JP4076753B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気調和装置、特に熱源機1台に対して複数台の室内機を接続する多室型ヒートポンプ空気調和装置で、各室内機毎に冷暖房を選択的に行なうことができ、冷房を行なう室内機と、暖房を行なう室内機とを同時に運転することができる空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は、例えば特開平4−335967号公報に示された従来の空気調和装置の全体構成を示す冷媒回路図である。この図において、Aは熱源機、B、C、Dは後述するように互いに並列接続された複数台の室内機で、それぞれ同じ構成とされている。Eは熱源機Aと室内機B、C、Dとを接続する中継機で、構成については後述する。
【0003】
図11において、熱源機Aは以下に述べる各構成要素によって構成されている。即ち、1は圧縮機、2は圧縮機1に接続され、冷媒の流通方向を切り換える四方切換弁、3は熱源機側熱交換器、4は四方切換弁2と圧縮機1との間に接続されたアキュムレータ、32は熱源機側熱交換器3と後述する第2の接続配管7との間に設けられた第3の逆止弁であり、熱源機側熱交換器3から第2の接続配管7の方向へのみ冷媒流通を許容する。33は四方切換弁2と後述する第1の接続配管6との間に設けられた第4の逆止弁であり、第1の接続配管6から四方切換弁2の方向へのみ冷媒流通を許容する。34は四方切換弁2と第2の接続配管7との間に設けられた第5の逆止弁であり、四方切換弁2から第2の接続配管7の方向へのみ冷媒流通を許容する。35は熱源機側熱交換器3と第1の接続配管6との間に設けられた第6の逆止弁であり、第1の接続配管6から熱源機側熱交換器3の方向へのみ冷媒流通を許容する。
【0004】
また、室内機B、C、Dは、それぞれ室内側熱交換器5と、各室内側熱交換器5に近接して室内側熱交換器5に直列接続された第1の流量制御装置9とで構成されている。なお、第1の流量制御装置9は、冷房時は室内側熱交換器5の出口側の過熱度により、暖房時は同じく出口側の過冷却度により開閉状態が制御されるようにされている。更に、中継機Eは四方切換弁2と接続された太い第1の接続配管6及び熱源機側熱交換器3と接続され、第1の接続配管6より細い第2の接続配管7によって熱源機Aと接続され、室内機B、C、Dの室内側熱交換器5と接続された室内機側の第1の接続配管6b、6c、6d及び室内機B、C、Dの第1の流量制御装置9に接続された室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dによって各室内機B、C、Dと接続されると共に、以下に述べるような内部構成を有する。
【0005】
即ち、10は室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dを、第1の接続配管6または第2の接続配管7に選択的に接続する第1の分岐部で、一端が室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dにそれぞれ接続され、他端が一括接続されて第1の接続配管6に接続された3個の第1の弁装置8aと、一端が室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dにそれぞれ接続され、他端が一括接続されて第2の接続配管7に接続された3個の第2の弁装置8bとから構成され、第1の弁装置8aを開路、第2の弁装置8bを閉路することにより、室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dを第1の接続配管6に接続し、また、第1の弁装置8aを閉路、第2の弁装置8bを開路することにより、室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dを第2の接続配管7に接続するものである。
【0006】
11は室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dの会合部17Aを有する第2の分岐部、12は第2の接続配管7の途中に設けられた気液分離装置で、その気相部は、第2の接続配管7を経て第2の弁装置8bに接続され、その液相部は第2の分岐部11に接続されている。13は気液分離装置12と第2の分岐部11との間に接続された開閉自在な第2の流量制御装置、14は第2の分岐部11と上記第1の接続配管6を結ぶバイパス配管、15はバイパス配管14の途中に設けられた第3の流量制御装置、16b、16c、16dは第2の分岐部11内でバイパス配管14の第3の流量制御装置15の下流部分と各室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dとの間でそれぞれ熱交換を行なう第3の熱交換部である。
【0007】
16aはバイパス配管14の第3の流量制御装置15の下流で第3の熱交換部16b、16c、16dの更に下流部分と各室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dの会合部17Aとの間で熱交換を行なう第2の熱交換部、19はバイパス配管14の第2の熱交換部16aより更に下流部分と、気液分離装置12及び第2の流量制御装置13を接続する配管との間で熱交換を行なう第1の熱交換部、27は第2の分岐部11と第1の接続配管6との間に接続された開閉自在な第4の流量制御装置である。
中継機Eは上述した第1の分岐部10、第2の分岐部11、気液分離装置12、第2、第3、第4の流量制御装置13、15、27、第1、第2、第3の熱交換部19、16a、16b、16c、16d、及びバイパス配管14等を内蔵するものである。
【0008】
このように構成された従来の空気調和装置によって、大きく分けて3つの形態の運転が行なわれる。即ち、複数台の室内機の総てで冷房運転を行なう場合と、複数台の室内機の総てで暖房運転を行なう場合と、複数台の室内機のうち一部は冷房運転を行ない、他の一部は暖房運転を行なう場合(冷暖房同時運転)とである。
【0009】
まず、図12の運転動作状態を示す説明図にて、上述した運転の形態のうち冷房運転のみの場合について説明する。図12に冷媒の流れを実線矢印で示すように、圧縮機1より吐出された高温高圧の冷媒ガスは四方切換弁2を通り、熱源機側熱交換器3で熱交換して凝縮された後、第3の逆止弁32、第2の接続配管7を通り、中継機Eへ流入する。中継機Eへ流入した冷媒は気液分離装置12、第2の流量制御装置13の順に通り、第2の分岐部11へ流入する。
第2の分岐部11へ流入した冷媒は、会合部17Aで室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dに分流すると共に、各室内機B、C、Dに流入し、各室内側熱交換器5の出口の過熱度により制御される第1の流量制御装置9により低圧まで減圧された後、室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して蒸発しガス化され室内を冷房する。そして、ガス状態となった冷媒は、室内機側の第1の接続配管6b、6c、6d、第1の分岐部10の第1の弁装置8aを通り、第1の接続配管6、第4の逆止弁33、四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される循環サイクルを構成し、冷房運転を行なう。この時、第1の弁装置8aは開路、第2の弁装置8bは閉路されている。
【0010】
また、この時、第1の接続配管6は低圧、第2の接続配管7は高圧のため必然的に第3の逆止弁32、第4の逆止弁33へ冷媒が流通する。
また、このサイクルの時、第2の流量制御装置13を通過した冷媒の一部がバイパス配管14へ入り、第3の流量制御装置15で低圧まで減圧されて、第3の熱交換部16b、16c、16dで各室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dとの間で熱交換を行ない、更に、第2の熱交換部16aで第2の分岐部11の各室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dの会合部17Aとの間で熱交換を行ない、更にまた、第1の熱交換部19で第2の流量制御装置13に流入する冷媒との間で熱交換を行ない蒸発した冷媒は、第1の接続配管6へ入り、第4の逆止弁33、四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される。
一方、第1及び第2並びに第3の熱交換部19、16a、16b、16c、16dで熱交換し、冷却されて過冷却度を十分につけられた上記第2の分岐部11の冷媒は冷房しようとしている室内機B、C、Dへ流入する。
【0011】
次に、図12を用いて暖房運転のみの場合について説明する。この場合は、四方切換弁2が切り換えられ、冷媒の流れが図12に破線矢印で示すようになる。即ち、圧縮機1より吐出された高温高圧の冷媒ガスは四方切換弁2を通り、第5の逆止弁34、第2の接続配管7を通り、中継機Eへ流入する。中継機Eへ流入した冷媒は、気液分離装置12、第2の接続配管7を経て第1の分岐部10に流入する。第1の分岐部10に流入した冷媒は、第2の弁装置8b、室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dを通り、各室内機B、C、Dに流入し、室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して凝縮液化し、室内を暖房する。そして、液状態となった冷媒は、各室内側熱交換器5の出口の過冷却度により制御される第1の流量制御装置9を通り、室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dから第2の分岐部11に流入して会合部17Aで合流し、更に第4の流量制御装置27を通り、第1の流量制御装置9または第4の流量制御装置27のどちらか一方で低圧の気液二相状態まで減圧される。そして、低圧まで減圧された冷媒は、第1の接続配管6に至る。
【0012】
また、室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dから会合部17Aで合流した冷媒の一部は、バイパス配管14に流入し、第3の流量制御装置15で減圧された後、第3の熱交換部16b、16c、16d、第2の熱交換部16a、第1の熱交換部19を経て第1の接続配管6に至り、上述した第4の流量制御装置27からの冷媒と合流し、第6の逆止弁35、熱源機側熱交換器3に流入し熱交換して蒸発しガス状態となった冷媒は、四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される循環サイクルを構成し、暖房運転を行なう。この時、第1の弁装置8aは閉路、第2の弁装置8bは開路されている。また、第1の接続配管6は低圧、第2の接続配管7は高圧のため必然的に第5の逆止弁34、第6の逆止弁35へ冷媒が流通する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気調和装置は以上のように構成され、室内機側への冷媒流路が常に流通した状態にあるため、室内機側で配管等の亀裂や配管接続部の緩みが生じた場合には、運転中あるいは停止中あるいはサーモOFF中に関わらず、冷媒回路内の冷媒が全て室内側に漏洩してしまい、それが小さな居住空間であった場合には、冷媒による窒息の危険性があるという問題点があった。
【0014】
この発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、室内機側で配管等の亀裂や配管接続部の緩みがあった場合でも、室内機側への冷媒の漏洩を防ぐことができる空気調和装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る空気調和装置は、圧縮機と、この圧縮機から吐出された冷媒の流路を切り換える四方切換弁と、この四方切換弁に接続された熱源機側熱交換器とを有する1台の熱源機、室内側熱交換器と、これに接続された流量制御装置とを有する複数台の室内機、及び上記熱源機と各室内機とを第1及び第2の接続配管を介して接続すると共に、上記各室内側熱交換器の一方の端部を上記第1及び第2の接続配管に切り換え可能に接続する弁装置を有する第1の分岐部と、上記各室内側熱交換器の他方の端部にそれぞれ接続された弁装置と、この弁装置にそれぞれ接続された逆止弁を介して上記各室内側熱交換器の他方の端部を上記第2の接続配管に接続し得るようにされた第2の分岐部とを有する中継機並びに上記室内機の流量制御装置と上記第1の分岐部の弁装置と上記各室内側熱交換器の他方の端部にそれぞれ接続された弁装置の開閉を制御する弁装置制御部を備え、上記弁装置制御部は外部信号受信部を経て与えられる冷媒回路の冷媒漏れを検知した検知信号によって制御されるものである。
【0016】
この発明に係る空気調和装置は、また、第1の分岐部の弁装置が、各室内側熱交換器の一方の端部にそれぞれ並列的に接続された2つの弁を有し、一方の弁は第1の接続配管に接続され、他方の弁は第2の接続配管に接続されているものである。
【0020】
この発明に係る空気調和装置は、また、室内機が運転を停止あるいはサーモOFFする時、弁装置制御部は、冷媒の流通方向に対して上流側に位置する弁装置を閉路し、所定時間経過後に下流側に位置する弁装置を閉路するようにしたものである。
【0021】
この発明に係る空気調和装置は、また、冷房運転時における運転停止あるいはサーモOFF時には、上流側に位置する弁装置が、各室内側熱交換器の他方の端部にそれぞれ接続された弁装置であり、下流側に位置する弁装置が、流量制御装置及び第1の分岐部の弁装置とされるものである。
【0022】
この発明に係る空気調和装置は、また、暖房運転時における運転停止あるいはサーモOFF時には、上流側に位置する弁装置が、第1の分岐部の弁装置であり、下流側に位置する弁装置が、各室内側熱交換器の他方の端部にそれぞれ接続された流量制御装置及び弁装置とされるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて詳細に説明する。
図1は、実施の形態1による空気調和装置の全体構成を示す冷媒回路図である。なお、図1では熱源機1台に室内機3台、中継機1台を接続した場合について説明するが、4台以上の室内機、及び2台以上の中継機を接続した場合でも同様の効果が期待できることは云うまでもない。
【0024】
図1において、Aは熱源機、B、C、Dは後述するように互いに並列接続された室内機で、それぞれ同じ構成とされている。Eは熱源機Aと室内機B、C、Dとを接続する中継機で、構成については後述する。
熱源機Aは以下に述べる各構成要素によって構成されている。即ち、1は圧縮機、2は圧縮機1に接続され、冷媒の流通方向を切り換える四方切換弁、3は熱源機側熱交換器、4は四方切換弁2と圧縮機1との間に接続されたアキュムレータ、32は熱源機側熱交換器3と後述する第2の接続配管7との間に設けられた第3の逆止弁であり、熱源機側熱交換器3から第2の接続配管7の方向へのみ冷媒流通を許容する。
33は四方切換弁2と後述する第1の接続配管6との間に設けられた第4の逆止弁であり、第1の接続配管6から四方切換弁2の方向へのみ冷媒流通を許容する。34は四方切換弁2と第2の接続配管7との間に設けられた第5の逆止弁であり、四方切換弁2から第2の接続配管7の方向へのみ冷媒流通を許容する。 35は熱源機側熱交換器3と第1の接続配管6との間に設けられた第6の逆止弁であり、第1の接続配管6から熱源機側熱交換器3の方向へのみ冷媒流通を許容する。
【0025】
また、室内機B、C、Dは、それぞれ室内側熱交換器5と、各室内側熱交換器5に近接して室内側熱交換器5に直列接続された第1の流量制御装置9とで構成されている。なお、第1の流量制御装置9は、冷房時は室内側熱交換器5の出口側の過熱度により、暖房時は同じく出口側の過冷却度により開閉状態が制御されるようにされている。更に、中継機Eは四方切換弁2と接続された太い第1の接続配管6及び熱源機側熱交換器3と接続され、第1の接続配管6より細い第2の接続配管7によって熱源機Aと接続され、室内機B、C、Dの室内側熱交換器5と接続された室内機側の第1の接続配管6b、6c、6d及び室内機B、C、Dの第1の流量制御装置9に接続された室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dによって各室内機B、C、Dと接続されると共に、以下に述べるような内部構成を有する。
【0026】
即ち、10は室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dを、第1の接続配管6または第2の接続配管7に切り換え可能に接続する第1の分岐部で、一端が室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dにそれぞれ接続され、他端が一括接続されて第1の接続配管6に接続された3個の第1の弁装置8aと、一端が室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dにそれぞれ接続され、他端が一括接続されて第2の接続配管7に接続された3個の第2の弁装置8bとから構成され、第1の弁装置8aを開路、第2の弁装置8bを閉路することにより、室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dを第1の接続配管6に接続し、また、第1の弁装置8aを閉路、第2の弁装置8bを開路することにより、室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dを第2の接続配管7に接続するものである。
【0027】
11は室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dにそれぞれ接続された第3の弁装置20に対してそれぞれ逆並列関係に一端が接続された第1の逆止弁17及び第2の逆止弁18と、第1の逆止弁17の各他端を一括接続した会合部17Aと、第2の逆止弁18の各他端を一括接続した会合部18Aとを有する第2の分岐部、12は第2の接続配管7の途中に設けられた気液分離装置で、その気相部は、第2の接続配管7を経て第1の分岐部10の第2の弁装置8bに接続され、その液相部は第2の分岐部11に接続されている。13は気液分離装置12と第2の分岐部11との間に接続された開閉自在な第2の流量制御装置、14は第2の分岐部11の会合部18Aと上記第1の接続配管6を結ぶバイパス配管、15はバイパス配管14の途中に設けられた第3の流量制御装置、16はバイパス配管14の第3の流量制御装置15の下流部分と第2の流量制御装置13から第2の分岐部11の会合部18Aに至る配管との間で熱交換を行なう第2の熱交換部、19はバイパス配管14の第2の熱交換部16の下流部分と、気液分離装置12及び第2の流量制御装置13を接続する配管との間で熱交換を行なう第1の熱交換部、21は上記第1、第2、第3の弁装置8a、8b、20の開閉を制御する弁装置制御部、また、45は第2の流量制御装置13と気液分離装置12とを接続する配管に取り付けた第1の圧力検出器、46は第2の流量制御装置13と第2の分岐部11とを接続する配管に取り付けた第2の圧力検出器である。
【0028】
このように構成された実施の形態1の空気調和装置によって、上述したように大きく分けて3つの形態の運転が行なわれる。即ち、複数の室内機の総てで冷房運転を行なう場合と、複数の室内機の総てで暖房運転を行なう場合と、複数の室内機のうち一部は冷房運転を行ない、他の一部は暖房運転を行なう場合(冷暖房同時運転)とである。更に、冷暖房同時運転については、2つの形態の運転が行なわれる。即ち、複数の室内機のうち大部分の室内機が暖房運転を行なう場合(暖房主体運転)と、複数の室内機のうち大部分の室内機が冷房運転を行なう場合(冷房主体運転)とである。
【0029】
まず、図2を用いて冷房運転のみの場合について説明する。即ち、図2に冷媒の流れを実線矢印で示すように、圧縮機1より吐出された高温高圧の冷媒ガスは四方切換弁2を通り、熱源機側熱交換器3で熱交換して凝縮された後、第3の逆止弁32、第2の接続配管7を通り、中継機Eへ流入する。
中継機Eへ流入した冷媒は気液分離装置12、第2の流量制御装置13の順に通り、第2の分岐部11へ流入する。第2の分岐部11へ流入した冷媒は、会合部17A、第1の逆止弁17、第3の弁装置20、室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dを通り、各室内機B、C、Dに流入し、各室内側熱交換器5の出口の過熱度により制御される第1の流量制御装置9により低圧まで減圧されて室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して蒸発しガス化され室内を冷房する。
そして、ガス状態となった冷媒は、室内機側の第1の接続配管6b、6c、6d、第1の分岐部10の第1の弁装置8aを通り、第1の接続配管6、第4の逆止弁33、四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される循環サイクルを構成し、冷房運転を行なう。この時、第1の弁装置8aは開路、第2の弁装置8bは閉路、第3の弁装置20は開路されている。
【0030】
また、第1の接続配管6は低圧、第2の接続配管7は高圧のため必然的に第3の逆止弁32、第4の逆止弁33へ冷媒が流通する。
更に、このサイクルの時、第2の流量制御装置13を通過した冷媒の一部が第2の熱交換部16及び第3の流量制御装置15を経てバイパス配管14へ入り、第3の流量制御装置15で低圧まで減圧されて、第2の熱交換部16で第2の分岐部11に流入する冷媒との間で熱交換を行ない、また、第1の熱交換部19で第2の流量制御装置13に流入する冷媒との間で熱交換を行ない蒸発した冷媒は、第1の接続配管6へ入り、第4の逆止弁33、四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される。一方、第1の熱交換部19で熱交換し、冷却され過冷却度を十分につけられた上記第2の分岐部11の冷媒は、第1の逆止弁17、室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dを経由して冷房しようとしている室内機B、C、Dへ流入する。
【0031】
次に、図2を用いて暖房運転のみの場合について説明する。この場合は、四方切換弁2が切り換えられ、冷媒の流れが図2に破線矢印で示すようになる。即ち、圧縮機1より吐出された高温高圧の冷媒ガスは四方切換弁2を通り、第5の逆止弁34、第2の接続配管7を通り、中継機Eへ流入する。中継機Eへ流入した冷媒は気液分離装置12、第2の接続配管7を経て第1の分岐部10に流入する。第1の分岐部10に流入した冷媒は、第2の弁装置8b、室内機側の第1の接続配管6b、6c、6dを通り、各室内機B、C、Dに流入し、室内空気と熱交換して凝縮液化し、室内を暖房する。
【0032】
そして、液状態となった冷媒は、各室内側熱交換器5の出口の過冷却度により制御される第1の流量制御装置9を通り、室内機側の第2の接続配管7b、7c、7dから第3の弁装置20を経て第2の分岐部11に流入し、第2の逆止弁18を通った後、会合部18Aで合流し、ここから第3の流量制御装置15に流入して低圧の気液二相状態まで減圧される。低圧まで減圧された冷媒は、バイパス配管14、第2の熱交換部16、第1の熱交換部19を経た後、第1の接続配管6を通り、第6の逆止弁35、熱源機側熱交換器3に流入し熱交換して蒸発しガス状態となった冷媒は、四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される循環サイクルを構成し、暖房運転を行なう。この時、第1の弁装置8aは閉路、第2の弁装置8bは開路、第3の弁装置20は開路されている。
また、第1の接続配管6は低圧、第2の接続配管7は高圧のため必然的に第5の逆止弁34、第6の逆止弁35へ冷媒が流通する。
【0033】
次に、冷暖房同時運転における暖房主体の場合について図3を用いて説明する。ここでは、室内機B、Cの2台が暖房、室内機Dの1台が冷房しようとしている場合について説明する。即ち、図3に冷媒の流れを実線矢印で示すように、圧縮機1より吐出された高温高圧の冷媒ガスは四方切換弁2、第5の逆止弁34、第2の接続配管7を通り、中継機Eに流入する。中継機Eに流入した冷媒は気液分離装置12、第2の接続配管7を経て第1の分岐部10に流入する。
第1の分岐部10へ流入した冷媒は、室内機B、Cに接続された第2の弁装置8b、室内機側の第1の接続配管6b、6cの順に通り、暖房しようとしている室内機B、Cに流入し、室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して凝縮液化し、室内を暖房する。そして、液状態となった冷媒は、室内側熱交換器5の出口の過冷却度により制御され、ほぼ全開状態の第1の流量制御装置9を通り少し減圧されて高圧と低圧の中間の圧力(中間圧)になり、室内機側の第2の接続配管7b、7cから第3の弁装置20、第2の分岐部11の第2の逆止弁18を通り会合部18Aで合流する。
【0034】
冷房しようとしている室内機Dへの冷媒の流れは、中継機Eの第2の分岐部11の会合部18Aで合流した冷媒の一部が矢印P及びQのように第2の熱交換部16を経て第2の分岐部11の会合部17Aに至り、室内機Dに接続された第1の逆止弁17、第3の弁装置20、室内機側の第2の接続配管7dを通り、室内側熱交換器5の出口の過熱度により制御される第1の流量制御装置9により減圧された後に室内機Dの室内側熱交換器5に入り熱交換して蒸発しガス状態となって室内を冷房し、第1の分岐部10の室内機Dに接続された第1の弁装置8aを介して第1の接続配管6に流入する。
一方、室内機B、Cから中継機Eの第2の分岐部11の会合部18Aに流入した室内機B、Cの暖房用の冷媒の他の一部は、第2の接続配管7の高圧と第2の分岐部11の中間圧との差を一定にするように制御される開閉自在な第3の流量制御装置15を通ってバイパス配管14に流入し、上述のように第1の接続配管6に至るため、ここで室内機Dを冷房した冷媒と合流して太い第1の接続配管6に流入し、第6の逆止弁35、熱源機側熱交換器3に流入し熱交換して蒸発しガス状態となった冷媒は、四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される循環サイクルを構成し、暖房主体運転を行なう。
【0035】
この時、暖房しようとしている室内機B,Cに接続されている第1の弁装置8aは閉路、第2の弁装置8bは開路、第3の弁装置20は開路され、冷房しようとしている室内機Dに接続されている第1の弁装置8aは開路、第2の弁装置8bは閉路、第3の弁装置20は開路されている。また、第1の接続配管6は低圧、第2の接続配管7は高圧のため必然的に第5の逆止弁34、第6の逆止弁35へ冷媒が流通する。
【0036】
また、このサイクルの時、バイパス配管14へ入った冷媒は、第3の流量制御装置15で低圧まで減圧されて、第2の熱交換部16で第2の分岐部11へ流入する冷媒との間で熱交換を行ない、更に第1の熱交換部19で第2の流量制御装置13へ流入する冷媒との間で熱交換を行ない蒸発した冷媒は、第1の接続配管6へ入り、第6の逆止弁35を経て、熱源機側熱交換器3に流入し熱交換して蒸発しガス状態となる。そして、この冷媒は四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される。一方、第1及び第2の熱交換部19、16で熱交換し冷却され過冷却度を十分につけられた冷媒は、上述のように、冷房しようとしている室内機Dへ流入する。
【0037】
次に、冷暖房同時運転における冷房主体の場合について図4を用いて説明する。ここでは、室内機B、Cの2台が冷房、室内機Dの1台が暖房しようとしている場合について説明する。即ち、図4に冷媒の流れを実線矢印で示すように、圧縮機1より吐出された高温高圧の冷媒ガスは四方切換弁2を通り、熱源機側熱交換器3で任意量熱交換して気液2相の高温高圧冷媒となり、第3の逆止弁32、第2の接続配管7を通り、中継機Eに流入する。中継機Eに流入した冷媒は気液分離装置12へ送られ、ここで、ガス冷媒と液冷媒に分離され、分離されたガス冷媒は、第2の接続配管7を経て中継機Eの第1の分岐部10の第2の弁装置8b、室内機側の第1の接続配管6dの順に通り、暖房しようとしている室内機Dに流入し、室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して凝縮液化し、室内を暖房する。
【0038】
更に、室内側熱交換器5の出口の過冷却度により制御されほぼ全開状態の第1の流量制御装置9を通り少し減圧されて、高圧と低圧の中間の圧力(中間圧)となり、室内機側の第2の接続配管7dを経て第3の弁装置20、第2の分岐部11の第2の逆止弁18を通り会合部18Aから矢印で示すようにバイパス配管14に流入し、第3の流量制御装置15で低圧まで減圧されて、第2の熱交換部16で第2の分岐部11に流入する冷媒との間で熱交換を行ない、また、第1の熱交換部19で第2の流量制御装置13へ流入する冷媒との間で熱交換を行ない蒸発した冷媒は、第1の接続配管6に至る。一方、中継器Eの気液分離装置12で分離された残りの液冷媒は、第1の熱交換部19で熱交換して冷却され過冷却度を十分につけた後、高圧と中間圧の差を一定にするように制御される第2の流量制御装置13を通って矢印で示すように、第2の分岐部11の会合部17Aに流入する。
【0039】
冷房しようとしている室内機B、Cへの冷媒の流れは、中継機Eの第2の分岐部11の会合部17Aから室内機B、Cに接続された第1の逆止弁17、第3の弁装置20、室内機側の第2の接続配管7b、7cを通り、各室内機B、Cに流入する。そして、この冷媒は、室内機B、Cの室内側熱交換器5の出口の過熱度により制御される第1の流量制御装置9により低圧まで減圧されて室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して蒸発しガス化され室内を冷房する。そして、ガス状態となった冷媒は、室内機側の第1の接続配管6b、6c、第1の分岐部10の第1の弁装置8aを経て第1の接続配管6へ流入し、バイパス配管14を経て第1の接続配管6に流入する上述の室内機Dの暖房用冷媒と合流した後、第4の逆止弁33、四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される循環サイクルを構成し、冷房主体運転を行なう。
【0040】
この時、冷房しようとしている室内機B,Cに接続されている第1の弁装置8aは開路、第2の弁装置8bは閉路、第3の弁装置20は開路され、暖房しようとしている室内機Dに接続されている第1の弁装置8aは閉路、第2の弁装置8bは開路、第3の弁装置20は開路されている。また、第1の接続配管6は低圧、第2の接続配管7は高圧のため必然的に第3の逆止弁32、第4の逆止弁33へ冷媒が流通する。
【0041】
次に、室内機が運転状態から停止あるいはサーモOFFした場合の制御動作について説明する。図5は、室内機が冷房運転の場合の制御動作を示すフローチャートである。ステップS50では室内機が冷房運転中か冷房運転中でないかを判定する。冷房運転中の場合はステップS51へ進み、冷房運転中でない場合はステップS50に戻る。ステップS51では室内機が停止したか停止していないかを判定する。停止した場合にはステップS53に進み、停止していない場合はステップS52へ進む。ステップS52では室内機がサーモOFFしたかサーモOFFしていないかを判定する。サーモOFFした場合にはステップS53へ進み、サーモOFFしていない場合はステップS51に戻る。ステップS53では第1の弁装置8a及び第3の弁装置20を閉としてステップS50へ戻る。
【0042】
また、図6は、室内機が暖房運転の場合の制御動作を示すフローチャートである。ステップS60では室内機が暖房運転中か暖房運転中でないかを判定する。暖房運転中の場合はステップS61へ進み、暖房運転中でない場合はステップS60に戻る。 ステップS61では室内機が停止したか停止していないかを判定する。停止した場合にはステップS63に進み、停止していない場合はステップS62へ進む。ステップS62では室内機がサーモOFFしたかサーモOFFしていないかを判定する。サーモOFFした場合にはステップS63へ進み、サーモOFFしていない場合はステップS61に戻る。ステップS63では第2の弁装置8b及び第3の弁装置20を閉としてステップS60へ戻る。
【0043】
以上のように室内機が冷房運転から停止あるいはサーモOFFした場合には、当該室内機に接続している第1、第3の弁装置8a、20を閉として中継機Eと室内機との間の冷媒の流通経路を遮断し、室内機が暖房運転から停止あるいはサーモOFFした場合には、当該室内機に接続している第2、第3の弁装置8b、20を閉として中継機Eと室内機との間の冷媒の流通経路を遮断するため、室内機側の配管に亀裂あるいは配管接続部分に緩みがあった場合でも、冷媒回路内の冷媒が多量に室内側に漏洩するのを防止することができる。
【0044】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて詳細に説明する。
図7は、実施の形態2の全体構成を示す冷媒回路図である。この図において、図1と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図1と異なる点は、弁装置制御部21を外部信号によって駆動し得るようにした点である。即ち図7において、22は外部信号を受信して弁装置制御部21を駆動する外部信号受信部である。また、冷房運転、暖房運転、冷暖房同時運転(冷房主体運転及び暖房主体運転)時における冷媒の流れは、上述した実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
【0045】
次に、実施の形態2における第1、第2、第3の弁装置8a、8b、20の制御動作について説明する。図8は、第1、第2、第3の弁装置8a、8b、20の制御動作を示すフローチャートである。ステップS80では室内機が冷房運転中であるか冷房運転中でないかを判定する。冷房運転中であればステップS82に進み、冷房運転中でない場合はステップS81へ進む。ステップS81では室内機が暖房運転中であるか暖房運転中でないかを判定する。暖房運転中である場合はステップS83へ進み、暖房運転中でない場合はステップS80へ戻る。
ステップS82では外部信号を受信したか受信していないかを判定する。
受信した場合はステップS84へ進み、受信していない場合はステップS80へ戻る。ステップS84では第1、第3の弁装置8a、20を閉としてステップS80へ戻る。一方、ステップS83では外部信号を受信したか受信していないかを判定する。受信した場合はステップS85へ進み、受信していない場合はステップS80へ戻る。ステップS85では第2、第3の弁装置8b、20を閉としてステップS80へ戻る。
【0046】
以上のように室内機が冷房運転中に外部信号受信部22が外部信号(例えば、冷媒センサーによる冷媒漏れ検知信号等)を受信した場合には、弁装置制御部21を動作させ、当該室内機に接続している第1、第3の弁装置8a、20を閉とすることによって、冷房運転中に冷媒漏れが検出された場合でも室内側への冷媒の流通を遮断でき、室内側への冷媒漏洩を最小限にすることができる。
また、室内機が暖房運転中に外部信号受信部22が外部信号(例えば、冷媒センサーによる冷媒漏れ検知信号等)を受信した場合には、同様に弁装置制御部21を動作させ、当該室内機に接続している第2、第3の弁装置8b、20を閉とすることによって、暖房運転中に冷媒漏れが検出された場合でも室内側への冷媒の流通を遮断でき、室内側への冷媒漏洩を最小限にすることができる。
【0047】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。実施の形態3の全体構成図及び冷房運転、暖房運転、冷暖房同時運転(冷房主体運転及び暖房主体運転)時における冷媒の流れは、図1と同じであるため図1を流用して説明を省略する。図1と異なる点は、室内機の冷房運転を停止あるいはサーモOFFする時、冷媒の流通方向に対して上流側に位置する弁装置を閉路し、所定時間経過後に下流側に位置する弁装置を閉路するようにした点である。
【0048】
次に、実施の形態3における第1、第2、第3の弁装置8a、8b、20の制御動作を図9のフローチャートを用いて説明する。
ステップS90では室内機が冷房運転中であるか冷房運転中でないかを判定する。冷房運転中であればステップS91へ進み、冷房運転中でない場合はステップS90へ戻る。ステップS91では室内機が停止したか停止していないかを判定する。停止した場合にはステップS93へ進み、停止していない場合にはステップS92へ進む。ステップS92では室内機がサーモOFFしたかサーモOFFしていないかを判定する。サーモOFFした場合にはステップS93へ進み、サーモOFFしていない場合はステップS91へ戻る。ステップS93では第3の弁装置20を閉としてステップS94へ進む。ステップS94では第3の弁装置20を閉路した後の経過時間Tがあらかじめ設定された冷房遅延時間T0を経過しているか経過していないかを判定する。経過している場合にはステップS95へ進み、経過していない場合はステップS94へ戻る。ステップS95では第1の流量制御装置9を閉として、ステップS96へ進む。ステップS96では第1の弁装置8aを閉としてステップS90へ戻る。
【0049】
以上のように冷房している室内機が停止あるいはサーモOFFする場合には、上流側である第3の弁装置20を最初に閉とし、タイマ機能によりあらかじめ設定された経過時間T0を経過した後、下流側にある第1の流量制御装置9、第1の弁装置8aを順次閉とすることによって、室内機側へ冷媒が滞留することなく冷媒を中継機Eあるいは熱源機Aに回収することができる。このため、室内機側の配管に亀裂あるいは配管接続部分に緩みがあった場合でも、冷媒回路内の冷媒が室内側に漏洩するのを防止することができる。
【0050】
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。実施の形態4の全体構成図及び冷房運転、暖房運転、冷暖房同時運転(冷房主体運転及び暖房主体運転)時における冷媒の流れは、図1と同じであるため図1を流用して説明を省略する。図1と異なる点は、室内機の暖房運転を停止あるいはサーモOFFする時、冷媒の流通方向に対して上流側に位置する弁装置を閉路し、所定時間経過後に下流側に位置する弁装置を閉路するようにした点である。
【0051】
次に、実施の形態4における第1、第2、第3の弁装置8a、8b、20の制御動作を図10のフローチャートを用いて説明する。
ステップS100では室内機が暖房運転中であるか暖房運転中でないかを判定する。暖房運転中であればステップS101へ進み、暖房運転中でない場合はステップS100へ戻る。ステップS101では室内機が停止したか停止していないかを判定する。停止した場合にはステップS103へ進み、停止していない場合にはステップS102へ進む。ステップS102では室内機がサーモOFFしたかサーモOFFしていないかを判定する。サーモOFFした場合にはステップS103へ進み、サーモOFFしていない場合はステップS101へ戻る。
ステップS103では第2の弁装置8bを閉としてステップS104へ進む。ステップS104では第2の弁装置8bを閉路した後の経過時間Tがあらかじめ設定された暖房遅延時間T1を経過しているか経過していないかを判定する。
経過している場合にはステップS105へ進み、経過していない場合はステップS104へ戻る。ステップS105では第1の流量制御装置9を閉として、ステップS106へ進む。ステップS106では第3の弁装置20を閉としてステップS100へ戻る。
【0052】
以上のように暖房している室内機が停止あるいはサーモOFFする場合には、上流側である第2の弁装置8bを最初に閉とし、タイマ機能によりあらかじめ設定された経過時間T1を経過した後、下流側にある第1の流量制御装置9、第3の弁装置20を順次閉とすることによって、室内機側へ冷媒が滞留することなく冷媒を中継機Eあるいは熱源機Aに回収することができる。このため、室内機側の配管に亀裂あるいは配管接続部分に緩みがあった場合でも、冷媒回路内の冷媒が室内側に漏洩するのを防止することができる。
【0053】
【発明の効果】
この発明に係る空気調和装置は、圧縮機と、この圧縮機から吐出された冷媒の流路を切り換える四方切換弁と、この四方切換弁に接続された熱源機側熱交換器とを有する1台の熱源機、室内側熱交換器と、これに接続された流量制御装置とを有する複数台の室内機、及び熱源機と各室内機とを第1及び第2の接続配管を介して接続すると共に、各室内側熱交換器の一方の端部を第1及び第2の接続配管に切り換え可能に接続する弁装置を有する第1の分岐部と、各室内側熱交換器の他方の端部にそれぞれ接続された弁装置と、この弁装置にそれぞれ接続された逆止弁を介して各室内側熱交換器の他方の端部を第2の接続配管に接続し得るようにされた第2の分岐部とを有する中継機を備えたものであるため、室内機が冷房運転あるいは暖房運転から停止した場合に、中継機と室内機とを接続するガス側、液側両方の弁装置を閉路することができるので、室内機側の配管亀裂あるいは配管接続部に緩みがあった場合でも、室内機側へ多量の冷媒が漏洩するのを防止することができる。
【0054】
この発明に係る空気調和装置は、また、弁装置制御部が、外部信号に応じた制御動作を行なうようにされたものであるため、室内機が冷房運転中あるいは暖房運転中の場合でも、例えば冷媒センサー等による冷媒漏れの検知信号を外部信号として受信することにより、弁装置制御部が中継機と室内機とを接続するガス側、液側両方の弁装置を閉路する結果、室内機側の配管亀裂あるいは配管接続部に緩みがあった場合でも、室内機側へ多量の冷媒が漏洩するのを防止することができる。
【0055】
この発明に係る空気調和装置は、また、室内機の運転を停止あるいはサーモOFFする時、弁装置制御部は、冷媒の流通方向に対して上流側に位置する弁装置を閉路し、所定時間経過後に下流側に位置する弁装置を閉路するようにしたものであるため、室内機が冷房運転から停止あるいはサーモOFFした場合には、中継機と室内機とを接続する部分において、冷媒流通方向の入口側である液側の弁装置を最初に閉とし、タイマ機能等によりあらかじめ設定された一定時間経過後に室内機の流量制御装置、出口側であるガス側の弁装置を順次閉とする結果、室内機内へ冷媒が滞留することなく中継機あるいは熱源機に回収でき、室内機側の配管亀裂あるいは配管接続部に緩みがあった場合でも、室内機側へ冷媒が漏洩するのを防止することができる。
【0056】
また、室内機が暖房運転から停止あるいはサーモOFFした場合には、中継機と室内機とを接続する部分において、冷媒流通方向の入口側であるガス側の弁装置を最初に閉とし、タイマ機能等によりあらかじめ設定された一定時間経過後に室内機の流量制御装置、出口側である液側の弁装置を順次閉とする結果、室内機内へ冷媒が滞留することなく中継機あるいは熱源機に回収でき、室内機側の配管亀裂あるいは配管接続部に緩みがあった場合でも、室内機側へ冷媒が漏洩するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の全体構成を示す冷媒回路図である。
【図2】 図1に示す空気調和装置の冷房又は暖房のみの運転動作状態を示す説明図である。
【図3】 図1に示す空気調和装置の冷暖房同時運転で暖房主体の運転動作状態を示す説明図である。
【図4】 図1に示す空気調和装置の冷暖房同時運転で冷房主体の運転動作状態を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の冷房運転時における弁装置の制御動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態1の暖房運転時における弁装置の制御動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2の全体構成を示す冷媒回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態2における弁装置の制御動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態3における弁装置の制御動作を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態4における弁装置の制御動作を示すフローチャートである。
【図11】 従来の空気調和装置の全体構成を示す冷媒回路図である。
【図12】 図11に示す空気調和装置の冷房または暖房のみの運転動作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、 2 四方切換弁、 3 熱源機側熱交換器、 4 アキュムレータ、 5 室内側熱交換器、 6 第1の接続配管、 6a,6b,6c 室内機側の第1の接続配管、 7 第2の接続配管、 7a,7b,7c 室内機側の第2の接続配管、 8a 第1の弁装置、 8b 第2の弁装置、 9 第1の流量制御装置、 10 第1の分岐部、 11 第2の分岐部、 12 気液分離装置、 13 第2の流量制御装置、 14 バイパス配管、 15 第3の流量制御装置、 16 第2の熱交換部、 17 第1の逆止弁、 17A,18A 会合部、 18 第2の逆止弁、 19 第1の熱交換部、 20 第3の弁装置、 21 弁装置制御部、 22 外部信号受信部、 32 第3の逆止弁、 33 第4の逆止弁、 34 第5の逆止弁、 35 第6の逆止弁、 45 第1の圧力検出器、 46 第2の圧力検出器、 A 熱源機、 B,C,D 室内機、 E 中継機。

Claims (5)

  1. 圧縮機と、この圧縮機から吐出された冷媒の流路を切り換える四方切換弁と、この四方切換弁に接続された熱源機側熱交換器とを有する1台の熱源機、室内側熱交換器と、これに接続された流量制御装置とを有する複数台の室内機、及び上記熱源機と各室内機とを第1及び第2の接続配管を介して接続すると共に、上記各室内側熱交換器の一方の端部を上記第1及び第2の接続配管に切り換え可能に接続する弁装置を有する第1の分岐部と、上記各室内側熱交換器の他方の端部にそれぞれ接続された弁装置と、この弁装置にそれぞれ接続された逆止弁を介して上記各室内側熱交換器の他方の端部を上記第2の接続配管に接続し得るようにされた第2の分岐部とを有する中継機並びに上記室内機の流量制御装置と上記第1の分岐部の弁装置と上記各室内側熱交換器の他方の端部にそれぞれ接続された弁装置の開閉を制御する弁装置制御部を備え、上記弁装置制御部は外部信号受信部を経て与えられる冷媒回路の冷媒漏れを検知した検知信号によって制御されることを特徴とする空気調和装置。
  2. 上記第1の分岐部の弁装置は、各室内側熱交換器の一方の端部にそれぞれ並列的に接続された2つの弁を有し、一方の弁は第1の接続配管に接続され、他方の弁は第2の接続配管に接続されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 上記室内機が運転を停止あるいはサーモOFFする時、上記弁装置制御部は、冷媒の流通方向に対して上流側に位置する弁装置を閉路し、所定時間経過後に下流側に位置する弁装置を閉路するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和装置。
  4. 冷房運転時における運転停止あるいはサーモOFF時には、上記上流側に位置する弁装置は、各室内側熱交換器の他方の端部にそれぞれ接続された弁装置であり、下流側に位置する弁装置は、上記流量制御装置及び上記第1の分岐部の弁装置であることを特徴とする請求項記載の空気調和装置。
  5. 暖房運転時における運転停止あるいはサーモOFF時には、上記上流側に位置する弁装置は、上記第1の分岐部の弁装置であり、下流側に位置する弁装置は、各室内側熱交換器の他方の端部にそれぞれ接続された流量制御装置及び弁装置であることを特徴とする請求項記載の空気調和装置。
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