JP4078967B2 - 半透過型液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半透過型液晶表示装置に関し、特にカラーフィルタに開口を設けた半透過型液晶表示装置において、色度調整を自由に行うことができ、かつ良好な表示品位を有する半透過型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報通信機器のみならず一般の電気機器においても液晶表示装置の適用が急速に普及している。特に、携帯型のものについては消費電力を減少させるためにバックライトを必要としない反射型の液晶表示装置が多く用いられているが、この反射型液晶表示装置は、外光を光源として用いるために、暗い室内などでは見えにくくなってしまう。そこで、近年に至り特に透過型と反射型の性質を併せ持つ半透過型の液晶表示装置の開発が進められてきている。
【0003】
この半透過型液晶表示装置は、一つの画素内に透明電極を備えた透過部と反射電極を備えた反射部を有しており、暗い場所においてはバックライトを点灯して画素領域の透過部を利用して画像を表示し、明るい場所においてはバックライトを点灯することなく反射部において外光を利用して画像を表示しているため、常時バックライトを点灯する必要がなくなるので、消費電力を大幅に低減させることができるという利点を有している。
【0004】
この半透過型液晶表示装置の構成及び動作原理を図3及び図4を用いて説明する。なお、図3は、半透過型液晶表示装置100のRGBの3つのサブ画素から形成される1画素部分において、各サブ画素ごとにカラーフィルタ層102R、102G、102Bを配置した平面図、図4は図3のA−A線に沿う簡略化した横断面図である。このカラーフィルタ層102R、102G、102Bは、それぞれがR、G、Bの一般的なカラーフィルタ層を示しており、図3に示すように、透過部104、反射電極106を有する反射部及び薄膜電界効果トランジスタ(TFT)素子108の全部分にオーバーラップするようにストライプ状に配置されている。なお、109及び110はそれぞれ走査線及び映像線を示す。この半透過型液晶表示装置100は、図4に示すように、下側基板112上には、各サブ画素ごとに透過部104の部分を除いてアルミニウム金属等からなる反射電極106が設けられている。
【0005】
一方、前記下側基板112に対向してそれぞれカラーフィルタ102R、102G、102Bが設けられた上側基板118が配置され、この上側基板118と下側基板112の間に所定の液晶材料120が配置され、図示しない偏光板、バックライト等と組み合わされて半透過型液晶表示装置が形成されている。
【0006】
このような半透過型液晶表示装置100は、透過部104に対応するカラーフィルタ層ではバックライトからの光が透過するのは1回であるのに対し、反射電極106を有する反射部に対応するカラーフィルタ層では外光が入射する際と反射電極106で反射されて出射する際の2回透過するので、反射部の透過率は透過部104の透過率の約半分となってしまい、反射部及び透過部の両者で明るく色純度の高いカラー表示を実現することは困難となる問題点が存在していた。したがって、半透過型液晶表示装置用のカラーフィルタにおいては、明るく色純度の高いカラー表示を実現するためには、上述の反射部と透過部との間の透過率ないしは色度に差異を設ける必要があった。
【0007】
このような半透過型液晶表示装置の反射部と透過部との間の透過率ないしは色度に差異を設ける方法の一例として、フィルタ層の着色層の厚さを変更することにより行う方法が知られているが(下記特許文献1参照)、この方法で反射部の色度を調整すると、透過部の色度も変化してしまい、加えて膜厚変更により着色パターン(R、G、B)間での段差が大きくなってしまうためにセルギャップが各色ごとに異なる状態となり、表示品位の劣化につながるという問題点や製造プロセスが増加してしまう問題点等が存在していた。
【0008】
一方、半透過型液晶表示装置の反射部と透過部との間でカラーフィルタの透過率ないしは色度に差異を設けるとともに、このカラーフィルタを1回のパターンニングで形成したものが下記特許文献2に開示されている。この特許文献2に開示されている半透過型液晶表示装置130の具体例を図5及び図6を用いて説明する。図5は、RGBの3つのサブ画素から成る1画素部分において、各サブ画素ごとにカラーフィルタ層142R、142G、142Bを配置した平面図であり、図5においてはカラーフィルタは1サブ画素分のみ斜線を付して表し、他の2つのサブ画素では斜線は省略されている。また、図6は図5のA−A線に沿った簡略化した横断面図である。
【0009】
図5及び図6において、下側基板134には各サブ画素ごとに反射電極136と透明電極138とが所定の形状に形成されており、それに対向するカラーフィルタ基板140上には、カラーフィルタ層142R、142G、142Bと透明電極144とがそれぞれ形成されている。この下側基板134の反射電極136及び透明電極138とカラーフィルタ基板140上に形成された透明電極144との間には、負の誘電異方性を示す液晶材料を用いた垂直配向性液晶材料146が配置され、図示省略した偏光板、バックライト、1/4波長板等と組み合わされて半透過型液晶表示装置130が形成されている。なお、149は走査線、150は映像線である。
【0010】
そして、この半透過型液晶表示装置においては、カラーフィルタ層142R、142G、142Bは、反射電極136の全てにはオーバーラップしないように、また透明電極138の全部分には必ずオーバーラップするようにストライプ状に設けられている。すなわち、この半透過型液晶表示装置のカラーフィルタ基板140は、サブ画素各々の反射電極136に対応する部分において、そのサブ画素に対応するカラーフィルタ層142R、142G、142Bが形成されている部分と、カラーフィルタ層142R、142G、142Bが形成されていない未形成部148R、148G、148Bとから構成されている。そしてこのカラーフィルタが形成されている部分の面積とカラーフィルタが形成されていない未形成部の面積比を変えることにより、各色によって明るさと色純度が最適な値となるように調整されている。そして、通常は緑のフィルタの未形成部148Gの面積が最も大きく、青のフィルタの未形成部148Bの面積が最も小さくなされている。
【0011】
このカラーフィルタ層に未形成部148R、148G、148Bを設けた半透過型液晶表示装置は、カラーフィルタ層の未形成部で白色を表示させ、カラーフィルタ層が形成されている部分でそれぞれのカラーフィルタの種類の応じた色を表示させ、両者の色を混色させることにより反射部で必要な明るい表示を実現するようになしたものである。
【0012】
【特許文献1】
特開平11−109333号公報(請求項1、7)
【特許文献2】
特開2000−111902号公報(請求項1、段落「0066」)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このようなカラーフィルタに未形成部を設けた半透過型液晶表示装置によれば、従来の半透過型液晶表示装置と比する反射部と透過部とにおいて表示の改善を実現できるようになるが、単にカラーフィルタに未形成部を設け、その未形成部の大きさを各色のフィルタごとに変えたのみでは、元来反射部での表示自体が黄色がかっていたために、全体としても黄色がかった表示となってしまうという新たな問題点が存在していた。
【0014】
そこで、本願の発明者等はこのカラーフィルタに未形成部を設けた半透過型液晶表示装置において前記の問題点を解決すべく種々実験を繰り返した結果、所定のカラーフィルタ層の未形成部に部分的に別の色のフィルタ層を形成すると、その色調を変えることができることを見出した。すなわち、例えば、赤(R)ないしは緑(G)のフィルタ層の開口に部分的に青(B)のカラーフィルタ層を形成すると、色度座標系における緑色成分ないしは赤色成分を青色成分側へ移行させることができるために黄色成分を減じることができるので、前記したような半透過型液晶表示装置の表示が黄色がかってしまうという問題点を解決することができることを見出し、本願発明を完成するに至ったものである。
【0015】
なお、本願発明では、使用する半透過型液晶表示装置の電極配置に応じて、カラーフィルタ層の未形成部をカラーフィルタの側面に配置してもよく、また、カラーフィルタの中央部に「窓」をあけることにより配置してもよいので、以下においてはこのカラーフィルタ層に設ける未形成部を「開口」と表現する。
【0016】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明によれば、
反射電極及び透過電極を有する第1基板と、
前記第1基板と対向する面にカラーフィルタ層を有する第2基板と、
前記第1基板及び第2基板の間に配置された液晶層とを有する半透過型液晶表示装置において、
前記反射電極に対向する各カラーフィルタ層の一部分に開口が設けられ、一部の色のカラーフィルタ層の開口に部分的に別の色のカラーフィルタ層が設けられている半透過型液晶表示装置が提供される。
【0017】
係る半透過型液晶表示装置によれば、反射部での明るさを増大させることができるとともに、一部の色のカラーフィルタ層の開口に部分的に設けられた別のカラーフィルタ層によりその画素の色調を自由に調節できるので、所望の色調の半透過型液晶表示装置を得ることができるようになる。
【0018】
この場合、前記別の色のカラーフィルタ層が青(B)のフィルタ層であり、前記一部の色のカラーフィルタ層が赤(R)及び緑(G)のフィルタ層の少なくとも1方とすることが好ましい。このような構成を採用することにより、赤(R)ないしは緑(G)のフィルタ層に青(B)成分を付加することができるので、色度座標系における緑色成分及び赤色成分を青色成分側へ移行させることができるために黄色成分を減じることができるため、本来黄色がかった表示となっていた半透過型液晶表示装置の色度を正常な色度に調整することができ、純白表示が可能となる。
【0019】
また、前記半透過型液晶表示装置においては、前記別の色のカラーフィルタ層の膜厚と前記一部の色のカラーフィルタ層の膜厚とを同一とすることが好ましい。係る構成を採用することにより、反射部においてカラーフィルタ層の膜厚の変化が少なくなるので、セルギャップの相違に基づく液晶分子の配向の乱れが少なくなって高品質な表示ができるようになる。
【0020】
また、前記半透過型液晶表示装置においては、前記別の色のカラーフィルタ層が前記一部の色のカラーフィルタ層の境界部に接して設けられているようになすことが好ましい。このような構成を採用すれば、前記別の色のカラーフィルタ層を前記一部の色のカラーフィルタ層と分離して設けるよりも段差が少なくなるので、反射部においてセルギャップを変化を少なくすることができ、セルギャップの相違に基づく液晶分子の配向の乱れが少なくなって高品質な表示ができるようになる。
【0021】
さらに、前記半透過型液晶表示装置においては、前記第1基板上にはさらに補助容量電極が設けられており、前記開口の少なくとも一部が該補助容量電極と対向する位置に設けることが望ましい。この場合においても、前記第1基板は補助容量電極部分で厚さが厚くなっているために、セルギャップを一定にすることができ、セルギャップの相違に基づく液晶分子の配向の乱れが少なくなって高品質な表示ができるようになる。
【0022】
さらにまた、前記半透過型液晶表示装置においては、前記第1基板上には前記反射電極及び透過電極に接続されている薄膜電界効果トランジスタ(TFT)を有し、前記開口の一部が該TFTと対向する位置に設けられているようになすことが好ましい。通常第1基板のTFT部分は厚くなっているため、係る構成を採用することにより、セルギャップの相違に基づく液晶分子の配向の乱れが少なくなって高品質な表示ができる。またTFT上に凹凸が形成されていない場合には係る構成により反射効率の低下を抑えて所定の大きさの開口を確保することができるので、明るい半透過型液晶表示装置を得ることができるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の半透過型液晶表示装置の一具体例を図1及び図2を用いて詳細に説明する。なお、図1は、本発明の半透過型液晶表示装置10のRGBの3つのサブ画素から形成される1画素部分において、サブ画素ごとにカラーフィルタ層12R、12G、12Bを配置した平面図、図2は図1のA−A線に沿う簡略化した横断面図である。このカラーフィルタ層12R、12G、12Bは、それぞれがR、G、Bのカラーフィルタ層を示しており、図1に示すように、サブ画素ごとに透過部14、反射電極16を有する反射部及びTFT素子18の全部分にオーバーラップするようにストライプ状に配置されている。なお、19及び20はそれぞれ走査線及び映像線を示す。
【0024】
この半透過型液晶表示装置10は、図2に示すように、下側基板(第1基板)22上に、透過部14の部分を除いて、絶縁層24を介してアルミニウム金属等からなる反射電極16が設けられており、この反射電極16及び透過部14の部分の両者ともITOやIZO(インジウム−亜鉛−酸化物)からなる透明電極26で被覆され、この透明電極26はコンタクトホール部分15でTFT素子18のドレイン電極Dと電気的に導通されている。このような構成を採用すると、反射部の電位と透過部14の電位とは等しくなる。
【0025】
一方、前記下側基板22に対向してカラーフィルタ層12R、12G、12Bが設けられた上側基板(第2基板)28が配置され、この上側基板28と下側基板22の間に所定の液晶材料30が配置され、図示しない偏光板、バックライト等と組み合わされて半透過型液晶表示装置10が形成されている。そして、それぞれのカラーフィルタ層12B、12R、12Gに別個に着色部を有しない開口32B、32R、32Gが設けられており、その開口の大きさは、上記特許文献2に開示されているものと同様に、緑のフィルタ12Gの開口32Gの面積が最も大きく、青のフィルタ12Bの開口32Bの面積が最も小さくなされている。
【0026】
そして、この具体例においては、単に3つの開口32R、32G、32Bを設けたのみでは、表示が黄色がかってしまうため、3つの開口のうち、赤のフィルタ層12Rの開口32R及び緑のフィルタ層12Gの開口32Gの一部分にそれぞれ青のフィルタ層32RB及び32GBが設けられている。この青のフィルタ層32RB及び32GBは、赤又は緑のフィルタ層12R、12Gのうちの少なくとも1つの開口32R又は32Gの一部分に設けられておればよく、必ずしも2つの開口32R及び32Gの両者に設けることは必要ない。その場合、開口の大きさ及び開口の一部に設ける青のフィルタ層の面積を実験的に適宜変更することにより所望の色調及び明るさが得られるようにすることができる。
【0027】
なお、上記具体例では、青のフィルタ層32RB及び32GBは、それぞれ赤のフィルタ層12Rの開口32R及び緑のフィルタ層12Gの開口32Gの境界部と接触しているように設けたが、前記開口32R及び32Gの境界部と接触していないように独立して設けてもよい。しかしながら、上記具体例のように、青のフィルタ層32GB及び32RBは、それぞれ前記開口32G及び32Rの境界部と接触しているように設けた方がカラーフィルタ層表面の段差を減らすことができるので、反射部において液晶分子の配向の乱れを減らすことができるため、各画素の特性変化を小さく押さえることができ、表示品位を良好なレベルで保つことができるようになる。
【0028】
さらに、青のフィルタ層32RBもしくは32GBは、フィルタ層の膜厚の変化をなくしてセルギャップを一定に保つために、それぞれのフィルタ層12R又は12Gと同じ膜厚となるように設けることが望ましい。
【0029】
また、半透過型液晶表示装置においては、図示していない補助容量電極が反射電極16の下部に走査線19と平行に設けられているので、通常その補助容量電極部分において下側基板22側が厚くなっている。そのため、下側基板と上側基板との間のセルギャップをできるだけ均一に維持して均一な発色がなされるようになすために、前記フィルタ層の開口部32R、32G、32Bはこの補助容量電極が設けられている部分に配置するとよい。
【0030】
加えて、通常TFT18上は下側基板22側が厚くなっている。そのため、下側基板と上側基板との間のセルギャップをできるだけ均一に維持して均一な発色がなされるようになすために、前記フィルタ層の開口部32R、32G、32BをTFT18上に配置してもよい。また反射電極の表面は、図2に示すように、通常反射効率を高めるために凹凸部が設けられているが、TFT18部分は絶縁膜24が十分な厚さを有していない等の理由により凹凸部を形成することが難しく、TFT18上に凹凸部が形成されていないことも多い。反射効率維持等の目的で凹凸部上にフィルタ層の開口を形成したくない場合には、凹凸部のないTFT18上にフィルタ層の開口を形成することにより所望の開口の大きさを確保して所望の輝度を達成できるようにすることも可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、反射電極に対向する所定のカラーフィルタ層の開口に部分的に別の色のフィルタ層を形成するようにしたので、透過部の色調を変化させることなく、反射部の色調を自由に調整することができるようになるので、明るく所望の色調を有する半透過型液晶表示装置を得ることができるようになり、加えて、カラーフィルタの膜厚の変化や段差も減らすことができるので、セルギャップの相違に基づく液晶分子の配向の乱れを減少させることができるために、各画素の特性の差を小さく抑えることができ、高品位な半透過型液晶表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半透過型液晶表示装置において、R、G、Bのカラーフィルタ層を配置した平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った簡略化した横断面図である。
【図3】従来の半透過型液晶表示装置において、R、G、Bのカラーフィルタ層を配置した平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿った簡略化した横断面図である。
【図5】カラーフィルタに透過部を設けた別の従来例の半透過型液晶表示装置において、R、G、Bのカラーフィルタ層を配置した平面図である。
【図6】図5のA−A線に沿った簡略化した横断面図である。
【符号の説明】
10 半透過型液晶表示装置
12R、12G、12B カラーフィルタ層
14 透過電極
16 反射電極
18 TFT素子
19 走査線
20 映像線
22 第1基板
26 透明電極
28 第2基板
32R、32G、32B 各カラーフィルタ層の開口
32RB 赤(R)フィルタ層の開口32Rに設けられた青(B)フィルタ層32GB 緑(G)フィルタ層の開口32Gに設けられた青(B)フィルタ層
Claims (6)
- 反射電極及び透過電極を有する第1基板と、
前記第1基板と対向する面にカラーフィルタ層を有する第2基板と、
前記第1基板及び第2基板の間に配置された液晶層とを有する半透過型液晶表示装置において、
前記反射電極に対向するカラーフィルタ層の一部分に開口が設けられ、一部の色のカラーフィルタ層の開口に部分的に別の色のカラーフィルタ層が設けられていることを特徴とする半透過型液晶表示装置。 - 前記別の色のカラーフィルタ層が青(B)のフィルタ層であり、前記一部の色のカラーフィルタ層が赤(R)及び緑(G)のフィルタ層の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載の半透過型液晶表示装置。
- 前記別の色のカラーフィルタ層の膜厚と前記一部の色のカラーフィルタ層の膜厚とが同一であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半透過型液晶表示装置。
- 前記別の色のカラーフィルタ層が前記一部のカラーフィルタ層の境界部に接して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の半透過型液晶表示装置。
- 前記第1基板上にはさらに補助容量電極が設けられており、前記開口の少なくとも一部が該補助容量電極と対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の半透過型液晶表示装置。
- 前記第1基板上には前記反射電極及び透過電極に接続されている薄膜電界効果トランジスタ(TFT)を有し、前記開口の一部が該TFTと対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の半透過型液晶表示装置。
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