに分けて格納されている場合に、データ端末200Bからコンテンツデータへアクセスするためにトークンをデータ端末200Dに送ることとしたが、データ端末200D、200Aの双方に送るようにしても良い。また、トークン送信部236とデータ受信部237とをデータ端末200D、200Aの両方に設けて、いずれか一方がトークンを受け取った時点でコンテンツデータの合成が行われるようにしても良い。
【0047】
ところで、本実施の形態では、操作端末100においてコンテンツの授受に関する取り決めを行うと共にアクセス権限を設定し、当該アクセス権限に基づいて、データ端末200においてコンテンツデータの授受を行うことが基本である。しかしながら、操作端末100において作成したデータを授受するコンテンツデータに付加して送りたい場合もある。例えば、ユーザによって頻繁に書き換えられるようなデータ(コンテンツの注釈データなど)が、ユーザが携帯している操作端末100に保持されており、かかるデータを含めてデータのやり取りを行いたい場合などである。
このような場合、操作端末100に保持されているデータをデータ端末200に渡す仕組みが必要となる。
【0048】
図6は、ユーザAの操作端末100Aに保持されているデータ(以下、付加データ)を、提供されるコンテンツデータに付加して送信することを可能とするシステム構成を示す図である。
図6において、ユーザBが使用する操作端末100B及びデータ端末200Bは、図3に示した操作端末100B及びデータ端末200Bと同様である。
【0049】
図6に示すように、操作端末100Aは、交渉部101、トークン生成部102及びトークン送信部103に加えて、メモリに保持されている付加データをデータ端末200Aに送信するための付加データ送信部134を備える。付加データ送信部134は、交渉部101やトークン送信部103と同様に、操作端末100Aの通信機能を制御してデータ端末200Aとの通信を行う。
付加データ送信部134による付加データの送信は、任意のタイミングで行うことができるが、例えばトークン送信部103がデータ端末200Aへトークンを送信する際に、同じタイミングで送信するようにしても良い。
なお、付加データ送信部134は、他の構成要素と同様に、プログラム制御された処理装置(CPU)にて実現される仮想的なソフトウェアブロックである。
【0050】
また、データ端末200Aは、データストア部201、トークン受信部202、コントロール部203、データ変換部204及びデータ送信部205に加えて、操作端末100Aから送られた付加データを受信してデータストア部201に格納するデータ受信部246を備える。データ受信部246は、トークン受信部202及びデータ送信部205と同様に、データ端末200Aの通信機能を制御して操作端末100Aとの通信を行う。
データ受信部246にてデータストア部201に格納された付加データは、データ変換部204にてコンテンツデータが読み出される際に、トークンの記述などに従って当該コンテンツデータに付加され、データ端末200Bに送られる。
【0051】
また、本実施の形態は、公開鍵システム及びペイメント(payment)システムと組み合わせることで、コンテンツの販売システムとして用いることができる。
図7は、本実施の形態のデータ通信システムを公開鍵システム及びペイメント(payment)システムと組み合わせた構成を示す図である。
図7に示すように、このシステムは、操作端末100及びデータ端末200に加えて、公開鍵の認証を行う認証局(CA:Certificate Authority)300と、ペイメントシステムのサービスを提供するサーバ400とが存在する。
【0052】
このシステムを利用するユーザは、認証局300から自分用の有効な秘密鍵及び公開鍵の組を取得していることが前提となる。
このシステムでは、操作端末100A、100B間でコンテンツの授受に関する取り決めが行われる際、当該コンテンツの売買価格についても取り決めがなされる。そして、操作端末100Bから操作端末100Aへ、コンテンツを購入することを証明する電子署名付きの文書(データ)が送られる。また、操作端末100Aから操作端末100Bへ、コンテンツを売ることを証明する電子署名付きの文書(データ)が送られる。これらの文書(データ)は、トークンと共にそれぞれのデータ端末200A、200Bに送られる。
【0053】
データ端末200Aのコントロール部203において、データ端末200Bから送られたトークンを認証した際、必要であれば、認証局300に問い合わせてユーザBの公開鍵を取得し、署名の有効性を確認する。また、ユーザBがコンテンツを購入することを証明する電子署名付き文書をサーバ400に送る。
サーバ400は、コンテンツの売買を記述した当該文書に従って、ユーザAの預金口座からユーザBの預金口座に代金を移動するデータ処理を行う。
【0054】
なお、上述したデータ端末200は、ユーザが個人で管理する常時接続サーバにて実現することもできるが、ネットワーク上の所定のサーバが提供するホスティングサービスやPIM(Personal Information Manager)サービスにて実現することも可能である。したがって、ユーザのネットワークシステムやコンピュータに関する知識や技術、本実施の形態のデータシステムの利用態様、予算などに応じて種々の実現形態を取ることができる。
【0055】
また、上記の実施の形態では、データ端末200が保有するコンテンツデータへのアクセス権限を設定するために、トークンを用いたが、必ずしもこの手法によらなくても良い。例えば、会員登録したユーザには所定のデータへのアクセス権限を認めておき、当該ユーザのデータ端末200は自由にコンテンツを取得できるようなシステムとして運用することも可能である。
さらに、上記の実施の形態では、操作端末100をPDAなどの携帯情報端末としたが、デスクトップ型などの十分な性能を備えたコンピュータ装置とすることも可能である。また、携帯情報端末を操作端末100として用いてコンテンツの授受を行った場合でも、データ端末200には所望の品質のコンテンツデータが送られるので、コンテンツを使用する場合にデスクトップ型などの十分な性能を備えたコンピュータ装置を用いれば、当該コンピュータ装置の性能に対応した品質のコンテンツを使用することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯情報端末を用いたネットワーク接続にて行われるコンテンツ(データ)のやり取りにおいて、大きなサイズのデータを効率的にやり取りすることが可能となる。
また、本発明によれば、携帯情報端末がネットワーク接続を長時間保持することなく大きなサイズのデータ交換を行うことが可能となる。
さらに、本発明によれば、大きなサイズのデータをやり取りすると共に、当該データを出力する場合に、出力機器の機能に併せて適切に加工されたデータを出力することのできるシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態によるデータ通信システムを実現するのに好適なシステム構成を示す図である。
【図2】 図1に示した操作端末及びデータ端末を用いたデータ通信におけるデータの流れ及び処理の一般的なシナリオを説明する図である。
【図3】 本実施の形態によるデータ通信システムを実現する各端末装置の構成を示す図である。
【図4】 複数の操作端末が1つのデータ端末を共用する場合における本実施の形態のシステム構成を示す図である。
【図5】 ユーザが1つの操作端末を用いて複数のデータ端末を使用する場合における本実施の形態のシステム構成を示す図である。
【図6】 付加データをコンテンツデータに付加して送信することを可能とする本実施の形態のシステム構成を示す図である。
【図7】 本実施の形態のデータ通信システムを公開鍵システム及びペイメント(payment)システムと組み合わせた構成を示す図である。
【符号の説明】
100…操作端末、101、111、121…交渉部、102、122…トークン生成部、103、113、123…トークン送信部、112…トークン受信部、114…データ受信部、200…データ端末、201、211、231…データストア部、202、212、232…トークン受信部、203、217、227、233…コントロール部、204、215、234…データ変換部、205、216、235…データ送信部、213、236…トークン送信部、214、237…データ受信部、300…認証局(CA)、400…サーバ
Claims (11)
- データを保管するデータ保管用端末装置と、
前記データ保管用端末装置と一対で用いられ、当該データ保管用端末装置が他のデータ保管用端末装置からデータを取得するためのアクセス権限の設定に用いられる操作用端末装置とを備え、
前記操作用端末装置は、前記他のデータ保管用端末装置と対で用いられる他の操作用端末装置との間で、前記他のデータ保管用端末装置に保管されている所定のデータの授受に関する取り決めを行い、当該取り決めに基づき前記データ保管用端末装置による前記他のデータ保管用端末装置へのアクセスに対するアクセス権限を取得し、
前記データ保管用端末装置は、前記操作用端末装置により取得された自データ保管用端末装置のアクセス権限に基づいて前記他のデータ保管用端末装置にアクセスし、前記所定のデータを取得することを特徴とするデータ通信システム。 - 前記データ保管用端末装置は、取得した前記所定のデータを、前記操作用端末装置の性能に応じて加工し、当該操作用端末装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。
- 前記操作用端末装置は、前記他の操作用端末装置により発行された、前記他のデータ保管用端末装置に保管されている前記所定のデータにアクセスするためのトークンを取得して前記データ保管用端末装置に送信し、
前記データ保管用端末装置は、前記操作用端末装置から受信した前記トークンを用いて前記他のデータ保管用端末装置にアクセスすることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。 - 前記操作用端末装置は、前記他の操作用端末装置とピア・ツー・ピアでアクセスすることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。
- 前記データ保管用端末装置は、有線回線を用いたネットワークを介して当該ネットワーク上の前記他のデータ保管用端末装置にアクセスすることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。
- ネットワークを介してデータ通信を行う端末装置において、
自端末装置と対をなすデータ保管用端末装置からデータを受信するデータ受信手段と、
他のデータ保管用端末装置と対をなす他の端末装置との間で、前記他のデータ保管用端末装置に保管されている所定のデータの授受に関する取り決めを行い、当該取り決めに基づき前記データ保管用端末装置が前記他のデータ保管用端末装置に保管されている当該所定のデータにアクセスするためのトークンを取得するトークン取得手段と、
取得した前記トークンを前記データ保管用端末装置に送信するトークン送信手段とを備え、
前記データ受信手段は、前記データ保管用端末装置が前記トークンを用いて前記他のデータ保管用端末装置から取得した前記所定のデータを加工して得られる加工済みデータを、当該データ保管用端末装置から受信することを特徴とする端末装置。 - 前記トークン取得手段は、前記他の端末装置とピア・ツー・ピアでアクセスすることを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
- データを保管し、ネットワークを介してデータ通信を行うデータ保管用端末装置において、
自データ保管用端末装置と対をなす操作用端末装置と他のデータ保管用端末装置と対をなす他の操作用端末装置との間での取り決めに基づいて生成された、当該他のデータ保管用端末装置に保管されているデータにアクセスするためのトークンを、自データ保管用端末装置と対をなす当該操作用端末装置から受信するトークン受信手段と、
前記トークンを用いて前記他のデータ保管用端末装置にアクセスし、データを取得するデータ取得手段と
前記操作用端末装置の性能に応じて前記データ取得手段により取得されたデータを加工する加工手段と、
前記加工手段により加工されたデータを前記操作用端末装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とするデータ保管用端末装置。 - 前記データ取得手段は、有線回線を用いたネットワークを介して当該ネットワーク上の前記他のデータ保管用端末装置にアクセスすることを特徴とする請求項8に記載のデータ保管用端末装置。
- ネットワークを介してデータ通信を行うコンピュータを制御して、当該コンピュータを、
自端末装置と対をなすデータ保管用端末装置からデータを受信するデータ受信手段と、
他のデータ保管用端末装置と対をなす他の端末装置との間で、前記他のデータ保管用端末装置に保管されている所定のデータの授受に関する取り決めを行い、当該取り決めに基づき前記データ保管用端末装置が前記他のデータ保管用端末装置に保管されている当該所定のデータにアクセスするためのトークンを取得するトークン取得手段と、
取得した前記トークンを前記データ保管用端末装置に送信するトークン送信手段として機能させ、
前記データ受信手段の機能として、前記データ保管用端末装置が前記トークンを用いて前記他のデータ保管用端末装置から取得した前記所定のデータを加工して得られる加工済みデータを、当該データ保管用端末装置から受信する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - ネットワークを介してデータ通信を行うコンピュータを制御して、当該コンピュータを、
自データ保管用端末装置と対をなす操作用端末装置と他のデータ保管用端末装置と対をなす他の操作用端末装置との間での取り決めに基づいて生成された、当該他のデータ保管用端末装置に保管されているデータにアクセスするためのトークンを、自データ保管用端末装置と対をなす当該操作用端末装置から受信するトークン受信手段と、
前記トークンを用いて前記他のデータ保管用端末装置にアクセスし、データを取得するデータ取得手段と
前記操作用端末装置の性能に応じて前記データ取得手段により取得されたデータを加工する加工手段と、
前記加工手段により加工されたデータを前記操作用端末装置に送信する送信手段として
機能させることを特徴とするプログラム。
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