JP4077211B2 - 微細酸化ネオジムの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は微細な酸化ネオジムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
酸化ネオジム(Nd2O3)は、それの持つ特異な光吸収能や電気特性などを利用し、ガラス用紫着色剤、レーザー用材料、セラミック電気材料や永久磁石などに使用されている。また、近年ではこの化合物の持つ吸収位置(波長)が、CRTやPDP(プラズマディスプレー)のようなディスプレーのG(グリーン)とR(赤)の蛍光体の発光スペクトルの分離を良くすることが知られており、また他のフラットパネルディスプレー、例えば、LCD(液晶)、FED(フィールドエミッションディスプレー) 、有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレーへニュートラルグレー用として応用可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、酸化ネオジムは、塩化希土溶液から溶媒抽出法により濃縮したネオジム分をシュウ酸塩にし、これを酸素雰囲気中、1000℃で焼成して製造されるために、粉砕後の粒子径は数μmと大きめで、更に微細な粒子は得られていなかった。従って、このような粒子径の大きい酸化ネオジムをフィルムに塗布して透過色を見ると、入射光はかなり遮蔽され、透過色を利用するような用途には使用できなかった。
【0004】
透過色を測ると酸化ネオジムは特異な分光カーブを示し、580nm付近に比較的強い吸収を示す。この吸収が、例えばCRTやPDPのようなディスプレーのG(グリーン)とR(赤)の蛍光体の発光スペクトルの分離を良くし、画面全体のコントラストを上げることが知られており、この特性を利用して酸化ネオジムは他のフラットパネルディスプレー、例えば、LCD、FED、有機ELディスプレー等への応用も可能である。
【0005】
しかし、そのためには酸化ネオジムは光透過率が良いことが必要であり、微細な粒子径のものが求められていた。また、酸化ネオジムは微粒子化することにより、他の成分と混合した時の反応性が向上するため、より低温焼成で組成の均一性が得られることから、ガラス用着色剤、セラミック用材料や電気材料用などに使用が可能である。
【0006】
本発明はこうした状況を考慮してなされたものであり、本発明の目的は、従来にない微細な粒子径の酸化ネオジムを提供することである。
本発明者らは、上記目的を達成すべく種々検討した結果、酸化ネオジムを湿式法により合成し、析出条件、熟成条件を調整することにより、従来にない微細な酸化ネオジム粒子が得られることを見出し本発明を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ネオジム塩の溶液とアルカリ溶液とを同時に沈澱媒体に滴下し、ネオ ジム塩の溶液とアルカリ溶液を同時に沈澱媒体に滴下するときの沈澱媒体のpHを7〜10の範囲とし、生成沈澱を加熱熟成させ、乾燥および粉砕し、酸化ネオジムを平均粒子径が0.2μm以下、BET比表面積が20m 2 /g以上とすることを特徴とする微細酸化ネオジムの製造方法が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明を更に詳細に説明する。
本発明の微細酸化ネオジム(ネオジム)は、ネオジム塩の溶液とアルカリ溶液を沈澱媒体に同時に滴下させ、生成沈澱を加熱熟成することによって得ることができる。
本発明で微細酸化ネオジムの製造に使用する原材料としては、市販のネオジム塩、例えば、塩化物、硝酸塩、炭酸塩、シュウ酸塩などが使用可能であり、これらのネオジム塩は水に溶解して使用される。また、酸化ネオジムを各種無機酸に溶解して使用することも可能である。いずれの場合も完全に溶解していれば全く問題なく使用でき、原材料の純分は99%程度のものであれば、充分使用可能である。中和用に用いるアルカリ溶液としては、例えば、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、重曹、アンモニアなどの通常用いるアルカリの水溶液を使用することができる。また、沈澱媒体としては、通常、水が使用される。
【0009】
微細な酸化ネオジムを得るには、まず、上記のようにネオジム塩あるいは酸化ネオジムを水または無機酸に溶解し、7〜15重量%程度に希釈したネオジム塩溶液とアルカリ溶液を、沈澱媒体の水中に同時に滴下し、含水酸化ネオジムを析出させる。合成規模にもよるが、通常30分〜1時間程度で両溶液を滴下させる。
含水酸化ネオジム析出時の沈澱媒体のpHは、7〜10とする。pHが高すぎると析出物が凝集気味になり、低いと得られた微細酸化ネオジム粉のテキスチャーが悪くなる傾向にある。また、析出の温度は40〜100℃の範囲が好ましいが、更に好ましくは40〜90℃の範囲である。室温付近だと得られた微細酸化ネオジム粉のテキスチャーが悪くなり、分散し難く不透明になる。しかし、いずれの場合も次に述べる加熱熟成により得られた微細酸化ネオジム粉のテキスチャーは改善される傾向にある。
【0010】
次に、上記のようにして析出させた含水酸化ネオジムスラリー溶液を加熱し、含水酸化ネオジムを熟成することにより、これを完全にネオジム酸化物として結晶化させ、微細な粒子とすることができる。この際の熟成温度は50〜100℃の範囲が好ましく、熟成温度が低すぎると得られた微細酸化ネオジム粉のテキスチャーが悪くなる。熟成時間は1時間程度で充分であり、長すぎるとエネルギーの無駄使いとなる。
【0011】
このようにして合成した微細な酸化ネオジムは、副生した塩類を除去するためデカンテーション等により、水洗水の電導度が300μs/cm以下になるまで充分に水洗を行う。水洗後、微細な酸化ネオジムの粉末スラリーを濾過し、ケーキ状態で、例えば、120℃で12時間程度乾燥する。このようにして得られた酸化ネオジム粒子は、乳鉢、ポットミル、その他の通常の粉砕手段で粉砕し、目的とする微粒子、すなわち、平均粒子径が0.2μm以下、さらに好ましくは0.1μm以下で、BET比表面積が20m2/g以上の微細酸化ネオジムを得ることができる。
得られた酸化ネオジム微粉末は、更に熱処理により結晶性を向上させることができるが、熱処理温度が300℃以上では明らかに不透明となり、目的とする光透過性に優れた微細な酸化ネオジムが得られなくなるので、注意が必要である。
【0012】
【実施例】
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。尚、以下の文中の「部」は特に断りのない限り重量基準である。また、酸化ネオジムの平均粒子径は、遠心沈降法粒度分布測定装置を用いて測定した値である。
【0013】
実施例1
市販の酸化ネオジム78.5部を濃硝酸約110部に溶解させ、この溶液に水500部を加えて薄めた硝酸ネオジム溶液と、沈澱中和用アルカリとして苛性ソーダ57部を600部の水に溶解したアルカリ溶液をそれぞれ調整し、これらの溶液を予め用意した沈澱析出用水1700部に同時に滴下した。この際の沈澱pHは8.0、沈澱析出温度は25℃であった。上記の両溶液の滴下開始と同時に薄い白っぽいピンク色の沈澱が生成し、時間と共にピンク色が濃くなっていく。約40分で滴下を終了した。滴下終了後、80℃で1時間熟成を行った。
【0014】
熟成後、得られた沈澱をデカンテーションにより、上澄み水の電導度が300μs/cm以下になるまで繰り返し水洗を行った。その後ろ過して得られた酸化ネオジムのケーキを120℃にて12時間乾燥し、得られた乾燥粉をポットミルで粉砕して微細な酸化ネオジムを得た。このものはやや濃いピンク色をしており、平均粒子径は0.1μm、BET比表面積は22m2/gで、分散性はまずまずであった。
得られた酸化ネオジムの光透過特性をみるために、これをメラミン・アルキッド樹脂に30PHRとなる割合で分散させ、透明な100μm厚のPETフィルムに約1 0μmの厚みで塗布し、透過性、分光特性の評価を目視及び波長400〜700nmの分光透過率曲線を測定することにより行った。
その結果、目視の透過性はかなり良好で後ろが透けて見え、分光透過率曲線の透過率は平均で約70%であり、580nmの吸収は比較的強かった。
【0015】
実施例2
沈澱析出温度を50℃に、熟成温度を80℃にした以外は実施例1と同様にして微細酸化ネオジム粉末を得た。得られた微粉末は、平均粒子径が0.08μm、BET比表面積は31m2/gで、やや濃いピンク色をしており、分散性は良好で実施例1と同様の展色試験による透過性は良好であり、分光透過率曲線の透過率は平均で90%程度まで上昇した。
市販品(平均粒子径2.5μm)と比較した分光透過率曲線と粒度分布図を図1および図2に示す。尚、粒度分布は遠心沈降法による粒度分布測定装置を用いて測定したが、通常の手順に従い試料を予め前分散させて測定に供した。
【0016】
実施例3
沈澱析出温度を50℃、沈澱pHを10.5、熟成温度を80℃にした以外は実施例1と同様にして微粒子酸化ネオジム粉末を得た。得られた微粉末は、平均粒子径が0.09μm、BET比表面積は26m2/gで、乾燥直後の状態はやや固めの状態で、他の実施例のものより濃いピンク色をしていた。分散性はまずまずで、実施例1と同様の展色試験による透過性も比較的良好であり、分光透過率曲線の透過率は平均で80%程度であった。また、580nmの吸収は比較的強かった。
【0017】
実施例4
酸化ネオジムの硝酸溶液を塩化ネオジムの水溶液に代えた以外は実施例2と同様にして微細酸化ネオジムを作製した。このものの平均粒子径、BET比表面積、色、分散性、透過性および580nmの吸収は、実施例2の微細酸化ネオジムと同じであった。
【0018】
【発明の効果】
以上の本発明により、酸化ネオジムには微細化によって透明性が付与され、微細酸化ネオジムは、従来の酸化ネオジムにはない、高透過率で、580nm付近の波長に比較的強い吸収を示す透過スペクトルを示し、これらの特性によって微細酸化ネオジムは種々の用途への応用が可能となった。
より具体的には、微細酸化ネオジムは、その透過スペクトルにおける580nm付近の比較的強い吸収を利用して、例えばCRTやPDPなどのディスプレーのG(グリーン)とR(赤)の蛍光体の発光スペクトルの分離を良くし、画面全体のコントラストを上げるために使用することができる。また、上記特性を利用してLCD、FED、有機ELなどのフラットパネルディスプレーへ、ニュートラルグレー用としても応用が可能である。また微粒子化することにより、他の成分と混合した時の反応性が上昇するため、より低温焼成で組成の均一性が得られ易く、ガラス用着色剤、セラミック用材料、電気材料用などにも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例2の微細酸化ネオジムと市販の酸化ネオジムの透過スペクトルを示す。
【図2】 実施例2の微細酸化ネオジムと市販の酸化ネオジムの粒度分布を示す。
Claims (2)
- ネオジム塩の溶液とアルカリ溶液とを同時に沈澱媒体に滴下し、ネオジム塩の溶液とアルカリ溶液を同時に沈澱媒体に滴下するときの沈澱媒体のpHを7〜10の範囲とし、生成沈澱を加熱熟成させ、乾燥および粉砕し、酸化ネオジムを平均粒子径が0.2μm以下、BET比表面積が20m 2 /g以上とすることを特徴とする微細酸化ネオジムの製造方法。
- 加熱熟成温度が50〜100℃の範囲にある請求項1に記載の微細酸化ネオジムの製造方法。
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