JP4079155B2 - マルチメディアコンセント - Google Patents

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Description

本発明は、電源コンセントと共に各部屋の壁面などに設置され、テレビターミナル、電
話モジュラジャック及びLANモジュラジャックなどを備えたマルチメディアコンセント
に関する。
近年、家庭内LANの普及により、各部屋の壁面に、電源コンセントやテレビターミナ
ルと共に電話モジュラジャックやLANモジュラジャックなどを備えたマルチメディアコ
ンセントが設置されつつある。従来のマルチメディアコンセントを図9に示す。この従来
のマルチメディアコンセントは、縦方向に最大3個のコンセントなどが配列可能な取付枠
10を横方向に3列並べたものであり、向かって左側から順に電源コンセント20、テレ
ビターミナル21、電話モジュラジャック22及びLANモジュラジャック23が配列さ
れている。
テレビターミナル21の背面の同軸ケーブル接続部21aには、先端部に同軸コネクタ
を備えた同軸ケーブル30(図10(b)参照)が接続されるが、この同軸ケーブルは太
く、かつ、堅いため、同軸ケーブルを急角度で曲げることは困難である。そのため、テレ
ビターミナル21は、設置スペースを必要とし、電話モジュラジャック22やLANモジ
ュラジャック23とは別に単独で配置されている。
このようなマルチメディアコンセントを用いることにより、テレビ用同軸ケーブル、電
話ケーブル及びLANケーブルを壁の内側に隠すことができるので、配線器具としてとて
も有用なものであるが、従来の単独の電源コンセント又は電源コンセントとテレビ用コン
セントを備えたものに比べて、壁面の専有面積が大きい。壁面の専有面積が大きくなると
、マルチメディアコンセントの設置場所が限定されたり、あるいは家具などの配置の自由
度が制限されたりするという問題を生じる。そのため、マルチメディアコンセントの小型
化が要求されている。
図10は、従来のテレビターミナル21、電話モジュラジャック22及びLANモジュ
ラジャック23を、単純に1つの取付枠10の各装着部11〜13に装着した状態を示す
。図10から明らかなように、テレビ用同軸ケーブル30が電話モジュラジャック22及
びLANモジュラジャック23と配置上干渉して、同軸ケーブル30をテレビターミナル
21の同軸ケーブル接続部21aに接続することができない。なお、図10には描かれて
いないが、壁の内側にボックスが設置されている場合にも対応できなければいけないので
、テレビターミナル21を取付枠10の最下位の装着部13に設置することは妥当ではな
い。
なお、マルチメディアコンセントにおけるテレビターミナル、電話モジュラジャック、
LANモジュラジャックなどの配置に関するものとしては、特許文献1に記載されたもの
が知られている。特許文献1に記載されたマルチメディアコンセントは、建築現場での取
付ミスの防止を目的としており、テレビターミナルの大きさを通常のテレビターミナル2
個分の大きさにしている。特許文献1では、マルチメディアコンセントの小型化は考慮さ
れていない。
特開2002−252065号公報
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、壁面の専有面積を
小さくすることが可能な小型のマルチメディアコンセントを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、縦方向に3箇所の装着部を有する取付枠と、それぞれ1つのテレビターミナル、電話モジュラジャック及びLANモジュラジャックと、前記取付枠の前面に装着されるカバー部材を備えたマルチメディアコンセントであって、前記電話モジュラジャックは前記テレビターミナルに隣接して前記装着部に装着され、前記電話モジュラジャックの電話ケーブルとの結線部は、前記テレビターミナルの背面の同軸ケーブル接続部にテレビ用同軸ケーブルを接続した状態で、前記同軸ケーブルを前記取付枠の装着面に投影したときに陰になる部分以外の位置に設けられ、前記カバー部材は、前記取付枠の3つの装着部の内前記テレビターミナル及び前記電話モジュラジャックが装着された装着部にそれぞれ対向する位置に形成されたテレビ用同軸ケーブルの同軸コネクタが嵌装される同軸ケーブル用開口と、電話ケーブルのモジュラプラグが嵌装される電話ケーブル用開口と、他の装着部に対向する位置に形成されたLANケーブルのモジュラプラグが嵌装されるLANケーブル用開口と、前記LANケーブル用開口の近傍の背面に形成されたLANモジュラジャック装着部を有し、前記LANモジュラジャックは、前記取付枠の前面に装着されるカバー部材に対して着脱自在に構成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1のマルチメディアコンセントにおいて、前記テレビターミ
ナルの背面側の同軸ケーブル接続部が、前記取付枠の横方向の中心線に対して非平行とな
るように設けられており、前記電話モジュラジャックの電話ケーブルとの結線部は、前記
同軸ケーブル接続部に同軸ケーブルを接続した状態で、前記中心線に対して前記同軸ケー
ブルが引き出される側とは反対側に偏って設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1のマルチメディアコンセントにおいて、前記電話モジュラ
ジャックの電話ケーブルとの結線部は、前記電話モジュラジャックの縦方向の中心線に対
して、前記テレビターミナルとは反対側に偏って設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1のマルチメディアコンセントにおいて、少なくとも前記テレビターミナル及び前記電話モジュラジャックが同一のハウジングに一体化され、一体化されたハウジングが前記取付枠の3つの装着部の全体に亘って装着されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、電話モジュラジャックの電話ケーブルとの結線部が、テレビターミナルの背面の同軸ケーブル接続部にテレビ用同軸ケーブルを接続した状態で、同軸ケーブルと物理的に干渉しない位置に設けられているので、電話モジュラジャックをテレビターミナルに隣接して装着するという条件の下では、テレビターミナルと電話モジュラジャックを同じ取付枠に装着することができる。取付枠の他の1つの装着部には、LANモジュラジャックを装着してもよいし、電話モジュラジャックをもう1つ装着してもよいまた、テレビターミナルは取付枠の3つの装着部のうちどの位置にあってもよく、最上位又は中央に位置している場合は、同軸ケーブルが下側から接続されるような向きに装着することが好ましい。また、テレビターミナルが取付枠の装着部の最下位に位置しているときは、同軸ケーブルが上側から接続されるような向きに装着する。それにより、壁の内側にボックスが設けられていても、マルチメディアコンセントの設置が可能である。なお、縦方向とは、取付枠が壁面に固定された状態で垂直な方向を意味する。一般的に、LANモジュラジャックの本体部は、テレビターミナルの本体部に比べて小さいので、テレビターミナルや電話モジュラジャックと同じ取付枠に装着するために、モジュラジャック本体部よりも大きなベース部を有している。そのため、LANモジュラジャックを取付枠に直接装着するのではなく、取付枠の前面に装着されるカバー部材に装着するように構成したので、取付枠に予めテレビターミナルと電話モジュラジャックのみを装着しておき、電話モジュラジャックに電話ケーブルを結線し、さらにテレビターミナルに同軸ケーブルを接続した後、別にLANケーブルと結線されたLANモジュラジャックをカバー部材に装着し、最後にカバー部材を取付枠に装着することができる。その結果、LANモジュラジャックとLANケーブル結線作業がテレビターミナルの同軸ケーブル接続部によって妨げられることがなく、結線作業を効率良く行うことができる。
請求項2の発明によれば、テレビターミナルの背面側の同軸ケーブル接続部が、取付枠
の横方向の中心線に対して非平行、すなわち中心線に対して斜めに設けられているので、
同軸ケーブルは取付枠の中心線に対して斜め方向から接続され、かつ、斜め方向に引き出
される。また、電話モジュラジャックの電話ケーブルとの結線部は、同軸ケーブル接続部
に同軸ケーブルを接続した状態で、前記中心線に対して同軸ケーブルが引き出される側と
は反対側に偏って設けられているので、テレビ用同軸ケーブルと電話モジュラジャックの
結線部又は電話ケーブルとの距離を確保することができる。また、電話モジュラジャック
と電話ケーブルの結線作業がテレビターミナルの同軸ケーブル接続部によって妨げられる
ことがなく、結線作業を効率良く行うことができる。なお、横方向とは、取付枠が壁面に
固定された状態で水平な方向を意味する。テレビターミナルは、上下を逆にして取付枠に
装着することが可能である。一方、電話モジュラジャック及びLANモジュラジャックは
、モジュラジャックのカバーなどの方向性があるため、上下を逆にして取付枠に装着する
ことはできない。従って、テレビターミナルを取付枠の3つの装着部の最下位に装着する
場合、それ以外の位置に装着する場合と同じテレビターミナル又は電話モジュラジャック
を用いることはできないので、テレビターミナル又は電話モジュラジャックを左右対称に
した2種類用意する必要がある。
請求項3の発明によれば、電話モジュラジャックの電話ケーブルとの結線部が、電話モ
ジュラジャックの縦方向の中心線に対して、テレビターミナルとは反対側に偏って設けら
れているので、電話モジュラジャックの電話ケーブルとの結線部とテレビターミナルの同
軸ケーブル接続部の距離をさらに遠くすることができる。そのため、電話モジュラジャッ
クと電話ケーブルの結線作業をさらに効率良く行うことができる。
請求項4の発明によれば、少なくともテレビターミナル及び電話モジュラジャックが同一のハウジングに一体化されているので、建築現場での結線作業の際、テレビターミナル及び電話モジュラジャックの取付ミスを防止することができる。なお、必要に応じてLANモジュラジャックをテレビターミナル及び電話モジュラジャックと共に一体化してもよいことは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るマルチメディアコンセントについて説明する。図1(a)〜
(d)は、それぞれ本実施形態におけるマルチメディアコンセント1の配置のバリエーシ
ョンを示す正面図である。各図に示すように、取付枠10は、3個のコンセントを縦方向
(取付枠が壁面に固定された状態で上下な方向)に配列して装着可能なように3箇所の装
着部11、12及び13を有する。この取付枠10は、従来から使用されている汎用品で
ある。本実施形態では、3つの装着部11〜13にそれぞれテレビターミナル21、電話
モジュラジャック22及びLANモジュラジャック23がそれぞれ装着されている。そし
て、必ず電話モジュラジャック22はテレビターミナル21に隣接して装着されている。
電話モジュラジャック22及びLANモジュラジャック23の背面にも、電話ケーブル
やLANケーブルと接続するための結線部22a及び23a(図10(b)参照)が設け
られている。電話ケーブルに比べてLANケーブルの方がその内部の線数が多い。そのた
め、一般的に、LANモジュラジャック23の結線部23aの方が電話モジュラジャック
の結線部よりも奥行きが大きい。また、LANケーブルの方が電話ケーブルよりも直径が
太く、急角度に曲げることは困難である。そのため、テレビターミナル21に隣接して電
話モジュラジャック22を装着することにより、テレビ用同軸ケーブル30(図2(b)
など参照)を引き回すスペースをより広く確保することができる。
図2(a)〜(c)は、マルチメディアコンセント1の背面図であって、特に隣接する
テレビターミナル21と電話モジュラジャック22の構成を示している。テレビターミナ
ル21の背面に設けられた同軸ケーブル接続部21aは、取付枠10の横方向(取付枠1
0が壁面に固定された状態で水平な方向)の中心線L1に対して所定角度を成すように、
非平行に設けられている。同軸ケーブル接続部21aと同軸ケーブル30との接続は、取
付枠10の装着面10a(図3参照)と平行な面上で行われ、同軸ケーブル30は取付枠
10の装着面10aと略平行で、かつ中心線L1に対して上記所定角度を成すように引き
出される。
一方、電話モジュラジャック22の電話ケーブルとの結線部22aは、中心線L1に対
して同軸ケーブル30が引き出される側とは反対側に偏って設けられている。図2(a)
〜(c)では、それぞれ同軸ケーブル30は中心線L1よりも右側に引き出され、電話モ
ジュラジャック22の結線部22aは、中心線L1よりも左側に設けられている。また、
図2(a)では、電話モジュラジャック22の結線部22aは、電話モジュラジャック2
2の縦方向の中心線L2に対してテレビターミナル21側に偏った位置に設けられている
。図2(b)では、結線部22aは、電話モジュラジャック22の縦方向の中心線L2に
対して略対称の位置に設けられている。図2(c)では、結線部22aは、電話モジュラ
ジャック22の縦方向の中心線L2に対してテレビターミナル21とは反対側に偏った位
置に設けられている。
電話モジュラジャック22の結線部22aは、4本の電線の先端部が絶縁被覆を剥がさ
れた状態で挿入される4つの孔と、各孔の内部に嵌装された端子と、各電線の先端部をそ
れぞれ端子に圧接させるばねなどで構成されている、いわゆる速結端子である。一般的に
、テレビ用同軸ケーブルは、その先端に同軸コネクタが設けられており、テレビターミナ
ル21の同軸ケーブル接続部21aとの接続作業は容易である。それに対して、電話モジ
ュラジャック22の結線部22aと電話ケーブルの接続には、電線の絶縁被覆を剥離する
作業などが必要である。そのため、建築現場などで行われる結線作業では、通常、先に電
話モジュラジャック22の結線部22aに電話ケーブルを結線し、そのあとで同軸ケーブ
ル30をテレビターミナル21の同軸ケーブル接続部21aに接続する。そのため、電話
モジュラジャック22の結線部22aは、テレビターミナル21の同軸ケーブル接続部2
1aに同軸ケーブル30を接続した状態で、同軸ケーブル30を取付枠10の装着面に投
影したときに陰になる部分以外の位置に設けられていれば十分である。それにより、テレ
ビ用同軸ケーブル30と電話モジュラジャック22の結線部22a又は電話ケーブルとの
距離を確保することができると共に、電話モジュラジャック22の結線部22aと電話ケ
ーブルの結線作業がテレビターミナル21の同軸ケーブル接続部21aによって妨げられ
ることがなく、結線作業を効率良く行うことができる。なお、図2(c)に示すように、
電話モジュラジャック22の結線部22aを、電話モジュラジャック22の縦方向の中心
線L2に対して、テレビターミナル21とは反対側に偏って設けることにより、電話モジ
ュラジャック22の結線部22aとテレビターミナル21の同軸ケーブル接続部21aの
距離をさらに遠くすることができる。そのため、電話モジュラジャック22と電話ケーブ
ルの結線作業をさらに効率良く行うことができる。
さらに、図3に示すように、テレビターミナル21の同軸ケーブル接続部21aは、取
付枠10の装着面10aに対して垂直な方向(壁の奥行き方向)において、電話モジュラ
ジャック22の電話ケーブルとの結線部22aよりも装着面10aから遠い位置に設けら
れている。建築現場において、取付枠10を下にして結線作業を行うと仮定すると、テレ
ビ用同軸ケーブル30が電話ケーブル(図示せず)の上側に位置する。そのため、テレビ
用同軸ケーブル30と電話ケーブルとが干渉することを防止することができる。また、結
線作業を終えたマルチメディアコンセント1を壁面に固定する際、壁の裏側での配線処理
をスムーズに行うことができる。
一般的に、LANモジュラジャック23の本体部は、テレビターミナル21の本体部や
電話モジュラジャック22の本体部に比べて幅方向及び厚さ方向において小さいので、テ
レビターミナル21や電話モジュラジャック22と同じ汎用の取付枠10に装着するため
に、モジュラジャック本体部よりも大きなベース部を有している。本出願人は、例えば特
開2004−319207号公報に記載されているように、建築現場でも比較的容易に結
線作業を行うことができる小型で汎用性のあるモジュラジャックを提案している。図4は
、このような小型のモジュラジャックをLANモジュラジャック23’とし、LANモジ
ュラジャック23’を取付枠10の装着部11〜13に直接装着するのではなく、取付枠
10の前面に装着されるカバー部材15に装着した変形例を示している。その場合、取付
枠10にはテレビターミナル21及び電話モジュラジャック22のみを装着しておき、電
話モジュラジャック22に電話ケーブルを結線し、さらにテレビターミナル21に同軸ケ
ーブル30を接続した後、別にLANケーブルと結線されたLANモジュラジャック23
’をカバー部材15に装着し、最後にカバー部材15を取付枠10に装着する。それによ
り、LANモジュラジャック23’とLANケーブル結線作業がテレビターミナル21の
同軸ケーブル接続部21aなどによって妨げられることがなく、結線作業を効率良く行う
ことができる。
カバー部材15は、取付枠10の3つの装着部11〜13の内、テレビターミナル21
及び電話モジュラジャック22が装着された装着部(例えば11及び12)にそれぞれ対
向する位置に形成されたテレビ用同軸ケーブルの同軸コネクタが嵌装される同軸ケーブル
用開口15aと、電話ケーブルのモジュラプラグが嵌装される電話ケーブル用開口15b
と、他の装着部(例えば13)に対向する位置に形成されたLANケーブルのモジュラプ
ラグが嵌装されるLANケーブル用開口15cと、LANケーブル用開口15cの近傍の
背面に形成されたLANモジュラジャック装着部15dを有し、LANモジュラジャック
23’は、カバー部材15のLANモジュラジャック装着部15dに対して着脱自在に構
成されている。
図5は、LANモジュラジャック23の他の構成例を示す図であり、(a)は背面図、
(b)は底面図である。但し、図5(b)では同軸ケーブル接続部21aを省略している
。LANモジュラジャック23のLANケーブルとの結線部23aは、テレビターミナル
21の同軸ケーブル接続部21aに同軸ケーブル30を接続した状態で、中心線L1に対
して同軸ケーブル30が引き出される側とは反対側に偏って設けられている。このような
構成により、テレビ用同軸ケーブル30とLANケーブル(図示せず)との距離を確保す
ることができる。また、LANモジュラジャック23とLANケーブルの結線作業がテレ
ビターミナルの同軸ケーブル接続部によって妨げられることがなく、結線作業を効率良く
行うことができる。
図6は、LANモジュラジャック23がテレビターミナル21に隣接して設けられた変
形例を示す。取付枠10にテレビターミナル21及びLANモジュラジャック23が隣接
して装着されている状態では、LANモジュラジャック23の結線部23aにLANコー
ドを結線する作業は非常に困難である。しかしながら、上記のようにLANモジュラジャ
ック23のモジュラジャック本体部をベース部材に対して着脱可能にすれば、このような
構成も可能である。その場合、LANモジュラジャック23のLANケーブルとの結線部
23aが中心線L1に対して同軸ケーブル30が引き出される側とは反対側に偏って設け
られているので、テレビ用同軸ケーブル30とLANモジュラジャック23の結線部23
a又は結線部に結線されたLANケーブルが物理的に干渉することはない。
図7は、テレビターミナル21、電話モジュラジャック22及びLANモジュラジャッ
ク23が、同一のハウジング16に一体化された変形例を示す。この変形例では、一体化
されたハウジング16が、取付枠10の3つの装着部11〜13の全体に亘って装着され
る。このように、テレビターミナル21、電話モジュラジャック22及びLANモジュラ
ジャック23を、同一のハウジング16に一体化することにより、建築現場での結線作業
の際、テレビターミナル及び電話モジュラジャックの取付ミスを防止することができる。
図8は、テレビターミナル21、電話モジュラジャック22及びLANモジュラジャッ
ク23をそれぞれ取付枠10の装着部11〜13に直接装着可能な汎用品とせず、それぞ
れを独自規格のモジュール21”、22”及び23”とし、各モジュールを取付枠10の
装着部11〜13に装着されるカバー部材又は取付枠10を兼ねたカバー部材17に装着
した変形例を示す。カバー部材17の背面には、各モジュール21”、22”及び23”
が着脱可能に係合される爪などの装着部17aが形成されている。図7に示す変形例との
違いは、各モジュール21”、22”及び23”がハウジングに一体化されていないため
、用途に応じて様々なモジュールの組み合わせが可能である。例えば、テレビターミナル
モジュール21”としては、分配配線用のテレビターミナルや送り配線用の中継用/端末
用テレビターミナルなどとすることができる。また、LANモジュラジャックモジュール
23”としても、CAT5E(カテゴリー5E)対応のものやCAT6(カテゴリー6)
対応のものなど、用途に応じて様々なものを組み合わせることができる。
なお、上記各実施形態では、同軸ケーブル接続部21aとして同軸コネクタが接続され
るタイプのものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、同軸ケーブルの
絶縁被覆を剥離して心線を露出させ、その心線を直接ねじ止めするタイプのものであって
もよく、その場合でも同様の効果が得られることは言うまでもない。
図1(a)〜(d)は、それぞれ本発明の一実施形態に係るマルチメディアコンセントの配置のバリエーションを示す正面図である。 図2(a)〜(c)は、それぞれ上記一実施形態に係るマルチメディアコンセントにおける隣接するテレビターミナルと電話モジュラジャックの構成例を示す背面図である。 図3は、上記一実施形態に係るマルチメディアコンセントの構成を示す側面図である。 図4(a)及び(b)は、上記一実施形態に係るマルチメディアコンセントの変形例を示す正面図及び底面図である。 図5(a)及び(b)は、それぞれ上記一実施形態に係るマルチメディアコンセントの他の変形例を示す背面図及び底面図である。 図6は、上記一実施形態に係るマルチメディアコンセントのさらに他の変形例を示す背面図である。 図7(a)〜(c)は、それぞれ上記一実施形態に係るマルチメディアコンセントのさらに他の変形例を示す正面図、側面図及び背面図である。 図8(a)〜(d)は、それぞれ上記一実施形態に係るマルチメディアコンセントのさらに他の変形例を示す正面図、側面図、背面図及び分解した状態を示す側面図である。 図9は、従来の一般的なマルチメディアコンセントの配置を示す正面図である。 図10(a)〜(c)は、それぞれ従来のテレビターミナル、電話モジュラジャック及びLANモジュラジャックを単純に1つの取付枠に装着したときの問題点を示す正面図、側面図及び背面図である。
符号の説明
1 マルチメディアコンセント
10 取付枠
10a 装着面
11〜13 装着部
15、17 カバー部材
16 ハウジング
21 テレビターミナル
21a 同軸ケーブル接続部
22 電話モジュラジャック
22a 結線部
23、23’ LANモジュラジャック
23a 結線部
21”〜23” モジュール
30 同軸ケーブル

Claims (4)

  1. 縦方向に3箇所の装着部を有する取付枠と、それぞれ1つのテレビターミナル、電話モジュラジャック及びLANモジュラジャックと、前記取付枠の前面に装着されるカバー部材を備えたマルチメディアコンセントであって、
    前記電話モジュラジャックは前記テレビターミナルに隣接して前記装着部に装着され、
    前記電話モジュラジャックの電話ケーブルとの結線部は、前記テレビターミナルの背面の同軸ケーブル接続部にテレビ用同軸ケーブルを接続した状態で、前記同軸ケーブルを前記取付枠の装着面に投影したときに陰になる部分以外の位置に設けられ
    前記カバー部材は、前記取付枠の3つの装着部の内前記テレビターミナル及び前記電話モジュラジャックが装着された装着部にそれぞれ対向する位置に形成されたテレビ用同軸ケーブルの同軸コネクタが嵌装される同軸ケーブル用開口と、電話ケーブルのモジュラプラグが嵌装される電話ケーブル用開口と、他の装着部に対向する位置に形成されたLANケーブルのモジュラプラグが嵌装されるLANケーブル用開口と、前記LANケーブル用開口の近傍の背面に形成されたLANモジュラジャック装着部を有し、
    前記LANモジュラジャックは、前記取付枠の前面に装着されるカバー部材に対して着脱自在に構成されていることを特徴とするマルチメディアコンセント。
  2. 前記テレビターミナルの背面側の同軸ケーブル接続部が、前記取付枠の横方向の中心線に対して非平行となるように設けられており、
    前記電話モジュラジャックの電話ケーブルとの結線部は、前記同軸ケーブル接続部に同軸ケーブルを接続した状態で、前記中心線に対して前記同軸ケーブルが引き出される側とは反対側に偏って設けられていることを特徴とする請求項1のマルチメディアコンセント。
  3. 前記電話モジュラジャックの電話ケーブルとの結線部は、前記電話モジュラジャックの縦方向の中心線に対して、前記テレビターミナルとは反対側に偏って設けられていることを特徴とする請求項1のマルチメディアコンセント。
  4. 少なくとも、前記テレビターミナル及び前記電話モジュラジャックが同一のハウジングに一体化され、一体化されたハウジングが前記取付枠の3つの装着部の全体に亘って装着されていることを特徴とする請求項1のマルチメディアコンセント。
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