JP4079108B2 - 無停電電源装置 - Google Patents

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Description

この発明は、主電源部を内蔵する電源本体のバックアップ電源として、充放電可能なリチウムイオン二次電池を備えた無停電電源装置に関するものである。
一般に、この種の無停電電源装置は、商用交流電源からの入力電圧が正常に発生している場合に、電源本体の主電源部から負荷に所要の直流または交流電圧を供給し、且つこの主電源部を介して二次電池を充電する一方で、前記入力電圧が著しく低下若しくは停電すると、バックアップ電源としての二次電池が放電して、主電源部から負荷に引き続き電力を供給するようになっている。ここで使用する二次電池は、主に安価であって、且つ充放電管理が簡単な鉛蓄電池が従来より使用されているが、鉛蓄電池は電池収容スペースを多く確保しなければならない上に、重量が極めて重く、さらには環境面でも鉛使用による種々の問題がある。このような欠点を解消するため、例えば特許文献1には、鉛蓄電池に代わってリチウムイオン二次電池をバックアップ電源とした無停電電源装置が提案されている。ここでのリチウムイオン二次電池は、複数個の電池セルを直列接続した電池モジュールからなり、過充電および過放電を防止する電池保護回路も内蔵されている。
特開2002−58170号公報
上記従来技術の無停電電源装置では、装置として入力電圧の低下若しくは停電時に負荷に電力を供給し続けることができるバックアップ時間が、二次電池の放電容量に依存しているが、この放電容量は二次電池を長期間使用するにしたがって徐々に低下する。図6は、二次電池の使用期間中における充電電圧V1と放電容量P1の各特性を示しているが、従来は二次電池の寿命末期での放電容量を予測し、その寿命末期においても要求されたバックアップ時間(要求バックアップ時間)以上の放電容量P1を維持できるように、主電源部から二次電池に供給する充電電圧V1が設定される。
ところがこの充電電圧V1は、二次電池の使用時間に拘らず主電源部において固定した値に設定されているので、二次電池の使用初期時には、要求バックアップ時間に対して二次電池の放電容量P1が十分余裕のある状態(図6に示す「過剰設定」を参照)で充電される。つまり二次電池への充電電圧V1は、二次電池の計時変化による劣化を見越して予め高めに設定されるので、特に余剰な充電が行なわれると寿命の低下が著しいリチウムイオン二次電池では、二次電池ひいては無停電電源装置の寿命低下が顕著になる問題がある。
本発明は上記の課題に着目してなされたもので、使用する全期間に渡って、過剰な充電によるリチウムイオン二次電池の寿命劣化を防止することが可能であり、さらにリチウムイオン二次電池の寿命を可及的に延ばすことが可能な無停電電源装置を提供することをその目的とする。
本発明は、入力電圧の正常時にはリチウムイオン二次電池への充電を行ない、前記入力電圧の低下若しくは停電時には前記リチウムイオン二次電池を放電して負荷に電力を供給する無停電電源装置において、前記リチウムイオン二次電池に供給される充電電流を検出する電流検出素子と、前記電流検出素子により検出される充電電流に基づき、前記リチウムイオン二次電池が満充電状態となったら、前記リチウムイオン二次電池への給電を停止して自己放電させる満充電検出部と、使用開始時からの経過時間をカウントする計時手段と、前記経過時間が進むにしたがって、前記リチウムイオン二次電池への充電電圧を高くする充電制御手段とを備え、前記電流検出素子を前記充電電流が流れている間、前記計時手段が前記経過時間のカウントを行なうように構成される。
この場合、リチウムイオン二次電池の使用開始時には、充電電圧が比較的低く設定されるが、リチウムイオン二次電池が寿命末期に近づくにしたがって、その充電電圧は高くなる。つまり充電制御手段は、リチウムイオン二次電池の使用全期間にわたり、装置の要求バックアップ時間を僅かに越える程度の放電時間となるように、当該リチウムイオン二次電池の充電電圧を可変設定するので、過剰な充電によるリチウムイオン二次電池の寿命劣化を防止することが可能になる。また計時手段は、リチウムイオン二次電池の使用開始と共に、その経過時間のカウントを開始するが、電気的には電流検出素子を利用して、この電流検出素子を充電電流が流れている間、計時手段が経過時間のカウントを行なう。
さらに、満充電検出部がリチウムイオン二次電池の満充電を検出したときに、リチウムイオン二次電池への給電を停止して自己放電させる。このように、常時給電を行なう必要のないリチウムイオン二次電池に対し、必要最小限の給電を行なうことで、リチウムイオン二次電池の寿命を可及的に延ばすことが可能になる。
本発明によれば、使用する全期間に渡って、過剰な充電によるリチウムイオン二次電池の寿命劣化を防止することが可能であり、さらにリチウムイオン二次電池の寿命を可及的に延ばすことが可能な無停電電源装置を提供できる。
以下、本発明における無停電電源装置の好ましい実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
装置全体の概略構成を示す図1において、1は例えば商用電源51(図4参照)からの交流入力電圧Viが印加される主電源部としての電源回路で、この電源回路1には交流若しくは直流の出力電圧Voが与えられる一乃至複数の負荷3が接続される。また21は、バックアップ電源として装置に取付けられる二次電池パックであり、ここでは二次電池としてのリチウムイオン二次電池22の他に、好ましくはこのリチウムイオン二次電池22の過放電を防止する過放電保護回路23や、過充電を防止する過充電保護回路24が共に組み込まれている。前記電源回路1には、入力電圧Viの正常時にリチウムイオン二次電池22を充電する充電回路5と、入力電圧Viの低下若しくは停電時にリチウムイオン二次電池22を放電して負荷3に電力を供給する放電回路6がそれぞれ組み込まれる。
前記電源回路1は、交流入力電圧Viを負荷3への所要の交流出力電圧Voに変換するAC/AC変換部11や、交流入力電圧Viを昇圧または降圧した直流電圧に変換するAC/DC変換部12や、AC/DC変換部12で得られた直流電圧を負荷3への所要の直流出力電圧Voに変換するDC/DC変換部13などが適宜組み込まれる。
31は、本発明における新規な電圧交換ユニットであり、この電圧交換ユニット31はリチウムイオン二次電池22と主電源部である電源回路1との間に接続される。ここでは、電圧変換ユニット31に内蔵する各機能により、装置にどのような二次電池パック21が取付けられた場合でも、電源回路1の内部は一切変更を行なわないようにしている点が注目される。
電圧変換ユニット31は、電源回路1や二次電池パック21とは別個の、独立したモジュールとして設けられる。図1に示す例では、電源回路1を収容する本体電源としての本体ケース7内に、電圧変換ユニット31を共に組み込んでいるが、例えば図2に示すように、本体ケース7とは独立した箱状の二次電池パック21内に電圧変換ユニット31を組み込んでもよい。いずれの場合も、本体ケース7や二次電池パック21の内部に、電圧変換ユニット31を収納するスペースが設けられる。またこうしたスペースが確保できない場合には、図3に示すように、本体ケース7と二次電池パック21との間に、例えば外部コネクタを利用して電圧変換ユニット31が単独に接続できる構成とするのが好ましい。さらに、図1〜図3に示す例では、いずれも本体ケース7の外部に二次電池パック21が別体で設けられているが、二次電池パック21を本体ケース7の内部に収容できるように構成してもよい。この場合も、本体ケース7若しくは二次電池パック21の内部に電圧変換ユニット31を設けてもよく、さもなければ、二次電池パック21内蔵型の本体ケース7とは別体に、当該本体ケース7の外部に電圧変換ユニット31を設けてもよい。このように、本実施例における電圧変換ユニット31は、本体ケース7や二次電池パック21の寸法形状などに応じて最適な配置形態を採用することができる。
図1〜図3に示すように、本実施例における電圧変換ユニット31は、電源回路1からリチウムイオン二次電池22に与えられる給電電圧を、このリチウムイオン二次電池22を充電するのに最適な電圧(最適充電電圧)に昇圧または降圧する昇圧・降圧部32と、入力電圧Viの低下若しくは停電時にリチウムイオン二次電池22を放電する放電回路33と、リチウムイオン二次電池22の満充電を検出すると、このリチウムイオン二次電池22への給電を停止して、リチウムイオン二次電池22を自己放電させる満充電検出部34と、リチウムイオン二次電池22の端子電圧が所要値にまで低下したのを検出すると、リチウムイオン二次電池22への給電を開始させる低電圧検出部35と、リチウムイオン二次電池22の使用開始時からの経過時間をカウントする計時手段36と、この計時手段36でカウントした経過時間が進むにしたがって、リチウムイオン二次電池22への充電(給電)電圧を高くする充電制御手段37とをそれぞれ備えている。これらの各部の構成は、以下詳細に説明する。
図4は、上記無停電電源装置の構成をさらに詳しく示したものである。同図において、51は電源回路1の入力端子52,52に接続される交流入力電圧Viの供給源としての商用電源で、この入力電圧Viは整流ブリッジなどを含むフィルタ53と、昇圧チョッパ回路により構成されるPFC(力率改善)回路54とにより、昇圧された直流電圧VDC1に変換される。即ちここでのフィルタ53およびPFC回路54は、前述のAC/DC変換部12に相当する。また、55は直流電圧VDC1を負荷3に適した一乃至複数の直流出力電圧Vo1,Vo2に変換するDC/DCコンバータで、これは前記DC/DC変換部13に相当する。これらの直流出力電圧Vo1,Vo2は、本体ケース7に設けた出力端子(図示せず)から負荷3に供給されるようになっている。なお、DC/DCコンバータ55や、このDC/DCコンバータ55から取り出せる直流出力電圧Vo1,Vo2の数は、実施例中のものに限定されない。
前記DC/DCコンバータ55は、前記直流出力電圧Vo1,Vo2の他に、リチウムイオン二次電池22を充電するための給電電圧VCHGが出力される。一方、56はこの給電電圧VCHGを出力するDC/DCコンバータ55をバイパスするようにして接続されるバッテリコンバータで、これは入力電圧Viの低下時または停電時にリチウムイオン二次電池22からの給電電圧を昇圧変換して、各DC/DCコンバータ55の入力側に直流電圧VDC2を供給するものである。以上のように、ここに示す電源回路1は、交流入力電圧Viを直流出力電圧Vo1,Vo2に変換するAC/DCユニットとして機能するが、負荷3に交流出力電圧を供給するAC/ACユニットとしての機能を有するものでも構わない。
二次電池パック21は、複数個の電池セルからなるリチウムイオン二次電池22が搭載されると共に、この電池セル間に発生する電圧を検出して、リチウムイオン二次電池22が過放電状態や過充電状態になったか否かを監視する電池保護回路61が内蔵される。即ちこの電池保護回路61は、前記過放電保護回路23および過充電保護回路24に相当する。また、リチウムイオン二次電池22の両端は、電圧変換ユニット31の電池接続端子62,62に接続されるが、このリチウムイオン二次電池22から電池接続端子62,62に至る電圧ラインには、過電流時にリチウムイオン二次電池22を電圧変換ユニット31から切り離すヒューズ63と、過充電保護回路24がリチウムイオン二次電池22の過充電を検出すると、電圧変換ユニット31からリチウムイオン二次電池22への電流の流れ込みを阻止すると共に、その両端にダイオード64を接続した第1のスイッチ素子65と、過放電保護回路23がリチウムイオン二次電池22の過放電を検出すると、リチウムイオン二次電池22から電圧変換ユニット31への電流供給を阻止すると共に、その両端にダイオード66を接続した第2のスイッチ素子67が各々接続される。
電圧変換ユニット31は外部に露出した端子として、前記二次電池パック21を接続する電池接続端子62,62の他に、電源回路1の給電電圧VCHGが発生する電圧ラインに接続される本体電源接続端子71,71と、前記直流出力電圧Vo1,Vo2が与えられる負荷3とは別に、任意の負荷3Aが直接接続される放電端子72をそれぞれ備えている。前記昇圧・降圧部32は、リチウムイオン二次電池22を充電する充電回路としての機能を有し、バックアップ電源として組み込まれる二次電池パック21内の二次電池の仕様にあわせて、DC/DCコンバータ55からの給電電圧VCHGを昇圧または降圧するように設計・調整される。具体的には、二次電池の最適充電電圧がDC/DCコンバータ55からの給電電圧VCHGよりも低いことが予め判っている場合は、当該給電電圧VCHGを最適充電電圧に降圧する降圧チョッパ電源(降圧部)が組み込まれ、逆に二次電池の最適充電電圧がDC/DCコンバータ55からの給電電圧VCHGよりも高いことが予め判っている場合は、当該給電電圧VCHGを最適充電電圧に昇圧する昇圧チョッパ電源(昇圧部)が組み込まれる。
また、昇圧・降圧部32から二次電池パック21内の二次電池に与える電圧を、このリチウムイオン二次電池22の最適充電電圧に設定・調整するのに、電圧変換ユニット31に与えられる入力電圧(給電電圧VCHG)を検出する手段を設けたり、或いは決められた入力電圧に対し、二次電池の端子電圧を検出する手段を設けたりしてもよい。さらには、二次電池の種類を物理的に判別する電池判別手段を電圧変換ユニット31に備え、使用する二次電池に応じて、降圧部若しくは昇圧部のいずれか一方を動作させる構成としてもよい。こうすれば、どのような二次電池に対しても、電圧変換ユニット31から二次電池パック21に最適な電圧を供給できる。
満充電検出部34は、昇圧・降圧部32からリチウムイオン二次電池22に供給される充電電流を検出する抵抗74の両端に接続される。この電流検出素子としての抵抗74は、他の素子で構成されてもよい。ここでの満充電検出部34は、抵抗74により検出されるリチウムイオン二次電池22への充電電流に基づき、このリチウムイオン二次電池22が満充電状態となったら、昇圧・降圧部32の動作を停止させる充電停止信号を当該昇圧・降圧部32に出力する。また低電圧検出部35は、リチウムイオン二次電池22の端子電圧が自己放電により所要値にまで低下した低電圧状態を検出すると、昇圧・降圧部32の動作を開始させる充電開始信号を当該昇圧・降圧部32に出力するようになっている。なお、満充電検出部34による満充電の検出レベルは、使用する二次電池および電源回路1の仕様に応じて容易に可変設定できるように構成される。
放電回路33は、昇圧・降圧部32と抵抗74からなる直列回路をバイパスして、電圧変換ユニット31の出力端子である一方の電池接続端子62から、電圧変換ユニット31の入力端子である一方の本体電源接続端子71にダイオード75を介して接続される放電ライン76により構成される。このダイオード75は、電源回路1からの給電電圧VCHGが昇圧・降圧部32を介さずに二次電池パック21側に直接供給されるのを阻止する機能を有する。また、好ましくは放電ライン76の途中に、リチウムイオン二次電池22の端子電圧を本体電源接続端子71若しくは放電端子72のいずれかに供給する切替手段としての切替スイッチ77が設けられる。これにより、使用する製品(負荷)にあわせてリチウムイオン二次電池22からの電力供給を、電源回路1を介したものか否かに選択することができる。
なお、給電電圧VCHGが二次電池の最適充電電圧よりも低く、昇圧・降圧部32で昇圧を行なう場合には、交流入力電圧Viが正常に供給されている状態でも、二次電池からダイオード75を介して本体電源接続端子71に電流が流れ込んで、二次電池を充電するモードに移行しない。したがって、この場合は、ダイオード75のカソードを放電端子72に直接接続し、充電用のラインと放電用のラインを別々に切り離すのが望ましい。
さらにここでの電圧変換ユニット31は、計時手段36と充電制御手段37を備える。計時手段36は、リチウムイオン二次電池22の使用開始と共に、その経過時間のカウントを開始するが、リチウムイオン二次電池22の使用開始を認識するために、例えば機構的に二次電池パック21が電圧交換ユニット31に装着されたのを検知する検知手段や、手動操作可能なスイッチ手段を設けてもよい。また電気的には、前記抵抗74を利用して、この抵抗74を充電電流が流れている間、計時手段36が経過時間のカウントを行なう構成としてもよい。いずれの場合も、二次電池パック21を交換したら、経過時間のカウントをリセットすることができるリセット手段を設けるのが好ましい。こうすれば、二次電池パック21を交換した後も、その二次電池パック21に好適な充電電圧を供給し続けることができる。
また、充電制御手段37は計時手段36でカウントしたリチウムイオン二次電池22の経過時時間に基づき、リチウムイオン二次電池22に与える充電電圧を最適に設定・調整する充電調整信号を昇圧チョッパ回路または降圧チョッパ回路からなる昇圧・降圧部32に出力する。
次に、上記構成についてその作用を説明すると、商用電源51からの交流入力電圧Viが電源回路1内に正常に供給されている場合は、この交流入力電圧Viがフィルタ53およびPFC回路54により、昇圧された直流電圧VDC1に変換される。そして、PFC回路54からの直流電圧VDC1はDC/DCコンバータ55に印加され、このDC/DCコンバータ55で得られた直流出力電圧Vo1,Vo2が、本体ケース7に接続する負荷3に与えられると共に、リチウムイオン二次電池22を充電するための給電電圧VCHGがDC/DCコンバータ55から発生する。なお、これらの直流出力電圧Vo1,Vo2および給電電圧VCHGは、DC/DCコンバータ55に内蔵する帰還回路(図示せず)により、その安定化が図られている。
一方、交流入力電圧Viの低下時若しくは停電時にも、負荷3に一定時間電力を供給させたい場合は、図1〜図4に示す二次電池パック21を装着する。ここでの電源回路1は、従来例における鉛蓄電池4を充放電するのに適した仕様で設計されている。具体的には、DC/DCコンバータ55から出力される給電電圧VCHGは、鉛蓄電池の最適充電電圧である直流27Vに設定され、また交流入力電圧Viが入力端子52,52に印加される場合は、DC/DCコンバータ55から給電電圧VCHGが常時出力される。したがって、最適充電電圧が直流27Vの鉛蓄電池4を使用する場合は、電圧交換ユニット31を介さずそのまま電源回路1の給電電圧VCHGの電圧ラインに鉛蓄電池4の両端間を直接接続すればよい。
これに対して、環境面などを考慮して、鉛蓄電池4以外の二次電池であるリチウムイオン二次電池22を使用する場合は、このリチウムイオン二次電池22の最適充電電圧が概ね直流24.6Vであるため、電源回路1にそのまま繋ぐと、直流27Vの給電電圧VCHGがリチウムイオン二次電池22に常時供給され、リチウムイオン二次電池22の寿命が著しく低下する。そこで仕様の異なる二次電池を使用する場合は、その二次電池の仕様に合せて設計された電圧変換ユニット31を、電源回路1とリチウムイオン二次電池22との間に介在させる。すると、DC/DCコンバータ55からの給電電圧VCHGは、昇圧・降圧部(この場合は降圧機能だけを有していればよい)32によってリチウムイオン二次電池22の最適充電電圧である直流24.6Vに変換され、この降圧した直流電圧がリチウムイオン二次電池22に供給される。そのため、電源回路1の内部に手を加えなくても、二次電池パック21に対応した電圧変換ユニット31を単に組み込むだけで、リチウムイオン二次電池22を最適な電圧で充電することができる。
また、電圧変換ユニット31内に設けられた満充電検出部34は、抵抗74を流れる充電電流の減少によって、リチウムイオン二次電池22が満充電状態であるか否かを監視しており、リチウムイオン二次電池22の満充電状態を検出すると、降圧チョッパ回路からなる昇圧・降圧部32にその動作を停止させる充電停止信号を出力する。このように、リチウムイオン二次電池22が満充電状態となったら、昇圧・降圧部32からリチウムイオン二次電池22への給電が停止されるため、リチウムイオン二次電池22が過剰に充電されるのを防止できる。また、この場合は自己放電によってリチウムイオン二次電池22の端子電圧が次第に低下するが、当該端子電圧が、負荷3のバックアップ保障時間に対応した所要値にまで低下すると、今度は電圧変換ユニット31内に設けられた低電圧検出部35が、昇圧・降圧部32にその動作を開始させる充電開始信号を出力する。そのため、リチウムイオン二次電池22の自己放電時に交流入力電圧Viの低下若しくは停電が発生した場合でも、バックアップ保障時間以上の長さで、負荷3に電力を供給し続けることが可能になる。
なお、二次電池として最適充電電圧が直流27V以外の鉛蓄電池を利用する場合は、満充電検出部34や低電圧検出部35を組み込んでいない別仕様の電圧変換ユニット31を装着すればよい。つまり、ここにある電圧変換ユニット31は、利用する二次電池の仕様(最適充電電圧や自己放電特性など)に応じて複数種用意されていることが好ましい。
上記電圧変換ユニット31を組み込んだ状態で、交流入力電圧Viが低下若しくは停電すると、DC/DCコンバータ55から電圧変換ユニット31の本体電源接続端子71に与えられる給電電圧VCHGも低下する。このとき、切替スイッチ77によりダイオード75のカソードを本体電源接続端子71に接続していると、当該ダイオード75が導通してリチウムイオン二次電池22から電源回路1のバッテリコンバータ56に給電が行なわれる。これを受けてバッテリコンバータ56は、リチウムイオン二次電池22からの給電電圧を、PFC回路54からの直流電圧VDC1と略同レベルの直流電圧VDC2に昇圧し、この直流電圧VDC2を各DC/DCコンバータ55の入力側に供給する。したがって、DC/DCコンバータ55の出力側に接続した負荷3は、リチウムイオン二次電池22の電力供給を受け続けることになる。また、前記切替スイッチ77によりダイオード75のカソードを放電端子72に接続していると、今度はDC/DCコンバータ55に接続する負荷3ではなく、この放電端子72に接続した別の負荷3Aに電力が供給される。このように、放電端子72と切替スイッチ77の組み合わせで、負荷3,3Aのいずれかにリチウムイオン二次電池22からの電力を選択的に供給することができる。但し、給電電圧VCHGがリチウムイオン二次電池22の端子電圧よりも低い場合には、昇圧・降圧部32が昇圧機能を有するため、前述のようにダイオード75のカソードを放電端子72に直接接続しなければならない。
次に、電源変換ユニット31に備えた計時手段36と充電制御手段37の動作について、図5のグラフを参照しながら説明する。同図において、V1は昇圧・降圧部32からリチウムイオン二次電池22への充電電圧値を示している。充電制御手段37には、予めリチウムイオン二次電池22の経時劣化特性により、使用期間に応じた要求放電仕様を満足させることのできる最適充電電圧の情報が記憶されている。
無停電電源装置として使用を開始すると、経時手段36は内蔵するタイマーを利用して、装置ひいてはリチウムイオン二次電池22の使用開始からの経過時間をカウントする。この経時手段36により得られた経時時間が定められた期間を経過すると(例えば数日毎)、充電制御手段37はリチウムイオン二次電池22への充電電圧をそれまでよりも強制的に上げる充電調整信号を昇圧・降圧部32に出力する。これによりリチウムイオン二次電池22の充電電圧は、図5に示すように装置の使用時間が経過するにしたがって段階的に上昇する。
つまり、リチウムイオン二次電池22の使用開始時には電池劣化が殆どなく、リチウムイオン二次電池22への充電電圧を低く設定しても、入力電圧Viの低下時や停電時における負荷3のバックアップ時間は要求仕様を満足できるが、装置の使用期間が長くなるにしたがって電池劣化が生じるため、この場合は要求仕様を満足するバックアップ時間を維持できるように、リチウムイオン二次電池22への充電電圧を次第に高く設定する。これを予め設定した時間毎に行なうことで、バックアップ時間に応じた最適充電電圧を定期的に維持することが可能になり、とりわけ使用初期の過剰な充電電圧に起因するリチウムイオン二次電池22の寿命劣化を防いで、リチウムイオン二次電池22をバックアップ電源として利用したことによる利点を長期間発揮させることができる。
以上のように本実施例では、入力電圧Viの正常時にリチウムイオン二次電池22への充電を行ない、この入力電圧Viの低下若しくは停電時には前記リチウムイオン二次電池22を放電して負荷3に電力を供給する無停電電源装置において、使用開始時からの経過時間をカウントする計時手段36と、この経過時間が進むにしたがって、前記リチウムイオン二次電池22への充電電圧を高くする充電制御手段37とを備えて構成される。
この場合、リチウムイオン二次電池22の使用開始時には、充電電圧が比較的低く設定されるが、リチウムイオン二次電池22が寿命末期に近づくにしたがって、その充電電圧は高くなる。つまり充電制御手段37は、リチウムイオン二次電池22の使用全期間にわたり、装置の要求バックアップ時間を僅かに越える程度の放電時間となるように、当該リチウムイオン二次電池の充電電圧を可変設定するので、過剰な充電によるリチウムイオン二次電池22の寿命劣化を防止することが可能になる。
また、計時手段36がカウントする経時時間の情報を利用して、例えばリチウムイオン電池22が寿命に近づいたことを知らせる寿命予告表示や、電池交換を知らせる電池表示交換や、現状のバックアップ可能時間を知らせる表示などを、表示手段(図示せず)に表示させてもよい。さらに、過剰な充電電圧をリチウムイオン二次電池22に与えないので、リチウムイオン二次電池22の充電回路である昇圧・降圧部32の消費電力を低減化できる。
その他、本実施例における無停電電源装置は、交換可能な二次電池としてのリチウムイオン二次電池22と、入力電圧Viの正常時にはリチウムイオン二次電池22への給電を行なう一方で、入力電圧Viの低下若しくは停電時には負荷3に引き続き電力を供給するために、リチウムイオン二次電池22から給電を受ける主電源部としての電源回路1を備えた本体電源たる本体ケース7とからなる無停電電源装置において、電源回路1からリチウムイオン二次電池22に与えられる給電電圧VCHGを、リチウムイオン二次電池22の最適充電電圧に昇圧または降圧する昇圧・降圧部32を備えた電圧変換ユニット31を、電源回路1とリチウムイオン二次電池22との間に接続している。
この場合、仕様の異なるリチウムイオン二次電池22をバックアップ電源として使用する際に、このリチウムイオン二次電池22を電源回路1に直接接続するのではなく、昇圧・降圧部32を備えた電圧変換ユニット31を介して電源回路1に接続する。こうすると電圧変換ユニット31は、電源回路1からリチウムイオン二次電池22に与える給電電圧VCHGを、このリチウムイオン二次電池22を充電するに適した電圧に昇圧または降圧する。このように、電源回路1とリチウムイオン二次電池22との間に電圧変換ユニット31を介在させるだけで、電源回路1内に一切手を加えることなく、リチウムイオン二次電池22を最適な電圧で充電することができる。そのため、既存の電子回路1に一切手を加えることなく、様々な仕様の二次電池をバックアップ電源として問題なく使用できる無停電電源装置を提供できる。
また、本実施例の電圧変換ユニット31は、リチウムイオン二次電池22の満充電を検出すると、このリチウムイオン二次電池22への給電を停止して自己放電させる満充電検出部34を備えている。
この場合、例えばリチウムイオン二次電池22のような二次電池と共に電圧交換ユニット31を組み込むと、この電圧交換ユニット31に備えた満充電検出部34がリチウムイオン二次電池22の満充電を検出したときに、リチウムイオン二次電池22への給電を停止して自己放電させる。このように、常時給電を行なう必要のないリチウムイオン二次電池22のような二次電池に対し、必要最小限の給電を行なうことで、リチウムイオン二次電池22の寿命を可及的に延ばすことが可能になる。
さらに、本実施例の電圧変換ユニット31は、リチウムイオン二次電池22の端子電圧が所要値にまで低下したのを検出すると、このリチウムイオン二次電池22への給電を開始させる低電圧検出部35を備えている。
この場合、電圧交換ユニット31に接続したリチウムイオン二次電池22の端子電圧が、例えば装置として保証する負荷3のバックアップ時間に対応した所要値にまで低下すると、満充電検出部34が満充電を検出するまで、リチウムイオン二次電池22への給電が行なわれる。こうすることで、リチウムイオン二次電池22の充電状態に拘らず、入力電圧Viの低下時や停電時に負荷3への電力供給を一定時間継続させることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能である。例えば実施例では、リチウムイオン二次電池への充電電圧を段階的に上昇しているが、経過時間が進むにしたがってこの充電電圧を連続的に上昇させてもよい。
本発明における好ましい一実施形態を示す無停電電源装置のブロック構成図である。 同上、図1の変形例を示す無停電電源装置のブロック構成図である。 同上、図1のさらに変形例を示す無停電電源装置のブロック構成図である。 同上、無停電電源装置のさらに詳細なブロック構成図である。 同上、二次電池の使用期間中における充電電圧の特性を示したグラフである。 従来の二次電池の使用期間中における充電電圧と放電時間の各特性を示したグラフである。
符号の説明
3 負荷
22 リチウムイオン二次電池
34 満充電検出部
36 計時手段
37 充電制御手段
74 抵抗(電流検出素子)

Claims (1)

  1. 入力電圧の正常時にはリチウムイオン二次電池への充電を行ない、前記入力電圧の低下若しくは停電時には前記リチウムイオン二次電池を放電して負荷に電力を供給する無停電電源装置において、
    前記リチウムイオン二次電池に供給される充電電流を検出する電流検出素子と、
    前記電流検出素子により検出される充電電流に基づき、前記リチウムイオン二次電池が満充電状態となったら、前記リチウムイオン二次電池への給電を停止して自己放電させる満充電検出部と、
    使用開始時からの経過時間をカウントする計時手段と、
    前記経過時間が進むにしたがって、前記リチウムイオン二次電池への充電電圧を高くする充電制御手段とを備え
    前記電流検出素子を前記充電電流が流れている間、前記計時手段が前記経過時間のカウントを行なうように構成したことを特徴とする無停電電源装置。
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