JP4066106B2 - 車体の修理指標装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の修理方法及び修理指標装置に関し、更に詳細には車体パネルの損傷の評価と修理の指針を与えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
交通事故などの原因によって車両のボディに損傷(凹み)を生じた場合、一般的に次のような修理方法によって元の状態に修復される。
【0003】
すなわち、凹みが大きい場合には、鋼板自体の湾曲を補正する必要がある。これを板金といい、鉄板の裏側からたたき出す方法や、鉄板の表にアンカーをスポット溶接などで溶接し鉄板表面から引き出す方法がある。そして、この板金工程の後、パテ盛り、プライマサーフェイサの塗布、及び本塗装の工程と続く。
【0004】
また一方、板金をするほどの凹みではない場合は、前記板金工程以降の工程のみでよい。しかし、パテ盛り工程については凹みの程度によりいくつかの手法があり、用いるパテの種類も異なっている。また最近は相当な凹みでも特殊なパテで修復する技術が開発されている。
【0005】
このように、板金修理には損傷の程度に応じた修理を行う必要があるため、その判断にも長年の経験を要する。また、実際の修理にも高度な技術が要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような高度な判断力と技術力を持ち合わせる技術者は少なく、特に、軽微な損傷の修理にこのようなベテランの技術者を充てることは経済的にも不合理である。
【0007】
そこで、軽微な修理には比較的経験の浅い技術者を充てることも考えられるが、実際の修理にどのような修理手法を選択するかの判断がつかない場合もあり、大きな課題となっている。
【0008】
本発明は前記事項に鑑みなされたものであり、車両の損傷を定量的に知ることができ、損傷の評価や記録が容易になるとともに、修理の経験が少ない者でも的確に修理の手法を知ることができるようにした車両パネルの修理方法及び修理指標装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は損傷を受けた車両外装を修理する方法であって、前述した技術的課題を解決するために以下のような方法とした。
【0010】
すなわち、本発明は、損傷により生じた凹部の深さを定量的に計測する計測工程と、この計測結果に基づいて、予め想定した複数の処置手法を選択する選択工程と、を含み、前記処置手法はパテ盛り及び板金から選ばれる作業であることを特徴とする。
【0011】
また、前述した技術的課題を解決するために以下のように構成した。すなわち、本発明は、板状体と、この板状体の中央部に、板状体の長手方向と直角にスライド可能に設けられたゲージと、前記板状体に設けられ車体損傷の程度を前記ゲージのスライド量として計測する計測手段と、複数の処置手法を表示する処置手法表示手段と、前記計測手段により得られたスライド量に対応して、当該損傷を修理する処置手法を前記複数の処置手法から選択する処置手法選択手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、前記板状体を、修理すべき車体パネルの正規の表面形状を計測する予備計測手段と、この予備計測手段により得られた計測値に対応して、前記ゲージの基準値を補正する補正手段と、を備える構成としてもよい。
【0013】
また、本発明は、前記板状体の厚み方向と直角方向に板状体を撓める変形手段を更に備え、この変形手段は、前記板状体を、修理すべき車体パネルの正規の曲面と同一曲面となるように変形させ、前記計測手段は、前記変更後の板状体を前記ゲージの基準値としてもよい。また、本発明において、前記変形手段が、長板を有し、この長板の両端から直角方向に半島部を夫々延出するとともに、この半島部の先端同士を伸縮可能な高強度体で連結し、長板をその厚み方向と直角の方向に撓めることができるように構成されていてもよい。更に、本発明は、前記板状体にスライド可能に設けた基板を備え、前記基板は、基板の両端部に基板の長手方向と直角にスライド可能に設けられた補助ゲージを有しており、車体パネルの正規の曲面が凸面の場合は、前記補助ゲージを前記基板から車体パネル側にスライドすることにより前記ゲージの基準点を補正し、車体パネルの正規の曲面が凹面の場合は、前記板状体を前記基板から車体パネル側にスライドすることにより前記ゲージの基準点を補正するようにしてもよい。
【0014】
前記計測手段は、前記ゲージのスライド量を計測する目盛りとすることができ、この目盛りに対応して複数の処置手法を表示しておくとよい。
板状体としては透明な合成樹脂製の板を用いることができる。また、ゲージも合成樹脂製が好適である。前記目盛りは板状体に刻設するのが好適であるが、貼着シートなどで代用することも可能である。
【0015】
処置手法表示手段はいくつかの具体的な修理方法を記述したもので、目盛りをいくつかのエリアに分け、夫々のエリアに対応した修理方法を記述するのがよい。
また、前記長板と半島部は合成樹脂などの柔軟性材で形成され、変形可能とする。また、高強度体は金属製シャフトが好適で一部に螺状を形成するとともに、高強度体を回転させることでこれを伸縮できるようにすることができる。
【0016】
前記した構成では、まず前提として、損傷を受けた部分、例えば左ドアの中央部に凹みが生じたとすると、始めに変形のない右ドアの同一部位を計測し、この計測結果を基礎にして左ドアの凹み量を測定するものである。
【0017】
そして板状体自体を変形させることで、まず損傷してない右ドアの形状を記憶させ、この状態のまま板状体を左ドアの変形部分に当て、この後、ゲージをスライドさせて凹み部分の深度を計る。この深度は目盛りで直読でき、さらに目盛りに隣接した処置手法の記述によって、行うべき修理の内容が把握できる。
【0018】
このように前記した構成では板状体自体を変形させることで、正規のボディー形状を記憶させるものである。なお、正規のボディー形状が凹面である場合も凸面である場合も板状体は自由に変形できるため容易に対応できる。
【0019】
また、上記基板を備える発明では、基板と板状体とがスライド可能になっていることにより、正規のボディー形状を記憶させるものである。すなわち、正規のボディー形状が凹面である場合には板状体をボディー側に前進させることで正規の形状を記憶でき、一方正規のボディー形状が凸面である場合には補助ゲージをボディー側に前進させることで正規の形状を記憶できる。
【0020】
このようにこの構成例では正規のボディー形状が凹面である場合と凸面である場合とで、計測方法に違いがある。
いずれの構成においても、正規のボディー形状を記憶した後、損傷(変形)部分に板状体を当て、この後、ゲージをスライドさせて凹み部分の深度を計る。この深度は目盛りで直読でき、さらに目盛りに隣接した処置手法の記述によって、行うべき修理の内容が把握できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車体の修理方法及び修理指標装置を図1〜図12に示される実施形態について更に詳細に説明する。
【0022】
まず、初めに修理指標装置につき説明し、その使用手順を説明する段階で車体の修理方法を併せて説明する。
【0023】
〔実施の形態1〕
実施の形態1を図1〜図6、及び図9と図10により説明する。
図1は板状体1全体を示し、透明な合成樹脂で形成されている。そして、この板状体1の中心部には板状体1の長手方向と直角にスライド可能にゲージ2が設けられている。
【0024】
この、ゲージ2は図3に示すように、全体が矢印状に形成されており、一端が先端部2aとなっており、また中央部に2つの長孔2b、2bが設けられている。そして、ゲージ2本体部の両側に指針2c、2cが形成されている。
【0025】
一方、板状体1には図4に示すように、ピン1a、1aが設けられており、このピン1a、1aに前記2つの長孔2b、2bが緩嵌するようになっている。これによりゲージ2は矢示F方向において板状体1に対してスライド自在となっている。
【0026】
板状体1の表面には前記ゲージ2のスライド量を計測する目盛り(計測手段)3が刻設されている。目盛り3には前記指針(処置手法選択手段)2c、2cが対応しており、透明な板状体1を通して指針2c、2cが見えるようになっている。
【0027】
板状体1の後縁には図4に示すように[コ]字状の係合部1bが設けられているとともに、板状体1の両側縁にはサイド係合部1cが設けられている。
また、板状体1の前縁には損傷部分の長さ及び面積を表示する面積表示スケール20、20が設けられている。この面積表示スケール20、20にはデシメートル単位の表示もなされており、内側から1デシメートル(10cm四方)、2デシメートル、3デシメートル、4デシメートルとなっている。このスケールを実際の損傷部分に当てることでおおよその面積を割り出すことができる。
【0028】
板状体1の表面には、前記目盛り3に対応して複数の処置手法(処置手法表示手段)4が表示されている。この処置手法4は[パテ目盛り]と[板金目盛り]が独立して表示されており、[パテ目盛り]は、(特殊パテは1回で仕上げ範囲)(特殊パテは2回で仕上げ範囲)(通常成型パテ仕様)(板金作業必要)の4段階からなっている。
【0029】
これは後にいくほど損傷の程度が酷いことを示しており、後述するようにゲージ2の出っぱりが大きいほど(凹部が深いほど)、板金作業が必要になる方向に対応させてある。
【0030】
一方、[板金目盛り]とは、前記した[パテ目盛り]の手法を使わず(パテ手法を補助的な扱いとして)、主に板金によってボディーを修復する場合に用いる。この処置手法4は、(最適面出し)(面出しが難しい場合の最低範囲)(シール工法引き出し範囲)(たたき出し裏から作業が必要)の4段階からなっている。これも後にいくほど損傷の程度が酷いことを示しており、ゲージ2の出っぱりが大きいほどより大がかりな板金作業が必要になる方向に対応させてある。
【0031】
なお、シール工法とは透明シートにボディーの引き出し推奨位置を印刷したものを使用する工法である。すなわち、ボディーの凹みを引き出す場合には、引き出し作業を無闇に行えばよいというものではなく、的確な複数の位置で行うことが、修理作業をより早く良好に行うために必要である。そこで、引き出すべき位置を透明シートに印刷された位置で指定するものである。
【0032】
前記板状体1にはその厚み方向と直角方向に板状体1を撓める変形手段5が設けられている。これは弾性のある合成樹脂で成型された長板6の両端から直角方向に半島部7、7を夫々延出するとともに、この半島部7、7の先端同士を伸縮可能な高強度体8で連結したものである。高強度体8は一端にネジ8aを切ったステンレス棒であり、一端側につまみ8bが取り付けられている。また、高強度体8は円柱状のストッパ8c、8cによって半島部7、7に支持されている。
【0033】
そして、つまみ8bを回すことにより高強度体8を緊張させたり両側から圧縮したりすることができるようになっている。長板6には弾力があるため高強度体8の緊張や圧縮にともなって湾曲するよう動作する。なお、長板6の前縁は鋭角部6aとなっている。
【0034】
このような構成になる変形手段5は図6に示すように、板状体1と一体化させてある。すなわち前記した係合部1bとサイド係合部1cで変形手段5を抱え込み一体化してある。
【0035】
したがって、変形手段5を変形させると、それに伴って板状体1も図9及び図10に示すように変形する。なお、変形手段5が、予備計測手段、補正手段に相当する。
【0036】
ここで、修理指標装置の使用方法について述べる。
まず、この装置に、正規のボディー形状を記憶させる必要がある。なぜならば基準となる正規の形状がわからなければ、変形したボディーの変形度合いを計測することが正確にはできないからである。
【0037】
そこで、図9に示すように、ボディー21が変形した部位22と対称の位置でボディーの正規の形状を記憶させる。このとき変形手段5を調整して、ボディー21に板状体1の両端とゲージ2の3点がボディー21に接触するようにする。ここで、指針2cは目盛り3の0点を示すように調整する。つまり、正規の形状では補正すべき凹みは0であることをキャリブレーションするのである。
【0038】
続いて、図10に示すように、変形した側のボディー21に本装置を当て、変形部位22の奥部までゲージ2を押し出す。すると、その押し出しの分だけ指針2cが目盛り3を進むこととなるため、凹部のへこみ量が明らかになる(以上が計測工程に相当する)。
【0039】
これを同時に目盛り3に隣接した処置手法4の記述によって、行うべき修理の内容が把握できる(選択工程)。
なお、本装置を修理途中において再度使用し、新たに的確な修理指標を得るようにしてもよい。また、鈑金目盛り側の処置手法と、パテ目盛り側の処置手法を段階的に複合させてながら修理を行うようにしてもよい。
【0040】
〔実施の形態2〕
実施の形態2を図7、図8、図11及び図12により説明する。
この例では基板9が新たな構成となる。基板9は内部に補強体9aが設けられているとともに、その両端に補助ゲージ10、10が出没自在に設けられている。前記補助ゲージ10、10にはピン25が設けられている一方、基板9には長孔23、23が設けられている。そして、ピン25を長孔23、23を貫通して丸ナット24、24で止められるようになっている。これにより補助ゲージ10、10は図示のようにスライド可能となる。
【0041】
そして、前記基板9には前記実施形態1と同様の板状体1がスライド可能に設けられている。実施形態1の板状体と異なる点は、本実施形態の板状体1の両側には長孔26、26が形成されている点である。その他の板状体1の構成は前記実施形態1と同一であるため、同一符号を付してその説明を省略する。
【0042】
そして、基板9側にはピン28、28が立設されており、このピン28、28が前記板状体1の長孔26、26を貫通して丸ナット27、27で止められている。
【0043】
続いて、本実施形態の修理指標装置の使用方法について述べる。
本装置は基板9と板状体1とがスライド可能になっていることで正規のボディー形状を記憶させるものであるが、正規のボディー形状が凹面である場合と凸面である場合とで、計測方法に違いがある。
【0044】
まず、ボディー21が凹面である場合を図11及び図12により説明する。この場合、図11に示すように、正規形状のボディー21において板状体1をボディー側に前進させ、補助ゲージ10、10とゲージ2の3点がボディー21に接触するようにする。ここで、指針2cは目盛り3の0点を示すように調整する。
【0045】
続いて、図12に示すように、変形部位22に本装置を当てた上で、ゲージ2をスライドさせて凹み部分の深度を計る。
一方、ボディー21が凸面である場合にはゲージ2を正規のボディー形状の部分に当てた上で補助ゲージ10、10をボディー21に当接するまで引き出す。これで、正規のボディー形状が記憶される。つぎに、変形部位22に本装置を当てた上で、ゲージ2をスライドさせて凹み部分の深度を計る。
【0046】
このようにして、初めに正規のボディー形状を記憶した後、損傷部分に板状体1を当て、この後、ゲージ2をスライドさせて凹み部分の深度を計るようにしたので、比較的経験の浅い者にも正確な凹み量と修理に要する手法が一目で明らかとなる。そして、必要な板金やパテ盛りを迅速に行うことができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、車体の損傷程度を定量的に把握できるとともに、損傷程度に対応する修理方法を的確に認識することができる。
また、本発明は、正規のボディー形状を記憶した後、損傷部分に板状体を当て、この後、ゲージをスライドさせて凹み部分の深度を計るようにしたので、車両の損傷を定量的に精度良く知ることができ、損傷の評価や記録が容易になる。
【0048】
また、修理の経験が少ない者でも的確に修理の手法を知ることができるので、車体の修理を的確かつ迅速で安価に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の修理指標装置の板状体部分を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態1の修理指標装置の変形手段部分を示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態1の修理指標装置のゲージ部分を示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態1の修理指標装置の板状体部分を示す側面図である。
【図5】本発明の実施形態1の修理指標装置の板状体部分を示す部分的な断面図である。
【図6】本発明の実施形態1の修理指標装置を示す平面図である。
【図7】本発明の実施形態2の修理指標装置を示す基板部分の平面図である。
【図8】本発明の実施形態2の修理指標装置を示す平面図である。
【図9】本発明の実施形態1の修理指標装置の使用手順を示す前期状態の側面図である。
【図10】本発明の実施形態1の修理指標装置の使用手順を示す後期状態の側面図である。
【図11】本発明の実施形態2の修理指標装置の使用手順を示す前期状態の側面図である。
【図12】本発明の実施形態2の修理指標装置の使用手順を示す後期状態の側面図である。
【符号の説明】
1 板状体
2 ゲージ(計測手段)
2c 指針(処置手法選択手段)
3 目盛り(処置手法表示手段)
4 処置手法(処置手法表示手段)
5 変形手段
6 長板
7 半島部
8 高強度体
9 基板
10 補助ゲージ
Claims (3)
- 車体の形状に合わせて形状が変形可能な板状体と、
この板状体の中央部に、板状体の長手方向と直角にスライド可能に設けられたゲージと、
前記板状体に設けられ車体損傷の程度を前記ゲージのスライド量として計測する目盛りとしての計測手段と、
前記計測手段に沿って設けられ、車体の損傷程度に応じて段階的に複数の処置手法を表示する処置手法表示手段と、
前記ゲージに設けられ、前記計測手段により得られたスライド量に対応して、当該損傷を修理する処置手法を前記複数の処置手法から選択する処置手法選択手段と、
前記板状体と一体化するように接続され、前記板状体の厚み方向と直角方向に板状体を撓める変形手段と、を備え
前記変形手段は、前記板状体を、修理すべき車体パネルの正規の曲面と同一曲面となるように変形させ、
前記計測手段は、前記変更後の板状体を前記ゲージの基準値とする
ことを特徴とする車体の修理指標装置。 - 前記変形手段が、長板を有し、この長板の両端から直角方向に半島部を夫々延出するとともに、この半島部の先端同士を伸縮可能な高強度体で連結し、長板をその厚み方向と直角の方向に撓めることができるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の車体の修理指標装置。
- 板状体と、
この板状体の中央部に、板状体の長手方向と直角にスライド可能に設けられたゲージと、
前記板状体に設けられ車体損傷の程度を前記ゲージのスライド量として計測する目盛りとしての計測手段と、
前記計測手段に沿って設けられ、車体の損傷程度に応じて段階的に複数の処置手法を表示する処置手法表示手段と、
前記ゲージに設けられ、前記計測手段により得られたスライド量に対応して、当該損傷を修理する処置手法を前記複数の処置手法から選択する処置手法選択手段と、
前記板状体にスライド可能に設けた基板と、を備え、
前記基板は、基板の両端部に基板の長手方向と直角にスライド可能に設けられた補助ゲージを有しており、車体パネルの正規の曲面が凸面の場合は、前記補助ゲージを前記基板から車体パネル側にスライドすることにより前記ゲージの基準点を補正し、車体パネルの正規の曲面が凹面の場合は、前記板状体を前記基板から車体パネル側にスライドすることにより前記ゲージの基準点を補正する、
ことを特徴とする車体の修理指標装置。
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