JP4061721B2 - 映像信号処理回路および映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理回路および映像信号処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像の動き検出の結果に基づいて映像信号のノイズを低減する機能を有する映像信号処理回路および映像信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像信号のS/Nを向上させるために、例えば特開平2−184176号公報にノイズリダクション回路が提案されている。このノイズリダクション回路では、映像の動きの有無に応じて映像信号のフレーム間演算またはライン間演算によりノイズを低減する。これにより、映像の種類に応じて映像信号のS/Nを改善することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、高画質化の要求からさらなるS/Nの向上が望まれている。しかしながら、映像信号処理回路の小型化および低価格化も要求されることから、映像信号のS/Nの改善のためにノイズリダクション回路を複雑化および大型化することは好ましくない。
【0004】
そこで、本発明の目的は、比較的簡単な構成で画質をさらに向上させることが可能な映像信号処理回路および映像信号処理方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明
第1の発明に係る映像信号処理回路は、複合映像信号に基づいて映像の動きの有無を検出する動き検出手段と、動き検出手段の出力信号に基づいてフレーム間演算またはフレーム内演算により複合映像信号から輝度信号および色信号を分離する分離手段と、動き検出手段の出力信号に基づいて分離手段から出力される少なくとも輝度信号のノイズをフレーム間演算またはフレーム内演算により低減させるノイズ低減手段とを備えたものである。
【0006】
本発明に係る映像信号処理回路においては、複合映像信号に基づいて映像の動きの有無が検出され、その検出結果に基づいてフレーム間演算またはフレーム内演算により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離される。このとき、フレーム間演算により複合映像信号のノイズが低減される。さらに、映像の動き検出結果に基づいて少なくとも輝度信号のノイズがフレーム間演算またはフレーム内演算により低減される。
【0007】
このように、複合映像信号のノイズが低減され、さらに、分離された輝度信号および色信号のうち少なくとも輝度信号のノイズが低減されるので、映像信号のS/Nがさらに改善される。
【0008】
また、分離手段およびノイズ低減手段に共通に動き検出手段が設けられているので、回路規模が増大せず、低コスト化が図られる。
【0009】
したがって、簡単な構成で画質をさらに向上させることが可能となる。
【0010】
(2)第2の発明
第2の発明に係る映像信号処理回路は、第1の発明に係る映像信号処理回路の構成において、分離手段は、動き検出手段の出力信号が映像の動きが有ることを示す場合にフレーム内演算を行い、動き検出手段の出力信号が映像の動きが無いことを示す場合にフレーム間演算を行い、ノイズ低減手段は、動き検出手段の出力信号が映像の動きが有ることを示す場合にフレーム内演算を行うかまたは演算を行わず、動き検出手段の出力信号が映像の動きが無いことを示す場合にフレーム間演算を行うものである。
【0011】
この場合、映像の動きが有る場合にフレーム内演算により輝度信号および色信号の分離が行われ、映像の動きが無い場合にフレーム間演算により輝度信号および色信号の分離が行われる。それにより、静止画についてはフレーム間演算により高画質が得られる。
【0012】
また、映像の動きが有る場合に分離された輝度信号および色信号にフレーム内演算が行われるかまたは演算が行われずにそのまま出力され、映像の動きが無い場合に少なくとも輝度信号にフレーム間演算が行われる。それにより、静止画についてはフレーム間演算によりノイズが低減される。
【0013】
したがって、動画および静止画に応じてより高画質化を図ることが可能となる。
【0014】
(3)第3の発明
第3の発明に係る映像信号処理回路は、第1または第2の発明に係る映像信号処理回路の構成において、複合映像信号を1または複数の垂直走査期間分遅延させる第1の遅延手段と、分離手段から出力される少なくとも輝度信号を1または複数の垂直走査期間分遅延させる第2の遅延手段とをさらに備え、動き検出手段は、複合映像信号および第1の遅延手段の出力信号の演算により映像の動きの有無を検出し、分離手段は、複合映像信号および第1の遅延手段の出力信号の演算により複合映像信号から輝度信号および色信号を分離し、ノイズ低減手段は、分離手段から出力される少なくとも輝度信号および第2の遅延手段の出力信号の演算により分離手段から出力される少なくとも輝度信号のノイズを低減させるものである。
【0015】
この場合、複合映像信号が1または複数の垂直走査期間分遅延され、映像信号および遅延された信号を用いて映像の動きの有無が検出されるとともにフレーム間演算により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離される。
【0016】
また、少なくとも輝度信号が1または複数の垂直走査期間分遅延され、少なくとも輝度信号および遅延された信号を用いて少なくとも輝度信号のノイズが低減される。
【0017】
(4)第4の発明
第4の発明に係る映像信号処理回路は、第1、第2または第3の発明に係る映像信号処理回路の構成において、分離手段は、3次元Y/C分離回路を含み、ノイズ低減手段は、3次元ノイズ低減回路を含むものである。
【0018】
この場合、3次元Y/C分離回路では、動画については、フレーム内演算により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離され、静止画については、フレーム間演算により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離されるとともに複合映像信号のノイズが低減される。また、3次元ノイズ低減回路では、動画については、フレーム内演算により少なくとも輝度信号のノイズが低減されるかまたは輝度信号がそのまま出力され、静止画については、フレーム間演算により少なくとも輝度信号のノイズが低減される。
【0019】
(5)第5の発明
第5の発明に係る映像信号処理回路は、複合映像信号に基づいて映像の動きの有無を検出する第1の動き検出手段と、第1の動き検出手段の出力信号に基づいてフレーム間演算またはフレーム内演算により複合映像信号から輝度信号および色信号を分離する分離手段と、分離手段から出力される少なくとも輝度信号に基づいて映像の動きの有無を検出する第2の動き検出手段と、第1の動き検出手段および第2の動き検出手段の出力信号を合成する合成手段と、合成手段の出力信号に基づいて分離手段から出力される少なくとも輝度信号のノイズをフレーム間演算またはフレーム内演算により低減させるノイズ低減手段とを備えたものである。
【0020】
本発明に係る映像信号処理回路においては、複合映像信号に基づいて映像の動きの有無が検出され、その検出結果に基づいてフレーム間演算またはフレーム内演算により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離される。このとき、フレーム間演算により複合映像信号のノイズが低減される。
【0021】
また、分離された少なくとも輝度信号に基づいて映像の動きの有無が検出され、複合映像信号による動き検出結果および少なくとも輝度信号による動き検出結果が合成される。そして、その合成結果に基づいて少なくとも輝度信号のノイズがフレーム間演算またはフレーム内演算により低減される。
【0022】
このように、複合映像信号のノイズが低減され、さらに、分離された輝度信号および色信号のうち少なくとも輝度信号のノイズが低減されるので、映像信号のS/Nがさらに改善される。
【0023】
特に、少なくとも輝度信号のノイズの低減が複合映像信号による動き検出結果および分離後の少なくとも輝度信号による動き検出結果に基づいて行われるので、動き検出がより正確に行われる。
【0024】
また、分離手段およびノイズ低減手段に共通に第1の動き検出手段が設けられているので、回路規模が増大せず、低コスト化が図られる。
【0025】
したがって、簡単な構成で画質をさらに向上させることが可能となる。
【0026】
(6)第6の発明
第6の発明に係る映像信号処理回路は、第5の発明に係る映像信号処理回路の構成において、分離手段は、第1の動き検出手段の出力信号が映像の動きが有ることを示す場合にフレーム内演算を行い、第1の動き検出手段の出力信号が映像の動きが無いことを示す場合にフレーム間演算を行い、ノイズ低減手段は、合成手段の出力信号が映像の動きが有ることを示す場合にフレーム内演算を行うか、または演算を行わず、合成手段の出力信号が映像の動きが無いことを示す場合にフレーム間演算を行うものである。
【0027】
この場合、映像の動きが有る場合にフレーム内演算により輝度信号および色信号の分離が行われ、映像の動きが無い場合にフレーム間演算により輝度信号および色信号の分離が行われる。それにより、静止画についてはフレーム間演算により高画質が得られる。
【0028】
また、映像の動きが有る場合に分離された輝度信号および色信号にフレーム内演算が行われるかまたは演算が行われずにそのまま出力され、映像の動きが無い場合に少なくとも輝度信号にフレーム間演算が行われる。それにより、静止画についてはフレーム間演算によりノイズが低減される。
【0029】
したがって、動画および静止画に応じてより高画質化を図ることが可能となる。
【0030】
(7)第7の発明
第7の発明に係る映像信号処理回路は、第5または第6の発明に係る映像信号処理回路の構成において、複合映像信号を1または複数の垂直走査期間分遅延させる第1の遅延手段と、分離手段から出力される少なくとも輝度信号を1または複数の垂直走査期間分遅延させる第2の遅延手段とをさらに備え、第1の動き検出手段は、複合映像信号および第1の遅延手段の出力信号の演算により映像の動きの有無を検出し、分離手段は、複合映像信号および第1の遅延手段の出力信号の演算により複合映像信号から輝度信号および色信号を分離し、第2の動き検出手段は、分離手段から出力される少なくとも輝度信号および第2の遅延手段の出力信号の演算により映像の動きの有無を検出し、ノイズ低減手段は、分離手段から出力される少なくとも輝度信号および第2の遅延手段の出力信号の演算により分離手段から出力される少なくとも輝度信号のノイズを低減させるものである。
【0031】
この場合、複合映像信号が1または複数の垂直走査期間分遅延され、映像信号および遅延された信号を用いて映像の動きの有無が検出されるとともにフレーム間演算により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離される。
【0032】
また、少なくとも輝度信号が1または複数の垂直走査期間分遅延され、少なくとも輝度信号および遅延された信号を用いて映像の動きの有無が検出されるとともに、合成された動き検出結果に基づいて少なくとも輝度信号のノイズが低減される。
【0033】
(8)第8の発明
第8の発明に係る映像信号処理回路は、第5、第6または第7の発明に係る映像信号処理回路の構成において、分離手段は、3次元Y/C分離回路を含み、ノイズ低減手段は、3次元ノイズ低減回路を含むものである。
【0034】
この場合、3次元Y/C分離回路では、動画については、フレーム内演算により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離され、静止画については、フレーム間演算により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離されるとともに複合映像信号のノイズが低減される。また、3次元ノイズ低減回路では、動画については、フレーム内演算により少なくとも輝度信号のノイズが低減されるか輝度信号がそのまま出力され、静止画については、フレーム間演算により少なくとも輝度信号のノイズが低減される。
【0035】
(9)第9の発明
第9の発明に係る映像信号処理回路は、3次元Y/C分離回路と、3次元ノイズ低減回路と、3次元Y/C分離回路および3次元ノイズ低減回路に共通に設けられた映像の動き検出回路とを備えたものである。
【0036】
本発明に係る映像信号処理回路において、3次元Y/C分離回路では、静止画については、3次元Y/C分離により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離されるとともに複合映像信号のノイズが低減され、動画については、2次元Y/C分離により複合映像信号から輝度信号および色信号が分離される。また、3次元ノイズ低減回路では、静止画については、3次元ノイズリダクション処理により少なくとも輝度信号のノイズが低減され、動画については、2次元ノイズリダクション処理により少なくとも輝度信号のノイズが低減されるかそのまま出力される。
【0037】
このように、複合映像信号のノイズが低減され、さらに、分離された輝度信号および色信号のうち少なくとも輝度信号のノイズが低減されるので、映像信号のS/Nがさらに改善される。
【0038】
また、3次元Y/C分離回路および3次元ノイズ低減回路に共通に動き検出回路が設けられているので、回路規模が増大せず、低コスト化が図られる。
【0039】
したがって、簡単な構成で画質をさらに向上させることが可能となる。
【0040】
(10)第10の発明
第10の発明に係る映像信号処理方法は、複合映像信号に基づいて映像の動きの有無を検出し、複合映像信号による動き検出結果に基づいてフレーム間演算またはフレーム内演算により複合映像信号から輝度信号および色信号を分離し、複合映像信号による動き検出結果に基づいて少なくとも輝度信号のノイズをフレーム間演算またはフレーム内演算により低減させるものである。
【0041】
本発明に係る映像信号処理方法においては、複合映像信号のノイズが低減され、さらに、分離された輝度信号および色信号のうち少なくとも輝度信号のノイズが低減されるので、映像信号のS/Nがさらに改善される。
【0042】
また、輝度信号および色信号の分離および分離された少なくとも輝度信号のノイズ低減の際に共通の動き検出結果が用いられるので、回路規模が増大せず、低コスト化が図られる。
【0043】
したがって、簡単な構成で画質をさらに向上させることが可能となる。
【0044】
(11)第11の発明
第11の発明に係る映像信号処理方法は、複合映像信号に基づいて映像の動きの有無を検出し、複合映像信号による動き検出結果に基づいてフレーム間演算またはフレーム内演算により複合映像信号から輝度信号および色信号を分離し、少なくとも輝度信号に基づいて映像の動きの有無を検出し、複合映像信号による動き検出結果および少なくとも輝度信号による動き検出結果に基づいて少なくとも輝度信号のノイズをフレーム間演算またはフレーム内演算により低減させるものである。
【0045】
本発明に係る映像信号処理方法においては、複合映像信号のノイズが低減され、さらに、分離された輝度信号および色信号のうち少なくとも輝度信号のノイズが低減されるので、映像信号のS/Nがさらに改善される。
【0046】
特に、少なくとも輝度信号のノイズの低減が複合映像信号による動き検出結果および分離後の少なくとも輝度信号による動き検出結果に基づいて行われるので、動き検出がより正確に行われる。
【0047】
また、輝度信号および色信号の分離および少なくとも輝度信号のノイズ低減に共通の動き検出結果が用いられるので、回路規模が増大せず、低コスト化が図られる。
【0048】
したがって、簡単な構成で画質をさらに向上させることが可能となる。
【0049】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施例における映像信号処理回路のブロック構成図である。
【0050】
図1の映像信号処理回路は、フレームメモリ101、動き検出回路102,3次元Y/C分離回路103、フレームメモリ105および3次元ノイズリダクション回路106を含む。
【0051】
複合映像信号VDは、フレームメモリ101、動き検出回路102および3次元Y/C分離回路103に与えられる。フレームメモリ101は、複合映像信号VDを1フレーム期間分遅延させる。フレームメモリ101の出力信号は、動き検出回路102および3次元Y/C分離回路103に与えられる。
【0052】
動き検出回路102は、複合映像信号VDおよびフレームメモリ101の出力信号に基づいて映像の動きの有無を検出し、検出結果を示す動き信号MSを出力する。動き検出回路102から出力される動き信号MSは、3次元Y/C分離回路103および3次元ノイズリダクション回路106に与えられる。
【0053】
3次元Y/C分離回路103は、フレームメモリ101の出力信号および動き検出回路102から出力される動き信号MSに基づいて複合映像信号VDに3次元Y/C分離または2次元Y/C分離を行い、輝度信号Y1および色信号C1を出力する。3次元Y/C分離回路103から出力される輝度信号Y1および色信号C1は3次元ノイズリダクション回路106に与えられ、輝度信号Y1はフレームメモリ105に与えられる。
【0054】
フレームメモリ105は、輝度信号Y1を1フレーム期間分遅延させる。フレームメモリ105の出力信号は3次元ノイズリダクション回路106に与えられる。
【0055】
3次元ノイズリダクション回路106は、フレームメモリ105の出力信号および動き検出回路102から出力される動き信号MSに基づいて3次元Y/C分離回路103から出力される輝度信号Y1に3次元ノイズリダクション処理または2次元ノイズリダクション処理を行う。
【0056】
本実施例では、3次元Y/C分離回路103が分離手段に相当し、3次元ノイズリダクション回路106がノイズ低減手段に相当し、動き検出回路102が動き検出手段に相当する。また、フレームメモリ101が第1の遅延手段に相当し、フレームメモリ105が第2の遅延手段に相当する。
【0057】
次に、図1の映像信号処理回路の動作について説明する。まず、フレームメモリ101において、入力された複合映像信号VDが1フレーム期間分遅延される。動き検出回路102において、複合映像信号VDおよびフレームメモリ101の出力信号に基づいて複合映像信号VDのフレーム間の差分値が算出され、その差分値に応じた動き信号MSが出力される。
【0058】
図2は複合映像信号のフレーム間の差分値と映像の動きおよび静止との関係を示す図である。
【0059】
図2に示すように、差分値が比較値Bよりも小さい場合には、映像が「静止」と判定され、比較値Aよりも大きい場合には映像が「動き」と判定される。また、差分値が比較値Aと比較値Bとの間にある場合には、映像が動きと静止の「中間」と判定される。
【0060】
例えば、判定結果が「動き」の場合には、動き信号MSは“00”となり、判定結果が「静止」の場合には、動き信号MSは“11”となる。また、判定結果が「中間」の場合には、動き信号MSは“01”となる。
【0061】
また、3次元Y/C分離回路103において、動き検出回路102から出力される動き信号MSに基づいて複合映像信号VDに3次元Y/C分離または2次元Y/C分離が行われる。
【0062】
この場合、隣接する2つのライン(走査線)の映像信号および連続する2つのフレームにおける同一ラインに関する映像信号は相関関係を有し、それら2つの映像信号に重畳される色信号は逆位相を有する。したがって、例えば隣接するライン間の複合映像信号を減算することにより、色信号が抽出され、輝度信号が相殺される。また、例えば連続するフレーム間の複合映像信号を減算することにより、色信号が抽出され、輝度信号が相殺される。前者の方法により色信号を分離する方法を2次元Y/C分離、後者の方法により色信号を分離する方法を3次元Y/C分離という。
【0063】
動き検出回路102から出力される動き信号MSが「静止」を示している場合には、複合映像信号VDのフレーム間演算による3次元Y/C分離が行われる。この場合、複合映像信号VDとフレームメモリ101の出力信号とを減算することにより色信号が抽出され、複合映像信号VDから色信号を減算することにより輝度信号が抽出される。
【0064】
また、動き検出回路102から出力される動き信号MSが「動き」を示している場合には、複合映像信号VDのライン間演算による2次元Y/C分離が行われる。この場合、隣接するラインの複合映像信号VDを減算することにより色信号が抽出され、複合映像信号VDから色信号を減算することにより輝度信号が抽出される。
【0065】
さらに、動き検出回路102から出力される動き信号MSが「中間」を示している場合には、フレーム間演算による3次元Y/C分離により得られた輝度信号とライン間演算による2次元Y/C分離により得られた輝度信号との加算平均がとられ、フレーム間演算による3次元Y/C分離により得られた色信号とライン間演算による2次元Y/C分離により得られた色信号との加算平均がとられる。
【0066】
このようにして、複合映像信号VDから輝度信号Y1および色信号C1が分離される。
【0067】
静止画については、フレーム間演算による3次元Y/C分離を行うことによりS/Nの向上が図られる。一方、動画については、フレーム内演算による2次元Y/C分離が行われる。
【0068】
次に、フレームメモリ105において、3次元Y/C分離回路103から出力された輝度信号Y1が1フレーム期間分遅延される。さらに、3次元ノイズリダクション回路106において、動き信号MSに基づいて3次元Y/C分離回路103から出力される輝度信号Y1に3次元ノイズリダクション処理または2次元ノイズリダクション処理が行われる。
【0069】
動き検出回路102から出力される動き信号MSが「静止」を示している場合には、輝度信号Y1のフレーム間演算による3次元ノイズリダクション処理が行われる。本実施例では、3次元ノイズリダクション処理として、輝度信号Y1とフレームメモリ105の出力信号との加算平均がとられ、その結果が輝度信号Y2として出力される。
【0070】
また、動き検出回路102から出力される動き信号MSが「動き」を示している場合には、輝度信号Y1のフレーム内演算による2次元ノイズリダクション処理が行われる。本実施例では、2次元ノイズリダクション処理として、輝度信号Y1がそのまま輝度信号Y2として出力される。
【0071】
さらに、動き検出回路102から出力される動き信号MSが「中間」を示している場合には、フレーム間演算による3次元ノイズリダクション処理により得られた輝度信号とフレーム内演算による2次元ノイズリダクション処理により得られた輝度信号との加算平均がとられ、その結果が輝度信号Y2として出力される。
【0072】
本実施例では、3次元ノイズリダクション回路106において、色信号C1はそのまま色信号C2として出力される。
【0073】
このように、静止画については、フレーム間演算による3次元ノイズリダクション処理によりノイズが低減される。一方、動画については、フレーム内演算による2次元ノイズリダクション処理によりノイズが低減される。
【0074】
本実施例の映像信号処理回路においては、3次元Y/C分離回路103および3次元ノイズリダクション回路106に共通の動き検出回路102が用いられているので、映像の動きが滑らかになるとともに、集積度の向上および低コスト化が可能となる。
【0075】
また、3次元Y/C分離回路103および3次元ノイズリダクション回路106においてノイズが低減されるので、S/Nがさらに向上し、高画質化が図られる。
【0076】
なお、2次元ノイズリダクション処理として、ライン間演算を行ってもよく、コアリングを行ってもよい。また、3次元ノイズリダクション処理として、フレーム巡回型ノイズリダクション処理を行ってもよい。
【0077】
また、本実施例では、分離された輝度信号Y1について3次元ノイズリダクション処理または2次元ノイズリダクション処理を行っているが、色信号C1についても3次元ノイズリダクション処理または2次元ノイズリダクション処理を行ってもよい。
【0078】
図3は本発明の第2の実施例における映像信号処理回路のブロック構成図である。
【0079】
図3の映像信号処理回路が図1の映像信号処理回路と異なるのは、動き検出回路107および合成回路108がさらに設けられている点である。
【0080】
動き検出回路102からは動き信号MS1が出力される。動き信号MS1は、3次元Y/C分離回路103および合成回路108に与えられる。3次元Y/C分離回路103から出力される輝度信号Y1は、フレームメモリ105および動き検出回路107に与えられる。
【0081】
フレームメモリ105は、輝度信号Y1を1フレーム期間分遅延させる。フレームメモリ105の出力信号は、3次元ノイズリダクション回路106および動き検出回路107に与えられる。
【0082】
動き検出回路107は、3次元Y/C分離回路103から出力される輝度信号Y1およびフレームメモリ105の出力信号に基づいて映像の動きの有無を検出し、検出結果を示す動き信号MS2を出力する。動き検出回路107から出力される動き信号MS2は、合成回路108に与えられる。
【0083】
合成回路108は、動き検出回路102から出力される動き信号MS1および動き検出回路107から出力される動き信号MS2を合成する。合成回路108から出力される合成信号MS3は、3次元ノイズリダクション回路106に与えられる。
【0084】
図3の映像信号処理回路の他の部分の構成は、映像信号処理回路の構成と同様である。
【0085】
本実施例では、3次元Y/C分離回路103が分離手段に相当し、3次元ノイズリダクション回路106がノイズ低減手段に相当し、動き検出回路102が第1の動き検出手段に相当し、動き検出回路102が第2の動き検出手段に相当する。また、フレームメモリ101が第1の遅延手段に相当し、フレームメモリ105が第2の遅延手段に相当し、合成回路108が合成手段に相当する。
【0086】
次に、図3の映像信号処理回路の動作について説明する。まず、フレームメモリ101において、入力された複合映像信号VDが1フレーム期間分遅延される。動き検出回路102において、複合映像信号VDおよびフレームメモリ101の出力信号の差分値が算出され、その差分値に応じた動き信号MS1が出力される。このように、複合映像信号VDのフレーム間の差分により映像の動きの有無が検出される。
【0087】
また、3次元Y/C分離回路103において、動き検出回路102から出力される動き信号MS1に基づいて複合映像信号VDに3次元Y/C分離または2次元Y/C分離が行われる。
【0088】
動き検出回路102から出力される動き信号MSが「静止」を示している場合には、複合映像信号VDのフレーム間演算による3次元Y/C分離が行われる。この場合、複合映像信号VDとフレームメモリ101の出力信号とを減算することにより色信号が抽出され、複合映像信号VDから色信号を減算することにより輝度信号が抽出される。
【0089】
また、動き検出回路102から出力される動き信号MSが「動き」を示している場合には、複合映像信号VDのライン間演算による2次元Y/C分離が行われる。この場合、隣接するラインの複合映像信号VDを減算することにより色信号が抽出され、複合映像信号VDから色信号を減算することにより輝度信号が抽出される。
【0090】
さらに、動き検出回路102から出力される動き信号MSが「中間」を示している場合には、フレーム間演算による3次元Y/C分離により得られた輝度信号とライン間演算による2次元Y/C分離により得られた輝度信号との加算平均がとられ、フレーム間演算による3次元Y/C分離により得られた色信号とライン間演算による2次元Y/C分離により得られた色信号との加算平均がとられる。
【0091】
このようにして、複合映像信号VDから輝度信号Y1および色信号C1が分離される。
【0092】
静止画については、フレーム間演算による3次元Y/C分離を行うことによりS/Nの向上が図られる。一方、動画については、フレーム内演算による2次元Y/C分離が行われる。
【0093】
次に、フレームメモリ105において、3次元Y/C分離回路103から出力された輝度信号Y1が1フレーム期間分遅延される。次に、動き検出回路107において、3次元Y/C分離回路103から出力された輝度信号Y1とフレームメモリ105の出力信号との差分値が算出され、その差分値に応じた動き信号MS2が出力される。このように、輝度信号Y1のフレーム間の差分に基づいて映像の動きの有無が検出される。
【0094】
この場合、動き検出回路107が3次元Y/C分離回路103により複合映像信号VDから分離されかつS/Nが改善された輝度信号Y1に基づいて動き検出を行うので、高精度の検出結果が得られる。
【0095】
次に、合成回路108において、動き検出回路102から出力される動き信号MS1および動き検出回路107から出力される動き信号MS2が合成される。動き信号MS1,MS2の合成としては、加算平均、論理和、論理積等の種々の論理演算を用いることができる。
【0096】
本実施例では、合成回路108から出力される合成信号MS3は、動き信号MS1,MS2の少なくとも一方が「動き」を示す場合に「動き」を示し、その他の場合に「静止」を示す。このように、合成回路108は、動き優先に設定される。
【0097】
さらに、3次元ノイズリダクション回路106において、合成信号MS3に基づいて3次元Y/C分離回路103から出力される輝度信号Y1に3次元ノイズリダクション処理または2次元ノイズリダクション処理が行われる。
【0098】
合成信号MS3が「静止」を示している場合には、輝度信号Y1のフレーム間演算による3次元ノイズリダクション処理が行われる。本実施例では、3次元ノイズリダクション処理として、輝度信号Y1とフレームメモリ105の出力信号との加算平均がとられ、その結果が輝度信号Y2として出力される。
【0099】
また、合成信号MS3が「動き」を示している場合には、輝度信号Y1のフレーム内演算による2次元ノイズリダクション処理が行われる。本実施例では、2次元ノイズリダクション処理として、輝度信号Y1がそのまま輝度信号Y2として出力される。
【0100】
さらに、合成信号MS3が「中間」を示している場合には、フレーム間演算による3次元ノイズリダクション処理により得られた輝度信号とフレーム内演算による2次元ノイズリダクション処理により得られた輝度信号との加算平均がとられ、その結果が輝度信号Y2として出力される。
【0101】
本実施例では、3次元ノイズリダクション回路106において、色信号C1はそのまま色信号C2として出力される。
【0102】
このように、静止画については、フレーム間演算による3次元ノイズリダクション処理によりノイズが低減される。一方、動画については、フレーム内演算による2次元ノイズリダクション処理によりノイズが低減される。
【0103】
本実施例の映像信号処理回路においては、3次元Y/C分離回路103および3次元ノイズリダクション回路106に共通の動き検出回路102が用いられているので、映像の動きが滑らかになるとともに、集積度の向上および低コスト化が可能となる。
【0104】
また、3次元Y/C分離回路103および3次元ノイズリダクション回路106においてノイズが低減されるので、S/Nがさらに向上し、高画質化が図られる。
【0105】
さらに、動き検出回路107が分離後の輝度信号Y1に基づいて動き検出を行うとともに、3次元ノイズリダクション回路106が動き信号MS1および動き信号MS2の合成信号MS3に基づいて3次元ノイズリダクション処理または2次元ノイズリダクション処理を行っているので、動き検出の精度が向上し、誤検出が減少する。その結果、S/Nがさらに改善され、より画質の向上が図られる。
【0106】
なお、2次元ノイズリダクション処理として、ライン間演算を行ってもよく、コアリングを行ってもよい。また、3次元ノイズリダクション処理として、フレーム巡回型ノイズリダクション処理を行ってもよい。
【0107】
また、本実施例では、分離された輝度信号Y1について3次元ノイズリダクション処理または2次元ノイズリダクション処理を行っているが、色信号C1についても3次元ノイズリダクション処理または2次元ノイズリダクション処理を行ってもよい。
【0108】
さらに、合成回路108は、動き信号MS1,MS2の少なくとも一方が「静止」を示す場合に「静止」を示す合成信号MS3を出力する静止優先に設定されてもよい。
【0109】
【発明の効果】
本発明に係る映像信号処理回路および映像信号処理方法によれば、複合映像信号からの輝度信号および色信号の分離の際にノイズが低減され、さらに分離後の少なくとも輝度信号のノイズが低減されるので、映像信号のS/Nがさらに改善される。
【0110】
また、輝度信号および色信号の分離およびノイズ低減に共通の動き検出結果が用いられるので、回路規模が増大せず、低コスト化が図られる。
【0111】
したがって、簡単な構成で画質をさらに向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における映像信号処理回路のブロック構成図
【図2】複合映像信号のフレーム間の差分値と映像の動きおよび静止との関係を示す図
【図3】本発明の第2の実施例における映像信号処理回路のブロック構成図
【符号の説明】
101,105 フレームメモリ
102,107 動き検出回路
103 3次元Y/C分離回路
106 3次元ノイズリダクション回路
108 合成回路

Claims (4)

  1. 複合映像信号に基づいて映像の動きの有無を検出する第1の動き検出手段と、
    前記第1の動き検出手段の出力信号に基づいてフレーム間演算またはフレーム内演算により前記複合映像信号から輝度信号および色信号を分離する分離手段と、
    前記分離手段から出力される少なくとも輝度信号に基づいて映像の動きの有無を検出する第2の動き検出手段と、
    前記第1の動き検出手段および前記第2の動き検出手段の出力信号を合成する合成手段と、
    前記合成手段の出力信号に基づいて前記分離手段から出力される少なくとも輝度信号のノイズをフレーム間演算またはフレーム内演算により低減させるノイズ低減手段とを備えたことを特徴とする映像信号処理回路。
  2. 前記分離手段は、前記第1の動き検出手段の出力信号が映像の動きが有ることを示す場合にフレーム内演算を行い、前記第1の動き検出手段の出力信号が映像の動きが無いことを示す場合にフレーム間演算を行い、
    前記ノイズ低減手段は、前記合成手段の出力信号が映像の動きが有ることを示す場合にフレーム内演算を行うかまたは演算を行わず、前記合成手段の出力信号が映像の動きが無いことを示す場合にフレーム間演算を行うことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理回路。
  3. 前記複合映像信号を1または複数の垂直走査期間分遅延させる第1の遅延手段と、
    前記分離手段から出力される少なくとも輝度信号を1または複数の垂直走査期間分遅延させる第2の遅延手段とをさらに備え、
    前記第1の動き検出手段は、前記複合映像信号および前記第1の遅延手段の出力信号の演算により映像の動きの有無を検出し、前記分離手段は、前記複合映像信号および前記第1の遅延手段の出力信号の演算により前記前記複合映像信号から輝度信号および色信号を分離し、
    前記第2の動き検出手段は、前記分離手段から出力される少なくとも輝度信号および前記第2の遅延手段の出力信号の演算により映像の動きの有無を検出し、前記ノイズ低減手段は、前記分離手段から出力される少なくとも輝度信号および前記第2の遅延手段の出力信号の演算により前記分離手段から出力される少なくとも輝度信号のノイズを低減させることを特徴とする請求項1または2記載の映像信号処理回路。
  4. 前記分離手段は、3次元Y/C分離回路を含み、前記ノイズ低減手段は、3次元ノイズ低減回路を含むことを特徴とする請求項1から3いずれか記載の映像信号処理回路。
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