JP4060162B2 - 映像投影装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像投影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラー映像をスクリーンに投影する従来の映像投影装置としては、光源と、ダイクロイックミラーと、ミラーと、液晶パネルと、ダイクロイックプリズムと、レンズとを備えて構成されるものが知られている。このような構成の映像投影装置では、光源から発光される光が、ダイクロイックミラーによって、RGB各色の光に分離される。これらRGB各色の光は、ミラーを介するなどして、RGB各色ごとに設けられた液晶パネルに入射する。RGB各色毎に設けられた液晶パネルに含まれる各液晶素子にはRGBそれぞれの映像信号が与えられて、各液晶素子それぞれは入射する光を変調する。このように変調されたRGB各色毎の光は、ダイクロイックプリズムによって合成される。合成された光は、レンズを介してスクリーンに投影される。このようにして従来の映像投影装置はスクリーンに映像を投影している(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−222321号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、液晶パネルに含まれる液晶素子は、黒色をスクリーンに再現する場合に、0レベルの映像信号が与えられても、光の漏れ等を生じるため、完全な黒色を再現できないという黒浮き現象が生じる等、ダイナミックレンジが狭いという問題点を有していた。また、液晶素子は映像信号が与えられた場合のレスポンスが遅いため、特に急激な輝度変化が生じる動画を再生した場合に、画質が低くなるという問題点を有している。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、ダイナミックレンジが広く、映像信号に応じたレスポンスが早い映像投影装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の映像投影装置は、カラー映像をスクリーンに投影する映像投影装置であって、入力カラー映像信号から輝度信号を画素数分抽出する輝度信号生成手段と、上記入力カラー映像信号からRGB各色相の色相成分を含む色相信号を上記画素数分抽出する色相信号生成手段と、上記輝度信号生成手段によって抽出される上記画素数分の上記輝度信号の各々に応じた輝度の光を出力する光出力手段と、上記光出力手段によって出力される上記光を、上記色相の数と同数のパスに分配する光分配手段と、上記RGB各色相毎に設けられ、上記光分配手段によって分配された上記光を、上記色相信号生成手段によって上記画素数分抽出された上記色相信号の各々に応じて色相変調する上記画素数分の液晶素子を含む色相変調手段とを備えることを特徴としている。
【0007】
この発明によれば、輝度信号生成手段が、入力カラー映像信号から投影するカラー映像の画素数分の輝度信号を抽出する。また、色相信号生成手段が、入力カラー映像信号からRGB各色相の色相成分を含む色相信号を画素数分抽出する。光出力手段は、輝度信号生成手段によって与えられる各々の輝度信号に応じた輝度の光を、画素数分出力する。これらの光は、光分配手段によって、RGB各色相毎に設けられた色相変調手段へと分配される。RGB各色毎の色相変調手段は、色相信号生成手段によって与えられる色相信号に基づいて、光分配手段によって分配された光を変調する。これらの変調された光に基づいて、スクリーンにカラー映像が投影される。このように、ダイナミックレンジが狭く、レスポンスの遅い液晶素子には、カラー映像信号の色相成分に基づく色相変調を行わせ、輝度成分は別途の光出力手段によって変調することができるので、安価な液晶素子を利用しつつ、ダイナミックレンジが広く、映像信号に応じたレスポンスの早い映像投影装置を提供可能である。
【0008】
また、本発明の映像投影装置においては、上記光出力手段は、光源と、上記光源によって発せられる光を、上記輝度信号生成手段によって上記画素数分抽出される各々の上記輝度信号に応じて輝度変調する輝度変調器とを含むことを特徴とすることができる。特に、この輝度変調器としては、デジタル・マイクロミラー・デバイスを用いることが好ましい。
【0009】
近年、ダイナミックレンジが広く、映像信号に応じたレスポンスが早いことから、変調器としてデジタル・マイクロミラー・デバイス(以下、「DMD」と呼ぶ。)を用いた動画再生用の映像投影装置が普及しつつある。しかし、DMDをRGB3色分それぞれ画素数分設けた映像投影装置は、DMDの高価な素子コストに起因して、装置コストが高価なものとなる。これらの発明によれば、DMDを輝度変調器として用い、DMDによって輝度変調した光を、RGBの各色毎に設けた画素数分の液晶素子を含む色相変調手段によって色相変調する。すなわち、ダイナミックレンジが広く、映像信号に応じたレスポンスが早いというDMDを輝度変調器として用いることによって、少ない素子数のDMDによって輝度変調を達成すると共に、DMDによって輝度変調された光を、安価な液晶パネルを色数分設けて色相変調する。したがって、ダイナミックレンジが広く、映像信号に応じたレスポンスが早く、更に安価な映像投影装置を提供することができる。
【0010】
また、本発明の映像投影装置においては、上記光出力手段は、上記輝度信号生成手段によって抽出される各々の上記輝度信号に応じて発光強度が調整される上記画素数分の上記光を発光する光源を含むことを特徴としても良い。
【0011】
この発明によれば、前記輝度信号生成手段によって抽出される各々の前記輝度信号に応じて発光強度を調整可能な光源を画素数分用い、これらの光源によって発光される光を、色相変調手段によって色相変調する。したがって、ダイナミックレンジが狭く、レスポンスの低い液晶素子には、カラー映像信号の色相成分による変調を行わせ、輝度成分の変調は光源によって達成することができるので、安価な液晶素子を利用しつつ、ダイナミックレンジが広く、映像信号に応じたレスポンスの早いカラー映像装置を提供可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態にかかる映像投影装置1について添付の図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態に関する説明においては、説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を附し、重複する説明は省略する。
【0013】
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態にかかる映像投影装置1について説明する。図1は、映像投影装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、映像投影装置1は、ドライバ(輝度信号生成手段、色相信号生成手段)10と、光源20と、DMD(輝度変調器)30と、分配器(光分配手段)40と、RGB各色毎に設けられた液晶パネル50〜52(色相変調手段)と、RGB各色毎に設けられたフィルタ60〜62と、合成器70と、レンズ80と、スクリーン90とを備えて構成される。以下、各構成要素について詳細に説明する。
【0014】
ドライバ10は、信号線15を介して入力される入力映像信号から、カラー映像の各画素毎に輝度成分からなる輝度信号を抽出する。そして、ドライバ10は抽出した各画素毎の輝度信号をDMD30に与える。また、ドライバ10はカラー映像の各画素毎にRGB各色相の色相成分からなる色相信号を抽出する。そして、RGB各色毎に設けられた液晶パネル50〜51に、上記の色相信号を与える。なお、ドライバ10は、映像投影装置1にCPU(中央処理装置)、メモリ等の物理的な構成要素を備え、また、これらの物理的な構成要素上で実行される上述した機能を実現するソフトウェアを備えることによって構成することができる。また、上述した機能を実現する専用のドライブ回路を備えても良い。
【0015】
光源20は、DMD30に向けて光を発する。光源20には、例えば、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等を用いることができる。
【0016】
DMD30は、複数のマイクロミラー素子によって構成される。DMD30においては、ドライバ10によって与えられる各画素毎の輝度信号に応じて、対応するマイクロミラー素子が光源20によって発せられる光を輝度変調する。このように輝度変調された光は分配器40へと向かうように構成されている。
【0017】
分配器40は、ハーフミラーやミラー等によって構成され、DMD30によって輝度変調された各画素の光を、液晶パネル50〜52へ向かう3つのパスに分配する。
【0018】
液晶パネル50〜52は、それぞれ複数の液晶素子を備える。液晶パネル50にはR(赤)の色相の色相信号が、液晶パネル51にはG(緑)の色相の色相信号が、液晶パネル52にはB(青)の色相の色相信号が、ドライバ10によってそれぞれ各画素毎に与えられる。液晶パネル50〜52が備える液晶素子はそれぞれ、DMD30によって各画素毎に輝度変調され、分配器40によって分配される光を、ドライバ10によって与えられる色相信号に応じて各画素毎に色相変調する。
【0019】
フィルタ60〜62はそれぞれ、液晶パネル50〜52に対応して設けられる。フィルタ60は液晶パネル50によって色相変調された光のうちR成分のスペクトルの光を、フィルタ61は液晶パネル51によって色相変調された光のうちG成分のスペクトルの光を、フィルタ62は液晶パネル52によって色相変調された光のうちB成分のスペクトルの光を、それぞれ透過する。なお、フィルタ60〜62はそれぞれ、光源20からスクリーン90に至るパスにおいて、液晶パネル50〜52それぞれより、光源20側に配置されても良い。
【0020】
合成器70は、フィルタ60〜62をそれぞれ透過した光を合成する。合成器70には、例えばダイクロイックプリズム等を用いることができる。このように合成器70によって合成された光は、レンズ80を介してスクリーン90に投影され、スクリーン90にカラー映像が再現される。
【0021】
以下、本実施形態にかかる映像投影装置1の動作について説明する。ドライバ10は、信号線15を介して入力される映像信号から、カラー映像の各画素毎の輝度成分からなる輝度信号を抽出し、また、各画素毎のRGB各色相の色相成分からなる色相信号を抽出する。次に、ドライバ10は、DMD30に上記の各画素毎の輝度信号を与える。そして、DMD30は、光源20から発せられる光を、ドライバ10によって与えられた輝度信号に応じて、各画素毎に輝度変調する。次に、分配器40は、DMD30によって輝度変調された光を液晶パネル50〜52にそれぞれ分配する。そして、液晶パネル50〜52はそれぞれ、ドライバ10によって与えられる色相信号に応じて、分配器40によって分配された各画素毎の光を色相変調する。次に、フィルタ60〜62は、それぞれ対応する液晶パネル50〜52を透過して色相変調された光のうち、それぞれのフィルタ特性に応じたスペクトルの光を透過する。フィルタ60〜62を透過した光は合成器70によって合成され、レンズ80を介して、カラー映像としてスクリーン90に投影される。
【0022】
以下、本実施形態にかかる映像投影装置1の作用及び効果を説明する。映像投影装置1では、ドライバ10が、入力カラー映像信号から投影するカラー映像の画素数分の輝度信号を抽出する。また、色相信号生成手段が、入力カラー映像信号からRGB各色相の色相成分を含む色相信号を画素数分抽出する。光源20から発せられる光は、DMD30によって、ドライバ10から与えられる画素毎の輝度信号に応じて輝度変調され、更に、液晶パネル50〜52によって、ドライバ10から与えられるRGB各色相の色相信号に応じて色相変調される。このように変調された光は、フィルタ60〜62、レンズ80を介して、カラー映像としてスクリーン90に投影される。以上のように、映像投影装置1では、ダイナミックレンジが広く、映像信号に応じたレスポンスが早いDMD30によって、光源20から発光される光を輝度変調する。そして、ダイナミックレンジが狭く、レスポンスの遅い液晶素子によって構成される液晶パネル50〜52には、DMD30によって輝度変調された光の色相変調を行わせる。したがって、映像投影装置1は、安価な液晶素子を利用しても、ダイナミックレンジが広く、映像信号に応じたレスポンスの早い映像投影装置とされる。また、映像投影装置1では、DMD30を輝度変調のみに用いる為、DMDを構成する素子はカラー映像の画素数分で足り、RGB各色の色相変調は素子コストの低い液晶素子を画素数分それぞれ備える3枚の液晶パネルによって実現することができる。したがって、映像投影装置1は、DMDをRGB各色分備える映像投影装置に比べ、安価な映像投影装置とすることができる。
【0023】
以上、第1実施形態にかかる映像投影装置1について説明したが、本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。図2は、変形態様にかかる映像投影装置2の構成を示すブロック図である。図2に示すように、映像投影装置2は、ドライバ(輝度信号生成手段、色相信号生成手段)10と、光源20と、変調器(輝度変調器)32と、分配器(光分配手段)40と、液晶パネル50〜52(色相変調手段)と、フィルタ60〜62と、合成器70と、レンズ80と、スクリーン90とを備えて構成される。ここで、映像投影装置2に備えられるドライバ10と、光源20と、分配器40と、液晶パネル50〜52(色相変調手段)と、フィルタ60〜62と、合成器70と、レンズ80と、スクリーン90とはそれぞれ、上記実施形態の映像投影装置1に備えられるドライバ10と、光源20と、分配器40と、液晶パネル50〜52(色相変調手段)と、フィルタ60〜62と、合成器70と、レンズ80と、スクリーン90と同様の構成を有する。変調器32は、ドライバ10によって与えられる各画素毎の映像信号に応じて、光源20によって発せられる光を輝度変調する複数の輝度変調素子によって構成される。このように、本発明にかかる映像投影装置には、第1実施形態の映像投影装置1に備えられるDMD30以外にも、輝度変調可能な変調素子によって構成される変調器を適用することができる。
【0024】
また、第1の実施形態においては、光源20から発せられる光の輝度変調をDMD30によって実現し、色相変調を液晶パネル50〜52によって実現しているが、DMD30に与える輝度信号に含まれる輝度成分のうち所定の割合を、液晶パネル50〜52に与える色相信号に含ませて、液晶パネル50〜52にも所定の割合の輝度変調を行わせても良い。
【0025】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態にかかる映像投影装置3について説明する。図3は、映像投影装置3の構成を示すブロック図である。図3に示すように、映像投影装置3は、ドライバ(輝度信号生成手段、色相信号生成手段)12と、可変調光源(光出力手段)22と、分配器(光分配手段)40と、液晶パネル50〜52(色相変調手段)と、フィルタ60〜62と、合成器70と、レンズ80と、スクリーン90とを備えて構成される。ここで、映像投影装置3に備えられる分配器40と、液晶パネル50〜52(色相変調手段)と、フィルタ60〜62と、合成器70と、レンズ80と、スクリーン90とは、それぞれ第1実施形態の映像投影装置1に備えられる分配器40と、液晶パネル50〜52(色相変調手段)と、フィルタ60〜62と、合成器70と、レンズ80と、スクリーン90と同様の機能を有するので、これらの説明は省略する。以下、ドライバ12と、可変調光源22について説明する。
【0026】
ドライバ12は、信号線15を介して入力される入力映像信号から、カラー映像の各画素毎に輝度成分からなる輝度信号を抽出する。そして、ドライバ10は抽出した各画素毎の輝度信号を可変調光源22に与える。その他の機能及び構成は、第1実施形態の映像投影装置1に備えられるドライバ10と同様である。
【0027】
可変調光源22は、ドライバ12によって与えられる各画素毎の輝度信号に応じた輝度の光を画素数分発光する。可変調光源22によって、このように発光される光は、分配器40へ向かう。可変調光源22は、例えば、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を画素数分備えることによって構成することができる。
【0028】
以下、本実施形態にかかる映像投影装置3の動作について説明する。映像投影装置3においては、ドライバ12が、信号線15を介して入力される映像信号から、カラー映像の各画素毎の輝度成分からなる輝度信号を抽出し、また、各画素毎のRGB各色相の色相成分からなる色相信号を抽出する。次に、ドライバ12は、可変調光源22に上記の各画素毎の輝度信号を与える。そして、可変調光源22は、ドライバ12によって与えられた各画素毎の輝度信号に応じた輝度の光を画素数分発光する。次に、分配器40は、可変調光源22によって発光された光を液晶パネル50〜52にそれぞれ分配する。そして、液晶パネル50〜52はそれぞれ、ドライバ12によって与えられる色相信号に応じて、分配器40によって分配された各画素毎の光を色相変調する。次に、フィルタ60〜62は、それぞれ対応する液晶パネル50〜52を透過して色相変調された光のうち、それぞれのフィルタ特性に応じたスペクトルの光を透過する。フィルタ60〜62をそれぞれ透過した光は合成器70によって合成され、レンズ80を介して、カラー映像としてスクリーン90に投影される。
【0029】
以下、本実施形態にかかる映像投影装置3の作用及び効果を説明する。映像投影装置3では、ドライバ12が、入力カラー映像信号から投影するカラー映像の画素数分の輝度信号を抽出する。また、色相信号生成手段が、入力カラー映像信号からRGB各色相の色相成分を含む色相信号を画素数分抽出する。可変調光源22は、ドライバ12から与えられる画素毎の輝度信号に応じた輝度の画素数分の光を発光し、更に、可変調光源22から発光された光は、液晶パネル50〜52によって、ドライバ12から与えられるRGB各色相の色相信号に応じて色相変調される。このように変調された光は、フィルタ60〜62、レンズ80を介して、カラー映像としてスクリーン90に投影される。以上のように、映像投影装置3では、可変調光源22によって予め輝度が調整された画素数分の光を、液晶パネル50〜52によって色相変調する。このように、映像投影装置3は、安価な液晶素子が用いられても、ダイナミックレンジが広く、レスポンスの早い映像投影装置とされる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、ダイナミックレンジが狭く、レスポンスの遅い液晶素子を含む色調変調手段によって、カラー映像信号の色相成分に基づく色相変調を実現し、カラー映像信号の輝度成分に基づく輝度変調を別途の光出力手段によって実現するので、安価な液晶素子を利用しつつ、ダイナミックレンジが広く、映像信号に応じたレスポンスが早い映像投影装置を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1実施形態にかかる映像投影装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、第1実施形態の変形態様にかかる映像投影装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、第2実施形態にかかる映像投影装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2,3…映像投影装置、10,12…ドライバ、20…光源、22…可変調光源、30…DMD、32…変調器、40…分配器、50〜52…液晶パネル、60〜62…フィルタ、70…合成器、80…レンズ、90…スクリーン

Claims (4)

  1. カラー映像をスクリーンに投影する映像投影装置であって、
    入力カラー映像信号から輝度信号を画素数分抽出する輝度信号生成手段と、
    前記入力カラー映像信号からRGB各色相の色相成分を含む色相信号を前記画素数分抽出する色相信号生成手段と、
    前記輝度信号生成手段によって抽出される前記画素数分の前記輝度信号の各々に応じた輝度の光を出力する光出力手段と、
    前記光出力手段によって出力される前記光を、前記色相の数と同数のパスに分配する光分配手段と、
    前記RGB各色相毎に設けられ、前記光分配手段によって分配された前記光を、前記色相信号生成手段によって前記画素数分抽出された前記色相信号の各々に応じて色相変調する前記画素数分の液晶素子を含む色相変調手段と
    を備えることを特徴とする映像投影装置。
  2. 前記光出力手段は、
    光源と、
    前記光源によって発せられる光を、前記輝度信号生成手段によって前記画素数分抽出される各々の前記輝度信号に応じて輝度変調する輝度変調器と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の映像投影装置。
  3. 前記輝度変調器は、デジタル・マイクロミラー・デバイスであることを特徴とする請求項2に記載の映像投影装置。
  4. 前記光出力手段は、前記輝度信号生成手段によって前記画素数分抽出される各々の前記輝度信号に応じた輝度の前記画素数分の光を発光する光源を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像投影装置。
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