JP4066175B2

JP4066175B2 - Super finishing board

Info

Publication number: JP4066175B2
Application number: JP2003134734A
Authority: JP
Inventors: 和己松崎
Original assignee: NSK Ltd
Current assignee: NSK Ltd
Priority date: 2003-05-13
Filing date: 2003-05-13
Publication date: 2008-03-26
Anticipated expiration: 2023-05-13
Also published as: JP2004338003A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超仕上げ盤、特に、産業機械等に用いられる直動転がり案内装置の軌道溝を超仕上げする超仕上げ盤の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、一般的に使用される直動転がり案内装置（リニアガイド装置）としては、例えば、図６に示すような、軸方向に延びる案内レール１と、その案内レール１を跨いで組み付けられたスライダ２とを備えたものが知られている。案内レール１の両側面１ｂ，１ｂには、軸方向に転動体転動溝３が形成されている。
【０００３】
また、スライダ２は、スライダ本体２Ａとその軸方向の両端部に取り付けられたエンドキャップ２Ｂ，２Ｂとからなり、スライダ本体２Ａは両袖部６の内側面に案内レール１の転動体転動溝３に対向する転動体転動溝４を有するとともに、袖部６の肉厚部分を軸方向に貫通する転動体戻し路１１を有している（図７を参照）。そして、これら対向する転動体転動溝３，４から転動体転動路１０が形成されている。
【０００４】
エンドキャップ２Ｂは、転動体転動路１０とこれに平行な転動体戻し路１１とを連通させる湾曲路を有しており、転動体転動路１０と転動体戻し路１１と両端の湾曲路とで、転動体循環路が形成されている。この転動体循環路内には、例えば鋼球からなる多数の転動体５が装填されている。
【０００５】
案内レール１に組み付けられたスライダ２は、転動体転動路１０内の転動体５の転動を介して案内レール１に沿って滑らかに移動し、その移動中、転動体５はスライダ２内の前記転動体循環路内を転動しつつ無限循環する。また、スライダ２には、案内レール１との間の隙間の開口をシールするサイドシール７が、両端部（各エンドキャップ２Ｂの端面）に装着されている。なお、図６中の符号８で示すものは、グリースニップルである。
【０００６】
上記のような直動転がり案内装置において、案内レール１とスライダ２に形成された転動体転動溝３，４は、研削加工により仕上げられていたが、使用の初期段階（走行数ｋｍの段階）で部材間のなじみに伴う摩耗（初期摩耗）が生じ、摺動抵抗の低下や摩耗粉の発生が生じやすいという問題があった。また、直動転がり案内装置が組込まれる機器においては、近年、高精度化、高速化、低振動化、低騒音化の要求が高まっている。このため、転動体転動溝の面精度が要求されるようになり、転動体転動溝の超仕上げ加工が必要となってきた（特許文献１参照。）。
【０００７】
【特許文献１】
特願２００２−１３０２７１号公報（４頁）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献１では、転動体転動溝を研削後に超仕上げすることは記載されているが、超仕上げを行う具体的な装置については記載されていない。
図８は、直動転がり案内装置の転動体転動溝を超仕上げ加工する従来の超仕上げ盤２０を示す。超仕上げ盤２０は、案内レール２２の転動体転動溝の曲率中心と砥石ホルダー２６に保持された砥石２４の揺動中心が一致するように、支持回転治具（図示なし）により案内レール２２を回転支持する。この状態で、砥石加圧機構２８により砥石２４を転動溝に押し付けると共に揺動軸３０により砥石２４を所定角βで揺動させながら、案内レール２２を軸方向に往復動させて、転動溝の超仕上げ加工を行う。
【０００９】
しかしながら、案内レール２２の全長に亘って転動体転動溝を超仕上げする場合には、超仕上げ盤２０は砥石ホルダー２６を必然的に長くする必要があり、例えば、長さ１ｍの案内レールを超仕上げする場合には、砥石ホルダー２６も１ｍ以上の長さを必要とする。また、砥石ホルダー２６が大型化すると、それに伴い超仕上げ盤２０全体も大きくなってしまうため、装置のコストが高くなるとともに、大きな設置スペースが必要となる。
【００１０】
本発明は、上記課題を解決するため、被加工物の長さに左右されず、コンパクトで低価格な超仕上げ盤を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記構成により達成される。
（１）ケースに揺動可能に支持される揺動軸と、揺動軸の端部に取り付けられ、砥石を保持する砥石ホルダーとを備えた超仕上げ盤において、
前記揺動軸は軸方向に中空部を備え、被加工物を中空部内に通過させながら超仕上げ加工可能することを特徴とする。
（２）ケースに揺動可能に支持される揺動軸と、前記揺動軸の端部に取り付けられ、押圧治具を保持するホルダー及び前記押圧治具の先端に密着される研磨テープとを備えた超仕上げ盤において、
前記揺動軸は軸方向に中空部を備え、被加工物を中空部内に通過させながら超仕上げ加工することを特徴とする。
（３）前記揺動軸は、筒状の中空軸であることを特徴とする（１）又は（２）に記載の超仕上げ盤である。
（４）ケースに揺動可能に支持される揺動軸と、前記揺動軸の端部に取り付けられ、研磨手段を保持するホルダーとを備えた超仕上げ盤において、
前記揺動軸は軸方向に中空部を備え、被加工物を中空部内に通過させながら超仕上げ加工することを特徴とする。
（５）前記被加工物は直動転がり案内装置の案内レール、スライダー、及びボールスプライン軸のいずれかであることを特徴とする（１）〜（４）のいずれかに記載の超仕上げ盤である。
上記構成の超仕上げ盤によれば、中空部を有する揺動軸により、長尺の被加工物を中空部内に通過させながら超仕上げ加工することができるので、ホルダーを被加工物の長さに係わらずコンパクトな大きさにすることができると共に、コンパクトで低価格な超仕上げ盤を提供することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図１、２は、被加工物としての案内レールを加工する超仕上げ盤４０を示す。超仕上げ盤４０は、台座４２（図２参照）に固定された揺動軸ケース（ケース）４４に、軸受４６を介して回転可能に支持された砥石揺動軸４８と、砥石揺動軸４８の一端部に設けられたフランジ部５０に取付けられ、砥石５２をスライド可能に保持する砥石ホルダー５４とを備える。また、砥石ホルダー５４の中間部には、砥石５２を加圧する砥石加圧機構５６が設けられている。
【００１３】
砥石加圧機構５６は、砥石ホルダー５４内に配置され圧力室を形成する筒状の加圧ケース５８と、加圧ケース５８内に設けられたスプリング６０の上部に載置された加圧ピストン６２と、加圧ピストン６２に連結されて加圧ケース５８の外周面に沿って軸方向に移動可能な加圧部材６４とを備える。加圧ピストン６２は、圧力室に送り込まれたエアーによってスプリング６０に抗して押し下げられ、砥石５２は加圧ピストン６２に連結された加圧部材６４によって加圧される。
【００１４】
砥石揺動軸４８は、中空部６６を構成する筒状の中空軸であり、砥石ホルダー５４に形成された貫通孔６８と連通する。被加工物である案内レール７０は、砥石揺動軸４８の中空部６６、砥石ホルダー５４の貫通孔６８内を軸方向に移動可能であるように、図示しない支持回転治具によって回転支持されている。
【００１５】
また、図２に示されるように、揺動軸ケース４４の側方には、中間軸ケース７２が並設されている。中間軸ケース７２には、一端に従動プーリ７４が固定された中間軸７６を備えており、従動プーリ７４はモータ（図示せず）に連結された駆動プーリ７８によりベルト８０を介して回転する。また、従動プーリ７４の側部には、中間軸７６に対し偏心した位置に固定されたクランクピン８２が設けられており、連結棒８４の一端を支持している。また、連結棒８４の他端は、砥石揺動軸４８の他端部に取付けられた揺動アーム８６に軸受８８を介して支持されている。
【００１６】
次に、本実施形態における超仕上げ盤を用いて、被加工物である案内レールを加工する動作について説明する。
案内レール７０は、転動体転動溝の曲率中心が砥石５２の揺動中心と一致するように支持回転治具（図示せず）により回転支持される。砥石加圧機構５６の圧力室内にエアーを送り込むことによって、加圧ピストン６２に連結された加圧部材６４が砥石５２を案内レール７０の転動体転動溝に押し付けている。これと同時に、モータ（図示せず）を駆動すると、中間軸７６が駆動プーリ７８、ベルト８０、従動プーリ７４を介して回転駆動される。また、中間軸７６の回転駆動により、クランクピン８２に取付けられた連結棒８４が揺動アーム８６を矢印Ａの方向に揺動させる。これにより、揺動アーム８６に固定された砥石揺動軸４８が砥石５２を所定角度βで揺動する。この状態で、案内レール７０が砥石揺動軸４８の中空部６６内を軸方向に往復動して、転動体転動溝の超仕上げ加工が行われる。
【００１７】
本実施形態においては、砥石揺動軸４８は中空軸として構成されたことで、案内レール７０を加工中に中空軸内に通すことが可能となり、案内レール７０の長さに左右されずに超仕上げを行うことができる。このため、砥石ホルダー５４を従来例のように大きくする必要がなく、砥石ホルダー５４を速く振ることができ、加工時間を短縮することができる。また、超仕上げ盤４０全体をコンパクトにすることができるとともに、省スペースを計ることができる。
【００１８】
次に、本発明の他の実施形態に係わる超仕上げ盤について説明する。
図３に示されるように、他の実施形態では、砥石の代わりに、先端が砥石の先端円弧形状と同じ形状をなす押圧治具１１５と、押圧治具１１５の先端に密着される研磨テープ１１８が用いられる。
研磨テープ１１８の片面、即ち、研磨作用面には研磨材が付着されている。研磨テープ１１８は押圧治具１１５の両側に配置された支持ロール１１７に掛け渡され、押圧治具１１５の先端に一体的に張り付くように張力が与えられる。
【００１９】
押圧治具１１５は軸方向に往復動する案内レールに向けて押し付けられながら、押圧治具１１５、研磨テープ１１８、支持ロール１１７が一体で案内レールの転動溝断面円弧中心を中心に揺動することで案内レールの転動溝は超仕上げ加工される。
なお、その他の構成及び作用は、上記の実施形態のものと同じであり、詳細な説明は省略する。
【００２０】
なお、本実施形態では、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更、改良等が可能である。
上記実施形態では、被加工物として長尺の案内ワークが加工されたが、図４に示された直動転がり案内装置のスライダ９０や、図５に示されたボールスプライン軸１００等、被加工物の長さに係わらず加工することができる。また、適宜砥石を選択することで、単一円弧溝やゴシックアーク溝等、所望の溝形状に加工することができる。
【００２１】
また、上記実施形態の超仕上げ盤において、砥石揺動軸は中空軸として形成されていたが、アーム側は開口している必要はなく、超仕上げの際に案内レールを十分に収容できる程度の中空部を有していればよい。
さらに、砥石ホルダーは、砥石揺動軸の中空部と連通する貫通孔として形成されたが、砥石揺動軸のフランジ部の一部に確実に固定されればよく、砥石ホルダーに貫通孔を設けなくてもよい。
【００２２】
【発明の効果】
本発明に係る超仕上げ盤によれば、中空部を有する揺動軸により、ホルダーを被加工物の長さに係わらずコンパクトな大きさにすることができると共に、コンパクトで低価格な超仕上げ盤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態の超仕上げ盤の一実施例を示し、（ａ）は超仕上げ盤の縦断面図であり、（ｂ）は（ａ）の正面図である。
【図２】本実施形態の超仕上げ盤の砥石揺動機構を示す右側面図である。
【図３】本発明の他の実施形態の超仕上げ盤の一部を示す斜視図である。
【図４】本発明の超仕上げ盤により直動転がり案内軸受のスライダが加工される例を示す図である。
【図５】本発明の超仕上げ盤によりボールスプライン軸が加工される例を示す図である。
【図６】一般的な直動転がり案内装置を示す斜視図である。
【図７】図６の直動転がり案内装置を示す正面図である。
【図８】従来の超仕上げ盤を説明する図であり、（ａ）はその縦断面図で、（ｂ）は（ａ）の正面図である。
【符号の説明】
４０超仕上げ盤
４４揺動軸ケース（ケース）
４８砥石揺動軸
５２砥石（研磨手段）
５４砥石ホルダー
５６砥石加圧機構
６６中空部
７０案内レール（被加工物）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a superfinishing machine, and more particularly, to an improvement of a superfinishing machine that superfinishes a raceway groove of a linear motion rolling guide device used in an industrial machine or the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a linear motion rolling guide device (linear guide device) generally used, for example, as shown in FIG. 6, a guide rail 1 extending in the axial direction and a slider assembled across the guide rail 1 2 is known. On both side surfaces 1b, 1b of the guide rail 1, rolling element rolling grooves 3 are formed in the axial direction.
[0003]
The slider 2 is composed of a slider body 2A and end caps 2B and 2B attached to both ends of the slider body 2A. The slider body 2A is formed on the inner surface of both sleeves 6 on the rolling element rolling groove of the guide rail 1. 3 has a rolling element rolling groove 4 opposed to 3 and a rolling element return path 11 penetrating through the thick part of the sleeve portion 6 in the axial direction (see FIG. 7). A rolling element rolling path 10 is formed from these opposing rolling element rolling grooves 3 and 4.
[0004]
The end cap 2B has a curved path that allows the rolling element rolling path 10 to communicate with the rolling element return path 11 parallel to the rolling element rolling path 10, and the rolling element rolling path 10, the rolling element return path 11, and the curved paths at both ends. Thus, a rolling element circuit is formed. A large number of rolling elements 5 made of, for example, steel balls are loaded in the rolling element circulation path.
[0005]
The slider 2 assembled to the guide rail 1 moves smoothly along the guide rail 1 through the rolling of the rolling element 5 in the rolling element rolling path 10, and the rolling element 5 moves in the slider 2 during the movement. Circulate infinitely while rolling in the rolling element circuit. Further, side seals 7 that seal the opening of the gap between the slider 2 and the guide rail 1 are attached to both ends (end surfaces of the end caps 2B). In addition, what is shown with the code | symbol 8 in FIG. 6 is a grease nipple.
[0006]
In the linear motion rolling guide apparatus as described above, the rolling element rolling grooves 3 and 4 formed on the guide rail 1 and the slider 2 are finished by grinding, but are in an initial stage of use (the stage of running number km). ) Causes wear (initial wear) due to familiarity between members, and there is a problem that sliding resistance is reduced and wear powder is easily generated. In recent years, there are increasing demands for high accuracy, high speed, low vibration, and low noise in devices incorporating a linear motion rolling guide device. For this reason, the surface accuracy of the rolling element rolling groove has been required, and super-finishing of the rolling element rolling groove has been required (see Patent Document 1).
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application No. 2002-130271 (page 4)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-mentioned patent document 1, it is described that the rolling rolling groove is superfinished after grinding, but a specific apparatus for performing superfinishing is not described.
FIG. 8 shows a conventional superfinishing machine 20 for superfinishing rolling element rolling grooves of a linear motion rolling guide device. The superfinishing board 20 is guided by a support rotating jig (not shown) so that the center of curvature of the rolling element rolling groove of the guide rail 22 coincides with the center of oscillation of the grindstone 24 held by the grindstone holder 26. Rotating support. In this state, while the grindstone pressing mechanism 28 presses the grindstone 24 against the rolling groove and the rocking shaft 30 swings the grindstone 24 at a predetermined angle β, the guide rail 22 is reciprocated in the axial direction to roll. Perform super-finishing of grooves.
[0009]
However, when superfinishing the rolling element rolling groove over the entire length of the guide rail 22, the superfinishing board 20 inevitably needs to lengthen the grindstone holder 26. For example, a guide rail having a length of 1 m is used. In the case of superfinishing, the grindstone holder 26 also requires a length of 1 m or more. Further, when the grindstone holder 26 is increased in size, the entire superfinishing board 20 is increased accordingly, so that the cost of the apparatus is increased and a large installation space is required.
[0010]
In order to solve the above-described problems, an object of the present invention is to provide a compact and low-priced superfinishing board that is not affected by the length of a workpiece.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The object of the present invention is achieved by the following configurations.
(1) and swingably supported Ru rocking shaft in the case, attached to the end of the shaft rocking, the superfinishing machine comprising a grinding wheel holder for holding the grinding wheel,
Before KiYura shaft has a hollow portion in the axial direction, characterized by superfinishing possible while passing in the hollow portion of the workpiece.
(2) A swing shaft that is swingably supported by the case, a holder that is attached to an end of the swing shaft, and that holds the pressing jig, and an abrasive tape that is in close contact with the tip of the pressing jig. In the super finishing board provided,
The swing shaft has a hollow portion in the axial direction, and is superfinished while passing the workpiece into the hollow portion.
(3) The superfinishing machine according to (1) or (2), wherein the swing shaft is a cylindrical hollow shaft.
(4) In a superfinishing machine provided with a swing shaft that is swingably supported by a case, and a holder that is attached to an end of the swing shaft and holds a polishing means.
The swing shaft has a hollow portion in the axial direction, and is superfinished while passing the workpiece into the hollow portion.
(5) The superfinishing machine according to any one of (1) to (4), wherein the workpiece is one of a guide rail, a slider, and a ball spline shaft of a linear motion rolling guide device. is there.
According to superfinishing machine having the above configuration, a shaft that swing having a hollow portion, it is possible to superfinishing while passing the workpiece elongated in the hollow portion, the e Ruda workpiece It can be made compact regardless of the length, and can provide a compact and low-priced superfinishing board.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 and 2 show a superfinishing machine 40 for processing a guide rail as a workpiece. The superfinishing board 40 includes a grindstone rocking shaft 48 rotatably supported via a bearing 46 on a rocking shaft case (case) 44 fixed to a pedestal 42 (see FIG. 2), and a grindstone rocking shaft 48. And a grindstone holder 54 slidably holding the grindstone 52. Further, a grindstone pressurizing mechanism 56 that pressurizes the grindstone 52 is provided at an intermediate portion of the grindstone holder 54.
[0013]
The grindstone pressurizing mechanism 56 is disposed in the grindstone holder 54 and has a cylindrical pressurization case 58 that forms a pressure chamber, and a pressurization piston 62 mounted on an upper portion of a spring 60 provided in the pressurization case 58. And a pressure member 64 connected to the pressure piston 62 and movable in the axial direction along the outer peripheral surface of the pressure case 58. The pressure piston 62 is pushed down against the spring 60 by the air sent into the pressure chamber, and the grindstone 52 is pressurized by a pressure member 64 connected to the pressure piston 62.
[0014]
The grindstone rocking shaft 48 is a cylindrical hollow shaft that constitutes the hollow portion 66, and communicates with a through hole 68 formed in the grindstone holder 54. The guide rail 70 which is a workpiece is rotationally supported by a support rotating jig (not shown) so as to be movable in the hollow portion 66 of the grindstone rocking shaft 48 and the through hole 68 of the grindstone holder 54. Yes.
[0015]
Further, as shown in FIG. 2, an intermediate shaft case 72 is juxtaposed on the side of the swing shaft case 44. The intermediate shaft case 72 includes an intermediate shaft 76 having a driven pulley 74 fixed to one end thereof. The driven pulley 74 is rotated via a belt 80 by a driving pulley 78 connected to a motor (not shown). Further, a crankpin 82 fixed to a position eccentric with respect to the intermediate shaft 76 is provided on a side portion of the driven pulley 74, and supports one end of the connecting rod 84. The other end of the connecting rod 84 is supported by a swing arm 86 attached to the other end of the grindstone swing shaft 48 via a bearing 88.
[0016]
Next, the operation | movement which processes the guide rail which is a to-be-processed object using the super finishing board in this embodiment is demonstrated.
The guide rail 70 is rotatably supported by a support rotation jig (not shown) so that the center of curvature of the rolling element rolling groove coincides with the center of swing of the grindstone 52. By sending air into the pressure chamber of the grindstone pressurizing mechanism 56, the pressurizing member 64 connected to the pressurizing piston 62 presses the grindstone 52 against the rolling element rolling groove of the guide rail 70. At the same time, when a motor (not shown) is driven, the intermediate shaft 76 is rotationally driven via the drive pulley 78, the belt 80, and the driven pulley 74. Further, the connecting rod 84 attached to the crank pin 82 swings the swing arm 86 in the direction of arrow A by the rotational drive of the intermediate shaft 76. Thereby, the grindstone rocking shaft 48 fixed to the rocking arm 86 rocks the grindstone 52 at a predetermined angle β. In this state, the guide rail 70 reciprocates in the hollow portion 66 of the grindstone rocking shaft 48 in the axial direction, so that the superfinishing of the rolling element rolling groove is performed.
[0017]
In the present embodiment, since the grindstone rocking shaft 48 is configured as a hollow shaft, it is possible to pass the guide rail 70 through the hollow shaft during processing. Finishing can be done. For this reason, it is not necessary to enlarge the grindstone holder 54 as in the conventional example, the grindstone holder 54 can be shaken quickly, and the processing time can be shortened. In addition, the entire superfinishing board 40 can be made compact and space can be saved.
[0018]
Next, a superfinishing machine according to another embodiment of the present invention will be described.
As shown in FIG. 3, in another embodiment, instead of a grindstone, a pressing jig 115 whose tip is the same shape as the tip arc shape of the grindstone, and a polishing tape 118 that is in close contact with the tip of the pressing jig 115. Is used.
An abrasive is attached to one surface of the polishing tape 118, that is, the polishing surface. The polishing tape 118 is stretched over support rolls 117 disposed on both sides of the pressing jig 115, and tension is applied so as to stick to the tip of the pressing jig 115 integrally.
[0019]
While the pressing jig 115 is pressed toward the guide rail that reciprocates in the axial direction, the pressing jig 115, the polishing tape 118, and the support roll 117 swing together around the center of the arc of the rolling groove of the guide rail. Thus, the rolling groove of the guide rail is superfinished.
Other configurations and operations are the same as those of the above-described embodiment, and detailed description thereof is omitted.
[0020]
In addition, in this embodiment, it is not limited to embodiment mentioned above, A change, improvement, etc. are possible suitably.
In the above embodiment, a long guide work is processed as a workpiece. However, the slider 90 of the linear motion rolling guide device shown in FIG. 4, the ball spline shaft 100 shown in FIG. It can be processed regardless of the length of the object. Further, by selecting a grindstone as appropriate, it can be processed into a desired groove shape such as a single arc groove or a gothic arc groove.
[0021]
Further, in the superfinishing machine of the above embodiment, the grindstone rocking shaft is formed as a hollow shaft, but the arm side does not need to be opened, and the guide rail can be sufficiently accommodated during superfinishing. What is necessary is just to have a hollow part.
Furthermore, the grindstone holder is formed as a through hole communicating with the hollow portion of the grindstone rocking shaft, but it is only necessary to be securely fixed to a part of the flange portion of the grindstone rocking shaft, and the grindstone holder is provided with a through hole. It does not have to be.
[0022]
【The invention's effect】
In accordance with the superfinishing machine according to the invention, the shaft that swing having a hollow portion, with the host Ruda can be compact in size regardless of the length of the workpiece, compact and low-cost A super finishing board can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an example of a superfinishing machine according to the present embodiment, wherein (a) is a longitudinal sectional view of the superfinishing machine, and (b) is a front view of (a).
FIG. 2 is a right side view showing a grindstone rocking mechanism of the superfinishing machine of the present embodiment.
FIG. 3 is a perspective view showing a part of a superfinishing board according to another embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing an example in which a slider of a linear motion rolling guide bearing is processed by the superfinishing machine of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing an example in which a ball spline shaft is machined by the superfinishing machine of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing a general linear motion rolling guide device.
7 is a front view showing the linear motion rolling guide device of FIG. 6. FIG.
FIGS. 8A and 8B are diagrams for explaining a conventional superfinishing board, in which FIG. 8A is a longitudinal sectional view thereof, and FIG. 8B is a front view of FIG.
[Explanation of symbols]
40 Super Finishing Panel 44 Oscillating Shaft Case (Case)
48 Grinding wheel swing shaft 52 Grinding wheel (polishing means)
54 Grinding wheel holder 56 Grinding wheel pressurizing mechanism 66 Hollow part 70 Guide rail (workpiece)

Claims

ケースに揺動可能に支持される揺動軸と、前記揺動軸の端部に取り付けられ、砥石を保持する砥石ホルダーとを備えた超仕上げ盤において、
前記揺動軸は軸方向に中空部を備え、被加工物を中空部内に通過させながら超仕上げ加工することを特徴とする超仕上げ盤。And swingably supported Ru rocking shaft in the case, attached to the end of the previous KiYura shaft, in superfinishing machine comprising a grinding wheel holder for holding the grinding wheel,
Before KiYura shaft has a hollow portion in the axial direction, super finishing machine, characterized in that the superfinishing while passing in the hollow portion of the workpiece.

ケースに揺動可能に支持される揺動軸と、前記揺動軸の端部に取り付けられ、押圧治具を保持するホルダー及び前記押圧治具の先端に密着される研磨テープとを備えた超仕上げ盤において、An oscillating shaft that is swingably supported by the case, a holder that is attached to an end of the oscillating shaft, holds the pressing jig, and an abrasive tape that is in close contact with the tip of the pressing jig. In the finishing board,
前記揺動軸は軸方向に中空部を備え、被加工物を中空部内に通過させながら超仕上げ加工することを特徴とする超仕上げ盤。The swinging shaft includes a hollow portion in an axial direction, and performs a superfinishing process while passing a workpiece through the hollow portion.

前記揺動軸は、筒状の中空軸であることを特徴とする請求項１又は２に記載の超仕上げ盤。The super-finishing machine according to claim 1 or 2, wherein the rocking shaft is a cylindrical hollow shaft.

ケースに揺動可能に支持される揺動軸と、前記揺動軸の端部に取り付けられ、研磨手段を保持するホルダーとを備えた超仕上げ盤において、In a superfinishing machine provided with a swing shaft that is swingably supported by a case, and a holder that is attached to an end of the swing shaft and holds a polishing means.
前記揺動軸は軸方向に中空部を備え、被加工物を中空部内に通過させながら超仕上げ加工することを特徴とする超仕上げ盤。The swinging shaft includes a hollow portion in an axial direction, and performs a superfinishing process while passing a workpiece through the hollow portion.

前記被加工物は直動転がり案内装置の案内レール、スライダー、及びボールスプライン軸のいずれかであることを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の超仕上げ盤。The superfinishing machine according to any one of claims 1 to 4, wherein the workpiece is any one of a guide rail, a slider, and a ball spline shaft of a linear motion rolling guide device.