JP4073535B2 - 船外機の排気装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エクステンションケース上部に配設されるエンジンの排気通路をエクステンションケース内に開放し、この排気通路を出た排ガスをエクステンションケース内部を経て外部の水面下に排出するようにした、船外機の排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる船外機の排気装置は、例えば特開平9−105328号公報に開示されているように、既に知られている。このような排気装置では、エクステンションケース内の水位が出口筒の上端を越えない限り排気凾への浸水を防ぐことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エンジンの排ガスには水分が含まれているので、それが排気凾の底部に溜まったり、出口筒を勢いよく昇りきった水がその底部に溜まったりすると、それを出口筒から排水することはできない。そこで、上記公報に開示されたものでは、排気凾の底壁に小孔をあけて、エクステンションケースを含む推進ユニットのチルトアップ時に、その小孔から排水するようにしている。
【0004】
しかしながら、こうした従来装置では、通常の運転時に、その小孔から排気凾内に多少とも浸水してくることになって、好ましくない。
【0005】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、排気凾の底部に溜まった水をエンジンの運転中、簡単、且つ自動的に排出し得るようにした、前記船外機の排気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、エクステンションケース上部に配設されるエンジンの排気通路をエクステンションケース内に開放し、この排気通路を出た排ガスをエクステンションケース内部を経て外部の水面下に排出するようにした、船外機の排気装置において、排気通路の下流端部に設けられる排気凾に、その上流の排気通路に連なり且つ下端が該排気凾内に開口する入口筒と、上端が前記入口筒の下端より上方で排気凾内に開口し且つ下端が排気凾の下方でエクステンションケース内に開口する出口筒とを設け排気凾に逆U字状に屈曲した排水管を設けると共に、その排水管の一方の下端を排凾内の底面に近接して開口し、他方の下端を排気凾の下方でエクステンションケース内に開口し、前記排水管は、エンジンの運転中に排気圧力が作用する排気凾の内部と、エクステンションケース内部との間に生じる圧力差により、排気凾内の底部に溜まる水をエクステンションケース内へ自動的に排出させることを第1の特徴とする。
【0007】
而して、エンジンの運転中は、その排気圧力が排気凾内に作用して、排気凾内部とエクステンションケース内部との間には圧力差を生じさせているから、何等かの理由により排気凾内に底部に水がたまると、この第1の特徴によれば、その水は上記圧力差により排水管を通ってエクステンションケース内に自動的に排出される。また排水管の屈曲部は、その両下端の上方に位置しているから、エクステンションケース内の水位が上昇して、排水管の屈曲部が水没しない限り、排水管から排気への浸水をも防止することができる。
【0008】
また本発明は、上記特徴に加えて、前記排水管の中央屈曲部を前記出口筒の上端と略同高位置に配置したことを第2の特徴とする。
【0009】
この第2の特徴によれば、出口筒及び排水管の浸水防止限界水位を略同等に設定して、排気凾への浸水防止機能を高めることができる。
【0010】
さらに本発明は、上記特徴に加えて、前記入口筒に触媒コンバータを装着したことを第3の特徴とする。
【0011】
この第の特徴によれば、触媒コンバータにより排ガスを浄化すると共に、この触媒コンバータへの浸水を防止して、その延命を図ることができ、しかも出口筒及び排水管により、触媒コンバータへの浸水を防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0013】
図1は船外機の全体側面図、図2は図1のエンジン部拡大側面図、図3は図2の要部拡大側面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は一部を取り除いた船外機の正面図、図6は図3の6−6線断面図、図7は図3における気化器の制御系全体図、図8は図7におけるデューティ制御弁の縦断側面図、図9は図7の9部拡大図、図10は図9の10−10線断面図、図11は図7におけるサージタンクの一部縦断平面図、図12は図4の12−12線断面の上半部図、図13は図4の13−13線断面の下半部図、図14は図1214−14線断面図、図15は図13の15−15線断面図、図16は図15の16矢視図である。
【0014】
図1及び図2において、船外機Oは、エクステンションケース1と、その上部に結合されたマウントケース2とを備えており、このマウントケース2の上面に水冷直列3気筒4サイクルエンジンEがクランク軸14を縦置きにして搭載、支持される。マウントケース2は、その外周にフランジ部2aを備えており、このフランジ部2aの上面に上向き開放の延長ケース3がボルト結合され、この延長ケース3の上部にエンジンカバー4が着脱自在に装着される。このエンジンカバー4、マウントケース2及び延長ケース3によりエンジンEを収容するエンジンルーム29が画成される。
【0015】
図2及び図5において、マウントケース2の外周面を覆うように、延長ケース3及びエクステンションケース1間に環状のアンダーカバー5が取付けられる。このアンダーカバー5は弾性を有する合成樹脂製であって、船体側の前部に一つの合口5aが形成されている。このアンダーカバー5の取付けに当たっては、先ず延長ケース3の合口5aを大きく開いて、マウントケース2を取り巻くようにアンダーカバー5を配置すると共に、エクステンションケース1の上部外周に形成された環状段部1aにアンダーカバー5の下部端縁を係合する一方、アンダーカバー5の上端部を延長ケース3にタップネジ(図示せず)により結合する。またアンダーカバー5の合口5aを閉鎖するように、その合口端相互をボルト32で締結する。こうして、アンダーカバー5は、マウントケース2を覆いつゝ、延長ケース3及びエクステンションケース1の各外周面を連続させる連続面を形成する。
【0016】
図1ないし図4図6及び図12において、エンジンEはシリンダブロック6、クランクケース7、シリンダヘッド8、ヘッドカバー9、ベルトカバー10を備えており、シリンダヘッド8を船体の後方へ向けて、シリンダブロック6及びクランクケース7が前記マウントケース2の上面に取付けれる。シリンダブロック6に形成した3本のシリンダ11にそれぞれピストン12が摺動自在に嵌装され、これらピストン12にコネクティングロッド14を介して連接されるクランク軸14は鉛直方向を向いてシリンダブロック6及びクランクケース7間に支承される。このクランク軸14と平行にして動弁用のカム軸15がシリンダヘッド8に支承され、このカム軸15は、ベルトカバー10で覆われるタイミングベルト装置16を介してクランク軸14により駆動される。
【0017】
クランク軸14の下端に伝動ギヤを介して連結される駆動軸17は、エクステンションケース1の内部を下方に延び、その下端はギヤケース18の内部に設けたベベルギヤ機構19を介して、後端にプロペラ20を有するプロペラ軸21に連結される。ベベルギヤ機構19の前部には、プロペラ軸21の回転方向を正転と逆転とに切り換えるべくシフトロッド22の下端が接続される。
【0018】
マウントケース2を支持する左右一対のアッパーアーム23と、エクステンションケース1を支持する左右一対のロアアーム24との間にスイベル軸25が固定されており、このスイベル軸25を回転自在に支持するスイベルケース26が、船体のトランサムTに装着されるスターンブラケット27にチルト軸28を介して上下揺動可能に支持される。
【0019】
図3、図4図6に示すように、シリンダヘッド8の一側面には、3本のシリンダ11に対応する3本の吸気ポート30が開口しており、これら吸気ポート30に個別に連通する3本の吸気管31がシリンダヘッド8の一側面に固着され、これらの上流端に3個の気化器33が個別に接続される。吸気管31は、気化器33をシリンダブロック6の一側にコンパクトに配設すべく前方(船体側)へ屈曲させ、且つ、吸気管31の内壁に付着した液状燃料を吸気ポート30側へ自然に流下させるべく、上流端を上向きにした傾斜させてある。
【0020】
各気化器33の気化器本体34には、その吸気道34aを開閉するバタフライ型のスロットル弁35と、それより上流側に位置するチョーク弁36とがそれぞれ軸支され、全部の気化器33の吸気道34a上流端に共通の吸気チャンバ37が接続される。この吸気チャンバ37は、その前端をクランクケース7より前方まで延ばしており、その一側にエンジンルーム29に開口する吸気口37aが設けられる。したがって、エンジンカバー4の上部の空気取り入れ口4aからエンジンルーム29に流入した空気は、吸気口37aから吸気チャンバ37内に導入され、こゝで3個の気化器33の吸気道34aに分配される。各吸気道34aで発生した吸気音は吸気チャンバ37で減衰される。
【0021】
図6において、シリンダヘッド8には、各シリンダ11に対応する吸気ポート30及び排気ポート38をそれぞれ開閉する吸気弁39及び排気弁40が設けられ、これらは吸気ロッカアーム41及び排気ロッカアーム42を介して前記カム軸15により開閉駆動される。このカム軸15にポンプ駆動カム15aが設けられる。またシリンダヘッド8の、吸気ポート30側一側面には、往復動型の燃料ポンプ44が取付けられ、それのプッシュロッド44aがシリンダヘッド8内の支持壁8aに摺動自在に支持されると共に、上記ポンプ駆動カム15aに先端を係合させる。
【0022】
図3に示すように、この燃料ポンプ44は1つの入口管44iと、2つ出口管44oを備えており、入口管44iには船体内の燃料タンク(図示せず)に連なる燃料入口チューブ45iが、また一方の出口管44oには上部2個の気化器33のフロート室に連なる燃料出口チューブ45oが、さらに他方の出口管45oには最下部の気化器33のフロート室に連なる燃料出口チューブ45oがそれぞれ接続される。したがって、カム軸15の回転中は、ポンプ駆動カム15aが燃料ポンプ44を駆動するので、該ポンプ44は、図示しない燃料タンクから燃料を吸い上げて、それを各気化器33のフロート室に供給することができる。
【0023】
3個の気化器33は、各吸気道34aをシリンダブロック6の側面に沿って水平にした姿勢で上下方向に配列される。各気化器33のスロットル弁35の弁軸35aは、吸気道34aを水平に貫通するように配置されると共に、その外端にスロットル作動レバー47が固着され、3本のスロットル作動レバー47は連動リンク48を介して相互に連結される。また各気化器33のチョーク弁36の弁軸36aも、吸気道34aを水平に貫通するように配置されると共に、外端にチョーク作動レバー49が固着され、3本のチョーク作動レバー49は連動リンク50を介して相互に連結される。こうして、3個の気化器33により多連気化器Cが構成される。
【0024】
図3、図4及び図12において、エンジンEのシリンダブロック6の、気化器33側の側面には、シリンダ11の軸方向に延びる上下3条のリブ51が3個の気化器33の中間部及び最下部を通るように形成されており、各リブ51の内部には、クランクケース7内のクランク室及びシリンダヘッド8内の動弁室間を連通するブリーザ通路52が形成される。そして、船外機Oのコンパクト化のために、3個の気化器33は、シリンダブロック6の側面に近接して配置されるが、この場合、上部のリブ51の上方にデッドスペースができるが、このデッドスペースを利用して最上部の気化器33のスロットル弁35の弁軸35aの内端にスロットルセンサ53が取付けられる。したがって、このスロットルセンサ53は、前記リブ51に何等邪魔されることなく、エンジンE上方からの弁軸35aへの着脱が可能で、メンテナンス性が良好であり、のみならず、シリンダブロック6及び気化器33に囲まれて保護され、他物の接触による損傷を防ぐことができる。このスロットルセンサ53は、スロットル弁35の開度をエンジンEの吸気量、換言すれば負荷として検知するもので、3個の気化器33のスロットル弁35が前述のように相互に連動していることから、1個で足りる。
【0025】
3本のスロットル作動レバー47の内の何れか1つ(図示例では最下部のスロットル作動レバー)には、先端にローラ55aを軸支した従動アーム55が連設される一方、最下部の気化器33に設けたブラケット(図示せず)に駆動アーム56が軸支され、この駆動アーム56に設けられたカム溝56aに従動アーム55のローラ55aが係合される。また駆動アーム56のボスにはスロットルドラム57が固設され、これに船体のキャビンに装備されるコントロールレバー(図示せず)に連なる操作ワイヤ58が接続される。
【0026】
而して、操作ワイヤ58を加速方向へ操作して、スロットルドラム57を図3で矢印A方向へ回動すると、それと共に回動する駆動アーム56のカム溝56aに従ってローラ55aが移動し、これにより従動アーム55が全てのスロットル作動レバー47を、スロットル弁35の開放方向へ回動することができる。また操作ワイヤ58を減速方向へ操作して、スロットルドラム57を反矢印A方向へ回動すれば、全部のスロットル作動レバー47をスロットル弁35の閉じ方向へ回動し得ることは言うまでもない。
【0027】
図7において、各気化器33は、吸気道34aのベンチュリ部に開口するメインノズル60を備えており、それはメインジェット61を介して、フロート室62の燃料液面下に連通する。このメインノズル60の周壁には多数のエアブリード孔63が穿設されており、これらエアブリード孔63と連通してメインノズル60を取り囲むように円筒状のエアブリード室64が設けられ、該室64の上部に連通するチューブジョイント65が気化器33の外側面に突設される。
【0028】
3個の気化器33のチューブジョイント65には、分配チューブ66及びサージタンク67を介して共通1個のデューティ制御弁68に接続される。
【0029】
図7、図9及び図10に示すように、分配チューブ66は、金属製、若しくは硬質の合成樹脂製であって、1本の入口チューブ661 と、3本の出口チューブ662 〜664 とを連結部材69を介して相互に一体に連結して構成される。その際、1本の入口チューブ661 及び3本の出口チューブ662 〜664 は、これらの連結部において、入口チューブ661 に対し各出口チューブ662 〜664 のなす角度が全て略等しくなるように配置され、図示例では、その角度は略90°となっている。
【0030】
また3本の出口チューブ662 〜664 は、それぞれ必要に応じて対応する気化器33に向かって緩やかに曲げられ、そして3個の気化器33のチューブジョイント65に可撓チューブ70を介してそれぞれ接続される。
【0031】
一方、サージタンク67は合成樹脂製で、図11に示すように、互いに離隔した一対のチューブジョイント67a,67bを備えており、その一方のチューブジョイント67aは可撓ジョイント71を介して前記入口チューブ651 に接続され、他方のチューブジョイント67bは、デューティ制御弁68のチューブジョイント68aに可撓チューブ72を介して接続される。サージタンク67の、入口チューブ651 に接続されるチューブジョイント67aにはオリフィス73が形成される。
【0032】
以上において、分配チューブ66及び可撓チューブ70〜72は、エアブリード室64に混合気A/F調整用の2次空気を供給する2次空気通路Pを構成し、サージタンク67及びオリフィス73は、この2次空気通路Pに直列に介裝されることになる。
【0033】
図8に示すように、デューティ制御弁68は、固定コア75、それを囲繞するコイル76、及びこれらを収容するコイルハウジング77を備えており、コイルハウジング77の一端に、弁筒78及びそれを覆う外筒79が固着される。弁筒78の一端部には、弁座80及びそれに連なる空気出口81が形成されており、その弁座80と協働する弁体82が弁筒78内に収容されると共に、この弁体82に一体に形成した可動コア83が前記固定コア75に対置され、これら両コア75,83間に、弁体82を閉じ方向、即ち弁座80との着座方向へ付勢する弁ばね84が縮設される。
【0034】
外筒79は、コイル76と反対側の端部に前記チューブジョイント68aを圧入するジョイント取付け孔85を有しており、このチューブ取付け孔85の内端に弁筒78の一端がシール部材86を介して気密に嵌合される。その嵌合部を除いて、弁筒78及び外筒79間に円筒状の空気室87が画成され、この空気室87をコイル76側で大気に開放する空気入口88が外筒79に設けられ、またその空気入口88と反対側で空気室87を弁座80の内側に連通する通孔89が弁筒78に設けられる。
【0035】
こうして構成されるデューティ制御弁68は、コイル76に対してチューブジョイント68aが上側となる姿勢、即ち空気入口88を空気出口81より下方に位置させる姿勢をもって、エンジンEの適所に固着されるブラケット90に支持される。デューティ制御弁68のこのような姿勢によれば、万一、エンジンルーム29内に浸入した海水等の飛沫が空気入口88に勢いよく入り込んでも、その飛沫は、筒状の空気室87で直ちに減衰されて、上方の通孔89まで到達し得ず、空気出口81から外部へ流出していく。これにより、飛沫の弁筒78内への浸入を回避することができる。
【0036】
エンジンEの運転中、デューティ制御弁68において、コイル76を励起すると、可動コア83が弁ばね84の荷重に抗して固定コア75に吸着され、弁体82が弁座80から離れて、空気出口81を開放する。その結果、空気入口88から空気室87に流入した空気は、通孔89及び空気出口81を通過し、サージタンク67を経由して、分配チューブ66により3個の気化器33のエアブリード室64に分配される。
【0037】
各気化器33の吸気道34aでは、スロットル弁35の開度に応じた量の吸入空気がエンジンEの吸気ポート30に向けて流れ、それに伴いメインノズル60の上端に発生する負圧により、メインジェット61で計量された燃料がメインノズル60を通して噴出し、吸気道34aを流れる吸入空気と共に混合気を生成しながら、対応するシリンダ11に吸入されていく。
【0038】
その際、各エアブリード室64に分配された空気は、メインノズル60の多数のエアブリード孔63を通過して、メインノズル60内を上昇する燃料に混合するので、その燃料の霧化を促進することができ、またその混合量、即ちエアブリード量を増加させれば、吸気道34aで生成される混合気のA/Fを希薄化させ、反対に減少させれば、濃厚化させることができる。
【0039】
このようなエアブリード量の制御のために、デューティ制御弁68のコイル76にデューティ制御ユニット92が接続される。このデューティ制御ユニット92の入力部には、エンジンEの回転数を検知するエンジン回転数センサ93、前記スロットルセンサ53、及び排ガスのA/Fを検知して、それに比例した検知信号を出力するLAFセンサ94(図13参照)の出力部が接続される。
【0040】
したがって、デューティ制御ユニット92は、エンジン回転数センサ93及びスロットルセンサ53の検知信号に基づいてエンジン負荷の大小を判定し、またLAFセンサ94の検知信号に基づいて排ガスのA/Fを判定し、これらに基づいてコイル76に印加するパルスのデューティ比を決定し、弁体82の総合開弁時間を制御して各気化器33へのエアブリード量を調節し、もって各気化器33から対応するシリンダ11に供給する混合気中の燃料の霧化を良好にしつゝ、そのA/Fをエンジン負荷及び排ガスのA/Fに対応した所望通りのものとすることができ、これによりエンジンEの出力性能及び排ガスの性状の向上を図ることができる。
【0041】
しかも、共通1個のデューティ制御弁68により複数個の気化器33へのエアブリード量を制御し得るので、構成の簡素化を図り、コストの低減に寄与することができ、船外機Oの狭いエンジンルーム29への設置を、他部品と干渉させることなく容易に行うことができる。
【0042】
また共通1個のデューティ制御弁68で計量された空気が分配チューブ66により3個の気化器33に分配される場合、その分配チューブ66を構成する1本の入口チューブ661 及び3本の出口チューブ662 〜664 は、前述にように、これらの連結部において、入口チューブ661 に対して各出口チューブ662 〜664 のなす角度が全て略等しくなるように配置してあるから、入口チューブ661 を出た空気が3本の出口チューブ662 〜664 に分流するときは、それぞれ進路を略同一角度曲げることを余儀なくされる。これにより流路抵抗が均等化され、3本の出口チューブ662 〜664 への空気の均等分配を可能にする。しかも、各出口チューブ662 〜664 は必要に応じて対応する気化器33に向かって緩やかに曲げられているから、3本の出口チューブ662 〜664 から各対応する気化器33に至る流路抵抗に差が生ずることを極力防ぐことができる。こうして、3個の気化器33へのエアブリード量は均等に制御される。
【0043】
ところで、コイル76に印加するパルスのオン、オフに伴いデューティ制御弁68からエアブリード室64に至る流路に圧力の脈動が生ずるが、分配チューブ66とデューティ制御弁68とを結ぶ共通流路には、サージタンク67とオリフィス73が直列に介裝してあるから、サージタンク67の制振作用とオリフィス73の絞り抵抗とにより、その圧力脈動を効果的に減衰させることができる。したがって、その圧力脈動に起因する振動、騒音の発生を防止することができ、またオリフィス73の併用によりサージタンク67のコンパクト化をもたらすことができる。
【0044】
図4において、前記燃料ポンプ44は、シリンダブロック6の一側に配設された気化器33の後方に位置するように、シリンダヘッド8の一側部に取付けられ、また前記サージタンク67はエンジンEの最後尾に位置するように、該タンク67の取付け片95がヘッドカバー9の後面にボルト96で固着される。このような配置によれば、気化器33の後方における、シリンダヘッド8の一側面とエンジンカバー4の内面とで画成される第1のスペースS1 が燃料ポンプ44の設置に有効利用され、またヘッドカバー9の後面とエンジンカバー4の内面とで画成される第2のスペースS2 がサージタンク67の設置に有効利用され、船外機Oのコンパクト化に資することができる。
【0045】
再び図3及び図7において、前記駆動アーム56には、これが加速方向即ち矢印方向Rへ回動するとき作動する加速ポンプ100がプッシュロッド101を介して連結される。加速ポンプ100は、エンジンEの適所に固着されるダイヤフラムハウジング102と、その内部を大気室103と作動室104とに区画するダイヤフラム105とを備え、このダイヤフラム105にプッシュロッド101介して前記駆動アーム56が連結され、作動室104は、一方向絞り弁106を介して前記分配チューブ66の適所に接続される。一方向絞り弁106は、作動室104側から分配チューブ66側へ空気が流れるとき開弁し、それと反対方向の空気の流れに対して絞り抵抗を与えるようになっている。
【0046】
而して、駆動アーム56を加速方向Aへ回動すると、プッシュロッド101が作動室104を加圧するようにダイヤフラム105を作動させる。作動室104が加圧されると、その内部の空気が一方向絞り弁106を開きながら分配チューブ66を通り、各気化器33のエアブリード室64へ圧送されるから、その空気圧がエアブリード室64内の燃料液面を押圧して、その燃料を多数のエアブリード孔63からメインノズル60内へ押し込み、該ノズル60からの燃料噴出を促進する。したがって、スロットル弁35を急開する加速操作時には、吸気量の急増によるも、燃料の噴出量の増量遅れをなくし、エンジンEに良好な加速性を与えることができる。
【0047】
一方、スロットル弁35を急閉する減速操作時には、上記とは反対に、プッシュロッド101が作動室104を減圧するようにダイヤフラム105を作動するから、作動室104に発生する負圧が一方向絞り弁106により伝達速度を規制されながら、各気化器33のエアブリード室64へ伝達する。これによりメインノズル60からの燃料噴出を適度に抑え、燃料消費量の低減に寄与することができる。
【0048】
このように、分配チューブ66は、各気化器33のエアブリード量制御のための空気通路と、各気化器33の加速、減速制御のための空気通路の両方との兼用されるので、配管の簡素化を大いに図ることができる。
【0049】
図12ないし図16において、各シリンダ11に対応してシリンダヘッド8に形成された排気ポート38と、シリンダブロック6の気化器33と反対側の側部に形成された上下方向に長い排気集合室110とは、シリンダブロック6及びシリンダヘッド8の接合部において相互に連通する。上記排気集合室110に第1の三元触媒コンバータ111が装着される。
【0050】
シリンダブロック6の下面を接合した前記マウントケース2と、このマウントケース2の下面に接合されるオイルタンク113の一側部には、上記排気集合室110の下部に連なる一連の排気管路114が一体に形成されており、この排気管路114の下端に、排気凾115の上部に連設した連結フランジ116がボルト117により固着され、排気凾115の下部外側面に溶接された支持片118がオイルタンク113の底部にボルト119により固着される。尚、オイルタンク113は、エンジンEの潤滑オイルを貯留するものである。
【0051】
排気凾115には、その天井板115aに結合されて前記排気管路114を排気集合室110に連通する大径の入口筒120と、この入口筒120に並んで排気凾115の底板11bに結合され、上端を排気凾115内の上部に開放すると共に、下端をエクステンションケース1内に開放する小径の出口筒121とが設けられ、入口筒120内には、第2の三元触媒コンバータ112が装着される。
【0052】
而して、各シリンダ11からの各排気ポート38へ排出された排ガスは排気集合室110で合流し、排気管路114を経て排気凾115へ向かい、入口筒120及び出口筒121を順次通過してエクステンションケース1の内部に排出される。そして、この排ガスは、エンジンEを冷却し終えた冷却水と共に、プロペラ20の内部を通して外部の水中に排出される。
【0053】
ところで、排気集合室110には第1の三元触媒コンバータ111が、また排気凾115の入口筒120には第2の三元触媒コンバータ112がそれぞれ装着されているから、これらを通過する排ガスを、エンジンEの冷機時から暖機時にわたる広い運転領域で効果的に浄化し、即ちその排ガスからHC、CO2 、NOxを除去することができる。特に、前述のようなLAFセンサ94の検知信号に基づいて、デューティ制御ユニット92がデューティ制御弁68に与えるパルスのデューティ比を調節することにより、エンジンEの低負荷から高負荷にわたる広い運転領域において、気化器33のエンジンEに供給する混合気A/Fを制御して排ガスの性状を改善するので、第1、第2触媒コンバータ111,112の負担を軽減して、それらの小容量化が可能となり、したがって排気系をコンパクトに構成し得て、船外機O内への収納を容易に行うことができる。
【0054】
また、排気集合室110は、シリンダブロック6からシリンダヘッド8を分離することにより開放されるから、その開放により第1の触媒コンバータ111の着脱を容易に行うことができる。
【0055】
一方、排気凾115では、出口筒121の上端が入口筒120の下端より上方に配置されるので、エクステンションケース1内の水位が上昇しても、出口筒121が水没しない限り、入口筒120即ち第2の触媒コンバータ112への浸水を回避することができる。
【0056】
ところが、入口筒120及び出口筒121の上記のような配置では、第1及び第2の触媒コンバータ111,112の排ガスに対する浄化作用に伴い発生する水滴が排気凾115の底部に溜まることになる。それを排水するために、排水管122が排気凾115に付設される。この排水管122は、上記出口筒121より遙に小径の管を逆U字状に屈曲して構成され、その一方の下端122aは排気凾115の底板11b上面に近接させて開口するように配置され、他方の下端122bは排気凾115外でその底板11bより下方で開口するように配置される。また排水管122の中央屈曲部は、出口筒121の上端と略同高位置に配置される。また排気凾115は、エクステンションケース1内の通常水位の近傍に出口筒121の下端部がくるように配置される。
【0057】
而して、エンジンEの運転中は、常に排気圧力が排気凾115内に作用しているから、排気凾115内部とエクステンションケース1内部との間には圧力差が生じているから、第1、第2の触媒コンバータ111,112の排ガスに対する浄化作用に伴い排気凾115の底板11b上に水が溜まると、その水は上記圧力差により排水管122を通ってエクステンションケース1内に排出されることになり、第2の触媒コンバータ112への浸水を防ぐことができる。また、排水管122の屈曲部は、その両下端の上方に位置しているから、エクステンションケース1内の水位が上昇して、排水管122の屈曲部が水没しない限り、排水管122から排気凾115への浸水をも防止することができる。しかも、排水管122の中央屈曲部を出口筒121の上端と略同高位置に配置してあるから、出口筒121及び排水管122の浸水防止限界水位が略同等となり、排気凾115への浸水防止機能を合理的に高めることができる。
【0058】
図13に示すように、前記LAFセンサ94は、マウントケース2に一体に形成された排気管路114に次のように取付けられる。即ち、排気管路114の、船外機O外側方に面する側壁に、下方に向かって排気管路114内方へ傾斜する取付け壁部114aが形成され、この取付け壁部114aにLAFセンサ94は略垂直姿勢で螺着され、その先端の検知部94aを排気管路114内の中心部まで突入させる。
【0059】
このLAFセンサ94は、マウントケース2及びこれを囲繞するアンダーカバー5とで画成される環状スペース124に配置されるもので、図示例のように、LAFセンサ94が環状スペース124に収まらない程、長い場合には、アンダーカバー5の一部に、LAFセンサ94の外端を受容する外方膨出部5bが形成される。
【0060】
このように、排気管路114の取付け壁部114aが下方に向かって排気管路114内方へ傾斜することにより、その取付け壁部114aに垂直姿勢で取付けられたLAFセンサの、船外機O外方への突出長さを可及的小さく抑え、該センサ94への他物の接触を極力避けることができると共に、排ガスのA/Fの検知を確実に行うことができる。しかも、LAFセンサ94が船外機O外方に向けられることから、その取付け壁部114aへの着脱を容易に行うことができる。
【0061】
しかも、LAFセンサ94は、アンダーカバー5内側の環状スペース124に配置されるので、アンダーカバー5が保護壁となって、LAFセンサ94への他物の接触を防ぐことができる。また、アンダーカバー5は前述のように取外し可能であるから、その取外し状態で、LAFセンサ94の着脱を容易に行うことができる。
【0062】
尚、図12及び図14において、符号125は、エンジンEの冷却水ジャケットを示す。
【0063】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。例えば、排気凾115、入口筒120及び出口筒121は、オイルパン113やエクステンションケース1に一体に形成することもできる。
【0064】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、エクステンションケース上部に配設されるエンジンの排気通路をエクステンションケース内に開放し、この排気通路を出た排ガスをエクステンションケース内部を経て外部の水面下に排出するようにした、船外機の排気装置において、排気通路の下流端部に設けられる排気凾に、その上流の排気通路に連なり且つ下端が該排気凾内に開口する入口筒と、上端が前記入口筒の下端より上方で排気凾内に開口し且つ下端が排気凾の下方でエクステンションケース内に開口する出口筒とを設け排気凾に逆U字状に屈曲した排水管を設けると共に、その排水管の一方の下端を排凾内の底面に近接して開口し、他方の下端を排気凾の下方でエクステンションケース内に開口し、前記排水管は、エンジンの運転中に排気圧力が作用する排気凾の内部と、エクステンションケース内部との間に生じる圧力差により、排気凾内の底部に溜まる水をエクステンションケース内へ自動的に排出させるので、エンジンの運転中は、排気圧力が作用する排気凾内部及びエクステンションケース内部間の圧力差により、排気凾内底部に溜まった水をエクステンションケース内に自動的に排出することができ、またエクステンションケース内の水位が上昇して、排水管の屈曲部が水没しない限り、排水管から排気凾への浸水をも防止することができる。しかも構造は極めて簡単で、安価に提供することができる。
【0065】
また本発明の第2の特徴によれば、前記排水管の中央屈曲部を前記出口筒の上端と略同高位置に配置したので、出口筒及び排水管の浸水防止限界水位を略同等に設定して、排気凾への浸水防止機能を高めることができる。
【0066】
さらに本発明の第3の特徴によれば、前記入口筒に触媒コンバータを装着したので、触媒コンバータにより排ガスを浄化すると共に、出口筒及び排水管により、触媒コンバータへの浸水を防止して、その延命を図ることができ防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る船外機の全体側面図。
【図2】 図1のエンジン部拡大側面図。
【図3】 図2の要部拡大側面図。
【図4】 図2の4−4線断面図。
【図5】 一部を取り除いた船外機の正面図。
【図6】 図3の6−6線断面図。
【図7】 図3における気化器の制御系全体図。
【図8】 図7におけるデューティ制御弁の縦断側面図。
【図9】 図7の9部拡大図。
【図10】 図9の10−10線断面図。
【図11】 図7におけるサージタンクの一部縦断平面図。
【図12】 図4の12−12線断面の上半部図。
【図13】 図4の13−13線断面の下半部図。
【図14】 図1214−14線断面図。
【図15】 図13の15−15線断面図。
【図16】 図15の16矢視図。
【符号の説明】
O・・・・・船外機
E・・・・・エンジン
1・・・・・エクステンションケース
112・・・触媒コンバータ
115・・・排気凾
120・・・入口筒
121・・・出口筒
122・・・排水管
122a・・排水管の一方の下端
122b・・排水管の他方の下端

Claims (3)

  1. エクステンションケース(1)上部に配設されるエンジン(E)の排気通路をエクステンションケース(1)内に開放し、この排気通路を出た排ガスをエクステンションケース(1)内部を経て外部の水面下に排出するようにした、船外機の排気装置において、
    排気通路の下流端部に設けられる排気凾(115)に、その上流の排気通路に連なり且つ下端が該排気凾(115)内に開口する入口筒120と、上端が前記入口筒(120)の下端より上方で排気凾(115)内に開口し且つ下端が排気凾(115)の下方でエクステンションケース(1)内に開口する出口筒(121)とを設け
    排気凾(115)に逆U字状に屈曲した排水管(122)を設けると共に、その排水管(122)の一方の下端(122a)を排凾(115)内の底面に近接して開口し、他方の下端(122b)を排気凾(115)の下方でエクステンションケース(1)内に開口し
    前記排水管(122)は、エンジン(E)の運転中に排気圧力が作用する排気凾(115)の内部と、エクステンションケース(1)内部との間に生じる圧力差により、排気凾(115)内の底部に溜まる水をエクステンションケース(1)内へ自動的に排出させることを特徴とする、船外機の排気装置。
  2. 請求項1記載のものにおいて、
    前記排水管(122)の中央屈曲部を前記出口筒(121)の上端と略同高位置に配置したことを特徴とする、船外機の排気装置。
  3. 請求項1記載のものにおいて、
    前記入口筒(120)に触媒コンバータ(112)を装着したことを特徴とする、船外機の排気装置。
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