JP4078832B2 - レンズアレイシートおよび透過型スクリーン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶プロジェクションテレビ・ディスプレイ等の背面投写型ディスプレイに用いるレンズアレイシート及びこれを用いた透過型スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の透過型スクリーンは、片面に同心円状の凹凸が形成されたフレネルレンズ、シリンドリカルレンズを一方向に揃えて配設したレンチキュラーレンズと、そのどちらか、あるいは片方、もしくは別体の基材に拡散層を設ける構成が一般的である。
【0003】
これらの透過型スクリーンを構成する部品はプロジェクターから照射された光線をまずフレネルレンズでほぼ平行光が射出される光学配置とし、その射出光をレンチキュラーレンズで画面の水平方向に適度に広げることで水平視野角を、拡散材で画面の垂直視野角を得ている。
さらに、このレンチキュラーレンズを構成する個々のシリンドリカルレンズの集光部分に開口を持つ遮光層を設け、スクリーンのS/N比を向上させる構成も知られている。
また、その透過スクリーンの用途に応じて最外面等にハードコート層や反射防止膜層(AR層)を設けることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来のレンチキュラーシートおよび透過型スクリーンにおいては、画面の水平方向および垂直方向の視野角の制御を行うためにレンチキュラー層と拡散層とを組み合わせて用いている。しかしながら、本発明により拡散層を完全に省略できる訳でもない為、拡散層は光の吸収によるスクリーンゲインの低下、白色散乱の増加による、S/N比の低下を伴うという問題がある。
【0005】
また、2層のレンチキュラー層を、それぞれのシリンドリカルレンズの長さ方向が直交するように積層して用いたり、ひとつの基材層の両面に、シリンドリカルレンズをそれぞれ複数配列する際に、それぞれのシリンドリカルレンズの長さ方向が直交するように設けることにより、水平方向および垂直方向の視野角の制御を行う方法も考えられるが、シリンドリカルレンズを構成する材料が実質的に2倍となり、また微細なレンズの加工も2回行う必要があるため、材料コスト、加工コストが高くなるという問題がある。
【0006】
さらに、例えば特開平9−311203号公報に開示されているように、同一平面上に2組のレンチキュラーレンズを直交するように配設した構造のスクリーンでは、2組のレンチキュラーレンズが互いにオーバーラップする構造となるため、一方のレンチキュラーレンズの形状を変えると、それにつれて他方のレンチキュラーレンズの光学特性が変化してしまい、完全独立では視野角の制御を行うことができない。このため、その視野角の制御範囲が制限され、実用上好ましくない。
また、マイクロレンズアレイのように、垂直方向と水平方向の両方に配光角度を付与することができる個々の独立した複雑な加工が必要となり、面積の拡大や微細化が困難であり、また生産性が低いことから、やはりコストの上昇は避けられない。
【0007】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、光の吸収が少なく、利得(スクリーンゲイン)の低下が少なく、白色散乱を制御することができる透過型スクリーンを提供することを目的とする。
さらに、材料コスト、加工コストなどが安価な透過型スクリーンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、複数本のシリンドリカルレンズが基材層上に隙間をおいて平行に配列されてなる第1のレンズアレイと、複数本のシリンドリカルレンズが前記第1のレンズアレイの長さ方向と交差する方向に長さ方向を揃えて前記隙間に配列されてなる第2のレンズアレイとが同一面上に設けられたレンズアレイ層を備え、前記第2のレンズアレイの複数本のシンドリカルレンズは、前記基材上であって、前記第1のレンズアレイの互いに離隔されたシンドリカルレンズ間の前記隙間に形成され、第1のレンズアレイと第2のレンズアレイとによって、レンズアレイ層を透過する光線について、垂直方向と水平方向の両方の配光特性を、互いに関連することなく独立してコントロールできることを特徴とするレンズアレイシートを提供する。
本発明のレンズアレイシートにおいて、前記第1のレンズアレイの谷部と前記第2のレンズアレイの谷部とを一致させて配置してよい。
また、レンズアレイの結像面側に、光線が透過した部分が遮光された遮光層を備えた構成としてよい。
さらに本発明のレンズアレイシートにおいて、少なくとも前記第1のレンズアレイのシリンドリカルレンズの断面が非球面形状として構成してよい。
また、前記レンズアレイ層が基材層の一方の面側に設けられ、かつ該レンズアレイ層が放射線硬化型樹脂からなる構成としてよい。
また、本発明は、複数本のシリンドリカルレンズが並列した組が隙間をおいて平行に配列されてなる第1のレンズアレイと、複数本のシリンドリカルレンズが前記第1のレンズアレイの長さ方向と交差する方向に長さ方向を揃えて前記隙間に配列されてなる第2のレンズアレイとが同一面上に設けられたレンズアレイ層を備えていることを特徴とするレンズアレイシートを提供する。
【0009】
また本発明は、前記のレンズアレイシートを有していることを特徴とする透過型スクリーンを提供する。
さらに本発明の透過型スクリーンは、前記レンズアレイシートと、フレネルレンズとを有する構造とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
図1ないし図3は、本発明に係るレンズアレイシートの一実施形態を示すものであって、図1はレンズアレイシートの斜視図、図2は断面図、図3は後述する本発明に係る実施例において試作したレンズアレイシートの要部拡大断面図である。
このレンズアレイシート1は、透光性材料からなるシート状の基材層2と、該基材層2の一方の面側に設けられたレンズアレイ層3とから構成されている。本発明の特徴は、このレンズアレイ層3の構造にある。
【0011】
前記レンズアレイ層3は、複数本のシリンドリカルレンズ4が隙間をおいて平行に配列されてなる第1のレンズアレイ5と、複数本のシリンドリカルレンズ6が前記第1のレンズアレイ5の長さ方向と交差する方向に、好ましくは直交する方向に、長さ方向を揃えて前記隙間に配列されてなる第2のレンズアレイ7とが基材層2の同一面上に設けられた構成になっている。
【0012】
このレンズアレイ層3が形成された基材層2の反対側の面、すなわちレンズアレイの結像面側には、遮光層11が設けられている。この遮光層11は、入射光12がレンズアレイ層3を透過し、結像面側から射出する際に、射出光13を通すための多数の遮光層開口部10とそれらの周囲に設けられた遮光材料、例えばカーボンブラックの薄膜などからなる遮光層遮光部9とからなっている。
【0013】
第1のレンズアレイ5及び第2のレンズアレイ7を構成する2種類のシリンドリカルレンズ4,6は断面形状が球面だけではなく、楕円面、放物面や高次項曲面を含むいわゆる非球面形状(図3のシリンドリカルレンズ4参照)のものなども用いることができる。このように非球面形状のレンズを用いると結像時の収差を小さくすることができ、入射する光線を精細化することができる。
【0014】
レンズアレイ層3の材料としてはガラス、プラスチックなどの透明な材料であって、光学用部材に使用するものを特に制限無く用いることができ、生産効率などを考慮するとプラスチックを用いることが望ましい。
プラスチックとしては、例えばポリメタクリル酸メチルなどのアクリル系樹脂、ポリカーボネイト、アクリル−スチレン共重合体、スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニルなどを例示することができる。
また、ファインピッチな微細な加工を行うことができるため、レンズアレイ層3の材料としては、紫外線硬化型樹脂や電子線硬化型樹脂などの放射線硬化型樹脂を用いることが好ましい。
【0015】
放射線硬化型樹脂としては、例えばウレタン(メタ)アクリレートおよび/またはエポキシ(メタ)アクリレートオリゴマーに反応希釈液、光重合開始剤、光増感剤などが添加された組成物を用いることができる。ウレタン(メタ)オリゴマーとしては、特に限定するものではないが、例えばエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートジオール、ポリテトラメチレングリコールなどのポリオール類と、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシレンイソシアネートなどのポリイソシアネート類とを反応させて得ることができる。エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、特に限定されるものではないが、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラジック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型プロピレンオキサイド付加物の末端グリシジルエーテル、フルオレンエポキシ樹脂などのエポキシ樹脂類と、(メタ)アクリル酸とを反応させて得ることができる。
【0016】
レンズアレイ層3は、例えば以下のようにして製造することができる。プラスチックからなる基材層2上に、放射線硬化型樹脂を未硬化の状態で塗布し、その表面に成型用スタンパを押しつけて型押しするとともに、所定の放射線を照射して硬化させることにより、レンズアレイ層3を成型する。
【0017】
前記成型用のスタンパは、例えば以下のようにしてレンズ層を形成することができる。すなわち、従来のレンチキュラー用の成型用スタンパの製造においては、例えば表面が銅などからなる円筒状のシリンダの表面に、刃先の形状が円形となっている切削バイトを用いて、このシリンダの円周方向に沿って切り込みを形成する。この切り込みを平行に複数形成すると、レンチキュラー用のスタンパを得ることができる。さらに、この円周方向の切り込みと交差する方向に、好ましくは直交方向に、同様にして切り込みを複数平行に形成すると、本発明の特徴部分であるレンズアレイ層3の製造に使用し得る成型用スタンパを得ることができる。
【0018】
従って、本発明の特徴部分であるレンズアレイ層3製造用の成型用スタンパは、従来の技術を利用して容易に製造することができ、生産性が良好なものである。このように、このレンズアレイシート1は、従来レンチキュラーレンズシートの製造などに用いられている方法と同様の方法によって製造することができる。
【0019】
レンズアレイ層3となる感光性樹脂層と、遮光層11は、以下のようにして製造することができる。実際に透過型スクリーンとして使用する状態と同様にしてフレネルレンズを平行に配置し、このフレネルレンズを介してレンズアレイシートのレンズ層側から光線を照射すると、レンズアレイ層3を透過して露光された部分の感光性樹脂層が変成し、粘着性が消失する。そして、この感光性樹脂層にブラックカーボンなどを含む黒色の転写層を備えた転写フィルムを押しつけると、粘着性がある未露光の部分に選択的に転写層が転移し、遮光層11が形成される。
【0020】
この場合、シリンドリカルレンズによって光線が集光することによるストライプ状の第1の結像パターンと、この第1の結像パターンと直交するストライプ状の第2の結像パターンとから梯子状の結像パターンが形成される。すなわち、レンズ層側から照射された光線は、第1のレンズアレイと第2のレンズアレイによって、垂直方向と水平方向の両方の視野角が一度に制御される。
【0021】
遮光層11は光線が透過しない部分を遮光するために設けられているものである。よって、この結像パターンに従って複数の遮光部が規則性を持って垂直、および水平方向にそれぞれ配列した形状となる。
そして、この遮光層上に、必要に応じて粘着剤層、拡散層、およびハードコート層などを設けることにより、レンズアレイシートとすることができる。
【0022】
このように、このレンズアレイシート1においては、第1のレンズアレイ5と第2のレンズアレイ7によって、レンズアレイ層3を透過する光線について、垂直方向と水平方向の両方の配光特性(視野角)を制御することができる。
従って、二層のレンズアレイ層を用いたり、基材層の両面にレンズ層を形成する場合と比較して、材料コスト、加工コストを低く抑えることができる。
【0023】
また、拡散層を簡略化して、拡散層における光の吸収や利得の低下を少なくすることができる。その結果、拡散層によって引き起こされる白色散乱現象を制御し、高いS/N比を実現することができる。
なお、本発明のレンズアレイシート1の各層の厚さ、レンズアレイ層3のピッチなどは特に限定されず、用途などに応じて適宜変更可能である。
【0024】
図4は、本発明に係るレンズアレイシートの別の実施形態を示す図である。本実施形態のレンズアレイシートは、複数本のシリンドリカルレンズ4が並列した組が隙間をおいて平行に配列されてなる第1のレンズアレイと、複数本のシリンドリカルレンズ7が前記第1のレンズアレイの長さ方向と交差する方向に長さ方向を揃えて前記隙間に配列されてなる第2のレンズアレイとが同一面上に設けられたレンズアレイ層を備えている。本実施形態によるレンズアレイシートは、上述した一実施形態によるレンズアレイシートと同様の効果を得ることができる。
【0025】
【実施例】
以下、実施例により本発明の効果を述べる。
本実施例において、図3に示すレンズアレイシート1のa〜gの各設計パラメータを以下のように決定し、その効果の検証実験を行った。
【0026】
[設計パラメータ]
レンズアレイ層3の基材層において、その材料はポリエチレンテレフタレートとし、その厚さdは0.125mmとした。
レンズアレイ層3のシリンドリカルレンズ4において、その材料はUV感光性樹脂とし、レンズ間隔aは0.252mm、突出高さbは0.08mm、レンズの幅cは0.168mmで楕円面を基準とし、高次項を加えた非球面形状とした。第2のレンズアレイのシリンドリカルレンズ6は、レンズ間隔eが0.04079mm、突出高さgが0.008mm、曲率半径fが0.03mmの断面半球面状とした。
感光性樹脂層には、厚さ20ミクロンのクロマリンフィルム(商品名:デュポン社製)を用いた。
このレンズアレイシート1のレンズ形成面に対して、1から5°程度にコリメートされた平行光を照射して感光層のパターニングを行い、厚さ2ミクロンの墨箔(カーボンブラックの転写箔)を転写して遮光層11としたところ、レンズアレイを構成するシリンドリカルレンズに対応した開口を持つ遮光層11を得ることができた。
【0027】
このようにして得たレンズアレイシート1を、第1のレンズアレイ5を水平方向の光拡散に用い、第2のレンズアレイ7に応じた視野角を個別に得られることが確認できた。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズアレイシートは、レンズアレイ層を透過する光線について、垂直方向と水平方向の両方の配光特性(視野角)を、第1および第2レンズそれぞれのレンズ形状を適宜変えることにより、互いに関連することなく、完全に独立してコントロールすることができる。このことはスクリーンの光学特性を能動的に制御可能であることを示しており、開発期間の短縮、費用削減に大きな効果を有する。
また、一枚のレンズシートで垂直方向と水平方向に独立した視野角を自在に設定することができるため、1)加工に係るコストを著しく低減させつつ、2)拡散材の量
(効果)を、既存の手持ちの材料に合わせて設定できるため、材料の開発/調合が不要であり、3)光線の吸収(光量ロス)を最低限度に押さえることができるため、容易に明るいスクリーンを得ることができる、などの効果がある。
また、拡散材を従来のスクリーンと比べて減ずることが可能なため、外光の反射散乱を抑え、透明度が上がるため遮光層の光吸収作用を増加させることとなり、従来にないS/N比の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレンズアレイシートの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 レンズアレイシートの概略断面図である。
【図3】 レンズアレイシートの要部拡大断面図である。
【図4】 本発明に係るレンズアレイシートの別の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レンズアレイシート
2 基材層
3 レンズアレイ層
4,6 シリンドリカルレンズ
5 第1のレンズアレイ
7 第2のレンズアレイ
11 遮光層

Claims (8)

  1. 複数本のシリンドリカルレンズが基材層上に隙間をおいて平行に配列されてなる第1のレンズアレイと、複数本のシリンドリカルレンズが前記第1のレンズアレイの長さ方向と交差する方向に長さ方向を揃えて前記隙間に配列されてなる第2のレンズアレイとが同一面上に設けられたレンズアレイ層を備え、前記第2のレンズアレイの複数本のシンドリカルレンズは、前記基材上であって、前記第1のレンズアレイの互いに離隔されたシンドリカルレンズ間の前記隙間に形成され
    第1のレンズアレイと第2のレンズアレイとによって、レンズアレイ層を透過する光線について、垂直方向と水平方向の両方の配光特性を、互いに関連することなく独立してコントロールできることを特徴とするレンズアレイシート。
  2. 前記第1のレンズアレイの谷部と前記第2のレンズアレイの谷部とを一致させて配置したことを特徴とする請求項1に記載のレンズアレイシート。
  3. レンズアレイの結像面側に、光線が透過した部分が遮光された遮光層を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズアレイシート。
  4. 少なくとも前記第1のレンズアレイのシリンドリカルレンズの断面が非球面形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズアレイシート。
  5. 前記レンズアレイ層が基材の一方の面側に設けられ、かつ該レンズアレイ層が放射線硬化型樹脂からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズアレイシート。
  6. 複数本のシリンドリカルレンズが並列した組が隙間をおいて平行に配列されてなる第1のレンズアレイと、複数本のシリンドリカルレンズが前記第1のレンズアレイの長さ方向と交差する方向に長さ方向を揃えて前記隙間に配列されてなる第2のレンズアレイとが同一面上に設けられたレンズアレイ層を備えていることを特徴とするレンズアレイシート。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンズアレイシートを有していることを特徴とする透過型スクリーン。
  8. 前記レンズアレイシートと、フレネルレンズとを有することを特徴とする請求項7に記載の透過型スクリーン。
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