JP4066514B2 - 空調装置、および車両用空調装置 - Google Patents

空調装置、および車両用空調装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調装置に係わり、特に、車両用空調装置として好適な空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
学習結果を空調制御に反映する技術として、下記の技術が知られている。
特開平9‐309318号公報に記載の自動車用空調制御装置(従来例1)は、学習した条件になると、自動的に設定温度の表示を変更する構成である。
また、特開平6‐297931号公報に記載の空調装置用制御装置(従来例2)は、設定温度変更時に変化した設定温度表示とを次回の空調開始時に初期値に戻す構成である。
更に、特開平6‐115340号公報に記載の車両用空気調和装置(従来例3)は、学習を行っている時に学習インジケータを点灯させる構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1の装置では、学習した条件になると設定温度の表示が変更されるが、使用者は、何らかの故障により表示が変わったものなのか、学習により変わったものなのか見分けがつかない。特に、学習機能を備えたエアコンであることを知らない使用者には不安感を与える。
【0004】
従来例2、3の装置では、学習した内容に基づいて本当に空調制御が行なわれているのか、使用者に判り難く、コストアップしただけのものであると思われてしまう。
【0005】
本発明の目的は、空調運転中に手動変更手段を操作して所定の制御特性が補正された場合には、補正された制御特性に基づく空調制御の概要が報知され、使い勝手に優れた空調装置の提供にある。
【0007】
〔請求項1について〕
複数の吹出位置に開口する空気吹出口から空調空気を吹き出すためのダクトが設けられている。
各空気吹出口に設けたドアを開閉するためのアクチュエータが設けられている。
送風機は、ダクト内に空気吹出口へ向かう空気流を発生させる。
熱源は、空気流の冷却や加熱を行う。
内気センサが車室温を検知し、外気温センサが外気温を検知し、日射センサが日射量を検知する。
室温設定器で目標室温を設定する。
空調制御器は、使用者の設定した目標室温に検出室温がなるように、熱源の能力、送風機への通電量、およびアクチュエータを所定の制御特性に基づいて制御する。
【0008】
空調運転中に使用者が手動変更手段を手動操作すると、目標室温の設定値、アクチュエータの作動状態、または送風機への通電量の少なくとも一つが変更される。
空調運転中に手動変更手段が手動操作された場合には、手動変更情報記憶手段は、操作前後における、目標室温の設定値、アクチュエータの作動状態、または送風機への通電量の少なくとも一組を記憶する。
補正量演算手段は、手動変更情報記憶手段に記憶された手動変更情報に基づいて所定の制御特性を補正するための補正値を演算する。
【0009】
空調運転中に使用者が手動変更手段を手動操作して、学習により所定の制御特性が補正された場合には、所定の制御特性に基づく空調制御に比べて、学習により変化した現在の、目標室温、送風機の送風量、およびアクチュエータの状態に関わる制御がどの程度異なるかを報知手段が報知する構成であるので、補正された空調制御の概要を使用者が詳しく把握することができるので、空調装置は使い勝手に優れる。
【0012】
〔請求項2について〕
複数の吹出位置に開口する空気吹出口から空調空気を吹き出すためのダクトが設けられている。
各空気吹出口に設けたドアを開閉するためのアクチュエータが設けられている。
送風機は、ダクト内に空気吹出口へ向かう空気流を発生させる。
熱源は、空気流の冷却や加熱を行う。
内気センサが車室温を検知し、外気温センサが外気温を検知し、日射センサが日射量を検知する。
【0013】
室温設定器で目標室温を設定する。
空調制御器は、使用者設定した目標室温に検出室温がなるように、予め設定した目標吹出温度算出式に目標室温と各センサの検出値とを代入して空調空気の目標吹出温度を決定し、熱源の能力、送風機への通電量、およびアクチュエータを所定の制御特性と目標吹出温度に基づいて制御する。
【0014】
空調運転中に使用者が、目標室温の設定値、アクチュエータの作動状態、または送風機への通電量の少なくとも一つを手動で変更して所定の制御特性が補正された場合には、学習により変化した制御特性の目標室温、送風量、またはアクチュエータの作動状態を、日射量や外気温や車室温が特定の状態下である場合の制御内容の変更点として報知手段が報知する。
【0015】
空調運転中に使用者が、目標室温の設定値、アクチュエータの作動状態、または送風機への通電量の少なくとも一つを手動で変更して所定の制御特性が補正された場合には、学習により変化した制御特性の目標室温、送風量、またはアクチュエータの作動状態を、日射量や外気温や車室温が特定の状態下である場合の制御内容の変更点として報知手段が使用者に報知する構成であるので、車両用空調装置は使い勝手に優れる。
【0023】
〔請求項3について〕
報知手段は、図形や数字や文字を表示する表示器、または音声により報知する音声発生手段である。
報知手段が表示器の場合には、図形や数字や文字により、変更になった制御内容を詳細に報知することができる。また、報知手段が音声発生手段の場合には、前方を見た状態で報知内容を音声により確認することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
つぎに、車両用空調装置の一実施例を説明する。
図1は、車両用空調装置の全体構成図である。
車両用空調装置1は、図1に示す様に、車室内へ空調空気を送るための送風ダクト2を備え、該送風ダクト2の上流側にはブロワ3が配設され、その上流には、内気導入口4および外気導入口5を有する内外気切替箱6が接続されている。
【0025】
内気導入口4は車室内空気(内気)を導入するための導入口であり、外気導入口5は車室外空気(外気)を導入するための導入口である。
内外気切替箱6には、内気導入口4と外気導入口5とを選択的に切り替えるための内外気切替ドア7が回動自在に配設されている。
【0026】
内外気切替ドア7は、サーボモータ等のアクチュエータ8により駆動され、そのアクチュエータ8は後述するエアコン制御装置(以下ECU9と呼ぶ)により通電制御される。
【0027】
ブロワ3は、送風ダクト2の上流側に設けられたファンケース10内に収納され、ファン11とファンモータ12とからなる。このファンモータ12は、モーター駆動回路13を介して通電制御され、ファンモータ12への引加電圧に応じてファン11が回転する。
【0028】
送風ダクト2内には、ブロワ3より送られた空気を冷却するための冷却用熱交換器14が配され、該冷却用熱交換器14より下流側には、送風空気を加熱するための加熱用熱交換器15が配設されている。
【0029】
冷却用熱交換器14は、例えば、冷凍サイクルのエバポレータであり、そのエバポレータ内部を流れる低温冷媒との熱交換によって送風空気を冷却する。
加熱用熱交換器15は、本実施例では、エンジン冷却水を熱源とする温水式のヒータコアであり、そのヒータコア内を流れるエンジン冷却水との熱交換によって冷却用熱交換器14を通過した送風空気を加熱する。
【0030】
送風ダクト2は、冷却用熱交換器14より下流側が仕切り板16によって第1空気通路17(運転席の乗員に空調空気を送るもの)と、第2空気通路18(助手席の乗員に空調空気を送るもの)とに区画されている。
【0031】
なお、冷却用熱交換器14は、送風ダクト2の断面全部に亘って配され、加熱用熱交換器15は、仕切り板16を貫通して、第1空気通路17内と第2空気通路18内とに跨がって配設されている。
【0032】
第1空気通路17には、加熱用熱交換器15を迂回する第1バイパス通路19と、第1空気通路17を流れる空気量を調整するための第1エアミックスドア20とが設けられている。この第1エアミックスドア20は、第1バイパス通路19を通過する空気量と、第1空気通路17に配された加熱用熱交換器15を通過する空気量との割合を調節するものである。そして、第1エアミックスドア20は、ECU9により通電制御されるサーボモータ等のアクチュエータ21により駆動される。
【0033】
第2空気通路18には、加熱用熱交換器15を迂回する第2バイパス通路22と、第2空気通路18を流れる空気量を調整するための第2エアミックスドア23とが設けられている。この第2エアミックスドア23は、第2バイパス通路22を通過する空気量と、第2空気通路18に配された加熱用熱交換器15を通過する空気量との割合を調節するものである。そして、第2エアミックスドア23は、ECU9により通電制御されるサーボモータ等のアクチュエータ24により駆動される。
【0034】
ドライバー側フェイスダクト25は、ドライバーの上半身に向けて空調風を吹き出すための通路であり、途中から二つに分岐している。そして、一方が車室内の前面に位置するダッシュボードの略中央部に開口するドライバー側センタフェイス吹出口31に接続され、他方がダッシュボードの運転席側端部に開口するドライバー側サイドフェイス吹出口32に接続されている。
【0035】
ドライバー側フットダクト27は、ドライバーの足元に向けて空調風を吹き出すための通路であり、ドライバーの足元近傍に開口するドライバー側フット吹出口34に接続されている。
【0036】
また、ドライバー側フェイスダクト25は、ドライバー側センタフェイス吹出口31と、ドライバー側サイドフェイス吹出口32とを選択的に開閉できるモード切替ドア35が設けられ、デフロスタダクト26とドライバー側フットダクト27の上流側開口部には、それぞれの開口部を開閉するモード切替ドア36、37が設けられている。
【0037】
これら、モード切替ドア35、36、37は、サーボモータ等のアクチュエータ38、39により駆動され、そのアクチュエータ38、39は、ECU9により通電制御される(図1参照)。
【0038】
一方、パッセンジャー側フェイスダクト28には、パッセンジャー側センタフェイス吹出口40と、パッセンジャー側サイドフェイス吹出口41とを選択的に開閉するためのモード切替ドア43が設けられ、パッセンジャー側フットダクト29の上流側開口部には、その開口部を開閉するモード切替えドア44が設けられている。
【0039】
これら、モードモード切替ドア43、44の開閉状態に応じて、フットモード、B/Lモード、フェイスモード等の周知の各吹出口モードが得られる。
これらモード切替ドア43、44は、ECU9により通電制御される、サーボモータ等のアクチュエータ45により駆動される(図1参照)。
【0040】
なお、ドライバー側フェイスダクト25に設けたモード切替ドア35と、パッセンジャー側フェイスダクトに設けたモード切替ドア43は、フットモードかフット・デフモードが選択された時に、センタフェイス吹出口31、40側を閉じ、サイドフェイス吹出口32、41側を開く様に作動する。
【0041】
上述したドライバー側センタフェイス吹出口31と、ドライバー側サイドフェイス吹出口32、およびパッセンジャー側センタフェイス吹出口40とパッセンジャー側サイドフェイス吹出口41には、空調風の方向を変更するための風向可変装置(図示せず)が装着されている。
この風向可変装置は、空調風の方向を左右方向(車幅方向)に変更するための左右方向変更装置と、空調風の方向を上下方向に変更するための上下方向変更装置とを備える。
【0042】
また、センタフェイス吹出口31、40と、サイドフェイス吹出口32、41には、それぞれシャッタ機構(図示せず)が設けられ、各吹出口31、40の近傍に設けられた操作レバー(図示せず)により、それぞれのシャッタ機構を操作して各吹出口31、32、40、41を開閉することができる。
【0043】
ECU9は、空調制御に係わる制御プログラムや各種の演算式を記憶させたマイクロコンピュータを内蔵し、エアコン操作パネル63(図2参照)での各種操作に基づいて送出される操作信号や、空調制御に係わる各種センサからのセンサ信号が入力される。
そして、ECU9は、これらの入力信号を制御プログラムに従って演算処理を行い、その演算結果に基づいて各種アクチュエータおよびモータ駆動回路13を通電制御する。
【0044】
各種センサには、下記のセンサを使用している。
内気センサ64は、車室内のDr側の内気温度Trdr、およびPa側の内気温度Trpaを検出する。
外気温センサ65は、車外の外気温度Tamを検出する。
日射センサ66は、車室内のDr側の日射量Tsd、およびPa側の日射量Tspを検出する。
【0045】
エバ後温度センサ67は、冷却用熱交換器14(エバポレータ)を通過した空気の温度Teを検出する
水温センサ68は、加熱用熱交換器15(ヒータコア)に供給される冷却水温度Twを検出する
なお、Pa側の内気温度Trpaを検出するセンサを設けず、Dr側の内気センサが検出する内気温度Trdrと、(Tsetdr−Tsetpa)とから求めても良い。
【0046】
エアコン操作パネル63は、ダッシュボード内に組み込まれている。
本実施例では、設定温度の表示は数値であり、送風量の表示はバーであるが、図27および図28に示す表現を用いても良い。
また、このエアコン操作パネル63には、図2に示す様に、下記のスイッチが組み込まれている。
【0047】
ドライバー側の温度設定スイッチ69、パッセンジャー側の温度設定スイッチ70、自動制御の開始を指示するAUTOスイッチ71、空調停止を指示するOFFスイッチ72、ブロワ3の風量レベルを設定するブロワスイッチ73、ドライバー側とパッセンジャー側の温度制御を独立に行わせるDUALスイッチ74、吹出口モードを切り替えるMODEスイッチ75、運転開始と停止を指示するためのA/Cスイッチ76、吸込口モードを切り替えるR/Fスイッチ77、フロントウインドウの曇りを防止するためのFrDEFスイッチ78、リアウインドウの曇りを防止するためのRrDEFスイッチ79、ドライバー側のA/C操作を学習させるためのDr側学習スイッチ80、パッセンジャー側のA/Cを学習させるためのPa側学習スイッチ81等。
【0048】
なお、上記各種スイッチ類は、遠隔操作を行うリモートコントローラ(図示せず)に設ける構成でも良い。
学習スイッチ80、81は、標準的なA/C制御を行うためのSTDポジションと、SW操作を学習させるためのLRNポジションとを有し、押圧する毎に切り替わる。なお、LED表示にてポジションを確認することができる。
【0049】
つぎに、ECU9による空調制御の内容について説明する。
図3はECU9の制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
ECU9は、エアコン操作パネル63のAUTOスイッチ71がオン操作されると、図3のフローチャートに基づいて空調制御を実行する。
【0050】
初めに、データ処理用目盛り(RAM)の記憶内容を初期化する(ステップs100)。
続いて、エアコン操作パネル63の温度設定スイッチ69、70で設定された設定温度(ドライバー側とパッセンジャー側)、および各種検出手段の検出信号を読み込んでデータ処理用メモリに記憶する(ステップs110)。
つぎに、ステップs120(図4のステップs310〜ステップs370)で、学習処理を行う。なお、学習処理の詳細については後述する。
【0051】
ステップs130において、各データと下記の数式1、2とに基づき、ドライバー側の目標吹出温度TAO(Dr)とパッセンジャー側の目標吹出温度TAO(Pa)とを演算する。
【0052】
【数1】
TAO(Dr)=Kset・Tset(Dr)−Kr・Trdr−Kam・Tam−Ks・Tsd+Kd(Dr)・{Cd(Dr)+Ka(Dr)・(10−Tam)}×{Tset(Dr)−Tset(Pa)}+Cdr+TAODr(LRN)………▲1▼
【0053】
【数2】
TAO(Pa)=Kset・Tset(Pa)−Kr・Trpa−Kam・Tam−Ks・Tsp+Kd(Pa)・{Cd(Pa)+Ka(Pa)・(10−Tam)}×{Tset(Pa)−Tset(Dr)}+Cpa+TAOPa(LRN)………▲2▼
【0054】
なお、各パラメータは、以下のとおりである。
Tset(Dr)とTset(Pa)は、それぞれドライバー側とパッセンジャー側の温度設定スイッチ69、70で設定された設定温度。
Kset、Kr、Kam、Ks、Kd(Dr)、Kd(Pa)は、それぞれ、温度設定ゲイン、内気温度ゲイン、外気温度ゲイン、日射量ゲイン、ドライバー側の温度差補正ゲイン、パッセンジャー側の温度差補正ゲインを表す。
【0055】
Ka(Dr)、Ka(Pa)は、それぞれ外気温度Tamがドライバー側とパッセンジャー側の各空調温度に及ぼす影響度合いを補正するゲイン、Cd(Dr)、Cd(Pa)は、上記影響度合いに応じた定数、Cdr、Cpaは補正定数を表す。
TAODr(LRN)とTAOPa(LRN)は、学習による補正量を表し、詳細については後述する。
【0056】
但し、Ka(Dr)、Ka(Pa)、Cd(Dr)、Cd(Pa)の各値は、車両の形状や大きさ、各吹出口より吹き出される空調風の風向等、様々な条件により変化する。
【0057】
ステップs130で演算されたTAO(Dr)およびTAO(Pa)に基づいて、ブロワ3の制御電圧VA(ファンモータ12への印加電圧)を演算する(ステップs140)。
この制御電圧VAは、ステップs130で演算されたTAO(Dr)およびTAO(Pa)にそれぞれ適合した制御電圧VA(Dr)およびVA(Pa)を図5に示すブロワ特性図より求め、学習による補正量VADr(LRN)およびVAPa(LRN)で補正し、その後、それらの制御電圧VA(Dr)およびVA(Pa)を平均することにより得ている。
【0058】
続いて、ステップs130で演算されたTAO(Dr)およびTAO(Pa)に基づき、図6に示す吹出口モード特性図より、それぞれ、ドライバー側の吹出口モードとパッセンジャー側の吹出口モードを決定する(ステップs150)。この時、図6に用いる横軸TAOは、学習による補正量MoDr(LRN)およびMoPa(LRN)を補正したものを用いる。
【0059】
続いて、ドライバー側の目標吹出温度TAO(Dr)およびパッセンジャー側の目標吹出温度TAO(Pa)をそれぞれ実現するために、下記の数式▲3▼、▲4▼に基づいて第1エアミックスドア20の目標開度SW(Dr)%と第2エアミックスドア23の目標開度SW(Pa)%を演算する(ステップs160)。
【0060】
【数3】
SW(Dr)={TAO(Dr)−Te}×100/(Tw−Te)………▲3▼
【数4】
SW(Pa)={TAO(Pa)−Te}×100/(Tw−Te)………▲4▼
【0061】
続いて、ステップs140で求めた制御電圧VAがブロワ3に印加される様に、モータ駆動回路13へ制御信号を出力する(ステップs170)。
続いて、ステップs160で演算した目標開度SW(Dr)およびSW(Pa)が得られる様に、各エアミックスドア20、23を駆動するアクチュエータ21、24へ制御信号を出力する(ステップs180)。
【0062】
続いて、ステップs150で決定したドライバー側の吹出口モードおよびパッンジャー側の吹出口モードが得られる様に、アクチュエータ38、39へ制御信号を出力する(ステップs190)。
続いて、学習状態に応じた表示をディスプレイ630に表示する(ステップs200)。
【0063】
ここで、ファジー演算について、図7および図8に基づいて具体的に述べる。
〔例1〕
例えば、外気温が10℃、日射量Tsdが0W/m2 、温度偏差Tdidrが0℃の時の補正量は、以下のとおりである。
この場合、図7のYO、ZOより、関係するファジールールはA(図8参照)のみであるため、Aが100%適用される。よって、0×100%=0で、この場合の補正量は0である。
【0064】
〔例2〕
また、外気温が10℃、日射量Tsdが100W/m2 、温度偏差Tdidrが0℃の時の補正量は、以下のとおりである。
この場合、図7のYO、ZOより、関係するファジールールはAとB(図8参照)である。図7の(c)より、YO、YYの適合度は共に0.5である。
{0×0.5}+{(−7)×0.5}=−3.5となり、この場合の補正量は−3.5である。
【0065】
〔例3〕
また、外気温が10℃、日射量Tsdが100W/m2 、温度偏差Tdidrが3℃の時の補正量は、以下のとおりである。
この場合、図7の(a)、(c)より、関係するファジールールは、図8のA、B、C、Dである。
また、図7の(a)より、ZOの適合度は0.7、PMの適合度は0.3、図7の(c)よりYOの適合度は0.5、YYの適合度は0.5であるため、
{0×0.5×0.7}+{(−7)×0.5×0.7}+{0×0.5×0.3}+{(−7)×0.5×0.3}=−3.5となるので、この場合の補正量は−3.5である。
【0066】
〔例4〕
つぎに、外気温が12℃、日射量Tsdが100W/m2 、温度偏差Tdidrが3℃の時の補正量は、以下のとおりである。
この場合、図7の(a)、(b)、(c)より、関係するファジールールは、図8のA、B、C、D、E、F、G、Hである。
【0067】
また、図7の(a)より、ZOの適合度は0.7、PMの適合度は0.3、図7の(b)よりSAの適合度は0.8、SUの適合度は0.2、図7の(c)より、YOの適合度は0.5、YYの適合度は0.5であるため、補正量は以下の計算結果から−3.5となる。また、風量等も同様に演算する。
【0068】
{0×0.8×0.5×0.7}+{(−7)×0.8×0.5×0.7}+{0×0.8×0.5×0.3}+{(−7)×0.9×0.5×0.3}+{0×0.2×0.5×0.7}+{(−7)×0.2×0.5×0.7}+{0×0.2×0.5×0.3}+{(−7)×0.2×0.5×0.3}=−3.5
【0069】
つぎに、ステップs120(ステップs310〜ステップs370)における学習処理を図4に基づいて説明する。
ステップs310で、現在、学習モード(LRN)になっているかどうかを判定する。なお、学習モード(LRN)は、図2の、Dr側学習スイッチ80、およびPa側学習スイッチ81を押圧操作することにより、Dr側、Pa側共、独立に設定することができる。
【0070】
STDモード(標準)が選択される場合は、図26に示すファジールールを用いず、ファジー制御をしない通常の制御を行う。
また、何れかのスイッチが学習モード(LRN)になっていると、ステップs320に進む。
【0071】
ステップs320で、Dr、Paの何れかの設定温度が変更されたか否かを判定する。何れの設定温度も変更されていない場合にはステップs340に進む。また、何れかの設定温度が変更されている場合にはステップs330に進む。
【0072】
例えば、Dr側の目標設定温度Tsetdが1℃下げられた場合には、まず、メンバーシップ関数から関連する条件を見つける。但し、Trdr=27℃、Tsetdr=25℃、TAM=15℃、Dr側日射量Tsd=400W/m2 とする。
【0073】
図7のメンバーシップ関数より、変更されるファジールールは、温度偏差がZOとPM、外気温がSAとSU、日射量がYYとCHとなる。設定温度1℃当たり、TAO7℃の変化に相当するので、本実施例では、関連するルール全てに−7℃の変更を加えることにする。この変更後のファジールールを図8に示す。なお、各適合度に従い、割合で振り分けても良い。
【0074】
つぎに、ステップs340で、ブロワ風量が変更されたか否かを判定する。ブロワ風量が変更されない場合にはステップs360に進む。また、ブロワ風量が変更された場合にはステップs350に進む。
【0075】
例えば、ブロワ電圧を1V上げた場合には、メンバーシップ関数から関連する条件を見つける。但し、Trpa=25℃、Tsetpa=25℃、TAM=10℃、Pa側日射量Tsp=200W/m2 、Tsd=26℃、Tsetdr=27℃、Dr側日射量Tsd=500W/m2 とする。
【0076】
この条件では、ブロワ風量は、Dr側、Pa側共、同じ風量となるので、VADr(LRN)とVAPa(LRN)は同時に学習される。
変更後(ステップs350)のファジールールを図9、図10に示す。
勿論、ブロワモータを複数個設けたり、配風機構を設けたりして、左右独立して風量を設定できる場合には、設定温度と同様、左右独立に学習させても良い。
【0077】
つぎに、ステップs360において、吹出口モードが変更されたか否かを判定する。吹出口モードが変更されない場合にはステップs130に進む。また、吹出口モードが変更された場合にはステップs370に進む。
【0078】
例えば、吹出口モードをB/Lにしたとして、その時の条件が、Trdr=25℃、Tsetdr=25℃、TAM=0℃、Dr側日射量Tsd=500W/m2 、Trpa=25℃、Tsetpa=25℃、Pa側日射量Tsp=500W/m 2とする。
【0079】
本実施例では、吹出口モードをマニュアル操作で左右独立して設定できないので、Modr(LRN)とMopa(LRN)は同時に学習させる構成にしている。勿論、左右独立に吹出口モードを設定できる様に、新たにPa側吹出口モードを設けた場合は、設定温度と同様、左右独立に学習させても良い。
【0080】
吹出口モードの学習は、吹出口モードを決定する、目標吹出温度- 吹出口モード特性グラフ(図6参照)に対し、横軸TAOに補正を加えることで行う。
【0081】
今回の条件で、例えばTAOが50であったとする。そして、図6で、例えば、TAOが40になるとFOOTからB/Lへの変更が行われるとすると、学習モードにおいて、マニュアル操作でB/Lに切り換えられた時は、この条件で−10℃の補正を加えることを学習する。図11および図12に示す様に、ファジールールが変更される。
【0082】
また、コンプレッサのオン・オフについては、オンを1、オフを0として設定温度の学習と同様に行う。また、吹出口モードも、内気を1、外気を0として同様に行う。
【0083】
つぎに、ステップs200(図3参照)における、ディスプレイ出力(ディスプレイ表示)の説明を、図13および図14のフローチャートに基づいて説明する。
表示方法の違いにより、二通りある(表示例1、表示例2)。
【0084】
〔表示例1〕
ステップs401にて、5秒前までに、乗員の手動操作により学習が行われたか否かを判定する。ディスプレイが5秒間の間、表示を行っている(ステップs403)ので「5秒前までに」と設定しており、5秒間に限定されない。
【0085】
設定温度などの学習が行われていた場合にはステップs402に進む。ステップs402で、ステップs403のディスプレイ表示が5秒間、行われていたか否かを判別する。なお、5秒間に限定されない。
【0086】
5秒間の表示が終わっていないと判定される(ステップs402でNO)と、ステップs403に進み、「学習が行われた」旨を搭乗者に報知する。
具体的には、A/C用のLCDに表示(図15〜図17に示す)しても良いし、マルチビジョン(図示せず)装着車であれば、そのディスプレイ上に表示しても良い。また、音声発生装置(図示せず)装着車であれば、音声により報知しても良い。
また、図15〜図17に示す諸条件(日射量、外気温、車室内温度)は、グラフやLED表示など、物理量が判る表示方式であれば何でも良い。
【0087】
つぎに、ステップs404では、予め学習した内容により、目標吹出温度の補正量が変化したか否かを、例えば2秒前までに判別する。補正量が変化したと判定される(YES)とステップs405に進む。
【0088】
ステップs405では、目標吹出温度の学習量を設定温度の変化分に換算して表示する。具体的には、目標吹出温度の補正量を7で割った値を基準の目標設定温度(例えば25℃)に加える(または減じる)ことで目標設定温度を変化させる。
【0089】
ステップs406では、図18に示すようなディスプレイ表示が2秒間、行われていたか否かを判別する。なお、2秒間に限定されない。
2秒間の表示が終わっていないと判定される(ステップs406でNO)と、ステップs407に進んで図18に示す様な表示を行う。これにより、目標吹出温度の変更がA/Cの誤作動ではなく、学習制御によって行われたものであることがユーザーに報知される。
【0090】
〔表示例2〕
つぎに、表示例2について説明する。
ステップs416で、目標設定温度部分を図24のように表示する。これは、基本的には常に表示するものであり、これにより、使用者は、標準的な制御に対し、そのくらい学習されているのかを常に確認することができる。
【0091】
この表示は、温感や風速の表現に言葉を用いたが、+1.0や−2.3などの数字で表現しても良い。また、グラフやLED表示等、物理量が判るものなら何でも良い。
ステップs402も同様である。
【0092】
本実施例の車両用空調装置1は、下記の構成{▲1▼、▲2▼、▲3▼}を有するので以下の利点を有する。
ディスプレイ630を使用者が見れば、学習した時の条件(熱環境情報)や学習量、学習により補正された制御内容の変更点、現在の制御が標準の制御に比べてどれだけ異なるか容易に判り、学習制御が行われていることを容易に把握できるので使い勝手に優れる。
【0093】
▲1▼使用者の手動操作等により学習した場合には、学習した時の条件(熱環境情報)や学習量をディスプレイ630の下方に表示して学習によるものであることを使用者に報知する。
▲2▼学習内容を制御に反映される場合には、学習により補正された制御内容の変更点をディスプレイ630の下方に表示して学習によるものであることを使用者に報知する。
▲3▼学習内容を制御に反映される場合には、現在の制御が標準の制御に比べてどれだけ異なるかをディスプレイ630の下方に表示して使用者に報知する構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用空調装置の全体構成図である。
【図2】その車両用空調装置のエアコン操作パネルの正面図である。
【図3】その車両用空調装置の作動を説明するためのフローチャートである。
【図4】学習処理の作動を示すフローチャートである。
【図5】目標吹出温度とブロワ制御電圧との関係を示すグラフである。
【図6】目標吹出温度と吹出口モードとの関係を示すグラフである。
【図7】メンバーシップ関数の説明図である。
【図8】ファジールールの説明図である。
【図9】ファジールールの説明図である。
【図10】ファジールールの説明図である。
【図11】ファジールールの説明図である。
【図12】ファジールールの説明図である。
【図13】ディスプレイ出力(例1)に係るフローチャートである。
【図14】ディスプレイ出力(例1)に係るフローチャートである。
【図15】ステップs402に係るディスプレイ出力の例である。
【図16】ステップs402に係るディスプレイ出力の例である。
【図17】ステップs402に係るディスプレイ出力の例である。
【図18】ステップs406に係るディスプレイ出力の例である。
【図19】ステップs410に係るディスプレイ出力の例である。
【図20】ステップs414に係るディスプレイ出力の例である。
【図21】ステップs414に係るディスプレイ出力の例である。
【図22】ディスプレイ出力(例2)に係るフローチャートである。
【図23】ステップs402に係るディスプレイ出力の例である。
【図24】ステップs416に係るディスプレイ出力の例である。
【図25】ステップs417に係るディスプレイ出力の例である。
【図26】ファジールールの説明図である。
【図27】設定温度の表現を示す説明図である。
【図28】標準ブロワ電圧に対する補正量の表現を示す説明図である。
【符号の説明】
1 車両用空調装置(空調装置)
2 送風ダクト(ダクト)
3 ブロワ(送風機)
7 内外気切替ドア(空調用アクチュエータ)
9 ECU(空調制御器、手動変更情報記憶手段、補正量演算手段、学習手段)
14 冷却用熱交換器(熱源)
15 加熱用熱交換器(熱源)
35、36、37、43、44 モード切替ドア(空調用アクチュエータ)
64 内気センサ(センサ)
65 外気温センサ(センサ)
66 日射センサ(センサ)
67 エバ後温度センサ(センサ)
68 水温センサ(センサ)
69、70 温度設定スイッチ(室温設定器、手動変更手段、車室温設定器)
73 ブロワスイッチ(手動変更手段、送風量変更手段)
75 MODEスイッチ(手動変更手段、吹出口モード変更手段)
630 ディスプレイ(報知手段、表示器)

Claims (3)

  1. 複数の吹出位置に開口する空気吹出口から空調空気を吹き出すためのダクトと、
    該ダクト内に前記空気吹出口へ向かう空気流を発生させるための送風機と、
    前記空気流の冷却や加熱が可能な熱源と、
    各空気吹出口に設けたドアを開閉するためのアクチュエータと、
    目標室温を設定するための室温設定器と、
    車室温を検知するための内気センサ、外気温を検知するための外気温センサ、日射量を検知するための日射センサと、
    検出室温が使用者の設定した目標室温になるように、前記熱源の能力、前記送風機への通電量、および前記アクチュエータを所定の制御特性に基づいて制御する空調制御器と、 前記目標室温の設定値、前記アクチュエータの作動状態、または前記送風機への通電量の少なくとも一つを、使用者が空調運転中に手動で変更可能な手動変更手段と、
    空調運転中に前記手動変更手段が操作された場合には、操作前後における、前記目標室温の設定値、前記アクチュエータの作動状態、または前記送風機への通電量の少なくとも一組を記憶する手動変更情報記憶手段と、
    該手動変更情報記憶手段に記憶された手動変更情報に基づいて前記所定の制御特性を補正するための補正値を演算する補正量演算手段とを備え、
    前記手動変更手段が操作された場合には、学習により前記所定の制御特性を補正し、補正後の制御特性に基づいて前記熱源の能力、前記送風機への通電量、および前記アクチュエータを制御する空調装置であって、
    前記所定の制御特性に基づく空調制御に比べて、学習により変化した現在の、前記目標室温、前記送風機の送風量、および前記アクチュエータの状態に関わる制御がどの程度異なるかを報知するための報知手段を備えたことを特徴とする空調装置。
  2. 複数の吹出位置に開口する空気吹出口から空調空気を吹き出すためのダクトと、
    該ダクト内に前記空気吹出口へ向かう空気流を発生させるための送風機と、
    前記空気流の冷却や加熱が可能な熱源と、
    各空気吹出口に設けたドアを開閉するためのアクチュエータと、
    目標室温を設定するための室温設定器と、
    車室温を検知するための内気センサ、外気温を検知するための外気温センサ、日射量を検知するための日射センサと、
    検出室温が使用者設定した目標室温になるように、予め設定した目標吹出温度算出式に前記目標室温と各センサの検出値とを代入して前記空調空気の目標吹出温度を決定し、前記熱源の能力、前記送風機への通電量、および前記アクチュエータを所定の制御特性と前記目標吹出温度に基づいて制御する空調制御器と、
    前記目標室温の設定値、前記アクチュエータの作動状態、または前記送風機への通電量の少なくとも一つを、使用者が空調運転中に手動で変更可能な手動変更手段と、
    空調運転中に前記手動変更手段が操作された場合には、学習により前記所定の制御特性を補正し、この変化した制御特性に基づいて前記熱源の能力、前記送風機への通電量、および前記アクチュエータを制御する空調装置であって、
    空調運転中に使用者が、前記目標室温の設定値、前記アクチュエータの作動状態、または前記送風機への通電量の少なくとも一つを手動で変更して前記所定の制御特性が補正された場合には、学習により変化した制御特性の目標室温、送風量、またはアクチュエータの作動状態を、日射量や外気温や車室温が特定の状態下である場合の制御内容の変更点として報知する報知手段を備えたことを特徴とする空調装置。
  3. 前記報知手段は、図形や数字や文字を表示する表示器、または音声により報知する音声発生手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調装置。
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