JP4069125B2 - 伝送方法、送信装置、および送受信システム - Google Patents

伝送方法、送信装置、および送受信システム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置間でデータ信号が双方向伝送される、伝送方法、送信装置、および送受信システムに関するものである。
最近では、1台または複数の送信装置と1台または複数の受信装置とを伝送路で接続し、データ信号を双方向受信する送受信システムが多く使用されている。このような双方向受信で使用される伝送路の状態は、常に安定して一定の状態が保たれていればよいが、実際には時間とともに伝送路状態が変化することが一般に知られている。例えば、同軸ケーブルを用いたケーブルテレビ網を利用した双方向送受信システムなどでも、時間とともに伝送路の状態が変化する。
このような伝送路状態の変化が生じるために、通信装置の電源を一旦落として再起動する際に、前回の通信に使用していた送信電力で送信しようとしても送信ができない場合がある。
この問題を解決するために、通信装置の起動時に電力調整を行う通信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来のデータ信号を双方向伝送する通信装置(例えば、親局と子局)間で送信電力を決定する際の送信電力決定方式について、実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図9は、従来例のデータ信号を双方向伝送する通信システムの構成図である。
図9の通信システムでは、親局51と子局52は、親局51から子局52へ信号を送信するための下り伝送路53と、子局52から親局51へ信号を送信するための上り伝送路54で接続されている。
親局51は、子局52から上り伝送路54を用いて伝送される信号を受信する上り信号受信部61と、上り信号受信部61で受信した入力信号から子局52の送信電力値を検出する上り送信電力検出部62と、子局52の送信電力値の基準値を示す上り基準送信電力指示部63を備えている。また、上り基準送信電力指示部63が示す子局52の送信電力値の基準値に対して、上り送信電力検出部62で検出した子局52の送信電力値が所定の範囲となるように、子局52に送信電力値の再設定を要求する上り送信電力決定部64を備えている。また、上り送信電力決定部64が子局52に要求する送信電力値の情報を、下り伝送路53を用いて通知する下り信号送信部65を備えている。
子局52は、親局51から下り伝送路53を用いて伝送される信号を受信する下り信号受信部71と、下り信号受信部71で受信した入力信号から子局52に対して通知された送信電力値の情報を抽出し、送信電力値を格納する送信電力格納部72と、送信電力格納部72で格納された送信電力値の情報から上り送信電力値を指示する上り送信電力指示部73を備えている。また、上り送信電力指示部73の示す指示に基づいた送信電力値で上り伝送路54へ信号を送出する上り信号送信部74と、親局51への送信電力値を設定する送信電力設定部75と、親局51への送信電力値の初期値を格納する初期送信電力格納部76を備えている。
次に、親局51と子局52間での送信電力決定の動作について説明する。
子局52と親局51との通信の接続がされていない状態から通信を開始する動作について説明する。ここでは、子局52の電源が一旦OFFにされた後、再起動された場合について説明する。
まず、子局52において、上り送信電力指示部73が、送信電力格納部72に格納されている前回の通信の送信電力値を送信電力設定部75に設定して親局51への通信を開始させる。ただし、通信を行ったことがない場合、つまり親局51との通信を初めて行う場合には、上り送信電力指示部73は、初期送信電力格納部76に格納されている送信電力値を送信電力設定部75に設定する。
下り伝送路53を通じての親局51からの応答が無く送信電力値の情報が通知されない場合、子局52は、上り送信電力指示部73が上りの送信電力値を増大させて送信電力設定部75に再設定し、親局51への通信を再開させる。そして、下り伝送路53を通じて親局51から送信電力値が通知されるまで、子局52は同様に送信電力値を増大させながら信号の送出を繰り返す。
一方、親局51は、子局52から上り伝送路54を用いて伝送されてくる信号を上り信号受信部61で受信する。上り信号受信部61で受信した入力信号から上り送信電力検出部62で子局52からの送信電力値を検出する。
そして、上り送信電力決定部64は、上り送信電力検出部62で検出された送信電力値と、上り基準送信電力値指示部63で示す子局52の送信電力値の基準値とを比較し、子局52の送信電力値を所定の送信電力値にさせるために子局52に要求する送信電力値を決定する。そして、上り送信電力決定部64は、その決定した子局52に要求する送信電力値の情報を、下り信号送信部65から下り伝送路53を用いて子局52へ通知する。ここで、上り送信電力決定部64は、送信電力値の情報として、子局52で設定すべき送信電力値を通知してもよいし、上り送信電力検出部62で検出された送信電力値と基準値との差分を子局52に通知してもよい。
そして、子局52は、下り伝送路53を通じて親局51から伝送されてくる信号を下り信号受信部71で受信する。送信電力格納部72は、下り信号受信部71で受信した信号から子局52に対して通知された送信電力値の情報を抽出し、格納する。上り送信電力指示部73が、送信電力格納部72に格納された送信電力値を送信電力設定部75に設定する。上り信号送信部74は、上り送信電力指示部73が送信電力設定部75に設定した送信電力値で上り伝送路54へ信号を送出する。
このように、子局52は、下り伝送路53を通じて親局51から要求される送信電力値が通知された以降は、その通知された最新の送信電力値の情報で送信電力を設定し、送信を行う。このようにして、子局52と親局51間の送信電力が決定される。
特開平9−186633号公報
しかしながら、上述したような従来の送信電力決定方法では、再起動時に前回の送信電力値で接続が不可能な場合に、通信装置の起動からデータ通信が可能になるまでの時間が増大し、効率的なデータ通信が行えないことがあった。
すなわち、通信装置間での伝送路状態が再起動前と異なることによって、子局52は親局51から要求される送信電力値が通知されるまで、送信電力値を増大させながら信号の送出を繰り返すために、子局52の起動から親局51とのデータ通信が可能になるまでの時間が増大してしまう。
従来の送信電力決定方法でも、再起動後の最初に子局52から送信する際の送信電力を大きくしておくことにより、子局52の起動から親局51とのデータ通信が可能になるまでの時間を短縮させることができるが、この場合、無駄な送信電力が発生してしまい、また必要以上の送信電力により他の機器への妨害にもなってしまう。
本発明は、上述した従来の課題を解決するもので、再接続時に前回の送信電力値で接続が不可能な場合に、無駄な電力を使用することなく、受信装置とのデータ通信が可能になるまでの時間を短縮できる、伝送方法、送信装置、および送受信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、双方向伝送される通信装置間の伝送方法であって、
送信が成功したか失敗したかを送信側で検出する送信成否検出ステップと、
送信が失敗した場合には、複数の電力値が大きさ順に所定の幅ごとに段階的にグループ分けされている送信電力値選択用テーブルを参照して、その失敗した送信電力値が属するグループより一段階分大きい電力値のグループに属する電力値のうちの最小の電力値を、次の送信電力値に設定して送信する次送信ステップと、
送信が成功した場合には、その成功した送信電力値を、受信側と通信するための送信電力値と決定する送信電力値決定ステップと
前記受信側から、受信電力の変動幅に関する情報を前記送信側に送る受信電力幅通知ステップと、
前記変動幅に関する情報に基づいて、前記送信電力値選択用テーブルの前記所定の幅を適正に調整する電力値テーブル幅調整ステップとを備えた、伝送方法である。
また、第2の本発明は、
前記受信側との接続を開始する際の送信電力値には、直前に送信が成功していた送信電力値、あるいは予め設定されている送信電力初期値を用いて送信する、接続開始送信ステップをさらに備えた、第1の本発明の伝送方法である。
また、第3の本発明は、
前記接続開始送信ステップが、前記送信電力初期値を用いて送信する場合には、
前記送信電力値決定ステップは、前記受信側と通信するために決定した送信電力値で、前記送信電力初期値を更新する、第2の本発明の伝送方法である。
また、第4の本発明は、
前記送信電力値決定ステップにおいて決定された送信電力値を仮の送信電力値とし、前記受信側との接続開始後に送信が失敗した中で最も大きい送信電力値よりも大きく、かつ前記仮の送信電力値以下の範囲にある、1つ以上の送信電力値を設定して送信した後、前記受信側との接続開始後に送信が成功した中で最も小さい送信電力値を、前記受信側と通信するための送信電力値と決定し直す、送信電力調整ステップをさらに備えた、第2の本発明の伝送方法である。
また、第の本発明は、
前記電力値テーブル幅調整ステップは、前記所定の幅を、前記受信電力の最小値と最大値との差分よりも小さい間隔となるように調整する、第の本発明の伝送方法である。
また、第の本発明は、
前記送信成否検出ステップは、
受信側で測定した伝送速度に関する情報を、前記受信側から前記送信側に送る伝送速度通知ステップと、
前記伝送速度が、予め決められた基準伝送速度よりも遅い場合には、その送信は成功しなかったと前記送信側で判定する送信成否判定ステップとを有する、第1の本発明伝送方法である。
また、第の本発明は、
受信装置との間で双方向伝送を行う送信装置であって、
送信が成功したか失敗したかを検出する送信成否検出手段と、
複数の電力値が大きさ順に所定の幅ごとに段階的にグループ分けされている送信電力値選択用テーブルと、
送信が失敗した場合には、前記送信電力値選択用テーブルを参照して、その失敗した送信電力値が属するグループより一段階分大きい電力値のグループに属する電力値のうちの最小の電力値を次の送信電力値に設定し、送信が成功した場合には、その成功した送信電力値をそのまま前記受信装置と通信するための送信電力値と決定する、送信電力値設定手
段と、
前記送信電力値設定手段によって設定された送信電力値で送信する送信手段と
前記受信装置から送られてくる、受信電力の変動幅に関する情報に基づいて、前記送信電力値選択用テーブルの前記所定の幅を適正に調整する電力値テーブル幅調整手段とを備えた、送信装置である。
また、第の本発明は、
前記送信電力値設定手段は、前記受信装置との接続を開始する際の送信電力値には、直前に送信が成功していた送信電力値、あるいは予め設定されている送信電力初期値を設定する、第の本発明の送信装置である。
また、第の本発明は、
前記送信電力値設定手段が、前記受信装置との接続を開始する際の送信電力値に前記送信電力初期値を設定する場合には、
前記送信成否検出手段は、前記受信装置と通信するために決定した送信電力値で、前記送信電力初期値を更新する、第の本発明の送信装置である。
また、第10の本発明は、
前記送信電力値設定手段で決定された送信電力値を仮の送信電力値とし、前記受信装置との接続開始後に送信が失敗した中で最も大きい送信電力値よりも大きく、かつ前記仮の送信電力値以下の範囲にある、1つ以上の送信電力値を設定して前記送信手段に送信させた後、前記受信装置との接続開始後に送信が成功した中で最も小さい送信電力値を、前記受信装置と通信するための送信電力値と決定し直す、送信電力調整手段をさらに備えた、第8の本発明の送信装置である。
また、第11の本発明は、
前記電力値テーブル幅調整手段は、前記所定の幅を、前記受信電力の最小値と最大値との差分よりも小さい間隔となるように調整する、第の本発明の送信装置である。
また、第12の本発明は、
前記送信成否検出手段は、
前記受信装置から送られてくる情報の中から、前記受信装置で測定された伝送速度に関する情報を取得する受信側伝送速度取得手段と、
前記伝送速度が予め決められた基準伝送速度よりも遅い場合には、その送信は成功しなかったと判定する送信成否判定手段と、を有する、第7の本発明の送信装置である。
また、第13の本発明は、
受信装置と、
送信が成功したか失敗したかを検出する送信成否検出手段と、
複数の電力値が大きさ順に所定の幅ごとに段階的にグループ分けされている送信電力値選択用テーブルと、
送信が失敗した場合には、前記送信電力値選択用テーブルを参照して、その失敗した送信電力値が属するグループより一段階分大きい電力値のグループに属する電力値のうちの最小の電力値を次の送信電力値に設定し、送信が成功した場合には、その成功した送信電力値をそのまま前記受信装置と通信するための送信電力値と決定する、送信電力値設定手段と、
前記送信電力値設定手段によって設定された送信電力値で送信する送信手段と、
前記受信装置から送られてくる、受信電力の変動幅に関する情報に基づいて、前記送信電力値選択用テーブルの前記所定の幅を適正に調整する電力値テーブル幅調整手段とを有する送信装置と、
前記受信装置および前記送信装置に接続され双方向通信させる伝送路と、を備えた送受信システムである。
また、第14の本発明は、
前記受信装置は、
受信する伝送速度を測定する伝送速度測定手段と、前記伝送速度に関する情報を送信する伝送速度送信手段と、を有し、
前記送信装置の前記送信成否検出手段は、
前記受信装置から送られてくる情報の中から、前記受信装置で測定された伝送速度に関する情報を取得する受信側伝送速度取得手段と、前記伝送速度が予め決められた基準伝送速度よりも遅い場合には、その送信は成功しなかったと判定する送信成否判定手段と、を有する、第13の本発明の送受信システムである。
また、第15の本発明は、
第1の本発明の伝送方法の、
送信が成功したか失敗したかを送信側で検出する前記送信成否検出ステップ、
送信が失敗した場合には、前記送信電力値選択用テーブルを参照して、その失敗した送信電力値が属するグループより一段階分大きい電力値のグループに属する電力値のうちの最小の電力値を、次の送信電力値に設定して送信する前記次送信ステップ、
送信が成功した場合には、その成功した送信電力値を、受信側と通信するための送信電力値と決定する前記送信電力値決定ステップ、
前記受信側から、受信電力の変動幅に関する情報を前記送信側に送る受信電力幅通知ステップ、及び
前記変動幅に関する情報に基づいて、前記送信電力値選択用テーブルの前記所定の幅を適正に調整する前記電力値テーブル幅調整ステップを実行するためにコンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、第16の本発明は、
15のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体である。
本発明により、再接続時に前回の送信電力値で接続が不可能な場合に、無駄な電力を使用することなく、受信装置とのデータ通信が可能になるまでの時間を短縮できる、伝送方法、送信装置、および送受信システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の、データ信号を双方向伝送する通信システムの構成図である。
本実施の形態1の通信システムは、通信装置11と通信装置12が、伝送路13により接続されている。伝送路13は、例えばケーブルテレビ網などの有線で接続される伝送路である。通信装置11と通信装置12は、同じ構成をしている。
図2は、本実施の形態1の通信装置11および通信装置12の構成図である。
通信装置11および通信装置12は、それぞれ、接続先の通信装置との接続を開始する際に使用する送信電力値の初期値を格納する初期送信電力格納部21を備えている。また、初期送信電力格納部21に格納されている送信電力値で、データを送信する指示を行う初期送信指示部22を備えている。また、接続先の通信装置との接続判定を行うための閾値を設定する接続閾値設定部23を備えている。
また、接続先通信装置との接続失敗後の再送信の際に使用する送信電力値を決定するための送信電力値テーブルを有する送信電力テーブル部24を備えている。また、送信電力値テーブルから決定される送信電力値でデータを再送信する指示を行う再送信指示部25を備えている。また、初期送信指示部22または再送信指示部25から指示された送信電力値でデータを送信するデータ送信部26を備えている。
また、接続先の通信装置からのデータを受信するデータ受信部27と、データ受信部27で受信したデータから伝送速度を測定する伝送速度測定部28を備えている。また、伝送速度測定部28で測定した伝送速度から、接続先の通信装置に通知するための伝送速度情報を生成する伝送速度情報生成部29を備えている。
また、データ受信部27で受信したデータから、接続先の通信装置から通知される伝送速度情報を抽出する伝送速度情報抽出部210を備えている。また、伝送速度情報抽出部210で抽出した伝送速度情報と、接続閾値設定部23で設定された接続判定を行うための閾値とで、接続先の通信装置との接続が成功したか失敗したかを判断する接続判断部211を備えている。
また、接続先の通信装置との接続中に、接続先の通信装置から受信したデータの電力を測定する受信電力測定部212を備えている。また、受信電力測定部212で測定した受信電力の下限値と上限値を保持する受信電力範囲格納部213を備えている。また、受信電力範囲格納部213に格納された受信電力範囲から、接続先の通信装置に通知するための受信電力範囲情報を生成する受信電力範囲情報生成部214を備えている。
また、データ受信部27で受信したデータから、接続先の通信装置から通知される受信電力範囲情報を抽出する受信電力範囲情報抽出部215を備えている。また、受信電力範囲情報抽出部215で抽出された受信電力範囲情報に基づいて、送信電力値テーブルの送信電力値を更新する送信電力テーブル更新部216を備えている。
なお、接続判断部211が、本発明の、送信成否検出手段および送信成否判定手段の一例にあたる。また、再送信指示部25が、本発明の送信電力値設定手段の一例にあたる。また、データ送信部26が、本発明の送信手段の一例にあたる。また、伝送速度情報抽出部210が、本発明の受信側伝送速度取得手段の一例にあたる。また、初期送信電力格納部21に格納されている送信電力値の初期値が、本発明の、予め設定されている送信電力初期値の一例にあたる。
次に、本実施の形態1の通信システムにおける、通信装置間で送信電力を決定する伝送方法について、図1〜図4を用いて説明する。
ここでは、例として、通信装置11の電源がONされ、通信装置12との通信を開始するときの動作について説明する。この場合、通信装置11が本発明の送信装置の一例にあたり、通信装置12が本発明の受信装置の一例にあたる。
図3は、通信装置11の電源がONされた後の、通信装置11の処理フローを示している。また、図4は、本実施の形態1の通信装置11の送信電力テーブル部24が有している送信電力値テーブルの一例を示している。
本実施の形態1では、通信装置11が設定できる送信電力値の範囲をPower=0〜100とし、送信電力値の初期値をPower=30とする。図4の送信電力値テーブルに示す数値は、このPowerの値を示している。
なお、図4の送信電力値テーブルが、本発明の送信電力値選択用テーブルの一例にあたる。そして、図4の送信電力値テーブルの、「失敗した送信電力値」として3つに分けているグループが、本発明の、複数の電力値が大きさ順に所定の幅ごとに段階的にグループ分けされたグループの一例にあたる。そして、それぞれのグループの範囲を示す電力値の範囲が、本発明の所定の幅の一例にあたる。
接続元の通信装置11は、電源がONされると、まず、初期送信指示部22が、初期送信電力格納部21に格納されている、接続先の通信装置12との接続を開始するときに使用する送信電力値の初期値(Power=30)でデータを送信するように、データ送信部26に指示する。データ送信部26は、その指示された送信電力値で、伝送路13へデータの送信を行う(S301)。なお、ここでは、初期送信電力格納部21に格納されている送信電力値の初期値を用いて送信することとしたが、直前に通信装置12への送信が成功していた送信電力値、すなわち通信装置11の電源がOFFされる前の送信で使用していた送信電力値を用いて、通信装置12への送信を開始するようにしてもよい。
そして、接続先の通信装置12からの応答があるか無いかを判断し(S302)、応答が無い場合(例えば、応答通知時間を越えて応答がない場合)には、再送信指示部25が、送信電力テーブル部24の送信電力値テーブル(図4)を参照して再送信する際の送信電力値を決定し、その送信電力値でデータを再送信するように、データ送信部26に指示する。図4に示す送信電力値テーブルでは、Power=30で接続が失敗した場合の送信電力値はPower=40なので、再送信指示部25は、Power=40でデータを再送信するように、データ送信部26に指示する。そして、データ送信部26は、その指示された送信電力値で、伝送路13へデータの送信を行う(S303)。
なお、この場合における、Power=30の属する図4の失敗した送信電力値の「0以上40未満」のグループが、本発明の、失敗した送信電力値が属するグループの一例にあたり、その一段階上の「40以上70未満」のグループが、本発明の、一段階分大きい電力値のグループの一例にあたる。
そして、接続元の通信装置11は、接続先の通信装置12からの応答があるか無いかを判断し(S304)、通信装置12から応答がなされるまで、送信電力値を増大させながらデータの再送信(S303、S304の処理)を繰り返す。もし、Power=40の送信電力値でも応答がなかった場合には、図4の送信電力値テーブルを参照して、次はPower=70で再送信を行なう。ここでは、例として、Power=40の送信電力値で応答があったものとして、以降の説明をする。
一方、接続先の通信装置12は、伝送路13を通じて伝送されてくる通信装置11からのデータを、データ受信部27で受信する。そして、伝送速度測定部28が、データ受信部27で受信した受信データから、接続元の通信装置11から受信したデータの伝送速度を測定する。そして、伝送速度情報生成部29は、伝送速度測定部28で測定された伝送速度から伝送速度情報を生成し、データ送信部26からその伝送速度情報を伝送路13を通じて接続元の通信装置11へ送信させる。
なお、この、伝送速度情報を通信装置12から通信装置11に送信する処理が、本発明の伝送速度通知ステップの一例にあたる。また、このときに送信される伝送速度情報が、本発明の、受信側で測定した伝送速度に関する情報の一例にあたる。
接続元の通信装置11において、S304の処理で通信装置12からの応答があった場合には、次に、伝送路13を通じて通信装置12から伝送されてくる伝送速度情報をデータ受信部27が受信する。そして、伝送速度情報抽出部210が、データ受信部27で受信したデータから伝送速度情報を抽出する(S305)。
次に、接続判断部211が、伝送速度情報抽出部210で抽出された伝送速度情報と、接続閾値設定部23で設定された接続判定を行うための閾値とを比較して、通信装置12との接続の判断を行う(S306)。なお、接続閾値設定部23で設定される接続判定を行うための閾値が、本発明の、予め決められた基準伝送速度の一例にあたる。
例えば、接続判定を行うための閾値を「100Mbps以上」とすると、接続判断部211は、伝送速度情報が100Mbps以上の場合に「接続に成功した」と判断し、伝送速度情報が100Mbps未満の場合には「接続に失敗した」と判断する。
ここでは、S304の処理で通信装置12から応答があった送信電力値Power=40で送信した際の、通信装置12から受信した伝送速度情報が、80Mbpsであったとする。つまり、この場合の伝送速度情報は100Mbps未満なので、接続判断部211は、通信装置12との接続に失敗したと判断する。
接続に失敗したと判断した場合、S303の処理に戻り、再送信指示部25が、送信電力テーブル部24の送信電力値テーブルを参照して再送信する際の送信電力値を決定し、その送信電力値でデータを再送信するように、データ送信部26に指示する。ここで、S306の処理で接続に失敗したと判断した際の送信電力値はPower=40なので、再送信指示部25は、送信電力値テーブルを参照して、次はPower=70で再送信するようにデータ送信部26に指示する。
図3に示すように、接続元の通信装置11は、接続判断部211による接続判定が成功するまでデータの再送信(S303〜S306の処理)を繰り返す。
そして、Power=70で送信した際の、通信装置12から受信した伝送速度情報が120Mbpsであったとすると、閾値である100Mbps以上なので、接続判断部211は、通信装置12との接続に成功したと判断し、Power=70を通信装置12と通信するための送信電力値と決定し、以降、通信装置11はPower=70の送信電力値で通信装置12との通信を行う。そして、接続判断部211は、初期送信電力格納部21に格納されていた送信電力値の初期値(ここでは、Power=30)を、接続判定が成功した送信電力値(ここでは、Power=70)に更新する。
なお、S301の処理が、本発明の接続開始送信ステップの一例にあたる。また、S302およびS304の処理が、本発明の送信成否検出ステップの一例にあたる。また、S303の処理が、本発明の次送信ステップの一例にあたる。また、S306の処理が、本発明の、送信成否判定ステップおよび送信電力値決定ステップの一例にあたる。
このように、本発明の送信成否判定方法は、送信電力に応じて変化する変調方式などに起因する伝送速度の違いを、接続の判定に用いることを特徴としている。送受信されるデータに応じて、接続判定を行うための閾値を変えるようにしてもよい。例えば、データ量が大きくリアルタイム性が要求されるようなストリーミングデータなどの場合にはこの閾値を大きくし、データ量が小さいような場合にはこの閾値を小さくするなどしてもよい。
さらに、接続先の通信装置12の受信電力測定部212は、通信装置11との接続中に通信装置11から受信したデータの受信電力値の測定を行い、受信電力範囲格納部213にその測定した受信電力値の下限値と上限値を格納する。そして、受信電力範囲情報生成部214は、受信電力範囲格納部213に格納された受信電力範囲(下限値と上限値)から受信電力範囲情報を生成し、データ送信部26から伝送路13を通じてその受信電力範囲情報を通信装置11へ送信させる。
なお、受信したデータの受信電力値を測定し、受信電力範囲情報を通信装置11に送信する処理が、本発明の受信電力幅通知ステップの一例にあたる。また、このとき通信装置11に送信する受信電力範囲情報が、本発明の、受信電力の変動幅に関する情報の一例にあたる。
そして、接続元の通信装置11では、データ受信部27が、伝送路13を通じて通信装置12から伝送されてきたその受信電力範囲情報を受信する。そして、受信電力範囲情報抽出部215が、データ受信部27で受信したデータから受信電力範囲情報を抽出する。送信電力テーブル更新部216は、その受信電力範囲情報に基づいて、送信電力テーブル部24が有する送信電力値テーブルの電力値のグループ分けの間隔を更新する。
ここで、送信電力テーブル更新部216は、送信電力値テーブルの電力値のグループ分けの間隔が、受信電力範囲情報の範囲よりも狭くなるように更新する。
図5は、図4の送信電力値テーブルを更新した後の送信電力値テーブルの一例を示している。更新前の図4の送信電力値テーブルの電力値のグループ分けの間隔は、30または40である。例えば、受信電力範囲情報の、上限値がPower=80で、下限値がPower=50であった場合には、送信電力値テーブルの電力値のグループ分けの間隔が、この範囲(80−50=30)よりも狭い範囲(例えば20)になるように更新する。図5の送信電力値テーブルは、送信電力値テーブルの電力値のグループ分けの間隔を20に変更した一例である。
なお、この受信電力範囲情報に基づいて送信電力値テーブルを更新する処理が、本発明の電力値テーブル幅調整ステップの一例にあたる。
この後、再接続を行う場合には、更新された図5の送信電力値テーブルを用いて、送信電力を決定する。
本発明の伝送方法は、送信が失敗した場合に、図4の送信電力値テーブルの「失敗した送信電力値」のグループの範囲の大きさに応じて段階的に規定されている「次回の送信電力値」を再送信時の送信電力値に設定するものであるが、「失敗した送信電力値」のグループの範囲が大きすぎると、再送信時に必要以上に大きな送信電力で送信してしまうこともある。受信装置側で受信するデータの受信電力の変動幅は、同じ伝送路状態であれば、受信電力値の大きさが変わっても同じである。したがって、図4の「失敗した送信電力値」のグループの範囲を、受信電力の変動幅に応じた適切な範囲に設定すれば、再送信時の送信電力値として適切な(必要以上に大きくない)送信電力値を選択できることになる。上記に説明した送信電力値テーブルの更新処理は、受信電力の変動幅に応じて、「失敗した送信電力値」のグループの範囲を適切な範囲に更新するものである。
なお、本実施の形態2の説明では、図4の「失敗した送信電力値」のグループの範囲を小さくする例について説明したが、受信電力の変動幅が大きい場合には、逆に図4の「失敗した送信電力値」のグループの範囲が大きくなるように更新することになる。
そして、上記処理の後、通信装置11の電源が一旦OFFにされ再度ONにされた場合には、初期送信電力格納部21の送信電力値が、接続に成功した送信電力値に更新されているので、最初の送信時(S301の処理時)に通信装置12と接続できる確率が高い。また、最初の送信で接続に失敗した場合には、図5の送信電力値テーブルの「次回の送信電力値」の欄に段階的に規定された送信電力値を順に使用して再送信を行うので、短い時間で通信装置12との接続が可能となる。また、図5で規定される「次回の送信電力値」の間隔は、通信装置12の受信電力の変動幅に基づいて規定されているので、必要以上に大きな送信電力値が設定される心配もない。
なお、図3のフローに示した送信電力値を決定する処理は、通信システムの再接続時に行われるものであるが、受信電力の変動幅に応じて送信電力値テーブルを更新する処理は、適宜接続中に行なうようにしてもよい。例えば、一定の時間おきに送信電力値テーブルの更新処理を行なうようにしておくようにすれば、通信システムの次回の再接続の際に、近い時間の伝送路状態に基づいた送信電力値テーブルを使用することができる。時間が近いと伝送路状態の変化量が小さい可能性が高く、再接続時の伝送路状態に近い伝送路状態に基づいた送信電力値を設定できることになる。
以上に説明したように、本発明の送受信システムを用いることにより、再起動時の前回の送信電力値で接続が不可能な場合に、その接続失敗時の送信電力値と接続失敗時の送信電力値選択用テーブルとで再接続要求時の送信電力値を設定することにより再接続要求を行うことで、電力調整時間の短縮を図り、通信装置の起動から短時間でのデータ通信を可能にし、通信装置間での伝送効率の高いデータ通信を実現できる。
また、通信中の電力レベルの変化を測定することにより、通信装置間での伝送路状態の変化に対応して再接続要求時の送信電力値を決定して、通信装置間で通信を行うことができる。
なお、本実施の形態1では、通信装置11での接続判定のみを記載したが、通信装置11と通信装置12の双方で接続判定を行っても良い。
さらに、通信装置11で本実施の形態1で説明を行った方法で決定した送信電力値から送信電力情報を生成し、通信装置12に送信し、通信装置12で受信した送信電力情報を送信電力値としても良い。
さらに、通信装置11で本実施の形態1で説明を行った方法で決定した送信電力値から送信電力情報を生成し、通信装置12に送信し、通信装置12で受信した送信電力情報の送信電力値で接続を開始する送信電力値の初期値として、本実施の形態1で説明を行った方法で、送信電力の決定を行ってもよい。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2の、データ信号を双方向伝送する通信システムの構成図である。
本実施の形態2の通信システムは、通信装置45と通信装置46が、伝送路13により接続されている。伝送路13は、例えばケーブルテレビ網などの有線で接続される伝送路である。通信装置45と通信装置46は、同じ構成をしている。
図7は、本実施の形態2の通信装置45および通信装置46の構成図である。図2に示す実施の形態1の通信装置11および12と同じ構成部分には同一の番号を付し、その説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる構成部分について説明する。
本実施の形態2の通信装置45および通信装置46は、それぞれ、実施の形態1の通信装置11および12の構成に加えて、送信可能な送信電力値の上限値と下限値を保持する送信電力範囲格納部41を備えている。また、接続先の通信装置との接続に失敗した際に、送信電力範囲格納部41に保持されている送信可能な送信電力値の下限値を、その接続に失敗した際の送信電力値に更新する送信電力範囲更新部42を備えている。また、接続に成功した送信電力値と、送信電力範囲格納部41に格納されている送信可能な送信電力値の下限値との間の範囲で、接続が可能な最小の送信電力の判断を行う最小送信電力判断部43を備えている。
また、接続判断部44は、実施の形態1の接続判断部211と同様に、接続閾値設定部23で設定された接続判定を行うための閾値を用いて、伝送速度情報に基づいて接続先の通信装置との接続が成功したか失敗したかの判断を行うが、その処理内容が、実施の形態1の接続判断部211とは異なる。なお、接続判断部44が、本発明の、送信成否検出手段および送信成否判定手段の一例にあたる。
次に、本実施の形態2の通信システムにおける、通信装置間で送信電力を決定する伝送方法について、図4、図6〜図8を用いて説明する。
ここでは、例として、通信装置45の電源がONされ、通信装置46との通信を開始するときの動作について説明する。この場合、通信装置45が本発明の送信装置の一例にあたり、通信装置46が本発明の受信装置の一例にあたる。
図8は、通信装置45の電源がONされた後の、通信装置45の処理フローを示している。
本実施の形態2では、例えば、送信電力値の初期値をPower=30、送信可能な送信電力値の上限値をPower=100、下限値をPower=0とする。また、実施の形態1と同様に、送信電力値テーブルとして、図4に示す送信電力値テーブルを用いるものとする。
接続元の通信装置45は、電源がONされると、まず、初期送信指示部22が、初期送信電力格納部21に格納されている、接続先の通信装置46との接続を開始するときに使用する送信電力値の初期値(Power=30)でデータを送信するように、データ送信部26に指示する。データ送信部26は、その指示された送信電力値で、伝送路13へデータの送信を行う(S801)。
そして、接続先の通信装置46からの応答があるか無いかを判断し(S802)、応答が無い場合(例えば、応答通知時間を越えて応答がない場合)には、再送信指示部25が、送信電力テーブル部24の送信電力値テーブル(図4)を参照して再送信する際の送信電力値を決定し、その送信電力値でデータを再送信するように、データ送信部26に指示する。図4に示す送信電力値テーブルでは、Power=30で接続が失敗した場合の送信電力値はPower=40なので、再送信指示部25は、Power=40でデータを再送信するように、データ送信部26に指示する。そして、データ送信部26は、その指示された送信電力値で、伝送路13へデータの送信を行う(S803)。
そして、接続元の通信装置45は、接続先の通信装置46からの応答があるか無いかを判断し(S804)、通信装置46から応答がなされるまで、送信電力値を増大させながらデータの再送信(S803、S804の処理)を繰り返す。実施の形態1と同様に、ここでは、例として、Power=40の送信電力値で応答があったものとして、以降の説明をする。
一方、接続先の通信装置46は、伝送路13を通じて伝送されてくる通信装置45からのデータを、データ受信部27で受信する。そして、伝送速度測定部28が、データ受信部27で受信した受信データから、接続元の通信装置45から受信したデータの伝送速度を測定する。そして、伝送速度情報生成部29は、伝送速度測定部28で測定された伝送速度から伝送速度情報を生成し、データ送信部26からその伝送速度情報を伝送路13を通じて接続元の通信装置45へ送信させる。
接続元の通信装置45において、S804の処理で通信装置12からの応答があった場合には、次に、伝送路13を通じて通信装置46から伝送されてくる伝送速度情報をデータ受信部27が受信する。そして、伝送速度情報抽出部210が、データ受信部27で受信したデータから伝送速度情報を抽出する(S805)。
次に、実施の形態1と同様に、接続判断部44は、伝送速度情報抽出部210で抽出された伝送速度情報と、接続閾値設定部23で設定された接続判定を行うための閾値とを比較して、通信装置46との接続の判断を行う(S806)。
接続に失敗したと判断した場合、送信電力範囲更新部42は、送信電力範囲格納部41に格納されている下限値を、接続に失敗した送信電力値に更新する(S810)。ここでは、S806の処理で接続に失敗したと判断した際の送信電力値はPower=40なので、具体的には、送信電力範囲格納部41に格納されていた下限値を、Power=0からPower=40に更新することになる。
そして、送信電力範囲格納部41に格納されていた下限値を更新した後、S803の処理に戻り、再送信指示部25が、送信電力テーブル部24の送信電力値テーブル(図4)を参照して再送信する際の送信電力値を決定し、その送信電力値でデータを再送信するように、データ送信部26に指示する。ここで、S806の処理で接続に失敗したと判断した際の送信電力値はPower=40なので、再送信指示部25は、送信電力値テーブルを参照して、次はPower=70で再送信するようにデータ送信部26に指示する。
ここでは、Power=70で送信した際の、通信装置12から受信した伝送速度情報が120Mbpsであったとする。そうすると、S806の処理で、接続判断部44は、通信装置12との接続に成功したと判断し、次にS807の処理を行なう。
S807の処理では、最小送信電力判断部43は、接続に成功した最も小さい送信電力値よりも小さく、かつ、送信電力範囲格納部41に格納されている下限値よりも大きい範囲から、通信装置46との接続確認を行うための送信電力値を選択する。ここでは、接続に成功した送信電力値がPower=70であり、送信電力範囲格納部41に格納されている下限値がPower=40なので、最小送信電力判断部43は、これらの間の範囲から通信装置46との接続確認を行うための送信電力値としてPower=55を選択したものとする。そして、最小送信電力判断部43は、この選択した送信電力値(Power=55)でデータを再送信するように、データ送信部26に指示する。なお、この送信電力値の選択の際に用いた、接続に成功した最も小さい送信電力値(この場合のPower=70)が、本発明の仮の送信電力値の一例にあたる。
そして、接続先の通信装置46からの応答があるか無いかを判断し(S808)、応答があった場合には、S805の処理に戻る。そして、S806の処理において、Power=55の送信電力値で通信装置46との接続が成功したと判断された場合には、接続に成功した最も小さい送信電力値をPower=55として、S807の処理が行なわれることになる。この場合、最小送信電力判断部43は、Power=55よりも小さくPower=40よりも大きい範囲から、次に通信装置46との接続確認を行うための送信電力値(例えば、Power=47)を選択し、図8に示すフローに従って処理を繰り返す。
一方、S808の処理において、通信装置46からの応答が無かった場合には、最小送信電力判断部43は、それまでに接続に成功した最も小さい送信電力値を、通信装置46との通信に接続する送信電力値と決定して、データ送信部26に設定する。それと共に、最小送信電力判断部43は、初期送信電力格納部21に格納されている送信電力の初期値を、通信装置46との通信に接続する送信電力値として決定したその送信電力値に更新する(S809)。
ここで、S806の処理でPower=55の場合に接続が成功したと判断され、S808の処理において、Power=47の場合に応答が無かった場合には、それまでに接続に成功した送信電力値は、Power=70および55となるので、通信装置46との通信に接続する送信電力値はPower=55と決定され、初期送信電力格納部21に格納されている送信電力の初期値もPower=55に更新されることになる。そして、さらに同様にして、Power=40よりも大きくPower=55よりも小さい範囲内で接続できる送信電力値を求め、それを通信装置46との通信に接続する送信電力値と決定するようにしてもよい。
また、S808の処理において、Power=55の場合に応答が無かった場合には、それまでに接続に成功した送信電力値はPower=70のみなので、通信装置46との通信に接続する送信電力値はPower=70と決定され、初期送信電力格納部21に格納されている送信電力の初期値もPower=70に更新されることになる。そして、さらに同様にして、Power=55よりも大きくPower=70よりも小さい範囲内で接続できる送信電力値を求め、それを通信装置46との通信に接続する送信電力値と決定するようにしてもよい。
なお、S801の処理が、本発明の接続開始送信ステップの一例にあたる。また、S802およびS804の処理が、本発明の送信成否検出ステップの一例にあたる。また、S803の処理が、本発明の次送信ステップの一例にあたる。また、S806の処理が、本発明の送信成否判定ステップの一例にあたる。また、S807およびS808の処理が、本発明の送信電力調整ステップの一例にあたる。また、S809の処理が、本発明の送信電力値決定ステップの一例にあたる。
本実施の形態2で説明したように、本発明の伝送方法は、通信装置の再起動時に前回の送信電力値で接続が不可能な場合に、その前回の送信電力値を下限値に設定しておき、接続が確立された後に、送信電力値の上限値と設定した下限値間で送信電力が最小で接続が可能な送信電力値まで、送信電力の調整を行うものである。
このようにして送信電力の調整を行うことで、送信電力を削減することができ、通信装置間での伝送効率の高いデータ通信を実現できる。また、消費電力の削減とともに、伝送媒体を共有している他の装置が存在する場合には、その装置への影響も軽減できる。
なお、各実施の形態では、再接続の例として、送信元の通信装置11および45の電源がONされる場合について説明したが、これ以外の再接続される状態にも本発明を適用できる。例えば、送信元の通信装置がリセットされた場合や、通信装置間の論理的なリンクが一時的に切れた状態から再度リンクが接続されるような場合などにも適用できる。
なお、本発明のプログラムは、上述した本発明の伝送方法の、送信成否検出ステップ、次送信ステップ、送信電力値決定ステップ、の全部又は一部のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明の記録媒体は、上述した本発明の伝送方法の、送信成否検出ステップ、次送信ステップ、送信電力値決定ステップ、の全部又は一部のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。
なお、上記本発明の上記「一部のステップ」とは、それらの複数のステップの内の、一つ又は幾つかのステップを意味する。
また、本発明のプログラムは、上述した本発明の送信成否判定方法の、伝送速度通知ステップと送信成否判定ステップの、両方または一方のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明の記録媒体は、上述した本発明の送信成否判定方法の、伝送速度通知ステップと送信成否判定ステップの、両方または一方のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、記録媒体としては、ROM等が含まれる。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
本発明にかかる伝送方法、送信装置、および送受信システムは、再接続時に前回の送信電力値で接続が不可能な場合に、無駄な電力を使用することなく、受信装置とのデータ通信が可能になるまでの時間を短縮できるという効果を有し、通信装置間でデータ信号が双方向伝送される、伝送方法、送信成否判定方法、送信装置、および送受信システム等として有用である。
本発明の実施の形態1のデータ信号を双方向伝送する通信システムの構成図 本発明の実施の形態1の通信装置の構成図 本発明の実施の形態1の、接続元の通信装置の電源ON時の処理フローを示す図 本発明の実施の形態1および実施の形態2の、送信電力値テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態1の、更新後の送信電力値テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態2のデータ信号を双方向伝送する通信システムの構成図 本発明の実施の形態2の通信装置の構成図 本発明の実施の形態2の、接続元の通信装置の電源ON時の処理フローを示す図 従来のデータ信号を双方向伝送する通信システムの構成図
符号の説明
11、12、45、46 通信装置
13 伝送路
21、76 初期送信電力格納部
22 初期送信指示部
23 接続閾値設定部
24 送信電力テーブル部
25 再送信指示部
26 データ送信部
27 データ受信部
28 伝送速度測定部
29 伝送速度情報生成部
210 伝送速度情報抽出部
211、44 接続判断部
212 受信電力測定部
213 受信電力範囲格納部
214 受信電力範囲情報生成部
215 受信電力範囲情報抽出部
216 送信電力テーブル更新部
41 送信電力範囲格納部
42 送信電力範囲更新部
43 最小送信電力判断部
51 親局
52 子局
53 下り伝送路
54 上り伝送路
61 上り信号受信部
62 上り送信電力検出部
63 上り基準送信電力指示部
64 上り送信電力決定部
65 下り信号送信部
71 下り信号受信部
72 送信電力格納部
73 上り送信電力指示部
74 上り信号送信部
75 送信電力設定部
76 初期送信電力格納部

Claims (16)

  1. 双方向伝送される通信装置間の伝送方法であって、
    送信が成功したか失敗したかを送信側で検出する送信成否検出ステップと、
    送信が失敗した場合には、複数の電力値が大きさ順に所定の幅ごとに段階的にグループ分けされている送信電力値選択用テーブルを参照して、その失敗した送信電力値が属するグループより一段階分大きい電力値のグループに属する電力値のうちの最小の電力値を、次の送信電力値に設定して送信する次送信ステップと、
    送信が成功した場合には、その成功した送信電力値を、受信側と通信するための送信電力値と決定する送信電力値決定ステップと
    前記受信側から、受信電力の変動幅に関する情報を前記送信側に送る受信電力幅通知ステップと、
    前記変動幅に関する情報に基づいて、前記送信電力値選択用テーブルの前記所定の幅を適正に調整する電力値テーブル幅調整ステップとを備えた、伝送方法。
  2. 前記受信側との接続を開始する際の送信電力値には、直前に送信が成功していた送信電力値、あるいは予め設定されている送信電力初期値を用いて送信する、接続開始送信ステップをさらに備えた、請求項1に記載の伝送方法。
  3. 前記接続開始送信ステップが、前記送信電力初期値を用いて送信する場合には、
    前記送信電力値決定ステップは、前記受信側と通信するために決定した送信電力値で、前記送信電力初期値を更新する、請求項2に記載の伝送方法。
  4. 前記送信電力値決定ステップにおいて決定された送信電力値を仮の送信電力値とし、前記受信側との接続開始後に送信が失敗した中で最も大きい送信電力値よりも大きく、かつ前記仮の送信電力値以下の範囲にある、1つ以上の送信電力値を設定して送信した後、前記受信側との接続開始後に送信が成功した中で最も小さい送信電力値を、前記受信側と通信するための送信電力値と決定し直す、送信電力調整ステップをさらに備えた、請求項2に記載の伝送方法。
  5. 前記電力値テーブル幅調整ステップは、前記所定の幅を、前記受信電力の最小値と最大値との差分よりも小さい間隔となるように調整する、請求項に記載の伝送方法。
  6. 前記送信成否検出ステップは、
    受信側で測定した伝送速度に関する情報を、前記受信側から前記送信側に送る伝送速度通知ステップと、
    前記伝送速度が、予め決められた基準伝送速度よりも遅い場合には、その送信は成功しなかったと前記送信側で判定する送信成否判定ステップとを有する、請求項1に記載の伝送方法。
  7. 受信装置との間で双方向伝送を行う送信装置であって、
    送信が成功したか失敗したかを検出する送信成否検出手段と、
    複数の電力値が大きさ順に所定の幅ごとに段階的にグループ分けされている送信電力値選択用テーブルと、
    送信が失敗した場合には、前記送信電力値選択用テーブルを参照して、その失敗した送信電力値が属するグループより一段階分大きい電力値のグループに属する電力値のうちの最小の電力値を次の送信電力値に設定し、送信が成功した場合には、その成功した送信電力値をそのまま前記受信装置と通信するための送信電力値と決定する、送信電力値設定手
    段と、
    前記送信電力値設定手段によって設定された送信電力値で送信する送信手段と
    前記受信装置から送られてくる、受信電力の変動幅に関する情報に基づいて、前記送信電力値選択用テーブルの前記所定の幅を適正に調整する電力値テーブル幅調整手段とを備えた、送信装置。
  8. 前記送信電力値設定手段は、前記受信装置との接続を開始する際の送信電力値には、直前に送信が成功していた送信電力値、あるいは予め設定されている送信電力初期値を設定する、請求項に記載の送信装置。
  9. 前記送信電力値設定手段が、前記受信装置との接続を開始する際の送信電力値に前記送信電力初期値を設定する場合には、
    前記送信成否検出手段は、前記受信装置と通信するために決定した送信電力値で、前記送信電力初期値を更新する、請求項に記載の送信装置。
  10. 前記送信電力値設定手段で決定された送信電力値を仮の送信電力値とし、前記受信装置との接続開始後に送信が失敗した中で最も大きい送信電力値よりも大きく、かつ前記仮の送信電力値以下の範囲にある、1つ以上の送信電力値を設定して前記送信手段に送信させた後、前記受信装置との接続開始後に送信が成功した中で最も小さい送信電力値を、前記受信装置と通信するための送信電力値と決定し直す、送信電力調整手段をさらに備えた、請求項に記載の送信装置。
  11. 前記電力値テーブル幅調整手段は、前記所定の幅を、前記受信電力の最小値と最大値との差分よりも小さい間隔となるように調整する、請求項に記載の送信装置。
  12. 前記送信成否検出手段は、
    前記受信装置から送られてくる情報の中から、前記受信装置で測定された伝送速度に関する情報を取得する受信側伝送速度取得手段と、
    前記伝送速度が予め決められた基準伝送速度よりも遅い場合には、その送信は成功しなかったと判定する送信成否判定手段と、を有する、請求項7に記載の送信装置。
  13. 受信装置と、
    送信が成功したか失敗したかを検出する送信成否検出手段と、
    複数の電力値が大きさ順に所定の幅ごとに段階的にグループ分けされている送信電力値選択用テーブルと、
    送信が失敗した場合には、前記送信電力値選択用テーブルを参照して、その失敗した送信電力値が属するグループより一段階分大きい電力値のグループに属する電力値のうちの最小の電力値を次の送信電力値に設定し、送信が成功した場合には、その成功した送信電力値をそのまま前記受信装置と通信するための送信電力値と決定する、送信電力値設定手段と、
    前記送信電力値設定手段によって設定された送信電力値で送信する送信手段と、
    前記受信装置から送られてくる、受信電力の変動幅に関する情報に基づいて、前記送信電力値選択用テーブルの前記所定の幅を適正に調整する電力値テーブル幅調整手段とを有する送信装置と、
    前記受信装置および前記送信装置に接続され双方向通信させる伝送路と、を備えた送受信システム。
  14. 前記受信装置は、
    受信する伝送速度を測定する伝送速度測定手段と、前記伝送速度に関する情報を送信する伝送速度送信手段と、を有し、
    前記送信装置の前記送信成否検出手段は、
    前記受信装置から送られてくる情報の中から、前記受信装置で測定された伝送速度に関
    する情報を取得する受信側伝送速度取得手段と、前記伝送速度が予め決められた基準伝送速度よりも遅い場合には、その送信は成功しなかったと判定する送信成否判定手段と、を有する、請求項13に記載の送受信システム。
  15. 請求項1に記載の伝送方法の、
    送信が成功したか失敗したかを送信側で検出する前記送信成否検出ステップ、
    送信が失敗した場合には、前記送信電力値選択用テーブルを参照して、その失敗した送信電力値が属するグループより一段階分大きい電力値のグループに属する電力値のうちの最小の電力値を、次の送信電力値に設定して送信する前記次送信ステップ、
    送信が成功した場合には、その成功した送信電力値を、受信側と通信するための送信電力値と決定する前記送信電力値決定ステップ、
    前記受信側から、受信電力の変動幅に関する情報を前記送信側に送る受信電力幅通知ステップ、及び
    前記変動幅に関する情報に基づいて、前記送信電力値選択用テーブルの前記所定の幅を適正に調整する前記電力値テーブル幅調整ステップを実行するためにコンピュータを機能させるためのプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体。
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