JP4070551B2 - 水系スケール防止剤と防止方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水系のスケール防止剤に係り、特に冷却水系におけるスケールの付着を防止するスケール防止剤と防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平5−50095号公報
【特許文献2】
特開平7−48598号公報
冷却水系のスケール防止においては、ポリアクリル酸やポリマレイン酸、あるいはホスホン酸やポリリン酸塩を含有する薬剤による処理が一般的であり、これらは通常水溶液としてポンプ注入されている。
一方、小型の設備においては、薬注設備がいらない徐溶解性の固形薬剤が用いられており、このような薬剤には、ポリアクリル酸やポリマレイン酸、あるいはホスホン酸やポリリン酸塩を錠剤化したものが多く用いられている。固形薬剤は、薬注設備が必要なく、経済性に優れているが、いずれも水への溶解度が高いことから、溶解速度を一定に制御することが困難であり、特殊な容器に入れたり、不織布に包むなどの改善案が考案されているが、なお長期にわたって安定した効果を得ることが困難であった。
また、固形のポリリン酸塩等も用いられているが、排水中に含まれるリンが富栄養化の原因となるため、排水規制の厳しい地域では使用できない状況であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題を解決するもので、冷却水系において薬注設備を用いることなく、長期にわたって安定したスケール付着防止効果を得ることができるスケール防止剤とそれを用いる防止方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、下記式(1)のポリサクシイミドで、分子量が500〜5000g/モルの範囲にある固体状の化合物と、5−クロロー2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(以下、CMIT)、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン(以下、BIT)、メチレンビスチオシアネート(以下、MTC)、テトラキスヒドロキシメチルホスホニウムサルフェート(以下、THPS)、オルソフタルアルデヒド(以下、OPA)、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール(以下、BNP)、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド(以下、DBNPA)、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(以下、BCDMH)、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(以下、DBDMH)、グルタルアルデヒド、ピリチオン、塩素化イソシアヌル酸又は次亜塩素酸カルシウムから選ばれた一つ以上の化合物、及び/又は、アクリル酸重合体及び共重合体、マレイン酸重合体及び共重合体、アクリルアミド重合体及び共重合体、リン含有化合物又はアゾール化合物から選ばれた一つ以上の化合物とを含有することを特徴とする水系スケール防止剤としたものである
。
【化2】
式(1):
【0005】
また、本発明では、前記の水系のスケール防止剤を、冷却水系に溶解させることを特徴とする水系のスケール防止方法としたものであり、その際の冷却水系に溶解させるスケール防止剤の濃度は、2〜200mg/Lの保持濃度とするのがよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、前記式(1)のポリサクシイミドからなる固体状の化合物の粉末、顆粒又は錠剤を冷却水系に添加する。本薬剤は、冷却水中で徐々に溶解してスケール防止効果を示すが、微生物によって急速に分解されて効果が消失することがあるため、通常CMIT、BIT、MTC、THPS、OPA、BNP、DBNPA、BCDMH、DBDMH、グルタルアルデヒド、ピリチオン、塩素化イソシアヌル酸又は次亜塩素酸カルシウムから選ばれた一つ以上の化合物を合わせて添加する。これらの化合物もまた、通常粉末、顆粒又は錠剤の状態で併用されるが、液体であっても用いることができる。
また、従来から用いられていたアクリル酸重合体及び共重合体、マレイン酸重合体及び共重合体、アクリルアミド重合体及び共重合体、あるいはリン化合物やアゾール化合物等を合わせて添加することもできる。
【0007】
次に、本発明の冷却水系において薬注設備を用いることなく、長期にわたって安定したスケール付着防止効果を得るための方法について説明する。
本発明におけるスケール付着防止方法では、前記式(1)のポリサクシイミド化合物を、粉末、顆粒又は錠剤の状態で循環水中に添加する。すると、冷却水中で徐々に薬剤が溶解し、スケールの原因となる硬度成分と結合してスケール防止効果を示す。このような水系スケール防止剤は、冷却水中に溶解した時の濃度が2〜200mg/Lとなるように、剤形や投入量を調整する。
しかし、冷却水系のように、微生物が発生しやすい環境で用いる場合においては、急速に効果が消失することがあり、その原因は、微生物による分解であることが研究の結果明らかとなった。これに対応するため、本発明では、CMIT、BIT、MTC、THPS、OPA、BNP、DBNPA、BCDMH、DBDMH、グルタルアルデヒド、ピリチオン、塩素化イソシアヌル酸又は次亜塩素酸カルシウムから選ばれた一つ以上の化合物を合わせて添加する。これらの化合物も、通常粉末、顆粒又は錠剤の状態で冷却水に添加し、徐々に溶解することによって微生物の増殖を抑制し、その結果として、スケール防止効果の低下を最小限に抑えることができる。しかし、液体であっても、別途冷却水系に添加すれば、同様の効果が得られる。
【0008】
また、従来用いられていたアクリル酸重合体及び共重合体、マレイン酸重合体及び共重合体、アタリルアミド重合体及び共重合体、あるいはリン化合物やアゾール化合物等を合わせて添加することもできる。
式(1)で示される化合物のポリサクシイミドは、粉末、顆粒又は錠剤のいずれも冷却水に添加して用いることができるが、長期間にわたって効果を持続させるためには錠剤が最も好ましい。
これに併用する微生物抑制剤としては、CMIT、BIT、MTC、THPS、OPA、BNP、DBNPA、BCDMH、DBDMH、グルタルアルデヒド、ピリチオン、塩素化イソシアヌル酸、次亜塩素酸カルシウム等を上げることができるが、ポリサクシイミドと反応して効果を低下させることが無く、固体で徐々に溶解することによって、長期間微生物の増殖を抑制することができるためには、CMIT、BIT、MTCが好ましく、中でもMTCが最も好ましい。
アクリル酸重合体及び共重合体、マレイン酸重合体及び共重合体、アクリルアミド重合体及び共重合体の併用は、懸濁物質の分散効果を、リン化合物やアゾール化合物の併用は、金属腐食の防止に効果が高いため、冷却水系で合わせて用いることが好ましい。中でも、ポリアクリル酸(平均分子量5000〜50000)、リン酸マグネシウム、ベンゾトリアゾールが、効果の持続性において優れている。
【0009】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を示す。
実施例1〜12及び比較例1〜6
本実施例は、図1に概略構成図を示す試験装置を用いて行った。
ポリサクシイミド粉末、MTC粉末、CMIT粉末、ポリアクリル酸ナトリウム粉末、リン酸マグネシウム粉末、ベンゾトリアゾール粉末の所定量を、単独もしくは混合した後に布袋2に入れ、試験装置(全保有水量10L)の冷却水槽1中に浸漬した。試水は、水道水4を冷却塔で濃縮し、ホモジナイズしたスライム10mLを添加して、表1のとおり調整した。循環ポンプ5を駆動して、循環水をヒーター部6で流速1m/sとなるように調整した後、ヒーター7に通電して表面温度を60℃に調整した。
【0010】
【表1】
定期的にヒーター7を取り外し乾燥した後に重量を測定し、試験前後の重量差からスケール付着量を算出した。また、冷却水槽1に軟鋼及び銅の試験片3(いずれも50×30×1mm)を各1枚浸漬し、試験終了時に表面の腐食生成物をインヒビター入りの1N塩酸で取り除いて重量を測定、試験前との重量差から平均腐食速度を求めた。結果は、表2に示すとおりである。
【0011】
【表2】
【0012】
ポリサクシイミドを添加した実施例1から12は、いずれも比較例よりスケール付着量が少なく、スケール防止効果が認められる。しかし、実施例1から4に見られるように、ポリサクシイミドを単独で添加したときには、早期に微生物による分解が始まるため、安定した効果を得るために、より多くの添加を必要とする。
一方、実施例5から6のように、微生物抑制剤を併用すると、90日経過後も良好なスケール防止効果が保持される。さらに、微生物の付着に起因する腐食の発生も抑制されるため、腐食生成物が凝集沈殿する際に、スケール防止剤が共沈して濃度が低下することもない。
実施例7から12は、ポリサクシイミドにポリアクリル酸ナトリウム(分散剤)、リン酸マグネシウム(鉄防食剤)、ベンゾトリアゾール(銅防食剤)を添加したものであるが、いずれも目的とした効果が十分得られており、併用可能であることが分かる。
【0013】
実施例13
本実施例は、図2に概略構成図を示す試験装置を用いて行った。
ポリサクシイミド粉末1kgに硫酸カルシウム粉末0.3kgを混合し、少量の水を加えて顆粒成形した後、打錠機で打錠して直径25mm、厚さ5mm、平均3.8gの錠剤を作成した。また、同様にしてMTC1kgに硫酸カルシウム粉末0.3kgを混合し、少量の水を加えて顆粒成形した後、打錠機で打錠して直径25mm、厚さ5mmの錠剤を作成した。これらの所定量を布袋12に入れ、試験装置(全保有水量2t、平均ブロー水量3.6L/日)の冷却塔11下部水槽に浸漬した後運転を開始し、30日後及び180日後に熱交換器16を開放して、銅チューブ17を1本を抜き取り、乾燥させた後重量を測定し、さらに付着物を除去した後に重量を測定して、スケール付着速度を算出した。結果は、表3に示すとおりである。
【0014】
【表3】
180日間連続運転した場合、ポリサクシイミド濃度を2mg/L以上に保持するようにすることで、十分なスケール防止効果が得られることが分かる。しかし、過剰に添加して、ポリサクシイミド濃度が常時200mg/Lを越えると、微生物の栄養源となり、むしろ付着物量が増加する傾向が見られるため、2から200mg/Lの範囲で保持することが好ましい。
【0015】
【発明の効果】
以上のように、本発明のスケール防止剤を冷却水中に添加することで、薬注設備を必要とせず、長期間安定したスケール防止効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜12に用いた試験装置の概略構成図。
【図2】実施例13に用いた試験装置の概略構成図。
【符号の説明】
1:冷却水槽、2:薬剤入り布袋、3:試験片、4:冷却水、5:循環ポンプ、6:ヒーター部、7:ヒーター、8:電源、11:冷却塔、12:薬剤入り布袋、13:補給水、14:自動ブロー装置(冷却水の導電率を150mS/mにコントロール)、15:ポンプ、16:熱交換器、17:銅チューブ、18:シリコンオイル、19:ヒーター
Claims (3)
- 下記式(1)のポリサクシイミドで、分子量が500〜5000g/モルの範囲にある固体状の化合物と、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(以下、CMIT)、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン(以下、BIT)、メチレンビスチオシアネート(以下、MTC)、テトラキスヒドロキシメチルホスホニウムサルフェート(以下、THPS)、オルソフタルアルデヒド(以下、OPA)、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール(以下、BNP)、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド(以下、DBNPA)、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(以下、BCDMH)、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(以下、DBDMH)、グルタルアルデヒド、ピリチオン、塩素化イソシアヌル酸又は次亜塩素酸カルシウムから選ばれた一つ以上の化合物、及び/又は、アクリル酸重合体及び共重合体、マレイン酸重合体及び共重合体、アクリルアミド重合体及び共重合体、リン含有化合物又はアゾール化合物から選ばれた一つ以上の化合物とを含有することを特徴とする水系スケール防止剤。
【化1】
式(1):
- 請求項1記載の水系のスケール防止剤を、冷却水系に溶解させることを特徴とする水系のスケール防止方法。
- 前記冷却水系に溶解させるスケール防止剤の濃度は、2〜200mg/Lの保持濃度であることを特徴とする請求項2記載の水系のスケール防止方法。
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