JP4067726B2 - 締結部材の分解装置及びそのアタッチメント構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、頭部と胴部からなりかつ胴部が母材に形成されている締結穴に挿通されしかもその頭部がその締結穴の周縁部に接触されてその母材と締結状態となっている締結部材を、その母材から分解する締結部材の分解装置及びそのアタッチメント構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋼板、プラスチックス等の母材同士、あるいは、この母材に他の部材を接合する接合技術として、溶接、接着、機械的締結等の技術が知られている。
【0003】
溶接技術は、接合強度が大きいという長所があるが、大がかりで高価な設備を必要とすると共に、安全性を確保するために大きなスペースを必要とするという短所がある。
【0004】
接着技術は、これに比較して安価でかつ小さなスペースで作業を行うことができるという長所があるが、接着剤が固化するまで母材の姿勢を一定に保っておかなければならず、接合に時間がかかるという短所がある。
【0005】
また、溶接や接着は、母材の接合時に接合不良が発生して接合し直したり、母材をリサイクルして使用し直したりしたい場合に、母材を傷つけずにその接合部分からこの母材同士を分解することが極めて難しい。
【0006】
一方、機械的締結技術には各種の締結技術が知られており、代表的な機械的締結技術として、ネジ締結、ピン締結、リベット締結がある。
【0007】
ネジ締結には、例えば、図18(a)に示すように、母材1、2の締結穴1a、2aに挿通された締結部材としてのボルト3とこのボルト3に螺着されている締結部材としてのナット4とをスパナを用いて締め付けることによって、母材1、2同士を機械的に接合する方法、図18(b)に示すように、締結部材としてのタッピングビス5をドライバーを用いて締結穴1a、2aに形成されているネジ部に螺合させて、母材1、2を締め付けることにより母材1、2同士を機械的に接合する方法が知られている。
【0008】
ピン締結には、例えば、図19(a)に示すように、締結部材としてのピン6を締結穴1a、2aに挿通し、カシメマシーン、カシメ工具を用いてそのピン6の両端部をカシメることによって母材1、2同士を機械的に接合する方法、図19(b)に示すように、締結部材としての軸7を母材1の締結穴に挿通し、カシメマシーン、カシメ工具を用いて軸7の端部をカシメることによって、軸7を母材1に機械的に接合する方法が知られている。
【0009】
リベット締結には、図20(a)に示す締結部材としてのソリッドリベット8、図20(b)に示す締結部材としてのチューブラリベット9を母材1、2の締結穴1a、2aに挿通して、図20(d)、図20(e)に示すように、そのソリッドリベット8、チューブラリベット9の端部を圧潰することにより母材1、2同士を機械的に接合する方法、図20(c)に示す締結部材としてのブラインドリベット10を母材1、2の締結穴1a、2aに挿通して、後述する芯軸を用いてそのブラインドリベット10の端部を圧潰することにより図20(f)に示すように母材1、2同士を機械的に接合する方法が知られている。
【0010】
そのブラインドリベット10は、図20(c)に示すように、リベットボディ11と、このリベットボディ11の軸穴11aに挿通されたマンドレル(芯軸)12とからなり、例えば、以下の手順によって母材1、2同士が機械的に締結される。
【0011】
このリベット締結では、まず、ブラインドリベット11の胴部11bを図21(a)に示すように母材1、2の締結穴1a、2aに差し込み、図21(b)に示すようにマンドレル12の端部にブラインドリベット締結装置13をセットする。
【0012】
そして、図21(c)に示すように、リベットボディ11の頭部11cにブラインドリベット締結装置13のノーズピース13aを密着させて、頭部11cをノーズピース13aにより母材1に押しつけつつ、ブラインドリベット締結工具13の引き金を引いてをトリガーする。
【0013】
これにより、ブラインドリベット締結装置13の締結軸把持部としてのジョー部材13bによってマンドレル12が掴まれて押しつけ方向と反対方向に引っ張られ、胴部11bの母材2の背面側に突出している部分が塑性変形して押し潰され、母材2にカシメ付けられて圧着される。
【0014】
この状態で、ジョー部材13bを更に押しつけ方向と反対方向に引っ張ると、図21(d)に示すように、マンドレル12が縮径部12bの部分で破断されて、母材1と母材2とがブラインドリベット10によって締結される。
【0015】
このブラインドリベット10によれば、押しつけ方向と反対方向に引っ張って締結を行う作業方法であるので、図21(a)〜図21(d)に示すように、母材1、2の背面側を支持せずに、母材1、2の締結作業を行うことができることになり、母材1、2の背面側に手が入らないような箇所の締結に適している。
【0016】
なお、図22に示すように、一方の母材1に予め一体的に形成された軸7(胴部11b)を、他方の母材2の締結穴2aにカシメ付けて、母材1、2を機械的に接合するいわゆるバーリングカシメという機械的締結技術も知られている。
【0017】
このような機械的締結技術は、溶接接合技術に比較して、大型の装置を必要とせず、狭いスペースでも安全を確保しつつ容易に締結作業を行うことができるという長所がある。また、接着接合技術に比較して、迅速に母材1、2を接合できるという長所がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ピン締結、リベット締結、バーリングカシメ等の機械的締結に用いられる締結部材は、その胴部が塑性変形されることによって母材に締結されるので、締結部材の母材への締結時に締結不良が発生して締結部材から母材を取り外すとき、母材のリサイクル使用のため締結部材から母材を取り外すときに、その締結部材を破壊しなければならず、その分解作業に手間がかかり、また、分解時に母材を傷つけるという不具合がある。すなわち、この種の締結部材の分解技術として、一般に、図23に示す方法が知られている。その一例を締結部材としてのブラインドリベット10の分解を例に挙げて説明する。
【0019】
まず、ドリル14によって、ブラインドリベット10の頭部11cを切削し、このブラインドリベット10の頭部11cを胴部11bから除去する。その後、胴部11bが締結穴1a、2aから抜け出る方向にその切削部を叩いて、母材1、2からブラインドリベット10を抜き取る。
【0020】
この従来の締結部材の分解方法では、ドリル14の準備、選定、切削作業等の段取りに手間がかかる。また、図24に示すように、頭部11cの切削時に、ドリル14の先端部が母材1に達して、この母材1の締結穴1aが切削され、締結穴1aが大きくなると、この母材1をリサイクルしてブラインドリベット10を用いて再締結したとしても、十分な締結力を確保することができず、一般に、締結部材の分解作業を行ったときに母材1、2に傷をつけると、その母材1、2をリサイクルによって再使用することが困難である。
【0021】
また、この種のドリルを用いての締結部材の分解方法の場合には、締結部材の頭部を切削する際に、ドリル14の回転によって締結部材が連れ回りして、母材1に擦り傷が付いたり、頭部11cの切削ができなかったりするという問題もある。特に、母材1が製品の外装に用いられるものでは、母材1の表面に擦り傷がついていたりすると、製品の商品価値が著しく低下するので、そのような擦り傷のついている母材1をリサイクルで再使用することはできず、分解時の母材の不良率が著しく高くなる。
【0022】
そこで、ドリル14の回転に伴う締結部材の連れ回りを阻止するために、図23に示すように、頭部11c又は胴部11bをプライヤー又はペンチ等の把持工具15によって掴んで、連れ回りを阻止しつつドリル14によって頭部11cを切削しているが、この作業を一人で行うと危険であるため、二人以上で行っており、分解作業に人件費がかさむという問題がある。
【0023】
ところが、締結部材の頭部11cが皿形形状で、この頭部11cを把持工具15で掴みにくいとき、締結部材が母材1、2の背面側で手が入らない箇所を締結しているときには、胴部11bを把持工具15によって掴めないため、連れ回りを防止し難い。
【0024】
なお、図18(a)、図18(b)に示すネジ締結の場合には、母材1、2から締結部材としてのボルト3、ナット4、タッピングビス5を容易に取り外すことができる場合も多いが、ネジ締結の場合でも、ボルト3とナット4との螺合部が錆び付いて固着しているとき、タッピングビス5と締結穴1a、2aとの螺合部が固着しているとき、ネジ山が破損してボルト3とナット4とからなる締結部材が母材1、2に対して空回りするという不具合がある。また、ボルト3の角頭部、ナット4の角部、タッピングビス5の頭部が損傷していたりした場合には、ボルト3、ナット4、タッピングビス5の取り外しに多大の困難を伴う。
【0025】
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、母材に締結された締結部材を、母材を損傷することなく容易かつ迅速に母材から除去することのできる締結部材の分解装置及びそのアタッチメント構造を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の締結部材の分解装置は、
頭部と胴部とからなりかつ胴部が母材に形成されている締結穴に挿通されしかも前記頭部が前記締結穴の周縁部に接触されて前記母材と締結状態となっている締結部材を前記母材から分解する締結部材の分解装置であって、
胴部軸方向と略直交する方向から前記胴部と頭部とを切断分離する一対の刃先を有する切断刃と、
前記切断刃を前記胴部軸方向に駆動させる切断刃駆動軸と、
前記切断刃を前記切断刃駆動軸と共に保持する切断刃保持部材と、
前記母材に接触される接触部と前記切断刃保持部材の端部とに螺着固定されかつ切断時に前記母材に対して前記切断刃保持部材を一定位置に維持させる接触保持部材と、
前記切断刃駆動軸の進退動に伴って前記一対の刃先を前記胴部軸方向と略直交する方向に離反接近させる動作変換部と、を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の締結部材の分解装置は、請求項1に記載の締結部材の分解装置において、前記切断刃保持部材にはその端部に傾斜面が形成され、前記各切断刃には前記傾斜面に当接する傾斜面が形成され、前記動作変換部は前記両傾斜面によって形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の締結部材の分解装置は、請求項2に記載の締結部材の分解装置において、前記切断刃保持部材には前記切断刃駆動軸としての把持軸を把持して胴部から遠ざかる方向に前記把持軸を引っ張るジョー部材が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の締結部材の分解装置は、頭部と胴部とからなりかつ胴部が母材に形成されている締結穴に挿通されしかも前記頭部が前記締結穴の周縁部に接触されて前記母材と締結状態となっている締結部材を前記母材から分解する締結部材の分解装置であって、
胴部軸方向と略直交する方向から前記胴部と頭部との間の境界領域を軸中心に対して両方向から切断分離する一対の刃先を有する切断刃と、
前記切断刃を前記胴部軸方向に駆動させる切断刃駆動軸と、
前記切断刃を前記切断刃駆動軸と共に保持する切断刃保持部材と、
前記母材に接触される接触部と前記切断刃保持部材とに螺着固定される湖底部とを有しかつ切断時に前記母材に対して前記切断刃保持部材を一定位置に維持させる接触保持部材と、
前記切断刃駆動軸を把持して進退動させるアクチュエータと、
前記切断刃駆動軸の進退動に伴って前記一対の刃先を前記胴部軸方向と略直交する方向の開閉動作に変換することにより前記切断刃を離反接近させる動作変換部と、を備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の締結部材の分解装置は、請求項4に記載の締結部材の分解装置において、前記切断刃は弾性を有して外周表面が前記一対の刃先が存在する方向に向かって外側に傾斜する傾斜面となり、前記動作変換部は前記外周表面と前記切断刃保持部材の端部とによって形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載のアタッチメント構造は、頭部と一体の胴部が母材に形成されている締結穴に挿通されてブラインドリベットのマンドレルを把持しつつ引っ張って前記ブラインドリベットを締結するブラインドリベット締結装置に装着されて前記ブラインドリベットを分解するアタッチメント部材を備え、
該アタッチメント部材は、前記胴部と前記頭部との境界領域でかつ胴部軸方向に略直交する方向から前記境界領域を胴部中心に向かって両側から切断する一対の刃先を有する切断刃と、
該切断刃を前記胴部軸方向に沿って進退させるために前記ブラインドリベット締結装置のアクチュエータに把持される把持軸と、
前記把持軸の進退動に伴って前記一対の刃先を前記胴部軸方向と略直交する方向に動作させる動作変換手段と、
前記母材に接触される接触部と前記ブラインドリベット締結装置の一部を構成しかつ前記切断刃を前記把持軸と共に保持する切断刃保持部材の端部とに螺着固定されしかも前記切断刃保持部材の端部を切断時に前記母材に対して一定位置に維持する接触部材とを有することを特徴とする。
請求項7に記載のアタッチメント構造は、請求項6に記載のアタッチメント構造において、前記切断刃は弾性を有して外周表面が前記一対の刃先が存在する方向に向かって外側に傾斜する傾斜面となり、前記動作変換部は前記外周表面と前記切断刃保持部材の端部とによって形成されていることを特徴とする。
【0027】
請求項1ないし請求項7に記載の発明によれば、母材に対する切断刃保持部材の位置を一定に保持しつつ頭部と胴部との間の境界領域を切断できるので、母材を損傷することなく容易かつ迅速に締結部材を除去できる。
【0054】
【発明の実施の形態1】
図1は本発明の実施の形態に係わる締結部材の分解装置100Aの全体構成を示す外観図である。
【0055】
この分解装置100Aは、一対の切断刃110、120、切断力出力装置130を有している。各切断刃110、120には図2に示すようにその先端に互いに噛み合う刃先110a、120aが設けられ、その基端部には切断刃駆動軸(移動手段)140の一端がが設けられている。その切断刃駆動軸140の他端には係合部140Aが形成されている。
【0056】
各切断刃110、120は図3に示すように矢印a方向に開閉可能に構成され、各刃先110a、120aは、通常、各切断刃110、120に装着されたリング状のスナップスプリング150の弾性力によって離間する方向に付勢され、開放状態とされている。
【0057】
切断力出力装置130は、例えば、図1に示すように、取っ手部131を有するピストル型とされている。この取っ手部131には、エアーバルブ132、分解装置本体としてのエアーシリンダ133、トリガー134、調整つまみ135が設けられている。
【0058】
エアーバルブ132にはエアーホース136を通じて図示を略すエアーポンプから圧搾空気が供給される。図1において、トリガー134を引くと、エアーバルブ132が開放され、エアーがエアーシリンダ133に供給される。この供給エアー圧は調整つまみ135によって調整可能である。
【0059】
そのエアーシリンダ133には図2に示すように筒状の切断刃保持部材160が取り付けられている。エアーシリンダ133はアクチュエータ137を有し、アクチュエータ137は矢印b方向に進退可能とされている。このアクチュエータ137とエアーシリンダ133との間にはコイルバネ138が介在され、コイルバネ138は切断刃110、120が切断刃保持部材160から突出する突出方向にアクチュエータ137を付勢している。そのアクチュエータ137はエアーシリンダ133にエアーを供給すると、コイルバネ138の付勢力に抗して突出方向と反対方向にアクチュエータ137を駆動する。このアクチュエータ137の先端部にはジョイント部材139を介して切断刃駆動軸140の他端部が取り付けられている。
【0060】
その分解装置100Aはアクチュエータ137の進退動に伴って、各切断刃110、120の刃先110a、120aの開閉動作に変換する動作変換手段を有する。この動作変換手段は、ここでは、切断刃保持部材160の先端に設けられた切断刃保持部161によって構成される。この切断刃保持部161は切断刃110、120を開閉可能に保持する。
【0061】
この切断刃保持部161は傾斜面161aを有する。各切断刃110、120の基端部にはその外周表面に傾斜面110b、120bが形成されている。その切断刃110、120は切断刃駆動軸140の突出方向と反対方向への移動によって、傾斜面110b、120bが傾斜面161aに当接して、その刃先110a、120aが閉じる方向に変位され、切断刃駆動軸140の突出方向への移動によって、傾斜面110b、120bと傾斜面161aとの当接が解除され、その刃先110a、120aが開く方向に変位される。これによって、各切断刃110、120が開閉される。
【0062】
次に、図4を参照しつつ、この分解装置100Aを用いて、ブラインドリベット10の胴部11bを切断する作業を説明する。
【0063】
まず、図4(a)に示すように、その切断刃110、120の各刃先110a、120aを母材1と頭部11cとの間の境界領域に臨ませる。次に、切断力出力装置130のトリガー134を引く。すると、エアーバルブ132が開放されて、予め調整されたエアーがエアーシリンダ133に供給される。これによって、図4(b)に示すように、アクチュエータ137がコイルバネ138の付勢力に抗して突出方向と反対方向に駆動される。このアクチュエータ137の突出方向と反対方向への移動によって、各切断刃110、120が切断刃保持部161に接近する方向に引っ張られる。
【0064】
各切断刃110、120がエアーシリンダ133が位置する側に引っ張られることによって、切断刃保持部材160が母材1、2が位置する側に向かう方向に相対移動して、各切断刃110、120の基端部に形成されている傾斜面110b、120bと、切断刃保持部161に形成されている傾斜面161aとが当接し、これによって、各切断刃110、120が図4(b)に示すように胴部軸方向と直交する方向でかつ互いに接近する方向に変位する。
【0065】
このようにして、アクチュエータ137の進退に基づく切断力が、動作方向変換手段を介してブラインドリベット10の胴部11bと頭部11cとの境界領域に沿って、刃先110a、120aを開閉させる開閉力に変換される。
【0066】
そのアクチュエータ137から各切断刃110、120に伝達された切断力によって、刃先110a、120aが互いに噛み合う方向に接近して、図4(c)に示すように、ブラインドリベット10の頭部11cと母材1との間に食い込んで胴部11bを把持し、胴部11bと頭部11cとが切断される。ここでは、切断力出力装置130の駆動源にエアーを使用しているが、この駆動源に油圧を用いても良い。
【0067】
この分解装置100Aによれば、刃先110a、120aを頭部11cと母材1との間の境界面Z1(図20(f)参照)に沿って直線的に移動させて、胴部11bと頭部11cとを切断するので、従来のドリルを用いた分解方法のように、ブラインドリベット10の分解時に、このブラインドリベット10が空回りをしたり、このブラインドリベット10の空回りによって母材1の表面に傷がついたりすることを避けつつ、胴部11bと頭部11cとを一度に容易に切断できる。
【0068】
また、この分解装置100Aによれば、ブラインドリベット10の切断時にその頭部11cや胴部11bをプライヤーやペンチ等の把持工具を用いて掴んでおく必要もないので、掴み難い形状の頭部11c、胴部11bが掴みにくい箇所に位置している場合でも、胴部11bと頭部11cとを容易に切断できる。
[ブラインドリベット締結装置13を用いた分解装置100Bの例]
切断力出力装置130には、図21(b)、図21(c)に示すようなブラインドリベット締結装置13を用いても良い。図5はそのブラインドリベット締結装置13を用いた分解装置100Bを示している。この図5に示す分解装置100Bでは、ジョー13bが図2に示す切断力出力装置130のアクチュエータ137に対応している。なお、この分解装置100Bでは、切断刃駆動軸140の機能と同様の機能を有する把持軸(把持部)170を有する。この把持軸170は切断刃110、120の基部に係合する係合部170Aを有する。この把持軸170は切断刃110、120に対して着脱可能である。
【0069】
図6はそのブラインドリベット締結装置13を用いた分解装置100Bを用いて、母材1、2に締結されたブラインドリベット10の胴部11bと頭部11cとを切断する切断過程を示している。
【0070】
まず、図6(a)に示すように、その切断刃110、120の各刃先110a、120aを頭部11cと母材1との間の境界面に臨ませる。この状態で、ブラインドリベット締結装置13のトリガー(図示を略す)を引く。これによって、ジョー13bが把持軸170を把持し、この把持軸170がブラインドリベット締結装置13の内部に引き込まれる。すなわち、把持軸170が胴部軸方向に沿って脚部11bから遠ざかる方向に引っ張られ、各切断刃110、120が把持軸170の移動方向と同方向に駆動される。
【0071】
この各切断刃110、120のブラインドリベット分解装置13の側への移動によって、切断刃保持部材160が各切断刃110、120に向かって相対変位して、各切断刃110、120の基部に形成された傾斜面110b、120bに切断刃保持部161の傾斜面161aが当接する。
【0072】
これによって、切断刃110、120の刃先110a、120aが図6(b)に示すように互いに接近する方向に変位される。その結果、各刃先110a、120aがブラインドリベット10の頭部11cと母材1との間に食い込み、ブラインドリベット10の胴部11bとが切断される。
【0073】
この分解装置100Bによれば、分解装置100Aの効果に加えて以下に記載する効果を有する。
【0074】
すなわち、切断力出力装置130として、ブラインドリベット締結装置13をそのまま使用できるので、ブラインドリベット締結装置13を用いて、ブラインドリベット10を母材1、2に締結している際に、締結不良が発生してブラインドリベット10を母材1、2から分離する必要が生じた場合に、把持軸170と一対の切断刃110、120とをアタッチメント部材としてブラインドリベット締結装置13に装着し、このブラインドリベット締結装置13を分解装置100Bとして用いてブラインドリベット10の切断を行うことができるので、ブラインドリベット10の切断作業、再締結作業を極めて迅速に行うことができる。
【0075】
また、このブラインドリベット締結装置100Bによれば、既存のブラインドリベット締結装置13を切断力出力装置として用いることができるので、極めて安価にブラインドリベット締結装置100Bを構成することができる。
【0076】
更に、この分解装置100Bによれば、アタッチメント部材としての切断刃110、120を切断刃保持部材160から着脱できる構成となっており、かつ、把持軸170から切断刃110、120を取り外し可能となっているので、切断刃110、120がブラインドリベット10に適した大きさでないときに、ブラインドリベット10に適した大きさの切断刃110、120に交換することが容易である。
【0077】
なお、図7(a)、図7(b)に示すように、母材1に接触する接触部(第1接触部)200Aと分解装置本体としての切断刃保持部材160の端部に固定される固定部(第2接触部)200Bとを有する接触保持部材200を切断刃保持部160の端部に螺着させ、把持軸170を引っ張り手段として機能させて、頭部11cを引きちぎるようにしても良い。この場合、接触保持部材200は切断刃保持部材160を母材1に対して一定位置に維持させる維持手段として機能する。
【0078】
この分解装置100Cによる切断は、以下に説明する手順によって行う。
【0079】
切断刃駆動軸140又は把持軸170を駆動すると、切断刃保持部材160と切断刃111、121とが相対移動することによって、各傾斜面111b、121bが図9(a)に示すように内周縁部160aに当接する。すると、切断刃111、121がその放射角度(開き角度)が小さくなる方向に、その自己が有する弾性力に抗して変位する。
【0080】
その結果、図9(b)に示すように、切断刃111、121の各刃先111a、121aが互いに噛み合う方向に接近して、ブラインドリベット10の胴部11bと頭部11cとの間に食い込み、胴部11bと頭部11cとが切断される。その後、切断刃駆動軸140又は把持軸170を反対方向に駆動すると、切断刃111、121はその自己の弾性復帰力によって、元の状態に戻る。
【0081】
従って、この分解装置100Cによれば、切断刃開閉手段の構成が簡素化される。
【0082】
なお、図10(a)、図10(b)に示すように、母材1に接触する接触部200Aと分解装置本体としての切断刃保持部材160の端部に固定される固定部200Bとを有する接触保持部材200を切断刃保持部材160の端部に螺着させ、切断刃駆動軸140又は把持軸170を引っ張り手段として機能させて、破断部材としての切断刃111、121によって頭部11cを引きちぎるようにして切断しても良い。
[切断刃の変形例2]
図11は本発明に係わる切断刃の変形例2を示す。
【0083】
ここでは、切断刃112、122は交差リンク部112h、122hを有する。切断刃保持部材160には支軸160bが設けられ、切断刃112、122は支軸160bを支点にして回動可能とされている。その交差リンク部112h、122hには案内孔112f、122fが設けられている。
【0084】
この分解装置100Dの切断刃駆動軸140又は把持軸170には係合ピン140k(170k)が突設され、この係合ピン140k(170k)は案内孔112f、122fに嵌合されている。切断刃112、122と切断刃駆動軸140又は把持軸170とはスライダリンク機構を構成している。
【0085】
この分解装置100Dによる切断は、以下に説明する手順によって行う。
その切断刃112、121の各刃先112a、122aを頭部11cと母材1との境界面に臨ませた状態で、切断刃駆動軸140又は把持軸170が切断刃保持部材160の内側に向けて引っ張られると、切断刃112、121の刃先112a、122aが互いに接近する方向に支軸160b、160bを支点にして回動される。
【0086】
その結果、刃先112a、122aが頭部11cと母材1との間に食い込んで、胴部11bと頭部11cとが切断される。
【0087】
この分解装置100Dによれば、切断刃駆動軸140又は把持軸170の進退動作のみによって、各刃先112a、122aを開閉でき、図3に示すスナップリング150を用いたり、図8に示す切断刃111、121を弾性部材で構成することなく、切断刃112、122を元の状態に復帰させることができる。
[ブラインドリベットの構造]
図12〜図15はブラインドリベット10の頭部11cと母材1との間の境界面に切断刃111、121の刃先111a、121aを食い込み易くするためのブラインドリベット10の構造を示すもので、図12(a)は頭部11cであって母材1に臨む下部に傾斜部11eを形成したものであり、この傾斜部11eはアルミニウム系のブラインドリベットよりも鉄系のブラインドリベットに設けるのが望ましい。鉄系のブラインドリベットは材質が固いため、傾斜部21eを設けないと切断刃111、121の刃先111a、121aを食い込ませにくいからである。
【0088】
このブラインドリベット10の頭部11cに傾斜部11eを設ける代わりに頭部11cの下部に段差部11fを図12(b)に示すように設ける構成としても良く、また、頭部11cの下部に図12(c)に示すように肉厚部11gを設ける構成としても良い。
【0089】
また、図13(a)〜図13(c)に示すように、ブラインドリベット10の胴部11bに平板形状のカラー11hを挿入して、頭部11cと母材1との間にカラー11hを介在させて、切断刃111、121の刃先111a、121aを食い込み易くする構成とすることもできる。このカラー11hはブラインドリベット10の分解の際に破壊される。
【0090】
そのカラー11hは図14(a)に示すようにスリ割り11iを形成したものでも良いし、図14(b)に示すようにカラー11の周部にV字溝11jを形成したものでも良いし、カラー11hに図14(c)に示すように等間隔に貫通孔11kを形成しても良い。図14(b)に示す構成のカラー11hによれば、カラー11hを刃先111a、121aによって挟み付けた際にそのV字溝11jに応力が集中するので、カラー11hがV字溝11jの近傍から破壊される。カラー11hの外周部にV字溝11jを形成する代わりに、カラー11hの内周部にV字溝11jを形成しても良い。また、V字溝11jの代わりにU字溝をカラー11hに形成しても良い。図14(c)に示す構成のカラー11eの場合、貫通孔11kを形成した箇所が残余の箇所に較べて圧縮力に対して強度が低くなるので、この貫通孔11kを形成した箇所の近傍からカラー11eが破壊される。
【0091】
図15(a)〜図15(c)はカラー11hの上端面に固着層11mを形成したものであり、この固着層11mは両面テープを用いて形成しても良いし、接着剤を用いて形成しても良い。このように構成すると、あらかじめ、図15(c)に示すように、ブラインドリベット10の頭部11cの底面にカラー11hを付着させておくことができ、母材1、2にブラインドリベット10を締結する都度、カラー11hを胴部11bに挿入する必要がなく、締結作業時間の短縮とカラー11hの挿入忘れとを防止できる。
[作業ミスをしたリベットを分解するための生産ライン]
頭部と胴部とからなりかつ胴部が母材に形成されている締結穴に挿通されしかも前記頭部が前記締結穴の周縁部に接触されて該母材と締結状態となっている締結部材を除去することによって母材を回収する生産システムを以下に説明する。
【0092】
以下に、母材に対する締結部材の締結状況を検査し、検査に基づいて締結部材と母材との締結状況が不良のときに、頭部と胴部との境界領域から切断して胴部と頭部とを互いに分離し、母材から締結部材を除去して母材を回収する工程を図16を参照しつつ説明する。
S.1(リベット締結工程)
市販品のブラインドリベット締結装置13を用いて少なくとも2つの母材(ワーク)をブラインドリベットによって締結する。
S.2(締結具合い検査工程)
S.1のリベット締結工程において、例えば、締結したブラインドリベット10とワーク(母材1、2)との間に隙間が発生しているかどうか(ワークががたついているかどうか)、リベット10がワークの締結穴表面に対して斜めになっているかどうか等を検査する。この締結具合い検査工程は、リベット締結工程(S.1)と同時に実施しても良い。
S.3(リベット分解工程)
締結具合検査工程(S.2)でリベット締結不備が発見されたときには、リベット分解装置(例えば、既存のリベット締結装置13を用いる分解装置100P)を用いて、リベット10をワークから除去する。このリベット分解工程(S.3)は締結具合検査工程(S.2)と同時に実施しても良い。リベット締結具合検査工程(S.2)をリベット締結工程(S.1)と同時に実施する場合には、このリベット分解工程(S.3)をリベット締結工程(S.1)と同時に実施しても良い。
S.4(ワーク検査工程)
リベット分解工程(S.3)において分解されたワークを再利用できる場合には、再びリベット締結工程(S.1)に移行して、2つのワークをリベットによって締結する。
【0093】
リベット分解工程(S.3)において分解されたワークを再利用できない場合には、ワークを廃棄処分とする。
【0094】
すなわち、リベット分解工程(S.3)の分解作業によって、締結穴1a、2aが曲がったり、傷ついていたり、変形していたりする場合、ワークそのものが変形していたりした場合には、そのワークを廃棄処分とする。
S.5(ユニット組み付け工程)
締結具合検査工程(S.2)において、締結良好と判定されたワークは、生産ラインのユニット組み付け工程に送られる。その工程数は例えばn(nは整数)である。
S.6(ユニット検査工程)
そのユニットはユニット検査工程に送られる。その工程数は例えばm(mは整数)である。このユニット検査工程においては、組み付けの良好性、性能検査等が行われる。全てのユニット検査工程において、検査を満足したときには、そのユニットが出荷される。
【0095】
この生産ラインは、作業者が各自各工程を手作業によって実施しても良いし、自動化ラインのロボットによって、自動的に実施しても良い。
【0096】
なお、製品回収後のリサイクルのためのリベット分解作業の生産ラインは、以下に説明するようにすれば良い。
【0097】
ユーザーから製品を回収した場合、リベット締結状態のワーク(母材1、2)を分解装置によって分解する。分解したワークが再利用可能な状態のとき、そのワークを再利用する。その分解したワークが再利用不可能な状態のとき、そのワークを廃棄処分とする。金属製のワークと樹脂製のワークとが混在している場合には、これらのワークの分別作業を行ってから再利用することにすれば作業性が向上する。
[生産ラインに使用する自動リベット分解装置]
この生産ラインに使用する自動リベット分解装置には例えば、図17に示す構成のものを使用する。以下に、自動リベット分解装置の一例を説明する。
【0098】
符号703は複腕形ロボット装置を示している。この複腕型ロボット装置703は一対のアーム機構を有する。各アーム機構は、順次に連結された第1アーム704、第2アーム705、第3アーム706からなる。第1アーム704はベルト駆動ユニット(図示を略す)によって移動するベース711、ベース711に形成されたガイド711aに係合してベース711を案内するガイドレール712からなる。ベース711には第2アーム705が載置連結され、第2アーム705は原点O1で互いに交差する所定の3座標軸X1、Z1、Y1のうち座標軸X1の方向に移動される。
【0099】
符号716はそのベルト駆動ユニットの従動プーリ、符号717は駆動プーリ(図示を略す)と従動プーリ716とに巻掛けられて両端部がベースに固着されたベルトを示している。駆動プーリはモータによって駆動されて、この駆動プーリの回転によってベルト717が走行され、同時に、ベース711がガイドレール712に案内されて第2アーム705を座標軸X1方向に高精度で移動させる。
【0100】
さらに、第2アーム705は第1アーム704のベース711上に固定されたフレーム718と、このフレーム718に形成されたスリット718aにガイドロッドが挿入されかつ第3アーム706の基端部706aが固定された移動ベース719と、移動ベース719に螺合するスクリュー(図示を略す)を回転させて移動ベース719を移動させるモータ720とからなる。この第2アーム705はモータ720の回転によって第3アーム706を移動ベース719と共に座標軸Z1方向に移動させる。
【0101】
モータ720によって回転駆動されるスクリューが螺合する移動ベース719の雄ネジは移動ベース719の移動の円滑化と高精度化とのために、多数のボールを内蔵するボールネジにより構成されている。また、ガイドロッドは移動ベース719の回り止めのために設けられている。第3アーム706は第2アーム705の移動ベース719に固定されて第2アーム705に連結された基端部706aを一端に有する第1アーム部材721と、基端部706aに対向する先端部706bを一端に有する第2アーム部材722と、第1アーム部材721の他端に第2アーム部材722の他端を連結しかつ第2アーム部材722を第1アーム部材721に対して回動させる関節部723とからなっている。そして、第3アーム706は関節部723によって先端部706bを所定の3座標軸X1、Z1、Y1のうち座標軸Y1方向に移動させる。第3アーム706の先端部706bにはハンド部725が設けられている。このハンド部725には、分解装置100Aが取り付けられている。
【0102】
その複腕型ロボット装置703はコンピュータで自動制御され、生産ラインにおいて、母材1、2の締結不良が生じたとき、図16に示すフローチャートに従って、自動的に締結部材が分解される。その切断の際、切断刃111、121に連動して押し出しピン140が貫通孔11aに進入される。
【0103】
【発明の効果】
請求項1ないし請求項7に記載の分解装置によれば、母材に対する切断刃保持部材の位置を一定に保持しつつ頭部と胴部との間の境界領域を切断できるので、母材を損傷することなく容易かつ迅速に締結部材を除去できる。
請求項6、請求項7に記載の発明によれば、とくに既存のブラインドリベット締結装置を用いて、締結部材の分解を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係わる分解装置の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す分解装置の要部断面図である。
【図3】 図2に示す分解装置のX−X線に沿う断面図である。
【図4】 図1に示す分解装置によるブラインドリベットの切断過程を示す説明図であって、(a)はブラインドリベットの頭部と母材との間に刃先をあてがった状態を示し、(b)は切断刃の刃先をブラインドリベットの胴部に食い込ませた状態を示し、(c)はブラインドリベットの胴部を切断した状態を示す。
【図5】 本発明の実施の形態2に係わる分解装置の要部断面図である。
【図6】 図5に示す分解装置による切断過程を示す説明図であって、(a)はブラインドリベットの頭部と母材との間に刃先をあてがった状態を示し、(b)は切断刃の刃先をブラインドリベットの胴部に食い込ませた状態を示し、(c)はブラインドリベットの胴部を切断した状態を示す。
【図7】 図5に示す分解装置本体に接触保持部を設けた例を示す図であって、(a)はブラインドリベットの頭部に切断刃の刃先を当てがった状態を示し、(b)はその頭部を引きちぎった状態を示す。
【図8】 本発明に係わる切断刃の第1変形例を示す斜視図である。
【図9】 図8に示す切断刃を用いての切断過程を示す説明図であって、(a)はブラインドリベットの頭部と母材との間に切断刃の刃先をあてがった状態を示し、(b)は切断刃の刃先をブラインドリベットの胴部に食い込ませた状態を示す。
【図10】 図8に示す切断刃に接触保持部を設けた例を示す図であって、(a)はブラインドリベットの頭部に切断刃の刃先を当てがった状態を示し、(b)はその頭部に切断刃の刃先を食い込ませた状態を示す。
【図11】 本発明に係わる切断刃の第2変形例を説明するための分解装置の要部断面図であり、(a)はブラインドリベットの頭部と母材との間に切断刃の刃先をあてがった状態を示し、(b)は切断刃の刃先をブラインドリベットの胴部に食い込ませた状態を示す。
【図12】 切断刃の刃先がブラインドリベットの頭部と母材との間に食い込み易くした構成のブラインドリベットを示し、(a)は頭部に傾斜部が設けられたブラインドリベット、(b)は頭部に段差部が形成されたブラインドリベット、(c)は頭部に肉厚部を設けたブラインドリベットを示している。
【図13】 ブラインドリベットに挿入されるカラーの説明図であって、(a)はスリ割りが形成されているカラーをブラインドリベットの胴部に挿入する直前の状態を示し、(b)はカラーが介在されたブラインドリベットを母材1、2に挿通した状態を示し、(c)はブラインドリベットの胴部を塑性変形させて、母材1、2をブラインドリベットによって締結した状態を示す。
【図14】 図13に示すカラーの平面図であり、(a)はスリ割りが形成されているカラーを示し、(b)はV字溝が形成されているカラーを示し、(c)は貫通孔が形成されているカラーを示す。
【図15】 図13に示すカラーの他の例を示す図であって、(a)はスリ割り付きのカラーに固着層を設けた平面図を示し、(b)は(a)に示すカラーの側面図であり、(c)は(b)に示すカラーをブラインドリベットの頭部の下面に取り付けた状態を示す側面図である。
【図16】 母材から締結部材を除去して母材を回収する生産システムを説明するためのフローチャートである。
【図17】 自動リベット分解装置の概略構成を示す斜視図である。
【図18】 ネジ締結技術の説明図であって、(a)はボルト・ナットによって母材を締結している状態を示し、(b)はタッピングビスによって母材同士を締結している状態を示す。
【図19】 ピン締結技術の説明図であって、(a)はカシメマシンを用いてピンの両端部をカシメることによって母材同士を締結している状態を示し、(b)は母材としての軸をカシメることによって軸の端部と母材とを締結している状態を示す。
【図20】 リベット締結技術の説明図であり、(a)はソリッドリベットを示し、(b)はチューブラリベットを示し、(c)はブラインドリベットを示し、(d)はソリッドリベットによって母材同士を締結している状態を示し、(e)はチューブラリベットによって母材同士を締結している状態を示し、(f)はブラインドリベットによって母材同士を締結している状態を示す。
【図21】 ブラインドリベットを用いて母材を締結する締結工程の説明図であり、(a)は母材1の締結穴にブラインドリベットを挿通する直前の状態を示し、(b)はそのブラインドリベットのマンドレルの端部をブラインドリベット締結装置のジョー部材によって把持する直前の状態を示し、(c)はそのジョー部材によってマンドレルの軸部を把持した状態を示し、(d)はそのジョー部材によってマンドレルの軸部を引っ張ることにより、マンドレルが破断箇所から破断されることによって、胴部の突出端部がカシメ付けられた状態を示している。
【図22】 バーリングカシメを示す断面図である。
【図23】 ドリルによって頭部を切削することにより締結部材を分解している状態を示す図である。
【図24】 ドリルによる分解方法の不具合を説明するための図である。
【符号の説明】
1、2 母材
1a、2a 締結穴
10 締結部材
11b 胴部
11c 頭部
100A 分解装置
110、120 切断刃(切断部)
140 切断刃駆動軸(移動手段)
161 切断刃保持部(動作変換部)
Z1 境界面

Claims (7)

  1. 頭部と胴部とからなりかつ胴部が母材に形成されている締結穴に挿通されしかも前記頭部が前記締結穴の周縁部に接触されて前記母材と締結状態となっている締結部材を前記母材から分解する締結部材の分解装置であって、
    胴部軸方向と略直交する方向から前記胴部と頭部とを切断分離する一対の刃先を有する切断刃と、
    前記切断刃を前記胴部軸方向に駆動させる切断刃駆動軸と、
    前記切断刃を前記切断刃駆動軸と共に保持する切断刃保持部材と、
    前記母材に接触される接触部と前記切断刃保持部材の端部とに螺着固定されかつ切断時に前記母材に対して前記切断刃保持部材を一定位置に維持させる接触保持部材と、
    前記切断刃駆動軸の進退動に伴って前記一対の刃先を前記胴部軸方向と略直交する方向に離反接近させる動作変換部と、
    を備えていることを特徴とする締結部材の分解装置。
  2. 前記切断刃保持部材にはその端部に傾斜面が形成され、前記各切断刃には前記傾斜面に当接する傾斜面が形成され、前記動作変換部は前記両傾斜面によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の締結部材の分解装置。
  3. 前記切断刃保持部材には前記切断刃駆動軸としての把持軸を把持して胴部から遠ざかる方向に前記把持軸を引っ張るジョー部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の締結部材の分解装置。
  4. 頭部と胴部とからなりかつ胴部が母材に形成されている締結穴に挿通されしかも前記頭部が前記締結穴の周縁部に接触されて前記母材と締結状態となっている締結部材を前記母材から分解する締結部材の分解装置であって、
    胴部軸方向と略直交する方向から前記胴部と頭部との間の境界領域を軸中心に対して両方向から切断分離する一対の刃先を有する切断刃と、
    前記切断刃を前記胴部軸方向に駆動させる切断刃駆動軸と、
    前記切断刃を前記切断刃駆動軸と共に保持する切断刃保持部材と、
    前記母材に接触される接触部と前記切断刃保持部材とに螺着固定される湖底部とを有しかつ切断時に前記母材に対して前記切断刃保持部材を一定位置に維持させる接触保持部材と、
    前記切断刃駆動軸を把持して進退動させるアクチュエータと、
    前記切断刃駆動軸の進退動に伴って前記一対の刃先を前記胴部軸方向と略直交する方向の開閉動作に変換することにより前記切断刃を離反接近させる動作変換部と、
    を備えていることを特徴とする締結部材の分解装置。
  5. 前記切断刃は弾性を有して外周表面が前記一対の刃先が存在する方向に向かって外側に傾斜する傾斜面となり、前記動作変換部は前記外周表面と前記切断刃保持部材の端部とによって形成されていることを特徴とする請求項4に記載の締結部材の分解装置。
  6. 頭部と一体の胴部が母材に形成されている締結穴に挿通されてブラインドリベットのマンドレルを把持しつつ引っ張って前記ブラインドリベットを締結するブラインドリベット締結装置に装着されて前記ブラインドリベットを分解するアタッチメント部材を備え、
    該アタッチメント部材は、前記胴部と前記頭部との境界領域でかつ胴部軸方向に略直交する方向から前記境界領域を胴部中心に向かって両側から切断する一対の刃先を有する切断刃と、
    該切断刃を前記胴部軸方向に沿って進退させるために前記ブラインドリベット締結装置のアクチュエータに把持される把持軸と、
    前記把持軸の進退動に伴って前記一対の刃先を前記胴部軸方向と略直交する方向に動作させる動作変換手段と、
    前記母材に接触される接触部と前記ブラインドリベット締結装置の一部を構成しかつ前記切断刃を前記把持軸と共に保持する切断刃保持部材の端部とに螺着固定されしかも前記切断刃保持部材の端部を切断時に前記母材に対して一定位置に維持する接触部材とを有するアタッチメント構造。
  7. 前記切断刃は弾性を有して外周表面が前記一対の刃先が存在する方向に向かって外側に傾斜する傾斜面となり、前記動作変換部は前記外周表面と前記切断刃保持部材の端部とによって形成されていることを特徴とする請求項6に記載のアタッチメント構造。
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