JP4065971B2 - Work vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、作業車両に関する。特に、アクチュエータを駆動するオイルポンプの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】
従来、トラクタなどの作業車両は、ミッションケース内のオイルを利用して、油圧シリンダなどのアクチュエータを駆動する構成となっている。詳しくは、ポンプによりフィルターを介してオイルを吸い上げ、このオイルをアクチュエータへ送り出すものであるが、このようなポンプは、エンジン近傍に設けられていた為、フィルターからポンプへ、またはポンプからアクチュエータへ接続するオイルホースが長くなり、生産コストが掛かったり、油路のメンテナンスが各所に及ぶという課題が有った。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記課題を解決するためのものである。
即ち、前方から順番にフロントケース(29)、ミッドケース(30)、リヤケース(31)を配置してミッションケース(10)を構成し、前記フロントケース(29)の底部には上下を仕切る仕切壁(62)を形成し、該仕切壁(62)の上方に湿式多版形態のクラッチ(32)とギヤ(42)を軸架して設け、下方にフィルタルーム(63)を構成し、このフィルタルーム(63)前端を開口(69)して外側からオイルフィルター(64)を挿入して閉鎖することでオイルフィルター(64)をフロントケース(29)内に内装する構成とし、前記フィルタルーム(63)の後端部はクラッチ(32)の後部付近まで僅かに上向き傾斜して開放する構成とし、前記ギヤ(42)のギヤ軸(65)からフロントケース(29)外部のオイルポンプ(66)を駆動することで、前記オイルフィルター(64)から油を吸い込んで吸油パイプ(67)からオイルポンプ(66)へ送油する構成とし、さらに、ブロックメタル(71)をオイルポンプ(66)の下面に連結して設け、該ブロックメタル(71)内に前記吸油パイプ(67)を一体形成したことを特徴とする作業車両としたものである。
【0004】
【発明の作用、及び効果】
ミッションケース10のフロントケース29の内部では、仕切壁62の上方にクラッチ32とギヤ42が軸架されている。また、仕切壁62の下方にはフィルタルーム63が構成されている。フィルタルーム63の前端を開口69しており、外側からオイルフィルタ ー64を挿入して閉鎖して、オイルフィルター64をフロントケース29内に内装している。
フィルタルーム63の後端部はクラッチ32の後部付近まで僅かに上向き傾斜していて開放している。
ギヤ42のギヤ軸65からフロントケース29外部のオイルポンプ66を駆動する。そして、オイルフィルター64から油を吸い込んで吸油パイプ67からオイルポンプ66へ送油する。
ギヤ42が回転すると、ギヤ軸65からオイルポンプ66が駆動される。
このオイルポンプ66は、前記フロントケース29内のオイルをオイルフィルター64を介して吸い込み、各種アクチュエータへ送り出す。
【0005】
このように、オイルポンプ66とオイルフィルター64を近接して配置するため、これらを接続するホースを極力短くすることができ、生産コストを削減することができる。また、クラッチ32、ギヤ42とオイルフィルター64との間に仕切壁62を形成したので、クラッチ32の回転によってオイルに混入する気泡が放射状に拡散されても、仕切壁62で遮断され迂回案内されて、フロントケース29の底部に沈着する。
また、フィルタルーム63の後端部はクラッチ32の後部付近まで僅かに上向き傾斜して開放しているので、気泡が混入してもフィルタルーム63外に排出される。そして、気泡の少ないオイルをオイルポンプ66へ吸い込むことができる。
また、オイルポンプ66、オイルフィルター64等の油路は集中して配置されるのでメンテナンスが容易である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を農業用トラクタ(トラクタ3)について説明する。
最初にトラクタの全体構成について説明する。トラクタ3の車体は、前部にフロントアクスルブラケット11を配置して、この上部にエンジン7を搭載し、ダッシュボード6を設け、下部にフロントアクスルハウジング9を支架する。後部にはミッションケース10を配置して、この上方に操縦席2を搭載し、この操縦席2の左右両側にフェンダー12を設ける。
【0007】
これらフロントアクスルハウジング9の左右両端部には前車輪14を前記ステアリングハンドル1により操向自在に設け、リヤアクスルハウジング13の左右両端部には後車輪15を設けて、ミッションケース10内の伝動機構を経て駆動走行する構成としている。
前記エンジン7は、このボディをフロントアクスルブラケット11上に支持搭載する。このエンジン7は、後側にラジエータファン5及びラジエータ4を有し、ダッシュボード6の下部側から吸入する外気がラジエータ4を通して前側のエンジン7周面に向けて流れる。ラジエータ4の後側でダッシュボード6との間には、吸気室16を設けて、この上部にはエアクリーナ17を、下部にはバッテリー18を配置する。
【0008】
前記エンジン7のオイルパン8は、フロントアクスルブラケット11の前部下側に突出される。図7中の符号19は排気マフラー、20はフロントアクスルブラケット11の前端に取付けられるバンパーである。21は前記エンジン7やラジエータ4及び吸気室16等の上部を覆うボンネットである。61はエンジン7前側のフライホイルである。
【0009】
このように搭載されるエンジン7は、オイルパン8の後側部が、ラジエータ4やラジエータファン5等が上位にあって底部に間隔部を生じる。この底部間隔部にフロントアクスルハウジング9をセンタピボット22及びピボットメタル23によって支架し、センタピボット22回りにローリング自在に構成する。
このピボットメタル23部は、オイルパン8の後側にあって、フロントアクスルハウジング9の中央部下面が、オイルパン8の底面とほぼ同一面乃至このオイルパン8よりも若干下位になるように設定している。又、オイルパン8の底面がフロントアクスルハウジング9の底部よりも下方へ突出するとしても、この突出量はできるだけ小さくする。
【0010】
フロントアクスルブラケット11の後端は、ミッションケース10の前部に連結し、内側にはエンジン7の出力軸からミッションケース10前端部の入力軸24に亘る伝動軸25が設けられ、この下側には、ミッションケース10の前輪出力軸26からフロントアクスルハウジング9内のセンタピボット22上の前輪入力軸27に亘って連動の前輪伝動軸28を設ける。
【0011】
この前輪伝動軸28によって、フロントアクスルハウジング9内のフロントデフギヤを伝動して左右の前車輪14を伝動する。
前記ミッションケース10は、前方から順にフロントケース29と、ミッドケース30と、リヤケース31と一体的に連結して構成され、ケース内の前端部には湿式多板形態のクラッチ32を有するクラッチ軸33を軸装し、このクラッチ軸33と同軸心上の伝動軸34を軸装し、この伝動軸34と平行な変速軸35及びピニオン軸36を軸装し、該ピニオンギヤ軸36から連動されるリヤデフギヤ37を有した後車輪15連動の後車軸38を軸装し、後端部には該伝動軸34から変速ギヤ39を介して伝動されるPTO軸40を軸装する。
【0012】
前記前輪出力軸26は、前記クラッチ軸33及び伝動軸34の下部に配置され、ピニオン軸36からギヤ41を介して伝動される。
前記入力軸24とクラッチ32との間はギヤ42連動され、クラッチシフタ43の揺動操作でクラッチ32を入り切りできる。又、符号44は変速軸35内の変速キー45を前後に移動して主変速する主変速シフタである。
【0013】
前記主変速軸35の前部には減速ギヤ46が軸装されて、クラッチ軸33から伝動軸34へ伝動すると共に、変速キー45の係合によってクラッチ軸33から変速軸35への伝動を行うことができる。又、変速軸35上の変速ギヤ47と伝動軸34上のカウンタギヤ48との噛合と、該変速キー45の変速ギヤ47との噛合とによって、減速ギヤ46の回転を、伝動軸34へ伝動すると共に、変速軸35を主変速することができる。
【0014】
前記ピニオン軸36上には副変速シフタ51で操作される副変速ギヤ49が設けられ、変速軸35の後端に直接噛合して連動したり、伝動軸34回りに回転自在のカウンタギヤ50との噛合により副変速してピニオン軸36を伝動できる。
52はバックギヤ軸である。53はミッドケース30の前部の中壁、54はミッドケース30内に介入して取付ける軸受メタルであり、バックギヤ軸52は、これらの中壁53と軸受メタル54とに軸受する。この中壁53の下部には、前記前輪出力軸26を通す大き目の連通口101が形成されて、ミッドケース30とフロントケース29との間を連通し、ミッドケース30やリヤケース31内の潤滑油をフロントケース29内に流入させることができる。
【0015】
前記フロントケース29には、入力軸24と、ギヤ軸65と、前輪出力軸26とを軸受しているが、このギヤ軸65にはクラッチ軸33の前端を軸受けしている。
オイルポンプ66は、ギヤポンプから構成されて、フロントケース29の前面に取付けられ、オイルポンプ66のポンプ軸68が前記ギヤ軸65に嵌合連結されて、ギヤ軸65の回転によってオイルポンプ66が駆動される。
【0016】
前記フロントケース29の底部には、上部の湿式多板形態のクラッチ32の回転域との間を仕切るようにフィルタ仕切壁62が形成され、この壁62の下方にオイルフィルタ64を嵌合させるフィルタルーム63が構成される。このフィルタルーム63の前端は開口69されて、前側からオイルフィルタ64を嵌合することにより閉鎖する構成となっている。また、前記ルーム63の後端部は、クラッチ32の後部付近まで僅かに上向きに傾斜して開放され、このフロントケース29内のオイルを集流する構成となっている。
【0017】
このようなフロントメタル29の前側に取付けられるオイルポンプ66とオイルフィルタ64とは上下に接近した位置に配置される。オイルポンプ66の吸油パイプ67をオイルフィルタ64との間をカップリング70で連結して、オイルフィルタ64を介してフロントケース29内の潤滑油をオイルポンプ66へ吸入して、このオイルポンプ66から送油パイプ74を介して、エンジン7の潤滑油や、油圧装置57の油圧回路等へ供給できる。
【0018】
このようにフロントケース29の前側にオイルポンプ66やオイルフィルタ64等を取付ける構成は、オイルポンプ66とオイルフィルタ64との関係位置を接近して、これらを接続する送油パイプ74を極力短くして生産コストを削減することができ、またメンテナンスを容易にすることができる。
また、オイルフィルタ64をクラッチ32のように回転部に接近させた関係位置に構成することとなるため、両者の間をフィルタ仕切壁62で仕切るために、湿式多板形態のクラッチ32の回転によって潤滑油内に混入される気泡が放射状に拡散されても、このフィルタ仕切壁62で遮断され迂回案内されて、一旦フロントケース29の底部に沈静される。また、この仕切壁62は開放部に向かって僅かに傾斜して形成しているため、気泡が混入してもルーム外に排出される。
【0019】
更に、この伝動構成におけるポンプ位置の特徴としては、油圧クラッチ32の入力前の軸から同ポンプ66を駆動する構成としたので、前記クラッチ32の断続に関わらずポンプ66を常時駆動することができる。
更に、ミッションケース10について説明する。
前記フロントケース29は、ミッドケース30の前面に対し開閉できるが、この内部に前記クラッチ32とクラッチシフタ43を配置し、前記主変速シフタ44を位置させて、組立分解を行い易くしている。又、各シフタ43,44は、ミッドケース30にシフタピン55,56によって直接枢支して、特別のシフタメタル等を取付けることなく、構成を簡単化できる。
【0020】
又、前記ミッドケース30の中壁53と軸受メタル54とに亘って軸受させる変速軸35に主変速ギヤ47を軸装し、このミッドケース30の後端面に連接のリヤケース31と該軸受メタル54部との間に配置のピニオン軸36上に副変速シフタ51で操作の副変速ギヤ49を配置する構成は、この副変速ギヤ49等の組立分解をも容易にする。
【0021】
車体3の後端部には、前記オイルポンプ66からのオイル供給を受けて作動する油圧シリンダ58が設けられ、同シリンダ58のピストン伸縮によりリフトアーム59を上下回動する。これにより、ヒッチ60に連結のロータリ耕耘装置61等の作業機を昇降できる。尚、図中の符号57は油圧バルブであり、前記耕耘装置61はPTO軸40から連動する構成となっている。
【0022】
図8において、上例と異なる点は、前記吸油パイプ67をブロック形態としたもので、ブロックメタル71内にL字状の吸油パイプ67が形成される。72はこのブロックメタル71とオイルフィルタ64との間の嵌合連結部で、フロントケース29の開口69に嵌合させてオイルフィルタ64をフィルタルーム63内へ差込装着でき、ブロックメタル71はオイルポンプ66の下面にボルト73締によって取付けることができる。
【0023】
又、フィルタルーム63は、下方へ膨出させてオイルフィルタ64面との間を広くするように形成している。
図9において、上例と異なる点は、前記吸油パイプ67をゴムホースとしたもので、吸油パイプ67と、連結部72と、オイルフィルタ64とを一体として簡単な構成としている。又、オイルポンプ66の吸入口75にロックナット76を有して螺合でき、エルボ状の送出口77にはロックナット78を有して螺合できる。
【0024】
次に、前記リヤケース31について説明する。リヤケース31は、同ケース31とこの外側に取付けるリヤアクスルハウジング13との接合部分に湿式ディスクブレーキ79を取り付ける構成としている。ミッションケース10のリヤケース31は、左右両側部にリヤデフギヤ37を軸受するデフケースメタル80,81を設ける。
【0025】
左側のデフケースメタル80はリヤケース31と一体成形の構成とし、右側のデフケースメタル81はリヤケース31の外側面から嵌合させて取付ける。82はリヤデフギヤ37のデフ軸で、ホイルピニオンギヤ83を有し、後車輪15の後車軸84のホイルギヤ85と噛合させる。後車軸84は、リヤケース31とこの外側面に取付けるリヤアクスルハウジング13との間に亘って軸受けされる。
【0026】
前記リヤアクスルハウジング13は、上部がデフ軸82、及びこのデフ軸82のブレーキ79の外側面をも覆う形態として、リヤケース31の左右両側面を開閉可能にして取付ける。このリヤアクスルハウジング13の上部には、デフ軸82の外側端を軸受けすると共に、プレッシャプレート88を回動するブレーキアーム86を軸受けし、右側のリヤアクスルハウジング13の上部には、デフロックシフタ87を軸受けする。
【0027】
前記左右のプレッシャプレート88のデフケースメタル80,81との対向面に、ボール89を嵌合案内するテーパ状のボール溝94を形成する。前記ブレーキアーム86をブレーキペタルの踏込操作で回動することによって、ブレーキ79のプレッシャプレート88をデフ軸82の回りに回動させて、ボール溝94の傾斜によってプレッシャプレート88をブレーキ79側へ押圧させて外側のリヤアクスルハウジング13側へ押圧して制動する。
【0028】
前記構成において、ホイルギヤ85のホイルピニオンギヤ83への噛合部は、デフケースメタル80,81の一部を切欠いた形態とし切欠部90に喰込ませるように構成し、前記ボール89はこの切欠部90の両端部に接近させて配置する。これによってリヤアクスルハウジング13の横幅を小さくできる。
前記リヤデフギヤ37の左右両側部を軸受けするベアリング91,92と、デフケースメタル80,81の軸受部との間には、シム93を介在させて、リヤデフギヤ37のリングギヤのバックラッシュ調整を行うことができる。
【0029】
前記ブレーキ79のプレッシャプレート88は、ボール溝94部近くの外周部に皿もみ部95を形成して、この皿もみ部95に対向するリヤアクスルハウジング13部には、外側から螺合するボルト96とばね97を介在させて押圧されるボール98を設け、このボール98によって各皿もみ部95を押圧させることによって、ブレーキアーム86解除のときのプレッシャプレート88を復帰させる。
【0030】
図11において、上例と異なる点は、前記ブレーキ79のプレッシャプレート88によるブレーキ押圧力を受けてデフケースメタル80,81に圧接させるブレーキセパレータ99を、これらデフケースメタル80,81で受けさせる。このデフケースメタル80,81には、前記ホイルギヤ85を臨ませる切欠部90を、又デフケースメタル81にはデフロックシフタ87を臨ませる切欠部100を形成する。
【0031】
又、ブレーキ79のボール89及びボール溝94はリヤアクスルハウジング13側に形成している。ブレーキセパレータ99は、他のブレーキ79ディスクと共にリヤアクスルハウジング13側に支持させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インプットケース部の右側面図。
【図2】 その左側面図。
【図3】 その正面図。
【図4】 ミッションケース部の側面図。
【図5】 シフタ部の正面図。
【図6】 ミッドケース部の正面図。
【図7】 トラクタの側面図。
【図8】 一部別実施例を示すオイルポンプ部の側面図と、正面図。
【図9】 一部別実施例を示すオイルポンプ部の側面図。
【図10】 リヤケース部の平面図と、その側面図、及びプレッシャプレート部の側面図。
【図11】 一部別実施例を示すリヤケース部の平面図と、その側面図。
【符号の説明】
10 ミッションケース
29 フロントケース
30 ミッドケース
31 リヤケース
32 クラッチ
42 ギヤ
62 フィルタ仕切壁
63 フィルタルーム
64 オイルフィルタ
65 軸
66 オイルポンプ
67 吸油パイプ
69 開口
71 ブロックメタル [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a work vehicle . In particular, the present invention relates to an oil pump mounting structure for driving an actuator.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
Conventionally, a work vehicle such as a tractor is configured to drive an actuator such as a hydraulic cylinder using oil in a mission case. Specifically, oil is sucked up through a filter by a pump, and this oil is sent to an actuator, but since such a pump is provided near the engine, it is connected from the filter to the pump or from the pump to the actuator. The oil hose to be used has become longer, resulting in higher production costs and maintenance of oil passages at various locations.
[0003]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is for solving the above-mentioned problems .
That is, a transmission case (10) is configured by arranging a front case (29), a mid case (30), and a rear case (31) in order from the front, and a partition wall that partitions the top and bottom at the bottom of the front case (29). (62) is formed, provided Jikuka wet multiple plate forms the clutch (32) and gear (42) above the the partition switching wall (62), and a filter room (63) downward, the filter The front end of the room (63) is opened (69), and the oil filter ( 64 ) is inserted and closed from the outside to close the oil filter (64) in the front case (29). The filter room (63) rear end clutch) (32 to near the rear is configured to be opened slightly upward inclination of) the front case from the gear shaft (65) of said gear (42) (29) By driving the oil pump (66) parts, said to Nde write suck the oil from the oil filter (64) from oil pipe (67) configured to be oil feeding to the oil pump (66), further, block metal (71) the provided coupled to the lower surface of the oil pump (66) is obtained by the working vehicle both, characterized in that integrally formed with the oil pipe (67) into said block metal (71).
[0004]
Operation and effect of the invention
In the
The rear end portion of the
The
When formic Ya 42 rotates, the
The
[0005]
Thus, since the
Further, since the rear end portion of the
In addition, the oil passages such as the
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described for an agricultural tractor (tractor 3).
First, the overall configuration of the tractor will be described. The vehicle body of the
[0007]
Front wheels 14 are provided at the left and right ends of the front axle housing 9 so as to be steerable by the steering handle 1, and
The engine 7 supports and mounts the body on the front axle bracket 11. This engine 7 has a
[0008]
The oil pan 8 of the engine 7 protrudes below the front part of the front axle bracket 11.
[0009]
In the engine 7 mounted in this manner, the rear side portion of the oil pan 8 has the
The
[0010]
The rear end of the front axle bracket 11 is connected to the front portion of the
[0011]
The front
The
[0012]
The front
The
[0013]
A
[0014]
An auxiliary transmission gear 49 operated by an
52 is a back gear shaft. 53 is a front middle wall of the
[0015]
The
The
[0016]
A
[0017]
The
[0018]
As described above, the configuration in which the
In addition, since the
[0019]
Further, as a feature of the pump position in this transmission configuration, since the
Further, the
The
[0020]
Further, a
[0021]
At the rear end of the
[0022]
In FIG. 8, the difference from the above example is that the
[0023]
Further, the
In FIG. 9, the difference from the above example is that the
[0024]
Next, the
[0025]
The left
[0026]
The
[0027]
[0028]
In the above-described configuration, the meshing portion of the
Backlash adjustment of the ring gear of the rear
[0029]
The
[0030]
In FIG. 11, the difference from the above example is that the brake separator 99 that receives the brake pressing force of the
[0031]
The
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a right side view of an input case part.
FIG. 2 is a left side view thereof.
FIG. 3 is a front view thereof.
FIG. 4 is a side view of a mission case part.
FIG. 5 is a front view of a shifter portion.
FIG. 6 is a front view of a mid case part.
FIG. 7 is a side view of the tractor.
FIGS. 8A and 8B are a side view and a front view of an oil pump portion showing another embodiment. FIGS.
FIG. 9 is a side view of an oil pump portion showing another embodiment.
FIG. 10 is a plan view of a rear case portion, a side view thereof, and a side view of a pressure plate portion.
FIGS. 11A and 11B are a plan view and a side view of a rear case portion showing a partially different embodiment. FIGS.
[Explanation of symbols]
10
30 mid case
31
42
69 openings
71 block metal
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