JP4069258B2 - 両方向ラッチアセンブリ及びこれを用いた電子機器 - Google Patents

両方向ラッチアセンブリ及びこれを用いた電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、ラッチアセンブリに関し、より詳しくは、ノートPC(パーソナルコンピュータ)やタブレットコンピュータなどでディスプレイユニットの前面または背面が選択的に本体に結合されるように両方向ロックが可能なラッチアセンブリに関する。
ラッチ構造は、第1ボディと第2ボディとを取付けまたは取外しのために使用され、様々な構造が提示されてきた。
ノートPCに使用されていた従来のラッチ構造の一例を図21及び図22に示す。図示のように、ノートPC10が備えているキーボードユニット40の一側面には、支持台42を備えたラッチノブ44が外部に少し突設されており、この支持台42の上面には、中央に固定軸46を突設した固定ホルダー48が固定されている。
また、固定軸46には、所定の曲面をなすカム部50と一端に係止部52を備えたラッチユニット材54が回動自在に垂直に取付けられている。このラッチユニット材54の外側には、固定軸46を中心として両側に第1、第2の弾支部56,58を一体に備えている弾性バネ60が取付けられている。第1の弾支部56は、固定ホルダー48の上面に弾支されており、第1の弾支部56と対応する第2の弾支部58は、ラッチユニット材54の一面に設けられた長溝62に挿入、弾支されている。結局、ラッチユニット材54のカム部50がノブ44の内面に押圧される。
また、ラッチユニット材54の係止部52と上下方向に対向するキーボードユニット40の前端部上面には、貫通孔64が設けられており、この貫通孔64と対応するディスプレイユニット66の先端部には、中央に貫通孔68を備えたフック70が固定されるている。
このような装置において、ユーザーがノートPC10を使用しない(すなわち、閉じる)場合、図22に示すように、先ず、ユーザーがキーボードユニット40の一側面に設けられたノブ44を所定の力で押し付けると、このノブ44の一面に押し当てているラッチユニット材54のカム部50が固定軸46を中心として反時計方向に回動する。この回動により、ラッチユニット材54の係止部52がカム部50に連動して回動することになる。
一方、ノートPC10のディスプレイユニット66に突設されているフック70をキーボードユニット40の貫通孔64に完全に挿入した状態で、ユーザーがノブ44への押さえ力を解除すれば、図22に示すように、ラッチユニット材54の一面の長溝62に弾支された第2の弾支部58の弾性力によってラッチユニット材54が時計方向に動くことになる。この動きにより、ラッチユニット材54の係止部52がすでに挿入されているフック70の貫通孔68に貫通取付け状態で係合されてディスプレイユニット66とキーボードユニット40とが相互に締付けられる。
このような従来のラッチ構造は、電子機器の本体とディスプレイユニットとを片側でのみロックできるだけであった。しかし、最近、スイベル式ジョイントを備えているタブレットコンピュータやその他の電子機器などでディスプレイユニットの前面または背面を選択的に本体と取付ける必要性が生じている。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、両方向ロックが可能なラッチアセンブリを提供することを目的とし、特に、ノートPCやタブレットコンピュータのディスプレイユニットの両面を選択的に本体に結合可能な両方向ラッチ構造を提供することを目的とする。
また、両方向への切換えが円滑で、ロック過程で係合不能が生じない新しい構造のラッチアセンブリを提供することを他の目的とする。
また、本発明の他の目的及び特徴は、以下の詳しい説明でより具体的に開示されるだろう。
上記の目的を達成するため、本発明に係る両方向ラッチアセンブリにおいては、内部に取付溝が設けられ、該取付溝の中央には通し孔が設けられているケーシングと、前記取付溝に取付けられ、一面にシート部を有する押圧部材と、前記通し孔に挿入され、一面が前記シート部に支持され、両端側に一対のラッチ係合穴(ラッチ係合部)が設けられているフレーム及び該フレームの中央の両側縁部に一体に設けられている一対の係止突起を含むラッチと、前記一対のラッチ係合穴に選択的に係合される保持具とを備えることを特徴とする。
前記押圧部材は、両端部に弾性部材が係合されるか、もしくは、弾性手段そのものであってもよい。
前記ケーシングの通し孔の上部には、前記一対のラッチ係合穴の何れかと係合されるラッチ係合突出部が設けられている。該ラッチ係合突出部は、前記ラッチのラッチ係合穴より面積が小さいのが好ましい。
前記ケーシングの通し孔の上部面の前後端部には、それぞれ傾斜面が形成され、前記ラッチが固定されている状態で、前記ラッチの係止突起は、前記ケーシングの傾斜面の何れかに当接することになる。また、前記通し孔の上面の端部の傾斜面は、前記ラッチの係止突起と同じ傾斜角で形成されるのが好ましい。
前記ラッチのフレームの両端部には、それぞれ互いに対称の傾斜面が形成されるのが好ましい。
前記保持具は、一側に垂直に突設され、上部に傾斜面を含む係止段部と、他側に水平に突出する押圧部が一体に設けられ、前記係止段部の後方に係合される弾性部材をさらに備えてもよい。
前記押圧部材に取付けられた弾性部材は、前記係止段部の後方の弾性部材よりも弾性力が強いのが好ましい。また、前記ラッチのフレームの両端部に形成される傾斜面は、前記係止段部の傾斜面と同じ傾斜角を有するのが好ましい。
前記ラッチは、前記一対のラッチ係合穴の間の部分が前記フレームの他の部分の厚さよりも薄く形成されるのが好ましい。
また、本発明に係る電子機器は、一側に通し孔が設けられている第1ボディと、前記第1ボディの通し孔に取付けられ、両端側に一対のラッチ係合穴が設けられているフレーム及び該フレームの中央の両側縁部に一体に設けられている一対の係止突起を含むラッチと、一側に凹部が設けられている第2ボディと、該第2ボディの凹部に取付けられる保持具とを備えていることを特徴とする。
前記通し孔には、前記ラッチの一対のラッチ係合穴の何れかに係合されるラッチ係合突出部が設けられている。
前記電子機器は、一側部分に貫通孔が設けられており、該貫通孔には、内部に取付溝が設けられ、内部中央に通し孔が設けられているケーシングが挿入されてもよい。
本発明に係るラッチアセンブリ及びこれを備えた電子機器は、両方向ロックが可能であり、特に、ロック及び解除の過程が少ない力でも非常に円滑に行われることが可能となる。
このような本発明による両方向ラッチアセンブリ及びこれを用いた電子機器によれば、第1ボディと第2ボディとからなる装置において、第1ボディの両面をそれぞれ第2ボディとラッチ係合することが可能となる。特に、ラッチに軽い力を加えるだけで円滑に両方向への位置移動が可能となり、さらに、ラッチが移動した状態でラッチに別の力を加えなくてもラッチが固定されたまま第1ボディを第2ボディに取付けることが可能となる。
このようなラッチアセンブリは、装置の両面を活用できるようにすると共に、様々な装置への適用が可能である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係るラッチアセンブリのラッチユニットを示しており、図2は、ラッチユニットの分解斜視図であり、図3は、ラッチアセンブリが適用された電子機器を示す図である。図3に示すように、ラッチアセンブリのラッチユニットは、電子機器の第1ボディ300(例えばディスプレイユニット)に取付けられる。また、ラッチアセンブリの保持具200は、電子機器の第2ボディ310(例えば本体)に取付けられる。
図1及び図2に示すように、本発明に係るラッチアセンブリのラッチユニットは、ケーシング100と、ケーシング100の内部に設けられた取付溝108に取付けられるラッチ120と、押圧部材140と、弾性部材150とを備えている。
ラッチ120は、押圧部材140と一面が当接しており、押圧部材140の両端には、それぞれ弾性部材150が取付けられ、押圧部材140を弾性支持している。従って、ラッチ120は、押圧部材140によって間接的に弾性力を受けて支持される。
図1において、押圧部材140は、別体の弾性部材150によってラッチ120に弾性力を与えているが、場合によっては、押圧部材と弾性部材とが一体となる形態、例えば、板バネを使用してラッチ120に弾性力を与えてもよい。
ラッチアセンブリの各構成要素をより詳しく説明すると、次のようである。
先ず、図4及び図5を参照して、ケーシング100について説明する。ケーシング100は、押圧部材140及びラッチ120の取付けのための取付溝108がその内部に設けられており、かつ、ラッチ120の両方向への移動が可能となるよう、中央に通し孔102が設けられている。通し孔102は、ラッチ120が両側に通過できるようにラッチ120の幅とほぼ同じ幅を有し、通し孔102の幅は、ラッチ120のフレームの厚さよりも少し厚く、少なくともフレームの厚さとフレームの係止突起の高さとを加えたのもより厚く形成すべきである。
図4において、取付溝108は、押圧部材140の形状に合わせて設けられており、押圧部材140及びラッチ120の形態によって様々な変更が可能である。一方、図5に示すように、ケーシング100の両端の上部面に嵌合穴108’が設けられている。嵌合穴108’は、押圧部材140と嵌合されて押圧部材140の左右の位置を固定させる。
一方、ケーシング100の中央には、ラッチ係合突部104が突設されている。ラッチ係合突出部104は、ラッチ120のラッチ係合穴124a,124b(ラッチ係合部)が係合される部分であり、ラッチ係合穴124a,124bの形状と類似な形状となり、その大きさはラッチ係合穴124a,124bの面積より少し小さいものであることが好ましい。また、ラッチ係合突出部104の厚さは、ラッチ120の厚さとほぼ同じ、または、小さいものが好ましい。これは、ラッチ係合突出部104が厚すぎると、ラッチ120の両方向への移動が円滑でない場合もあるからである。
ラッチ係合突出部104の上方のケーシング100の一面は、受部106であり、ラッチ120の両方向への移動により、ラッチ120のフレームの中央の突起128(係止突起)と受部106の両端部106a,106bが当接することになる。受部の端部106a,106bは、フレームの突起128の傾斜面と類似に傾斜した面が形成されるのが好ましい。これについては、以下により詳しく後述する。
ケーシング100の両端には、かつ、ケーシング100と電子機器の第1ボディ300との取付けのための更に他の取付穴110が設けられている。図示のように、ケーシング100が、独立した構造物として形成される場合、取付穴110を介して電子機器の第1ボディ300にネジ止めなどの方法で締付けられて固定される。
ケーシング100は、独立した構造物で形成されてもよく、場合によっては、電子機器の第1ボディ300のうち、一部に一体的に形成されてもよい。例えば、ノートPCのディスプレイユニットの端縁にラッチ120が挿入され、両方向への移動が可能となるように通し孔を形成し、その通し孔の内部にラッチ係合突出部104及び受部106を形成することにより、独立したケーシング100を形成して電子機器の内部に取付けたときと同様な作用があるであろう。
次に、図6乃至図9を参照してラッチ120の構造を詳しく説明する。図6に示すように、ラッチ120は、四角形のフレーム122の内部の両端側に一対の四角形状のラッチ係合穴124a,124bが相互に対応する位置に設けられている。フレーム122は、四角形のものが好ましいが、場合によっては、変形された形態、例えば、円形、楕円形、六角形などの様々な形態であってもよい。ラッチ係合穴124a,124bは、ケーシング100のラッチ係合突出部104と嵌合してラッチ120をケーシング100の内部の第1位置または第2位置で固定させる役割を有する。従って、ラッチ係合穴124a、124bは、ケーシングのラッチ係合突出部104とほぼ同じ形態で、特に、その幅が同一に形成されるのが好ましい。
ラッチ120のフレーム122の中央両端には、それぞれ突起128が設けられる。図6のラッチ120を矢印C方向から見た側面図である図7を参照して、突起128は、両面が傾斜した三角形状であることが分かる。このような形態により、ラッチ120に所定以上の力を加えることによって、ケーシング100の内部で第1位置から第2位置に、または、その反対方向への移動が可能となる。
図7に示すように、突起128の形状は、二つの傾斜面を有する三角形状であるが、場合によって、傾斜面が緩やかな曲面に形成されてもよい。また、突起128は、その機能を行うことができるものであれば、他の何れの形態であってもよい。また、突起128の傾斜面の角度は、30°〜60°の範囲で適当な値を選択してもよい。
図8は、図6のラッチ120を矢印B方向から見た側面図あり、図示のように、フレーム122の端部122aの角部に傾斜部122a’が設けられている。図7も、このようなフレーム122の端部122aの形態を詳しく示しているが、フレーム122の端部の傾斜部122a’は、ラッチ120と保持具200との係合過程において、ラッチ120の移動方向に対し、傾斜した方向にラッチ120が一定の力を受けるようにしている。これについては、以下により詳しく説明する。傾斜部122a’は、必ず平面である必要はなく、緩やかな曲面であっても構わない。
図9は、図6のラッチ120のA−A’断面を示している。フレーム122の縁部は、フレーム122の中央の突起128部分を除いた他の部分が全て同じ厚さaで形成されている。しかし、図9に示すように、フレーム122の内部の中央部126は、フレーム122の縁部より薄い厚さbで形成されるのが好ましい。フレーム122の内部の中央部126の表面は、押圧部材140の一面と当接する面であり、ラッチ120が第1位置から第2位置に、または、その反対方向に移動するとき、ケーシング100のラッチ係合突出部104と干渉しない。即ち、中央部126の厚さが厚くなれば、ラッチ120の動きが円滑でなくなるが、中央部126の厚さは、フレーム122の縁部の厚さよりできる限り薄いのが好ましく、少なくとも1/2以下の厚さで形成されるのが好ましい。
また、中央部126は、ラッチ120がケーシング100の内部で両方向に移動することにより、押圧部材140の一面及びケーシング100のラッチ係合突出部104と持続的に摩擦を起すため、機械的摩擦により磨耗が発生しにくい材質を使用してフレーム122を製造するのが好ましい。例えば、合成樹脂系のプラスティック製品または表面に耐磨耗コーティングの処理が行われた物質が好ましい。
次に、図10を参照して押圧部材140を説明する。押圧部材140は、ラッチ120の一面と当接する中央のシート部142と、シート部142の左右に垂直に形成された翼部144と、該翼部144に一体に形成された支持ボス146を備えている。支持ボス146には、弾性部材150の一端部が取付けられる。
シート部142は、ケーシング100の通し孔102より長く形成されており、ラッチ120の一面が完全に当接するようにするのが好ましい。
前述のように、押圧部材140及び弾性部材150は、一つの一体化した形態、例えば、シート部を有する板バネに代替して使用してもよい。また、ケーシング100が別体の独立した構造物でなく、電子機器の第1ボディ300に直接形成された場合、押圧部材140無しに弾性部材150のみで本発明に係るラッチアセンブリを構成することも可能である。
次に、本発明に係るラッチアセンブリにロック機能を持たせるために、電子機器の第2ボディ310(通常、電子機器の本体)に取付けられる保持具200について、図11及び図12を参照して説明する。
保持具200は、一体化した1つのフレーム200aであり、その内部に凹部240が設けられており、一側に傾斜面210aを有する係止段部210と、フレーム200aの正面の押圧部220と、フレーム200aの後方の突出部230とを備えている。
フレーム200aの内部の凹部240の底面には、開口部250が設けられている。この開口部250は、ラッチアセンブリのラッチ120が保持具200でロックされるとき、その移動経路を確保する役割を有する。従って、開口部250の大きさは、ラッチ120の大きさに対応するように形成される。
係止段部210の傾斜面210aは、ラッチフレーム122の端部122aの傾斜面と対応するように形成されるのが好ましい。フレーム122の端部122aは、係止段部210の傾斜面210aと当接して係止段部210を摺動して保持具200が前後方向に移動するようにしている。この過程は、以下により詳しく後述する。
保持具200は、一体に形成されてもよく、幾つかの分離した要素から構成されてもよい。例えば、係止段部210と、押圧部220と、突出部230がそれぞれ別の要素として構成されるか、一部の要素が電子機器の第2ボディ310に一体化して形成されることもできる。
以下に、本発明に係るラッチアセンブリの動作及びそれによるラッチ120と保持具200との締付けによるロック作用を具体的に説明する。
先ず、図13は、ラッチ120と押圧部材140とがケーシング100に組付けられた状態のラッチアセンブリの断面を模式的に示す図である。
ケーシング100の上部面の受部106の下方のラッチ係合突出部104がラッチ120のラッチ係合穴(図6の124a)に嵌合して固定されている。ケーシングの下面100’から弾性部材150により支持される押圧部材140は、ラッチ120の一面と接触したままラッチ120をケーシング100の受部106に押付けている。ラッチ120の突起128の傾斜面128aは、受部106の端部106aの傾斜面106a’に当接したまま係合され、ラッチ120を固定させている。
このような状態でラッチ120の一側に所定以上の力Fを加えるようにすると、突起の傾斜面128aが受部106の端部106aの傾斜面106a’に摺動しながら力Fの方向に垂直方向、即ち、ラッチ120の下方に力fが伝達され、ラッチ120が下方に少し移動した状態に変位する(符号120’参照)。これにより、ラッチ120の一面を押圧していた押圧部材140が弾性力を超えながら下方に動いて移動された状態で変位される(符号140’参照)。このような状態でラッチ120に加えられる力Fが作用し続けると、ラッチ120は、水平方向に移動することになり、突起128は、更に受部106の他の端部106bに当接し、ラッチ120の更に他のラッチ係合穴(図6の124b)にケーシング100の係止突部(図4の104)が係合されることになる。
図13に示す過程により、ラッチ120は、ケーシング100に対し、一方向またはその反対方向への移動が可能となる。
図14及び図15は、ラッチ120がケーシング100に対して、一方向及び反対方向へ移動されている様子をそれぞれ示している。
このようなラッチ120の両方向への移動は、ラッチの突起の傾斜面128aとケーシング100の受部106の端部の傾斜面106a’間の摺動や押圧部材140の弾性力により非常に円滑に行われ、特に、単に指でラッチ120を押すだけの力でラッチ120を移動させることが可能となる。
次に、図16及び図17を参照して本発明に係るラッチアセンブリのラッチユニットと保持具200とのロック過程について説明する。
図16は、ラッチアセンブリのラッチユニットが電子機器の第1ボディ300に取付けられており、保持具200が電子機器の第2ボディ310に取付けられていることを示している。
この電子機器には、ノートPC、タブレットコンピュータなどの本体と、別のディスプレイユニットとから構成される装置がある。しかし、本発明に係るラッチアセンブリは、これに限定されるものではなく、両方向ロックを必要とするいずれの装置にも適用することができる。
電子機器がタブレットコンピュータである場合、第1ボディ300は、ディスプレイユニットに該当し、第2ボディ310は、キーボードが設けられている本体部に該当する。第1ボディ300と第2ボディ310は、一端が別の連結部材により回動及び方向転換が可能となるように連結されており、他端は開閉自在になっている。
ラッチアセンブリのラッチユニットは、第1ボディ300に組付けられ、図13で説明したような動作により、第1ボディ300の上下方向に(重力方向と同一または反対方向へ)ラッチ120の移動が可能となる。
保持具200は、第2ボディ310に垂直位置が固定されるが、水平移動が可能となるように設けられている。保持具200の後方の突出部230に弾性部材260が係合され、保持具200に一方向に弾性力を与え、保持具200の水平移動を制限する。即ち、弾性部材260は、保持具200が係止段部210から押圧部220の方向に持続的な力を受けるようにしている。
ラッチアセンブリのラッチ120に下方に力Fを加えて押圧すると、ラッチ120は、図14または図15に示すように、一側が突出され、この状態で力を加え続けると、ラッチ120の端部122aが保持具200の係止段部210に当接し、保持具200を摺動して突出部230に係合された弾性部材260の弾性力を超え、保持具200を水平に後方に移動させる。これにより、ラッチ120の一部がさらに下方に移動し、ラッチ係合穴(図6の124a)に係止段部210が係合されることになる。
図17は、ラッチアセンブリのラッチ120が保持具200の係止段部210に係合され、ロックされている状態を示している。この状態で保持具200の押圧部220に力を加えると、保持具200が水平に後方に移動しながら、ラッチ120のロックが解除され、ラッチアセンブリのラッチユニットが組付けられている第1ボディ300を第2ボディ310から開放することが可能となる。
一方、ラッチ120に力を加え、保持具200の係止段部210に係合する際には、ラッチ120を押圧する力の方向と反対方向に、反作用による力が及ぶことになる。これにより、ラッチ120が保持具200を摺動することができず、再び反対方向に移動(例えば、図14の状態から図15の状態に移動)され、ロック機能の作動が不可能となることもあるだろう。本発明では、このようなロック不能をラッチアセンブリの構造を修正して解消することができる。
図18は、図16のI部分とII部分を拡大した図であり、ラッチによる保持具の摺動過程で発生する様々な力の成分を示している。
ラッチ120に外部の力Fが作用し、保持具200の方に移動すれば、ラッチの端部122aの傾斜部122a’と係止段部210の傾斜面210aが相互に当接することになる。ラッチ120に加えられる力に対して垂直に固定されている保持具200は、反作用により反対方向にラッチ120に力Y1を加えることになる。また、保持具200の後方の突出部230に連結される弾性部材(図16の260)により、水平の一方向に保持具200にさらに他の力Y2が加えられる。このような2つの力の方向は、相互に垂直であり、2つの力が加えられ、係止段部210の傾斜面210aと接しているラッチ120の端部の傾斜面122a’にほぼ45°方向に合力Z1が加えられることになる。
合力Z1は、実質的にラッチ120の全体に作用し、よって、ラッチ120の突起128にも、その力の影響が及ぶことになる。ラッチの突起128は、その傾斜面128aがケーシング100の受部106の端部106aの傾斜面106a’と当接した状態で合力Z1と同じ力Z2がその当接面にほぼ垂直に作用することになる。このように、ケーシング100の受部106の端部106aの傾斜面106a’に作用する力Z2は、ラッチ120の突起128の傾斜面128aが受部106の端部106aの傾斜面106a’上を摺動することを事実上不可能とする。すなわち、ラッチ120は、フレーム122の長手方向の力(ラッチを移動させる押圧作用により発生する)ではないラッチ突起128の傾斜面に垂直に作用する力によりケーシング100の端部に係合されたままケーシング100との相対的な位置が固定されることになる。従って、ラッチ120が保持具200上を摺動することができずに再び、反対方向に移動されるのを確実に防止することができる。
このようなメカニズムにより、ラッチ120は、保持具200への円滑な係合が可能となり、これと共に、押圧部材140に連結された弾性部材150の弾性力が保持具200の弾性部材260の弾性力より大きくなるように、それぞれの弾性部材150を選定することにより、ラッチ120が押圧部材140を下方に押圧しながら移動し、結果的に保持具200に係合されないことをより確実に防止することが可能となる。
図19及び図20は、本発明に係るラッチアセンブリが組付けられた電子機器を示す斜視図である。
図19は、電子機器の第1ボディ(ディスプレイユニット)400の背面400aが上方に向き、ディスプレイ面400bは、第2ボディ(本体)410と対向する状態でロックされる過程を示している。第1ボディ400の端部には、ラッチアセンブリのラッチユニットが内部に組み付けられており、ラッチ120の両方向への動きのための開口部405が設けられている。第2ボディ410の端部には、保持具(図11の符号200)が内部に組付けられており、ラッチ120を挿通させるためのホール415が設けられている。ラッチ120に力を加え、下方に移動させた状態で第1ボディ400を下方に押圧すれば、ラッチ120と保持具200とのロック作用により第1ボディ400は、第2ボディ410と結合される。
第1ボディ400を第2ボディ410から解放する時には、保持具200の押圧部220に力を加え、保持具200を水平に後方に移動させることにより、ラッチ120のロック状態を解除する。
また、図20に示すように、第1ボディ400が、第2ボディ410に対して方向の転換を行い、ディスプレイ面400bが上方に向き、背面400aが本体、即ち、第2ボディ410の方と対向する状態でも同じ作用により第1ボディ400と第2ボディ410とを結合することができる。
特に、本発明に係るラッチアセンブリは、ラッチ120の一端が第1ボディ400から一方向に突出した状態でラッチ120に別の力を加えることなく、先に図18で説明したラッチ120と係止段部210との相互作用により、第1ボディ400を第2ボディ410にそのまま結合することができる。
以上のように、上記実施の形態を参照して詳細に説明され図示されたが、本発明は、これに限定されるものでなく、このような本発明の基本的な技術的思想を逸脱しない範囲内で、当業界の通常の知識を有する者にとっては、他の多くの変更が可能であろう。特に、ディスプレイを含む電子機器のみならず、両方向ロックが要求されるその他の装置にも適用することが可能であろう。また、本発明は、添付の特許請求の範囲により解釈されるべきであることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るラッチアセンブリを示す斜視図である。 図1に示すラッチアセンブリの分解斜視図である。 図1に示すラッチアセンブリが適用された電子機器を示す断面図である。 図1に示すラッチアセンブリのケーシングの構造を示す正面図である。 図1に示すラッチアセンブリのケーシングの構造を示す平面図である。 図1に示すラッチアセンブリのラッチ構造を示す平面図である。 図1に示すラッチアセンブリのラッチ構造を示す側面図である。 図1に示すラッチアセンブリのラッチ構造を示す端面図である。 図1に示すラッチアセンブリのラッチ構造を示す断面図である。 図1に示すラッチアセンブリの押圧部材を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るラッチアセンブリの保持具を示す斜視図である。 図1に示す保持具の側面図である。及び側面図である。 図1に示すラッチアセンブリの動作を示す断面模式図である。 図1に示すラッチアセンブリのラッチが一方に移動した状態を示す図である。 図1に示すラッチアセンブリのラッチが他方に移動した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るラッチアセンブリのラッチと保持具の係止段部との締付動作を示す断面模式図である。 本発明の一実施形態に係るラッチアセンブリの取付状態を示す斜視図でありる。 図16の部分拡大図である。 本発明に係るラッチアセンブリが適用された電子機器の斜視図である。 図19に示す電子機器において、ディスプレイ部を反転させた状態を示す斜視図である。 従来の技術によるロック解除状態のラッチ構造を示す断面図である。 従来の技術によるロック状態のラッチ構造を示す断面図である。
符号の説明
100 ケーシング、102 通し孔、104 ラッチ係合突出部、106 受部、108 取付溝、120 ラッチ、122 フレーム、124a、124b ラッチ係合穴、126 中央部、128 突起、140 押圧部材、142 シート部、144 翼部、146 支持ボス、150 弾性部材、200 保持具、210 係止段部、220 押圧部、230 突出部、240 凹部、250 開口部

Claims (28)

  1. 通し穴を有する取付溝が形成されたケーシングと、
    前記通し穴に挿通されて、前記取付溝のシート部に移動可能に支持される一面を有し、両端側に一対のラッチ係合穴を形成するフレーム及び該フレームの横方向両縁部に一対の係止突起を含むラッチと、
    前記一対のラッチ係合穴の一方に選択的に係合する保持具とを備えていることを特徴とする両方向ラッチアセンブリ。
  2. 前記取付溝内に配置され、一端に前記シート部を形成する押圧部材を備え、該押圧部材の横方向両端部に弾性部材が係合されて、前記シート部を前記ラッチへ向って付勢することを特徴とする請求項1に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  3. 前記ケーシングの通し穴の上部には、前記ラッチのラッチ係合穴の一方に係合するラッチ係合突出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  4. 前記ラッチ係合突出部は、対応する前記ラッチのラッチ係合穴よりも寸法が小さいことを特徴とする請求項3に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  5. 前記ケーシングの通し穴の上面の前後端には、それぞれ傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  6. 前記ラッチの係止突起は、前記ラッチが固定されている状態で、前記通し穴の傾斜面の一方に当接していることを特徴とする請求項5に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  7. 前記通し穴の上面の前後端の傾斜面は、前記ラッチの係止突起と同じ傾斜角度を有していることを特徴とする請求項5に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  8. 前記ラッチのフレームの両端部には、それぞれ互いに対称の傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  9. 前記保持具は、一側に垂直方向に突出して上部に傾斜面を有する係止段部と、他側に水平方向に突出する押圧部と、前記係止段部に係合して該係止段部を前記押圧部側へ向って付勢する弾性部材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  10. 前記取付溝内に配置され、一端に前記シート部を形成する押圧部材を備え、該押圧部材の横方向両端部に弾性部材が係合されて前記シート部を前記ラッチへ向って付勢し、前記押圧部材に係合される弾性部材は、前記係止段部に係合される弾性部材よりも大きな弾性力を発生することを特徴とする請求項9に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  11. 前記ラッチのフレームの両端部には、それぞれ互いに対称の傾斜面が形成され、該フレームの両端部の傾斜面は、対応する前記係止段部の傾斜面と同じ傾斜角度を有していることを特徴とする請求項9に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  12. 前記ラッチの一対のラッチ係合穴の間の部分は、前記フレームの横方向両縁部よりも薄い厚さを有していることを特徴とする請求項1に記載の両方向ラッチアセンブリ。
  13. 一側部分を貫通する通し穴が形成された第1ボディと、
    両側に一対のラッチ係合部を有するフレームを備え、前記第1ボディの通し穴に取付けられるラッチと、
    前記第1ボディに回動可能に連結され、一面に凹部を有する第2ボディと、
    前記第2ボディの凹部に取付けられた係合受具とを備え、
    閉位置では、前記第1ボディが前記第2ボディに隣接し、一方の前記ラッチ係合部が前記凹部内に延び、前記ラッチは、前記フレームの横方向両縁部に一対の係止突起を有しており、前記通し穴の上面の前後端には、それぞれ傾斜面が形成され、前記ラッチが固定されたとき、前記ラッチの係止突起が前記傾斜面に当接することを特徴とする電子機器。
  14. 前記一対のラッチ係合部のうちの第1のラッチ係合部は、前記通し穴内の前記ラッチが第1の位置にある状態で、前記第1ボディの外側の第1の側に延び、前記一対のラッチ係合部のうちの第2のラッチ係合部は、前記通し穴内の前記ラッチが第2の位置にある状態で、前記第1ボディの外側の第2の側に延びることを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  15. 閉位置では、前記第1ボディが前記第2ボディに隣接し、一方の前記ラッチ係合部が前記凹部内に延びることを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. 前記凹部には、前記ラッチ係合部の一方に係合するラッチ係合突出部が形成されていることを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  17. 前記第1ボディの一側部分に貫通穴が形成され、内部に取付溝を有するケーシングが前記貫通穴に装着され、前記通し穴が前記ケーシングに設けられていることを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  18. 更に、前記取付溝に取付けられて、前記通し穴の一側を形成する一側を有する押圧部材と、該押圧部材の他側に連結される弾性部材とを備えていることを特徴とする請求項17に記載の電子機器。
  19. 前記係合受具は、一側から垂直方向に突出し、傾斜面を有する係止段部と、他側から水平方向に突出する押圧部を備えていることを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  20. タブレットコンピュータ又はノートブックコンピュータであることを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  21. メインボディの一側に回動可能に連結された第1ボディを有し、該第1ボディは、第1閉位置において前記メインボディに隣接する第1表面を有し、第2閉位置において、前記メインボディに隣接する反対面を有するポータブルコンピュータのラッチ係合方法において、
    前記第1ボディの貫通穴に両方向ラッチを設けて、前記第1ボディを前記メインボディに閉位置でラッチ係合し、前記ラッチは、前記第1ボディの両側から第1及び第2の係合部が延ばされ、フレームに係止突起を有し、前記貫通穴の上面の前後端には、それぞれ傾斜面が形成され、
    第1閉位置において、前記メインボディの係合受具を前記両方向ラッチの第1のラッチ係合部から解放し、
    前記両方向ラッチの第1のラッチ係合部を押圧して、第2のラッチ係合部を位置決めし、
    前記第1ボディを第2閉位置へ移動させて、第2のラッチ係合部を前記係合受具にラッチ係合し、このとき、前記メインボディの係合受具によって前記第2のラッチ係合部を係止する間、前記係合受具が前記第2の係合部を押圧しているとき、一方の前記傾斜面が前記係止突起に力を作用させることを特徴とするポータブルコンピュータのラッチ係合方法。
  22. メインボディの一側に回動可能に連結された第1ボディを有し、該第1ボディは、第1閉位置において前記メインボディに隣接する第1表面を有し、第2閉位置において、前記メインボディに隣接する反対面を有するポータブルコンピュータのラッチ係合方法において、
    前記メインボディに両方向ラッチを設けて、前記第1ボディを前記メインボディに閉位置でラッチ係合し、前記両方向ラッチは、前記第1及び第2のラッチ係合部が第1ボディから互いに反対側に延出し、
    第1閉位置において、前記メインボディの係合受具を前記両方向ラッチの第1のラッチ係合部から解放し、
    前記第1ボディを第2閉位置に移動し、
    前記第1のラッチ係合部を押圧して、前記両方向ラッチを移動させて、該両方向ラッチの第2のラッチ係合部を前記係合受具にラッチ係合することを特徴とするラッチ係合方法。
  23. 一側部分を貫通して延びる通し穴が形成された第1ボディと、
    前記第1ボディの通し穴に取付けられ、第1及び第2位置において、それぞれ反対側に突出する一対のラッチ係合部を有するフレームを備えたラッチ係合用のラッチ手段と、
    前記第1ボディに回動可能に連結され、一面に凹部を有する第2ボディと、
    前記第2ボディの凹部に取付けられて、前記ラッチ手段と係合する係合手段とを備え、
    前記係合手段は、保持具の一側から突出して前記ラッチ手段をラッチ係合する傾斜面を有する係止手段と、
    前記保持具の他端側から突出して前記ラッチ手段を解放するための押圧部手段とを含み、
    前記ラッチ手段は、前記フレームに傾斜した突起手段を有し、
    前記通し穴は、前記突起手段に係脱可能な傾斜面手段を有し、
    前記ラッチ手段が前記第2ボディにラッチ係合したとき、前記ラッチ手段の突起手段が前記傾斜面手段に当接することを特徴とする電子機器。
  24. 閉位置において前記第1ボディは、前記第2ボディに隣接し、前記第1及び第2のラッチ係合部の一方が前記凹部内に延びることを特徴とする請求項23に記載の電子機器。
  25. 前記メインボディは、ディスプレイ表面を有し、前記第1ボディは、入力装置を有していることを特徴とする請求項22に記載のポータブルコンピュータのラッチ係合方法。
  26. 前記第1ボディは、少なくとも1つのディスプレイ表面を有し、前記メインボディは、キーボードを有していることを特徴とする請求項22に記載のポータブルコンピュータのラッチ係合方法。
  27. メインボディの一側に回動可能に連結された第1ボディを有し、該第1ボディは、第1閉位置において前記メインボディに隣接する第1表面を有し、第2閉位置において前記メインボディに隣接する反対面を有するポータブルコンピュータにおいて、
    前記第1ボディの通し穴に設けられ、第1及び第2位置において、それぞれ前記第1ボディの反対側に突出する第1及び第2のラッチ係合部が形成されたラッチと、
    前記メインボディの凹部に設けられ、閉位置において、前記ラッチと係合する係合受具とを備え、
    前記ラッチは、フレームに係止突起を有し、前記通し穴の上面には傾斜面が形成され、前記ラッチが固定されたとき、前記ラッチの係止突起が前記傾斜面に当接することを特徴とするポータブルコンピュータ。
  28. 前記ラッチは、フレームの横方向両縁部に一対の係止突起を有し、前記通し穴の上面の前後端には、それぞれ傾斜面が形成され、前記ラッチの係止突起は、前記ラッチが第1及び第2位置にあるとき、それぞれ前記傾斜面の一方に当接することを特徴とする請求項27に記載のポータブルコンピュータ。
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