JP4081755B2 - 心電計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、被験者の胸部、特に前胸部(胸骨前面)に吊下等によって保持される、いわゆるペンダント型で、被験者に発作が行った場合に心電図波形を検出し、この心電図波形を表示、送信することのできる心電計に関する。
【0002】
【従来の技術】
心電計は、大分類すると、12誘導心電計と形態可能なホルター心電計に分類される。12誘導心電計は、医療機関の整理検査室等で使用されている大型の心電計で、基本的には安静時の短期間の精密な心電図が測定される。
【0003】
ホルター心電計(例えば、特許文献1)は、携帯可能であることから、24時間連続して心電図波形を検出することができるため、安静時以外の日常生活における心電図波形をデータとして得ることができる。しかしながら、測定データのほとんどは正常なデータであるために、なかなか異常心電図波形を捉えることができないという問題があった。このため、胸部の圧迫感や痛み等(イベント)の発生時に心電図を測定することのできるイベント式心電計(例えば、特許文献2)が多く商品化されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−224917号公報
【特許文献2】
特開平5−123302号公報
【0005】
【発明が解決しようする課題】
しかしながら、従来のイベント型心電計は、いずれも単極誘導であり、被験者は一方の電極を手に持ち、他方の電極を、胸部を開いて胸部にあてて測定する必要があった。このことは、胸部に圧迫感がある場合や胸部に痛みがある場合には、大変わずらわしい作業であり、特にイベントが発生した被験者が計測するには不可能に近い状態であった。
【0006】
また、上記特許文献1及び特許文献2で開示される心電計は、本体をキャリーバッグ又はベルトの部分で携帯し、電極を所定の個所に装着したままにしておかなければならないという不具合を有する。
【0007】
以上のことから、本発明は、被験者のイベント発生時に、心電図波形の測定が可能であると共に、P波及びQRS波の良好な計測が可能な心電計を提供することにある。
【0008】
したがって、この発明は、被験者の胸部に保持される本体ケースと、該本体ケースから所定の長さ両側に延出する一対のアーム部と、前記本体ケースの被験者胸部側に設けられる第1の電極と、前記一対のアーム部先端に設けられる第2及び第3の電極と、前記第1、第2及び第3の電極からの信号に基づいて被験者の心電図を検出する心電図検出手段を少なくとも具備し、前記第2及び第3の電極、被験者に対して水平方向に55mm〜65mmの間隔で位置し、前記第1の電極と、前記第2及び第3の電極の間隔が60mm〜70mmの範囲内である心電計において、前記本体ケースが、吊下手段によって首から吊下されて被験者の胸部に保持されると共に、前記吊下手段の被験者の首との接触部分に、脈拍を検出する脈拍検出手段を具備することにある。
【0009】
さらに、前記第1、第2及び第3の電極は、ノンペースト電極であることが望ましく、本体ケース内に配された電気基板の電気回路に接触するスプリングと、該スプリングの先端に設けられた導電性磁石と、該磁石に対して着脱自在である導電性プレートと、該磁性体プレートに固着された導電性ゲルとによって少なくとも構成されることが望ましい。これによって、衣服の上からでもP波及びQRSを含む心電図波形の計測が可能となる。
【0010】
さらにまた、前記第1、第2及び第3の電極を胸部に接触させるように、例えば、衣服の上から前記本体ケースを被験者の胸部に押圧することによって心電図の検出を開始するスイッチ手段を具備するものであっても、前記本体ケース前面に設けられ、両方が同時に且つ所定時間押下された場合に、心電図の検出を開始するスイッチ手段を具備するものであっても良い。
【0011】
また、前記心電図検出手段によって検出された心電図を所定の装置に送信する送信手段を具備することが望ましく、さらに、前記本体ケースに設けられ、前記心電図検出手段によって検出された心電図を表示する表示手段を具備することが望ましい。
【0012】
さらにまた、前記第1の電極がプラス電極であり、前記第2の電極がコモン電極であり、前記第3の電極がマイナス電極であることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面により説明する。
【0015】
図1(a),(b)において、本願発明の実施の形態に係る心電計の一例が示される。この心電計1Bは、首からストラップ2によって吊下げられ、被験者の前胸部、特に胸骨前面に保持される本体ケース3Bと、この本体ケース3Bから両側方に延出する一対の電極アーム部4Bとによって構成される。また、前記本体ケース3の人体側側面3aには第1の電極50が設けられ、前記電極アーム部4Bの先端部分には第2及び第3の電極60A,60Bが設けられる。
【0016】
また、前記本体ケース3Bの前面3bには、LCDパネルからなる表示画面7と、一対の起動スイッチ8a,8bと、スピーカーが設置される音声表示部9とが設けられる。尚、この実施の形態において、音声表示部9は、ブザーであるが、音声による通知、警報等を行うようにしても良いものである。
【0017】
また、前記ストラップ2は、紐、鎖等からなり、その先端部分には接着用のマグネットが設けられており、前記ケース本体3Bを被験者の胸骨前面に保持するようになっている。これによって、電極を胸骨前面の所定の位置に所定の間隔で配することが可能となるため、心電図波形、特にP波及びQRSの検出が可能となるものである。
【0018】
前記本体ケース3Bの内部には、前記第1,第2及び第3の電極50,60A,60Bによって検出された信号から心電図波形を検出し、表示し、且つ送信するための電気回路が設けられる。
【0019】
前記心電計1Bにおいて、本体ケース3Bの上方部分からアーム部4Bの延出しており、起動スイッチ8a,8bが本体ケース3Bの上部に、音声表示部9が本体ケース3Bの下部に設けられている。しかしながら、これらの位置は、特に限定されるものではない。
【0020】
この実施の形態では、図1(b)又は図2で示すように、第2の電極50がコモン電極であり、第1の電極60Aがプラス電極、第3の電極60Bがマイナス電極とすることが望ましい。また、前記第2の電極50と第3の電極60Bの間の距離L2は、55mm〜65mmの範囲、特に60mmに設定することが望ましく、第1の電極60Aは、鉛直方向における第2及び第3の電極からの距離(L1)が55〜65mm、特に60mmであることが望ましい。このため、第1の電極60Aと、第2の電極50又は第3の電極60Bとの間の距離(L3)は、約67mmとなる。実験によれば、このような電極の設定において、簡易心電計では計測の難しい心電図のP波及びQRSを計測することが可能となるものである。
【0021】
また、上記第1、第2及び第3の電極としての電極80は、図6で示すように、電気基板70の電気回路端子71に接触する導電性材料からなるスプリング81と、このスプリング81の先端に固定された磁石82と、この磁石82に対して着脱自在である磁性体からなるプレート83と、このプレート83に固着される導電性ゲル84とによって構成されることが望ましい。これにより、プレート83及び導電性ゲル84によって構成される電極部は、前記磁石82に対して着脱自在に構成できるため、電極部の導電性が低下した場合にも、これを交換することによって、電極部を常に良好な状態の維持できるものである。
【0022】
さらに、前記ストラップ2が被験者の首に掛けられることから、図4で示すように、ストラップ2と首との接触部分に、脈拍検出センサ90を設けても良いものである。首には、脈拍数が計測しやすい動脈が通っていることから、この近傍に脈拍検出センサ90を配することができるため、脈拍数を常に正確に計測することができるものである。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、心電計をストラップ等によって首から吊下して胸部に保持し、イベント発生時に胸骨前面に保持された心電計を衣服の上から胸骨前面に押圧することによって心電図波形が計測されて、表示、送信されることから、被験者の自然な動作、言い換えると特別な動作なしに、心電図波形の検出・表示・送信が可能となるため、異常時の被験者の心電図波形を正確に把握することができるものである。
【0024】
また、無駄な計測を省略できるので、電力消費を削減することができ、電源としての電池の寿命を延ばすことができる等の効果も有するものである。
【0025】
さらに、電極の位置と間隔を最適なものとしたことから、P波及びQRSの測定が容易となるため、よりきめの細かい心電波形診断が可能となるものである。
【0026】
さらにまた、首と接触するストラップの部分に、脈拍検出センサを設けたことによって、脈拍数の検出を容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本願発明の実施の形態に係る心電計の正面図であり、(b)はその背面図である。
【図2】電極間の距離を示した説明図である。
【図3】電極の構成を示した説明図である。
【図4】ストラップの構造を示した説明図である。
【符号の説明】
1B 心電計
2 ストラップ
3B 本体ケース
4B 電極アーム部
50,60A,60B 電極
7 表示画面
8a,8b 起動スイッチ
9 音声表示部
80 電極
90 脈拍検出センサ

Claims (4)

  1. 被験者の胸部に保持される本体ケースと、該本体ケースから所定の長さ両側に延出する一対のアーム部と、前記本体ケースの被験者胸部側に設けられる第1の電極と、前記一対のアーム部先端に設けられる第2及び第3の電極と、前記第1、第2及び第3の電極からの信号に基づいて被験者の心電図を検出する心電図検出手段を少なくとも具備し、前記第2及び第3の電極、被験者に対して水平方向に55mm〜65mmの間隔で位置し、前記第1の電極と、前記第2及び第3の電極の間隔が60mm〜70mmの範囲内である心電計において、
    前記本体ケースが、吊下手段によって首から吊下されて被験者の胸部に保持されると共に、前記吊下手段の被験者の首との接触部分に、脈拍を検出する脈拍検出手段を具備することを特徴とする心電計。
  2. 前記第1、第2の及び第3の電極は、ノンペースト電極であることを特徴とする請求項1記載の心電計。
  3. 前記第1、第2及び第3の電極は、本体ケース内に配された電気基板の電気回路に接触するスプリングと、該スプリングの先端に設けられた導電性磁石と、該磁石に対して着脱自在である磁性体プレートと、該磁性体プレートに固着された導電性ゲルとによって少なくとも構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の心電計。
  4. 前記第1の電極がプラス電極であり、前記第2の電極がコモン電極であり、前記第3の電極がマイナス電極であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の心電計。
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