JP4056489B2 - コネクタのロック構造 - Google Patents

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本発明は、一組の雌雄コネクタ相互の嵌合により複数の接続端子の電気的な接続を行うコネクタのロック構造に関する。
従来のコネクタのロック構造の一例としては、ワイヤハーネス側の雄コネクタハウジングに係合突起が設けられ、雄コネクタハウジングが挿脱される機器側(基板側)の雌コネクタハウジングのフード部に、雄コネクタハウジングの係合突起を挿通する挿通溝が設けられ、該挿通溝のコネクタ挿入方向後方において係合突起に係合する可撓性の係止突起を有したスライド部材が、操作部の押圧操作によりコネクタ挿脱方向と直交する方向に移動自在に設けられているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなコネクタのロック構造では、スライド部材が押圧操作されて、雌雄コネクタハウジングが嵌合した時点でロックアームの係止突起により雄コネクタハウジングの係合突起がそれぞれ係合されてロックされる。そして、スライド部材をロックとは逆方向に係合突起の一個分の幅だけ移動させることにより、ロックが解除される。
特開平11−040266号公報(第3〜4頁、第1図、第10図)
ところが、上記特許文献1に開示されたコネクタのロック構造では、雌雄コネクタハウジングの挿入時および抜脱時のいずれにおいても、スライド部材をコネクタ挿脱方向と直交する方向に押圧操作してロック・アンロック動作を行う必要があった。近年、コネクタ小型化の要求からスライド部材も必然的に小型のものとなり、スライド部材の操作性を確保することが困難となっており、特に、雄コネクタハウジングをコネクタ挿脱方向に移動させるのと同時に、スライド部材をコネクタ挿入方向と直交する方向に独立して移動させることは、スライド部材の押圧操作を煩雑なものとし、確実なロック・アンロック動作を阻害する要因となっていた。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクトな外形を有しながら、スライド部材の操作性を向上させたコネクタのロック構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、下記の(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 嵌合可能な雌雄コネクタに設けられたロック構造であって、雌コネクタハウジングが雄コネクタハウジングを挿脱されるフード部を有し、該フード部の内壁に係合突起設けられており、前記雄コネクタハウジングの外側面上に前記係合突起と係合する係止部材および該係止部材と該係合突起との係合を解除するためのスライド部材設けられており、前記スライド部材がコネクタ挿入方向に移動可能に支持されており、前記雌雄コネクタハウジングの完全嵌合に伴って、前記係止部材と前記係合突起とが係合し、前記スライド部材が、コネクタ挿入方向に移動して、前記係合突起と係合した前記係止部材に当接し、該係止部材を前記雄コネクタハウジングの外側面に沿って該係合突起の側方に変位させ、それにより、該係止部材と該係合突起との係合が解除され、前記雌コネクタハウジングの前記フード部に、前記係合突起の側方に変位した前記係止部材の該係合突起との係合部を露呈させる窓が設けられていること。
前記構成のコネクタのロック構造によれば、コネクタ挿脱方向とスライド部材の操作方向とが互いに平行となり、これにより、小型のコネクタであっても係止部材と係合突起との係合を解除する際のスライド部材の操作性を高めることができる。
そして、前記構成のコネクタのロック構造によれば、係止部材および係合突起が、雌コネクタハウジングのフード部と雄コネクタハウジングの外側面との間に配置され、雌雄コネクタの嵌合時に外部に露出することがないので、外部から衝撃等を受けた際に不用意に係止部材と係合突起との係合が解除されることを防止することができる。
さらに、前記構成のコネクタのロック構造によれば、コネクタハウジングの前記フード部に設けられた窓を介して前記係止部材の係合部の動作を目視により確認することができ、係止部材と係合突起の係合状態、ひいては雌雄コネクタハウジングの半嵌合状態を容易に検知することができる。
(2)上記(1)記載のコネクタのロック構造であって、前記係止部材が、コネクタ挿入方向に伸びる少なくとも一つの弾性片を有し、前記弾性片が、その先端部において前記係合突起と係合し、且つ、前記雄コネクタハウジングの外側面に沿って当該先端部を前記係合突起の側方に移動させるように弾性変形可能とされていること。
前記構成のコネクタのロック構造によれば、係合突起と係合する係止部材の弾性片の先端部を雄コネクタハウジングの外側面に沿って移動させるように弾性変形するので、雌雄コネクタハウジングの厚みを小さくすることができる。これにより、雌雄コネクタのコンパクト化を図ることができる。
(3)上記(2)記載のコネクタのロック構造であって、前記係止部材が、前記係合突起のコネクタ挿入方向に平行な仮想中心線に関して対称に形成された一対の前記弾性片を有すること。
前記構成のコネクタのロック構造によれば、スライド部材との当接に伴って一対の弾性片は係合突起のコネクタ挿入方向に平行な仮想中心線に関して対象に且つ均等に撓むので、各弾性片の弾性力のうちコネクタ挿入方向に交差する力成分は互いに打ち消しあうように作用する。従って、弾性片(係止部材)と係合突起との係合を解除するためにスライド部材を移動させて係止部材に当接させた際に、スライド部材にはコネクタ挿入方向、即ち移動方向に平行な力成分のみが作用する。これにより、スライド部材の移動時の傾きが防止され、ガタなく滑らかにスライド部材を移動させることが可能となり、スライド部材の操作性を向上させることができる。
本発明のコネクタのロック構造によれば、コンパクトな外形を有しながらスライド部材の操作性を向上させることができる。
以下、本発明に係る複数の好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るコネクタのロック構造の一実施形態を示す斜視図、図2は図1における雌コネクタハウジングの要部斜視図、図3は図1における雄コネクタハウジングの要部斜視図、図4は図1におけるスライド部材の単体斜視図、図5(A)〜(C)は図1における雌雄コネクタのロック動作の過程を示す平面図、図6は図1における雌雄コネクタのアンロック動作を示す平面図である。
図1〜図4に示すように、本発明に係る一実施形態であるコネクタのロック構造1は、雄端子型及び雌端子型のいずれか一方の型の複数の第1端子(不図示)を収容する雄コネクタハウジング12を備えた雄コネクタ3と、雄端子型及び雌端子型のいずれか他方の型であって前記第1端子と電気的に接続される複数の第2端子(不図示)を収容する雌コネクタハウジング11を備えた雌コネクタ2との嵌合において、雄コネクタハウジング12に設けられた係止部材である弾性片14と雌コネクタハウジング11に設けられた係止突起15とが係合することにより雌雄コネクタをロックするものであり、且つ、雄コネクタハウジング12に組み付けられたスライド部材13をコネクタ挿入方向に操作することにより雌雄コネクタのロック状態を解除するものである。
雌コネクタハウジング11には、前記第2端子を取り囲むとともに雄コネクタハウジング12が挿脱されるフード部11bが設けられており、フード部11bの内壁の天井面には係合突起15が突設されている。また、雄コネクタハウジング12の上側面には、雌コネクタハウジング11の係合突起15と係合する弾性片14が設けられ、また、弾性片14と係合突起15との係合を解除するためのスライド部材13が組み付けられている。このスライド部材13は、雄コネクタハウジング12に対してコネクタ挿入方向および抜脱方向(コネクタ挿脱方向)に相対的に移動可能に支持されている。
雌コネクタハウジング11は、略直方体形状に形成され、その一端面から前記第2端子の先端部を当該端面に対して垂直方向に突出さると共に当該端面の長手方向に整列させて保持する基部11aを有し、雌コネクタハウジング11のフード部11bは、基部11aの前記端面の外縁部から前記第2端子と同一方向に突出して略矩形筒状に形成されている。コネクタ挿脱方向は、フード部11bの軸方向(換言すれば、基部11aの前記端面からの突出方向)により規定される。また、雌コネクタハウジング11は不図示の基板上に固定されて、前記第2端子の基端部は、前記基板上に配索されたプリント配線に電気的に接続される。
フード部11Bの内壁の天井面において、その長手方向中央部には雄コネクタハウジング12に設けられた係止部材14と係合する略角柱状の係合突起15が、前記天井面から突出して形成されている。また、係合突起15の側方には略矩形状に穿設された窓22が形成されている。そして、フード部11bの前記天井面の側端部、および当該天井面の側端部に接続する側壁面には、複数のリブ21がコネクタ挿脱方向に沿って形成されている。
雄コネクタハウジング12は、雌コネクタハウジング11のフード部11Bの内壁形状に対応した略直方体形状に形成されており、雌雄コネクタ嵌合時において、フード部11Bへの挿入方向(以後、コネクタ挿入方向と呼ぶ。)後方にあたる端部(後端部)がフード部11Bから露出するように、コネクタ挿入方向の長さを設定されている。また、雄コネクタハウジング12は、前記後端部の端面に開口を有して、内部に前記複数の第1端子を収容するための略直方体形状の収容空間33が形成されている。前記複数の第1端子は不図示の保持部材により前記長手方向に整列して保持され、当該保持部材は収容空間33に嵌合するように構成されている。尚、前記複数の第1端子の各基端部(コネクタ挿入方向後方側の端部)には、ワイヤハーネス(不図示)に設けられた各リード部(不図示)が電気的に接続されている。そして、雄コネクタハウジング12の前端部には、雌雄コネクタ嵌合時に雌コネクタハウジング11に収容された前記複数の第2端子が前記複数の第1端子にそれぞれ到達可能なように、複数の貫通孔(不図示)が形成されている。
雄コネクタハウジング12の上壁面(即ち、雌雄コネクタハウジング嵌合時に、雌コネクタハウジング11の前記天井面に対向する外側面)の側端部、および当該上壁面の側端部に接続した側壁面には、複数のリブ31がコネクタ挿脱方向に沿って形成されており、各リブ31は、雌雄コネクタの嵌合時に、雌コネクタハウジング11のフード部11Bに設けられた隣接する一対のリブ21,21により画成された嵌合溝と嵌合する。これにより、雌雄コネクタの嵌合時に、雌コネクタハウジング11に対する雄コネクタハウジング12の位置決めが的確になされると共に、雌雄コネクタハウジングの嵌合移動の際には、各リブ31が前記嵌合溝に案内されるので、雄コネクタハウジング12を雌コネクタハウジング11のフード部11Bにスムーズに挿入することができる。
雄コネクタハウジング12の上壁面において、その長手方向中央部には、スライド部材13をコネクタ挿入方向に移動可能に支持する一対のガイドレール32a,32bが前記上壁面から上方に突出して設けられており、一対のガイドレール32a,32bは、互いに所定の距離を置き、コネクタ挿入方向に沿って雄コネクタハウジング12の前端部から後端部まで伸延されて形成されている。
一対のガイドレール32a,32bの互いに対向する側面(内側面)とは他方の側面(外側面)には、後述するスライド部材13の摺接突起53が係合するガイド溝35がそれぞれ設けられており、各ガイド溝35は前記コネクタ挿入方向に沿って形成されている。また、一対のガイドレール32a,32bは雄コネクタハウジング12の上壁面からの突出高さをリブ31よりも小さく設定されており、よって、雌雄コネクタハウジング嵌合時に、雌コネクタハウジング11のフード部11bとガイドレール32との間には隙間が生じ、当該隙間にスライド部材13が進入可能となっている。
雌コネクタハウジング11の係合突起15と係合する弾性片14は、雄コネクタハウジング12の前記上壁面に略平行とされて、一対のガイドレール32a,32bのいずれか一方(本実施例においてはガイドレール32a)の前記内側面に片支持状に設けられている。弾性片14は、ガイドレール32aの前記内側面の前端部から略垂直に延出された基端部41と、湾曲部42を介して基端部41に連続してコネクタ挿入方向後方側に向けて伸延された脚片部43と、脚片部43の先端部に設けられた係止爪44および当接部45により構成されている。
弾性片14の係止爪44は、脚片部43の先端部においてガイドレール32b(即ち、一対のガイドレール32a,32bのうち弾性片14が接続するガイドレールとは他方のガイドレール)側の側面から膨出して形成されており、コネクタ挿入方向前方側には曲面状の摺接面44aを、コネクタ挿入方向後方側には係止面44bとを有している。係止面44bは、雌雄コネクタハウジングの完全嵌合時において、雌コネクタハウジング11の係合突起15の後端面15b(即ち、フード部11bの開口部側の端面とは反対側の端面)と係合し、雌コネクタハウジング11に対する雄コネクタハウジング12のコネクタ抜脱方向への相対的な移動を阻止する、即ち雌雄コネクタをロック状態とする。また、弾性片14の当接部45は、脚片部の先端部の突端から、コネクタ挿入方向後方に向けて突出して形成されている。
スライド部材13は、略矩形板状の操作部51と、操作部51の両側の側端部から略直角に屈曲して延設された一対の側壁52,52と、を有している。スライド部材13は、一対のガイドレール32a,32bの後端部を覆うように雄コネクタハウジング12に組み付けられ、一対の側壁52,52の互いに対向する側面に突設された摺接突起53をガイドレール32のガイド溝35にそれぞれ係合させて、コネクタ挿入方向に移動可能に支持される。
操作部51の略中央部には、側壁52が延設された方向と同一方向に突出して形成された略角柱状のロック解除用突起16が設けられており、雄コネクタハウジング12に組み付けられた状態で、ロック解除用突起16のコネクタ挿入方向前方側且つ弾性片14側の角部は切り欠かれて傾斜面16aが形成されている。また、ロック解除要突起16の側方には略矩形状に穿設された窓54が形成されている。また、雄コネクタハウジング12の一対のガイドレール32a,32bの後端部間に形成された抜け止め34とロック解除用突起16の後端面とが当接して、スライドロック部材13はコネクタ挿入方向後方への脱落を規制されている。
次に、図5(A)〜(C)を参照して、雌雄コネクタのロック動作を説明する。
スライド部材13が雄コネクタハウジング12に組み付けられた状態において、雌コネクタハウジング11のフード部11bに雄コネクタハウジング12が挿入される。相対的に雌コネクタハウジング11のフード部11bに設けられた係合突起15が雄コネクタハウジング12の一対のガイドレール32a,32bの間に進入し、図5(A)に示すように、係合突起15の前端面15aが雄コネクタハウジング12に設けられた弾性片14の係止爪44の摺接面44aに当接する。
雄コネクタハウジング12がさらに挿入されると、図5(B)に示すように、係合突起15が係止爪44を押し退けるように相対的に移動し、弾性片14は、係止爪44の摺接面44aを係合突起15に摺接させながら係止爪44(つまりは、脚片部43の前記先端部)をガイドレール32a側に近接させるように、主に湾曲部42を弾性変形させる。
雄コネクタハウジング12がさらに挿入されて雌雄コネクタハウジングが完全嵌合状態となると、図5(C)に示すように、係合突起15は、係止爪44のコネクタ挿入方向後方に、即ち、係合位置に到達する。このとき、係止爪44の湾曲面44aと係合突起15との当接が解け、弾性片14は弾性変形からの復元し、係止爪44の係合面44bが係合突起15の後端面15bと係合する。これにより、係合突起15が弾性片14により確実に係止され、雌雄コネクタのロック動作が自動的に完了する。
尚、雄コネクタハウジング12の雌コネクタハウジング11への一連の嵌合移動において、雌コネクタハウジング11に設けられた窓22を介して弾性片14の先端部(係止爪44)の動作を目視により確認することができ、雌雄コネクタハウジングの半嵌合状態を容易に検知することができる。
次に、図6を参照して、雌雄コネクタのアンロック動作を説明する。尚、簡単のために、雌コネクタ2については、係合突起15のみを図示している。
図6に示すように、雌コネクタハウジング11および雄コネクタハウジング12のロック状態を解除するに際しては、スライド部材13をコネクタ挿入方向に移動させ、ガイドレール32a,32bとフード部11bの前記天井面との隙間に進入させる。スライド部材13の移動に伴い、スライド部材13に設けられたロック解除用突起16の傾斜面16aが弾性片14の当接部45に当接する。スライド部材13をコネクタ挿入方向にさらに移動させると、ロック解除用突起16が、当接部45を傾斜面16aに沿って移動させて脚片部43の前記先端部をガイドレール32a側に押し退けるように弾性片14の湾曲部42を弾性変形させる。これにより、係止爪44の係合面44bと係合突起15の後端面15bとの係合が解除され、雌雄コネクタのロック状態が解除される。
尚、スライド部材13のコネクタ挿入方向への移動において、雌コネクタハウジング11の窓22と、スライド部材13の窓54とが重なり合い、弾性片14の前記先端部の動作を目視により確認することができ、弾性片14と係合突起15との係合状態を容易に確認することができる。
なお、本発明のコネクタのロック構造は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。例えば、雌雄コネクタハウジングに収容される第1端子および第2端子の数は、少なくとも1つ以上であれば良く、複数の端子を3段、4段等の複数段配列にしても良い。
また、弾性片14は一対のガイドレール32a,32bのいずれか一方に設けたが、一対のガイドレール32a,32bにそれぞれ設けてもよい。この場合、一対の弾性片は、係合突起15のコネクタ挿脱方向に平行な仮想中心線(換言すれば、一対のガイドレール32a,32bに対して平行且つ等距離に位置する仮想線)に関して対称に設けられることが好ましい。これにより、弾性片14の弾性変形により、弾性片14と当接する部材(上述した実施形態においては、雌コネクタハウジング11の係合突起15,スライド部材13のロック解除用突起16)に作用する押圧力が対称に偏りなく作用するので、各部材のガタツキを防止することができ、雌雄コネクタのロック・アンロック動作を安定に行うことができる。
また、弾性片14は合成樹脂を射出成形することによりコネクタハウジングと一体に構成されているが、弾性を有するものであれば、その材料は限定されない。例えば、弾性を有する金属材料から形成し、インサート成形等によりコネクタハウジングと一体とされてもよい。
本発明に係るコネクタのロック構造の一実施形態を示す斜視図である。 図1における雌コネクタハウジングの要部斜視図である。 図1における雄コネクタハウジングの要部斜視図である。 図1におけるスライド部材の単体斜視図である。 (A)〜(C)は図1における雌雄コネクタのロック動作の過程を示す要部平面図である。 図1における雌雄コネクタのアンロック動作を示す要部平面図である。
符号の説明
1 コネクタのロック構造
2 雌コネクタ
3 雄コネクタ
11 雌コネクタハウジング
12 雄コネクタハウジング
13 スライド部材
14 弾性片(係止部材)
15 係合突起
16 ロック解除用突起

Claims (3)

  1. 嵌合可能な雌雄コネクタに設けられたロック構造であって、
    雌コネクタハウジングが雄コネクタハウジングを挿脱されるフード部を有し、該フード部の内壁に係合突起設けられており、
    前記雄コネクタハウジングの外側面上に前記係合突起と係合する係止部材、および該係止部材と該係合突起との係合を解除するためのスライド部材設けられており、
    前記スライド部材がコネクタ挿入方向に移動可能に支持されており、
    前記雌雄コネクタハウジングの完全嵌合に伴って、前記係止部材と前記係合突起とが係合し、
    前記スライド部材が、コネクタ挿入方向に移動して、前記係合突起と係合した前記係止部材に当接し、該係止部材を前記雄コネクタハウジングの外側面に沿って該係合突起の側方に変位させ、それにより、該係止部材と該係合突起との係合が解除され、
    前記雌コネクタハウジングの前記フード部に、前記係合突起の側方に変位した前記係止部材の該係合突起との係合部を露呈させる窓が設けられていることを特徴とするコネクタのロック構造。
  2. 前記係止部材が、コネクタ挿入方向に伸びる少なくとも一つの弾性片を有し、
    前記弾性片が、その先端部において前記係合突起と係合し、且つ、前記雄コネクタハウジングの外側面に沿って該先端部を前記係合突起の側方に移動させるように弾性変形可能とされていることを特徴とする請求項1記載のコネクタのロック構造。
  3. 前記係止部材が、前記係合突起のコネクタ挿入方向に平行な仮想中心線に関して対称に設けられた一対の前記弾性片を有することを特徴とする請求項2記載のコネクタのロック構造。
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