JP4079529B2 - ハンガー収納具 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は衣服を掛けるハンガーの収納具に関し、特に支持台に対して回動可能な支柱に、ハンガー掛け腕部を備えたハンガーの収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、回転可能なハンガー収納具として、例えば本願出願人による回転ハンガー収納具(実開昭4−51241号公報)がある。
【0003】
この回転ハンガー収納具によれば、中央の支柱は固定しており、ハンガー収納基体が該支柱の廻りを360°回転可能にするものであって、これにより衣服の取り出しを容易にするものである。
【0004】
また、ハンガーの収納具ではないが、床に固定した支持台の上に立脚した支柱が回動する構成のものがある。例えば、本屋の店先には、該支柱に本を載せる台が取り付けてあり、台を回すことにより、所望の本を容易に手前に移動させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、使用する衣服の種類は季節により変わり、また年齢や性別によっても変わるから、ハンガーに掛ける衣服の種類も季節により変わり、また年齢や性別によって変わる。
【0006】
冬物のコートや女性のドレスは丈が長いので、ハンガーを掛ける位置が高くないと裾が床に垂れることがある。また、丈の短いブラウスを掛けるときには、下方に隙間が空いて使用効率が低くなるという問題がある。
【0007】
さらに、支柱の廻りに複数のハンガー掛け用の腕を設けるとき、ハンガー同士がぶつかったり、ハンガーに掛けた衣服の袖が絡み合って、衣服の取り出しが円滑にいかない場合がある。
【0008】
本発明はかかる従来の問題点に鑑みて創作されたものであり、ハンガー掛けを取り付ける高さの位置を簡便に変えることを可能にするとともに、回転自在の支柱の廻りに設けたハンガー掛けに掛けた衣服同士が接触しないようにしたハンガー収納具の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、円形状の開口部を備えた支持台と、前記支持台の円形状の開口部の内側に回動自在に係合している回転体と、前記回転体の中央に立脚する、断面が三角形状の支柱と、前記の支柱廻りには3個、かつ支柱の上方から下方に向かって一定の間隔をもって複数個形成された開口部と、前記開口部に着脱可能に係合する板部材を備えたハンガー掛けとを有し、該ハンガー掛けは、前記板部材に固定する固定腕部と、該固定部材から延在して、前記支柱の軸中心から一定の距離だけ離隔させる外出し腕部と、前記外出し腕部から延在してなるハンガー掛け腕部とからなり、該ハンガー掛け腕部は、前記板部材の面に対してほぼ直角の方向に曲げられていることを特徴とする。
【0012】
これによれば、固定腕部と、外出し腕部と、ハンガー掛け部とがそれぞれ直交するように形成され、かつ該外出し腕部が、断面が三角形状の支柱の軸中心から一定の距離だけ離隔した状態で対称的に配されているので(図7参照)、各外出し腕部に掛けたハンガー掛けの衣服が、隣接する他の外出し腕部に掛けたハンガー掛けの衣服に接触するのを防止することが可能となる。
【0013】
また本願発明のハンガー掛けの板部材は、一端がU字形状に、他端がL字形状に屈曲された係合部を備えている。
【0014】
これにより、前記支柱の開口部に取り付けるとき、U字形状の上端部が引っ掛かる状態で開口部の一つに係合するとともに、L字形状の下端部が下の別の開口部に挿入した状態で係合するので、安定な係合状態が得られるとともに、取外すときにはU字形状の上端部を少し上に引き上げるようにすることにより、開口部との係合を容易に解くことが可能になる。
【0017】
また前記ハンガー掛け腕部の先端は上側に向かって湾曲されて形成され、ハンガーの落下防止用の止め具となっている。
【0018】
また、本願発明のハンガー掛け腕部と外出し腕部との間には、ハンガーがハンガー掛け腕部側から外出し腕部側に移動しないように、移動禁止用の突起部が形成されている。
【0019】
また、本願発明の前記支柱は、三角柱、四角柱、又は円柱でもよい。
【0020】
【実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を、図を参照しながら詳細に説明する。
【0021】
図1は本発明の実施の形態に係るハンガー収納具の正面図、図2は本発明の実施の形態に係るハンガー収納具の左側面図、また、図3は上面図である。
【0022】
図において、1は円板状の支持台、2はネジ留めにより支持台1に取り付けられたドーナツ状の補助台である。3はドーナツ状の補助台2の内側にボールベアリング等を介して該補助台2に対して回動自在に係合する回転体であり、4はネジ留めにより回転体3に取り付けられた断面が三角形状の支柱である。
【0023】
5は支柱に設けられた横に細長状の開口部であり、支柱の上方から下方に向かって一定の間隔をもって複数個形成されている。また、支柱廻りには3個形成されている。
【0024】
6は開口部5に着脱自在に係合する板材であり、ハンガー掛け7が取り付けられている。
【0025】
図4(a)は、三角形状の支柱4の拡大断面図であり、図4(b)に示す断面形状をもつ板を三枚により形成している。なお、この図(b)に示す板は、通常の平板に横長の開口部5を板の長手方向に複数個、形成した後、曲げ加工を施すことにより製作することができる。
【0026】
また、図5(a)は板材が支柱に取り付けられた状態を示す部分拡大正面図であり、図5(b)は図5(a)の一部切り欠き側断面図である。
【0027】
図4および図5に示すように、板の断面を特殊な形状にすることにより、支柱としての構造上の強度の向上、とともに、後述するように、開口部5に係合する板材6の係合状態を安定させることが可能となる。また外観上の美観も向上する。 図6は、支柱4の開口部5に着脱自在に係合する板材6に取り付けられたハンガー掛け7の構成を示す斜視図である。
【0028】
図において、板材6の一端は断面がU字状に折り曲げられた端部6aを有し、他端は断面がL字状に折り曲げられた端部6bを有している。また、ハンガー掛け7はパイプからなり、所定の方向に屈曲させることにより、固定腕部7a、外出し腕部7b、およびハンガー掛け腕部7cを形成している。固定腕部7aは、不図示のネジ留めにより板材6の上面に沿って取り付けられる部分であり、外出し腕部7bは固定腕部7aから延在し、板材7の面に並行した平面内で固定腕部7aに対してほぼ直角方向に曲げられている。さらに、ハンガー掛け腕部7cは、外出し腕部7bから延在し、外出し腕部7bに対してほぼ直角方向に、かつ板材7の平面に対して垂直な方向に曲げられている。
【0029】
このように、固定腕部7a、外出し腕部7b、ハンガー掛け腕部7cを形成することにより、後述するように、最小の床占有面積で、隣接するハンガー掛けの衣服の干渉を防止しながら、最多のハンガーを掛けることが可能になる。
【0030】
固定腕部7a、外出し腕部7b、ハンガー掛け腕部7cの実用的な長さは、それぞれ、6〜10cm、12〜18cm、20〜26cmが好ましいが、適宜変更可能であることは勿論である。
【0031】
また、ハンガー掛け腕部7cの先端7dをやや上方向に曲げることにより、ハンガー掛け腕部7cからハンガーがずり落ちないようにすることが好ましい。
【0032】
図7は支柱から延びた3本のハンガー掛け7に衣服を掛けた状態を示す上面図であり、一点鎖線で示す範囲は衣服が占める領域8を示している。このように、本発明の実施の形態によれば、隣接するハンガー掛けに掛けた衣服が互いに干渉することなく、最小の面積で最多の衣服を収納することが可能となる。
【0033】
また、板材6が各開口部5に着脱自在であるので、コートやドレス等、丈の長い衣服については板材を最も高い開口部に取付けることにより、裾を床につけることなく掛けることができるとともに、通常の背広や上着、ズボン、スカート等、比較的、丈の短い衣服については板材6を最も高い位置と中間の位置に設けることによりハンガーの2段掛けをすることができる。
【0034】
図8は別の実施の形態に係るハンガー収納具の支柱を示す図であり、図8(a)は四角柱9、図8(b)は円柱10である。また、図9は円柱10の場合の衣服を掛けた状態を示す上面図である。
【0035】
以上、各実施の形態について説明したが、支柱を長くする場合は運搬が不便であるから、短い支柱を上下連結するように構成してもよいし、開口部の形状も縦に細長にしてのよいし、あるいは円形状にしてもよい。さらに、パイプの曲げ形状も本願発明の範囲内で適宜、変更可能であることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のハンガー収納具によれば、ハンガー掛けの曲げ形状を工夫したことにより、隣接するハンガー掛けに掛けた衣服が互いに干渉することなく、最小の占有面積で最多のハンガーを収納することが可能となる。
【0037】
また、回転自在の支柱に複数の開口部を設け、該開口部に着脱自在の板材を介してハンガー掛けを係合させることができるので、衣服等の丈が異なってもそれに応じて調整が可能であるので、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態に係るハンガー収納具の正面図である。
【図2】図2は本発明の実施の形態に係るハンガー収納具の左側面図である。
【図3】図3は本発明の実施の形態に係るハンガー収納具の上面図である。
【図4】図4(a)は本発明の実施の形態に係るハンガー収納具の3角支柱の部分拡大側面図、図4(b)は図4(a)の3角支柱を構成する一枚の板の断面図である。
【図5】図5(a)は板材6が支柱に取り付けられた状態を示すの部分拡大正面図、図5(b)は図5(a)の一部切り欠き側断面図である。
【図6】図6は、支柱4の開口部5に着脱自在に係合する板材6に取り付けられたハンガー掛け7の構成を示す斜視図である。
【図7】図7は支柱から延びた3本のハンガー掛け7に衣服を掛けた状態を示す上面図である。
【図8】図8は別の実施の形態に係るハンガー収納具の支柱を示す図である。
【図9】図9は円柱10の場合の衣服を掛けた状態を示す上面図である。
【符号の説明】
1…支持台、
2…補助台、
3…回転体、
4…支柱、
5…開口部、
6…板材、
6a…U字形状の端部、
6b…L字形状の端部、
7…ハンガー掛け、
7a…固定腕部、
7b…外出し腕部、
7c…ハンガー掛け腕部、
7d…先端、
7e…突起部。
8…衣服が占める領域、
9…四角柱、
10…円柱。

Claims (4)

  1. 円形状の開口部を備えた支持台と、
    前記支持台の円形状の開口部の内側に回動自在に係合している回転体と、
    前記回転体の中央に立脚する、断面が三角形状の支柱と、
    前記の支柱廻りには3個、かつ支柱の上方から下方に向かって一定の間隔をもって複数個形成された開口部と、
    前記開口部に着脱可能に係合する板部材を備えたハンガー掛けとを有し、
    該ハンガー掛けは、前記板部材に固定する固定腕部と、該8固定部材から延在して、前記支柱の軸中心から一定の距離だけ離隔させる外出し腕部と、前記外出し腕部から延在してなるハンガー掛け腕部とからなり、
    該ハンガー掛け腕部は、前記板部材の面に対してほぼ直角の方向に曲げられているハンガー収納具。
  2. 前記板部材は、一端がU形状に、他端がL字形状に屈曲された係合部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のハンガー収納具。
  3. 前記ハンガー掛け腕部の先端は上側に向かって湾曲されて形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のハンガー収納具。
  4. 前記ハンガー掛け腕部と前記外出し腕部との間には、ハンガーが該ハンガー掛け部から外出し腕部側に移動しないように、移動禁止用の突起部が形成されている請求項1乃至3のいずれか一に記載のハンガー収納具。
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