JP4057454B2 - ジョブ処理装置およびジョブ処理プログラム - Google Patents

ジョブ処理装置およびジョブ処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4057454B2
JP4057454B2 JP2003095324A JP2003095324A JP4057454B2 JP 4057454 B2 JP4057454 B2 JP 4057454B2 JP 2003095324 A JP2003095324 A JP 2003095324A JP 2003095324 A JP2003095324 A JP 2003095324A JP 4057454 B2 JP4057454 B2 JP 4057454B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
resources
finite
resource
jobs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003095324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004302885A (ja
Inventor
優 武本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2003095324A priority Critical patent/JP4057454B2/ja
Publication of JP2004302885A publication Critical patent/JP2004302885A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4057454B2 publication Critical patent/JP4057454B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、所定の有限個資源を使用する複数のジョブを順次実行処理するジョブ処理装置およびジョブ処理プログラムに関し、特に、有限個資源を用いる複数のジョブを実行する際に、実行中のジョブが有限個資源の空き待ちとなる事態を未然に防止し、もって効率的なジョブ処理をおこなうことができるジョブ処理装置およびジョブ処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数クラスタを利用する大規模な業務用計算機システムでは、二次記憶媒体などのハンドリングを伴うデータ量の多いジョブが大量に存在する。たとえば、かかるジョブとしては、他センタから持ち込んだ磁気テープを自センタに落とし込むジョブや、データを磁気テープに書き出し他センタに持ち出すジョブや、業務データをバックアップするジョブなどがある。
【0003】
したがって、この二次記憶媒体のハンドリングを伴う複数のジョブが同時並列的に実行されるケースが多数見られることになるが、設備面などを考慮すると、あまりに多くの二次記憶装置を配設するのは現実的ではない。このため、複数のジョブが同じ二次記憶装置を取り合うケースが生じ、結果的にイニシエータ上で各ジョブが二次記憶装置の空きを待つ空き待ち時間が発生し、効率的なジョブ処理がおこなえない場合がある。
【0004】
このため、いわゆる「ジョブネット」と呼ばれるジョブのリンク関係を用いて数に限りのある二次記憶装置を効率良く利用しつつ円滑にジョブを実行しようとする技術が知られている。たとえば、特許文献1には、ジョブ管理ファイルに記憶されたジョブネットワークにしたがってジョブ管理テーブルを生成し、このジョブ管理テーブルにしたがってジョブをオペレーティングシステムに投入するジョブ管理装置が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−212772号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる特許文献1のようにジョブネットを用いる場合には、各ジョブの走行時間を予測して、各クラスタでの走行時間を平均化するように走行クラスタ設計/ジョブネット設計をおこなわねばならず、ジョブネットの設計に時間を要するという問題がある。特に、業務終了後におこなわれるバックアップジョブの場合には、バックアップすべきデータ量が季節によって大きく変動するため、正確な設計をおこなうには多大の時間を要する。
【0007】
また、仮にジョブネットの設計ミスが生じたような場合には、この設計ミスによって各クラスタ間の走行時間にばらつきが出るため、結果的にバックアップ時間帯に収まりきらなくなり、再度設計し直さねばならない場合もある。
【0008】
さらに、このジョブネットを採用したとしても、装置空き待ち時間を極小化することは難しいので、この装置空き待ち時間の存在により、他のジョブを実行できなくなる時間が累積し、結果的に効率的にジョブの実行をおこなえないという問題も生ずる。
【0009】
これらのことから、複数クラスタを利用する大規模な業務用計算機システムでジョブを実行する場合に、効率的なジョブスケジューリングをいかにおこなうかが極めて重要な課題となっている。なお、この課題は、二次記憶装置を用いるバックアップジョブに限ったものではなく、有限個資源を用いる各種ジョブに共通的に生ずるものである。
【0010】
この発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解決するためになされたものであって、有限個資源を用いる複数のジョブを実行する際に、実行中のジョブが有限個資源の空き待ちとなる事態を未然に防止し、もって効率的なジョブ処理をおこなうことができるジョブ処理装置およびジョブ処理プログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係るジョブ処理装置は、所定の有限個資源を使用する複数のジョブを順次実行処理するジョブ処理装置であって、各有限個資源の空き状態を管理する資源管理手段と、前記複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理するジョブ管理手段と、前記ジョブによってバックアップされるデータの量に基づいてジョブを当該データの量の多いものからソートすることによりジョブの実行される順序を判定するジョブ順序判定手段と、前記ジョブ管理手段により管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを前記資源管理手段により確認し、該有限個資源に空きがある場合に前記ジョブ順序判定手段の判定結果に基づいて前記データの量の多いジョブから順に前記ジョブを実行するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、各有限個資源の空き状態を管理するとともに、複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理し、管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを管理内容により確認し、ジョブによってバックアップされるデータの量に基づいてジョブを当該データの量の多いものからソートすることによりジョブの実行される順序を判定し、判定結果に基づいて前記データの量の多いジョブから順に該有限個資源に空きがある場合にジョブを実行するよう制御することとしたので、他のジョブによる有限個資源の空き待ち時間を低減し、もって効率的なジョブ処理をおこなうことができる。
【0013】
また、本発明に係るジョブ処理装置は、上記の発明において、前記資源管理手段は、前記有限個資源の種別ごとに空き装置数を記憶した資源管理テーブルを備え、該資源管理テーブルにより各有限個資源の空き状態を管理することを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、有限個資源の種別ごとに空き装置数を記憶した資源管理テーブルにより各有限個資源の空き状態を管理することとしたので、有限個資源を効率良く管理することができる。
【0015】
また、本発明に係るジョブ処理装置は、上記の発明において、前記ジョブ管理手段は、各ジョブが必要とする有限個資源の種類と数を該ジョブの識別情報と対応付けて記憶するジョブ管理テーブルを備え、該ジョブ管理テーブルにより各ジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、各ジョブが必要とする有限個資源の種類と数を該ジョブの識別情報と対応付けて記憶するジョブ管理テーブルにより各ジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理することとしたので、効率良くジョブを管理することができる。
【0018】
この発明によれば、各ジョブが走行する走行クラスタを該ジョブの識別情報に対応付けて記憶するクラスタ管理テーブルに基づいて各ジョブの走行クラスタを管理しつつ、各クラスタの負荷が均一化するように各ジョブを配当することとしたので、複数のクラスタを採用する場合に、クラスタの均一化に伴ってより一層のジョブ処理の効率化を図ることができる。
【0019】
また、本発明に係るジョブ処理プログラムは、上記の発明において、所定の有限個資源を使用する複数のジョブを順次実行処理するジョブ処理プログラムであって、各有限個資源の空き状態を管理する資源管理手順と、前記複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理するジョブ管理手順と、前記ジョブによってバックアップされるデータの量に基づいてジョブを当該データの量の多いものからソートすることによりジョブの実行される順序を判定するジョブ順序判定手順と、前記ジョブ管理手順により管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを前記資源管理手順の管理内容により確認し、該有限個資源に空きがある場合に前記ジョブ順序判定手順の判定結果に基づいて前記データの量の多いジョブから順に前記ジョブを実行するよう制御する制御手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係るジョブ処理プログラムは、上記発明において、前記資源管理手順は、前記有限個資源の種別ごとに空き装置数を記憶した資源管理テーブルを備え、該資源管理テーブルにより各有限個資源の空き状態を管理することを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、各有限個資源の空き状態を管理するとともに、複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理し、管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを管理内容により確認し、ジョブによってバックアップされるデータの量に基づいてジョブを当該データの量の多いものからソートすることによりジョブの実行される順序を判定し、判定結果に基づいて前記データの量の多いジョブから順に該有限個資源に空きがある場合にジョブを実行するよう制御することとしたので、他のジョブによる有限個資源の空き待ち時間を低減し、もって効率的なジョブ処理をおこなうことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係るジョブ処理装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、3つの走行クラスタを有する計算機システム(ジョブ処理装置)によりバックアップジョブを実行する場合を示すこととする。
【0022】
まず、本実施の形態に係るジョブ処理装置の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るジョブ処理装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すジョブ処理装置100は、記憶部150に記憶したwork152を二次記憶装置であるCMT160またはMTL170にバックアップするジョブ処理をおこなう。なお、このジョブ処理装置100は、バックアップジョブ以外に通常の業務ジョブについても実行するわけであるが、特に明示した場合を除き以下に言うジョブは、バックアップジョブを示すこととする。
【0023】
図1に示すように、このジョブ処理装置100は、入力部110と、表示部120と、制御部130と、ボリューム管理テーブル141と、ジョブ管理テーブル142と、走行クラスタ管理テーブル143と、装置管理テーブル144と、記憶部150とからなり、二次記憶装置であるCMT160およびMTL170が接続されている。
【0024】
入力部110は、オペレータが操作時に用いるキーボードやマウスなどの入力デバイスであり、表示部120は、ジョブの実行状況などを適宜表示する液晶パネルやディスプレイなどの表示デバイスである。
【0025】
制御部130は、ジョブ処理装置100の全体制御をおこなう制御部であり、バックアップジョブを実行する場合に、ジョブの実行に必要なCMT160およびMTL170をあらかじめ予約し、かかる予約ができた後にジョブを実行処理する。また、スケジュールファイル151上でジョブネットや配当クラスタを記述してスケジューリングをおこなうのではなく、ジョブをバックアップデータ量の多いものから順にソートするとともに、バックアップデータ量の多いジョブから順に各クラスタのジョブ実行制御部に実行依頼することで、各クラスタの処理負荷の均一化を図っている。なお、各クラスタのジョブ実行制御部は、オペレーティングシステムのイニシエータによりジョブを実行する。
【0026】
この制御部130は、図1に示すように、資源管理部131、ジョブ管理部132、装置管理部133、クラスタ1用ジョブ実行制御部134、クラスタ2用ジョブ実行制御部135およびクラスタ3用ジョブ実行制御部136を有する。
【0027】
資源管理部131は、ボリューム管理テーブル141を用いて記憶部150に記憶したバックアップ対象となるデータ資源であるwork152を管理する管理部である。図3は、ボリューム管理テーブル141の一例を示す図であり、同図に示すように、このボリューム管理テーブル141は、ボリュームIDごとに使用中トラック数と使用率を対応付けて記憶している。かかる資源管理部131およびボリューム管理テーブル141を設けた理由は、後述する処理の中で各ジョブのバックアップボリュームに基づくバックアップデータ量でソーティングをおこなうためである。
【0028】
ジョブ管理部132は、ジョブ管理テーブル142を用いて各ジョブのバックアップに必要な情報を管理するとともに、走行クラスタ管理テーブル143を用いてジョブと走行クラスタの対応関係を管理する。また、このジョブ管理部132は、スケジュールファイル151の内容をそれぞれジョブ管理テーブル142のレコードに転記してジョブの登録をおこなうとともに、このジョブ管理テーブル142の各レコードをバックアップデータ量の多いものから順にソートし、各ジョブをソート順にラウンドロビンの要領で各クラスタ用のジョブ実行制御部134〜136に配当する処理をおこなう。
【0029】
図4は、ジョブ管理テーブル142の一例を示す図であり、同図に示すように、このジョブ管理テーブル142は、ジョブIDごとにバックアップの実行に必要な必要ドライブ数、使用装置種別およびジョブのクラスタへの割当状態を記憶している。かかるジョブ管理部132およびジョブ管理テーブル142を設けた理由は、ジョブに必要な二次記憶媒体をジョブの実行前に予約するためである。すなわち、従来のように、二次記憶装置の空きかどうかを問わずにジョブを実行したのでは、各ジョブが二次記憶装置の空き待ちの状態となり、結果的に他のジョブを走行できないという問題が生ずるからである。
【0030】
ここで、このジョブ管理テーブル142には、スケジュールファイル151の内容の一部が転記される。図2は、スケジュールファイル151の一例を示す図であり、同図に示すように、このスケジュールファイル151には、ジョブID、ジョブ種別、使用装置種別およびバックアップボリューム(vol)が含まれるので、これらをジョブ管理テーブル142に登録することになる。なお、このスケジュールファイル151には、通常は、ジョブネットID、先行ジョブおよび走行クラスなども記載されるわけであるが、本実施の形態では、バックアップジョブの場合には走行クラスタを指定せず、またジョブネットについても使用しないため、これらの項目にはデフォルトの値を入れることになる。
【0031】
図5は、走行クラスタ管理テーブル143の一例を示す図であり、同図に示すように、この走行クラスタ管理テーブル143は、ジョブIDごとに走行クラスタを対応付けて記憶しており、ここではJOB1が走行クラスタ1に配当され、JOB2が走行クラスタ2に配当され、JOB3が走行クラスタ3に配当され、JOB4が走行クラスタ1に配当された場合を示している。
【0032】
装置管理部133は、装置管理テーブル144を用いて有限個資源であるCMT160およびMTL170の空き状態を管理する管理部である。図6は、装置管理テーブル144の一例を示す図であり、同図に示すように、この装置管理テーブル144は、6つのMTLおよび2つのCMTの全てが空き状態にある場合を示している。
【0033】
クラスタ1用ジョブ実行制御部134、クラスタ2用ジョブ実行制御部135およびクラスタ3用ジョブ実行制御部136は、3つのクラスタであるクラスタ1、クラスタ2、クラスタ3にそれぞれ対応して設けられたジョブ実行制御部であり、具体的には、ジョブを処理する際にオペレーティングシステムのイニシエータに対してジョブ内容を受け渡して、該イニシエータにジョブを実行させることになる。
【0034】
記憶部150は、各ジョブに関する情報を記述したスケジュールファイル151とバックアップ対象となる業務データであるwork152とを記憶する磁気ディスクなどの記憶デバイスである。CMT160およびMTL170は、記憶部150に記憶したwork152をバックアップする磁気テープなどのストレージ装置である。なお、MTL170は人手を介してMTをセットする点であらかじめMTをセットしたCMT160と異なる。
【0035】
上記構成を有するジョブ処理装置100を用いることにより、ジョブの実行に必要なCMT160およびMTL170を予約した後に、各ジョブ実行制御部134〜136にジョブの実行を依頼することができるので、これらの二次記憶装置を利用するジョブが二次記憶装置の空きがないのにも係わらず実行される事態に起因する処理効率の低下を未然に防ぐことができる。二次記憶装置の空き待ちのジョブが存在すると、二次記憶装置を利用しない他のジョブ(たとえば統計処理ジョブ)の実行が妨げられ、結果的にジョブの処理効率が低下するため、かかる事態を未然に防いだものである。
【0036】
また、スケジュールファイル151に記述されたジョブネットや配当クラスタを利用するのではなく、各ジョブをバックアップデータ量の多い順にソートして順次各クラスタに配当することができるので、各クラスタの処理負荷を均一化し、処理の効率化を高めることができる。
【0037】
次に、図1に示したジョブ管理部132によるジョブ実行依頼までの処理手順を説明する。図7は、図1に示したジョブ管理部132によるジョブ実行依頼までの処理手順を示すフローチャートである。
【0038】
同図に示すように、このジョブ管理部132は、まず記憶部150に記憶したスケジュールファイル151を読み込み(ステップS701)、ジョブID、必要ドライブ数、使用装置種別をジョブ管理テーブル142に書き込む(ステップS702)。
【0039】
その後、ジョブ管理部132は、このジョブ管理テーブル142のレコードをバックアップデータ量の多いものから順にソートする(ステップS703)。このボリューム量は、資源管理部141が管理するボリューム管理テーブル141に記憶したデータを利用する。
【0040】
そして、ジョブ管理部132は、ジョブ管理テーブル142から1レコードを読み込み(ステップS704)、割当状態が空き待ちであるか否かを確認し(ステップS705)、空き待ちでない場合には(ステップS705否定)、ステップS704に移行して次のレコードを読み込む。
【0041】
これに対して、割当状態が空き待ちである場合には(ステップS705肯定)、装置管理テーブル144から未使用ドライブ数を取得し(ステップS706)、必要ドライブ数以上の未使用ドライブが存在するか否かを確認する(ステップS707)。未使用ドライブが不足していれば、ジョブを実行したとしてもドライブの空き待ちとなってしまうからである。
【0042】
そして、必要ドライブ数以上の未使用ドライブが存在しない場合には(ステップS707否定)、ドライブを使用する他ジョブが終了するまで待機し(ステップS708)、必要ドライブ数以上の未使用ドライブが存在する場合には(ステップS707肯定)、そのまま未使用ドライブ数を減算して、未使用ドライブの予約をおこなう(ステップS709)。
【0043】
その後、空きが発生した走行クラスタに該当ジョブを割り当てる(ステップS710)、走行クラスタ管理テーブル143にジョブID、走行クラスタを書き込むとともに(ステップS711)、該当クラスタのジョブ実行制御部134〜136にジョブの実行を依頼する(ステップS712)。この依頼を受けたジョブ実行制御部134〜136は、イニシエータにジョブを受け渡してジョブを実行する(ステップS713)。
【0044】
次に、図1に示したジョブ管理部132によるジョブ実行依頼後の処理手順を説明する。図8は、図1に示したジョブ管理部132によるジョブ実行依頼後の処理手順を示すフローチャートである。
【0045】
同図に示すように、このジョブ管理部132は、ジョブ終了通知を待つ待ち受け状態となり、ジョブ終了通知を受け付けたならば(ステップS801)、走行クラスタ管理テーブル143から該当ジョブを削除する(ステップS802)。
【0046】
その後、装置管理テーブル144の未使用数を更新するよう装置管理部133に対して指示した後に(ステップS803)、ジョブ管理テーブル142から該当ジョブを削除する(ステップS804)。
【0047】
上述してきたように、本実施の形態では、装置管理テーブル144によりCMT160およびMTL170の空き状態を管理しておき、ジョブ管理部132がスケジュールファイル151に基づいてジョブ管理テーブル142にジョブを登録するとともに、そのレコードをバックアップデータ量の多いものから順にソートし、ジョブに必要なCMT160またはMTL170が空き状態である場合にこれを予約して、各クラスタ用ジョブ実行制御部134〜136にジョブの実行依頼をおこなうよう構成したので、実行中のジョブがCMT160またはMTL170の空き待ち状態になる事態を未然に防止し、もって効率的なジョブ処理をおこなうことができる。
【0048】
なお、本実施の形態では、バックアップジョブについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、有限個資源の利用を伴う他の業務ジョブについても適用することができる。
【0049】
また、バックアップジョブと業務ジョブの両者をおこなう場合に、各ジョブがいずれのジョブであるかを事前に振り分け、バックアップジョブである場合にのみ上記一連の処理をおこなうよう構成することもできる。
【0050】
(付記1)所定の有限個資源を使用する複数のジョブを順次実行処理するジョブ処理装置であって、
各有限個資源の空き状態を管理する資源管理手段と、
前記複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理するジョブ管理手段と、
前記ジョブ管理手段により管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを前記資源管理手段により確認し、該有限個資源に空きがある場合に前記ジョブを実行するよう制御する制御手段と
を備えたことを特徴とするジョブ処理装置。
【0051】
(付記2)前記資源管理手段は、前記有限個資源の種別ごとに空き装置数を記憶した資源管理テーブルを備え、該資源管理テーブルにより各有限個資源の空き状態を管理することを特徴とする付記1に記載のジョブ処理装置。
【0052】
(付記3)前記ジョブ管理手段は、各ジョブが必要とする有限個資源の種類と数を該ジョブの識別情報と対応付けて記憶するジョブ管理テーブルを備え、該ジョブ管理テーブルにより各ジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理することを特徴とする付記1または2に記載のジョブ処理装置。
【0053】
(付記4)前記制御手段は、各ジョブが走行する走行クラスタを該ジョブの識別情報に対応付けて記憶するクラスタ管理テーブルを備え、該クラスタ管理テーブルに基づいて各ジョブの走行クラスタを管理しつつ、各クラスタの負荷が均一化するように各ジョブを配当することを特徴とする付記1、2または3に記載のジョブ処理装置。
【0054】
(付記5)前記制御手段は、前記クラスタ管理テーブルを各ジョブをバックアップデータ量の多い順にソートして、バックアップデータ量の多いジョブから順に空きの走行クラスタに順次配当することを特徴とする付記4に記載のジョブ処理装置。
【0055】
(付記6)前記ジョブは、業務終了後におこなわれるバックアップジョブであり、前記有限個資源は二次記憶装置であることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のジョブ処理装置。
【0056】
(付記7)所定の有限個資源を使用する複数のジョブを順次実行処理するジョブ処理方法であって、
各有限個資源の空き状態を管理する資源管理工程と、
前記複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理するジョブ管理工程と、
前記ジョブ管理工程により管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを前記資源管理工程の管理内容により確認し、該有限個資源に空きがある場合に前記ジョブを実行するよう制御する制御工程と
を含んだことを特徴とするジョブ処理方法。
【0057】
(付記8)前記資源管理工程は、前記有限個資源の種別ごとに空き方法数を記憶した資源管理テーブルにより各有限個資源の空き状態を管理することを特徴とする付記7に記載のジョブ処理方法。
【0058】
(付記9)前記ジョブ管理工程は、各ジョブが必要とする有限個資源の種類と数を該ジョブの識別情報と対応付けて記憶するジョブ管理テーブルにより各ジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理することを特徴とする付記7または8に記載のジョブ処理方法。
【0059】
(付記10)前記制御工程は、各ジョブが走行する走行クラスタを該ジョブの識別情報に対応付けて記憶するクラスタ管理テーブルに基づいて各ジョブの走行クラスタを管理しつつ、各クラスタの負荷が均一化するように各ジョブを配当することを特徴とする付記7、8または9に記載のジョブ処理方法。
【0060】
(付記11)前記制御工程は、前記クラスタ管理テーブルを各ジョブのバックアップデータ量の多い順にソートして、バックアップデータ量の多いジョブから順に空きの走行クラスタに順次配当することを特徴とする付記10に記載のジョブ処理方法。
【0061】
(付記12)前記ジョブは、業務終了後におこなわれるバックアップジョブであり、前記有限個資源は二次記憶装置であることを特徴とする付記7〜11のいずれか一つに記載のジョブ処理方法。
【0062】
(付記13)所定の有限個資源を使用する複数のジョブを順次実行処理するジョブ処理プログラムであって、
各有限個資源の空き状態を管理する資源管理手順と、
前記複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理するジョブ管理手順と、
前記ジョブ管理手順により管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを前記資源管理手順の管理内容により確認し、該有限個資源に空きがある場合に前記ジョブを実行するよう制御する制御手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とするジョブ処理プログラム。
【0063】
(付記14)前記資源管理手順は、前記有限個資源の種別ごとに空き装置数を記憶した資源管理テーブルにより各有限個資源の空き状態を管理することを特徴とする付記13に記載のジョブ処理プログラム。
【0064】
(付記15)前記ジョブ管理手順は、各ジョブが必要とする有限個資源の種類と数を該ジョブの識別情報と対応付けて記憶するジョブ管理テーブルにより各ジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理することを特徴とする付記13または14に記載のジョブ処理プログラム。
【0065】
(付記16)前記制御手順は、各ジョブが走行する走行クラスタを該ジョブの識別情報に対応付けて記憶するクラスタ管理テーブルに基づいて各ジョブの走行クラスタを管理しつつ、各クラスタの負荷が均一化するように各ジョブを配当することを特徴とする付記13、14または15に記載のジョブ処理プログラム。
【0066】
(付記17)前記制御手順は、前記クラスタ管理テーブルを各ジョブのバックアップデータ量の多い順にソートして、バックアップデータ量の多いジョブから順に空きの走行クラスタに順次配当することを特徴とする付記16に記載のジョブ処理プログラム。
【0067】
(付記18)前記ジョブは、業務終了後におこなわれるバックアップジョブであり、前記有限個資源は二次記憶装置であることを特徴とする付記13〜17のいずれか一つに記載のジョブ処理プログラム。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各有限個資源の空き状態を管理するとともに、複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理し、管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを管理内容により確認し、ジョブによってバックアップされるデータの量に基づいてジョブを当該データの量の多いものからソートすることによりジョブの実行される順序を判定し、判定結果に基づいて前記データの量の多いジョブから順に該有限個資源に空きがある場合にジョブを実行するよう制御するよう構成したので、有限個資源を用いる複数のジョブを実行する際に、実行中のジョブが有限個資源の空き待ちとなる事態を未然に防止し、もって効率的なジョブ処理をおこなうことができる。
【0069】
また、本発明によれば、有限個資源の種別ごとに空き装置数を記憶した資源管理テーブルにより各有限個資源の空き状態を管理するよう構成したので、有限個資源を効率良く管理することができる。
【0070】
また、本発明によれば、各ジョブが必要とする有限個資源の種類と数を該ジョブの識別情報と対応付けて記憶するジョブ管理テーブルにより各ジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理するよう構成したので、効率良くジョブを管理することができる。
【0071】
また、本発明によれば、各ジョブが走行する走行クラスタを該ジョブの識別情報に対応付けて記憶するクラスタ管理テーブルに基づいて各ジョブの走行クラスタを管理しつつ、各クラスタの負荷が均一化するように各ジョブを配当するよう構成したので、複数のクラスタを採用する場合に、クラスタの均一化に伴ってより一層のジョブ処理の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るジョブ処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】スケジュールファイルの一例を示す図である。
【図3】ボリューム管理テーブルの一例を示す図である。
【図4】ジョブ管理テーブルの一例を示す図である。
【図5】走行クラスタ管理テーブルの一例を示す図である。
【図6】装置管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】図1に示したジョブ管理部によるジョブ実行依頼までの処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図1に示したジョブ管理部によるジョブ実行依頼後の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ジョブ処理装置
110 入力部
120 表示部
130 制御部
131 資源管理部
132 ジョブ管理部
133 装置管理部
134 クラスタ1用ジョブ実行制御部
135 クラスタ2用ジョブ実行制御部
136 クラスタ3用ジョブ実行制御部
141 ボリューム管理テーブル
142 ジョブ管理テーブル
143 走行クラスタ管理テーブル
144 装置管理テーブル
150 記憶部
151 スケジュールファイル
152 work(バックアップ対象データ)
160 CMT
170 MTL

Claims (5)

  1. 所定の有限個資源を使用する複数のジョブを順次実行するジョブ処理装置であって、
    各有限個資源の空き状態を管理する資源管理手段と、
    前記複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理するジョブ管理手段と、
    前記ジョブによってバックアップされるデータの量に基づいてジョブを当該データの量の多いものからソートすることによりジョブの実行される順序を判定するジョブ順序判定手段と、
    前記ジョブ管理手段により管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを前記資源管理手段により確認し、該有限個資源に空きがある場合に前記ジョブ順序判定手段の判定結果に基づいて前記データの量の多いジョブから順に前記ジョブを実行するように制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするジョブ処理装置。
  2. 前記資源管理手段は、前記有限個資源の種別ごとに空き装置数を記憶した資源管理テーブルを備え、該資源管理テーブルにより各有限個資源の空き状態を管理することを特徴とする請求項1に記載のジョブ処理装置。
  3. 前記ジョブ管理手段は、各ジョブが必要とする有限個資源の種類と数を該ジョブの識別情報と対応付けて記憶するジョブ管理テーブルを備え、該ジョブ管理テーブルにより各ジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理することを特徴とする請求項1または2に記載のジョブ処理装置。
  4. 所定の有限個資源を使用する複数のジョブを順次実行処理するジョブ処理プログラムであって、
    各有限個資源の空き状態を管理する資源管理手順と、
    前記複数のジョブがそれぞれ必要とする有限個資源を管理するジョブ管理手順と、
    前記ジョブによってバックアップされるデータの量に基づいてジョブを当該データの量の多いものからソートすることによりジョブの実行される順序を判定するジョブ順序判定手順と、
    前記ジョブ管理手順により管理された各ジョブが必要とする有限個資源が空き状態にあるか否かを前記資源管理手順の管理内容により確認し、該有限個資源に空きがある場合に前記ジョブ順序判定手順の判定結果に基づいて前記データの量の多いジョブから順に前記ジョブを実行するよう制御する制御手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするジョブ処理プログラム。
  5. 前記資源管理手順は、前記有限個資源の種別ごとに空き装置数を記憶した資源管理テーブルを備え、該資源管理テーブルにより各有限個資源の空き状態を管理することを特徴とする請求項4に記載のジョブ処理プログラム。
JP2003095324A 2003-03-31 2003-03-31 ジョブ処理装置およびジョブ処理プログラム Expired - Fee Related JP4057454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003095324A JP4057454B2 (ja) 2003-03-31 2003-03-31 ジョブ処理装置およびジョブ処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003095324A JP4057454B2 (ja) 2003-03-31 2003-03-31 ジョブ処理装置およびジョブ処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004302885A JP2004302885A (ja) 2004-10-28
JP4057454B2 true JP4057454B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=33407678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003095324A Expired - Fee Related JP4057454B2 (ja) 2003-03-31 2003-03-31 ジョブ処理装置およびジョブ処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4057454B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110908777B (zh) * 2018-09-17 2024-04-16 京东科技控股股份有限公司 作业调度方法、装置和***

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004302885A (ja) 2004-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6154852A (en) Method and apparatus for data backup and recovery
US6438553B1 (en) Distributed job integrated management system and method
US8631412B2 (en) Job scheduling with optimization of power consumption
CN101727357B (zh) 用于分配计算中心中资源的方法和装置
EP1624375A2 (en) Apparatus, method and program to handle an abnormality in a distributed information processing system
CN101311911B (zh) 分级存储***及其数据迁移方法
JP4768354B2 (ja) ジョブ管理装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム
EP1630672A2 (en) Information processing apparatus, method and program for distributed processing on processors with variable clock-rates
US9619285B2 (en) Managing operation requests using different resources
CN102165408A (zh) 用于确定数据的再调用顺序的装置、方法以及程序
US10203879B2 (en) Control device and control method
CN102576294B (zh) 含有多个存储装置的存储***和方法
US20100107161A1 (en) Method of Improving or Managing Performance of Storage System, System, Apparatus, and Program
JP4057454B2 (ja) ジョブ処理装置およびジョブ処理プログラム
CN1773458A (zh) 用于管理资源元素队列的方法和控制器
JP2002014829A (ja) 並列処理制御システム,方法および並列処理制御のためのプログラムを格納した媒体
JP2004252829A (ja) バックアップ制御装置
JP4712283B2 (ja) データ管理システム、バッチ制御システム、及びバッチ制御プログラム
JP3370024B2 (ja) プログラムファイルを送る方法
EP1340228B1 (en) Data storage system with selectively triggered transparent swapping of continuously mounted removable data storage media
JP3022829B2 (ja) 記憶装置の自動割り当て装置
JPH01126738A (ja) 多重ジョブの実行におけるデータセット競合制御方式
Jones et al. Cluster workload management
JPH04170624A (ja) 外部記憶装置を含むシステム
JPS6279535A (ja) 単一計算機システムにおけるテストシステムの運用管理方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4057454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees