JP4080347B2 - 溝蓋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、コンクリート製の側溝ブロックの受け部に装着される溝蓋に関する。
【0002】
【従来技術】
この種の溝蓋には、例えば格子状をなすグレーチングや、コンクリート製或いは鋼製の溝蓋等がある。以下溝蓋としてグレーチングを例にとって説明する。
グレーチングには、側溝ブロックの受け部に装着したとき、高さを側溝ブロックの上面に合わせるために左右両端に嵩上げ部材を取付けたものが知られ、そのなかには受け部に装着されたグレーチングのがた付きによる騒音を防止するために側溝ブロックの受け部を彎曲ないし傾斜させると共に、嵩上げ部材の受け部と接触する面を彎曲ないし傾斜させたものが知られる。
【0003】
下記特許文献1及び2に例示されるものがそうで、特許文献1には、図1に示されるように、L形断面のアングル材1aと、該アングル材1aに溶接にて固着した彎曲部1bよりなる嵩上げ部材1をグレーチング2の端部に取付け、彎曲部1bを側溝ブロック3の彎曲した受け部4に係合させ、アングル材下端がグレーチング2の回転止めの機能を果たすようにしたものが開示され、
特許文献2には、図2に示されるように、アングル材5aに傾斜部を供えた部材5bを取付けた嵩上げ部材5をアングル材5aにおいてグレーチング2の端部に取付け、傾斜部を側溝ブロック6の凸状に彎曲した受け部7に係合させるようにしたものが開示されている。
【0004】
また図3に示されるように、L形断面のアングル材8aに傾斜部を供えた部材8bを取付けた嵩上げ部材8をアングル材8において、グレーチング2の端部に取付け、傾斜面を側溝ブロック9の傾斜した受け部10に係合させるようにしたものも知られる。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−324088号
【特許文献2】
特開2000−27276号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、側溝ブロックの凹状又は凸状に彎曲した受け部にも、また傾斜した受け部にも対応することができる嵩上げ部材を備えた溝蓋を提供することを目的とする。
【0007】
【課題の解決手段】
請求項1に係わる発明は、側溝ブロックの凹状ないし凸状に湾曲した受け部又は傾斜した受け部に係合する嵩上げ部材を両端に取付けた溝蓋において、嵩上げ部材は溝蓋に接合して取付けられる少なくとも一つの平坦部と、同じ断面に湾曲したコーナ部と傾斜したコーナ部を有し、側溝ブロックの受け部の形状に応じて湾曲したコーナ部又は傾斜したコーナ部が上記受け部に係合するように嵩上げ部材の向きを換えて溝蓋に取付けことを特徴とする。
【0008】
本発明によると、受け部の形状に合う嵩上げ部材を複数種用意する必要がなく、一種類の嵩上げ部材を用い、その向きを変えて溝蓋に取付けるだけで凹状ないし凸状に彎曲した受け部にも、また傾斜した受け部にも対応させることができる。
【0009】
本発明において、彎曲したコーナ部を複数設ける場合には、各コーナ部の曲率半径が異にされ、また傾斜したコーナ部を複数設ける場合には、各コーナ部の傾斜角が異にされる。これにより彎曲度の異なる受け部に、或いは傾斜角の異なる受け部にも対応させることができる。
【0010】
請求項2に係わる発明は、嵩上げ部材が角パイプ状をなして下側部の両コーナ部のうち、一方が傾斜、他方が彎曲して形成されることを特徴とする。
本発明の嵩上げ部材によると、角パイプのコーナ部を彎曲したり、傾斜させただけの形態をなすから、積み重ねることが可能となり、保管時或いは運搬時の省スペース化を可能にすると共に、積み重ねて一度に切断することも可能となる。
【0011】
上記各発明の嵩上げ部材は、複数の部材を組み合わせて溶接により固着し、一体化して形成することもできるが、好ましくは既存のパイプ、より好ましくは既存の角パイプをダイスに通して所望の断面形状に押出し加工或いは引き抜き加工したり、或いはまたロールフォーミングする方法、パイプを成形する既知の方法、例えば鋼板等の金属板をダイスに通して所要の断面形状に押出し加工或いは引き抜き加工したり、或いはまたロールフォーミングする方法、ダイスに通して所要の断面形状に鋳造する方法等によって形成される。複数の部材を溶接して一体化したものよりも、上述の方法によって形成する方が製作時間が短く、生産性が上がると共に、肉厚を薄くしても溶接したものと同程度の強度を持たせることができる。
【0012】
したがって請求項3に係わる発明は、請求項1に係わる発明の嵩上げ部材が既存のパイプをダイスに通して引き抜き加工、押出し加工或いはロールフォーミングすることによって形成されることを特徴とし、
請求項4に係わる発明は、請求項1に係わる発明の嵩上げ材が既知のパイプ成形方法によって形成されることを特徴とする。
【0013】
本発明によると、請求項3に係わる発明においては、既存のパイプを利用することにより、また請求項4に係わる発明においては、既存のパイプ成形技術を用いることにより嵩上げ部材をより生産性よく生産することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図4は、角パイプをロールフォーミングして下側部の一方のコーナ部をR状部11aに、他方のコーナ部をテーパ部11bに形成した嵩上げ部材11を示すものである。
次にこの嵩上げ部材11の使用例を図5〜図7により説明する。なお、図において、図1及び図2に示すものと同一構造のものは、同一符号で示してある。
【0015】
図5は、凹状に彎曲した受け部4を有する側溝ブロック3に対し、R状部11aが受け部4に係合するように嵩上げ部材11をグレーチング2に取付けた例を示すものであり、図6は、凸状に彎曲した受け部7を有する側溝ブロック6に対し、傾斜部11bが受け部7に係合するように嵩上げ部材11をグレーチング2に取付けた例を示すもので、凸状に彎曲する受け部7に対してはR状部11aが係合するように嵩上げ部材11を取付けてもよい。
【0016】
図7は、傾斜した受け部10を有する側溝ブロック9に対し、傾斜部11bが受け部10に係合するように嵩上げ部材11をグレーチング2に取付けた例を示すもので、この場合もR状部11aが受け部10に係合するように嵩上げ部材11を取付けてもよい。
【0017】
本実施形態の嵩上げ部材によると、一種類の嵩上げ部材11で、側溝ブロック3の受け部が凹状ないし凸状に彎曲していても、またテーパ状をなしていても向きを変えてグレーチングに取付けるだけで適用することができること、角パイプをロールフォーミングすることにより生産性よく生産できること、横向きでも縦向きでも積み重ねて保管したり、運搬したりすることができ、保管時や運搬時の省スペースを可能にし、また積み重ねて一度に切断することもできること、などの効果を奏する。
【0018】
上記実施形態では、嵩上げ部材11は下側部の両コーナのうち、一方がR状部11aに、他方がテーパ部11bに形成されているが、別の実施形態では、相方のコーナ部が曲率半径の異なるR状部に、或いはテーパ角の異なるテーパ部に形成され、更に別の実施形態では、下側部のコーナ部に加え、上側部の両コーナ部にも、そのうちの少なくとも一方がR状部11aとは曲率半径の異なるR状部に、或いはテーパ部11bとはテーパ角の異なるテーパ部に形成される。
【0019】
図8は、図4に示す嵩上げ部材11において、上側部の一方のコーナ部に下側部のR状部11aに比べ曲率半径を小さくしたR状部11cを、他方のコーナ部にテーパ部11bに比べ、テーパ角を異にしたテーパ部11dを形成したもので、グレーチング2への取付けに当たっては、側溝ブロック3の受け部の形状に応じて該受け部に適合するいずれかのコーナ部11a、11b、11c或いは11dが受け部4、7又は10に係合するように嵩上げ部材11の向きを変えてグレーチング2に取付けられる。
【0020】
上記実施形態ではまた、嵩上げ部材は角パイプをロールフォーミングすることにより形成されているが、他の方法、例えば鋼板をロールフォーミング法により、曲げ加工して形成したり、或いは引抜きないし押出加工等、既知のパイプ成形方法により形成することができる。
上記実施形態ではまた更に、嵩上げ部材が取付けられる例としてグレーチングを示したが、コンクリート製の溝蓋や鋼板製の溝蓋にも同様にして取付けることができる。
【0021】
【発明の効果】
請求項1に係わる発明によると、側溝ブロックの受け部の形状に応じて嵩上げ部材の向きを変えて溝蓋に取付けることにより、一種類の嵩上げ部材で受け部の形状の異なる側溝ブロックに適用することができる。
【0022】
請求項2に係わる発明によると、嵩上げ部材は、角パイプのコーナ部を彎曲させたり、傾斜させただけであるから、積み重ねることができ、保管や運搬の省スペースを可能にすると共に、積み重ねて一度に切断することも可能となる。また側溝ブロックの受け部が凹状ないし凸状に彎曲した受け部であっても、また傾斜した受け部であってもそれに適用することができるほか、傾斜部が嵩上げ部材の補強機能を果たし、嵩上げ部材の強度を高めることができる。
【0023】
請求項3に係わる発明によると、嵩上げ部材が既存のパイプを利用し、これより製作することにより生産性が向上し、肉厚を薄くすることもでき、とくにパイプに角パイプを使用すれば、加工部分を少なくすることができる。
請求項4に係わる発明によると、嵩上げ部材を既知のパイプを形成する方法によって生産することができ、生産性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】側溝に取付けられる従来のグレーチングの要部の側面図。
【図2】従来の別のグレーチングの要部の側面図。
【図3】従来の更に別のグレーチングの要部の側面図。
【図4】本発明に係わる嵩上げ部材の断面図。
【図5】本発明に係わるグレーチングの要部の側面図。
【図6】本発明に係わるグレーチングの別の例の要部の側面図。
【図7】本発明に係わるグレーチングの更に別の要部の側面図。
【図8】本発明に係わる嵩上げ部材の別の例の断面図。
【符号の説明】
1、5、8、11・・嵩上げ部材
2・・グレーチング
3、6、9・・側溝ブロック
4、7、10・・受け部
11a、11c・・R状部
11b、11d・・傾斜部

Claims (4)

  1. 側溝ブロックの凹状ないし凸状に湾曲した受け部又は傾斜した受け部に係合する嵩上げ部材を両端に取付けた溝蓋において、嵩上げ部材は溝蓋に接合して取付けられる少なくとも一つの平坦部と、同じ断面に湾曲したコーナ部と傾斜したコーナ部を有し、側溝ブロックの受け部の形状に応じて湾曲したコーナ部又は傾斜したコーナ部が上記受け部に係合するように嵩上げ部材の向きを換えて溝蓋に取付けことを特徴とする溝蓋。
  2. 嵩上げ部材が角パイプ状をなして下側部の両コーナ部のうち、一方が傾斜、他方が彎曲して形成されることを特徴とする請求項1記載の溝蓋。
  3. 嵩上げ部材が既存のパイプをダイスに通して引き抜き加工、押出し加工或いはロールフォーミングすることによって形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の溝蓋。
  4. 嵩上げ材がパイプ成形方法によって形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の溝蓋。
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