JP4060054B2 - 微小パルス磁界発生装置及びそれを用いた血行促進・免疫力増強・組織再生システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、微小パルス磁界発生装置及びそれを用いた血行促進・免疫力増強・組織再生システムに係り、ヒトや動物の血行を促進し、かつ免疫力を増進して、あらゆる病気、特に不治の病とされている糖尿病や腎臓病、癌、エイズ、心臓病などの病気や、痛風、リウマチ、偏頭痛、喘息、アレルギー性疾患、肩凝り、腰痛、関節痛、不眠症、ストレス、眼精疲労、白内障、緑内障、歯周病、肥満、高血圧、蕁麻疹、ヘルペス、冷え性、拒食症、痴呆症、五感減退、便秘などの慢性疾患や生活習慣病、文明病、職業病等からの回復、創傷治癒をはじめ、スポーツや運動および事故によるケガ、骨折、筋肉疲労、腱鞘炎等の回復、運動中のスタミナ保持、自動車運転中の居眠り防止、受験勉強の脳の活性、活性肌美容、育毛等々、ヒトや動物の医療、健康・若返り、スポーツ、安全など生活全般の向上に関するものである。
【0002】
さらには、水分子による生命活動が共通の植物や野菜、果物等では、血液を樹液や体液、免疫を耐性に置き換えれば、植物の育成や保護、食品の収穫や品質の向上などの技術全般にも関わる。
【0003】
また、神経の再生促進により組織再生を効率よく進め、種々の再生医療を高度化する技術全般にも関わるものである。
【0004】
【従来の技術】
従来の大病院中心の医療や健康、スポーツ、安全などに関する技術の主流は、個別の臓器や器官などの生命物体を対象とした病原菌による組織破壊や物理的破壊等に対する医療措置や薬剤投与などの、いわゆる欧米流の医薬技術であり、これは近代医学薬学として一定の効果を上げてきている。
【0005】
さらに、近年は遺伝子組み替え医療により、この欧米流医学の高度化が進められている。これらの技術は、DNAやたんぱく質、細胞のイオン濃度変化などという個別の生命物体を対象としているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、病原菌によらない、自身の組織の変化である慢性疾患や生活習慣病、アレルギー、癌、痴呆症、文明病や職業病等は、個々の生命物体の故障ではなく、DNAやたんぱく質および各種イオンを含めた生命物体の活動する場の不調によるものである。そのため、これらの医療に関しては、西洋医学薬学はあまり有効とはいえない。
【0007】
さらに近年、再生医療技術が産業として立ち上がろうとしているが、それらは再生組織を専ら対象としており、再生組織の移植先の身体との調和を図る観点が弱い。
【0008】
一方、いわゆる東洋医学は、病原菌の殺菌や除去という西洋医学の立場とは異なり、身体全体を各部が深く連携しているシステムとして捉え、生命の場としてのシステム全体の免疫力を高めることによって、細菌侵入や自己組織の変質による病気に対する耐性を高めて健康を保持する方法を取っている。例えばその方法として、漢方薬や鍼灸・マッサージ、気功などの手法が取られている。
【0009】
しかし、この東洋医学の自然の摂理に基づく原理は、「再現性(教育や訓練によって誰でも同じような結果を実現できること)と検証性」という西洋流の科学的観点とは逆に、「生命の場を健康にし、個人差を尊重する」ものであるため、近代医学では理解できるものではなく、互いにほとんど連携を取ることなく乖離した状態が続いており、難病や生活習慣病、文明病などに苦しむ患者にとって不幸な状態が続いている。
【0010】
本発明は、上記状況に鑑み、患者が利用しやすく、かつ生命力の回復を支援することができる微小パルス磁界発生装置及びそれを用いた血行促進・免疫力増強・組織再生システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、生命の場を形成する基本媒体である水分子およびイオン水溶液を微小パルス磁界で磁化することにより、細胞内外液の各種イオンや血液物質の移動度および白血球の貪食能を高め、血行や免疫力を増強して病気治癒力や健康保持力を緩やかに増強していくという、従来知られていなかった全く新しい観点に立って、従来の課題を解決するものである。
【0012】
すなわち、本発明は、東洋医学の概念である「生命の場」の基本構成要素を水分子として捉え、微小パルス磁界印加後の水分子のクラスターの増殖的細分化(自由電子の増加による電気抵抗率の減少)によって、イオンや血液物質の移動度と白血球の貪食能を増強し、病気を治し、健康を維持・若返りする、というものであり、さらに、微小パルス磁界による純水の電気抵抗率の増殖的減少は誰でも検証できるものであって、西洋科学の「再現性、検証性」に合致するものである。つまり、発明の治癒効果の検証は臨床実施試験によっても検証できるものである。
【0013】
さらに、本発明は、微小パルス磁界を印加した水分子含有物である食品や飲料を摂取して血行の促進や免疫力の増強を行うことも含んでおり、薬物摂取の機能に対応している。
【0014】
また、微小パルス磁界で増殖的に磁化されたリン酸バッファ液などの生理的食塩水中で、神経を効率よく再生させて組織を再生し、微小パルス磁界で生命力を高めた身体に調和よく安全に移植するものである。
【0015】
そこで、本発明は、
〔1〕微小パルス磁界発生装置において、電源と、この電源に接続される、2個のCMOSインバータ(Q1 ,Q2 )と抵抗RとキャパシタンスCによる方形波電圧発振回路(1)と、この方形波電圧発振回路(1)からの発振電圧をパルス電圧に変換する微分回路(2)と、この微分回路(2)のパルス電圧を整形・増幅するCMOSインバータ(Q3 )からなるパルス電圧発生回路(A)と、前記電源に接続される、2個のCMOSインバータ(Q4 ,Q5 )と3倍の抵抗3RとキャパシタンスCによる方形波電圧発振回路(3)と、この方形波電圧発振回路(3)からの方形波電圧を整形・増幅するCMOSインバータ(Q6 )からなる方形波発振回路(B)と、この方形波発振回路(B)の正電圧半周期の出力電圧で、アナログスイッチ(4)を開にして前記パルス電圧発生回路(A)のパルス電流を微小パルス磁界を発生させる微小パルス磁界発生用コイル(5)に印加し、ミリガウスのパルス磁界を発生させる手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
〔2〕上記〔1〕記載の微小パルス磁界発生装置において、前記微小パルス磁界は、大きさが0.01ミリガウスから10ミリガウス、周波数が0.01ヘルツから1メガヘルツ、立ち上がり時間が200ミリ秒以下であることを特徴とする。
【0017】
〔3〕上記〔1〕記載の微小パルス磁界発生装置において、前記微小パルス磁界発生用コイルの内部に前記微小パルス磁界が作用する対象物をセットすることを特徴とする。
【0018】
〔4〕上記〔3〕記載の微小パルス磁界発生装置において、前記微小パルス磁界は、間欠的に与えられることを特徴とする。
【0019】
〔5〕血行促進・免疫力増強・組織再生システムであって、上記〔1〕記載の微小パルス磁界発生装置を用いて、身体の部位に作用させて、血行を促進し、免疫力を増強し、組織再生を促進する機能を含むことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0021】
図1は本発明の実施例を示すCMOSインバータ回路と導線コイルによる微小パルス磁界発生装置の基本形を示す図である。
【0022】
この図において、回路Aは、2個のCMOSインバータQ1 ,Q2 と抵抗RとキャパシタンスCによる方形波電圧発振回路(マルチバイブレータ)1と、その方形波電圧発振回路1からの発振電圧をパルス電圧に変換する微分回路(Rd ,Cd )2、その微分回路2のパルス電圧を整形・増幅するCMOSインバータQ3 からなるパルス電圧発生回路である。発振周波数fは、f=0.1/RC〔Hz〕であり、1〜10Hzを得るためには、R=50kΩ、C=5〜50μFを使用する。
【0023】
回路Bは、2個のCMOSインバータQ4 ,Q5 と3倍の抵抗3RとキャパシタンスCによる方形波電圧発振回路(マルチバイブレータ)3と、その方形波電圧を整形・増幅するCMOSインバータQ6 からなる、発振周波数が0.5Hz程度の方形波発振回路であり、その正電圧半周期の出力電圧で、アナログスイッチAS4を開にしてパルス電圧発生回路Aのパルス電流を導線コイル(直径12cm、100ターン巻)5に印加し、ミリガウスのパルス磁界を発生させる。
【0024】
f=10Hzの場合は、1秒間に約10個のパルス磁界が発生し、続く1秒間は発生せず、間欠的に1秒毎パルス磁界の群を発生させる。この群パルス磁界をバーストパルス磁界という。これは振動的な磁界の塊であって、波動性と粒子性を兼ね備えた磁界であり、生体内の水分子の磁化とクラスターの細分化を効率的に行う磁界である。なお、図1は一例であり、磁界波形はいわゆるパルスではなく、種々の交流波形でもよい。
【0025】
図2は本発明の微小パルス磁界発生装置の斜視図であり、そのコイル内部に水分が入った容器をセットして、水分子を効率的に磁化し、血行促進・免疫力増強に適した食品や飲料を得ることができる。さらには、コイル内に身体の腕や足を通して、身体の血行促進・免疫力増強を直接行うことができる。
【0026】
図2において、11は電源としての電池や磁界発生回路が実装される組立体、12はその組立体11と一体化されるプラスチックリングであり、その内部にコイル5が内蔵されている。因みに、そのコイル5は100ターンで、直径は12cmである。
【0027】
また、この磁界発生回路は、消費電力が1mW以下であるので携帯型である。
【0028】
なお、上記実施例では、パルス電圧発生回路として、CMOSインバータマルチバイブレータと微分回路を用いて構成したが、これに代えて、関数発生器、つまり、多数の異なった波形を選択することができる信号発生器で、広範囲にわたって周波数をかえる機能を備えているものを用いるようにしてもよい。
【0029】
図3は微小パルス磁界による水分子の磁化モデル図である。
【0030】
図3(a)に示す磁化される前の水分子は、1個の水分子中の2個の水素原子の、電子スピン磁気モーメントが互いに反平行で低エネルギーの状態にあり、5〜10個の水分子が水素の反平行スピン結合によってリング状のクラスターを形成して安定している。もとより、このクラスターは熱振動(ブラウン運動)によって生成消滅を繰り返しており、平均的な意味でのクラスターモデルである。
【0031】
これに外部からミリガウスの大きさの微小パルス磁界が印加されると、図3(b)に示すように、酸素原子の8個の電子スピンは安定であって変化せず、外部磁界と反対向きの水素原子の電子スピンが反転し、2個の水素原子のスピンは平行になって残留する。
【0032】
この平行スピンは静磁エネルギーが高いため、図3(c)に示すように、クラスターの水分子は互いに離れようとし、また水素原子のスピン電子は自由電子13として徘徊しようとする。外部磁界が地磁気のような静止磁界(直流磁界)の場合は、水分子はトルクを受けて慣性を伴って回転するだけであり、水素原子のスピンの反転は生じず、水分子は磁化されることはない。
【0033】
このようにして、微小パルス磁界によって水分子のクラスターは細分化され、イオン親和が活性化されて、その細かな水分子集団によって生体内のイオンや血液成分が活発に移動し、白血球の貪食能が増して血行促進・免疫力増強が行われる。
【0034】
図4は、微小パルス磁界で磁化したリン酸バッファ液D−PBS内での白血球(好中球)の貪食能の測定結果を示す図である。(i)24才女性および(ii)38才男性の白血球の異物貪食能を、活性酸素反応蛍光物質の発光を高感度光検出器(浜松ホトニクスFDSS6000CL、発光プレートリーダ)で測定したものであり、10ミリガウス(mG)、3Hzパルス磁界印加PBSにおいて、磁化しないPBSにおける発光量の約4倍の発光量が計測された。
【0035】
図5は、微小パルス磁界で磁化されたPBSにおける人工培養細胞のカルシウムイオン(Ca++)チャンネルの応答の測定結果を示す図である(測定システムは、図4の場合と同一である)。
【0036】
10mG、3Hzパルス磁界印加PBSにおいて、細胞内流入Ca++ウェーブが立ち上がっている。磁界を印加しないPBS(コントロール)では、Ca++の立ち上がりは生じていない。これは、磁化されたPBSが生命活動の活性化された場に反応して、イオンチャンネルの活動を強化したものと考えられる。
【0037】
表1は、線維芽細胞の増殖におけるmGパルス磁界(高さ10mG、幅30ms、3Hz)を1分間与えたリン酸バッファー液(PBS)の効果の実験結果である。
【0038】
【表1】
【0039】
実験は、2個の標準培養液(DMEM/F12,10%FBS PSN)に2個の50%のPBS(D−PBS+)を加えて培地を作成し(PBSの1個は磁界を与えないControl、1個は磁界を与えたPBS)、4日間の増殖率を比較した。測定は、生細胞を蛍光染色する色素Calcein−AMを用いて蛍光Plate−Reader FDSS6000で蛍光強度を測定した。測定対象は、2種類のPBSに対してそれぞれ8Wellである。
【0040】
表1より、8Wellの平均値比較では、磁化PBSを用いた場合約20%の増幅率増加が認められた。また、同様の実験を神経細胞の増殖に対しても実施し、約20%の増殖率の向上が見られた。
【0041】
以上の実験より、mGパルス磁界を印加したPBSは、創傷治癒や神経細胞などの組織再生に有効であることが分かった。
【0042】
〔実施例1〕
60才男性が、直径12cm、100ターン巻コイルの中心点に10mG、3Hz、パルス幅100ミリ秒(ms)の方形波パルス磁界を発生させる装置を用い、1週間(平成13年6月30日〜7月6日)毎日数回、体の各部を数秒ずつコイルでなで回した。その結果、以下の効果を発見した。
【0043】
(1)10年来の両足親指部の痛風が慢性化しており、パルス磁界印加3日前から過労のためまた腫れ始めていたが、パルス磁界印加の翌日から効果が現れ、3日で急速に腫れが減少し、完治に近い状態になった。その後もさらに、両足指すべてに皺が寄った慢性的に腫れぼったい足から、10年前のスリムで健康な両足に戻った。
【0044】
10年来、薬(ザイロリック)を毎日服用しながら、2〜3ヵ月に1回の割合で発作が起き、その度に2週間は靴がはけず、びっこを引き痛みに苦しんでいたが、本発明の微小パルス磁界による血行促進・免疫力増強・組織再生システムを用いることによって不治の病気が治った。両足甲部へのミリガウスパルス磁界で血行が良くなり、尿酸の体内分散を促進したためと考えられる。
【0045】
(2)最近2年間、夜中を中心として蕁麻疹の両足から脇腹にかけての耐えがたい痒みに悩まされていたが、パルス磁界印加1週間で完治した。毎日の薬服用と塗り薬(マイザー軟膏)が手放せなかった慢性病から解放された。これは、全身へのミリガウスパルス磁界印加で血行が良くなり、皮膚の機能が活性化したためと考えられる。
【0046】
(3)以前に50肩を経験し、再び1ヵ月前から右肩を中心に60肩が発生し、右肩肩甲骨中心に鈍痛が酷くなって、首筋を伸ばすと耐えがたい不快感が溜まっていたが、パルス磁界印加後3日で完治した。右肩関節の痛みがとれ、腕の運動が自由になった。これは、右肩部へのミリガウスパルス磁界印加で血行が良くなり、肩関節部の疲労物質の沈殿が除去されたためと考えられる。
【0047】
(4)半年前から毎月のように1回に1時間程度であるが、両眼の視野が狭くなって、視野の下縁辺部が視認できなくなるようになっていた。診断は白内障や緑内障ではなく、目薬のみの使用で過ごしていた。パルス磁界印加後1週間で両眼の異常がなくなり、読書での目の疲れがなくなった。両眼へのミリガウスパルス磁界印加で、網膜部の老廃物質が分散されたためと考えられる。
【0048】
(5)その他、パルス磁界印加1週間で、左脇腹の脂肪の出っ張りが取れたり、半白の頭髪が黒くなったり、肌が若返って艶が出たり、利尿、利便効果や、夜に熟睡できること、喉や鼻奥の粘膜が潤って気分が良くなったこと、体全体の関節の動きが良くなり行動の積極性が出てきたこと等、体全体の若返り感がある。
【0049】
(6)通勤後の筋肉の凝りが少なく、一度に50回の腕立て伏せや50回の腹筋運動を行ったが、翌日以降の筋肉の凝りがほとんど生じない。
【0050】
(7)また、蚊に刺されてもミリガウスパルス磁界を数秒当てると、全く痒みがなく、患部の腫れも生じなかった。皮膚の生命力が強化されたためと考えられる。
【0051】
〔実施例2〕
60才女性が、実施例1の60才男性と同時期同じミリガウスのパルス磁界発生コイルを使用し、2週間以内で以下のような結果を得た。
【0052】
(1)右足指の水虫の患部が裂けて痛んでいたが、水虫薬と併用した結果、患部が急激に乾燥して3日で完治した。
【0053】
(2)3日前に庭で転倒して打ち身ですりむいた左肘部の傷が、塗り薬と併用した結果、患部が急速に乾燥して2日で完治した。
【0054】
(3)13年前に乳癌で左乳部の除去手術をした後、左腋部の違和感や頸部や肩の凝りが続いていたが、左腋部にコイルを挟むと非常に軽くなった。
【0055】
(4)夏風邪のためか、数日前から咳が続いてたが、鼻や喉部にミリガウスパルスを与えたところ、粘膜が潤い2日後には咳がほとんど出なくなった。
【0056】
(5)便秘がなくなり、快適な毎日になった。夜、熟睡できるようになった。
【0057】
(6)蚊に刺されても、コイルを数秒当てると痒みが出ず、腫れなかった。
【0058】
(7)ペットの水槽に当てると、3週間経っても水が全く濁らなかった。魚の色が濃くなった。
【0059】
(8)多数の重い荷物を階上に持ち上げたが、翌日筋肉痛は軽かった。
【0060】
(9)腹部の脂肪が減ってきて、胴回りが2cm程細くなった。肌に艶が出てきた。
【0061】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0062】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、患者が利用しやすく、かつ生命力の回復を支援することができる微小パルス磁界発生装置及びそれを用いた血行促進・免疫力増強・組織再生システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すCMOSインバータ回路と導線コイルによる微小パルス磁界発生装置の基本形を示す図である。
【図2】 本発明の微小パルス磁界発生装置の斜視図である。
【図3】 本発明にかかる微小パルス磁界による水分子の磁化モデル図である。
【図4】 本発明にかかる微小パルス磁界で磁化したリン酸バッファ液D−PBS内での白血球(好中球)の貪食能の測定結果を示す図である。
【図5】 本発明にかかる微小パルス磁界で磁化されたPBSにおける人工培養細胞のカルシウムイオン(Ca++)チャンネルの応答の測定結果を示す図である。
【符号の説明】
1,3 方形波電圧発振回路(マルチバイブレータ)
2 微分回路(Rd ,Cd )
4 アナログスイッチ(AS)
5 導線コイル
11 組立体
12 プラスチックリング
13 自由電子
A パルス電圧発生回路
B 方形波発振回路
Claims (5)
- (a)電源と、
(b)該電源に接続される、2個のCMOSインバータ(Q1 ,Q2 )と抵抗RとキャパシタンスCによる方形波電圧発振回路(1)と、該方形波電圧発振回路(1)からの発振電圧をパルス電圧に変換する微分回路(2)と、該微分回路(2)のパルス電圧を整形・増幅するCMOSインバータ(Q3 )からなるパルス電圧発生回路(A)と、
(c)前記電源に接続される、2個のCMOSインバータ(Q4 ,Q5 )と3倍の抵抗3RとキャパシタンスCによる方形波電圧発振回路(3)と、該方形波電圧発振回路(3)からの方形波電圧を整形・増幅するCMOSインバータ(Q6 )からなる方形波発振回路(B)と、
(d)該方形波発振回路(B)の正電圧半周期の出力電圧で、アナログスイッチ(4)を開にして前記パルス電圧発生回路(A)のパルス電流を微小パルス磁界を発生させる微小パルス磁界発生用コイル(5)に印加し、ミリガウスのパルス磁界を発生させる手段とを具備することを特徴とする微小パルス磁界発生装置。 - 請求項1記載の微小パルス磁界発生装置において、前記微小パルス磁界は、大きさが0.01ミリガウスから10ミリガウス、周波数が0.01ヘルツから1メガヘルツ、立ち上がり時間が200ミリ秒以下であることを特徴とする微小パルス磁界発生装置。
- 請求項1記載の微小パルス磁界発生装置において、前記微小パルス磁界発生用コイルの内部に前記微小パルス磁界が作用する対象物をセットすることを特徴とする微小パルス磁界発生装置。
- 請求項3記載の微小パルス磁界発生装置において、前記微小パルス磁界は、間欠的に与えられることを特徴とする微小パルス磁界発生装置。
- 請求項1記載の微小パルス磁界発生装置を用いて、身体の部位に作用させて、血行を促進し、免疫力を増強し、組織再生を促進する機能を含むことを特徴とする血行促進・免疫力増強・組織再生システム。
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