JP4066156B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの可変速制御を行うインバータ・サーボドライブや系統連係する電力変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の3相3レベルインバータとして図7に示すようなものがある。
この3相3レベルインバータは、上位コントローラから出力された指令電圧を基に、PWMパルス発生回路がPWMパルスを発生しスイッチ素子をオン・オフする信号を出力するものである。
PWMパルス発生回路のPWMパルス発生方法としては、3相の電圧指令と2つの三角波キャリヤを比較してPWMパルスを作成する三角波比較型PWM方式や、特開平05−292754号に開示されている空間ベクトルの概念を使用してベクトル量として指令電圧を与えて所望の出力電圧のPWMパルスを作成する空間ベクトル型PWM方式が一般的である。
【0003】
特開平05−292754号の場合は、PWMインバータの、各4つ直列接続されたスイッチ素子の上側2つがオンすると相出力端子が直流電源の正極Pに接続される状態(P状態)、真中の2つのSWがオンすると相出力端子がクランプ素子(ダイオード)を介して直流電源の中性点出力端子0に接続される状態(0状態)、下側の2つのSWがオンすると相出力端子は直流電源の負極Nに接続される状態(N状態)として、出力できるベクトルの図を図8に示す。図8には27個のベクトル(27個のベクトル記号PNN、PPN、P0N、P00、PP0、0NN、00N、PPP、000、NNN…、を10個のベクトル名称a、b、c、aP 、bP 、aN 、bN 、0P 、00 、0N 、で表している)と、領域A〜Fを各4分割した、合計24個の領域A1〜F4が示されている。
そして、与えられた指令電圧ベクトルが領域A〜Fの中のどの領域に在るかを判定し、指令電圧ベクトルの先端に近接する少なくとも3つのベクトルを選択して、その各電圧ベクトルの出力時間はPWM周期の平均で、指令電圧ベクトルと一致するように演算される。
いま、変調度kとして(θ、k)で表される極座標形式による電圧指令が、ABCDEFのどの区間にあるか判定して、仮に、A1領域にあって、電圧指令ベクトルが振幅Vで角度θならば、キャリヤ周期Tの間の電圧指令ベクトルの電圧時間積は複素数計算により、VTexp(jθ)=VTcosθ+jVsinθとなる。
一方、領域A1の3つのベクトルV0 、V1 、V2 をそれぞれT1 、T2 、T3 時間発生した場合の電圧時間積は、V0 ・T1 +V1 ・T2 +V2 ・T3 となる。
なお、V0 は図8に示すゼロ・ベクトル0P =PPP、00 =000、0N =NNNの複素数表示が全て0になるベクトル。
V1 は電圧ベクトルaP =P00、aN =0NNの複素数表示が共に1/2になるベクトル。
V2 は電圧ベクトルbP =PP0、bN =00Nの複素数表示は共に1/4+j・3/4となるベクトル、を表す。
従って、パルス発生時間T1、T2、T3は、
VO T1 +V1 T2 +V2 T3 =VTcosθ+jVTsinθ、
T1+T2+T3=T
より、前条件V0 =0、V1 =1/2、V2 =1/4+・3/4を代入、整理すれば、
(1/2)T2+(1/4)T3=VTcosθ(・3/4)T3=VTsinθ、となりこれを解けば、
T1=T(1−2ksin(θ+π/3))
T2=2kTsin(π/3−θ)
T3=2ktsinθ、
と求められる。このT1、T2、T3は、領域A1、B1、D1、D1、E1、F1に共通となる。
同様に、領域A2〜F2のT1、T2、T3も以下のように求められる。
T1=2T(1−ksin(θ+π/3))
T2=T(2ksin(π/3−θ)−1)
T3=2kTsinθ
同様にして、領域A3〜F3、領域A4〜F4、の4領域の発生時間も決定できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では図7に示すような正弦波状の電圧指令と、三角波を比較するPWMの場合は、PWMパルス幅の演算をする必要がないためにPWMパルスを高速に出力できるが、一定のパターンのPWMパルスしか出力できず、効率のよいPWMパルスを発生させるには、特開平05−292754号のように空間ベクトルの概念を利用したPWM発生方法を使用する方がよい。
しかし、空間ベクトルの概念を利用すると、図8に示した27の出力電圧ベクトルをPWMパルスとして出力するので、PWMパルス幅の演算と、多数の場合分けの判断が必要になり、PWM発生のための演算時間が長くなるという問題があった。
更に、PWM発生器は指令として、3相の出力電圧指令を入力されることが多く、その場合には3相の出力電圧指令からベクトルに変換する演算も必要となり更に、演算時間が増加するといった問題があった。
そこで、本発明は空間ベクトル方式と同じPWMパルスを3相電圧指令から演算する演算方式として、高速な演算周期にも適応可能で、安価で高速な3レベルインバータ及びサーボアンプを実現可能にする電力変換装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は電力変換装置に係り、3相電圧指令を入力してパルス幅を演算しPWMパルスを出力するPWM発生器を備え、前記3相電圧指令の中で最大値Vmax、中間値Vmid、最低値Vminとなる相から出力電圧の電気角を判断し、差分電圧1、Va(Va=Vmax−Vmid)、および差分電圧2、Vb(Vb=Vmid−Vmin)から、前記VaおよびVbを前記電力変換装置の線間出力電圧の最大値で正規化した値とすると、Va+Vb≦0.5ならば第1領域、Va+Vb>1.0ならば第5領域(過変調領域)、0.5≦Va+Vb≦1.0で、Va>0.5ならば第2領域、Vb>0.5ならば第4領域、上記以外ならば第3領域、と5つの領域を判定する3相3レベル電力変換装置において、3相3レベル電力変換装置の出力できる27個のベクトルを10個のベクトル名称に対応させ、ベクトルの各出力時間幅をキャリア周期で正規化した値を、Ta:aベクトルの出力時間、Tb:bベクトルの出力時間、Tc:cベクトルの出力時間、Tap:apベクトルの出力時間、Tan:anベクトルの出力時間、Tbp:bpベクトルの出力時間、Tbn:bnベクトルの出力時間、Top:0pベクトルの出力時間、Too:0oベクトルの出力時間、Ton:0nベクトルの出力時間、とし、前記第1領域では、Tap+Tan=2×Va、Tbp+Tbn=2×Vb、Top+Too+Ton=1−2(Va+Vb)の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、前記第2領域では、Tc=2×Vb、Tap+Tan=2(1−Va−Vb)、Ta=2×Va−1、の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、前記第3領域では、Tc=2(Va+Vb)−1、Tap+Tan=1−2×Vb、Tbp+Tbn=1−2×Va、の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、前記第4領域では、Tc=2×Va、Tbp+Tbn=2(1−Va−Vb)、Tb=2×Vb−1、の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、PWMパルス幅の演算方法を切替えることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は請求項1記載の電力変換装置において、前記第5領域では、Va≧Vb ならば、Ta=Va(ただしTaを1以下に制限)、Tc=1−Ta、Va<Vbならば、Tb=Vb(ただしTbを1以下に制限)、Tc=1−Tb、の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、PWMパルス幅の演算方法を切替えることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る電力変換装置のPWM発生器の構成を示す図である。
図2は図1に示すPWM発生器の相電圧指令と三角波キャリヤの関係を示す図である。
図3は図1に示すPWM発生器の領域判定テーブルを示す図である。
図1に示すPWM発生器(PWMパルス演算器)1は、上位コントローラより3相出力電圧指令Vu1、Vv2、Vw3を入力する。
3相出力電圧指令Vu1、Vv2、Vw3は、2レベルインバータの三角波比較PWM発生方式の概念を基に、図2のように与えられ、各相4つのスイッチ素子の中で上側スイッチ信号の補完として下側スイッチ信号を生成する方式等により、3レベルインバータのスイッチングに必要な6種類のPWMパルス5〜10を発生させる。
以下、3相の電圧指令Vu1、Vv2、Vw3は図2のように三角波と比較されるように正規化されているとし説明すると、電力変換装置の線間出力電圧の最大値が1.0となり、実際の最大値は図7の母線電圧2×Edと等しくなる。
【0007】
つぎに動作について、PWMパルス幅の演算処理を手順に従って詳細に説明する。
(1)、領域の判定1。
先ず、Step1として、粗領域の判定処理を行う。
電圧指令の電圧ベクトルの領域が、図8に示す空間ベクトル領域の中で、A〜Fのどの領域に存在するか決定する。
具体的には、図2に示すような各Vu1、Vv2、Vw3の瞬時の相電圧の中で最大の値を持つ相と、最低の値を持つ相から、図3の判定テーブルを用いて、最大値がVu1、最低値がVw3の場合は領域A等と判定する。
(2)、線間電圧の計算。
次に、Step2として、線間電圧の計算を行う。
最大の値を持つ相電圧をVmax、中間の相電圧をVmid、最低の相電圧をVmin、図8のaベクトル方向の線間電圧の大きさをVa、bベクトル方向の線間電圧の大きさをVbとすると、
Va=Vmax−Vmid
Vb=Vmid−Vmin となる。
【数1】
なお、図4は、図8のA〜F領域からA領域のみを例にとって説明しているが、他の領域の場合には、その領域の図形を回転又は対称に変換して考えればよい。
(3)、領域の判定2。
続いて、Step3として、A領域を更にA1〜A4に分割した小領域と過変調領域のA5に関して、更に、密な領域判定を行う。
電圧指令ベクトルが1〜5(A領域ならA1〜A5)のどの領域に存在するか判定する。
1、Va+Vb≦0.5 ならば、1領域
2、Va+Vb>1 ならば、第5領域(過変調領域)
0.5≦Va+Vb≦1で、
3、Va>0.5 ならば、2領域
4、Vb>0.5 ならば、4領域
5、1〜4以外 ならば、3領域
と領域を細かく判定する。
(4)、各ベクトルの出力時間幅の計算。
Step4として、出力時間幅の計算を行う。
Ta:aベクトルの出力時間
Tb:bベクトルの出力時間
Tc:cベクトルの出力時間
Tap:apベクトルの出力時間
Tan:anベクトルの出力時間
Tbp:bpベクトルの出力時間
Tbn:bnベクトルの出力時間
T0p:0pベクトルの出力時間
T0o:0oベクトルの出力時間
T0n:0nベクトルの出力時間
とし、各時間はPWMキャリヤ周期で正規化されているとする。
【0008】
A1領域の計算。
2レベルインバータならば、1の長さを持つaベクトルをTa=Va時間出力し、1の長さを持つbベクトルをTb=Vb出力すれば良いが、3レベルインバータではA1領域でap、an、bp、bnベクトルを使って電圧を出力しなければならない。従って、図4より、ap、an、bp、bnベクトルは0.5の長さとなるので、比率で考えれば、ap、anベクトルの時間はVaの2倍と等しく、bp、bnベクトルの時間はVbの2倍と等しくなる。
従って、各ベクトルの時間は、
Tap+Tan=2×Va
Tbp+Tbn=2×Vb
Top+Too+Ton=1−2(Va+Vb)
その他のベクトルの時間は零、と演算する。
【0009】
A2領域の計算。
A2領域の計算は、図5よりbベクトル方向の成分をcベクトルで出力するには、cベクトル方向の成分はVbの2倍と同じ比率とする必要があり、aベクトル成分はcベクトルによるaベクトル成分の値を引き算してVa−Vbとする必要があるから、時間の関係は、
(Tap+Tan)/2 +Ta=Va−Vb
Tap+Tan+Ta+Tc=1
となるので、各ベクトルの時間は、
Tc =2×Vb
Tap+Tan=2(1−Va−Vb)
Ta =2×Va−1
その他のベクトルの時間は零と演算する。
【0010】
A4領域の計算。
A4領域の計算は、A2領域の考え方と同じで、Va、Vbが逆転するだけであるから、各ベクトルの時間は、
Tc =2×Va
Tbp+Tbn=2(1−Va−Vb)
Tb =2×Vb−1
その他のベクトルの時間は零と演算する。
【0011】
A3領域の計算。
A3領域の計算は、図6よりcベクトルに垂直な成分から、
cベクトル成分から、
(Tap+Tan)/2+(Tbp+Tbn)/2+Tc=Va+Vb
各ベクトルの時間和は1であるから、
Tap+Tan+Tbp+Tbn=1
より、各ベクトルの時間は、
Tc =2(Va+Vb)−1
Tap+Tan =1−2×Vb
Tbp+Tbn =1−2×Va
その他のベクトルの時間は零と演算する。
A5(過変調領域)の計算。
A5領域の計算は、A5領域ではa、b、cベクトルを選択して電圧を出力するが、この領域では指令と同じ電圧を電力変換装置が出力できないので、出力電圧は歪んだ電圧となってしまう。歪みを少なくする場合、出力電圧をなるだけ高くする場合で、各ベクトルの時間は変わってくるので、ここでは例として出力電圧をなるだけ高くする場合で説明する。
(1)Va≧Vbならば、
Ta=Va(ただしTaを1以下に制限)、
Tc=1−Ta
その他のベクトルの時間は零と演算する。
(2)Va<Vbならば、
Tb=Vb(ただしTbを1以下に制限)、
Tc=1−Tb
その他のベクトルの時間は零と演算する。
とする。
このように、本発明によれば、指令電圧ベクトルの位置判定と、3つのベクトルの出力時間演算が、sin、cosの演算を使わず非常に簡単な手法により、高速、効率的に行うことが可能になる。また、これらの演算をCPUを使わずロジック回路のみで安価に構成することも可能である。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電圧指令を3相の電圧指令で与え3相電圧指令の中で最大値Vmax、中間値Vmid、最低値Vminとなる相から電気角を判断して、ABCDEF等の電圧指令の在る領域を判定し、Va=Vmax−Vmid、Vb=Vmid−Vmaxを演算して、Va、Vbを基に、各領域を更に4領域に再分割して、その領域毎に演算方法を切替えるので、簡単、且つ、高速にPWMパルス幅の演算が可能になり、サーボの高速な演算周期にも適応できて、安価で高速な3レベルサーボアンプを実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電力変換装置のPWM発生器の構成図である。
【図2】図1に示すPWM発生器の相電圧指令と三角波キャリヤの関係図である。
【図3】図1に示すPWM発生器の領域判定テーブルを示す図である。
【図4】図1に示すPWM発生器の空間ベクトルと電圧の関係を示す図である。
【図5】図4に示す空間ベクトルのA2領域の説明図である。
【図6】図4に示す空間ベクトルのA3領域の説明図である。
【図7】従来の3レベルインバータの回路図である。
【図8】図7に示す3レベルインバータの空間ベクトル図である。
【符号の説明】
1 PWM発生器
2 U相電圧指令
3 V相電圧指令
4 W相電圧指令
5 U1相PWMパルス
6 V1相PWMパルス
7 W1相PWMパルス
8 U2相PWMパルス
9 V2相PWMパルス
10 W2相PWMパルス
Claims (2)
- 3相電圧指令を入力してパルス幅を演算しPWMパルスを出力するPWM発生器を備え、
前記3相電圧指令の中で最大値Vmax、中間値Vmid、最低値Vminとなる相から出力電圧の電気角を判断し、
差分電圧1、Va(Va=Vmax−Vmid)、および
差分電圧2、Vb(Vb=Vmid−Vmin)から、
前記VaおよびVbを前記電力変換装置の線間出力電圧の最大値で正規化した値とすると、
Va+Vb≦0.5 ならば第1領域、
Va+Vb>1.0 ならば第5領域(過変調領域)、
0.5≦Va+Vb≦1.0で、
Va>0.5 ならば第2領域
Vb>0.5 ならば第4領域
上記以外 ならば第3領域
と5つの領域を判定する3相3レベル電力変換装置において、
3相3レベル電力変換装置の出力できる27個のベクトルを10個のベクトル名称に対応させ、ベクトルの各出力時間幅をキャリア周期で正規化した値を
Ta:aベクトルの出力時間
Tb:bベクトルの出力時間
Tc:cベクトルの出力時間
Tap:apベクトルの出力時間
Tan:anベクトルの出力時間
Tbp:bpベクトルの出力時間
Tbn:bnベクトルの出力時間
Top:0pベクトルの出力時間
Too:0oベクトルの出力時間
Ton:0nベクトルの出力時間
とし、
前記第1領域では
Tap+Tan=2×Va、
Tbp+Tbn=2×Vb、
Top+Too+Ton=1−2(Va+Vb)
の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、
前記第2領域では
Tc=2×Vb
Tap+Tan=2(1−Va−Vb)
Ta=2×Va−1
の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、
前記第3領域では、
Tc=2(Va+Vb)−1
Tap+Tan=1−2×Vb
Tbp+Tbn=1−2×Va
の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、
前記第4領域では、
Tc=2×Va
Tbp+Tbn=2(1−Va−Vb)
Tb=2×Vb−1
の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、
PWMパルス幅の演算方法を切替えることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1記載の電力変換装置において
前記第5領域では、
Va≧Vb ならば、
Ta=Va(ただしTaを1以下に制限)
Tc=1−Ta
Va<Vbならば、
Tb=Vb(ただしTbを1以下に制限)
Tc=1−Tb
の関係式を満足するようベクトル出力時間を決定し、その他のベクトル時間は零とし、
PWMパルス幅の演算方法を切替えることを特徴とする電力変換装置。
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