JP4059891B2 - ミキサー - Google Patents

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Description

本発明は、主として家庭で用いられるミキサーに関しており、より詳細には大豆等の豆類を粉砕するのに適したミキサーに関する。
周知のように、家庭用ミキサーでは、ボトルに入れられた野菜や果物等の食材が、回転式のカッターで粉砕されて、紛状又は液状の流動物が生成される。また、ボトル内の流動物に水や牛乳等の液体を加えた後にこれらを撹拌して、ジュース等の飲用物を作製することは、一般的に行われている。このように、ミキサー用いて液状物又は飲用物等(以下、単に「液状物」と称す)を作製した場合、粉砕される食材によっては、その一部が充分に細かくされず、いわゆる粕として液状物内に残ってしまうことがある。特に、大豆等の豆類がミキサーで粉砕される場合、これらの皮が細かく粉砕されずに粕として残ることが頻繁に生じる。よって、粕を分離した状態で、作製した液状物を利用可能にするために、従来より、液状物を濾過する粕分離用のフィルタをミキサーに設けることが行われている。
上記のようにフィルタが設けられたミキサーの一つに、特表2002−515272公報に記載されたミキサーがある。このミキサーは、筒状のフィルタを具えており、該フィルタは、容器(ボトル)内にてカッターを囲うように着脱自在に取り付けられる。このようなフィルタが設けられることで、作製した液状物を注ぎ口から容器外へ流し出す際に、液状物内の粕がフィルタで止められて、液状物から粕が除去される。
特表2002−515272公報
従来より、このようなフィルタは、薄板状の金属製のメッシュ材を、溶接して筒状に加工して作製されている。しかしながら、このような方法でフィルタを作製するのは手間であって、ミキサーのコストを増加させる要因の一つになっている。さらに、ミキサーでの撹拌の結果、作製された液状物には泡が生じていることが多いが、従来のミキサーでは、液状物と共に泡が外部に流れ出てしまう。しかしながら、このような泡は、大抵の場合、液状物の利用又は飲用に好ましいものではなく、液状物を取り出す際に粕に加えて泡をも分離できることが求められている。
粕を分離するフィルタ付きのミキサーは、豆乳を作製する際に良く利用されており、例えば、生大豆をミキサーで粉砕する工程が行われる。この際、一度に多量の生大豆がボトル内に投入されると、カッターが回転しないことが起こり得るので、適量の生大豆をボトルに投入することと、それらを粉砕することとを交互に繰り返し行うのが好ましい。故に、生大豆のような豆類や類似の食材を粉砕する際の便宜を図るために、ボトルに投入される食材の量を適量に調節可能であることが、ミキサーに求められている。
本発明は、以上の問題を解決するものであり、従来よりも簡単に且つ低コストで作製可能な構成を有するフィルタを具えるミキサーを提供する。また、本発明は、粕に加えて泡をも分離して液状物を取り出し可能なミキサーを提供する。さらに、本発明は、豆類や類似の食材のボトルへの投入量を適切に調節可能な手段を具えるミキサーを提供する。
本願発明のミキサーは、カッター(41)を囲うように着脱自在に装着される筒状のフィルタ(5)を具えるミキサーにおいて、前記フィルタ(5)は、フィルタリング機能を有するように形成された金属で形成された薄い板材(54)と、可撓性の材料で形成されて、前記板材(54)を筒状に保持する保持部材(55)とを含んでおり、前記保持部材(55)は、上側に配置される第1筒部(56)と、下側に配置される第2筒部(57)と、これら筒部(56)(57)を繋ぐ帯状の連結部(58)とを含んでおり、前記連結部(58)には、前記板材(54)の突き合わされる両側部間の隙間に嵌め込まれる突条(64)を連結部(58)の長手方向に沿って形成し、前記第1及び第2筒部(56)(57)には、筒状に曲げられた前記板材(54)の端部が差し込まれる環状の溝(60)(61)が夫々形成されていることを特徴とする。
本発明のミキサーでは、上述のような薄い板材と保持部材とを用いてフィルタを構成しているので、フィルタの製造工程が簡略化されて、ミキサーのコストが低減される。
以下、本発明を図を用いて説明する。本発明の複数の実施例について説明が行われるが、これら実施例において、同一又は類似の部分又は要素については同一の符号が付されている。図1は、本発明の第1実施例のミキサーの側面図であって、該ミキサーを部分的に破断して示してある(図5及び図8等においても同様である)。ミキサーは、食材が投入される、さらには、粉砕された食材や作製された液状物等が溜められるボトル(1)を具えている。ボトル(1)は、略円筒状に形成されており、その外側には取っ手(10)が設けられている。本実施例、及び以下で説明するその他の実施例では、ボトル(1)はガラスで形成されている。しかしながら、本発明において、ボトル(1)の材料は必ずしもガラスである必要はなく、透明な樹脂等、適切且つ使用可能な材料が用いられてよい。
ボトル(1)の上側には、開口を塞ぐように樹脂製の蓋(2)が着脱自在に配置される。蓋(2)の下側には、円筒部(20)が突設されている。該円筒部(20)の外周面には、周回りについて適当な間隔で、複数の突起(21)が形成されている。蓋(2)の円筒部(20)は、弾性的に若干変形するようになっており、円筒部(20)をボトル(1)に挿入すると、これら突起(21)がボトル(1)の内周面に形成された溝に嵌まることで、蓋(2)はボトル(1)に安定に装着される。ボトル(1)の上端の一部分は側方に張り出しており、蓋(2)によって覆われていない。このようにして、ボトル(1)内の液状物を外部に流し出す流出口(11)が設けられている。なお、蓋(2)に設けた複数のスリットで、流出口を構成してもよい。
ボトル(1)は、略円錐台状の外形を有するボトル台(4)に着脱自在に取り付けられる。ボトル(1)とボトル台(4)は、結合されると一体的に取り扱われる。ボトル台(4)の上部には窪み部(40)が形成されており、ボトル台(4)の窪み部(40)の底面は、ボトル(1)の底面として機能する。ボトル(1)の下部外面にはネジ山(12)が、窪み部(40)を形作るボトル台(4)の内壁にはネジ溝が形成されており、ボトル(1)の下部がボトル台(4)の窪み部(40)に螺合する。ボトル台(4)の窪み部(40)の底面上には、複数の刃を具えた、食材を粉砕する回転式カッター(41)が配置される。カッター(41)は、ボトル台(4)の窪み部(40)の底面を貫通して上方に突出する軸体(42)の上端にネジ止めされている。軸体(42)は、ボトル台(4)の内部にて回転可能に支持されており、その下端は連結機構(図示省略)に接続されている。
ボトル台(4)は基台(43)上に着脱自在に取り付けられる。基台(43)には、粉砕処理を指示するボタン(44)等を含む操作部、カッター(41)を駆動する駆動モータ(図示省略)、各種動作を制御するマイクロコンピュータ等(図示省略)が設けられている。駆動モータには連結機構(図示省略)が接続されており、ボトル台(4)が基台(43)に取り付けられると、ボトル台(4)の連結機構と、基台(43)の連結機構とが接続されて、基台(43)の駆動モータで発生した動力がボトル台(4)の軸体(42)に、さらにはカッター(41)に伝達される。
本発明のミキサーでは、必要に応じて、略円筒状のフィルタ(5)が、ボトル(1)内にて着脱自在に取り付けられる。フィルタ(5)は、カッター(41)を囲うように配置され、食材は、フィルタ(5)の中に投入されて粉砕される。図2Aは、フィルタ(5)の側面図、図2Bは、フィルタ(5)の上面図である。フィルタ(5)は、円筒部(50)と、その下端に形成された円環状のフランジ部(51)とで構成される。フィルタ(5)は、金属、例えばステンレスで形成される。フランジ部(51)と繋がるフィルタ(5)の下部(52)を除いて、円筒部(50)の大部分(53)はメッシュ状に形成されており、液状物はフィルタ(5)を通過可能であるが、それに含まれる粕は、フィルタ(5)を通過できない。円筒部(50)の大部分(53)は、言い換えるとフィルタリング機能を有する部分(53)は、必ずしもメッシュ状に形成される必要はなく、液体や液状物等の通過が可能であると共に、適当な大きさを有する粕や粒体等の通過を阻止可能な形状であればよい。また、本発明において、フィルタリング機能を有する部分(53)の範囲も特に限定されることはなく、例えば、円筒部(50)全体であってもよく、また、複数箇所に設けられてもよい。
図1に示すように、フィルタ(5)のフランジ部(51)が、ボトル(1)の下端と、ボトル台(4)の窪み部(40)の底面とで挟持されて、フィルタ(5)は、ボトル(1)内で固定される。ボトル(1)の下端には、フランジ部(51)の上面と当接する円環状の第1シール部材(13)が接合されており、ボトル台(4)の窪みの底面には、フランジ部(51)の下面と当接する円環状の第2シール部材(45)が接合されている。これらシール部材(13)(45)には、例えばゴム製のパッキンが用いられる。これらシール部材(13)(45)がフランジ部(51)と密着することで、ボトル(1)内の液状物が外部に漏れないようにされている。フィルタ(5)が不要な場合、ボトル(1)を回転させて、ボトル台(4)からボトル(1)を分離し、フィルタ(5)を取り除いた後に、ボトル(1)をボトル台(4)に螺合させればよい。フィルタ(5)が装着されない場合、第1シール部材(13)と第2シール部材(45)は直接密着する。
上記のようなフィルタ(5)の取付構造を採用することで、本実施例のミキサーでは、フィルタ(5)が安定した状態で取り付けられ、ミキサーの動作中にフィルタ(5)がかたつくことはない。また、図1に示すように、フィルタ(5)の円筒部(50)の上端が、蓋(2)の下面と適度な距離だけ離間するように、フィルタ(5)の高さを定めるのが好ましい。これにより、ボトル(1)の寸法に顕著なばらつきがある場合にでも、フィルタ(5)が取り付けられた状態で、ボトル(1)に蓋(2)を確実に装着することが可能となる。例えば、ボトル(1)の寸法のばらつきの範囲内にてボトル(1)の高さが最も短くなっても、蓋(2)とフィルタ(5)が接触しないようにフィルタ(5)の高さは定められる。
第1実施例のフィルタ(5)を製造する場合、薄板状の金属材を筒状に加工する工程や、その後にフランジ部(51)を接合する工程が必要となる。第2実施例のミキサーでは、このような工程を行うことなく容易に製造できるフィルタ(5)が用いられている。図3はこのフィルタ(5)が取り付けられた状態のミキサーを示す側面図である(一部破断)。図4は、第2実施例のフィルタ(5)の側面図であり、図5は、図4に示すI−I線を含む水平面にてフィルタ(5)を破断して矢視方向に見た断面図と、その一部拡大図である。第1実施例と同様に、第2実施例のフィルタ(5)は略円筒状の外形をしており、その下端には、フランジ部(51)が設けられている。そして、第2実施例のフィルタ(5)は、第1実施例と同様にしてボトル(1)内に取り付けられる。しかしながら、第1実施例とは異なり、第2実施例のフィルタ(5)は、フィルタリング機能を有する薄い板材(54)と、保持部材(55)を組み合わせることで作製されている。保持部材(55)は、円筒状に曲げられた状態で板材(54)を保持する。板材(54)には、例えばステンレス製のメッシュ材が使用される。保持部材(55)は、可撓性を有する樹脂で形成されており、例えばポリプロピレン樹脂を成形して作製されている。
図6の左側には、開いた状態の板材(54)が示されている。また、図6の右側には、成形時における保持部材(55)が示されている。板材(54)は、長方形状に形成されており、その縁部を除いて板材(54)の大部分は(図6にて、部分的に示すように)メッシュ状に形成されている。このようなメッシュ材以外に、板材(54)として、パンチングメタル等のフィルタリング機能を有する部材を使用してもよい。
保持部材(55)は、第1円筒部(56)と、第2円筒部(57)と、これらを繋げる帯状の連結部(58)とを含んでいる。第1円筒部(56)には、該第1円筒部(56)と同心状に円環状の溝(60)が形成されている。また、第1円筒部(56)の一端部には、フランジ部(51)が形成されている。第2円筒部(57)にも、同様に溝(61)が形成されており、この溝(61)の径は、第1円筒部(56)の溝(60)と同一となっている。これら溝(60)(61)には、円筒状に曲げられた板材(54)が差し込まれる。
連結部(58)の一端部は、溝(60)が開いている第1円筒部(56)の端部(62)に、連結部(58)の他端部は、溝(61)が開いている第2円筒部(57)の端部(63)とに繋がっている。これら端部(62)(63)側にて、連結部(58)の中央には、該連結部の長手方向に沿って突条(64)が形成されている。突条(64)の長さは、連結部(58)の長さよりも短くなっており、突条(64)の両端は、第1及び第2円筒部(56)(57)の端部(62)(63)には至っていない。これによって連結部(58)の両端部は、曲がりやすくなっており、第1円筒部(56)又は第2円筒部(57)を回転させるヒンジ機構のように機能する。また、突条(64)の両側には、略矩形の2つの突起(65a)(65b)(66a)(66b)が夫々形成されており、板材(54)の両側部には、これら突起(65a)(65b)(66a)(66b)が夫々挿入される矩形の孔(67a)(67b)(68a)(68b)が開設されている。
フィルタ(5)の組立工程について説明する。図7A及びBは、本工程を示す説明図である。まず、図7Aに示すように、板材(54)を円筒状にして、第1円筒部(56)の溝(60)に、板材(54)の下端部を差し込む。板材(54)の両側部間の隙間が突条(64)付近に位置するように、板材(54)は配置される。次に、図7Bに示すように、連結部(58)を屈曲させて、連結部(58)及び第2円筒部(57)を上方に回転させる。そして、板材(54)の両側部間の隙間に、連結部(58)の突条(64)を嵌め込み、板材の孔(67a)(67b)(68a)(68b)に、保持部材(55)の突起(65a)(65b)(66a)(66b)を夫々嵌め込む(図5参照)。その後、連結部(58)を屈曲させて、第2円筒部(57)を下方に回転し、第2円筒部(57)の溝(61)に、板材(54)の上端を差し込む。これにて、フィルタ(5)が完成する。
以上に説明したように、第2実施例のフィルタ(5)は、溶接等の接合処理を板材(54)に施すことなく作製できるので、フィルタ(5)の製造時間が大幅に短縮されて、フィルタ、ひいてはミキサーのコストが低減される。また、第2実施例では、金属製である板材(54)の端部は、全て保持部材(55)内に配置されると共に、保持部材(55)を形成する樹脂で覆われることから、フィルタ(5)は非常に安全に構成されている。例えば、フィルタ(5)を取り扱う際に、ユーザがその端部で指を切ったりすることはない。
図8は、本発明の第3実施例であるミキサの側面図である(一部破断)。第3実施例のミキサの特徴の一つは、食材を、特に豆類やそれに類似の食材をボトル(1)内に投入するのに好適な投入装置(7)が着脱自在に設けられていることである。投入装置(7)は、フィルタ(5)の上側に配置される。図9Aは投入装置(7)の上面図、図9Bは同下面図、図9Cは、図9Aに示すII−II線を含む垂直面にて投入装置(7)を破断して矢視方向に見た断面図である。投入装置(7)は、底なしの椀状に形成された側壁部(70)と、側壁部(70)の下側開口を覆う底部(71)とを含んでいる。垂直軸回りで略90度間隔で配置された4つの梁(72)が側壁部(70)の内面から内向きに延出しており、これら梁(72)の端部には、垂直方向に沿って配置された略円筒状のスリーブ(73)が接合されている。梁(72)とスリーブ(73)の下端は、側壁部(70)の下端より上方に位置している。該スリーブ(73)は軸体(74)を昇降自在に保持しており、該軸体(74)の下端には、底部(71)がネジ止めされている。軸体(74)の上端には、ユーザの指で押される押し部材(75)が固定されている。
軸体(74)の上部には、鍔(76)が形成されており、スリーブ(73)の内壁の略中央には軸体(74)を囲う円環状の凸部(77)が形成されている。そして、鍔(76)と凸部(77)の間にて、軸体(74)の周囲には、付勢部材である巻きバネ(78)が配設されている。巻きバネ(78)によって軸体(74)は上方に付勢されており、押し部材(75)が押されない状態では、底部(71)の周縁部は、側壁部(70)の下側端面と当接している。押し部材(75)が指で押されると、底部(71)は下方に移動して、側壁部(70)の下側開口が開かれる。押し部材(75)から指が離されると、底部(71)は上方に移動して、側壁部(70)の下側端面と当接して停止する。本実施例では、中央部から周縁部に向かって下方に傾いた皿状の部材が、底部(71)として用いられており、その周縁部には、内側に凹んだ複数の凹部(79)が形成されている。
第3実施例では、蓋(2)の略中央に、窪み部(22)が形成されていると共に、該窪み部(22)の略中央に、円筒状に形成された投入装置(7)の下部が挿入される挿入孔(23)が形成されている(図11参照)。この下部の上側にて、投入装置(7)の側壁部(70)の外周面には、複数のリブ(80)が突設されている。本実施例では、合計8個のリブ(80)が、等間隔で設けられている。投入装置(7)を挿入孔(23)に挿入すると、これらのリブ(80)の下端が、蓋(2)の窪み部(22)の底面と当接して、投入装置(7)は安定な状態で蓋(2)に装着される。
図8に示すように、投入装置(7)の下側開口が底部(71)で閉じられた状態にて、投入装置(7)内に、その上側から食材が入れられる。図8では、食材として、多数の豆(90)が示されている。押し部材(75)を指で押すことによって、底部(71)は下方に移動し、図10に示すように豆(90)がボトル(1)内に投入される。本実施例では、投入装置(7)の下側開口が、フィルタ(5)の上端よりも下方に配置されているので、食材は、フィルタ(5)内に確実に入れられる。また、先に説明したように、投入装置(7)の底部(71)が傾斜しているので、豆(90)はボトル(1)内に落ち易くなっており、少量の豆でも、残らずボトル(1)内に入れられる。
ユーザは、投入装置(7)を蓋(2)に装着することによって、ボトル(1)に投入される豆(90)の数又は量を容易に調節できる。一度に投入される豆(90)の数又は量は、投入装置(7)の下側開口が開放する時間、及び/又は、側壁部(70)の下側端面と底部(71)の周縁部との距離に依存して変化する。故に、ユーザは、押し部材(75)を押し下げる時間、及び/又は、押し部材(75)を押し下げる距離を適宜調節して、適切又は所望の量の豆(90)をボトル(1)内に投入する。なお、先に説明したように、底部(71)の周縁部には、複数の凹部(79)が形成されている。これら凹部(79)によって、側壁部(70)の下側端面と底部(71)の周縁部との距離が比較的短い場合であっても、これらの間を豆(90)が通り易くなっており、少量の豆(90)をスムースにボトル(1)に投入することが可能となっている。
例えば、豆(90)が生大豆であって、ミキサーを用いて豆乳を作製する場合には、先述のように、適量の豆(90)がボトル(1)内に投入された後、ミキサーが駆動されて、投入された豆(90)が粉砕される。その後、適量の豆(90)が再度ボトル(1)内に加えられて、粉砕される。ユーザは、所望の量の豆(90)が粉砕されるまで、豆(90)の投入及び粉砕を繰り返す。そして、所望の量の豆(90)が粉砕されると、作製された豆(90)の粉に対して適量の水が、投入装置(7)からボトル(1)内に注がれる。その後、ミキサーを駆動させて、豆(90)の粉と水とが撹拌される。例えば、50gの生大豆が10g程度ずつ5回に分けてミキサーで粉砕された後、500gの水がボトル(1)に注がれて、生成された大豆の粉と共に撹拌される。撹拌後、生成された液状物は、ミキサーから取り出されて、別途に設けられたコップ等に入れられる。なお、その後、液状物を電子レンジ等で加熱することで、豆乳は完成する。
図11は、撹拌が終了して、投入装置(7)が取り外された状態のミキサーを示す側面図である(一部破断)。豆(90)は皮で覆われており、豆(90)を粉砕しても、これらの皮は充分に細かくならない。また、充分に細かくされない豆(90)の片が残ることもある。故に、豆(90)の粉と水とが撹拌されて生成された液状物(91)には、豆(90)の中身や皮の小片である多数の粕(92)が含まれている。これらの粕(92)はフィルタ(5)内に溜められている。
撹拌後において、液状物(91)の液面付近には多数の泡(93)が生成されており、これをコップ等に移す際には、泡(93)が取り除かれるのが好ましい。本実施例のミキサーの特徴の一つは、液状物(91)から泡(93)を分離する機能を具えたフィルタ(5)を具えていることである。該フィルタ(5)は、第2実施例と似た構成を有しており、板材(54)と、それを円筒
状に保持する保持部材(55)とを具えている。保持部材(55)は、第2実施例と同様に、フランジ部(51)が形成された第1円筒部(56)と、上側に配置される第2円筒部(57)と、これらを繋ぐ連結部(58)とを含んでいる。そして、フィルタ(5)は、先の実施例と同様な方法で取り付けられて、ボトル(1)内に配置されている。
第2実施例のフィルタとは異なり、第3実施例のフィルタ(5)では、板材(54)の上方にて第2円筒部(57)がくびれており、内側に突出した円環状の突出部(69)が形成されている。図12は、液状物(91)がボトル(1)外に注ぎ出されている状態を示す、ボトル(1)及びボトル台(4)の側面図(一部破断)である。ボトル(1)が装着された状態でボトル台(4)を基台(43)から取り外して、ボトル(1)の取っ手(10)を把持すると共に、注出口(11)が下方に向くように、ボトル(1)(及びボトル台(4))を傾けると、図12に示すように注出口(11)から液状物(91)が流れ落ちる。粕(92)はフィルタ(5)で止められるので、ボトル(1)外に流れ出ない。また、液状物(91)の液面付近の泡(93)も、突出部(69)で堰き止められると共に該突出部(69)を超えて注出口(11)に至らないので、液状物(91)と共に外部に流れ出ない。
図13Aは、第3実施例のミキサで使用可能な別のタイプの投入装置(7)を示す上面図であり、図13Bは同面図であり、図13Cは、図13Aに示すIII−III線を含む垂直面にて投入装置(7)を破断して矢視方向に見た断面図である。この投入装置(7)は、先に説明した投入装置(7)とは、底部(71)の形状が異なっている。底部(71)の周縁部には凹部(79)は形成されておらず、底部(71)の縁は円状になっている。また、底部(71)は、側壁部(70)の下側開口よりも小さくなっており、押し部材(75)が押されない状態にて、底部(71)の周縁部は、側壁部(70)の下側端面と接触しない。なお、底部(71)の周縁部と、側壁部(70)の下側端面との間の距離は、押し部材(75)が押されない状態にて、豆(90)が落ちないように狭くされる。
食材によっては、水等の液体に浸して柔らかくした後にミキサーに投入することによって、容易に粉砕される。例えば、ミキサーを用いて豆乳を作製する場合、水に浸しておいた所望の量の生大豆をミキサーに一度に投入して粉砕すれば、先述のように、生大豆の投入及び粉砕を繰り返す必要がなくなる。しかしながら、別個の容器にて生大豆を水に浸しておき、粉砕する際にこれらをミキサーに移し替える作業は、ユーザにとって面倒である。
図14A及びBは、本発明の第4実施例のミキサーの一部断面図であり、該ミキサーは、このような手間を省く食材の投入機構を具えることを特徴とする。投入機構は、食材の投入口(25)が開設された蓋(2)と、液体と共に食材を収納する容器(81)とを含んでいる。容器(81)は、蓋(2)と同様に樹脂で形成されており、上側開口を塞ぐ蓋部(82)が側壁部と一体的に設けられている。容器(81)は、椀状に形成されており、その円筒状の下部は、下方に突出している。蓋(2)には、この容器(81)の下部が挿入される有底の円筒部(24)が形成されており、容器(81)は、着脱自在に、且つ垂直軸回りで回動自在に蓋(2)に装着される。
食材の投入口(25)は、蓋(2)の円筒部(24)の底部に部分的に開設されており、容器(81)の底部には、下側開口(83)が部分的に開設されている。図15Aは、図14Aに示すIV−IV線を含む水平面で容器(81)及び蓋(2)を破断して矢視方向に見た断面図である。本実施例では、開口(83)及び投入口(25)は、共に半円形に形成されており、開口(83)は投入口(25)よりも幾分小さくされている。図14Aに示すように、容器(81)内に、多数の豆(90)が水(94)と共に格納されている場合、投入口(25)は、容器(81)の底部に塞がれている。
食材を、図に示す例では豆(90)を、ボトル(1)内に投入する場合、ユーザは容器(81)を垂直軸回りで回転させる。図14Bは、豆(90)がボトル(1)内に投入される模様を示すミキサーの側面図である。また、図15Bは、図14Bに示すV−V線を含む水平面で容器(81)及び蓋(2)を破断して矢視方向に見た断面図である。容器(81)が回転して、開口(83)が投入口(25)の上に配置されると、水(94)と共に豆(90)が、容器(81)からボトル(1)内に投入される。豆(90)と水(94)の投入速度は、蓋(2)に対する容器(81)の位置で、即ち、投入口(25)の開放度合いで調節可能である。なお、容器(81)内の食材がフィルタ(5)内に確実に投入されるように、投入口(25)は、フィルタ(5)の上端よりも下方に配置されるのが好ましい。
図16は、図8乃至図12に示した第3実施例のミキサーの蓋(2)に小蓋(26)が装着された状態を示す垂直断面図である。図17は、小蓋(26)を取り外した状態のミキサーの上面図である(ボトル(1)及び蓋(2)のみ示す)。この小蓋(26)は、ミキサーで粉砕された食材に、油等の少量の液体を添加する場合に用いられる。上述したように、蓋(2)の中央部には、窪み部(22)が形成されており、該窪み部(22)には、挿入孔(23)が設けられている。小蓋(26)は、挿入孔(23)の上側に着脱自在に配置される。窪み部(22)の側壁は、小蓋(26)を囲うように形成されており、小蓋(26)の外周面と当接して、小蓋(26)を安定に保持する複数の凸部(27)(本実施例では7つ)が形成されている(図11参照)。凸部(27)の先端部は、小蓋(26)が容易に挿入されるように斜めに形成されている。窪み部(22)の側壁の一部は、小蓋(26)から外向きに離れており、小蓋(26)が取り付けられた状態にて、窪み部(22)の底面が露出する。挿入孔(23)の周囲には、凸部(27)の下側にて、小蓋(26)の下側端面と当接する複数のリブ(28)(本実施例では7つ)が設けられている。リブ(28)の高さは、非常に小さく、例えば1mm程度にされて、小蓋(26)は、窪み部(22)の底面から僅かに浮いた状態で蓋(2)に装着される。故に、窪み部(22)の底面に向けて液体を流し込むと、窪み部(22)の底面上に溜められた液体は、窪み部(22)の底面と小蓋(26)との間に生じた僅かな隙間を通って、挿入孔(23)を通って少量ずつボトル(1)内に流れ落ちる。
以上に説明した実施例では、ボトル(1)やフィルタ(5)等は略円筒状に形成されているが、これらは筒状に形成されていればよく、例えば角筒状に形成されてもよい。また、このような変更に合わせて、蓋(2)等の形状は適宜変更される。また、本発明において、各実施例で示された特徴を他の実施例に加えることは容易に可能である。例えば、第1実施例のミキサーのフィルターを、第3実施例のようにくびれた形状にすることは可能であり、第1実施例のミキサーに、第3実施例のような投入装置を設けることも可能である。さらには、第4実施例にて、第3実施例のミキサーのフィルタが使用されてもよい。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明の第1実施例のミキサーを部分的に破断した側面図である。 図2Aは、第1実施例のミキサーのフィルタの側面図であり、図2Bは、同フィルタの上面図である。 本発明の第2実施例のミキサーを部分的に破断した側面図である。 第2実施例のミキサーのフィルタの側面図である。 図5は、図4に示すI−I線を含む水平面にて図4に示すフィルタを破断して矢視方向に見た断面図と、その一部拡大図である。 第2実施例のミキサーのフィルタを構成する板材及び保持部材を示す平面図である。 第2実施例のミキサーのフィルタの組立工程を示す説明図である。 第2実施例のミキサーのフィルタの組立工程を示す説明図である。 本発明の第3実施例のミキサーを部分的に破断した側面図である。 図9Aは、本発明の第3実施例のミキサーに装着される投入装置の上面図、図9Bは同下面図、図9Cは、図9Aに示すII−II線を含む垂直面にて投入装置を破断して矢視方向に見た断面図である。 本発明の第3実施例のミキサーを部分的に破断した側面図である。 本発明の第3実施例のミキサーを部分的に破断した側面図である。 本発明の第3実施例のミキサーに係るボトル及びボトル台を部分的に破断した側面図である。 図13Aは、本発明の第3実施例のミキサーに装着される投入装置の上面図、図13Bは同下面図、図13Cは、図9Aに示すIII−III線を含む垂直面にて投入装置を破断して矢視方向に見た断面図である。 図14A及びBは、本発明の第4実施例のミキサーの一部断面図である。 図15Aは、図14Aに示すIV−IV線を含む水平面で、本発明の第4実施例のミキサーの容器及び蓋を破断して矢視方向に見た断面図、図15Bは、図14Bに示すV−V線を含む水平面で、同容器及び蓋を破断して矢視方向に見た断面図である。 第3実施例のミキサーの蓋に小蓋が装着された状態を部分的に示す垂直断面図である。 小蓋を取り外した状態における第3実施例のミキサーのボトル及び蓋の上面図である。
符号の説明
(1) ボトル
(13) 第1シール部材
(2) 蓋
(24) 円筒部
(25) 投入口
(4) ボトル台
(40) 窪み部
(41) カッター
(45) 第2シール部材
(5) フィルタ
(51) フランジ部
(54) 板材
(55) 保持部材
(56) 第1円筒部
(57) 第2円筒部
(58) 連結部
(7) 投入装置
(67a)(67b)(68a)(68b) 孔
(65a)(65b)(66a)(66b) 突部
(69) 突出部
(70) 側壁部
(71) 底部
(73) スリーブ
(74) 軸体
(75) 押し部材
(78) 付勢部材
(79) 凹部
(81) 容器
(83) 開口

Claims (4)

  1. カッター(41)を囲うように着脱自在に装着される筒状のフィルタ(5)を具えるミキサーにおいて、
    前記フィルタ(5)は、フィルタリング機能を有するように形成された金属で形成される薄い板材(54)と、可撓性の材料で形成されて、前記板材(54)を筒状に保持する保持部材(55)とを含んでおり、
    前記保持部材(55)は、上側に配置される第1筒部(56)と、下側に配置される第2筒部(57)と、これら筒部(56)(57)を繋ぐ帯状の連結部(58)とを含んでおり、
    前記連結部(58)には、前記板材(54)の突き合わされる両側部間の隙間に嵌め込まれる突条(64)を連結部(58)の長手方向に沿って形成し、
    前記第1及び第2筒部(56)(57)には、筒状に曲げられた前記板材(54)の端部が差し込まれる環状の溝(60)(61)が夫々形成されていることを特徴とするミキサー。
  2. 前記連結部(58)には、突き合わされる前記板材(54)の両側部に形成された複数の孔(67a)(67b)(68a)(68b)に夫々嵌められる複数の突部(65a)(65b)(66a)(66b)が設けられている、請求項1に記載のミキサー。
  3. 前記第2筒部(57)には、内側に突出する環状の突出部(69)が形成されている、請求項1又は請求項2に記載のミキサー。
  4. 前記第1筒部(56)には環状のフランジ部(51)が設けられており、
    筒状のボトル(1)と、前記ボトル(1)が装着されるボトル台(4)とで前記フランジ部(51)が挟まれて、前記フィルタ(5)が固定される、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のミキサー。
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